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JP6743592B2 - プログラム及び情報処理端末 - Google Patents

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Description

本発明は、ハガキの通信面に印刷される画像を編集する情報処理端末のプログラムに関する。
例えば特許文献1には、ハガキの通信面に印刷される画像を編集する情報処理端末のプログラムが開示されている。より詳細には、特許文献1に記載のプログラムは、複数のテンプレート画像のうちの1つをユーザに選択させ、選択されたテンプレート画像をユーザに編集させ、編集されたテンプレート画像をハガキの通信面に記録する印刷動作をプリンタに実行させることができる。
また、近年では、例えば特許文献2に記載されているように、インターネット上の情報にアクセスするためのURLを示すQRコード(登録商標)を、印刷物に印刷する技術が普及している。そして、印刷物に印刷されたQRコードを携帯端末のカメラで読み取り、読み取ったQRコードからURLを抽出することによって、当該URLで示されるインターネット上の情報にアクセスすることができる。
特開2016−081299号公報 特開2011−078071号公報
QRコードからURLを抽出するためには、QRコードを構成する複数の正方形が適切な位置関係で印刷されている必要がある。しかしながら、ハガキ等の小さなサイズの印刷物には、A4サイズ等の大きなサイズのシートと比較して、カメラ等で正しく読取可能なQRコードを印刷するのが難しいという課題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハガキの通信面に印刷されるテンプレート画像に、QRコードを適切に合成可能な情報処理端末のプログラムを提供することにある。
本明細書では様々な開示を行う。開示例の1つであるプログラムは、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理端末によって実行可能である。該プログラムは、テンプレート画像に対する情報保持画像の合成を指示する合成指示操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理を前記情報処理端末に実行させる。前記テンプレート画像は、ハガキの通信面に印刷される画像である。前記情報保持画像は、サーバに記憶されたデータのアドレスを示すアドレス情報を保持する画像である。該プログラムは、前記第1受付処理で前記合成指示操作を受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に既に合成されている前記情報保持画像の数が閾値未満か否かを判断する判断処理と、前記判断処理で前記閾値未満だと判断したことに応じて、前記テンプレート画像に前記情報保持画像を合成する合成処理と、前記情報保持画像を合成した前記テンプレート画像を、前記ディスプレイに表示させる表示処理とを前記情報処理端末に実行させる。
上記構成によれば、テンプレート画像に合成される情報保持画像の数が閾値未満に制限されるので、情報保持画像が近接或いは重なることによって、情報保持画像からアドレス情報が抽出できなくなることを抑制できる。
図1は、実施形態に係る印刷システム100のブロック図である。 図2は、メモリ62に記憶されるデータ例であって、(A)はスタンプリストを、(B)はURLリストを示す。 図3は、通信面編集処理のフローチャートである。 図4は、スタンプ合成処理のフローチャートである。 図5は、スタンプ編集処理のフローチャートである。 図6は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はテンプレート選択画面を、(B)はテンプレート編集画面を示す。 図7は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はスタンプ選択画面130を、(B)はURL選択画面140を示す。 図8は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は発行確認画面150を、(B)はQRスタンプ171が合成された状態のスタンプ編集画面を示す。 図9は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はQRスタンプ171が移動された後のスタンプ編集画面を、(B)はQRスタンプ171及び図柄スタンプ172が合成された状態のスタンプ編集画面を示す。 図10は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はQRスタンプ171及び図柄スタンプ172が非指定状態のスタンプ編集画面を、(B)は置換確認画面180を示す。 図11は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は図柄スタンプ172及びQRスタンプ173が合成された状態のスタンプ編集画面を、(B)は図柄スタンプ172及びQRスタンプ173が合成された状態のテンプレート編集画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態に係る印刷システム100の概略図である。図1に示される印刷システム100は、MFP(Multi-Function Peripheralの略)10と、情報処理端末50とで構成されている。また、印刷システム100は、MFP10に代えて、プリンタ単能機を含んでもよい。
MFP10及び情報処理端末50は、通信ネットワーク101を通じて相互に通信可能に構成されている。通信ネットワーク101の具体例は特に限定されないが、例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。または、MFP10及び情報処理端末50は、USBケーブル等によって接続されていてもよい。さらに、情報処理端末50は、インターネット上のサーバ80と通信することができる。
MFP10は、図1に示されるように、プリンタ11と、スキャナ12と、ディスプレイ23と、入力I/F24と、通信I/F25と、CPU31と、メモリ32と、通信バス33とを主に備える。MFP10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。
プリンタ11は、画像データで示される画像をシートに印刷する印刷動作を実行する。プリンタ11の印刷方式としては、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ12は、原稿に印刷された画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行する。但し、スキャナ12は、省略可能である。
ディスプレイ23は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、各種情報を表示する表示画面を備える。
