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JP6710865B2 - 車両のサスペンションメンバ - Google Patents

車両のサスペンションメンバ Download PDF

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JP6710865B2 JP2017018554A JP2017018554A JP6710865B2 JP 6710865 B2 JP6710865 B2 JP 6710865B2 JP 2017018554 A JP2017018554 A JP 2017018554A JP 2017018554 A JP2017018554 A JP 2017018554A JP 6710865 B2 JP6710865 B2 JP 6710865B2
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和宏 盛田
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Description

本発明は、車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される車両のサスペンションメンバに関する。
上記した車両のサスペンションメンバに関する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の車両のサスペンションメンバ100は、図6に示すように、車両前後方向に延びる左右のサイドフレーム102を備えている。そして、左右のサイドフレーム102の前部がフロントクロスフレーム103によってつながれており、前記左右のサイドフレーム102の後部が二本のリヤクロスフレーム105,106によってつながれて枠状に形成されている。そして、フロントクロスフレーム103の左右両側と、前側のリヤクロスフレーム105の左右両側とに車輪を支持する左右のサスペンションアーム(図示省略)が連結されている。また、左右のサイドフレーム102とフロントクロスフレーム103と前側のリヤクロスフレーム105とに囲まれた範囲には、エンジンEが配置されている。
特開平8−175191号公報
上記した車両のサスペンションメンバ100によると、左右のサスペンションアームは、左右のサイドフレーム102とフロントクロスフレーム103と前側のリヤクロスフレーム105とにより構成された角枠状部分の四隅に連結されている。さらに、左右のサイドフレーム102とフロントクロスフレーム103と前側のリヤクロスフレーム105とに囲まれた範囲にはエンジンEが配置されるため、筋交い状に補強部材等を設けることが困難である。このため、左右のサスペンションアームが連結される部分の強度、剛性を効率的に向上させるのが難しい。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、サスペンションメンバにおいて左右のサスペンションアームが連結される部位の強度、剛性を効率的に向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。請求項1の発明は、車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、前記補強部材が前記センタークロスフレームに連結される部位と、前記板状部材が前記センタークロスフレームに連結される部位とは、平面視において重なっている
本発明によると、左右の補強部材により左右のサイドフレームとフロントクロスフレームの端部とセンタークロスフレームの端部とが連結される。このため、左右の補強部材が筋交いのように働いて、左右のサイドフレームとフロントクロスフレームとセンタークロスフレームとにより構成される角形の枠部が左右方向に変形し難くなる。また、センタークロスフレームとリヤクロスフレームとは、サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されている。このため、板状部材が同じく筋交いのように働いて、左右のサイドフレームとセンタークロスフレームとリヤクロスフレームとにより構成される角形の枠部が左右方向に変形し難くなる。したがって、左右のサスペンションアームが連結される前記センタークロスフレームの端部と前記リヤクロスフレームの端部との強度、剛性が向上する。
また、左右のサスペンションアームからセンタークロスフレームに加わった荷重を補強部材によりフロントクロスフレームに伝達し、また前記板状部材によりリヤクロスフレームに伝達できるようになる。
請求項2の発明は、車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、前記補強部材が前記センタークロスフレームに連結される部位と、前記板状部材が前記センタークロスフレームに連結される部位とは、平面視において重なっており、前記板状部材は、筋交い状に形成されている
このため、左右のサイドフレームとセンタークロスフレームとリヤクロスフレームとにより構成される角枠部を効率的に補強できるようになる。
請求項3の発明は、車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、左右の前記補強部材の車幅方向内側に位置する端縁の平面視における延長線上の位置に、前記板状部材の左右の梁部が配置されている。このため、補強部材の車幅方向内側に位置する端縁と板状部材の左右の梁部とがフロントクロスフレームとリヤクロスフレームとをつなぐ梁状に働くようになる。
