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JP6747323B2 - リモート空調始動システム、センタサーバ - Google Patents

リモート空調始動システム、センタサーバ Download PDF

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Description

本発明は、リモート空調始動システムに関する。
ユーザがリモコンを利用して、車両と離れた場所からエンジン及び空調装置の遠隔始動を行うシステムが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1では、室内の温度及び空調装置の作動時間に関する条件として設定温度(基準温度)及び設定時間(最大アイドリング時間)がリモコンから車両に送信され、何れかの条件が成立すると、エンジンが停止させることにより空調装置が停止される。
特開平10−252623号公報
ところで、ユーザの端末からセンタサーバを介して車両に始動要求を送信し、空調装置の遠隔始動を行うセンタ型のシステムが考えられる。
しかしながら、センタ型のシステムでは、車両の室内温度等を適切に制御するため、車両の室内温度が設定温度に到達したか否か等の情報を車両から逐一センタサーバにフィードバックする必要性が生じうる。そのため、センタサーバと車両との間の通信量が増大し、結果として、通信料金の増大を招く可能性がある。
そこで、上記課題に鑑み、ユーザが想定する室内温度や空調装置の作動時間等を考慮しつつ、センタサーバと車両との間の通信量を抑制することが可能なセンタ型のリモート空調始動システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、
ユーザの端末と、前記端末と通信可能なセンタサーバと、空調装置を備え、前記センタサーバと通信可能な車両と、を含み、前記端末により前記センタサーバを介して前記車両に送信される、前記空調装置を作動させる設定時間を含む始動要求に応じて、前記空調装置を始動させるリモート空調始動システムであって、
前記車両の室内温度、前記車両の室外温度、及び前記室内温度に関連する前記車両内の所定の部分の温度のうちの少なくとも1つに対する所定閾値に基づく温度条件が成立しているか否かを判定する判定部と、
前記空調装置が前記始動要求に応じて始動した後、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、当該判定以降を起点として前記設定時間が経過したときに、前記空調装置を停止させる制御部と、を備える、
リモート空調始動システムが提供される。
本実施形態によれば、判定部は、車両の室内温度、室外温度、及び室内温度に関連する車両内の所定の部分の温度(以下、関連部分温度と称する。例えば、暖房用の熱源であるエンジン冷却水のエンジン内における温度や空調装置内のエバポレータ通過後の気流の温度等)のうちの少なくとも1つに対する所定閾値に基づく温度条件が成立しているか否かを判定する。例えば、冬期等のように、空調装置の始動前(非作動時)の室内温度が、ユーザが設定する設定温度より低い場合、温度条件は、"所定温度(所定閾値)以上であること"等である。また、夏期等のように、空調装置の始動前の室内温度が、ユーザが設定する設定温度より高い場合、温度条件は、"所定温度(所定閾値)以下であること"等である。そして、制御部は、上記温度条件が成立している場合、それ以降を起点として、設定時間が経過した場合、空調装置を停止させる。従って、所定閾値を適宜設定することにより、車両の車室内がある程度温まった状態(冬期)或いは冷えた状態(夏期)になってから、空調装置が設定時間以上作動するため、例えば、少なくとも上記温度条件が成立した後において、車両の室内温度等を逐一モニタリングせずとも、室内温度をユーザが希望する設定温度付近まで到達させることができる。また、少なくとも上記温度条件が成立した後において、センタサーバと車両との間で、室内温度等の情報のやり取りを行う必要がないため、センタサーバと車両との間の通信量を抑制することができる。即ち、ユーザが想定する室内温度や空調装置の作動時間等を考慮しつつ、センタサーバと車両との間の通信量を抑制することができる。
また、上述の実施形態において、
前記判定部は、前記車両に設けられ、
前記制御部は、前記車両に設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、当該判定から前記設定時間が経過したときに、前記空調装置を停止させてもよい。
本実施形態によれば、車両において、上記温度条件が成立しているか否かの判定が行われると共に、温度条件が成立していると判定された場合、当該判定を起点として、設定時間の経過を判断し、設定時間が経過すると、空調装置を停止させる。従って、センタサーバから車両に始動要求が送信されると、それ以降、車両とセンタサーバとの間の信号のやり取りが行われることなく、車両(制御部)は、車両の室内温度をユーザが希望する設定温度付近まで到達させ、空調装置の停止まで完了させることができる。そのため、センタサーバと車両との間の通信量を更に抑制することができる。
また、上述の実施形態において、
前記車両に設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、前記センタサーバに通知信号を送信する第1送信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記車両から前記通知信号を受信する第1受信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記第1受信部により前記通知信号が受信された場合、前記車両に開始信号を送信する第2送信部と、を備え、
前記車両に設けられ、前記センタサーバから送信される前記開始信号を受信する第2受信部と、を備え、
前記判定部は、前記車両に設けられ、
前記制御部は、前記車両に設けられ、前記第2受信部により前記開始信号が受信された場合、当該受信から前記設定時間が経過したときに、前記空調装置を停止させてもよい。
