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JP6736266B2 - リチウムイオン電池及び飛行体 - Google Patents

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Description

本発明は、飛行体に備えられたリチウムイオン電池及びそれを含む飛行体に関する。
いわゆる無人飛行機に代表される、リモコンからの指令により、あるいは予め定められた目標位置への経路を自ら辿る小型飛行体は周知である。このような飛行体のうち、比較的小型の飛行体においては、飛行力を付与するプロペラを駆動する等のために、電池等の電源を飛行体に内蔵することが好ましい(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−37937号公報
しかしながら、上述した従来の飛行体では、電源である電池は既存の二次電池を用いており、既存の二次電池は既定形状である外形直方体状等に形成されていたため、この電池を収納するためのかかる既定形状の空間を飛行体に確保する必要があった。一方、飛行体は、軽量化、飛行時の操作性、安定性等を考慮してその外形形状が定められることが好ましい。従って、飛行体の外形は自由形状に形成されることが多いが、このような自由形状の飛行体に既定形状の電池を収納すると、飛行体内部の空間を有効利用できない可能性が生じていた。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、飛行体に設けられた収納空間を有効利用することの可能なリチウムイオン電池及び飛行体システムの提供を、その目的の一つとしている。
本発明は、飛行体本体と、この飛行体本体に着脱自在に設けられた脚部とを備え筐体の少なくとも一部を構成し、内部空間を備える構造体を有する飛行体に設けられるリチウムイオン電池であって、構造体の内部空間に配置され、内部空間を正極室と負極室とに区分するセパレータと、正極室及び負極室のそれぞれに充填された正極活物質と電解液とを含む正極電極組成物及び負極活物質と電解液とを含む負極電極組成物とを備え、内部空間は飛行体の脚部に設けられ、脚部のうち内部空間が設けられた部分はその長手方向に可撓性を有するリチウムイオン電池により、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
正極室及び負極室のそれぞれに正極電極組成物及び負極電極組成物を充填したので、筐体の内部空間内面の形状の自由度が高まるとともに、内部空間内面と正極及び負極電極組成物との間の間隙を十分小さくすることができる。
ここで、飛行体は、リチウムイオン電池からの電源により飛行可能に構成されていることが好ましい
また、リチウムイオン電池が可撓性を有し、かつ、撓んだ状態において電源が供給可能であることが好ましい。さらに、内部空間内に配置された状態のセパレータの表面が複数の平面を有するように形成されていることが好ましい。
また、正極電極組成物及び負極電極組成物のうち少なくとも一方の電極組成物を構成する活物質粒子の表面の少なくとも一部を導電助剤と高分子とを含んでなる層で被覆することが好ましい。さらに、正極電極組成物及び負極電極組成物のうち少なくとも一方は繊維状物質を含むことが好ましく、この場合、さらに、繊維状物質はカーボンファイバーであることが好ましい。
また、本発明は、飛行体本体と、この飛行体本体に着脱自在に設けられた脚部とを備え、脚部に内部空間を備える構造体を有し、この構造体の内部空間内に設けられたリチウムイオン電池を備える飛行体に適用される。そして、脚部のうち内部空間が設けられた部分がその長手方向に可撓性を有し、リチウムイオン電池に、筐体の内部空間に配置され、内部空間を正極室と負極室とに区分するセパレータと、正極室及び負極室のそれぞれに充填された正極活物質と電解液とを含む正極電極組成物及び負極活物質と電解液とを含む負極電極組成物とを設けることで、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
本発明によれば、飛行体に設けられた内部空間を有効利用することの可能なリチウムイオン電池及び飛行体を提供することができる。