請求項4の発明は、車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、前記補強部材は、車両のエンジンを支持できるように構成されている。このため、補強部材の有効利用を図ることができる。
請求項5の発明によると、板状部材はセンタークロスフレームとリヤクロスフレームとの下面側を覆うように設けられている。このため、板状部材が車両のアンダーカバーの一部として働くようになる。
請求項6の発明によると、板状部材は、センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの中央部に設けられている。
本発明によると、左右のサスペンションアームが連結されるサスペンションメンバのセンタークロスフレームの端部とリヤクロスフレームの端部との強度、剛性を効率的に向上させることができる。
本実施形態に係るサスペンションメンバを備える車両を左前下方から見た斜視図である。 前記サスペンションメンバを備える車両の下面視図である。 前記サスペンションメンバの側面図(図2のIII-III矢視図)である。 前記サスペンションメンバの正面図(図2のIV-IV矢視図)である。 前記サスペンションメンバの板状部材の下面視図である。 従来のサスペンションメンバの斜視図である。
[実施形態1]
以下、図1から図5に基づいて本発明の実施形態1に係るサスペンションメンバ20について説明する。本実施形態に係るサスペンションメンバ20は、車両のエンジン(図示省略)、及び左右のフロントサスペンションアーム19を支持する骨格である。ここで、図中に示す前後左右、及び上下は、サスペンションメンバ20を備える車両10の前後左右、及び上下に対応している。
<車両10の前部構造の概要について>
車両10の前部には、図1、図2に示すように、車幅方向両側において車両前後方向に延びる骨格であるサイドメンバ12が設けられている。そして、左右のサイドメンバ12の前端部間に車幅方向に延びるフロントクロスメンバ13が掛け渡されている。また、左右のサイドメンバ12の前面には、図2に示すように(図1では省略)、クラッシュボックス14が取付けられている。そして、左右のクラッシュボックス14により、車幅方向に延びるバンパリインフォース16が支持されている。また、前記フロントクロスメンバ13の後方位置には、左右のサイドメンバ12の下面12dに連結支持されたフロントサスペンションメンバ20(以下、サスペンションメンバ20という)がほぼ水平に設けられている。
<サスペンションメンバ20について>
サスペンションメンバ20は、図1に示すように、左右の前輪18がそれぞれ連結される左右のサスペンションアーム19を支持するとともに、エンジン(図示省略)を支持するフレームである。サスペンションメンバ20は、図1、図2に示すように、車両前後方向に延びる左右のサイドフレーム22を備えている。そして、左右のサイドフレーム22の前部がフロントクロスフレーム23によってつながれており、左右のサイドフレーム22の途中位置がセンタークロスフレーム24によってつながれている。また、左右のサイドフレーム22の後部がリヤクロスフレーム25によってつながれている。これにより、サスペンションメンバ20は枠状に形成されている。
<フロントクロスフレーム23について>
サスペンションメンバ20のフロントクロスフレーム23は、図4の正面図に示すように、左右両端部が高く、中央水平部23mが低くなるように逆台形状に成形されている。そして、フロントクロスフレーム23の左右両端部と左右のサイドフレーム22との接続部には、図1に示すように、サイドメンバ12の下面12dにボルト止めされる前側フランジ部23fが車幅方向に突出するように形成されている。
<センタークロスフレーム24について>
サスペンションメンバ20のセンタークロスフレーム24は、前記フロントクロスフレーム23と同様に左右両端部が高く、中央水平部24mが低くなるように逆台形状に成形されている。そして、センタークロスフレーム24の左右両端部と左右のサイドフレーム22との接続部には、図1等に示すように、サイドメンバ12の下面12dにボルト止めされる中央フランジ部24fが車幅方向に突出するように形成されている。また、センタークロスフレーム24の中央水平部24mの左右両側には、図1〜図3に示すように、略コ字形の軸受部24cが形成されている。そして、センタークロスフレーム24の左右の軸受部24cには、左右のサスペンションアーム19の前側に設けられた円筒状の前側連結部19x(図1参照)が軸心回りに回転可能な状態で同軸に連結されている。
<リヤクロスフレーム25について>
サスペンションメンバ20のリヤクロスフレーム25は、前記フロントクロスフレーム23と同様に左右両端部が高く、中央水平部25mが低くなるように逆台形状に成形されている。そして、リヤクロスフレーム25の左右両端部と左右のサイドフレーム22との接続部には、図1等に示すように、サイドメンバ12の下面12dにボルト止めされる後側フランジ部25fが車幅方向に突出するように形成されている。また、リヤクロスフレーム25の中央水平部25mの左右両側には、図1〜図3に示すように、略コ字形の軸受部25cが形成されている。そして、リヤクロスフレーム25の左右の軸受部25cには、左右のサスペンションアーム19の後側に設けられた円筒状の後側連結部19z(図1参照)が軸心回りに回転可能な状態で同軸に連結されている。