本実施形態によれば、車両(判定部及び第1送信部)は、上記温度条件が成立していると判定された場合、センタサーバにその旨の通知信号を送信し、センタサーバ(第1受信部及び第2送信部)は、通知信号を受信すると、設定時間の経過を判断するための計時開始を要求する開始信号を車両に送信する。そして、車両(第2受信部及び制御部)は、開始信号が受信された場合、当該受信を起点として、設定時間の経過を検知するための計時を開始し、設定時間が経過すると、空調装置を停止させる。従って、車両側では、センタサーバから受信される開始信号に応じて、設定時間の経過をモニタリングする処理(計時処理)を開始させればよく、当該処理を開始させるための判断処理等を減らすことができるため、車両側の機能構成を簡略化することができる。
また、上述の実施形態において、
前記車両に設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、前記センタサーバに通知信号を送信する第3送信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記車両から前記通知信号を受信する第3受信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記制御部により出力される、前記空調装置を停止させる停止信号を前記車両に送信する第4送信部と、
前記車両に設けられ、前記センタサーバから前記停止信号を受信する第4受信部と、を備え、
前記判定部は、前記車両に設けられ、
前記制御部は、前記センタサーバに設けられ、前記第3受信部により前記通知信号が受信された場合、当該受信から前記設定時間が経過したときに、前記停止信号を出力し、
前記空調装置は、前記第4受信部により前記停止信号が受信された場合、停止してもよい。
本実施形態によれば、車両(判定部及び第3送信部)は、上記温度条件が成立していると判定された場合、センタサーバにその旨の通知信号を送信し、センタサーバ(第3送信部及び第4受信部)は、通知信号の受信を起点として設定時間が経過すると、車両に空調装置を停止させる停止信号を送信する。そして、車両(第4受信部及び制御部)は、停止信号を受信すると、空調装置を停止させる。従って、車両側では、温度条件の成立をセンタサーバに通知しさえすれば、停止信号が受信されるのを待機すればよく、車両側の判断処理を更に減らすことができるため、車両側の機能構成を更に簡略化することができる。
また、上述の実施形態において、
前記車両に設けられ、前記室内温度、前記室外温度、及び前記部分の温度のうちの少なくとも1つに関する温度情報を送信する第5送信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記車両から前記温度情報を受信する第5受信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記制御部により出力される、前記空調装置を停止させる停止信号を前記車両に送信する第6送信部と、
前記車両に設けられ、前記センタサーバから前記停止信号を受信する第6受信部と、を備え、
前記判定部は、前記センタサーバに設けられ、前記第5受信部により受信される前記温度情報に基づき、前記温度条件が成立しているか否かを判定し、
前記制御部は、前記センタサーバに設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立したと判定された場合、当該判定から前記設定時間が経過したときに、前記停止信号を出力し、
前記空調装置は、前記第6受信部により前記停止信号が受信された場合、停止してもよい。
本実施形態によれば、センタサーバにおいて、上記温度条件が成立しているか否かの判定が行われると共に、温度条件が成立していると判定された場合、当該判定を起点として、設定時間の経過を判断し、設定時間が経過すると、空調装置を停止させる停止信号が出力され、車両に送信される。従って、車両側では、空調装置の始動以降、停止信号が受信されるのを待機すればよく、車両側の判断処理を更に減らすことができるため、車両側の機能構成を更に簡略化することができる。
また、本発明の更に他の実施形態は、センタサーバにより実現される。
上述の実施形態によれば、ユーザが想定する室内温度や空調装置の作動時間等を考慮しつつ、センタサーバと車両との間の通信量を抑制することが可能なセンタ型のリモート空調始動システムを提供することができる。
リモート空調始動システムの構成の一例を概略的に示す構成図である。 第1実施形態に係る車両(エアコンECU、エンジンECU)の機能構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係るセンタサーバ(処理装置)の機能構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係る端末(処理装置)の機能構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係るリモート空調始動システムの動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。 第2実施形態に係るセンタサーバ(処理装置)の機能構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。 第2実施形態に係るリモート空調始動システムの動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。 第3実施形態に係るリモート空調始動システムの動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、図1〜図4を参照して、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の構成の一例を示す構成図である。図2は、車両12(エアコンECU60、エンジンECU80)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図3は、センタサーバ100(処理装置120)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図4は、端末200(処理装置220)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
