JP6768706B2 - 液相におけるライゲーションアッセイ - Google Patents
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Description
本出願は、2015年1月27日に出願された米国特許仮出願第62/108,161号および2015年6月30日に出願された米国特許出願第14/788,670号の優先権の利益を主張するものであり、その両方の内容の全体を本明細書に組み込んだものとする。
本発明は、米国国立衛生研究所によって授与された助成金第1R43HG007815号のもと政府支援を受けてなされた。政府は、本発明における一定の権利を有する。
本発明は、分子生物学に関し、特にサンプル中の核酸配列を検出するためのアッセイに関する。
[1]サンプル中の下流領域(DR)および上流領域(UR)を有する標的核酸配列を検出するための方法であって、上記方法は、
(a)上記サンプルを
相補的な下流領域(DR’)を有する下流ディテクターオリゴ(DD)および
相補的な上流領域(UR’)を有する上流ディテクターオリゴ(UD)と接触させ、
それにより上記ディテクターが上記標的核酸と特異的にハイブリダイズすることを可能にするステップと;
(b1)上記DR’とUR’の両方が標的配列の上記DRおよびURと特異的にハイブリダイズする場合に、上記DR’とUR’を連結するステップと、
(b2)ハイブリダイゼーション複合体を、一本鎖は分解するが、二本鎖はわずかにしか分解しない少なくとも1つのヌクレアーゼに曝露するステップであって、上記DDまたはUDのうちの少なくとも1つは上記ヌクレアーゼに抵抗するように構成され、それにより非特異的にハイブリダイズしたDDおよびUDが上記ヌクレアーゼによって分解されるステップと
を含み、
それによりライゲーション産物は、上記サンプル中の上記標的配列の存在を示す、方法。
[2]ステップ(a)、ステップ(b1)もしくはその両方が液相中で実施されるか、または上記標的核酸が固体表面に付着させられていながらステップ(a)もしくはステップ(b1)が実施される、上記[1]に記載の方法。
[3]ステップ(a)、(b1)または(b2)のうちの少なくとも1つは、先行するステップと同じ反応容器に試薬を添加することによって実施される、上記[1]に記載の方法。
[4]上記標的核酸は、マイクロRNAまたはその一部であり、任意に、上記マイクロRNAは、ステップ(a)に先立って3’−ポリアデニル化され、上記DDは、上記DR’と近接したポリ−T領域を有する、上記[1]に記載の方法。
[5]上記ヌクレアーゼは、3’→5’活性を有するか、または5’→3’活性を有するか、または5’フラップを消化する、上記[1]に記載の方法。
[6](c)上記ヌクレアーゼを不活化するステップ、
(d)上記ライゲーション産物を増幅するステップ、または
上記DRとURとが、少なくとも1つのヌクレオチドによって分離されている場合、
(b0)鋳型として上記サンプルを使用して上記DR’を伸長するステップ、
のうちのいずれかをさらに含む、上記[1]に記載の方法。
[7]上記下流ディテクター(DD)または上記上流ディテクター(UD)のうちの少なくとも1つは、第2の相補的な領域(DR2’またはUR2’)を有することによって構成され、それにより上記DR2’またはUR2’が上記標的配列のDR2またはUR2と特異的にハイブリダイズすることができる、上記[1]に記載の方法。
[8]上記DDは、上記DR’の下流に第1の増幅領域(P1)を有し、上記UDは、上記UR’の上流に第2の増幅領域(P2’)を有する、上記[7]に記載の方法。
[9]DR2、DR2’、UR2、またはUR2’の部分を有するアテニュエーターオリゴヌクレオチドが、ステップ(a)において多量の標的配列(HAT)に対して提供される、上記[7]に記載の方法。
[10]上記アテニュエーターは、(i)DR2の部分およびDRの部分を有するか、または(ii)URの部分およびUR2の部分を有する、上記[9]に記載の方法。
[11](i)上記DDは、5’−エキソヌクレアーゼブロッキング基によって構成されるか、もしくは(ii)上記UDは、3’−エキソヌクレアーゼブロッキング基によって構成されるか、または(i)および(ii)の両方である、上記[1]に記載の方法。
[12]上記ブロッキング基は、固相である、上記[11]に記載の方法。
[13]DDは、DR2プロテクターオリゴとハイブリダイズする5’−末端DR2’領域を有することによって構成されるか、または上記UDは、UR2プロテクターオリゴとハイブリダイズする3’−末端UR2’配列を有することによって構成される、上記[1]に記載の方法。
