[go: up one dir, main page]

JP6745674B2 - ロータおよび回転電機 - Google Patents

ロータおよび回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP6745674B2
JP6745674B2 JP2016154289A JP2016154289A JP6745674B2 JP 6745674 B2 JP6745674 B2 JP 6745674B2 JP 2016154289 A JP2016154289 A JP 2016154289A JP 2016154289 A JP2016154289 A JP 2016154289A JP 6745674 B2 JP6745674 B2 JP 6745674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnet
sensor magnet
end side
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016154289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018023241A (ja
Inventor
遼 並河
遼 並河
宏志 山中
宏志 山中
純 鶴羽
純 鶴羽
浩二 矢部
浩二 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016154289A priority Critical patent/JP6745674B2/ja
Publication of JP2018023241A publication Critical patent/JP2018023241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6745674B2 publication Critical patent/JP6745674B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

この発明は、センサマグネットを固定する構造を有する回転電機のロータおよび回転電機に関し、特にセンサマグネットが割れにくく、位置センサが簡便に設置でき、且つ、ロータの位置検出の精度に優れたものである。
従来の回転電機において、内部に磁石が埋め込まれた埋込磁石ロータを搭載し、高効率で高トルクを実現する回転電機が注目されている。以下の説明において、埋込磁石ロータ(以下、英語表記のInterior Permanent Magnetの略称を用いて、”IPMロータ”と称する)は、回転用のマグネット(以下、”メインマグネット”と称す)と、ロータの回転位置検出用のマグネット(以下、”センサマグネット”と称す)とが装着されている。このセンサマグネットの磁束をホール素子などの位置センサで検出し、ロータの位相を検出するものがある。
これに対して、ロータの外周表面に磁石を組み付けたロータ(以下、英語表記のSurface Permanent Magnetの略称を用いて、”SPMロータ”と称する)がある。SPMロータにおいてはメインマグネットの磁束を直接センサで検出することが多い。
近年、顧客の要求に素早く応えるため、ステータの部品を共用化し、IPMロータとSPMロータと両方に対応できる回転電機が開発されている。メインマグネットおよびセンサマグネットは一般に引張力に弱く割れやすい。そのためマグネットを一体成形する際には、マグネットにかかる力を抑える必要がある。特にマグネットが内圧を受ける場合、径が大きいほど引張力は大きく、割れやすくなる。
例えば、特許文献1には、ロータコアに設けた穴にメインマグネットを埋め込み、樹脂と一体成形してメインマグネットを固定する方法が提案されている。回転検出用のセンサマグネットはセンサマグネット支持部材に固定されたのちに、永久磁石と共に一体成型されて固定されている。よって、ネジ等を必要としない製造組み立て容易な方法となっている。
また、特許文献1では、センサマグネットの外周が樹脂に覆われている構造となっている。この構造では成形時に外周側から成形圧力を受けるため、受ける力は圧縮力となりセンサマグネットが割れにくい。メインマグネットはロータコアの穴に埋め込まれており、成形圧は軸方向の圧縮力しか受けないため割れにくい。
他の特許文献2には、リング形状のメインマグネットとセンサマグネットとをシャフトと共に樹脂と一体成型する構造が提案されている。この特許文献2はメインマグネットの端面を凹凸形状にし、樹脂の流路を確保し、センサマグネットの内周に樹脂が充填される前に、外周にも樹脂が充填されることでセンサマグネットの割れを防いでいる。
特許第4669734号公報 特開2014−187754号公報
従来の特許文献1では、センサマグネットをメインマグネットより内周側に配置しているため、位置検出用のセンサをロータの内周に配置せねばならず、センサ支持構造が複雑となり、部品点数が増加する。また、センサの検出精度をあげるためにはセンサとセンサマグネットの距離を近づける必要がある。しかし、半径方向に調整する必要があるため寸法管理が難しい。
また、センサ素子を基板に実装し、センサ信号を安定化する回路と接続する場合、平板である基板を円筒面であるセンサマグネットの内周に近づける必要があるため、近づける距離に制約がある。さらに、SPMロータとIPMロータとを共通のステータで流用する際に、SPMロータの磁石内径とIPMロータのセンサマグネットの内径を揃える制約があるという問題点があった。