本発明の一実施形態であるリチウムイオン電池が適用された飛行体の一例である無人飛行機の脚部の一部を示す一部破断斜視図である。 一実施形態のリチウムイオン電池が適用された無人飛行機の脚部を短手方向に切断した横断面図である。 一実施形態のリチウムイオン電池が適用された無人飛行機を示す斜視図である。
(一実施形態)
図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態であるリチウムイオン電池について説明する。図1は、本発明の一実施形態であるリチウムイオン電池が適用された飛行体の一例である無人飛行機の脚部の一部を示す一部破断斜視図、図2は一実施形態のリチウムイオン電池が適用された無人飛行機の脚部を短手方向に切断した横断面図、図3は一実施形態のリチウムイオン電池が適用された無人飛行機を示す斜視図である。
まず、図3を参照して、本実施形態のリチウムイオン電池が適用される飛行体の一例である無人飛行機について説明する。図3に示すように、本実施形態のリチウムイオン電池が適用される無人飛行機Dは、飛行性能を有する無人飛行機本体部20と、この無人飛行機本体部20の下部に着脱自在に取り付けられた脚部21とを備える。
無人飛行機本体部20は、無人飛行機Dの全体を制御する制御部が内部に備えられた外形略直方体状の基部22と、この基部22から四方に延出する4本の支持腕部23と、それぞれの支持腕部23の先端部に設けられたプロペラ部24とを備える。
基部22の図3において左前面にはカメラ部22aが設けられている。無人飛行機Dは、通常、図3において左斜め下方向に飛行するように設定されており、このカメラ部22aは、無人飛行機Dの飛行方向前方の風景を撮像する。カメラ部22aにより撮像された画像は、基部22内の制御部内で処理されることで無人飛行機Dが自身の飛行経路を決定、修正し、また、制御部に備えられた無線通信部を介して無人飛行機Dの外部に転送される。
プロペラ部24は、無人飛行機Dに飛行力を生じさせるプロペラ24aと、このプロペラ24aを回転駆動する図略のモーターとを備えている。制御部は、無人飛行機Dに備えられた4つのプロペラ24aを独立に駆動し、これにより、無人飛行機Dを所定の方向及び速度で飛行させる。
一方、脚部21は、無人飛行機本体部20の基部22の図3において下面に着脱自在に取り付けられる図略の取付部と、この取付部から下方にかつ四方に延出する4本の支持脚25と、この4本の支持脚25のうち2本の支持脚25の先端部を連結する外形矩形板状の支持部26とを備える。本実施形態のリチウムイオン電池が適用される無人飛行機Dは、図3に詳細を示すように、脚部21の支持部26の間に荷物27が配置され、好ましくは、図略の固定具により荷物27は支持部26または支持脚25に固定され、この状態で無人飛行機Dが目的位置まで飛行することにより、荷物27が運搬可能とされている。
図1及び図3に詳細を示すように、無人飛行機Dの支持脚25は断面略矩形を有する四角柱状に形成され、図1及び図3に示すように、先端に向かうに従って下方に湾曲して形成されている。この支持脚25の内部には、断面略矩形の空洞部が、支持脚25の長手方向に延在して形成されている。そして、本実施形態のリチウムイオン電池Lは、無人飛行機Dの筐体の一部を構成する構造体である支持脚25の内部に収納されている。
より詳細には、図1に示すように、この支持脚25の空洞部である内部空間25aにはセパレータ4が配置され、この内部空間25aを正極室2及び負極室3に区分している。本実施形態のリチウムイオン電池Lでは、図1に示すように、セパレータ4は、複数の平板を互いに所定角度をなすように組み合わせることで、少なくとも2方向の異なった方向に面を向けた、表面が複数の平面を有するセパレータ4とし、全体として三角波状に形成されている。ここで、本明細書において、表面が複数の平面を有するセパレータ4とは、セパレータ4の表面が、少なくとも2方向の異なった方向に面を向けた複数の平面を有する状態にあるセパレータ4を意味する。
支持脚25の内面には、図2に詳細を示すように、この支持脚25の内面から内方に突出する固定部25bが形成されている。この固定部25bの先端部には、図1において支持脚25の長手方向に延びる図略の三角波状の溝が形成され、この溝にシール部材9を介してセパレータ4が嵌合されることで、セパレータ4が支持脚25の内部空間25a内に固定されている。