入力I/F24は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、入力I/F24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、入力I/F24は、ディスプレイ23の表示面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。ディスプレイ23の表示面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、ユーザ操作の一例である。「オブジェクト」とは、例えば、ディスプレイ23に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー等である。
タッチセンサとして実現される入力I/F24は、ユーザがタッチした表示面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体が表示面に触れていなくても、表示面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させる「ホバー」或いは「フローティングタッチ」を、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。ディスプレイ23に表示されたオブジェクトの位置のタップするユーザ操作は、当該オブジェクトを指定するユーザ操作の一例である。
通信I/F25は、通信ネットワーク101を通じて外部装置と通信可能なインタフェースである。すなわち、MFP10は、通信I/F25を通じて外部装置に各種情報を送信し、通信I/F25を通じて外部装置から各種情報を受信する。通信I/F25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(Wi-Fi Allianceの登録商標)を採用することができる。また、MFP10及び情報処理端末50がUSBケーブルで接続される場合、通信I/F25は、USBケーブルを着脱可能なUSBインタフェースであってもよい。
CPU31は、MFP10の全体動作を制御するものである。CPU31は、入力I/F24から出力される各種情報、通信I/F25を通じて外部装置から受信した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムをメモリ32から取得して実行する。CPU31及びメモリ32は、コントローラの一例を構成する。
メモリ32は、OS34と、装置プログラム35とを記憶している。装置プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。また、メモリ32は、装置プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報等を記憶する。メモリ32は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、HDD、MFP10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。後述する情報処理端末50のメモリ62についても同様である。
情報処理端末50は、図1に示されるように、ディスプレイ53と、入力I/F54と、通信I/F55と、CPU61と、メモリ62と、通信バス63とを主に備える。情報処理端末50に含まれるディスプレイ53、入力I/F54、通信I/F55、CPU61、メモリ62、及び通信バス63は、MFP10に含まれるディスプレイ23、入力I/F24、通信I/F25、CPU31、メモリ32、及び通信バス33と同様の構成であるので、説明は省略する。CPU61及びメモリ62は、コントローラの一例である。
情報処理端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PC等である。より詳細には、情報処理端末50のディスプレイ53は、表示画面のサイズが12インチ以下、より好ましくは8インチ以下であるのが望ましい。また、情報処理端末50の入力I/F54は、ディスプレイ53の表示画面に重ねられたタッチパネルであるのが望ましい。
メモリ62は、OS64を記憶している。OS64は、例えば、Windows(Microsoft Corporationの登録商標) Operating System、Android(Google inc.の登録商標) OS、iOS(Cisco Systems,Inc.の登録商標)等であってもよい。OS64は、情報処理端末50にインストールされた複数のプログラムを並行して実行することができる。複数のプログラムは、例えば、時分割多重方式によって仮想的に並行して実行される。また、OS64は、並行して実行する複数のプログラムのうちの1つをフォアグラウンドで実行し、その他のプログラムをバックグラウンドで実行する。フォアグラウンドとは、例えば、当該プログラムが生成した画面がディスプレイ53に表示されている状態である。バックグラウンドとは、例えば、当該プログラムが生成した画面がディスプレイ53に表示されていない状態である。
また、メモリ62は、ハガキプログラム65と、URL管理プログラム66とを記憶している。ハガキプログラム65は、ハガキの宛名面及び通信面に記録する画像をユーザの指示に従って生成し、生成した画像をハガキに印刷する印刷処理をMFP10に実行させるプログラムである。なお、ハガキプログラム65は、情報処理端末50にインストールされた他のプログラムを通じて、MFP10に印刷処理を実行させてもよい。URL管理プログラム66は、インターネット上のサーバ80にコンテンツデータをアップロードし、サーバ80に記憶されているコンテンツデータのアドレスを示すアドレス情報を管理する外部プログラムの一例である。コンテンツデータは、例えば、画像データ、写真データ、動画データ、HTMLデータ等を指す。アドレス情報は、例えば、URL形式の情報である。
また、メモリ62は、図2(A)に示されるスタンプリストを記憶することができる。スタンプリストは、1以上のスタンプレコードを含む。スタンプレコードは、スタンプIDと、スタンプデータと、位置情報と、奥行き情報とを含む。ハガキプログラム65は、ユーザの指示に従ってテンプレート画像にスタンプを合成したことに応じて、当該スタンプに対応するスタンプレコードをスタンプリストに登録する。
スタンプIDは、テンプレート画像に合成されたスタンプを一意に識別する識別情報であって、ハガキプログラム65によって採番される。スタンプデータは、テンプレート画像に合成されたスタンプを示す画像データである。位置情報は、スタンプを合成したテンプレート画像上の位置を示す。奥行き情報は、テンプレート画像上に合成される複数のスタンプの奥行き方向の位置を示す。