[14]少なくとも1つのディテクターオリゴは、上記標的配列とハイブリダイズしたときに環状化構造を形成することによって構成される、上記[1]に記載の方法。
[15]標的配列に対するディテクターと、少なくとも1つのヌクレアーゼとを含む、上記[1]に記載の方法を実施するためのキットであって、任意にリガーゼをさらに含むか、または任意に上記キットの酵素用の反応バッファーのための構成成分をさらに含み、上記構成成分は、上記方法の先行するステップと同じ容器における酵素反応のために添加されるのに適している、キット。
本発明は、サンプル中の目的とする核酸配列の標的配列を検出するための方法を提供し、さらに本方法を実施するためのキットも提供する。
一般的なライゲーションアッセイを図1に模式的に示し、これについては、実施例1においてより詳細に論じる。標的配列を含む可能性のあるサンプルが、ディテクターオリゴヌクレオチドプローブのプール(「プローブ」または「ディテクター」)と接触させられる。各標的配列に対して、一組のディテクター、下流ディテクター(DD)および上流ディテクター(UD)が提供される。下流ディテクターは、下流領域(DR)と指定される標的配列の領域と相補的な部分(DR’)を有してもよい。上流ディテクターは、上流領域(UR)と指定される標的配列の領域と相補的な部分(UR’)を有してもよい。ここで、「下流」および「上流」という用語は、標的配列がmRNAの一部である場合に転写の5’→3’方向に対して使用され、都合上、上流と呼ばれる領域は、下線を引いて示す場合が多い。
本方法に使用されるサンプルは、目的とする核酸の標的配列が存在するかどうかを検出することが望まれるあらゆる物質であってよい。そのような物質は、一般に生物学的起源のものであるが、人工的に作り出されたサンプルまたは自然環境のサンプルであってもよい。生物学的サンプルは、生きたまたは死んだ動物、植物、酵母菌およびその他の微生物、原核生物またはその細胞株由来のものであってもよい。動物の特定の例としては、ヒト、霊長類、イヌ、ラット、マウス、ゼブラフィッシュ、ショウジョウバエ(キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)など)、さまざまな蠕虫(カエノラブディティス・エレガンス(Caenorhabditis elegans)など)および研究室において、または疾患の動物モデルとして研究されている任意のその他の動物が挙げられる。サンプルは、完全な生物もしくは系、組織サンプル、細胞サンプルまたは無細胞サンプルの形態であってもよい。特定の例は、がん細胞、人工多能性幹細胞(iPSC)、初代肝細胞、およびリンパ球ならびにその部分集団である。サンプルは、組織培養物の無細胞ホモジネートもしくは液体培地または懸濁液中の非接着細胞、組織片またはホモジネートなどの液相として、あるいはサンプルがスライドグラスにマウントされているか、またはホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織もしくは細胞の形態である場合、あるいは細胞が表面上でまたは表面に増殖させられる場合、ディテクターを起こりうるハイブリダイゼーションのためにサンプル核酸と接触させることができる限り、固相として提供されてもよい。
サンプル中の検出対象の目的とする核酸としては、ゲノム、トランスクリプトーム、および核酸のその他の機能的なセット、ならびにそれらの部分集合および画分が挙げられる。目的とする核酸は、核DNAもしくはミトコンドリアDNA、またはRNAから逆転写されたcDNAなどのDNAであってもよい。目的とする配列はまた、mRNA、rRNA、tRNA、siRNA(例えば、低分子干渉RNA、低分子阻害RNA、および合成阻害RNA)、アンチセンスRNA、環状RNAまたは長いノンコーディングRNAなどのRNA由来のものであってもよい。目的とする核酸は、プライマリーマイクロRNA(pri−miRNA)、前駆体マイクロRNA(pre−miRNA)、ヘアピン形成マイクロRNAバリアント(miRNA*)、または成熟miRNAなどのプロセシングのいずれの段階のマイクロRNA(miRNA)であってもよい。マイクロRNAの検出については、実施例3aにおいて述べられている。
