JP6709142B2 - 超音波撮像装置、信号処理装置、および、超音波撮像装置の信号処理方法 - Google Patents
超音波撮像装置、信号処理装置、および、超音波撮像装置の信号処理方法 Download PDFInfo
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Description
本実施形態1の超音波撮像装置を図1および図2を用いて説明する。図1は、実施形態1の超音波撮像装置100の構成を示すブロック図である。図2(a)〜(e)は、受信走査線21の例を示す説明図である。
実施形態2の超音波撮像装置について、図3および図4を用いて説明する。図3は、実施形態2の超音波撮像装置110の構成を示すブロック図であり、図4は、混合係数算出部30の詳しい構成を示すブロック図である。
ただし、Bは、今回スキャンで求めた補間データ値、Aは、補間データ値Bが得られた点について、過去のスキャン(フレーム)で受信部104が生成した受信データ値である。
混合処理部40は、下式(3)により、混合データ値Dを算出する。
指標Rは、補間データ値Bと過去の受信データ値Aとが近いほど、1に近づき、今回スキャン(フレーム)時と過去スキャン時の撮像対象120の状態が近いことを示す。上記式(2)より、過去の受信データ値Aの混合係数C1がRであり、補間データ値Bの混合係数C2=(1−R)であるから、式(3)より、混合データ値Dは、今回のスキャン時と過去スキャン時の撮像対象の状態が近いほど受信データ値Aの割合が増し、状態が異なるほど補間データ値Bの割合が増す。
S=Σ(Vi*Bi)/Σ(Bi) ・・・(4)
実施形態3の超音波撮像装置について説明する。
d=|A−B| ・・・(6)
ただし、Bは、今回スキャンで求めた補間データ値、Aは、補間データ値Bが得られた点について、過去のスキャンで受信部104が生成した受信データ値である。
上記してきた実施形態1から3にかかる超音波撮像装置において、混合係数算出部30は、補間データ生成部10が生成した受信走査線21b上の補間データ、および、メモリ20の領域23から読み出した受信走査線21b上の過去の受信データのそれぞれについて、ローパスフィルタを適用してから、両データを用いて混合係数を算出してもよい。
一般に、受信走査線21上の複数の点の受信データは、超音波の干渉によって生じるスペックルパターン等の強弱パターンを含むことが知られている。ローパスフィルタを適用することにより、受信走査線21上の補間データおよび過去データから、超音波データ特有のスペックルパターン等を低減させ、受信走査線21b方向に滑らかに変化するデータに変換することができる。これにより、超音波データ特有のばらつきが低減されるため、混合係数算出部30は、超音波データ特有のばらつきに左右されることなく、混合係数を算出することができる。よって、高画質な3次元画像を提供できる。
実施形態5では、撮像対象120が心臓のように周期的に同一の動きを繰り返すものである場合であっても、その影響を除外して、混合係数を算出できる超音波撮像装置を提供する。そのため、混合係数算出部30および混合処理部40は、過去の受信データとして、今回のスキャンと同一時相のタイミングで得られた過去の受信データをメモリ20の領域23から読み出す構成とする。
Claims (12)
- 撮像対象に超音波を送信し、送信ごとに前記撮像対象から戻る超音波を受信し、受信信号に変換する超音波探触子と、
前記撮像対象の撮像領域に画像化に必要な数の受信走査線を設定し、前記受信走査線のうちの所定数を選択して、選択した前記受信走査線上の複数の点それぞれについての受信データを、前記受信信号から生成する受信部と、
前記受信部が生成した受信データを記憶するメモリと、
前記受信部が生成した前記受信データを補間処理することにより、前記受信部が選択しなかった前記受信走査線のうち1以上の受信走査線上の複数の点についての受信データの値に相当する補間データ値Bを演算により生成する補間データ生成部と、
前記補間データ値Bを求めた前記点と同一の点について、前記受信部が過去の前記受信信号から生成した過去の受信データ値Aを前記メモリから読み出して、前記補間データ値Bと前記過去の受信データ値Aとを混合して混合データ値Dを生成して、前記点の値とする混合部とを有し、
前記混合部は、前記補間データ値Bと前記過去の受信データ値Aから、それらの値の近さを表す指標値Rを算出し、混合係数C1,C2を
C1=R、C2=(1−R)
により算出し、
前記混合データ値Dを
D=A*C1+B*C2
により算出する
ことを特徴とする超音波撮像装置。 - 請求項1に記載の超音波撮像装置であって、前記指標値Rは、前記補間データ値Bと、前記過去の受信データ値Aとの値の比A/Bであることを特徴とする超音波撮像装置。
- 請求項1に記載の超音波撮像装置であって、前記指標値Rは、前記補間データ値Bと前記過去の受信データ値Aとの値の差分量|A−B|と、予め求めておいた基準値Sとの差または比であることを特徴とする超音波撮像装置。