リモート空調始動システム1は、車両2、センタサーバ100、ユーザが所持する端末200を含み、端末200らセンタサーバ100を介して車両に送信される始動要求に応じて、車両2の後述する空調装置10を始動させる。
車両2は、空調装置10、リアデフロスタ20、室温センサ30、外気温センサ40、エアコンECU(Electronic Control Unit)60、エンジン70、水温センサ75、エンジンECU80、DCM90を含む。
空調装置10は、車両2の室内の温度等を調整する。空調装置10は、例えば、エバポレータ(不図示)、エンジン70で駆動されるコンプレッサ(不図示)等を含む冷凍サイクルと、エンジン70の冷却水を熱源とするヒータ(不図示)とを含む。空調装置10は、エアコンECU60(後述する空調制御部601)の制御の下、エバポレータを通過し冷やされた空気(冷気)と、エンジン70の冷却水を熱源として温められた空気(温気)との比率を変更可能に適宜混合することより、吹出口から送出される空気の温度を調整する。また、空調装置10は、デフロスタモードを有し、デフロスタモードに対応する吹出口から車両2のフロントウィンドウに沿って、比較的湿度が低く、温度が高い空気を送出することにより、車両2のフロントウィンドウの室外側に発生する霜や室内側に発生する曇りを除去する。
リアデフロスタ20は、エアコンECU60の制御の下、車両2のリアウィンドウの室外側に発生する霜や室内側に発生する曇りを除去する。リアデフロスタ20は、例えば、リアウィンドウ内に内蔵される電熱線を含む。
室温センサ30は、車両2の室内、例えば、インストルメントパネル(不図示)の内部に設けられ、室内の温度(室内温度)を検出する。室温センサ30は、1対1の通信線やCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークを介して、エアコンECU60と通信可能に接続され、検出される室内温度に対応する検出信号は、エアコンECU60に送信される。
外気温センサ40は、車両2の室外、例えば、車両2の前部に設けられるエンジンルームの前端部(外気が導入される部分)、即ち、車両2のフロントグリルの裏側に設けられ、車両2の室外の温度(外気温度)を検出する。外気温センサ40は、1対1の通信線等を介して、エアコンECU60と通信可能に接続され、検出される室内温度に対応する検出信号は、エアコンECU60に送信される。
エアコンECU60は、空調装置10、リアデフロスタ20に関する各種制御を行う電子制御ユニットである。エアコンECU60は、その機能が任意のハードウェア、ソフトウェア、或いはその組み合わせにより実現されてよく、例えば、CPU,RAM,ROM,I/O等を含むマイクロコンピュータを中心として構成されてよい。エアコンECU60は、例えば、ROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、空調制御部601を含む。
空調制御部601は、設定温度、モード(吹出口の組み合わせによる複数の吹出口モードやデフロスタモード)等の設定状態に応じて、空調装置10を作動制御する。具体的には、空調制御部601は、室温センサ30、外気温センサ40等の検出値に基づき、例えば、室内温度が設定温度になるように、空調装置10を作動制御する。また、空調制御部601は、設定状態(ON/OFF)に応じて、リアデフロスタ20の作動制御(ON/OFF制御)を行う。また、空調制御部601は、後述する遠隔操作支援制御部802からの空調始動要求に応じて、空調装置10を始動させると共に、空調始動要求に含まれる設定内容に応じて、空調装置10の作動制御を行う。遠隔操作支援制御部802からの空調始動要求に応じた制御内容の詳細については、詳述する。
エンジン70は、車両2の駆動力源である。エンジン70は、エンジンECU80の制御の下、燃料タンク(不図示)から燃料ポンプを介して供給されるガソリンや軽油等を気筒内で燃焼させることにより作動する。エンジン70、具体的には、エンジン70に組み込まれる各種アクチュエータ(燃料を噴射する燃料噴射装置、気筒内に噴射されたガソリンを着火させる点火装置、吸気や排気のバルブの開閉タイミング変更するための電動モータ等)は、1対1の通信線等を介して、エンジンECU80と通信可能に接続され、エンジンECU80から送信される制御指令に応じて作動する。
水温センサ75は、エンジン70の冷却水(具体的には、エンジン70内の冷却水)の温度を検出する。水温センサ75は、1対1の通信線やCAN等の車載ネットワークを通じて、エンジンECU80と通信可能に接続され、検出される室内湿度に対応する検出信号は、エンジンECU80に送信される。
エンジンECU80は、スタータ(不図示)を含むエンジン70の各種制御処理を行う電子制御ユニットである。エンジンECU80は、その機能が任意のハードウェア、ソフトウェア、或いはその組み合わせにより実現されてよく、例えば、CPU,RAM,ROM,I/O等を含むマイクロコンピュータを中心に構成されてよい。エンジンECU80は、例えば、ROMに格納される1以上のプログラムを実行することにより実現される機能部として、エンジン制御部801、遠隔操作支援制御部802、温度条件判定部803を含む。
エンジン制御部801は、車両2の運転者による操作状態(例えば、アクセル開度、図示しない変速機の選択された変速段等)、車両2の周辺の環境状態(例えば、外気温)等に応じて、エンジン70の作動制御を行う。例えば、エンジン制御部801は、イグニッションスイッチ(IGスイッチ)がON(IG−ON)されたり、外部から始動要求が入力されたりした場合、エンジン70を始動させる。具体的には、エンジン制御部801は、スタータを通電させるリレー(不図示)を接続状態に切り替えて、スタータを駆動させると共に、スタータによるクランキングに合わせて、燃料噴射装置、点火装置に適宜制御することにより、エンジン70を始動させる。