内部空間25a内には、この内部空間25aの内面に沿うように、略矩形板状の正極集電体7及び負極集電体8が相対向した状態で、正極室2及び負極室3内にそれぞれ配置されている。そして、これら正極及び負極集電体7、8が正極室2及び負極室3内に配置された状態で、図2に示すように、正極及び負極活物質5、6が正極室2及び負極室3にそれぞれ充填され、これら正極及び負極活物質5、6が支持脚25内に封止されることで、本実施形態のリチウムイオン電池Lが形成されている。
なお、正極活物質5及び負極活物質6の充填に当たっては、例えば支持脚25に、それぞれ正極室2及び負極室3に連通する貫通孔を2つ形成し、これら貫通孔から正極及び負極活物質5、6をそれぞれ正極室2及び負極室3にそれぞれ充填した後、貫通孔を封止すればよい。
ここで、本明細書において、「充填された」とは、正極活物質粒子及び負極活物質粒子が正極室2及び負極室3にそれぞれ収納されている状態を意味し、好ましくは、この正極活物質粒子及び負極活物質粒子と電解質とが正極室2及び負極室3にそれぞれ収納されている状態を意味する。さらに好ましくは、正極活物質粒子及び負極活物質粒子と電解質とが混合された状態を意味する。
本発明において正極室2及び負極室3に正極活物質と電解液とを含む正極電極組成物及び負極活物質と電解液とを含む負極電極組成物が充填された状態にするには、粉体状の正極活物質粒子及び負極活物質粒子を直接正極室2及び負極室3にそれぞれに入れてもよく、正極活物質又は負極活物質粒子と非水溶媒とを含むスラリーを正極室2及び負極室3にそれぞれ入れてもよく、正極活物質又は負極活物質粒子と電解液とを含む正極電極組成物のスラリー及び負極電極組成物のスラリーを正極室2及び負極室3にそれぞれ入れることで行ってもよい。粉体状の正極活物質及び負極活物質粒子を直接正極室2及び負極室3に入れた場合、その後電解液を入れることで正極室2及び負極室3のそれぞれに正極電極組成物及び負極電極組成物が充填される。
正極活物質又は負極活物質粒子と非水溶媒とを含むスラリー状物質を正極室2及び負極室3にそれぞれ入れた場合、その後加圧又は減圧して活物質粒子と非水溶媒とを分離可能な膜を透過させて非水溶媒を除去し、さらに電解液を入れることで正極室2及び負極室3のそれぞれに正極電極組成物及び負極電極組成物が充填される。正極活物質又は負極活物質粒子と電解液とを含むスラリー状の正極電極組成物及び負極電極組成物を正極室2及び負極室3にそれぞれ入れた場合、さらに加圧又は減圧して活物質粒子と電解液とを分離可能な膜を透過させて電解液の一部を除去して正極電極組成物及び負極電極組成にそれぞれ含まれる正極活物質及び負極活物質の含有量を高める工程を行っても良い。
活物質粒子と非水溶媒又は電解液とを分離可能な膜としては、活物質粒子と非水溶剤溶媒又は電解液とを分離可能な膜であれば制限はないが、集電体及び/又はセパレータとして設けられた膜であることが好ましい。
正極、負極活物質粒子を正極室2及び負極室3に充填する際には、支持脚25に振動、衝撃を与えることで、正極、負極活物質粒子を正極室2及び負極室3に均一に充填することが好ましい。
また、正極、負極活物質粒子と電解液又は非水溶媒とを混合した物質は、通常スラリー状であるが、正極、負極活物質粒子と電解液との重量比によってはゲル状物質や粉体に近い物質になることもある。
そして、支持脚25内を減圧脱気した後、この支持脚25の開口部をシール部材等を用いて封止することにより、本発明のリチウムイオン電池Lの一例を製造することができる。
正極活物質5を構成する正極活物質粒子としては、リチウムと遷移金属との複合酸化物(例えばLiCoO2、LiNiO2、LiMnO2及びLiMn24)、遷移金属酸化物(例えばMnO2及びV25)、遷移金属硫化物(例えばMoS2及びTiS2)及び導電性高分子(例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン、ポリ−p−フェニレン及びポリカルバゾール)等が挙げられる。
また、負極活物質6を構成する負極活物質粒子としては、黒鉛、難黒鉛化性炭素、アモルファス炭素、高分子化合物焼成体(例えばフェノール樹脂及びフラン樹脂等を焼成し炭素化したもの等)、コークス類(例えばピッチコークス、ニードルコークス及び石油コークス等)、炭素繊維、導電性高分子(例えばポリアセチレン及びポリキノリン等)、スズ、シリコン、及び金属合金(例えばリチウム−スズ合金、リチウム−シリコン合金、リチウム−アルミニウム合金及びリチウム−アルミニウム−マンガン合金等)、リチウムと遷移金属との複合酸化物(例えばLi4Ti512等)等が挙げられる。