他の従来の特許文献2では、軸方向にセンサを配置しているが、メインマグネットに樹脂マグネットのような複雑な形状で製造できる材料を使用する場合に限り、材料選定に制約があるという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、センサマグネットが割れにくく、位置センサが簡便に設置でき、且つ、ロータの位置検出の精度に優れたロータおよび回転電機を提供することを目的とする。
この発明のロータは、
軸方向の一端側に設けられ、環状に形成されたセンサマグネットと、
前記軸方向の他端側に設けられた円筒状のロータコアと、
前記センサマグネットを覆い前記ロータコアに固着する樹脂部とを備え、
前記センサマグネットは、周方向に分割された複数の分割マグネットにて形成され、複数の当該分割マグネットが周方向に環状に配置して形成され、
前記樹脂部は、前記センサマグネットの前記軸方向の一端側の面を覆っており、
各前記分割マグネットは、前記軸方向の他端側に、周方向において、前記センサマグネットの磁束波形の隣り合うゼロクロス点同士の間に形成され、前記ゼロクロス点における前記軸方向の肉厚よりも前記軸方向の肉厚が小さい切欠き部を有し、
前記切欠き部は、すべての隣り合う前記ゼロクロス点の間に形成されているものである。
この発明のロータおよび回転電機によれば、
センサマグネットが割れにくく、位置センサが簡便に設置でき、且つ、ロータの位置検出の精度が優れている。
この発明の実施の形態1のロータの構成を示す平面図である。 図1に示したロータのT−T線における内部構造を模式的に示す断面側面図である。 図1に示したロータのH−H線における内部構造を模式的に示す断面側面図である。 図1に示したロータコアの外輪の構成を示す上面図である。 図1に示したロータコアの内輪の構成を示す上面図である。 図4に示したロータコアの外輪に収容されるメインマグネットの構成を示す斜視図である。 図1に示したロータのセンサマグネットの構成を示す斜視図である。 図7に示したロータのセンサマグネットを構成する1つの分割マグネットの構成を示す上面図である。 図8に示した分割マグネットの構成を示す側面図である。 図8に示した分割マグネットの構成を示す斜視図である。 図15に示したロータのQ方向に通過するセンサマグネットの磁束分布、および、センサマグネットの構成を説明するための図である。 図2に示したセンサマグネットの周辺における樹脂の流れを説明するための断面図である。 図4に示したロータコアの外輪のA−A線の断面におけるロータコアとピンとの関係を説明する断面図である。 図4に示したロータコアの外輪のB−B線の断面におけるロータコアとテーパ部との関係を説明する断面図である。 図1に示したロータの取付構造を模式的に示す説明図である。 図1に示したロータを用いた回転電機の構成を示す断面図である。 図16に示した回転電機の外観を示す斜視図である。 図10に示したセンサマグネットの配置を説明するための樹脂部を除いたロータの構成を示す斜視図である。 図1に示したロータの構成を示す斜視図である。 図1に示したロータのセンサマグネットを構成する他の例の1つの分割マグネットの構成を示す上面図である。 図20に示した分割マグネットの構成を示す側面図である。 図20に示した分割マグネットの構成を示す斜視図である。 図20に示した分割マグネットの配置を説明するための樹脂部を除いたロータの構成を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。本実施の形態1に係るロータ1は、IPMロータについて説明する。図1はこの発明の実施の形態1のロータの構成を示す平面図である。図2は図1に示したロータのT−T線に沿った内部構造を模式的に説明するための断面側面図である。図3は図1に示したロータのH−H線に沿った内部構造を模式的に説明するための断面側面図である。図4は図1に示したロータコアの外輪の構成を示す上面図である。図5は図1に示したロータコアの内輪の構成を示す上面図である。
図6は図4に示したロータコアの外輪に収容されるメインマグネットの構成を示す斜視図である。図7は図1に示したロータのセンサマグネットの構成を示す斜視図である。図8は図7に示したセンサマグネットを構成する1つの分割マグネットの構成を示す上面図である。図9は図8に示した分割マグネットの構成を示す側面図である。図10は図8に示した分割マグネットの構成を示す斜視図である。図11は図15に示したロータのQ方向に通過するセンサマグネットの磁束分布、および、センサマグネットの構成を説明するための図である。
図12は図2に示したセンサマグネットの周辺における樹脂の流れを説明するための断面図である。図13は図4に示したロータコアの外輪のA−A線の断面におけるロータコアとピンとの関係を説明する断面図である。図14は図4に示したロータコアの外輪のB−B線の断面におけるロータコアとテーパ部との関係を説明する断面図である。図15は図1に示したロータの取付構造を模式的に示す説明図である。図16は図1に示したロータを用いた回転電機の構成を示す断面図である。図17は図16に示した回転電機の外観を示す斜視図である。図18は図10に示したセンサマグネットの配置を説明するための樹脂部を除いたロータの構成を示す斜視図である。図19は図1に示したロータの構成を示す斜視図、すなわち、図18に樹脂部を設置した後の構成を示す斜視図である。
図1から図4において、ロータ1は、ロータコア12と、センサマグネット2と、樹脂部11とから構成される。ロータコア12は、外輪5と、内輪7と、メインマグネット9とから構成される。センサマグネット2は、ロータコア12の軸方向Yの一端側Y1にロータコア12と同軸上の円環状に形成される。センサマグネット2は、ロータコア12に設置されているメインマグネット9より径方向Xの外側に配置される。センサマグネット2は、ロータコア12の回転位置を検出するものである。ロータコア12とセンサマグネット2とは、樹脂部11によって一体に固着されている。