遠隔操作支援制御部802(制御部の一例)は、端末200からセンタサーバ100を経由して受信される始動要求に応じて、エンジン制御部801及び空調制御部601に、それぞれ、エンジン始動要求及び空調始動要求を送信することにより、エンジン70及び空調装置10を始動させる。また、遠隔操作支援制御部802は、後述の如く、エンジン70及び空調装置10の始動後、当該始動以降を起点として、始動要求に含まれる設定作動時間が経過した場合、空調装置10及びエンジン70を停止させる。遠隔操作支援制御部802による処理の詳細は、後述する。
温度条件判定部803は、例えば、冬場等のように、空調装置10の非作動時における室内温度が空調装置10の設定温度より低い条件下(以下、低温条件下と称する)において、車両2の室内温度が所定の基準以上まで上がっているか否かを判定する。具体的には、温度条件判定部803は、低温条件下において、車両2の室内温度、室外温度、又は室内温度に関連する車両2の部分の温度(以下、関連部分温度と称する。例えば、後述するエンジン70内の冷却水の温度(冷却水温)等)が、所定温度Tth1以上であるか否かを判定する。また、温度条件判定部803は、例えば、夏場のように、空調装置10の非作動時における室内温度が空調装置10の設定温度より高い条件下(以下、高温条件下と称する)において、車両2の室内が所定の基準以下まで下がっているか否かを判定する。具体的には、温度条件判定部803は、高温条件下において、車両2の室内温度、室外温度、又は関連部分温度(例えば、空調装置10のエバポレータ通過後の気流の温度等)が、所定温度Tth2以下であるか否かを判定する。即ち、温度条件判定部803は、車両2の室内温度、室外温度、又は関連部分温度に対する所定閾値に基づく温度条件が成立しているか否かを判定する。温度条件判定部803は、例えば、具体的に、DCM90により受信される始動要求に含まれる設定温度と室温センサ30の検出値を比較することにより、高温条件下であるか低温条件下であるかを判断してよい。また、温度条件判定部803は、例えば、センタサーバ100から送信される日時情報或いは車両2内で保持される日時情報等に基づき、高温条件下であるか低温条件下であるかを判定してもよい。温度条件判定部803による処理の詳細は、後述する。
尚、遠隔操作支援制御部802及び温度条件判定部803の機能は、エアコンECU60に設けられてもよいし、エアコンECU60及びエンジンECU80と通信可能な他のECUに設けられてもよい。また、上記温度条件は、車両2の室内温度、室外温度、及び関連部分温度のうちの2つ又は3つに対する条件を含んでよい。即ち、温度条件判定部803は、車両2の室内温度、室外温度、及び関連部分温度のうちの少なくとも1つに対する所定閾値に基づく温度条件が成立するか否かを判定する。
DCM90は、所定の通信ネットワークN1(例えば、多数の基地局を末端とする携帯電話網やインターネット網等)を通じて、センタサーバ100、端末200と双方向で通信を行う通信デバイスである。エアコンECU60、エンジンECU80、DCM90は、CAN等の車載ネットワークを通じて、相互に通信可能に接続される。
センタサーバ100は、通信機器110、処理装置120を含む。
通信機器110は、処理装置120(通信処理部1201)による制御の下、通信ネットワークN1、N2を介して、車両2(DCM90)、端末200と双方向で通信を行うデバイスである。
処理装置120は、センタサーバ100における各種制御処理を実行する。処理装置120は、例えば、CPU,RAM,ROM、I/O等を含む1又は複数のサーバコンピュータを中心に構成されてよく、ROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、通信処理部1201、中継制御部1202を含む。
通信処理部1201は、通信機器110を制御し、車両2との間及び端末200との間での各種信号(制御信号、情報信号等)の送受信を行う。
中継制御部1202は、車両2と端末200との間の各種信号の中継を行う。詳細は、後述する。
端末200は、例えば、車両2のユーザが所持するスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末である。また、端末200は、例えば、車両2のユーザが所持する定置型のコンピュータであってもよい。以下、端末200は、携帯端末である前提で説明を進める。端末200は、通信機器210、処理装置220、タッチパネルディスプレイ(以下、単にディスプレイと称する)240を含む。
通信機器210は、処理装置220(通信処理部2201)による制御の下、所定の通信ネットワークN2(例えば、多数の基地局を末端とする携帯電話網やインターネット網)を通じて、センタサーバ100と通信を行うデバイスであり、例えば、LTE(Long Term Evolution)モジュールである。
処理装置220は、端末200における各種制御処理を行う。処理装置220は、例えば、CPU,RAM,ROM、I/O等を含むコンピュータを中心に構成されてよく、ROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、通信処理部2201、表示制御部2202、始動要求部2203を含む。
通信処理部2201は、通信機器210を制御し、センタサーバ100との間での各種信号の送受信を行う。
表示制御部2202は、ユーザによる所定の操作に応じて、ディスプレイ240に各種画像を表示させる。例えば、表示制御部2202は、ディスプレイ240に操作画面としての各種GUI(Graphical User Interface)を表示させる。
始動要求部2203は、表示制御部2202によりディスプレイ240に表示される所定のGUIに対する所定操作に応じて、エンジン70及び空調装置10の始動を要求する始動要求を、通信処理部2201を介してセンタサーバ100に送信する。これにより、センタサーバ100に送信された始動要求が、センタサーバ100(中継制御部1202)を中継して、車両2に送信され、エンジン70及び空調装置10が始動される。また、ユーザは、所定のGUI上で、空調装置10を作動させる際の各種設定を行うことができ、始動要求部2203は、当該各種設定を含む始動要求をセンタサーバ100に送信する。これにより、車両2において、設定内容(ユーザによる室内温度の要求値としての設定温度やユーザによる空調装置10の作動時間の要求値としての設定作動時間等)に基づく空調装置10の制御が行われる。始動要求部2203による処理の詳細は、後述する。
