JP6723830B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
タッチパネルへタッチした操作体のタッチパネル面に対する傾斜を検知する傾斜検知手段と、
前記タッチパネルへタッチした前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長さまたは面積を検知する形状検知手段と、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の傾斜量と、前記接触領域の長さまたは面積とに基づいて前記タッチパネルに対するタッチ操作の有効無効を判定する判定手段と、
を有し、
前記傾斜量は前記操作体の前記タッチパネル面に対する角度であり、
前記判定手段は、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が第一の基準値よりも小さい、かつ前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長軸の長さが第二の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の短軸の長さが第三の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を無効とし、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が前記第一の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の長軸の長さが前記第二の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の短軸の長さが前記第三の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を有効とする
ことを特徴とする電子機器である。
座標算出部109は、各センサの容量105から例えば重心110を算出してタッチ位置座標の算出を行う。なお、本実施例において、重心とは各軸における容量最大となるセンサの位置である。静電容量式タッチセンサ103の配置が二次元以上の場合、軸毎に個
別に重心110の算出を行う。
傾斜検知部111は、タッチ検出部107でタッチ有と判定された時の静電容量式タッチセンサ103における発生容量を基にタッチパネル102へタッチした電導物体104のタッチパネル面に対する傾斜を検知する。
形状検知部123は、タッチ検出部107でタッチ有と判定された時の静電容量式タッチセンサ103における発生容量を基にタッチパネル102へタッチした電導物体104とタッチパネル102との接触領域の長さまたは面積を検知する。
不揮発性メモリ130は後述するCPU112を動作させるためのプログラムを格納するための記憶媒体である。
メモリ114は、不揮発性メモリ130に格納されたプログラムをCPUに実行させるために展開するワークメモリである。メモリ114は、例えばRAMからなる。
CPU112は、例えば不揮発性メモリ130に格納されるプログラムに従って、メモリ114をワークメモリとして用いて、この電子機器100の各部を制御する。なお、CPU112が動作するためのプログラムは、不揮発性メモリ130に格納されるのに限られず、例えばHD113などの記憶媒体に予め記憶しておいてもよい。
ocal Area Network)やインターネットといったネットワーク121を介した通信を行うための部位である。
<実施例1>
実施例1では、タッチパネル操作時の操作体の操作面に対する傾斜量および接触形状の長さに基づいて、タッチパネルに対する入力操作の有効無効を判定する制御処理の例を述べる。図2(a)〜図2(h)は実施例1におけるタッチ入力時の操作体の傾斜判定および傾斜量推定の説明図である。タッチパネル102上で、電導物体104(操作体)がタッチパネル操作している。そして、タッチパネル102下部に設けられた静電容量センサ201、202、203、210に対して、容量205、206、208、212が発生している様子を示している。センサ201は最も発生容量の大きいセンサ(以下「最大値センサ」と呼ぶ)である。センサ202、センサ203は最大値センサ(センサ201)の周囲にあるセンサ(以下「隣接センサ」と呼ぶ)である。なお、図2(a)〜図2(h)では隣接センサのうち、容量が小さい方のセンサをセンサ203、容量が大きい方のセンサをセンサ202としている。本明細書では、隣接センサのうち容量が小さいセンサ(センサ203)を「隣接センサ(小)」、容量が大きいセンサ(センサ202)を「隣接センサ(大)」と呼ぶ。差分値204は、最大値センサ(センサ201)の発生容量205と隣接センサ(大)(センサ202)の発生容量206との差分値である。差分値207は最大値センサの発生容量205と隣接センサ(小)の発生容量208との差分値である。なお、最大値センサと隣接センサとの差分値、すなわち差分値204と差分値207を合わせて差分値Aと呼称する。
第一の閾値209は、差分値A(差分値204、差分値207)に対して設定される閾値である。
第二の閾値213は、差分値211に対して設定される閾値である。差分値211は隣接センサ(大)であるセンサ202の発生容量206とセンサ210の発生容量212と
の差分値である。センサ210は隣接センサ(大)である202に隣接し、最大値センサ(センサ201)とは別のセンサである。なお、差分値211を差分値Bと呼称する。