図4および図5において、外輪5および内輪7は、円環状に形成されている。材料に、例えば電磁鋼板などが用いられる。薄板からなる外輪5および内輪7が軸方向Yにおいて所定の厚さに積層されてロータコア12が形成されている。
図4に示すように、外輪5は、挿入孔61と、ピン挿入孔62と、凹凸部51と、凸部52と、空間部53とを備える。挿入孔61は、後述するメインマグネット9を挿入するための孔である。挿入孔61は、周方向Zの異なる箇所に複数、ここでは、極数が10の場合の例を示しており、周方向Zに等間隔で10箇所に形成される。尚、極数を10の例を示しているが、これに限られることはなく、他の極数でも同様に形成することができる。
ピン挿入孔62は、各挿入孔61の両端に連設して形成された孔である。ピン挿入孔62は、後述するセンサマグネット2を構成する分割マグネット20の各ピン21を挿入するための孔で、分割マグネット20の各ピン21に対応する箇所に構成される。尚、ピン挿入孔62は、挿入孔61と連通して形成する例を示したが、これに限られることはなく、挿入孔61とは別の孔にて適宜形成することも可能である。
空間部53は、外輪5の中心位置に、後述する内輪7を配置するために形成された円形の空間である。凹凸部51は、周方向Zの異なる箇所で、径方向Xの異なる箇所に複数個形成される。凹凸部51は、薄板の外輪5を積層する際にかしめて固定するために利用される。凸部52は、外輪5の径方向Xの内周の周方向Zの異なる箇所に、径方向Xの内側に突出して複数個形成される。
図5に示すように、内輪7は、軸挿入孔63と、凹凸部71と、凹部72とを備える。軸挿入孔63は、内輪7の中心位置に形成される孔である。軸挿入孔63は、後述するシャフト8を挿入するための孔である。凹凸部71は、周方向Zの異なる箇所に複数個形成されている。凹凸部71は、薄板の内輪7を積層する際にかしめて固定するために利用される。凹部72は、内輪7の径方向Xの外周の外輪5の凸部52と対応する箇所に、径方向Xの内側に凹んで複数個形成される。
よって、外輪5の空間部53に内輪7を設置すると、外輪5の凸部52と、内輪7の凹部72とは互いに係合する。そして、回転トルクの作用によって外輪5と内輪7との位置ずれを防止する。そして、外輪5の10箇所の各挿入孔61に、図6に示すメインマグネット9をそれぞれ挿入することにより、ロータコア12が形成される。このように、外輪5と内輪7との個別の部品によってロータコア12を構成することで、ロータ1の電食が抑制される。また、図6に示すように、メインマグネット9は簡便な形状にて形成することが可能であり、材料選定に制約が生じない。
図7に示すように、センサマグネット2は、周方向Zにおいて分割されている分割マグネット20が5個環状に配置され形成されている。各分割マグネット20間には当該分割により形成された分割位置としての間隙部19が存在する。そして、センサマグネット2を構成する1つの分割マグネット20は図8、図9、図10に示すように、ピン21と、切欠き部22と、テーパ部23とを備える。ピン21は、周方向Zの異なる位置、2箇所に、軸方向Yの他端側Y2に突出して形成される。また、ピン21は、円柱状の近似形状にて形成される。
1個の分割マグネット20に形成されるピン21の数は、ロータ1のセンサマグネット2として設置する際に位置決めが可能となる数であればよく、3個、4個またはそれ以上でも可能であり、限定されるものではない。但し、組み立てる工程の行いやすさを考慮すると2個が最も望ましい。また、ピン21は円柱状以外の形状であってもよく、例えば、円錐、三角柱などの形状にて形成することも可能である。但し、ピン21に角があると割れや欠けが発生する恐れがあるため、角を丸めた形状が望ましい。
切欠き部22は、軸方向Yにおいてピン21が形成される方向と同一の他端側Y2に形成される。切欠き部22は、センサマグネット2全体として、周方向Zの異なる位置に、軸方向Yの一端側Y1に凹んで形成される。切欠き部22は、センサマグネット2全体として、周方向Zに等間隔に、極数と同数の10箇所形成されている。切欠き部22は、ロータコア12と分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2とを固着する際に、樹脂部11の流動性を向上させる目的で形成される。
テーパ部23は、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2の内周側の、軸方向Yにおいてピン21が形成される方向と同一の他端側Y2に形成される。テーパ部23は、軸方向Yの一端側Y1からピン21が形成された他端側Y2に向かって、径方向Xの幅が減少する形状である(特に、図12から図13参照)。分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2は、ピン21が形成された軸方向Yの他端側Y2が、ロータコア12の上面に対向するように配置される。そして、ピン21は、外輪5に形成されたピン挿入孔62に挿入される。
このように、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2は、切欠き部22、テーパ部23などが複雑な形状を備える。このため、効率良く製造するため、材料に、樹脂と磁性材とを混合して金型で成形できるプラスチックマグネット材(樹脂マグネット材)を用いる。また、センサマグネット2は、複数の分割マグネット20にて構成しているため、1つの円環状に形成されるセンサマグネットと比較して、金型サイズを小さくすることができ、金型コストを低減できる。また、5個の分割マグネット20は同一形状にて形成されているため、1種類の金型にて製造することができ、金型コストを低減できる。