次に、図5を参照して、リモート空調始動システム1の具体的な動作について説明をする。
図5は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。
尚、本例では、冬期である、即ち、低温条件下であることを前提とする。
ステップS502にて、端末200の始動要求部2203は、ユーザによる所定のGUIに対する所定操作に応じて、各種設定内容(設定温度、設定作動時間等)を含む始動要求を、通信処理部1201を介して、センタサーバ100に送信する。
ステップS504にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201により端末200からの始動要求が受信された場合、通信処理部1201を介して、当該始動要求を車両2に転送する。
ステップS506にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90によりセンタサーバ100から始動要求が受信された場合、エンジン制御部801にエンジン始動要求を送り、エンジン70を始動させる。
併せて、ステップS508にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90によりセンタサーバ100から始動要求が受信された場合、センタサーバ100からの始動要求に含まれる設定内容を含む空調始動要求を空調制御部601に送り、空調装置10を始動させる。これにより、空調制御部601は、空調始動要求に含まれる設定内容に応じて、空調装置10を作動制御する。例えば、空調制御部601は、空調始動要求に含まれる設定温度に基づき、車両2の室内温度が当該設定温度になるように、空調装置10を作動制御する。
ステップS510にて、遠隔操作支援制御部802は、エンジン70及び空調装置10の始動が完了した場合、DCM90を介して、センタサーバ100にエンジン70及び空調装置10始動が完了した旨の始動通知を送信する。
ステップS512にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201により車両2からの始動通知が受信された場合、通信処理部1201を介して、始動通知を端末200に転送する。これにより、例えば、端末200の表示制御部2202は、通信処理部2201による始動通知の受信に応じて、エンジン70及び空調装置10の始動が正常に完了した旨をディスプレイ240に表示させる等し、ユーザにその旨を通知することができる。
一方、遠隔操作支援制御部802による始動通知のセンタサーバ100への送信後、車両2の温度条件判定部803は、上述の如く、任意の方法で低温条件下であると判断し、車両2の室内温度が所定の基準まで上昇したか否かを繰り返し判定しながら、車両2の室内温度が所定基準に到達するまで待機する。本例では、温度条件判定部803は、水温センサ75により検出されるエンジン70内の冷却水の温度(冷却水温)が所定温度Tth1以上であるか否か(即ち、冷却水温に対する閾値である所定温度Tth1に基づく温度条件が成立するか否か)を繰り返し判定し、冷却水温が所定温度Tth1以上になるまで待機する。
ステップS516にて、車両2の温度条件判定部803は、水温センサ75により検出される冷却水温が、設定水温(所定温度Tth1)以上になったと判定する。
ステップS518にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、車両2の温度条件判定部803により、水温センサ75により検出される冷却水温が、設定水温(所定温度Tth1)以上になったと判定された場合(ステップS516)、DCM90によりセンタサーバ100から受信された始動要求に含まれる設定作動時間のタイマ(作動時間タイマ)を設定し、カウントダウンを開始する。
ステップS520にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、作動時間タイマのタイムアップ、即ち、カウントダウン開始からの設定作動時間の経過を判定する。
ステップS522にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、作動時間タイマがタイムアップした場合(ステップS520)、空調制御部601に空調停止要求を送る。これにより、空調制御部601は、空調装置10を停止させる。
併せて、ステップS524にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、作動時間タイマがタイムアップした場合(ステップS520)、エンジン制御部801にエンジン停止要求を送る。これにより、エンジン制御部801は、エンジン70を停止させる。
ステップS526にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、空調装置10及びエンジン70の停止が完了した場合、DCM90を介して、センタサーバ100に空調装置10及びエンジン70の停止が完了した旨の停止通知を送信する。
ステップS528にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201により車両2からの停止通知が受信された場合、通信処理部1201を介して、停止通知を端末200に転送する。これにより、例えば、端末200の表示制御部2202は、通信処理部2201による停止通知の受信に応じて、空調装置10及びエンジン70の停止が正常に完了した旨をディスプレイ240に表示させる等し、ユーザにその旨を通知することができる。