第四の閾値215は、電導物体104が傾いている(パネル面に対して垂直方向からの入力でない)可能性があるかどうかを判定するために、発生容量208に対して設定される閾値である。
103bの1センサ辺りの長さ(横軸方向の長さ)をtとする。また、s>tとし、1センサ分でもセンサ数の多い方が長いものとする(具体的にはs<2t、3s>2t、3s<4t…とする)。なお、本実施例の手法以外の方法で接触領域301の長さや面積を推定してもよい。例えば、接触領域301の長さは、タッチパネル102の縦軸方向および横軸方向に対する最大長さとしてもよい。また、接触領域301内の最大直線距離および
最小直線距離を接触領域301の長さとすることもできる。これらの方法により決定される2種類の長さのうち長い方を上述の長軸とし、短い方を短軸として使用してもよい。また、接触領域301の面積は単にタッチ検出閾値108以上となるセンサの数としてもよい。
S402では、電導物体104が傾いている(パネル面に対して垂直方向からの入力でない)可能性があるかどうかを判定する指標として、隣接センサとの差分値である差分値A(差分値204、差分値207)を計算する。計算後、S403へ進む。なお、最大値センサであるセンサ201が端のセンサである場合、一方のみの周囲にある隣接センサとの発生容量の差分値を計算する。
:YES)、傾斜検知部111は電導物体104が傾いている(パネル面に対して垂直方向からの入力でない)可能性があると判定してS404へ進む。一方のみが下回っている場合以外は(S403:NO)、傾斜検知部111は電導物体104が傾いていない(パネル面に対して垂直方向からの入力である)と判定してS413へ進む。なお、以下のステップでは、第一の閾値209を下回った差分値204に関連する、最大値センサ201とは異なるセンサをセンサ202とする。
S406では、電導物体104が傾いている(パネル面に対して垂直方向からの入力でない)かどうかを判定するために、傾斜検知部111は差分値Bである差分値211が第二の閾値213を下回っているかどうかを判定する。差分値211が第二の閾値213を下回っている場合(S406:YES)は、傾斜検知部111は電導物体104が傾いている(パネル面に対して垂直方向からの入力でない)と判定してS411へ進む(図2(a)参照)。差分値211が第二の閾値213を下回っていない場合(S406:NO)は、更なる判定を行うためにS409へ進む(図2(b)参照)。
S410では、電導物体104が傾いている(パネル面に対して垂直方向からの入力でない)かどうかを判定するために、傾斜検知部111は発生容量208が第四の閾値215を上回っているかどうかを判定する。発生容量208が第四の閾値215を上回っている場合(S410:YES)は、電導物体104が傾いている(パネル面に対して垂直方
向からの入力でない)と判定してS411へ進む(図2(e)参照)。発生容量208が第四の閾値215を上回っていない場合(S410:NO)は、傾斜検知部111は電導物体104が傾いていない(パネル面に対して垂直方向からの入力である)と判定してS412へ進む(図2(f)参照)。
S414では、傾斜検知部111は傾斜角度222を90°と判定して終了となる。
テーブル501は傾斜角度と接触形状の長さに基づいてタッチパネル102に対する入力操作の有効無効を判定する具体例を示している。なお、簡易のため判定可能な傾斜角度は大小の2種類、接触形状の長さは長軸302、短軸303に関して長短の2種類とする。傾斜角度202の大小の判定は、例えば、第一の基準値との比較により行うものとする。同様に、接触形状の長軸302および短軸303の長短の判定は、例えば、後述する第二の基準値および第三の基準値との比較により行うものとする。ここで、第二の基準値502は電導物体104が意図しない人体などによる面接触である可能性があるかどうかを判定するために、長軸302に対して設定される閾値である。第三の基準値503は電導物体104が意図しない人体などによる面接触である可能性があるかどうかを判定するために、短軸303に対して設定される閾値である。
と、接触領域301の長さに基づいてタッチパネル102に対するタッチ操作の有効無効を判定する。また、制御信号生成部115はタッチパネル102に対する電導物体104の傾斜量と、接触領域の長さが以下に示す所定の条件を満たす場合には、タッチされたことに応じた所定の処理を実行する。また、制御信号生成部115はタッチパネル102に対する電導物体104の傾斜量と、接触領域の長さが所定の条件を満たさない場合には、タッチされたことに応じた所定の処理を実行しないように制御する。以下にテーブル501において傾斜角度と接触形状の長さに基づくタッチ判定の分類の例を示す。
傾斜角度222が小さいかつ長軸302が短いかつ短軸303が短い場合、CPU112は判定対象のタッチを意図するタッチと判定する。
傾斜角度222が小さいかつ長軸302が長いかつ短軸303が短い場合、CPU112は判定対象のタッチを意図しないタッチと判定する。
傾斜角度222が小さいかつ長軸302が長いかつ短軸303が長い場合、CPU112は判定対象のタッチを意図しないタッチと判定する。
傾斜角度222が大きいかつ長軸302が短いかつ短軸303が短い場合、CPU112は判定対象のタッチを意図するタッチと判定する。
傾斜角度222が大きいかつ長軸302が長いかつ短軸303が短い場合、CPU112は判定対象のタッチを意図するタッチと判定する。