本発明の電池においては、正極、負極活物質粒子が、表面の少なくとも一部が被覆用樹脂及び導電助剤を含む被覆剤で被覆されてなる被覆活物質粒子であることが好ましい。
被覆剤は被覆用樹脂を含んでおり、正極活物質粒子の周囲が被覆剤で被覆されていると、電極の体積変化が緩和され、電極の膨脹を抑制することができる。被覆用樹脂の例としては、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリカーボネート等が挙げられる。これらの中ではビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂又はポリアミド樹脂が好ましい。
導電助剤としては、導電性を有する材料から選択される。
具体的には、金属[アルミニウム、ステンレス(SUS)、銀、金、銅及びチタン等]、カーボン[グラファイト、カーボンブラック(アセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマルランプブラック等)、単層カーボンナノチューブ及び多層カーボンナノチューブ等]、及びこれらの混合物等が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
これらの導電助剤は1種単独で用いられてもよいし、2種以上併用してもよい。また、これらの合金又は金属酸化物が用いられてもよい。電気的安定性の観点から、好ましくはアルミニウム、ステンレス、カーボン、銀、金、銅、チタン及びこれらの混合物であり、より好ましくは銀、金、アルミニウム、ステンレス及びカーボンであり、さらに好ましくはカーボンである。またこれらの導電助剤とは、粒子系セラミック材料や樹脂材料の周りに導電性材料(上記した導電助剤の材料のうち金属のもの)をメッキ等でコーティングしたものでもよい。
導電助剤として導電性繊維を用いることも可能である。導電性繊維としては、PAN系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維等の炭素繊維、合成繊維の中に導電性のよい金属や黒鉛を均一に分散させてなる導電性繊維、ステンレス鋼のような金属を繊維化した金属繊維、有機物繊維の表面を金属で被覆した導電性繊維、有機物繊維の表面を導電性物質を含む樹脂で被覆した導電性繊維等が挙げられる。これらの導電性繊維の中では炭素繊維が好ましい。
被覆活物質粒子は、例えば、活物質粒子を万能混合機に入れて30〜500rpmで撹拌した状態で、被覆用樹脂を含む樹脂溶液を1〜90分かけて滴下混合し、さらに導電助剤を混合し、撹拌したまま50〜200℃に昇温し、0.007〜0.04MPaまで減圧した後に10〜150分保持することにより得ることができる。
正極室2及び負極室3に正極電極組成物及び負極電極組成物が充填された状態する工程において、正極活物質及び負極活物質粒子をそれぞれ含むスラリー状物質は、電解液を含む電解液スラリーか、非水溶媒を含む溶媒スラリーであるであることが好ましい。
電解液としては、リチウムイオン電池の製造に用いられる、電解質及び非水溶媒を含有する電解液を使用することができる。
電解質としては、通常の電解液に用いられているもの等が使用でき、例えば、LiPF6、LiBF4、LiSbF6、LiAsF6及びLiClO4等の無機酸のリチウム塩、LiN(CF3SO22、LiN(C25SO22及びLiC(CF3SO23等の有機酸のリチウム塩等が挙げられる。これらの内、電池出力及び充放電サイクル特性の観点から好ましいのはLiPF6である。
非水溶媒としては、通常の電解液に用いられているもの等が使用でき、例えば、ラクトン化合物、環状又は鎖状炭酸エステル、鎖状カルボン酸エステル、環状又は鎖状エーテル、リン酸エステル、ニトリル化合物、アミド化合物、スルホン、スルホラン等及びこれらの混合物を用いることができる。
非水溶媒は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