特定の標的配列に基づいて、本発明は、標的配列が一般に目的とする全核酸配列の部分配列であるDRおよびURに対応する上流ディテクター(UD)および下流ディテクター(DD)の組を有するディテクターオリゴのプールを提供する。ディテクターは、個々の一塩基多型(SNP)、遺伝子融合、およびエクソンスプライシングバリアントなどの突然変異を含む標的を検出するために提供されてもよい。個々の標的配列は、2セット以上のDRおよびURを有してもよく、これは、アッセイの性能を最適化するためにユーザーによって選択されてもよい。複数のセットのDRおよびURは、同じ標的配列の複数の測定、または異なるエクソンもしくはエクソン接続部などの標的配列の異なる部分の複数の測定を提供することができるか、あるいは突然変異を持つ可能性のある配列の部分に対して変異していない配列の部分の測定を提供することができる。
標的配列は、種もしくは環境のゲノムまたはトランスクリプトームにある配列または部分配列の任意の組み合わせから選択されてもよい。このセットは、細胞または組織タイプなどのサンプルタイプに特異的であってもよい。一部のサンプルタイプに関して、標的配列の数は、1、2、5、10、20、50、100、200、500、1000、2000、5000、10,000、20,000、23,000、30,000、38,000、40,000、50,000以上の上限および下限の任意の組み合わせに及ぶ場合もある。標的配列の数はまた、ヒトトランスクリプトームのRNAまたはヒトゲノムの遺伝子などの定義されたセットの配列の総数の百分率として表されてもよく、0.1%、0.2%、0.5%、1%、2%、5%、10%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、65%、60%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、および100%の上限および下限の任意の組み合わせに及ぶ。ディテクターオリゴの大きなセットが使用される場合、例えば、1つのオリゴが意図せずに他のディテクターに対して鋳型として働く可能性もある、そのセット中の他のオリゴとのクロスハイブリダイゼーションの可能性に関して各オリゴの全配列を調べることが有用な場合がある。そのような非特異的な人工物は配列によって特定することができ、一般に検出結果からは棄却されるが、これらは、反応資源と競合する無情報ハイブリダイゼーション事象を表す可能性もある。
ライゲーションアッセイの次にすぐに検出ステップを行う場合、どちらか一方、または両方のディテクターが検出のために適切に標識化されるよう設計されてもよい。例えば、ディテクターは、色もしくは蛍光色素、ラテックスビーズ、量子ドットまたはナノドットで標識化されてもよい。標識はまた、検出および識別を可能にするように働くバーコード配列などの追加のヌクレオチド配列の形態をとってもよい。例えば、有用なバーコード配列は、測定されているサンプル内の特定の遺伝子もしくは標的配列または選択された遺伝子もしくは標的配列の群を一意的に特定することができる。そのような配列は、UR’配列とP2’配列との間、ならびに/またはDR’配列とP1配列との間に配置されてもよく、その結果、それらが近接するプライマーを使用するときに増幅される。この配列はまた、任意の増幅ステップの特定の効率と無関係な、サンプル中のターゲット遺伝子のコピー数を特定するために有用なランダム配列であってもよい。
アッセイのステップに戻って、ディテクターは、ディテクターが標的核酸と特異的にハイブリダイズするのを可能にするために、ディテクターがサンプルと接触するように提供される。ハイブリダイゼーション条件は、所望の程度の特異性もしくはミスマッチでポリヌクレオチド間のハイブリダイゼーションを可能にするか、または最適化するために当業者によって選択されてもよく、そのような条件は、ハイブリダイゼーション反応に存在する配列の長さおよび構成、あらゆる修飾の性質、ならびにポリヌクレオチドの濃度およびイオン強度などの条件により変化することになる。特定のハイブリダイゼーション温度としては、30°、32.5°、35°、37.5°、40°、42.5°、45°、47.5°、50°、52.5°、55°、57.5°、60°、62.5°、65°、67.5°、70°、72.5°、75°、77.5°、80°、82.5°、85°、87.5°、および/または90°が挙げられる。特定のハイブリダイゼーション温度は、時間の決まった温度プラトー、5℃、10℃もしくは15℃の1つ以上の漸進的な増加または低下、および2つ以上の温度間における繰り返しの循環などのさまざまな速度およびプロファイルで温度を上げ下げすることによって達成されてもよい。