位置情報は、例えば、横1000ピクセル×縦1500ピクセルのテンプレート画像の左上端位置を基準として特定される。より詳細には、四角形のスタンプの位置は、左端位置“left”、上端位置“top”、右端位置“right”、及び下端位置“bottom”で特定される。奥行き情報は、例えば1〜9の整数のうち、奥行き方向の手前側に位置するスタンプに小さい整数が割り当てられ、奥行き方向の奥側に位置するスタンプに大きい整数が割り当てられる。
また、メモリ62は、図2(B)に示されるURLリストを記憶することができる。URLリストは、1以上のURLレコードを含む。URLレコードは、名称情報と、URLとを含む。URL管理プログラム66は、コンテンツデータをサーバ80にアップロードしたことに応じて、当該コンテンツデータのURLと、入力I/F54を通じてユーザに入力させた名称情報とを含むURLレコードを、URLリストに登録する。
また、メモリ62は、不図示のテンプレート画像データを記憶することができる。テンプレート画像データは、ハガキの通信面に印刷されるテンプレート画像を示す。本実施形態では、年賀状の通信面に印刷されるテンプレート画像の例を説明するが、テンプレート画像の用途はこれに限定されず、例えば、暑中見舞い、クリスマスカード等にも応用することができる。
さらに、メモリ62は、不図示の図柄スタンプデータを記憶することができる。図柄スタンプデータは、図柄画像の一例である図柄スタンプを示す画像データである。図柄スタンプは、例えば、干支や絵文字等を示す画像である。また、スタンプには、図柄スタンプの他に、情報保持画像の一例であるQRスタンプがある。図柄スタンプ及びQRスタンプ(これらを総称して、「スタンプ」と表記することがある。)は、テンプレート画像上に合成可能な追加画像の一例であって、テンプレート画像より画像サイズが小さい。
図柄スタンプは、意味内容を視覚的に認識可能な図柄を示す画像である。一方、QRスタンプは、QRコード(登録商標)を表す画像であって、意味内容を視覚的に認識することは極めて困難である。QRスタンプは、サーバ80に記憶されたコンテンツデータのアドレスを示すアドレス情報を保持する画像である。より詳細には、QRスタンプは、カメラ等で光学的に読み取った後に、プログラムによって画像処理することで抽出可能な情報を保持する画像である。なお、情報保持画像の具体例はQRコードに限定されず、Data Matorix等であってもよい。換言すれば、情報保持画像は、所謂二次元バーコードを表す画像であってもよい。
[印刷システム100の動作]
図3〜図5を参照して、本実施形態に係る印刷システム100の動作を説明する。
[通信面編集処理]
まず、フォアグラウンドで実行されるハガキプログラム65は、図6(A)に示されるテンプレート選択画面をディスプレイ53に表示させる(S11)。テンプレート選択画面は、複数のテンプレートアイコン111、112、113、114を含む。テンプレートアイコン111〜114は、メモリ62に記憶された複数のテンプレート画像データの1つに対応する。そして、ハガキプログラム65は、テンプレート選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S12)。
次に、ハガキプログラム65は、例えばテンプレートアイコン113の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S12:Yes)、指定されたテンプレートアイコン113に対応付けられたテンプレート画像データを、メモリ62から読み出す。次に、ハガキプログラム65は、図6(B)に示されるテンプレート編集画面を、テンプレート選択画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。そして、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S14)。
テンプレート編集画面は、テンプレート画像121と、フォントアイコン123と、スタンプアイコン124と、[保存]アイコン125と、[印刷]アイコン126とを含む。テンプレート画像121は、読み出したテンプレート画像データで示される画像である。フォントアイコン123は、テンプレート画像121に含まれる文字のフォント(例えば、ゴシック体、明朝体等)を切り替える指示に対応する。スタンプアイコン124は、テンプレート画像121に合成するスタンプを選択する指示に対応する。[保存]アイコン125は、編集されたテンプレート画像データをメモリ62に記憶させる指示に対応する。[印刷]アイコン126は、編集されたテンプレート画像121をハガキの通信面に印刷する指示に対応する。
次に、ハガキプログラム65は、スタンプアイコン124の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:スタンプ)、スタンプ合成処理を実行する(S15)。スタンプ合成処理は、テンプレート画像121にスタンプを合成する処理である。図4を参照して、スタンプ合成処理の詳細を説明する。
[スタンプ合成処理]
まず、ハガキプログラム65は、図7(A)に示されるスタンプ選択画面130を、テンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S21)。スタンプ選択画面130は、選択状態の切替タブ131と、非選択状態の切替タブ132と、スタンプアイコン133、134、135、136とを含む。スタンプアイコン133〜136は、メモリ62に記憶されているスタンプデータの1つに対応する。そして、ハガキプログラム65は、スタンプ選択画面130に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S22)。
なお、本実施形態に係るスタンプ選択画面130は、後述するスタンプ編集画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。すなわち、スタンプ選択画面130は、スタンプ編集画面より画面サイズが小さい。後述するURL選択画面140、発行確認画面150、及び置換確認画面180についても同様である。
次に、ハガキプログラム65は、非選択状態の切替タブ132の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S22:タブ)、図2(B)に示されるURLリストを、URL管理プログラム66から取得する(S27)。ハガキプログラム65は、例えば、外部プログラムを起動するためにOS64が提供した起動APIを用いて、URL管理プログラム66を起動する。次に、ハガキプログラム65は、URLリストを記憶するメモリ領域の先頭アドレスを示すポインタを、起動APIの戻り値として取得する。そして、ハガキプログラム65は、取得したポインタで示されるメモリ領域からURLレコードを読み出す。