非水溶媒の内、電池出力及び充放電サイクル特性の観点から好ましいのは、ラクトン化合物、環状炭酸エステル、鎖状炭酸エステル及びリン酸エステルであり、より好ましいのはラクトン化合物、環状炭酸エステル及び鎖状炭酸エステルであり、さらに好ましいのは環状炭酸エステルと鎖状炭酸エステルの混合液である。特に好ましいのはプロピレンカーボネート(PC)、またはエチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)の混合液である。
スラリーは、活物質粒子並びに導電助剤を電解液又は非水溶媒の重量に基づいて10〜60重量%の濃度で分散してスラリー化することにより調製することが好ましい。
セパレータ4としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等、ポリオレフィン製の微多孔膜フィルム、多孔性のポリエチレンフィルムとポリプロピレンとの多層フィルム、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等からなる不織布、及びそれらの表面にシリカ、アルミナ、チタニア等のセラミック微粒子を付着させたもの等が挙げられる。
集電体7、8としては、金属集電体や樹脂集電体を用いることができる。金属集電体としては、公知の金属集電体を用いることができる。たとえば、金属集電体は、銅、アルミニウム、チタン、ニッケル、タンタル、ニオブ、ハフニウム、ジルコニウム、亜鉛、タングステン、ビスマス、アンチモン、およびこれらの一種以上を含む合金、ならびにステンレス合金からなる群から選択される一種以上からなると好ましい。金属集電体は薄板または金属箔から形成されてもよいし、基材の表面にスパッタリング、電着、塗布等の手法により金属層を形成してもよい。
樹脂集電体を構成する高分子材料は、導電性高分子であってもよいし、導電性を有さない高分子であってもよい。
高分子材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)、ポリシクロオレフィン(PCO)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメチルアクリレート(PMA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂又はこれらの混合物等が挙げられる。
電気的安定性の観点から、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)及びポリシクロオレフィン(PCO)が好ましく、さらに好ましくはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及びポリメチルペンテン(PMP)である。
また、樹脂集電体は、導電性の高分子材料を含む樹脂集電体の導電性を向上させる目的、あるいは、導電性を有さない高分子材料を含む樹脂集電体に導電性を付与する目的から、導電性フィラーを含んでいると好ましい。導電性フィラーは、導電性を有する材料から選択される。好ましくは、集電体内のイオン透過を抑制する観点から、電荷移動媒体として用いられるイオンに関して伝導性を有さない材料を用いるのが好ましい。具体的には、カーボン材料、アルミニウム、金、銀、銅、鉄、白金、クロム、スズ、インジウム、アンチモン、チタン、ニッケルなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの導電性フィラーは1種単独で用いられてもよいし、2種以上併用してもよい。また、ステンレス(SUS)等のこれらの合金材が用いられてもよい。耐食性の観点から、好ましくはアルミニウム、ステンレス、カーボン材料、ニッケル、より好ましくはカーボン材料である。また、これらの導電性フィラーは、粒子系セラミック材料や樹脂材料の周りに、上記で示される金属をメッキ等でコーティングしたものであってもよい。
樹脂集電体の具体例としては、ポリプロピレンに導電性フィラーとしてアセチレンブラックを5〜20部分散させた後、熱プレス機で圧延したものが挙げられる。また、その厚みも特に制限されず、公知のものと同様、あるいは適宜変更して適用することができる。