Li+、Na+、K+、Ca2+、Mg2+および/またはMn2+などのイオンも、0、1、2、5、10、20、50、100、200、および500mMから存在してもよく、そのようなイオンは、その他のハイブリダイゼーション条件の選択に影響を及ぼす場合がある。ハイブリダイゼーションはまた、分岐ポリサッカライド、グリセロール、およびポリエチレングリコールなどの立体的な込み合いがある構成成分からも影響を受ける。所望の特異性に従ってハイブリダイゼーション(およびそれに続く)反応に、例えば、DMSO、非イオン界面活性剤、ベタイン、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ホルムアミド、テトラメチルアンモニウムクロリド(TMAC)、および/またはウシ血清アルブミン(BSA)などのタンパク質などのさらなる添加物が存在してもよい。
ライゲーション反応は、化学的ライゲーションによって、またはリガーゼ酵素もしくはライゲーションを促進する補因子を使用することによって行われてもよい。鋳型とハイブリダイズするときにDNAをRNAと一緒にするためなど、別の一本鎖の鋳型とハイブリダイズするときに近接する一本鎖ポリヌクレオチド間のホスホジエステル結合の形成を触媒するためのさまざまなニック修復リガーゼが商業的に入手可能である。例はバクテリオファージT4 DNAリガーゼであり、これは、補因子としてATPを使用することが一般に理解されている。リガーゼ反応の間にATPが供給されてもよい。他の反応において、リガーゼは、事前にアデニル化されてもよい。さらに別の反応において、5’App DNA/RNAリガーゼを用いる場合、UDは5’末端が事前にアデニル化されてなければならない。必須ではないが、リガーゼの選択およびライゲーション条件に応じて、一般的な反応においてUDは、DDとのライゲーションを容易にするために5’−リン酸を有することになる。(効率的なライゲーションのためにDD上に5’−リン酸が必要とされる場合、5’−リン酸化のない同等のオリゴヌクレオチドの使用が望ましくないライゲーションを阻害または低減するために使用されてもよい。)好ましいライゲーション条件は、10、25、50、100mM Tris−HCl(pH7.5、8.0または8.5);少なくとも10mM、5mM、2mM、1mM MgCl2;少なくとも2mM、1mM、0.7mM、0.5mM、0.2mM、0.1mM、0.05mM ATP;もしくは少なくとも10mM、7mM、5mM、2mM、1mM、0.5mM DTTまたはその他の酸化防止剤を含む。T3 DNAリガーゼも使用されてよく、これは、さらに広い範囲の基質を連結することができ、さらに広い塩濃度に対して耐性がある。その他のステップと同様に、温度は、反応構成成分の特徴およびイオン強度などの条件に従って選択することができる。
必要に応じて、ライゲーション産物は、検出を容易にするために(例えば、PCRまたはqPCRによって)増幅されてもよい。増幅方法および器具は、PCRプレートおよび液滴方式を含め商業的に入手可能であり、増幅酵素(Taqおよびその市販のバリアントなど)ならびに反応条件は、特定のプラットフォームに対して選択され、調整されてもよい。任意に、増幅のために選択されるポリメラーゼは、鎖置換活性を有してもよい。図1に示されるとおり、ディテクターは、増幅配列として働く、プライマーハイブリダイゼーション配列(例えば、P1、P2’)またはその相補体を含む追加の配列(「テール」)を有してもよく、その結果、ライゲーション後に、ライゲーション産物を増幅プライマーの組(P1、P2)により増幅することができる。例となる下流増幅配列(P1)は、
ライゲーション産物(またはその増幅産物)は、任意にアレイ上における配列決定、qPCRもしくは検出のための標識化またはその他の分子検出などの方法によって検出されてもよい。その他の検出方法としては、標識化分子をカウントするためのフロースルーシステムが挙げられる。検出方法に応じて、技術を身につけたユーザーは、配列決定フローセル上でのブリッジ増幅のためなど適切な機能的特徴を含むようディテクターおよび増幅プライマーの設計を変更することができるであろう。増幅および検出のために使用される実験資源を限定することができ、それらは、最も高価なものである場合が多く、アッセイのさまざまな段階に存在する情報を与えてくれないアッセイ構成成分の数を減らすことによってそれらの消費量を最適化することができる。