次に、ハガキプログラム65は、図7(B)に示されるURL選択画面140を、スタンプ選択画面130に代えてディスプレイ53に表示させる(S28)。URL選択画面140は、非選択状態の切替タブ131と、選択状態の切替タブ132と、URLアイコン141、142とを含む。URLアイコン141、142は、S27で取得したURLレコードの1つに対応する。また、URLアイコン141、142には、対応するURLレコードの名称情報で示される文字列が記述されている。そして、ハガキプログラム65は、URL選択画面140に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S29)。S29の処理は、第1受付処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、非選択状態の切替タブ131の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S29:タブ)、図7(A)に示されるスタンプ選択画面130を、URL選択画面140に代えてディスプレイ53に表示させる(S21)。一方、ハガキプログラム65は、例えばURLアイコン141の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S29:URL)、テンプレート画像121に既に合成されたQRスタンプの数が閾値以上か否かを判断する(S30)。閾値は、典型的には1であるが、2以上であってもよい。URLアイコン141のタップは、合成指示操作の一例である。S30の処理は、判断処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、テンプレート画像121に既に合成されたQRスタンプの数が閾値未満と判断したことに応じて(S30:No)、図8(A)に示される発行確認画面150を表示させるために、起動APIを用いてURL管理プログラム66を起動する(S31)。これにより、OS64は、ハガキプログラム65をバックグラウンドで実行し、URL管理プログラム66をフォアグラウンドで実行する。S31の処理は、起動処理の一例である。
URL管理プログラム66は、ハガキプログラム65によって起動されたことに応じて、図8(A)に示される発行確認画面150を、ディスプレイ53に表示させる。発行確認画面150は、代表画像151と、「『家族旅行ムービー』のQRコードを発行しますか?」とのメッセージと、[発行]アイコン152と、[キャンセル]アイコン153とを含む。そして、URL管理プログラム66は、発行確認画面150に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける。
代表画像151は、URLアイコン141に対応するURLレコードのURLで示されるコンテンツデータに含まれる画像である。一例として、コンテンツデータが動画データである場合、代表画像151は、動画データの1シーンを示す画像である。他の例として、コンテンツデータが静止画データである場合の代表画像151は、静止画データで示される静止画像そのものである。[発行]アイコン152は、URLアイコン141に対応するURLレコードのURLを保持するQRスタンプを発行する指示に対応する。[キャンセル]アイコン153は、QRスタンプを発行しない指示に対応する。
次に、URL管理プログラム66は、[発行]アイコン152或いは[キャンセル]アイコン153の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、指定されたアイコンを示す情報を起動APIの戻り値として、ハガキプログラム65に提供する。これにより、OS64は、ハガキプログラム65をフォアグラウンドで実行し、URL管理プログラム66をバックグラウンドで実行する。
次に、ハガキプログラム65は、起動APIの戻り値として取得した情報に基づいて、[発行]アイコン152及び[キャンセル]アイコン153のどちらが指定されたかを判断する(S32)。そして、ハガキプログラム65は、[キャンセル]アイコン153が指定されたと判断したことに応じて(S32:キャンセル)、S33以降の処理を実行することなく、スタンプ合成処理を終了する。
一方、ハガキプログラム65は、[発行]アイコン152が指定されたと判断したことに応じて(S32:発行)、URLアイコン141に対応するURLレコードのURLを保持するQRスタンプ171を、周知のアルゴリズムに従って生成する。そして、ハガキプログラム65は、生成したQRスタンプ171をテンプレート画像121のQR初期位置に合成する(S33)。QR初期位置は、QRスタンプ171を合成する位置として、予め定められた位置である。テンプレート画像121にQRスタンプ171を新規に合成するS33の処理は、合成処理の一例である。
また、ハガキプログラム65は、スタンプID“001”と、QRスタンプ171を示すスタンプデータ“QRスタンプ1.JPEG”と、QR初期位置を示す位置情報“left=450、top=700、right=550、bottom=800”と、奥行き情報“1”とを含むスタンプレコードを、スタンプリストに登録する。なお、S30の閾値が1の場合、QRスタンプには、常に奥行き情報“1”が割り当てられる。
次に、ハガキプログラム65は、図8(B)に示されるスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。S24の処理は、表示処理の一例である。図8(B)に示されるスタンプ編集画面は、QRスタンプ171が合成されたテンプレート画像121と、[スタンプ追加]アイコン161と、[決定]アイコン162とを含む。[スタンプ追加]アイコン161は、テンプレート画像121に合成するスタンプを追加する指示に対応する。[決定]アイコン162は、スタンプ合成処理を終了する指示に対応する。そして、ハガキプログラム65は、スタンプ編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S25)。
なお、図8(B)に示されるスタンプ編集画面において、QRスタンプ171は指定状態である。「指定状態のスタンプ」とは、当該スタンプが後述するスタンプ編集処理の対象であることを指す。指定状態のスタンプは、指定画像の一例である。一方、「非指定状態のスタンプ」とは、当該スタンプがスタンプ編集処理の対象でないことを示す。そして、指定状態のQRスタンプ171には、編集アイコン163が付加される。編集アイコン163は、QRスタンプ171を削除する指示に対応する第1編集オブジェクトの一例である。一方、指定状態のQRスタンプ171には、後述する編集アイコン164、165が付加されない。
次に、ハガキプログラム65は、テンプレート画像121の位置に対するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S25:テンプレート画像)、スタンプ編集処理を実行する(S26)。スタンプ編集処理は、テンプレート画像121に合成されたスタンプをユーザの指示に従って編集する処理である。図5を参照して、スタンプ編集処理の詳細を説明する。
[スタンプ編集処理]