シール部材を構成する材料としては、集電体7、8との接着性を有し、電解液に対して耐久性のある材料であれば特に限定されないが、高分子材料、特に熱硬化性樹脂が好ましい。具体的には、エポキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリフッ化ビニデン樹脂等が挙げられ、耐久性が高く取り扱いが容易であることからエポキシ系樹脂が好ましい。
また、支持脚25は、金属、プラスチック、硬質ゴム等で形成され、少なくともその長手方向に沿った撓みを許容する可撓性を有している。
本実施形態のリチウムイオン電池Lからの電流は、一例として、図略の導電部及び無人飛行機Dの基部22を介してプロペラ部24に供給され、これにより、本実施形態のリチウムイオン電池Lは、無人飛行機Dを飛行させるための駆動用電源電池として用いられる。これにより、本実施形態の飛行体が構築される。
従って、本実施形態のリチウムイオン電池Lによれば、飛行体である無人飛行機Dの筐体を構成する構造体である支持脚25に設けられた内部空間を有効利用することの可能なリチウムイオン電池Lを実現することができる。
また、本実施形態のリチウムイオン電池Lにおいては、無人飛行機Dの筐体を構成する構造体である支持脚25を、電池としても使用可能とすることができ、これにより、より長時間の無人飛行機Dの使用が可能となる。
また、本実施形態のリチウムイオン電池Lでは、仮に無人飛行機Dの支持脚25が、無人飛行機Dの着地時等に撓んだとしても、リチウムイオン電池Lとしての特性に問題を生じる可能性が極めて小さい、という利点がある。すなわち、本実施形態のリチウムイオン電池Lは、従来のリチウムイオン電池のように正極活物質及び負極活物質に熱処理してこれら正極活物質及び負極活物質を乾燥させていないので、電池全体が撓んだ際に正極または負極活物質が集電体から剥離してリチウムイオン電池Lとしての特性に問題を生じる事態を招く可能性が極めて小さい。加えて、無人飛行機Dの筐体を構成する構造体である支持脚25が長手方向に撓んだとしても、リチウムイオン電池Lは電源電圧を供給し続けることができる。
さらに、本実施形態のリチウムイオン電池Lが適用される無人飛行機Dは、無人飛行機本体部20とこの無人飛行機本体部20に対して着脱自在に設けられた脚部21とを備え、本実施形態のリチウムイオン電池Lはこの脚部21に設けられているので、本実施形態のリチウムイオン電池Lを備えた脚部21を複数設け、飛行に供されていない脚部21のリチウムイオン電池Lを充電しておけば、リチウムイオン電池Lの充電を待つことなく常に十分充電されたリチウムイオン電池Lを無人飛行機Dに適用することができる。加えて、無人飛行機Dにより運搬される荷物27は脚部21に固定されているので、リチウムイオン電池Lの充電作業と並行して荷物27の脚部21への固定作業を行うことができ、荷物27の運搬作業の効率化を図ることができる。
さらに、本実施形態のリチウムイオン電池Lでは、セパレータ4の表面を複数の平面を有する形状に形成しているので、平板状のセパレータ4と比較してその表面面積を大きく確保することができ、これにより、より高出力化を図ることができるという優れた効果を奏することができる。
(変形例)
なお、本発明のリチウムイオン電池及び飛行体は、その細部が上述の各実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。一例として、本発明のリチウムイオン電池Lにおけるセパレータ4の形状は、図1、3に示すような三角波形状に限定されず、複数の平板を組み合わせた形状であれば本実施形態のセパレータ4に適用可能であり、一例として、矩形波形状、鋸波形状等、種々の形状が採用可能である。
一方、正極集電体7及び負極集電体8の形状にも特段の限定はないが、上述の実施形態のように、リチウムイオン電池を構成する支持脚25の内面に沿って正極及び負極集電体7、8を設けることで、正極室2及び負極室3に充填される正極電極組成物及び負極電極組成物の容量を高めることができて好ましい。さらに言えば、少なくとも正極及び負極集電体7、8とセパレータ4との間が等間隔でない部分を有することで、支持脚25内部の収納空間をより有効利用することが可能となる。
また、上述の一実施形態では、無人飛行機Dの筐体を構成する構造体である支持脚25にリチウムイオン電池Lを1つ設けていたが、1つの支持脚25に複数のリチウムイオン電池Lを設けてもよい。より詳しくは、複数のリチウムイオン電池Lを支持脚25の長手方向に連ねて設けてもよい。これにより、無人飛行機Dのプロペラ部24の駆動に必要とされる電源電流、電源電圧を確保することができる。