ここで、センサマグネット2の切欠き部22の形成位置、および、センサマグネット2の分割マグネット20の間隙部19の形成位置の詳細について図11を用いて説明する。図11は、図15に示したロータ1のQ方向に通過するセンサマグネット2の磁束分布を示す図と、当該磁束分布に対応する箇所のセンサマグネット2を展開して示す展開図である。磁束分布を示す図は、横軸がロータ1の回転方向の位置であり、いずれかの箇所を0度とし、周方向に展開して360度までを示している。そして、縦軸が、各位置における磁束量である。
ロータ1の位置検出用の後述する位置センサ44は、図11に示す、センサマグネット2の磁束のN極とS極とが切り替わる点17(以後、ゼロクロス点17と称す)を検出する。よって、切欠き部22は、このゼロクロス点17の位置と周方向Zにおいて重ならない位置に形成する必要がある。そこで、切欠き部22は、周方向Zにおいて、センサマグネット2の磁束波形の複数のゼロクロス点17の位置の中間位置に形成する。
これは、ゼロクロス点17の位置付近のセンサマグネット2の肉厚が厚くなるように形成し、ゼロクロス点17の位置付近の十分な磁束量を確保するためである。このように磁束量を確保することにより、位置センサ44の位置検出精度が高くなる。よって、センサマグネット2の肉厚が薄くなる切欠き部22は、ゼロクロス点17の位置と重ならない位置に形成する必要がある。
また、隣接する分割マグネット20の間に形成される間隙部19は周方向Zにおいて、センサマグネット2の磁束波形の複数のゼロクロス点17の位置の中間位置(磁極の中心位置)に設置にされる。これは切欠き部22の配置と同様に、ゼロクロス点17の位置付近のセンサマグネット2すなわち分割マグネット20の肉厚が厚くなるように形成し、ゼロクロス点17の位置付近の十分な磁束量を確保するためである。このように磁束量を確保することにより、位置センサ44の位置検出精度が高くなる。
よって、分割マグネット20が存在しない部分である間隙部19は、ゼロクロス点17の位置と重ならない位置に形成する必要がある。尚、間隙部19の周方向Zの大きさは、説明の便宜上、ある程度の大きさ(空間)を有して形成する例を示しているが、間隙部19の周方向Zの大きさはこれに限られることはなく、分割マグネット20同士がぶつかることない程度の大きさ以上であり、且つ、分割マグネット20にて形成されるセンサマグネット2が利用可能な大きさであればよい。
図2および図3に示すように、ロータコア12と、センサマグネット2とは、樹脂部11によって固着され、ロータ1が構成されている。樹脂部11は、例えば熱可塑性のポリブチレンテレフタレート樹脂や、熱硬化性の不飽和ポリエステル樹脂などにて形成される。樹脂部11には、軸方向Yの一端側Y1にて各分割マグネット20が露出する穴部14が周方向Zの異なる位置に複数個形成される。ここでは各分割マグネット20に対して2個の穴部14が形成される。
この穴部14は、樹脂部11を充填する際の金型に形成される後述する基準ピン30(図12参照)が形成される箇所に相当する。後述する位置センサ44の精度を確保するためには、ゼロクロス点17の位置付近の各分割マグネット20の軸方向Yの位置精度を確保する必要がある。
このため、樹脂部11を充填する際の金型に形成される基準ピン30を、周方向Zにおいてゼロクロス点17の位置に配置することが望ましい。すなわち、基準ピン30によって必然的に形成される穴部14は、周方向Zにおいてゼロクロス点17の位置に形成される。
次に、上記のように構成された実施の形態1のロータ1の製造方法について説明する。尚、以下の説明においては、分割マグネット20にて構成されているセンサマグネット2を、ただ単に、センサマグネット2として示す場合もある。まず、一体成形金型を用意し、その一体成形金型に外輪5と、内輪7とを配置する。そして、外輪5の挿入孔61のそれぞれにメインマグネット9を挿入する。次に、外輪5のピン挿入孔62に、分割マグネット20のピン21が対向するように、5個の分割マグネット20を環状に配置する。次に、各分割マグネット20のピン21をピン挿入孔62に挿入させ、図18に示すように、外輪5の軸方向Yの一端側Y1に5個の分割マグネット20から構成されるセンサマグネット2として載置する。
図13は、図4のA−A線の位置に相当する断面である。図13に示すように、ロータ1の外輪5に形成されたピン挿入孔62には、各分割マグネット20のピン21が挿入される。ピン21によって、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2のロータコア12に対する取り付け位置が保障される。そして、金型を閉じて内部に樹脂部11を充填する。金型に充填される樹脂部11は、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2に設けられた切欠き部22を通って流動しながら、センサマグネット2の全体をむらなく覆う。
この樹脂部11の充填時における、切欠き部22およびテーパ部23の作用および効果について図12、図14を交えて説明する。図12は、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2の切欠き部22が形成されている箇所の断面図である。図14は、図4のB−B線の位置に相当する断面である。但し、図4は樹脂部11を形成する前の図であるが、図13および図14は樹脂部11を形成した後の図である。