- 請求項3に記載の超音波撮像装置であって、前記混合部は、前記基準値Sを、前記受信部が求めた前記受信データの値の分布に基づいて決定することを特徴とする超音波撮像装置。
- 請求項1に記載の超音波撮像装置であって、前記混合部は、前記補間データを求めた点とその周囲の複数の前記点を含む領域を前記受信走査線に設定し、前記領域に含まれる複数の点の前記補間データ値Bの代表値と、前記領域内に含まれる複数の前記点についての前記過去の受信データ値Aの代表値とに基づいて前記指標値Rを算出し、前記領域における前記混合係数C1,C2を決定することを特徴とする超音波撮像装置。
- 請求項5に記載の超音波撮像装置であって、前記補間データ値Bの代表値は、前記領域内の複数の前記点についての補間データ値Bの平均値、または、前記領域内の複数の前記点の補間データ値Bの重心座標の補間データ値であり、前記受信データ値Aの代表値は、前記領域内の複数の前記点についての前記受信データ値Aの平均値、または、前記領域内の複数の前記点についての受信データ値Aの重心座標の受信データ値であることを特徴とする超音波撮像装置。
- 請求項1に記載の超音波撮像装置であって、前記受信データ値Aは、前記受信信号を前記点について焦点を結ぶように整相加算した整相加算後信号の強度または波形情報であることを特徴とする超音波撮像装置。
- 請求項1に記載の超音波撮像装置であって、前記超音波探触子は、前記撮像対象の周期的な動きに同期して、前記周期中に設定した複数の時相ごとに超音波を送信し、
前記混合部は、前記補間データ値Bを求めた前記点と同一の点について、前記受信部が過去の同一時相に送信された超音波について得た前記受信信号から生成した受信データを、前記過去の受信データ値Aとして前記メモリから読み出して、前記補間データ値Bと混合することを特徴とする超音波撮像装置。 - 請求項8に記載の超音波撮像装置であって、前記メモリは、前記複数の時相ごとの前記受信データをそれぞれ格納する複数の領域を有し、
前記混合部は、前記複数の領域のうち、前記受信部が今回受信データを生成した時相と同一の時相の前記領域を選択し、選択した前記領域に格納されている前記過去の受信データ値Aを読み出すことを特徴とする超音波撮像装置。 - 請求項1に記載の超音波撮像装置であって、前記超音波探触子が今回受信した受信信号から前記受信部が生成した受信データと、前記混合部が混合した前記混合データ値Dとを用いて、前記撮像対象の画像を生成する画像処理部をさらに有することを特徴とする超音波撮像装置。
- 超音波撮像装置の受信部が、画像化に必要な数の受信走査線のうちの所定数を選択して、選択した前記受信走査線上の複数の点それぞれについて生成した受信データを受け取って記憶するメモリと、
前記受信部が生成した前記受信データを補間処理することにより、前記受信部が選択しなかった前記受信走査線のうち1以上の受信走査線上の複数の点についての受信データの値に相当する補間データ値Bを演算により生成する補間データ生成部と、
前記補間データ値Bを求めた前記点と同一の点について、前記受信部が過去の前記受信信号から生成した過去の受信データ値Aを前記メモリから読み出して、前記補間データ値Bと前記過去の受信データ値Aとを混合して、前記点の値とする混合部とを有し、
前記混合部は、前記補間データ値Bと前記過去の受信データ値Aから、それらの値の近さを表す指標値Rを算出し、混合係数C1,C2を
C1=R、C2=(1−R)
により算出し、
前記混合データ値Dを
D=A*C1+B*C2
により算出する
ことを特徴とする信号処理装置。 - 超音波を送信された撮像対象から戻る超音波を受信した受信信号を受け取って、前記撮像対象の撮像領域に画像化に必要な数の受信走査線を設定し、前記受信走査線のうちの所定数を選択して、選択した前記受信走査線上の複数の点それぞれについての受信データを、前記受信信号から生成し、
前記受信データをメモリに格納し、
前記受信データを補間処理することにより、選択しなかった前記受信走査線のうち1以上の受信走査線上の複数の点についての受信データの値に相当する補間データ値Bを演算により生成し、
前記補間データ値Bを求めた前記点と同一の点について、過去の受信信号から生成した過去の受信データ値Aを前記メモリから読み出して、前記補間データ値Bと前記過去の受信データ値Aから、それらの値の近さを表す指標値Rを算出し、混合係数C1,C2を
C1=R、C2=(1−R)
により算出し、
前記混合データ値Dを
D=A*C1+B*C2
により算出し、
前記受信データと前記混合データ値Dとを用いて前記撮像対象の画像を生成する
ことを特徴とする超音波撮像装置の信号処理方法。
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JP2016206670A JP6709142B2 (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 超音波撮像装置、信号処理装置、および、超音波撮像装置の信号処理方法 |
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