したがって、本発明は、さらに効率的な資源の使用およびさらに高感度の検出を可能にするために、ヌクレアーゼおよび分解に抵抗するように構成されたアッセイ構成成分を提供する。さらなる利点として、本発明は、単一の反応容器において、または完全に液相において実施可能なさらに簡単なアッセイワークフローを可能にする。
一構成において、上流ディテクターは、図2aに記載されているとおり標的配列(UR2)の第2の領域と相補的な第2の領域(UR2’)を有する。UDのテールが標的の離れた部分とハイブリダイズすることができるため、この構成は、図2bのとおり、「アンカード」ディテクターとして示すことができる。UDの3’末端のアンカーが標的とハイブリダイズして二本鎖を形成するため、エキソIのような3’エキソヌクレアーゼなどの一本鎖を分解するヌクレアーゼに対して消化に抵抗するように構成される。
別の構成は、一方の末端にヌクレアーゼブロッキング基または一方の末端に近接するヌクレアーゼブロッキング基を有することによるヌクレアーゼ抵抗性のディテクターを有する。図2hは、5’エキソヌクレアーゼと組み合わせて使用することができる、5’−ブロッキング基を有するDDを示す。3’エキソヌクレアーゼとともに使用するための3’−ブロッキング基を有するUDも示される。好ましくは、複数の標的およびディテクターの複数の組が存在する場合に5’または3’エキソヌクレアーゼが使用されるとき、すべての下流ディテクターまたは上流ディテクターはそれぞれ5’または3’ブロックを有する。
さらに別の構成は、標的配列と相補的なDR’領域またはUR’領域のハイブリダイゼーションを妨げない領域においてDDまたはUDとハイブリダイズすることによってディテクターを保護する1つ以上のオリゴを提供する。例えば、図2iでは、DDの5’末端においてDR2’領域とハイブリダイズして、5’エキソヌクレアーゼに対して抵抗性の二本鎖の構成(中括弧によって示されている)を形成するDR2プロテクターオリゴが提供される。3’エキソヌクレアーゼが使用される場合には、UDの3’末端に二本鎖を形成するUR2プロテクターが提供されてもよい。上記のとおりのブロッキング基または結合によって、プロテクターオリゴ自体がエキソヌクレアーゼ活性からが保護されてもよい。例えば、3’−ブロッキングしたUR2プロテクターが図2iに示され、5’−ブロッキングしたDR2プロテクターが図2jに示される。5’エキソヌクレアーゼおよび3’エキソヌクレアーゼのカクテルが使用される場合には、DR2プロテクターおよびUR2プロテクターの両方に、任意にそれぞれ、5’−ブロッキング基または3’−ブロッキング基が設けられてもよい。
1つのディテクターによる環状化可能な構成において、上流の相補的な領域(UR’)および下流の相補的な領域(DR’)が、図3aに示されるとおり、1つの環状化可能なディテクターオリゴ(DO)上にある。DOは、5’→3’方向に:(B)上流の相補的な領域(UR’);(C)任意の増幅領域(P2’);(D)標的配列と相補的でない配列を有する非相補的な領域(CP2);(F)下流の相補的な領域(DR’);および(E)任意の増幅領域(P1)を有してもよい。DOは、少なくとも50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、200塩基長であってもよく、分子の柔軟性が環状化するのを可能にする。
さらに別の構成は、図4に示されるとおり、ディテクターの一本鎖部分とハイブリダイズして、二本鎖ハイブリダイゼーション複合体を形成するための一本鎖DNAオリゴヌクレオチド(2S)を提供する。2Sオリゴは、CP1と相補的であってもよく、その結果、全構造が二本鎖になる。アッセイが複数の標的配列を検出することを意図される場合、同じ2Sは、標的配列とのハイブリダイゼーションに頼らないため、汎用的に使用されて、環状構造を形成することができる。その構造は、その後、連結されて、環状二本鎖構造が完成し、エキソヌクレアーゼ、ss−エンドヌクレアーゼ、およびニックエンドヌクレアーゼに対して抵抗することができる。
環状化可能なDOは、図5aに示され、実施例4において述べられるとおり、(A)UR’の5’方向に非相補的な領域(CP5)および(G)DR’の3’方向に任意の非相補的な領域(CP3)を有するように構成されてもよい。標的核酸、ディテクターオリゴ、および第2の鎖が一緒になって、5’フラップを有するハイブリダイゼーション複合体を形成するように、5’→3’方向にP2、CP2’、P1’を有する第2の鎖が提供されてもよい。Fen−1などのヌクレアーゼは、5’フラップを除去するために使用することができる(図5b)。環状化可能なディテクターの5’末端はリン酸化されてもよい(図5c)。必要に応じて、任意のCP3領域は、その後、標的配列とハイブリダイズして、近接するUR’と連結されて(図5d)、連結産物(図5e)を形成することができる3’末端を形成することができる。