ハガキプログラム65は、例えば、QRスタンプ171の位置に対するドラッグ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S43:Yes)、テンプレート画像121上における入力媒体の移動に追従してQRスタンプ171を平行移動させる(S49)。QRスタンプ171の位置に対するドラッグ操作は、移動指示操作の一例である。また、S43の処理は第3受付処理の一例であり、S49の処理は移動処理の一例である。そして図4に戻って、ハガキプログラム65は、図9(A)に示されるように、新たな位置にQRスタンプ171が合成されたテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。
より詳細には、ハガキプログラム65は、QRスタンプ171の位置にタッチされた入力媒体の移動方向及び移動量を、タッチセンサを通じて検出する。次に、ハガキプログラム65は、テンプレート画像121上において、検出した移動方向に検出した移動量だけQRスタンプ171を移動させる。そして、ハガキプログラム65は、例えば、移動後のQRスタンプ171の位置情報“left=350、top=450、right=450、bottom=550”で、スタンプレコードの位置情報を更新する。
次に、ハガキプログラム65は、[スタンプ追加]アイコン161の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、S21以降の処理を再び実行する。そして、ハガキプログラム65は、例えば図7(A)のスタンプアイコン133の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S22:スタンプ)、図9(B)に示されるように、スタンプアイコン133に対応する図柄スタンプ172を、QRスタンプ171が合成されたテンプレート画像121の図柄初期位置にさらに合成する(S23)。図柄初期位置は、図柄スタンプ172を合成する位置として、予め定められた位置である。また、図柄初期位置は、前述のQR初期位置と異なる位置であってもよい。
また、ハガキプログラム65は、スタンプID“002”と、図柄スタンプ172を示すスタンプデータ“Bird−01.JPEG”と、図柄初期位置を示す位置情報“left=400、top=500、right=500、bottom=600”と、奥行き情報“9”とを含むスタンプレコードを、スタンプリストに登録する。なお、奥行き情報には、テンプレート画像に先に合成された図柄スタンプほど、大きな値が設定される。すなわち、先に合成された図柄スタンプは、後に合成された図柄スタンプより奥行き方向の奥側に合成される。また、図柄スタンプの奥行き情報には、QRスタンプの奥行き情報より常に大きな値が設定される。
次に、ハガキプログラム65は、図9(B)に示されるスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。図9(B)に示されるスタンプ編集画面は、QRスタンプ171及び図柄スタンプ172が合成されたテンプレート画像121と、[スタンプ追加]アイコン161と、[決定]アイコン162とを含む。図9(B)に示されるスタンプ編集画面において、QRスタンプ171は非指定状態であり、図柄スタンプ172は指定状態である。
指定状態の図柄スタンプ172には、編集アイコン163、164、165が付加されている。編集アイコン164は、図柄スタンプ172を拡大或いは縮小させる指示に対応する第2編集オブジェクトの一例である。編集アイコン165は、図柄スタンプ172を回転させる指示に対応する第2編集オブジェクトの一例である。一方、非指定状態のQRスタンプ171には、編集アイコン163が付加されていない。また、非指定状態のQRスタンプ171及び指定状態の図柄スタンプ172の一部同士が重なり合っている場合、ハガキプログラム65は、奥行き情報の設定値に拘わりなく、指定状態の図柄スタンプ172をQRスタンプ171より奥行き方向の手前側に表示させる。
次に、ハガキプログラム65は、例えば、指定状態の図柄スタンプ172と異なる位置をタップするユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S42:Yes)、図柄スタンプ172を指定状態から非指定状態に切り替える(S47)。また、ハガキプログラム65は、非指定状態のQRスタンプ171を、非指定状態の図柄スタンプ172より奥行き方向の手前側に配置する(S48)。そして、ハガキプログラム65は、図10(A)に示されるスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。非指定状態の図柄スタンプ172には、編集アイコン163〜165が付加されていない。指定状態のスタンプと異なる位置のタップは、指定状態を解除する解除操作の一例である。S48の処理は、第2切替処理の一例である。
また、ハガキプログラム65は、非指定状態の図柄スタンプ172の位置をタップするユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S41:Yes)、図柄スタンプ172を非指定状態から指定状態に切り替える(S45)。また、ハガキプログラム65は、指定状態の図柄スタンプ172を、非指定状態のQRスタンプ171より奥行き方向の手前側に配置する(S46)。そして、ハガキプログラム65は、図9(B)に示されるスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。非指定状態のスタンプの位置のタップは、当該スタンプを指定画像に指定する指定操作の一例である。S46の処理は、第1切替処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、例えば、図10(A)のスタンプ編集画面の[スタンプ追加]アイコン161、スタンプ選択画面130の切替タブ132、及びURL選択画面140のURLアイコン142の指定をこの順に受け付けたことに応じて(S22:タブ&S29:URL)、テンプレート画像121に既に合成されたQRスタンプの数が閾値以上と判断する(S30:Yes)。
そして、ハガキプログラム65は、図10(B)に示される置換確認画面180を、ディスプレイ53に表示させる(S34)。置換確認画面180は、「QRコードは複数配置できません。上書きしますか?」とのメッセージと、[キャンセル]アイコン181と、[OK]アイコン182とを含む。そして、ハガキプログラム65は、置換確認画面180に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S35)。S35の処理は、第2受付処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、[キャンセル]アイコン181の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S35:キャンセル)、S31以降の処理を実行することなく、スタンプ合成処理を終了する。一方、ハガキプログラム65は、[OK]アイコン182の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S35:OK)、S31以降の処理を実行する。S31、S32の処理は、前述の処理と共通する。[キャンセル]アイコン181のタップはキャンセル操作の一例であり、[OK]アイコン182のタップは置換指示操作の一例である。