樹脂部11を充填する際には、図14に示したゲート部18から矢印の方向に樹脂が充填される。そして、図12に示すように、センサマグネット2の近傍では、樹脂の流れは、矢印に示すように流れる。センサマグネット2には切欠き部22が形成されているため、樹脂の流れが分散され、樹脂の充填時の過大な圧力がセンサマグネット2にかかる前に、樹脂がセンサマグネット2の径方向Xの外側に流れる。よって、センサマグネット2に樹脂の流れの過大な負荷がかかり、割れることを防止できる。さらに、センサマグネット2は、複数の分割マグネット20にて構成されているため、成形圧により発生する引張力を低減できる。
また、図12に示すように、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2のテーパ部23が、ロータ1の方向に向くように配置されている。よって、テーパ部23は、センサマグネット2とロータコア12との間の樹脂部11によって、軸方向Yの一端側Y1、すなわち、ロータコア12から離れる方向に押し上げられる。このテーパ部23は、樹脂部11が充填される流れにより、センサマグネット2に軸方向Yの一端側Y1に押し上げる機能を有する。
そして、各分割マグネット20の軸方向Yの一端側Y1は金型に設けた基準ピン30に押当てられて停止する。よって、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2の軸方向Yの位置精度が確保される。このように、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2は軸方向Yの一端側Y1(上側)に浮上しても、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2は、ピン挿入孔62に挿入されたピン21によってロータコア12に対する位置関係を維持している。
その後、樹脂部11の充填を完了させ、樹脂部11を硬化させる。そして、基準ピン30が押し当てられた形跡として、各分割マグネット20が露出する穴部14が形成される。各分割マグネット20にかかる押当て力が偏らないように、穴部14、すなわち基準ピン30は周方向Zにおいて均等に、各分割マグネット20に対してそれぞれ配置される。そして、図1および図19に示すように、ロータコア12と分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2とが固着されて一体化されたロータ1が形成される。
次に、このように形成されたロータ1が用いられた回転電機100について図15から図17を用いて説明する。図15において、ロータ1は、ロータ1の軸挿入孔63に挿通するシャフト8と、シャフト8をロータ1を挟んで上下で支持するベアリング13とによって支持されている。ロータ1が駆動すると、シャフト8を介して接続された外部機器に回転運動が伝達される。
上記に示したように、ロータコア12と、回転位置を検出する分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2とが樹脂部11によって一体成形されているロータ1を用いるので、ロータ1が回転駆動しても、ロータコア12と分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2とが位置ずれすることはない。
そして、図16に示すように、ステータ4は、ステータコア40と、インシュレータ41と、コイル42と、樹脂部43とを備える。ステータコア40にインシュレータ41を介して巻線されたコイル42が設置されている。そして、これらを樹脂部43にてモールド成形して構成されている。そして、回転電機100は、ステータ4が、ロータ1と同軸上となるように配置されているものである。回転電機100の外観は図17に示すように構成される。
そして、回転電機100には、ロータ1の回転方向の位置を検出する位置センサ44が設置される。この位置センサ44は、センサ基板45に実装されており、センサ基板45は支持部46に溶着されている。支持部46は、ステータ4の樹脂部43に溶着して固定されている。支持部46は、金型内に樹脂を射出成形して構成されている。支持部46の形状は、金型を適宜設定して構成すれば、位置センサ44の位置関係を容易に克つ確実に調整して形成することができる。すなわち、位置センサ44と分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2とが干渉する手前まで近づけることができる。
上記実施の形態においては、センサマグネット2を、センサマグネット2の極数の約数である5個の分割マグネット20にて構成する例を示したが、これに限られることはなく、他の数でも適宜設定することが可能である。他の例として、センサマグネット2を極数の約数である10個の分割マグネット25にて構成する例について説明する。例えば、図20に図1に示したロータの他の例を示す分割マグネットの構成の上面図を示す。図21は図20に示した他の例の分割マグネットの構成を示す側面図である。図22は図20に示した他の例の分割マグネットの構成を示す斜視図である。図23は図20に示した他の例の10個の分割マグネットの配置を説明するためのロータから樹脂部を除いた構成を示す斜視図である。
図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号付して説明を省略する。センサマグネット2を10個の分割マグネット25にて構成される。そして、各分割マグネット25には2個のピン21、切欠き部22およびテーパ部23が上記実施の形態1と同様に形成される。そして、10個の分割マグネット25を外輪5のピン挿入孔62に挿入した状態を図23に示す。このように、10個の分割マグネット25を周方向Zに環状に設置することにより上記実施の形態1と同様に分割マグネット25にて構成されるセンサマグネット2が構成される。また、この際、間隙部19は上記実施の形態1と同様に、ゼロクロス点17とは異なる位置に形成される。