一部の実施形態では、標的配列が原位置に(in situ)ありながら、ハイブリダイゼーション、ライゲーションまたは伸長ステップが行われてもよい。これは、例えば、サンプルが組織スライドグラス上にあるときに、特に有用な場合があり、その結果、ライゲーションが記録可能な位置で起こることがわかり、スライドグラス上の他の位置における同様の反応と比較することができる。連結されたプローブは、その位置に残存することができると同時に、その位置にあるか、またはその付近にある他の分析物のイメージングまたは検出などのその他のステップが行われる。必要に応じて、連結したプローブは、シアノビニルカルバゾールヌクレオシド類似体(CNVK)を使用するのと同様に、光により切断可能な結合によってなど、永久的または可逆性であってもよいその部位と架橋するためのさまざまな化学的または酵素的方法によってさらに確実に原位置に残存することができる。特定の実施形態において、ライゲーション産物は、回収およびさらなる処理のために原位置のサンプルから溶出されてもよく、位置情報およびライゲーション反応産物の形態学的背景を保持するために小さな区域から溶出するのが好ましい。
あるいは、反応は、少なくとも1つのステップが酵素またはバッファー構成成分などの試薬を連続的に添加することによって行われるように最適化されてもよく、その結果、反応は、任意に洗浄または移動ステップを間に行う必要なく、先行するステップと同じ容器で起こる。好ましくは、一連の添加は、次の反応のための構成成分を希釈するための液体体積の大幅な追加を必要とせず、例えば、最初のサンプルと検出のための調製物との間で1、1.5、2、2.5、3、5、10、15または20倍希釈を超えない。添加される構成成分は、以下に記載されるようにキットとして提供されてもよい。
与えられたサンプルに2つ以上の標的配列が存在する場合、それらは異なる量で存在する可能性が高い。さらに、標的配列の量は類似のサンプル間で変化する可能性がある。検出アッセイは、1回の実験において量的に異なる標的配列の存在を測定するのに十分な動力学的範囲を有するのが理想的である。しかしながら、サンプルの一部のタイプに関して、さまざまな標的配列の存在量の範囲は数桁に及ぶ場合がある。例えば、細胞のRNA発現産物の分布を測定する場合、特に目的とする個々の配列が非常に少ないコピーとして存在することもある一方で、他のものは極めて豊富な標的配列(high-abundance target sequence)(HAT)である。HATは、それ程豊富でない標的配列の存在を検出するための方法の能力を低下させる可能性がある程多くサンプル中に存在する場合がある。
ディテクターオリゴがライゲーションまたは任意の増幅ステップの後の処理によって選択的に切断され得る1つまたはその他の修飾を含むことが望ましい場合がある。例えば、ディテクターオリゴは、ハイブリダイゼーションまたはライゲーションステップを妨げないように配置されたdUを有してもよい。しかしながら、ライゲーション後に、dUオリゴを含む産物は、その後、ウラシル−DNAグリコシラーゼなどのdU特異的な酵素に続くエンドヌクレアーゼVIIIによって切断されてもよい。別の選択的に切断可能な部位は、検出対象の標的配列には存在しない制限酵素切断部位であってもよい。
本発明は、ディテクターオリゴ、ならびに任意に、ヌクレアーゼ、リガーゼおよび/またはポリメラーゼを含む上記の方法を実施するためのキットを提供する。本キットは、キットの酵素のための反応バッファーまたは酵素に適した反応に添加されるバッファー構成成分をさらに提供することができる。構成成分は、酵素に適した反応バッファーを調製するために酵素反応用の容器に添加するのに適したものであってもよい。構成成分はまた、構成成分が、同じ容器に添加されて、使用される次の酵素のための反応バッファーを形成することができるように、本方法の先行するステップのための反応バッファーと適合するよう選択することができる。したがって、構成成分は、サンプル、オリゴ、酵素および/または溶液を別個の容器間で移動させるのを最小限にするために、アッセイの複数のステップのための「添加−添加−添加」方策を可能にするよう選択されてもよい。
代表的なライゲーションアッセイ