一方、ハガキプログラム65は、S33において、URLアイコン142に対応するURLレコードのURLを保持するQRスタンプ173を、周知のアルゴリズムに従って生成する。そして、ハガキプログラム65は、テンプレート画像121に既に合成されているQRスタンプ171を削除し、生成したQRスタンプ173をテンプレート画像121のQR初期位置に合成する。QRスタンプ171は第1情報保持画像の一例であり、QRスタンプ173は第2情報保持画像の一例である。QRスタンプ171を削除して、QRスタンプ173を合成するS33の処理は、置換処理の一例である。
また、ハガキプログラム65は、スタンプID“001”を含むスタンプレコードを、QRスタンプ173を示すスタンプデータ“QRスタンプ2.JPEG”、QR初期位置を示す位置情報“left=450、top=700、right=550、bottom=800”、及び奥行き情報“1”で上書きする。さらに、ハガキプログラム65は、図11(A)に示されるスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。そして、ハガキプログラム65は、図11(A)に示されるスタンプ編集画面において、指定状態のQRスタンプ173を、非指定状態の図柄スタンプ172より奥行き情報の手前側に表示する。
また、ハガキプログラム65は、例えば、指定状態のQRスタンプ171に付加された編集アイコン163の位置のタップ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S44:Yes)、テンプレート画像121上からQRスタンプ171を削除して(S50)、QRスタンプ171が削除されたスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。指定状態の図柄スタンプ172及び指定状態のQRスタンプ173に付加された編集アイコン163が指定された場合も同様である。
また、ハガキプログラム65は、指定状態の図柄スタンプ172に付加された編集アイコン164の位置に対するドラッグ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S44:Yes)、入力媒体の移動に応じた倍率で図柄スタンプ172のサイズを変更して(S50)、サイズ変更後の図柄スタンプ172が合成されたテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。スタンプの拡大は、例えば、拡大率に応じた数の画素を補間することによって実現される。スタンプの縮小は、例えば、縮小率に応じた数の画素を間引くことによって実現される。
さらに、ハガキプログラム65は、指定状態の図柄スタンプ172に付加された編集アイコン165の位置に対するドラッグ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S44:Yes)、テンプレート画像121上で図柄スタンプ172を回転させて(S50)、回転後の図柄スタンプ172が合成されたテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S24)。スタンプの回転は、例えば、アフェイン変換行列を用いて実現される。
テンプレート画像121上においてスタンプを平行移動する処理、及びテンプレート画像121上からスタンプを削除する処理は、スタンプを構成する複数の画素の相対位置が変動しない方法で、スタンプを編集する第1編集処理の一例である。一方、テンプレート画像121上においてスタンプを拡大、縮小、及び回転する処理は、スタンプを構成する複数の画素の相対位置が変動する可能性のある方法で、スタンプを編集する第2編集処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、例えば、図11(A)の[決定]アイコン162の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S25:決定)、図11(B)に示されるテンプレート編集画面を、スタンプ編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。また、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面において、複数のスタンプ172、173を、奥行き情報の設定値が小さいほど、奥行き方向の手前側に表示させる。すなわち、図11(B)に示されるように、QRスタンプ173が図柄スタンプ172より奥行き方向の手前側に表示される。
また、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面のフォントアイコン123の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、テンプレート画像121に含まれる文字列のフォントを切り替える。また、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面の[保存]アイコン125の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、編集されたテンプレート画像データを、メモリ62に記憶させる。
さらに、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面の[印刷]アイコン126の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:印刷)、通信I/F55を通じてMFP10に印刷指示情報を送信する(S16)。印刷指示情報は、編集されたテンプレート画像121をハガキの通信面に印刷する印刷動作をMFP10に実行させるための情報である。印刷指示情報は、QRスタンプ173を図柄スタンプ172より奥行き方向の手前側に合成したテンプレート画像121を示すテンプレート画像データを含む。S16の処理は、印刷指示処理の一例である。
一方、図示は省略するが、MFP10の装置プログラム35は、通信I/F25を通じて情報処理端末50から印刷指示情報を受信する。そして、装置プログラム35は、受信した印刷指示情報に従った印刷動作をプリンタ11に実行させる。すなわち、プリンタ11は、印刷指示情報に含まれるテンプレート画像データで示されるテンプレート画像121を、ハガキの通信面に印刷する。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、テンプレート画像121に合成されるQRスタンプの数が閾値未満に制限されるので、QRスタンプが近接或いは重なることによって、QRスタンプからURLが抽出できなくなることを抑制できる。一方、QRスタンプ171が既にテンプレート画像121に合成されている場合に、QRスタンプ171がQRスタンプ173に置換される。これにより、テンプレート画像121に合成されるQRスタンプを増加させずに、所望のQRスタンプをテンプレート画像121に合成することができる。