このように、本実施形態では、遠隔操作支援制御部802は、端末200からセンタサーバ100を介してDCM90により始動要求が受信された場合、空調装置10を始動させる。また、温度条件判定部803は、車両2の室内温度、車両2の室外温度、及び室内温度に関連する車両2内の所定の部分の温度(関連部分温度)のうちの少なくとも1つに対する所定閾値に基づく温度条件が成立しているか否かを判定する。そして、遠隔操作支援制御部802は、温度条件判定部803により室内温度、室外温度、及び関連部分温度に対する所定閾値(所定温度Tth1或いは所定温度Tth2)に基づく温度条件が成立していると判定された場合、当該判定以降を起点として設定作動時間が経過した場合に、空調装置10を停止させる。従って、所定閾値を適宜設定することにより、車両2の車室内がある程度温まった状態(冬期)或いは冷えた状態(夏期)になってから、空調装置10が設定時間以上作動するため、例えば、少なくとも上記温度条件が成立した後において、車両2の室内温度等を逐一モニタリングせずとも、室内温度をユーザが希望する設定温度付近まで到達させることができる。また、少なくとも上記温度条件が成立した後において、センタサーバ100と車両2との間で、室内温度等の情報のやり取りを行う必要がないため、センタサーバ100と車両2との間の通信量を抑制することができる。即ち、ユーザが想定する室内温度(設定温度)や空調装置10の作動時間(設定作動時間)等を考慮しつつ、センタサーバ100と車両2との間の通信量を抑制することができる。
また、本実施形態では、車両2において、車両2において、温度条件判定部803によって、上記温度条件が成立しているか否かの判定が行われると共に、温度条件が成立していると判定された場合、遠隔操作支援制御部802によって、当該判定を起点として、設定時間の経過を判断し、設定時間が経過すると、空調装置を停止させる。従って、センタサーバ100から車両2に始動要求が送信されると、それ以降、車両2とセンタサーバ100との間の各種信号のやり取りが行われることなく、室内温度をユーザが希望する設定温度付近まで到達させることができる。そのため、センタサーバ100と車両2との間の通信量を更に抑制することができる。
[第2実施形態]
次いで、第2実施形態について説明する。
本実施形態に係るリモート空調始動システム1では、車両2(遠隔操作支援制御部802)は、センタサーバ100から車両2に送信される要求信号(カウントダウン要求)の受信を起点として、計時(カウントダウン)を開始し、設定作動時間の経過を判断する点で第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同一又は対応する構成には同一の符号を付し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
まず、図6を参照して、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の構成について説明する。
尚、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の全体構成、車両2(エアコンECU60及びエンジンECU80)の機能構成、及び端末200(処理装置220)の機能構成は、第1実施形態と同様、図1、図2、図4で表される。
図6は、本実施形態に係るセンタサーバ100(処理装置120)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
処理装置120は、通信処理部1201、中継制御部1202、作動時間管理部1203を含む。
作動時間管理部1203は、端末200から送信される始動要求に基づく空調装置10始動後の作動時間を管理する。
次に、図7を参照して、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の具体的な動作について説明をする。
図7は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。
尚、本例では、第1実施形態(図5)の場合と同様、冬期である、即ち、低温条件下であることを前提とする。
ステップS702〜S716は、図5のステップS502〜S516と同じであるため、説明を省略する。
ステップS718にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、車両2の温度条件判定部803により、水温センサ75により検出される冷却水温が、設定水温(所定温度Tth1)以上になったと判定された場合(ステップS716)、DCM90(第1送信部、第3送信部の一例)を介して、温度条件が成立した旨を示す温度条件成立通知をセンタサーバ100に送信する。
ステップS720にて、センタサーバ100の作動時間管理部1203は、通信処理部1201(第1受信部、第3受信部の一例)により温度条件成立通知が受信された場合、通信処理部1201(第2送信部の一例)を介して、計時開始(カウントダウン)を要求するカウントダウン要求を車両2に送信する。
ステップS722にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90(第2受信部の一例)によりカウントダウン通知が受信された場合、DCM90によりセンタサーバ100から受信された始動要求に含まれる設定作動時間のタイマ(作動時間タイマ)を設定し、カウントダウンを開始する。
ステップS724〜S732は、図5のステップS520〜S528と同じであるため、説明を省略する。
このように、本実施形態では、車両2の遠隔操作支援制御部802は、温度条件判定部803により室内温度、室外温度、及び関連部分温度に対する所定閾値に基づく温度条件が成立していると判定された場合、DCM90を介して、センタサーバ100にその旨の通知(温度条件成立通知)を送信し、センタサーバ100(通信処理部1201)は、通知信号を受信すると、計時開始を要求する開始信号(カウントダウン要求)を車両2に送信する。そして、車両2(遠隔操作支援制御部802)は、開始信号が受信された場合、当該受信を起点として、計時を開始し、設定時間が経過すると、空調装置10を停止させる。従って、車両2側では、センタサーバ100から受信される開始信号に応じて、設定作動時間の経過をモニタリングする処理(計時処理)を開始させればよく、当該処理を開始させるための判断処理等を減らすことができるため、車両2側の機能構成を簡略化することができる。
[第3実施形態]
次いで、第3実施形態について説明をする。