ライゲーションアッセイを説明するために代表的な方法を示す。ここで、マルチプレックスアッセイ様式を使用して細胞のサンプル中の100を超えるRNA発現産物を検出した。それぞれの発現産物に対して、産物の全配列内の1つ以上の標的配列を検出するためにアッセイを設計した。例えば、ヒト細胞において、目的とするGAPDH遺伝子は、酵素グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼをコードし、GAPDH遺伝子のRNA転写物内の3つの異なる部分を標的配列として独立して検出した。ここでGAPDH_2と特定されたそのようなRNA標的配列の1つは、
[実施例2]
上流および下流ディテクタープローブオリゴヌクレオチドを、図2aおよび図3aのとおり、乳癌標的として特定された24の標的配列に対して作製した:ACTB_1、TFF1_1、GATA3_3、GAPDH_3、CDH1_1、KRT19_2、TIMP1_2、NFKBIA_1、ESR1_1、VEGFA_3、LAMP1_2、MUC1_3、BAD_3、PTEN_1、BRCA2_1、BCAT2_3、ICAM1_2、IGF2_3、BRCA1_2、EGFR_1、BMP4_1、KIT_3、WNT1_1、およびEGF_3(予想される数の降順)。ACTB_1からEGF_3まで6桁に及ぶ発現の範囲に関して標的を選択した。DRおよびURのために使用した標的配列を図6aに示す。
[実施例3a]
環状化可能なDOディテクターを、miRNAのLet−7ファミリーに対して設計した。これらのmiRNAは、比較的長い転写物(pri−miRNA)として初めに転写されるが、pre−miRNAにプロセシングされ、その後、比較的短い成熟形態にプロセシングされる。成熟形態において、太字のlet−7a配列からのバリアントを含む相同性が高いLet−7ファミリーを5’→3’で示す。
[実施例3b]
ポリアデニル化されたLet−7ファミリーマイクロRNAに対する伸長されたディテクターを設計した。マイクロRNAを、ポリヌクレオチドアデニリルトランスフェラーゼを使用して伸長し、3’ポリアデニンテールを付加する。Hsa let−7a マイクロRNA(配列番号10)に関して、ポリアデニル化された配列をイタリック体で下に示す(配列番号28)。配列番号27を有する上流ディテクターを示し、配列番号26を有する伸長された下流ディテクターを示し、これは、イタリック体のポリ−T領域を有する(ディテクターがDNAの場合、通常ポリ−dT)。
[実施例4]
実施例3aのとおりだが、UDが5’末端に付加的なポリ−A CP5配列を有する環状化可能なディテクターオリゴを設計した。
Claims (19)
- サンプル中の下流領域(DR)および上流領域(UR)を有する標的核酸配列を検出するための方法であって、前記標的核酸は、少なくともDR2またはUR2領域を有し、前記方法は、
(a)前記サンプルを
相補的な下流領域(DR’)を有する下流ディテクターオリゴ(DD)および
相補的な上流領域(UR’)を有する上流ディテクターオリゴ(UD)と接触させ、前記DDまたはUDの少なくとも1つが、前記DR’またはUR’と非相補的領域(CP1)により分離された第2の相補的領域を有し、前記DDの前記第2の相補的領域は、前記標的核酸の前記DR2領域に対して相補的であるDR2’であり、かつ/または前記UDの前記第2の相補的領域は、前記標的核酸の前記UR2領域に対して相補的であるUR2’であり、それにより前記DR’およびUR’、ならびに前記ディテクターのDR2’またはUR2’の少なくとも1つが、前記DRおよびUR、ならびに前記標的核酸の前記DR2およびUR2の少なくとも1つと特異的にハイブリダイズすることができるステップと;
(b1)前記DR’とUR’の両方が標的配列の前記DRおよびURと特異的にハイブリダイズする場合に、前記DR’とUR’をライゲーションするステップと、
(b2)ハイブリダイゼーション複合体を、一本鎖は分解するが、二本鎖はわずかにしか分解しない少なくとも1つのヌクレアーゼに曝露するステップであって、それにより非特異的にハイブリダイズしたDDおよびUDが前記ヌクレアーゼによって分解されるステップとを含み、
それにより前記ライゲーション産物は、前記サンプル中の前記標的配列の存在を示す、方法。 - 前記サンプルが、組織サンプル、もしくは単一細胞であり、スライド上に載置されるか、またはホルマリン固定パラフィンに包埋された(FFPE)サンプル由来である、請求項1に記載の方法。