これらのように、センサマグネット2を極数の約数の個数にて分割マグネット20、25を形成すれば、各分割マグネット20、25をそれぞれ同一の構造にて形成することができるため、1種類の金型に形成することができ、低コストにて製造することができる。
また、上記実施の形態1においては、ステータ4をIPMロータであるロータ1と組み合わせる例を示したが、図16に示した構成と同一のステータ4を用いて、IPMロータの部分を、SPMロータに変更しても、位置センサ44の位置関係を有効的に利用し、外周に貼り付けられたメインマグネットの磁束をそのまま読み取ることができるため回転電機として構成することが可能である。
また、ロータコア12を外輪5と内輪7とにて形成する例を示したが、これに限られることはなく、ロータコア12を外輪5と内輪7とが一体となった1つの部品から形成しても、分割マグネット20にて構成されるセンサマグネット2は同様に形成することができ、同様の効果を奏することが可能である。
また、テーパ部23は、分割マグネット20にて構成するセンサマグネット2の径方向の内側に形成する例を示したが、これに限られることはなく、軸方向Yの他端側Y2に、軸方向Yの一端側Y1から他端側Y2に向かって径方向Xの幅が減少するテーパ部を、センサマグネット2の径方向の外側に設けてもよい。
また、センサ基板45と支持部46、および、支持部46とステータ4とを溶着固定する例を示したが、これに限られることはなく、平面と平面とを合わせて固定する方法であれば、ビス止め、接着などいずれの方法、および、構成を用いても同様に形成することができ、同様の効果を奏することができる。
また、支持部46を樹脂にて形成する例を示しているが、これに限られることはなく、例えば、プレス機によって成形される板金部品にて形成することも可能である。
上記のように構成された実施の形態1のロータおよび回転電機によれば、センサマグネットは、周方向に分割された複数の分割マグネットにて形成されているため、金型の小型化が可能となり、低コストにて製造することができる。また、あらかじめ分割して形成されているため、樹脂部の形成の際の、成形圧により発生する引張力を低減できる。よって、センサマグネットにおいて不必要な箇所に発生する割れを防止できる。
また、分割マグネットの間隙部は、周方向において、分割マグネットにて構成するセンサマグネットの磁束波形のゼロクロス点と異なる位置である、複数のゼロクロス点の位置の中間位置に形成しているため、位置センサの位置検出精度を低下させることなく、成形圧による分割マグネットにより構成されるセンサマグネットの割れを防止できる。
また、分割マグネットは、磁極数の約数の個数にて形成されているため、分割マグネットを同一の形状にて形成することができ、1種類の金型にて製造することができ、低コストにて製造することができる。
また、分割マグネットのピンをロータコアに形成されたピン挿入孔に装着しているため、センサマグネットとロータコアとの位置関係が維持されたまま一体成形金型によって固定されるため、センサマグネットをロータコアに対して位置精度に優れて設置できる。また、分割マグネットとロータコアとを個別に取り付ける作業や、そのための部品が不要である。また、分割マグネットのピンは2個形成しているため、確実にロータコアに装着することができるとともに、簡便な構成にて形成することが可能となる。
さらに、ロータコアとセンサマグネットとが一体成形されるため、回転電機は、駆動によるがたつきが生じることがないため、駆動時の騒音を低減することができる。
また、分割マグネットにて構成するセンサマグネットに形成された切欠き部によって、金型に充填された樹脂部が切欠き部を介して流動するため、センサマグネットをくまなく覆うことができ、センサマグネットが割れにくくなる。
また、切欠き部は、周方向において、分割マグネットにて構成するセンサマグネットの磁束波形の複数のゼロクロス点の位置の中間位置に形成される複数形成しているため、位置センサの位置検出精度を低下させることなく、成形圧によるセンサマグネットの割れを防止できる。
分割マグネットにて構成するセンサマグネットは、軸方向の他端側に、軸方向の一端側から他端側に向かって径方向の幅が減少するテーパ部を有し、樹脂部の軸方向の一端側の端面には、各分割マグネットに対応する箇所が露出する穴部が形成されるので、金型に樹脂部が充填されると、各分割マグネットが軸方向の他端側に押し上げられ、金型の基準ピンに押し当てられ穴部が形成される。これによって、分割マグネットにて構成するセンサマグネットとロータコアとの距離が一定に保たれる。よって、分割マグネットにて構成するセンサマグネットと位置検出用の位置センサとの距離の寸法管理が容易となる。
また、テーパ部は、分割マグネットにて構成するセンサマグネットの径方向の内側に形成されるので、確実に各分割マグネットに対しては基準ピンに押し当てられる。
また、穴部は、センサマグネットの磁束波形のゼロクロス点の位置に形成されるので、センサマグネットとロータコアとの距離が確実に一定に保たれる。
また、分割マグネットにて構成するセンサマグネットは、ロータコアに設置されているメインマグネットより径方向外側に形成されるので、構成が簡便となる。
また、ロータは、外輪と、外輪の内側に同軸上に配置された内輪とから形成されるので、ロータの電食を抑制することができる。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ロータ、11 樹脂部、12 ロータコア、13 ベアリング、14 穴部、