傾斜角度222が大きいかつ長軸302が長いかつ短軸303が長い場合、CPU112は判定対象のタッチを意図しないタッチと判定する。
S601では、CPU112はタッチパネル102に電導物体104がタッチしたかどうかを判定する。電導物体104がタッチしたならば(S601:YES)S602に進み、タッチしていないならば(S601:NO)S601を繰り返す。
S602では、CPU112は長軸302が第二の基準値502より小さいかつ短軸303が第三の基準値503より小さいかどうかを判定する。長軸302が第二の基準値502より小さいかつ短軸303が第三の基準値503より小さい場合(S602:YES)は、S603へ進む。長軸302が第二の基準値502以上あるいは短軸303が第三の基準値503以上の場合(S602:NO)は、S606へ進む。
S604では、S603において判定されたタッチは有効な入力であるとCPU112が判定してS605へ進む。有効なタッチ入力であると判定した場合は、そのタッチ入力に応じた各種の処理(所定の処理)を行う。例えば、有効と判定されたタッチのタッチダウンがタッチアイコン上であった場合は、タッチダウンに応じて、タッチアイコンがタッチされたことを示すようにタッチアイコンの表示形態の変更を行う(タッチダウン表示をする)。その後、タッチダウン表示されているタッチアイコン上からタッチアップが検出された場合は、タッチダウン表示されていたタッチアイコンの機能を実行する。例えば、タッチダウン表示していたタッチアイコンが特定のアプリケーションソフト(例えばカメラアプリ)を起動するアイコンであれば、タッチアップに応じて特定のアプリケーションソフトを起動する。また、有効と判定されたタッチによってタッチムーブが行われた場合、タッチムーブに応じて、表示物のスクロールを行ったり、設定値の増減を行ったりする。
S605では、CPU112はタッチパネル102への電導物体104のタッチが解除されたかどうかを判定する。解除されたならば(S605:YES)S601へ戻り、解除されていないならば(S605:NO)S605を繰り返す。
S606では、CPU112は傾斜角度222が第一の基準値223より大きいかどうかを判定する。傾斜角度222が第一の基準値223より大きい場合(S606:YES
)はS607へ進む。傾斜角度222が第一の基準値223より大きくない場合(S606:NO)はS608へ進む。なお、静電容量式タッチセンサ103の配置が二次元以上の場合、軸毎の傾斜角度222(傾斜量)のうち最も小さい値が適用される。
S608では、CPU112は判定対象のタッチは意図しないタッチであると判定してS609へ進む。
S609では、CPU112はS608で判定されたタッチは無効な入力と判定してS605へ進む。無効なタッチ入力であると判定した場合は、そのタッチ入力に応じては、前述の各種の処理(所定の処理)は行わない。例えば、無効と判定されたタッチのタッチダウンがタッチアイコン上であっても、タッチダウン表示を行わず、タッチアップしてもタッチアイコンの機能は実行しない。
実施例2では、タッチパネル操作時の入力の傾斜量および接触形状の面積に基づいてタッチパネルに対する入力操作の有効無効を判定する制御処理の例を述べる。図7のテーブル701は実施例2におけるタッチパネル操作時の入力の傾斜量および接触形状の面積に基づいてタッチパネル102に対する入力操作の有効無効を判定するテーブルである。テーブル701は、傾斜角度と接触領域301の面積に基づいてタッチパネル102に対する入力操作の有効無効を判定する具体例を示している。なお、簡易のため判定可能な傾斜角度は大小の2種類、接触形状の面積は大中小の3種類とする。接触形状の面積の大中小の分類は、例えば、後述する第四の基準値および第五の基準値との比較に基づいて行う。ここで、第四の基準値702は電導物体104が意図しない人体などによる面接触である可能性があるかどうかを判定するために、接触領域301の面積に対して設定される閾値である。第五の基準値703は電導物体104が意図しない人体などによる面接触である可能性があるかどうかを判定するために、接触領域301の面積に対して設定される第四の基準値702とは異なる閾値である。なお、第五の基準値703は第四の基準値702より大きな値であるとする。
傾斜角度222が小さいかつ接触領域301が小さい場合、CPU112は判定対象の
タッチを意図するタッチと判定する。
傾斜角度222が小さいかつ接触領域301が中の場合、CPU112は判定対象のタッチを意図しないタッチと判定する。
傾斜角度222が小さいかつ接触領域301が大きい場合、CPU112は判定対象のタッチを意図しないタッチと判定する。
傾斜角度222が大きいかつ接触領域301が小さい場合、CPU112は判定対象のタッチを意図するタッチと判定する。
傾斜角度222が大きいかつ接触領域301が中の場合、CPU112は判定対象のタッチを意図するタッチと判定する。
傾斜角度222が大きいかつ接触領域301が大きい場合、CPU112は判定対象のタッチを意図しないタッチと判定する。
S807では、CPU112は接触領域301の面積が第五の基準値703以上かどうかを判定する。接触領域301の面積が第五の基準値703以上の場合(S807:NO)はS808へ進む。接触領域301の面積が第五の基準値703より小さい場合(S807:YES)は、S803へ進む。
また、本発明はタッチ入力可能な表示制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電