本実施形態に係るリモート空調始動システム1は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1は、空調装置10の作動時間の制限に関する計時(カウントダウン)を開始する判断と、計時開始からの設定作動時間の経過(タイムアップ)の判断(即ち、空調装置10を停止させる判断)とをセンタサーバ100で行う点で第1実施形態及び第2実施形態と異なる。以下、第1実施形態及び第2実施形態と異なる部分を中心に説明をする。
尚、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の全体構成、車両2(エアコンECU60及びエンジンECU80)の機能構成、及び端末200(処理装置220)の機能構成は、第1実施形態と同様、図1、図2、図4で表される。また、本実施形態に係るセンタサーバ100(処理装置120)の機能構成は、第2実施形態と同様、図6で表される。
図8は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。
尚、本例では、第1実施形態(図5)及び第2実施形態(図7)の場合と同様、冬期である、即ち、低温条件下であることを前提とする。
ステップS802〜S818は、図7のステップS702〜S718と同じであるため、説明を省略する。
ステップS820にて、センタサーバ100の作動時間管理部1203(制御部の他の例)は、通信処理部1201により車両2から温度条件成立通知が受信された場合、通信処理部1201により端末200から受信された始動要求に含まれる設定作動時間のタイマ(作動時間タイマ)を設定し、カウントダウンを開始する。
ステップS822にて、センタサーバ100の作動時間管理部1203は、作動時間タイマのタイムアップ、即ち、カウントダウン開始からの設定作動時間の経過を判定する。
ステップS824にて、センタサーバ100の作動時間管理部1203は、設定作動時間のタイマがタイムアップした場合(ステップS822)、通信処理部1201(送信部、第4送信部、第6送信部の一例)を介して、車両2に停止要求を送信する。
ステップS826にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90(第4受信部、第6受信部の一例)によりセンタサーバ100から停止要求が受信された場合、空調制御部601に空調停止要求を送る。これにより、空調制御部601は、空調装置10を停止させる。
併せて、ステップS828にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90によりセンタサーバ100から停止要求が受信された場合、エンジン制御部801にエンジン停止要求を送る。これにより、エンジン制御部801は、エンジン70を停止させる。
ステップS830、S832は、図5のS526,S528と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態では、車両2の遠隔操作支援制御部802は、温度条件判定部803により室内温度、室外温度、又は関連部分温度に対する所定閾値に基づく温度条件が成立していると判定された場合、DCM90を介して、センタサーバ100に通知信号(温度条件成立通知)を送信する。また、センタサーバ100の作動時間管理部1203は、車両2から通知信号を受信した場合、当該受信から設定作動時間が経過したときに停止信号(停止要求)を生成し、通信処理部1201を介して、車両2に送信する。そして、車両2の空調装置10は、DCM90によりセンタサーバ100から停止信号が受信された場合、停止する。従って、車両2側では、温度条件の成立をセンタサーバ100に通知しさえすれば、停止信号が受信されるのを待機すればよく、車両2側の判断処理を更に減らすことができるため、車両2側の機能構成を更に簡略化することができる。
尚、本実施形態において、車両2の室内温度、室外温度、及び関連部分温度のうちの少なくとも1つに対する所定閾値に基づく温度条件が成立しているか否かを判定する機能部(判定部の他の例)は、車両2(温度条件判定部803)の代わりに、センタサーバ100に設けられてもよい。この場合、例えば、車両2の遠隔操作支援制御部802は、温度条件の成否を判定する期間において、エアコンECU60及びエンジンECU80から室温センサ30、外気温センサ40、及び水温センサ75等の検出値を含むセンサ情報を取得し、DCM90(第5送信部の一例)を介して、センタサーバ100に当該センサ情報を送信する。これにより、センタサーバ100に設けられる温度条件判定部は、通信処理部1201(受信部、第5受信部の一例)を介して車両2から受信されるセンサ情報に基づき、温度条件の成立の有無を判定することができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施形態では、車両2は、動力源としてのエンジン70を備えるが、エンジン70に代えて、或いは、加えて、他の動力源としての電動機を備えてもよい。
また、本実施形態では、空調装置10(具体的には、空調装置10のコンプレッサ)は、少なくともエンジン70を動力源として作動するが、空調装置10(のコンプレッサ)は、エンジン70の動力を要さず、車両2に搭載されるバッテリや燃料電池(例えば、車両2に搭載される他の動力源としての電動機に電力を供給する高電圧バッテリや燃料電池)から供給される電力だけで作動する態様であってもよい。この場合、遠隔操作支援制御部802は、端末200からセンタサーバ100を介して送信される始動要求に応じて、空調装置10だけを始動させる。但し、遠隔操作支援制御部802は、バッテリのSOC(State Of Charge:蓄電状態)或いは燃料電池の燃料残量が所定閾値(例えば、車両2の動力源としての電動機を駆動するために最低限必要な蓄電状態或いは燃料残量として予め設定される値)以下である場合、DCM90により端末200からセンタサーバ100を介して始動要求が受信されても、空調装置10の始動を禁止してもよい。
1 リモート空調始動システム
2 車両
10 空調装置
20 リアデフロスタ
30 室温センサ
40 外気温センサ
60 エアコンECU
70 エンジン