さらに、本発明のリチウムイオン電池が適用される飛行体は、上述の一実施形態のような無人飛行機Dに限定されず、リチウムイオン電池を飛行用の駆動電源に用いる飛行体であれば好適に適用可能である。また、上述の一実施形態において、本発明のリチウムイオン電池が適用される無人飛行機Dの外形形状にも限定はなく、任意の形状から適宜選択されればよい。
次に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明は実施例に限定されるものではない。なお、特記しない限り部は重量部、%は重量%を意味する。
(被覆用樹脂溶液の作製)
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素ガス導入管を付した4つ口フラスコに、酢酸エチル83部とメタノール17部とを仕込み68℃に昇温した。次いで、メタクリル酸242.8部、メチルメタクリレート97.1部、2−エチルヘキシルメタクリレート242.8部、酢酸エチル52.1部及びメタノール10.7部を配合したモノマー配合液と、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.263部を酢酸エチル34.2部に溶解した開始剤溶液とを4つ口フラスコ内に窒素を吹き込みながら、撹拌下、滴下ロートで4時間かけて連続的に滴下してラジカル重合を行った。滴下終了後、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.583部を酢酸エチル26部に溶解した開始剤溶液を滴下ロートを用いて2時間かけて連続的に追加した。さらに、沸点で重合を4時間継続した。溶媒を除去し、樹脂582部を得た後、イソプロパノールを1,360部加えて、樹脂濃度30重量%のビニル樹脂からなる被覆用樹脂溶液を得た。
(被覆正極活物質粒子の作製)
LiCoO2粉末[日本化学工業(株)製 セルシードC−8G]96重量部を万能混合機に入れ、室温、150rpmで撹拌した状態で、被覆用樹脂溶液(樹脂固形分濃度30重量%)を樹脂固形分として2重量部になるように60分かけて滴下混合し、さらに30分撹拌した。
次いで、撹拌した状態でアセチレンブラック[電気化学工業(株)製 デンカブラック(登録商標)]2重量部を3回に分けて混合し、30分撹拌したままで70℃に昇温し、100mmHgまで減圧し30分保持した。上記操作により被覆正極活物質粒子を得た。
(被覆負極活物質粒子の作製)
難黒鉛化性炭素[(株)クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパン製 カーボトロン(登録商標)PS(F)]90重量部を万能混合機に入れ、室温、150rpmで撹拌した状態で、被覆用樹脂溶液(樹脂固形分濃度30重量%)を樹脂固形分として5重量部になるように60分かけて滴下混合し、さらに30分撹拌した。
次いで、撹拌した状態でアセチレンブラック[電気化学工業(株)製 デンカブラック(登録商標)]5重量部を3回に分けて混合し、30分撹拌したままで70℃に昇温し、0.01MPaまで減圧し30分保持した。上記操作により被覆負極活物質粒子を得た。
(電解液の作製)
エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)の混合溶媒(体積比率1:1)に、LiPF6を1mol/Lの割合で溶解させてリチウムイオン電池用電解液を作製した。
(正極被覆活物質スラリーの製造)
被覆正極活物質67重量部、炭素繊維[大阪ガスケミカル(株)製 ドナカーボ・ミルド S−243:平均繊維長500μm、平均繊維径13μm]1重量部、上記電解液32重量部を混合して、正極被覆活物質スラリーを作製した。
(負極被覆活物質スラリーの製造)
被覆負極活物質粒子52重量部、正極被覆活物質スラリーの製造で使用したものと同じ炭素繊維1重量部、上記電解液47重量部を混合して、負極被覆活物質スラリーを作製した。
(リチウムイオン電池の製造その1)
正極用集電体を敷いて正極活物質スラリーを注入して正極活物質層を形成した。続いて、セパレータを敷いて負極活物質スラリーを注入して負極活物質層を形成した。続いて負極用集電体をかぶせた後、構造体(ケース)とともに接着剤で封止した。