<エンジン支持パネル28について>
サスペンションメンバ20の左右のサイドフレーム22とフロントクロスフレーム23とセンタークロスフレーム24とに囲まれた範囲の左右両側位置には、図2に示すように、エンジン支持パネル28が設けられている。エンジン支持パネルは、図4に示すように、略台形状に成形されたパネルであり、上部傾斜面28sでエンジンマウント(図示省略)を介してエンジンを支持できるように構成されている。エンジン支持パネル28は、図2に示すように、前辺がフロントクロスフレーム23、車幅方向外側辺がサイドフレーム22、後辺がセンタークロスフレーム24にそれぞれ接続されている。そして、エンジン支持パネル28の車幅方向内側辺が開口の縁部28eを形成している。エンジン支持パネル28の縁部28eは、その縁部28eの前端部に対して後端部が車幅方向内側に配置されるように、緩やかに傾斜した状態で形成されている。即ち、前記エンジン支持パネル28が本発明の補強部材に相当する。
<板状部材30について>
サスペンションメンバ20のセンタークロスフレーム24とリヤクロスフレーム25とは、図1〜図3に示すように、下面中央部が板状部材30によって連結されている。板状部材30は、センタークロスフレーム24とリヤクロスフレーム25と左右のサイドフレーム22とにより構成される角形の枠部に対して筋交い状に働く部材である。さらに、板状部材30は、車両のアンダーカバーの一部として働くようになる。板状部材30は、図5に示すように、略V字形に形成された切欠部31と、前後方向に延びる左辺部32、及び右辺部33と、車幅方向に延びる後辺部35とを備えている。
板状部材30の切欠部31は、図5に示すように、前端左右両側から中央部にかけて形成されており、その切欠部31の端縁と左辺部32、及び右辺部33との間に左右の山形部34が梁状に形成されている。また、左右の山形部34の山麓部分(後部)から後辺部35の近傍位置まで左右の開口部32h,33hが形成されている。左右の開口部32h,33hは、左辺部32、及び右辺部33に沿う辺を底辺とする二等辺三角形状に形成されている。
これにより、例えば、板状部材30の左右の山形部34の頂部34tに加わった荷重は左辺部32、及び右辺部33を介してそれぞれ後辺部35の左端部35f、右端部35rに伝わるようになる。また、板状部材30の左側の山形部34の頂部34tに加わった荷重は山形部34、中央部等を介して後辺部35の中央部35c、右端部35rに伝わるようになる。さらに、板状部材30の右側の山形部34の頂部34tに加わった荷重は山形部34、中央部等を介して後辺部35の中央部35c、左端部35fに伝わるようになる。
板状部材30の左右の山形部34の頂部34tは、図1、図2に示すように、センタークロスフレーム24の中央水平部24mの下面にそれぞれボルト止めされる。ここで、板状部材30の左右の山形部34の頂部34tは、左右のエンジン支持パネル28がセンタークロスフレーム24に連結される部位と平面視において重なる位置に連結される。また、板状部材30の後辺部35の左端部35f、中央部35c、及び右端部35rは、リヤクロスフレーム25の中央水平部25mの下面にそれぞれボルト止めされる。そして、板状部材30がセンタークロスフレーム24とリヤクロスフレーム25との下面に連結された状態で、図2に示すように、エンジン支持パネル28の端縁28eの平面視における延長線の位置に板状部材30の左右の山形部34が配置されるようになる。即ち、板状部材30の左右の山形部34が本発明の板状部材30の左右の梁部に相当する。
<本実施形態に係るサスペンションメンバ20の長所について>
本実施形態に係るサスペンションメンバ20によると、左右のエンジン支持パネル28(補強部材)により左右のサイドフレーム22とフロントクロスフレーム23の端部とセンタークロスフレーム24の端部とが連結される。このため、左右のエンジン支持パネル28が筋交いのように働いて、左右のサイドフレーム22とフロントクロスフレーム23とセンタークロスフレーム24とにより構成される角形の枠部が左右方向に変形し難くなる。また、センタークロスフレーム24とリヤクロスフレーム25とは、サイドフレーム22から離れた部位が板状部材30により連結されている。このため、板状部材30が同じく筋交いのように働いて、左右のサイドフレーム22とセンタークロスフレーム24とリヤクロスフレーム25とにより構成される角形の枠部が左右方向に変形し難くなる。したがって、左右のサスペンションアーム19が連結される前記センタークロスフレーム24の端部と前記リヤクロスフレーム25の端部との強度、剛性が向上する。
また、エンジン支持パネル28がセンタークロスフレーム24に連結される部位と、板状部材30の頂部34tがセンタークロスフレーム24に連結される部位とは、平面視において重なっている。このため、左右のサスペンションアーム19からセンタークロスフレーム24に加わった荷重をエンジン支持パネル28によりフロントクロスフレーム23に伝達し、前記板状部材30によりリヤクロスフレーム25に伝達できるようになる。