子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置、カメラやビデオなどの撮像装置、ディスプレイを備える医療機器などに適用可能である。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
111 傾斜検知部
112 CPU
115 制御信号生成部
123 形状検知部
Claims (15)
- タッチパネルへタッチした操作体のタッチパネル面に対する傾斜を検知する傾斜検知手段と、
前記タッチパネルへタッチした前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長さまたは面積を検知する形状検知手段と、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の傾斜量と、前記接触領域の長さまたは面積とに基づいて前記タッチパネルに対するタッチ操作の有効無効を判定する判定手段と、
を有し、
前記傾斜量は前記操作体の前記タッチパネル面に対する角度であり、
前記判定手段は、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が第一の基準値よりも小さい、かつ前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長軸の長さが第二の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の短軸の長さが第三の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を無効とし、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が前記第一の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の長軸の長さが前記第二の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の短軸の長さが前記第三の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を有効とする
ことを特徴とする電子機器。 - 前記タッチパネルに対するタッチ操作が有効である場合には、タッチされたことに応じた所定の処理を実行し、前記タッチパネルに対するタッチ操作が無効である場合には、タッチされたことに応じた前記所定の処理を実行しないように制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記判定手段は、前記接触領域の長軸の長さが前記第二の基準値よりも小さい、かつ前記接触領域の短軸の長さが前記第三の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を有効とする
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。 - 前記判定手段は、前記接触領域の長軸の長さが前記第二の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の短軸の長さが前記第三の基準値よりも大きい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を無効とする
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。 - タッチパネルへタッチした操作体のタッチパネル面に対する傾斜を検知する傾斜検知手段と、
前記タッチパネルへタッチした前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長さまたは面積を検知する形状検知手段と、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の傾斜量と、前記接触領域の長さまたは面積とに基づいて前記タッチパネルに対するタッチ操作の有効無効を判定する判定手段と、
を有し、
前記傾斜量は前記操作体の前記タッチパネル面に対する角度であり、
前記判定手段は、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が第一の基準値よりも小さい、かつ前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の面積が第四の基準値よりも大きい、かつ第五の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を無効とし、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が第一の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の面積が前記第四の基準値よりも大きい、かつ前記第五の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を有効とする
ことを特徴とする電子機器。 - 前記タッチパネルに対するタッチ操作が有効である場合には、タッチされたことに応じた所定の処理を実行し、前記タッチパネルに対するタッチ操作が無効である場合には、タッチされたことに応じた前記所定の処理を実行しないように制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