電池としての動作を確認するため、集電体からのリード部分に充放電試験機を接続し、充放電試験を実施した。充放電が可能であり、リチウムイオン二次電池として機能することを確認した。
(リチウムイオン電池の製造その2)
下部が封止された略円錐台形の構造体(ケース)の内部をセパレータで区切り正極室と負極室を形成し、それぞれの内壁に正極用集電体と負極用集電体を設けた。続いて、正極室と負極室に、粉末状の正極活物質及び負極活物質と電解質とからなる正極活物質スラリー及び負極活物質スラリーをそれぞれ入れて充填した後、構造体の上部を封止した。
電池としての動作を確認するため、集電体からのリード部分に充放電試験機を接続し、充放電試験を実施した。この場合も、充放電が可能であり、リチウムイオン二次電池として機能することを確認した。
D 無人飛行機
L リチウムイオン電池
2 正極室
3 負極室
4 セパレータ
5 正極活物質
6 負極活物質
7 正極集電体
8 負極集電体
9 シール部材
20 無人飛行機本体部
21 脚部
25 支持脚
25a 内部空間

Claims (8)

  1. 飛行体本体と、この飛行体本体に着脱自在に設けられた脚部とを備え筐体の少なくとも一部を構成し、内部空間を備える構造体を有する飛行体に設けられるリチウムイオン電池であって、
    前記構造体の備える前記内部空間に配置され、前記内部空間を正極室と負極室とに区分するセパレータと、
    前記正極室及び前記負極室のそれぞれに充填された正極活物質と電解液とを含む正極電極組成物及び負極活物質と電解液とを含む負極電極組成物と
    を備え、
    前記内部空間は前記飛行体の前記脚部に設けられ、前記脚部のうち前記内部空間が設けられた部分はその長手方向に可撓性を有することを特徴とするリチウムイオン電池。
  2. 請求項1記載のリチウムイオン電池において、
    前記飛行体は前記リチウムイオン電池からの電源により飛行可能に構成されていることを特徴とするリチウムイオン電池。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載のリチウムイオン電池において、
    前記リチウムイオン電池は可撓性を有し、かつ、撓んだ状態において電源が供給可能であることを特徴とするリチウムイオン電池。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のリチウムイオン電池において、
    前記内部空間内に配置された状態の前記セパレータの表面が複数の平面を有するように形成されていることを特徴とするリチウムイオン電池。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のリチウムイオン電池において、
    前記正極電極組成物及び前記負極電極組成物のうち少なくとも一方の電極組成物を構成する活物質粒子の表面の少なくとも一部が、導電助剤と高分子とを含んでなる層で被覆されていることを特徴とするリチウムイオン電池。
  6. 請求項5記載のリチウムイオン電池において、
    前記正極電極組成物及び前記負極電極組成物のうち少なくとも一方は繊維状物質を含むことを特徴とするリチウムイオン電池。
  7. 請求項6記載のリチウムイオン電池において、
    前記繊維状物質はカーボンファイバーであることを特徴とするリチウムイオン電池。
  8. 飛行体本体と、この飛行体本体に着脱自在に設けられた脚部とを備え、前記脚部に内部空間を備える構造体を有し、この構造体の前記内部空間内に設けられたリチウムイオン電池を備える飛行体であって、
    前記脚部のうち前記内部空間が設けられた部分はその長手方向に可撓性を有し、
    前記リチウムイオン電池は、
    前記構造体の前記内部空間に配置され、前記内部空間を正極室と負極室とに区分するセ
    パレータと、
    前記正極室及び前記負極室のそれぞれに充填された正極活物質と電解液とを含む正極電
    極組成物及び負極活物質と電解液とを含む負極電極組成物と
    を備えることを特徴とする飛行体。
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