また、エンジン支持パネル28の車幅方向内側に位置する端縁28eの平面視における延長線上の位置に、図2に示すように、前記板状部材30の左右の山形部34が配置されている。このため、左右のエンジン支持パネル28の車幅方向内側に位置する端縁28eと板状部材30の左右の山形部34とがフロントクロスフレーム23とリヤクロスフレーム25とをつなぐ梁状に働くようになる。これにより、左右のエンジン支持パネル28の端縁28eと板状部材30の左右の山形部34とがフロントクロスフレーム23とリヤクロスフレーム25間で筋交い状に働くようになる。このため、左右のサイドフレーム22とフロントクロスフレーム23とセンタークロスフレーム24とリヤクロスフレーム25とにより構成される角枠部を効率的に補強できるようになる。また、板状部材30はセンタークロスフレーム24とリヤクロスフレーム25との下面側を覆うように設けられている。このため、板状部材30が車両のアンダーカバーの一部として働くようになる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、板状部材30の前側に切欠部31を形成し、左右両側に開口部32h,33hを形成する例を示した。しかし、切欠部31、及び左右の開口部32h,33hを省略し、板状部材30を角形の板状に形成することも可能である。また、本実施形態では、左右のサイドフレーム22とフロントクロスフレーム23とセンタークロスフレーム24により囲まれた範囲の左右両側にエンジン支持パネル28を設ける例を示した。しかし、エンジン支持パネル28の代わりに平板等の補強部材で各フレーム22,23,24をつなぐ構成でも可能である。
10 車両
18 前輪(車輪)
19 サスペンションアーム
20 サスペンションメンバ
22 サイドフレーム
23 フロントクロスフレーム
24 センタークロスフレーム
25 リヤクロスフレーム
28 エンジン支持パネル(補強部材)
30 板状部材
31 切欠部
34 山形部(梁部)

Claims (6)

  1. 車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、
    前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、
    前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、
    前記補強部材が前記センタークロスフレームに連結される部位と、前記板状部材が前記センタークロスフレームに連結される部位とは、平面視において重なっている車両のサスペンションメンバ。
  2. 車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、
    前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、
    前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、
    前記補強部材が前記センタークロスフレームに連結される部位と、前記板状部材が前記センタークロスフレームに連結される部位とは、平面視において重なっており、
    前記板状部材は、筋交い状に形成されている車両のサスペンションメンバ。
  3. 車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、
    前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、
    前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、
    左右の前記補強部材の車幅方向内側に位置する端縁の平面視における延長線上の位置に、前記板状部材の左右の梁部が配置されている車両のサスペンションメンバ。
  4. 車両前後方向に延びる左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部をつなぐフロントクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの後部をつなぐリヤクロスフレームと、前記左右のサイドフレームの途中位置をつなぐセンタークロスフレームとにより枠状に形成されており、前記センタークロスフレームとリヤクロスフレームとの左右両端部に車輪を支持する左右のサスペンションアームが連結される構成の車両のサスペンションメンバであって、
    前記左右のサイドフレームと前記フロントクロスフレームと前記センタークロスフレームとにより囲まれた範囲の左右両側位置には、補強部材が各フレームを連結するように設けられており、
    前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとは、前記サイドフレームから離れた部位が板状部材により連結されており、
    前記補強部材は、車両のエンジンを支持できるように構成されている車両のサスペンションメンバ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された車両のサスペンションメンバであって、
    前記板状部材は、前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとの下面側を覆うように設けられている車両のサスペンションメンバ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載された車両のサスペンションメンバであって、
    前記板状部材は、前記センタークロスフレームと前記リヤクロスフレームとの中央部に設けられている車両のサスペンションメンバ。
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