なお、OS64のなかには、起動APIの戻り値として画像データを引き渡せないものがある。すなわち、代表画像151をユーザに確認させるためには、発行確認画面150の表示をURL管理プログラム66に指示する必要がある。一方、起動APIによってURL管理プログラム66を起動すると、URL管理プログラム66のロゴ等を含む所謂スプラッシュ画面が表示される。
そのため、途中でURL管理プログラム66を起動すると、QRスタンプを合成するための処理に時間がかかったり、スプラッシュ画面によってユーザを驚かせたりする可能性がある。そこで上記の実施形態のように、URL管理プログラム66を起動する前にQRスタンプ171、173を置換するか否かをユーザに確認することによって、URL管理プログラム66が不必要に起動されるのを抑制できる。
また、QRスタンプは複数の正方形を組み合わせて構成される画像なので、QRスタンプ171、173は、一見するだけでは区別するのが難しい。そこで上記の実施形態のように、テンプレート画像121上のQRスタンプ171と異なる位置にQRスタンプ173を合成することによって、QRスタンプ171、173が置換されたことをユーザに容易に認識させることができる。
なお、上記の実施形態において、QRスタンプ171がQR初期位置に配置されている状態で、QRスタンプ171をQRスタンプ173に置換すると、置換されたことをユーザに認識させるのが難しい。そこで、ハガキプログラム65は、QRスタンプ171をQRスタンプ173に置換するS33において、スタンプレコードの位置情報で示されるQRスタンプ171の現在位置と異なる位置に、QRスタンプ173を配置してもよい。
また、上記の実施形態によれば、S21〜S35の処理を繰り返し実行することによって、テンプレート画像121に複数のスタンプを合成することができる。なお、上記の実施形態では、QRスタンプ171、図柄スタンプ172、及びQRスタンプ173の順に、各スタンプをテンプレート画像121に合成する例を説明した。しかしながら、テンプレート画像121にスタンプを合成する順序は、上記の例に限定されない。同様に、スタンプ編集処理によって、スタンプ171〜173を編集する順序は、上記の例に限定されない。
一例として、1回目に図柄スタンプAが合成され、2回目に図柄スタンプBが合成された場合において、スタンプ編集画面には、図柄スタンプA、Bの両方が非指定状態のときに、図柄スタンプBが図柄スタンプAより奥行き方向の手前側に表示される。一方、スタンプ編集画面には、図柄スタンプAが指定状態で且つ図柄スタンプBが非指定状態のときに、図柄スタンプAが図柄スタンプBより奥行き方向の手前側に表示される。さらに、スタンプ編集画面には、図柄スタンプAが非指定状態で且つ図柄スタンプBが指定状態のときに、図柄スタンプBが図柄スタンプAより奥行き方向の手前側に表示される。
他の例として、1回目にQRスタンプが合成され、2回目に図柄スタンプが合成された場合において、スタンプ編集画面には、QRスタンプ及び図柄スタンプの両方が非指定状態のときに、QRスタンプが図柄スタンプより奥行き方向の手前側に表示される。また、スタンプ編集画面には、QRスタンプが指定状態で且つ図柄スタンプが非指定状態のときに、QRスタンプが図柄スタンプより奥行き方向の手前側に表示される。一方、スタンプ編集画面には、QRスタンプが非指定状態で且つ図柄スタンプが指定状態のときに、図柄スタンプがQRスタンプより奥行き方向の手前側に表示される。
すなわち、テンプレート画像121に複数のスタンプが合成されている場合において、全てのスタンプが非指定状態のときには、奥行き情報の設定値が小さいスタンプほど奥行き方向の手前側に配置される。印刷指示情報に含められるテンプレート画像に合成する複数のスタンプも順序も同様である。一方、複数のスタンプのうちの1つが指定状態のときには、奥行き情報の設定値に拘わらず、指定状態のスタンプが奥行き方向の最も手前側に表示される。
図柄スタンプ172は、ユーザが目で見て認識する図柄を示すので、一部が隠れていても大きな問題は生じない。一方、QRスタンプ171、173は、カメラ等で光学的に読み取った後に画像処理を施してURLを抽出するので、一部が隠れていると適切にURLを抽出することができない。
そこで、例えば図10(A)に示されるように、QRスタンプ171及び図柄スタンプ172の両方が非指定状態の場合に、QRスタンプ171を図柄スタンプ172より奥行き方向の手前側に配置することによって、QRスタンプ171が図柄スタンプ172で隠されることを抑制できる。テンプレート画像121をハガキの通信面に記録する際も同様である。一方、図9(B)に示されるように、QRスタンプ171が非指定状態で且つ図柄スタンプ172が指定状態の場合に、指定状態の図柄スタンプ172が奥行き方向の最も手前側に表示される。これにより、指定状態の図柄スタンプ172の全体をユーザに確認させることができる。
また、上記の実施形態によれば、複数の編集アイコン163、164、165のうち、指定状態の図柄スタンプ172に全ての編集アイコン163〜165を付加し、指定状態のQRスタンプ171、173に編集アイコン163のみを付加する。また、ハガキプログラム65は、図柄スタンプ172及びQRスタンプ171、173のドラッグ操作を受け付ける。すなわち、ハガキプログラム65は、図柄スタンプ172の移動、拡縮、回転、及び削除を許可し、QRスタンプ171、173の移動及び削除を許可し、QRスタンプ171、173の拡縮及び回転を規制する。これにより、QRスタンプ171、173を構成する複数の正方形の相対位置が変化することによって、URLを抽出できなくなることを抑制できる。
なお、QRスタンプ171、173に対して許可する第1編集処理は、前述の例に限定されない。すなわち、第1編集処理は、編集の前後におけるQRスタンプ171、173が相似形となる方法であればよい。より詳細には、第1編集処理は、90°の整数倍の回転角でQRスタンプ171、173を回転させる処理、QRスタンプ171、173をN(Nは、0を含まない自然数)倍に拡大する処理、或いはQRスタンプ171、173を(1/N)倍に縮小する処理であってもよい。
但し、QRスタンプ171、173の縮小率が大きすぎると、分解能の低いカメラでは、QRコードを構成する複数の正方形を適切に認識することができなくなる可能性がある。そこで、QRスタンプ171、173の縮小率には、下限値を設けてもよい。一方、第2編集処理では、90°の整数倍と異なる回転角(例えば、30°、45°、60°等)で図柄スタンプ172を回転させてもよいし、N倍と異なる拡大率(例えば、1.5倍、2倍等)で図柄スタンプ172を拡大してもよいし、(1/N)倍と異なる縮小率(例えば、4/5倍、1/2倍)で図柄スタンプ172を縮小してもよい。