17 ゼロクロス点、18 ゲート部、19 間隙部、2 センサマグネット、
20 分割マグネット、21 ピン、22 切欠き部、23 テーパ部、
25 分割マグネット、30 基準ピン、4 ステータ、40 ステータコア、
41 インシュレータ、42 コイル、43 樹脂部、44 位置センサ、
45 センサ基板、46 支持部、5 外輪、51 凹凸部、52 凸部、
53 空間部、61 挿入孔、62 ピン挿入孔、63 軸挿入孔、7 内輪、
71 凹凸部、72 凹部、8 シャフト、9 メインマグネット、100 回転電機、Z 周方向、X 径方向、Y 軸方向、Y1 一端側、Y2 他端側。

Claims (13)

  1. 軸方向の一端側に設けられ、環状に形成されたセンサマグネットと、
    前記軸方向の他端側に設けられた円筒状のロータコアと、
    前記センサマグネットを覆い前記ロータコアに固着する樹脂部とを備え、
    前記センサマグネットは、周方向に分割された複数の分割マグネットにて形成され、複数の当該分割マグネットが周方向に環状に配置して形成され、
    前記樹脂部は、前記センサマグネットの前記軸方向の一端側の面を覆っており、
    各前記分割マグネットは、前記軸方向の他端側に、周方向において、前記センサマグネットの磁束波形の隣り合うゼロクロス点同士の間に形成され、前記ゼロクロス点における前記軸方向の肉厚よりも前記軸方向の肉厚が小さい切欠き部を有し、
    前記切欠き部は、すべての隣り合う前記ゼロクロス点の間に形成されているロータ。
  2. 複数の前記分割マグネットの周方向の分割位置は、周方向において、前記センサマグネットの磁束波形の複数のゼロクロス点とは異なる位置に形成された
    請求項1に記載のロータ。
  3. 前記センサマグネットは、磁極数の約数の個数の前記分割マグネットにて形成された
    請求項1または2に記載のロータ。
  4. 前記ロータコアは、前記軸方向の一端側に、周方向の異なる位置に複数のピン挿入孔を有し、
    各前記分割マグネットは、前記軸方向の他端側に、前記ロータコアの前記ピン挿入孔に挿入されるピンを備える
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のロータ。
  5. 各前記分割マグネットは、前記ピンを2個備える
    請求項に記載のロータ。
  6. 前記切欠き部は、前記センサマグネットの前記軸方向の他端側において径方向の外側が前記軸方向の一端側に凹んで設けられる
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のロータ。
  7. 各前記分割マグネットは、前記軸方向の他端側に、前記軸方向の一端側から他端側に向かって径方向の幅が減少するテーパ部を有し、
    前記樹脂部は、前記軸方向の一端側に、各前記分割マグネットが露出する穴部が形成された
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のロータ。
  8. 前記穴部は、周方向において前記センサマグネットの磁束波形の複数のゼロクロス点の位置に形成されている
    請求項に記載のロータ。
  9. 前記テーパ部は、各前記分割マグネットの径方向の内側に形成された
    請求項7又は8に記載のロータ。
  10. 前記ロータは、円環状の外輪と、前記外輪の内側に前記外輪と同軸上に配置された円環状の内輪とから形成され、
    前記樹脂部は、前記外輪の前記軸方向の一端側の面及び他端側の面を覆い、かつ前記外輪の径方向の内側の面と前記内輪の径方向の外側の面とに接して一体として設けられる
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のロータ。
  11. 前記分割マグネットは、プラスチックマグネット材にて形成されている
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のロータ。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のロータと、
    前記ロータと同軸上に配置されたステータと
    を備えた回転電機。
  13. 前記ロータの位置を検出する位置センサを、前記センサマグネットの前記軸方向の一端側の面と前記軸方向に対向する位置に形成した
    請求項12に記載の回転電機。
JP2016154289A 2016-08-05 2016-08-05 ロータおよび回転電機 Active JP6745674B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016154289A JP6745674B2 (ja) 2016-08-05 2016-08-05 ロータおよび回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016154289A JP6745674B2 (ja) 2016-08-05 2016-08-05 ロータおよび回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018023241A JP2018023241A (ja) 2018-02-08