- 前記標的核酸は、RNAであり、環状RNA、siRNA、アンチセンスRNA、長いノンコーディングRNA、またはマイクロRNAまたはその一部であってもよく、前記マイクロRNAは、ステップ(a)に先立って3’−ポリアデニル化され、前記DDは、前記DR’と近接したポリ−T領域を有していてもよい、請求項1に記載の方法。
- DD(複数)およびUD(複数)のセットは、異なるDR(複数)またはUR(複数)を有し、前記標的配列の異なる部分(複数)の測定を提供する、請求項1に記載の方法。
- (i)前記DDは5’−エキソヌクレアーゼブロッキング基を有するか、(ii)前記UDは3’−エキソヌクレアーゼブロッキング基を有するか、または(i)および(ii)の両方である、請求項1に記載の方法。
- 前記ブロッキング基が、逆位ヌクレオチド、ジデオキシヌクレオチド、またはホスホロチオアート結合を含む、請求項5に記載の方法。
- ディテクターオリゴが、1つ以上の位置で、ロックド核酸(LNA)またはペプチド核酸(PNA)主鎖(backbone)を有する、請求項1に記載の方法。
- (i)DDは、DR2プロテクターオリゴとハイブリダイズした5’−末端DR2’領域を有するか、または(ii)前記UDは、UR2プロテクターオリゴとハイブリダイズした3’−末端UR2’配列を有する、請求項1に記載の方法。
- 前記ヌクレアーゼは、3’→5’活性を有するか、または5’→3’活性を有する、請求項1に記載の方法。
- (i)ステップ(b2)がステップ(b1)の前に行われるか、(ii)ステップ(b2)がステップ(b1)の間に行われるか、または(iii)ステップ(b2)がステップ(b1)の後に行われる、請求項1に記載の方法。
- 前記標的核酸が固相表面に結合されているか、または前記標的配列が原位置にあるときに、ステップ(a)、ステップ(b1)、またはステップ(b2)の1つ以上が、液相で行われる、請求項1に記載の方法。
- 前記ライゲーション産物またはその増幅産物の存在が、配列決定、qPCR、または標識化分子をカウントするためのフロースルーシステムによって検出される、請求項1に記載の方法。
- (a0)前記細胞壁、細胞膜、または細胞下構造を透過性にするステップ、
(c)前記ヌクレアーゼを不活化するステップ、
(d)前記ライゲーション産物を溶出するステップ、
(e)前記ライゲーション産物を増幅するステップ、または前記DRとURとが、少なくとも1つのヌクレオチドによって分離されている場合、(b0)鋳型として前記サンプルを使用して前記DR’を伸長するステップ、のうちのいずれかをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記DDは、前記DR’の下流に第1の増幅領域(P1)を有し、前記UDは、前記UR’の上流に第2の増幅領域(P2’)を有する、請求項13に記載の方法。
- 前記ステップ(b2)が、一本鎖のP1またはP2’領域を分解する、請求項14に記載の方法。
- 極めて豊富な標的配列(HAT)のDR2、DR2’、UR2、UR2’、DR、またはURの1つ以上の部分に対して相補的である配列を有するアテニュエーターオリゴヌクレオチドがさらに提供される、請求項1に記載の方法。
- 下流領域(DR)および上流領域(UR)を有する標的配列に対するディテクターであって、各標的配列について、
下流ディテクターオリゴ(DD)が相補的な下流領域(DR’)を有し、
上流ディテクターオリゴ(UD)が相補的な上流領域(UR’)を有し、
前記DDまたはUDの少なくとも1つが、非相補的領域(CP1)により前記DR’またはUR’から分離された第2の相補的領域を有し、前記DDの前記第2の相補的領域が、前記標的核酸の前記DR2領域に対して相補的であるDR2’であり、かつ/または前記UDの前記第2の相補的領域が、前記標的核酸の前記UR2領域に対して相補的であるUR2’である、ディテクターと、
一本鎖を分解するが、二本鎖はわずかにしか分解しない少なくとも1つのヌクレアーゼとを含む、請求項1に記載の方法を実施するためのキットであって、リガーゼをさらに含んでいてもよい、キット。 - 前記DDが5’−末端DR2’領域を有するか、または前記UDが3’−末端UR2’配列を有し、前記キットがさらにDR2プロテクターオリゴまたはUR2プロテクターオリゴを含む、請求項17に記載のキット。
- (i)前記ヌクレアーゼに対する阻害剤、(ii)ポリメラーゼ、または(iii)組織サンプルからオリゴヌクレオチドを除去するための溶出液をさらに含む、請求項17に記載のキット。
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