- 前記判定手段は、前記接触領域の面積が前記第四の基準値よりも小さい場合は前記タッチパネルに対するタッチ操作を有効とする
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電子機器。 - 前記判定手段は、前記接触領域の面積が前記第五の基準値よりも大きい場合は前記タッチパネルに対するタッチ操作を無効とする
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電子機器。 - 前記タッチパネルは、前記操作体との接触により特徴量を生じるセンサを二次元平面状に配置した構成を有し、
前記傾斜検知手段は、前記センサのうち最大の特徴量を生じる最大値センサを特定し、前記最大値センサに隣接するセンサとの特徴量の差分に基づいて、前記タッチパネルへタッチした前記操作体の前記タッチパネル面に対する傾斜量を検知する
ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記タッチパネルは、前記操作体との接触により特徴量を生じるセンサを二次元平面状に配置した構成を有し、
前記形状検知手段は、閾値を超える特徴量を生じるセンサを特定し、前記センサの数と各センサのサイズに基づいて、前記タッチパネルへタッチした前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長さまたは面積を検知する
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記センサは静電容量式タッチセンサであり、前記特徴量は静電容量である
ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の電子機器。 - タッチパネルを備える電子機器において実行されるタッチパネル制御方法であって、
タッチパネルへタッチした操作体のタッチパネル面に対する傾斜を検知するステップと、
前記タッチパネルへタッチした前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長さまたは面積を検知するステップと、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の傾斜量と、前記接触領域の長さまたは面積と、に基づいて前記タッチパネルに対するタッチ操作の有効無効を判定するステップと、
を有し、
前記傾斜量は前記操作体の前記タッチパネル面に対する角度であり、
前記判定するステップでは、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が第一の基準値よりも小さい、かつ前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長軸の長さが第二の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の短軸の長さが第三の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を無効とし、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が前記第一の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の長軸の長さが前記第二の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の短軸の長さが前記第三の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を有効とする
ことを特徴とするタッチパネル制御方法。 - タッチパネルを備える電子機器において実行されるタッチパネル制御方法であって、
タッチパネルへタッチした操作体のタッチパネル面に対する傾斜を検知するステップと、
前記タッチパネルへタッチした前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の長さまたは面積を検知するステップと、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の傾斜量と、前記接触領域の長さまたは面積とに基づいて前記タッチパネルに対するタッチ操作の有効無効を判定するステップと、
を有し、
前記傾斜量は前記操作体の前記タッチパネル面に対する角度であり、
前記判定するステップでは、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が第一の基準値よりも小さい、かつ前記操作体と前記タッチパネルとの接触領域の面積が第四の基準値よりも大きい、かつ第五の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を無効とし、
前記タッチパネル面に対する前記操作体の角度が第一の基準値よりも大きい、かつ前記接触領域の面積が前記第四の基準値よりも大きい、かつ前記第五の基準値よりも小さい場合は、前記タッチパネルに対するタッチ操作を有効とする
ことを特徴とするタッチパネル制御方法。 - コンピュータを、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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