75 水温センサ
80 エンジンECU
90 DCM
100 センタサーバ
110 通信機器
120 処理装置
200 端末
210 通信機器
220 処理装置
240 タッチパネルディスプレイ
601 空調制御部
801 エンジン制御部
802 遠隔操作支援制御部(制御部)
803 温度条件判定部(判定部)
1201 通信処理部
1202 中継制御部
1203 作動時間管理部(制御部)
2201 通信処理部
2202 表示制御部
2203 始動要求部

Claims (6)

  1. ユーザの端末と、前記端末と通信可能なセンタサーバと、空調装置を備え、前記センタサーバと通信可能な車両と、を含み、前記端末により前記センタサーバを介して前記車両に送信される、前記空調装置を作動させる設定時間を含む始動要求に応じて、前記空調装置を始動させるリモート空調始動システムであって、
    前記車両の室内温度、前記車両の室外温度、及び前記室内温度に関連する前記車両内の所定の部分の温度のうちの少なくとも1つに対する所定閾値に基づく温度条件が成立しているか否かを判定する判定部と、
    前記空調装置が前記始動要求に応じて始動した後、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、当該判定以降を起点として前記設定時間が経過したときに、前記空調装置を停止させる制御部と、を備える、
    リモート空調始動システム。
  2. 前記判定部は、前記車両に設けられ、
    前記制御部は、前記車両に設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、当該判定から前記設定時間が経過したときに、前記空調装置を停止させる、
    請求項1に記載のリモート空調始動システム。
  3. 前記車両に設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、前記センタサーバに通知信号を送信する第1送信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記車両から前記通知信号を受信する第1受信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記第1受信部により前記通知信号が受信された場合、前記車両に開始信号を送信する第2送信部と、を備え、
    前記車両に設けられ、前記センタサーバから送信される前記開始信号を受信する第2受信部と、を備え、
    前記判定部は、前記車両に設けられ、
    前記制御部は、前記車両に設けられ、前記第2受信部により前記開始信号が受信された場合、当該受信から前記設定時間が経過したときに、前記空調装置を停止させる、
    請求項1に記載のリモート空調始動システム。
  4. 前記車両に設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、前記センタサーバに通知信号を送信する第3送信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記車両から前記通知信号を受信する第3受信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記制御部により出力される、前記空調装置を停止させる停止信号を前記車両に送信する第4送信部と、
    前記車両に設けられ、前記センタサーバから前記停止信号を受信する第4受信部と、を備え、
    前記判定部は、前記車両に設けられ、
    前記制御部は、前記センタサーバに設けられ、前記第3受信部により前記通知信号が受信された場合、当該受信から前記設定時間が経過したときに、前記停止信号を出力し、
    前記空調装置は、前記第4受信部により前記停止信号が受信された場合、停止する、
    請求項1に記載のリモート空調始動システム。
  5. 前記車両に設けられ、前記室内温度、前記室外温度、及び前記部分の温度のうちの少なくとも1つに関する温度情報を送信する第5送信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記車両から前記温度情報を受信する第5受信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記制御部により出力される、前記空調装置を停止させる停止信号を前記車両に送信する第6送信部と、
    前記車両に設けられ、前記センタサーバから前記停止信号を受信する第6受信部と、を備え、
    前記判定部は、前記センタサーバに設けられ、前記第5受信部により受信される前記温度情報に基づき、前記温度条件が成立しているか否かを判定し、
    前記制御部は、前記センタサーバに設けられ、前記判定部により前記温度条件が成立したと判定された場合、当該判定から前記設定時間が経過したときに、前記停止信号を出力し、
    前記空調装置は、前記第6受信部により前記停止信号が受信された場合、停止する、
    請求項1に記載のリモート空調始動システム。
  6. ユーザの端末、及び空調装置を備える車両と通信可能に接続され、前記端末から送信される、前記空調装置を作動させる設定時間を含む始動要求を受信すると共に、当該始動要求を前記車両に送信することにより前記空調装置を始動させるセンタサーバであって、
    前記車両から前記車両の室内温度、室外温度、及び前記室内温度に関連する前記車両内の所定の部分の温度の少なくとも1つに関する温度情報を受信する受信部と、
    前記温度情報に基づき、前記室内温度、前記室外温度、及び前記部分の温度のうちの少なくとも1つに対する所定閾値に基づく温度条件が成立しているか否かを判定する判定部と、
    前記空調装置が前記始動要求に応じて始動した後、前記判定部により前記温度条件が成立していると判定された場合、当該判定から前記設定時間が経過したときに、前記空調装置を停止させる停止信号を出力する制御部と、
    前記停止信号を前記車両に送信する送信部と、を備える、
    センタサーバ。
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