JP6745674B2 true JP6745674B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=61165924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016154289A Active JP6745674B2 (ja) 2016-08-05 2016-08-05 ロータおよび回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6745674B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7012878B2 (ja) * 2018-12-20 2022-01-28 三菱電機株式会社 回転子、電動機、送風機、空気調和装置および回転子の製造方法
JP7331418B2 (ja) * 2019-03-29 2023-08-23 株式会社富士通ゼネラル 回転子および回転子を備えた電動機
JP7334450B2 (ja) * 2019-04-16 2023-08-29 株式会社富士通ゼネラル 回転子ならびに回転子を備えた電動機
CN112290745A (zh) * 2020-11-12 2021-01-29 卧龙电气驱动集团股份有限公司 一种高速永磁电机转子轴与永磁体接触状态监测系统

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000287430A (ja) * 1999-03-29 2000-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシレスモータ及びそれを用いたポンプ、並びにブラシレスモータのマグネットの着磁方法
JP2003111324A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Mitsubishi Electric Corp 直流ブラシレスモータの回転子及び送風機及び空気調和機
JP4492176B2 (ja) * 2004-03-26 2010-06-30 株式会社デンソー 回転式アクチュエータ
JP2009284658A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Asmo Co Ltd ロータ及びモータ
JP5494470B2 (ja) * 2010-12-28 2014-05-14 株式会社富士通ゼネラル アキシャルギャップ型電動機およびそれを用いたポンプ装置
JP5889534B2 (ja) * 2011-02-01 2016-03-22 日本電産テクノモータ株式会社 ブラシレスdcモータ
JP2012205355A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toshiba Corp モータ
JP2014187754A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Mitsubishi Electric Corp 電動機の回転子、電動機、空気調和機、および電動機の回転子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018023241A (ja) 2018-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7323801B2 (en) Axial air-gap electronic motor
JP4706339B2 (ja) アキシャルエアギャップ型電動機
US20160020653A1 (en) Motor
US20120194024A1 (en) Brushless dc motor
JP6745674B2 (ja) ロータおよび回転電機
JP5685506B2 (ja) 回転電機の回転子、回転電機および回転子の端面部材
JP5957544B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機
JP4812787B2 (ja) ポンプ用電動機の回転子及びポンプ用電動機及びポンプ及びポンプ用電動機の回転子の製造方法
US20140062245A1 (en) Rotor for rotating electric machine
JP2016123206A (ja) モータ
WO2018180924A1 (ja) ロータ、およびモータ
US10523085B2 (en) Vibration motor
CN110214405A (zh) 马达
JP5573109B2 (ja) 永久磁石式電動機の回転子
JP2016163468A (ja) モータのロータ、およびモータ
KR20150066768A (ko) 로터 및 이를 포함하는 모터
US10530218B2 (en) Vibration motor
JP4837334B2 (ja) 永久磁石式回転子
US20110127860A1 (en) Brushless dc motor
JP2017015002A (ja) ポンプ装置
TW201830830A (zh) 軸向間隙型旋轉電機
JP6659169B2 (ja) ロータおよび回転電機
JP6444533B2 (ja) ロータ、回転電機及びロータの製造方法
KR102570251B1 (ko) 스테이터 및 이를 포함하는 모터
CN203813638U (zh) 旋转电机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200228

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200804

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6745674

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250