また、上記の実施形態のMFP10及び情報処理端末50において、メモリ32、62に記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明のコントローラが実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、コントローラの構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、MFP10及び情報処理端末50として実現できるだけでなく、MFP10及び情報処理端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク101を通じてMFP10及び情報処理端末50に接続可能なサーバに搭載されたメモリを含んでもよい。そして、サーバのメモリに記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク101を通じて配信されてもよい。
10・・・MFP
11・・・プリンタ
50・・・情報処理端末
53・・・ディスプレイ
54・・・入力I/F
55・・・通信I/F
61・・・CPU
62・・・メモリ
65・・・ハガキプログラム
66・・・URL管理プログラム

Claims (7)

  1. ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理端末によって実行可能なプログラムであって、
    該プログラムは、テンプレート画像に対する情報保持画像の合成を指示する合成指示操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理を前記情報処理端末に実行させ、前記テンプレート画像は、ハガキの通信面に印刷される画像であり、前記情報保持画像は、サーバに記憶されたデータのアドレスを示すアドレス情報を保持する画像であり、
    該プログラムは、
    前記第1受付処理で前記合成指示操作を受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に既に合成されている情報保持画像の数が閾値未満か否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記閾値未満だと判断したことに応じて、前記テンプレート画像に前記情報保持画像を合成する合成処理と、
    前記情報保持画像を合成した前記テンプレート画像を、前記ディスプレイに表示させる表示処理とを前記情報処理端末に実行させるプログラム。
  2. 該プログラムは、前記判断処理で前記閾値以上だと判断したことに応じて、
    前記テンプレート画像に既に合成された第1情報保持画像を第2情報保持画像に、置換することを指示する置換指示操作或いは置換しないことを指示するキャンセル操作を受け付ける第2受付処理と、
    前記第2受付処理で前記置換指示操作を受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像から前記第1情報保持画像を削除し、且つ前記テンプレート画像に前記第2情報保持画像を合成する置換処理と、
    前記表示処理とを前記情報処理端末に実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 該プログラムは、
    前記テンプレート画像上における前記第1情報保持画像の移動を指示する移動指示操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第3受付処理と、
    前記第3受付処理で受け付けた前記移動指示操作に従って、前記テンプレート画像上で前記第1情報保持画像を移動させる移動処理とを前記情報処理端末に実行させ、
    前記移動処理を実行した後の前記置換処理において、前記テンプレート画像上の初期位置に、前記第2情報保持画像を合成する請求項2に記載のプログラム。
  4. 該プログラムは、
    前記テンプレート画像上における前記第1情報保持画像の移動を指示する移動指示操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第3受付処理と、
    前記第3受付処理で受け付けた前記移動指示操作に従って、前記テンプレート画像上で前記第1情報保持画像を移動させる移動処理とを前記情報処理端末に実行させ、
    前記移動処理を実行した後の前記置換処理において、前記テンプレート画像上の前記第1情報保持画像と異なる位置に、前記第2情報保持画像を合成する請求項2に記載のプログラム。
  5. 前記情報処理端末には、外部プログラムがインストールされており、
    前記アドレス情報は、画像データのアドレスを示し、
    該プログラムは、前記第2受付処理で前記置換指示操作を受け付けたことに応じて、前記アドレス情報で示される前記画像データに含まれる代表画像を前記ディスプレイに表示させるために、前記外部プログラムを起動する起動処理を前記情報処理端末に実行させる請求項2から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記情報処理端末は、通信インタフェースを備えており、
    該プログラムは、前記テンプレート画像の印刷を指示するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じてプリンタに印刷指示情報を送信する印刷指示処理を前記情報処理端末に実行させ、前記印刷指示情報は、前記表示処理で表示させた前記テンプレート画像をハガキの通信面に印刷させるための情報である請求項1から5のいずれかに記載のプログラム。
  7. ディスプレイと、
    入力インタフェースと、
    コントローラとを備える情報処理端末であって、
    前記コントローラは、テンプレート画像に対する情報保持画像の合成を指示する合成指示操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理を実行し、前記テンプレート画像は、ハガキの通信面に印刷される画像であり、前記情報保持画像は、サーバに記憶されたデータのアドレスを示すアドレス情報を保持する画像であり、
    前記コントローラは、
    前記第1受付処理で前記合成指示操作を受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に既に合成されている情報保持画像の数が閾値未満か否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記閾値未満だと判断したことに応じて、前記テンプレート画像に前記情報保持画像を合成する合成処理と、
    前記情報保持画像を合成した前記テンプレート画像を、前記ディスプレイに表示させる表示処理とを実行する情報処理端末。
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