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JP6707747B2 - 蜂捕獲具 - Google Patents

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Description

本発明は、蜂を捕獲するための蜂捕獲具に関するものである。
蜂としてスズメバチを例に説明する。一般に、スズメバチの駆除は、巣を除去し、巣の周囲に飛んでいるスズメバチを捕獲又は殺虫することで行われている。さらに、スズメバチを完全に駆除するためには、巣を離れていたスズメバチも併せて駆除をする必要があった。
しかしながら、巣を離れていたスズメバチは、巣を取り除いた後に、巣のあった場所にいつ戻ってくるかわからないことから、このような蜂を確実に捕獲し、駆除することが難しいという問題があった。
このような問題を解消するため、例えば、特許文献1には、捕獲後の蜂を簡単に廃棄することのできる蜂捕獲具を提供することを目的として、平板状の基板の表面及び裏面に粘着剤を塗布して蜂を捕獲するための粘着面を形成した粘着基板を有し、粘着基板の下部に廃棄箱を取り付けて当該廃棄箱により前記粘着基板の粘着面より落下する蜂を受け、かつ蜂の捕獲後にその粘着基板を廃棄箱に収納して当該廃棄箱と共に廃棄するという技術が開示されている。
しかし、特許文献1にあっては、廃棄箱を別途設けていることから、廃棄箱が嵩張るために持ち運びに不便であると共に狭い箇所に設置することが難しいという不具合があった。また、廃棄箱を別途製造するためのコストがかかるという不具合もあった。
実用新案登録第3013402号公報
本発明は、以上のような従来からの不具合を解消するためのものであって、その課題は、コンパクトであり、かつ、低コストで製造することができる蜂捕獲具を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明にあっては、全体長方形板状に形成されると共に支持部材が設けられ、前記支持部材により吊架されて使用され、蜂を捕獲する粘着面により形成された捕獲部を備えた蜂捕獲具において、前記捕獲部の長さ方向中央部には幅方向に沿って第二折曲線部が設けられると共に、前記第二折曲線部と前記捕獲部の下端部との間には幅方向に沿って第一折曲線部が設けられており、前記第二折曲線部において前記捕獲部の下半部を前記捕獲部方向に折り曲げると共に前記第一折曲線部において前記第一折曲線部と前記下端部との間により形成される部位を前記捕獲部方向に折り曲げることにより、前記捕獲部の上半部には前記粘着面により形成された蜂捕獲部本体部が形成される一方、前記第二折曲線部と前記第一折曲線部との間の部位には前記粘着面により形成された蜂収納部底部が形成されると共に前記第一折曲線部と前記下端部との間の部位には前記粘着面により形成された蜂収納部側板部が前記蜂捕獲部本体部に対向配置されて形成され、前記蜂収納部底部及び前記蜂収納部側板部により蜂収納部が形成され、前記蜂捕獲部本体部は前記蜂収納部側板部よりも長さ方向寸法が大きく形成されていることを特徴とする。
従って、前記捕獲部を前記第二折曲線部及び第一折曲線部において折曲した場合には前記蜂捕獲部本体部、前記蜂収納底部及び蜂収納側板部が形成され、前記蜂捕獲部本体部に付着した蜂が前記蜂収納部に収納される。
また、前記蜂収納部を形成する蜂収納側板部及び前記蜂収納底部を前記接着面を内側にして前記第二折曲線部を介して折曲した場合には、前記蜂収納部が前記蜂捕獲部本体部に対して折り畳まれ、前記蜂収納部に収納された蜂は、前記蜂捕獲部本体部と前記蜂収納部との間に挟持される。
請求項2記載の発明にあっては、前記蜂捕獲部本体部及び前記蜂収納部の周縁には、非粘着部である周縁部が粘着面よりも面上方に突出して形成されていることを特徴とする。
従って、前記粘着面を内側にして前記第二折曲線部及び第一折曲線部において折曲した場合には、前記粘着面よりも面上方に突出して形成された前記蜂捕獲部本体部の周縁部と前記蜂収納部の周縁部とが当接して折り畳まれるので、前記粘着面同士が接触することを防止することができる。
また、蜂は、前記蜂捕獲部本体部及び前記蜂収納部の周縁部よりも内方の前記粘着面に付着した状態で捕獲される。その結果、前記蜂収納部に収納した蜂を前記蜂捕獲具の内方に収納した状態で折り畳んで、前記蜂捕獲具を安全に廃棄等の処分をすることができる。
請求項3記載の発明にあっては、 前記蜂捕獲部本体部又は蜂収納部の内方には、前記第二折曲線部を介して長さ方向に折り畳んだ場合に、前記蜂捕獲部本体部の内方面部又は蜂収納部の内方面部に当接しうる凸部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記第二折曲線部を介して長さ方向に折り畳んだ場合には、前記凸部が前記蜂捕獲部本体部の内方面部又は蜂収納部の内方面部に当接する。
請求項4記載の発明にあっては、前記捕獲部は濃色により形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明にあっては、前記粘着面を構成する粘着剤には、殺虫成分が混入されていることを特徴とする。従って、前記捕獲部に蜂が捕獲された場合には、殺虫成分が混入された前記粘着剤が蜂に付着する。
請求項1記載の蜂捕獲具にあっては、前記捕獲部を前記第二折曲線部及び第一折曲線部において折曲した場合には前記蜂捕獲部本体部、前記蜂収納底部及び蜂収納側板部が形成され、前記蜂捕獲部本体部に付着した蜂が前記蜂収納部に収納される。
従って、前記捕獲部を前記第二折曲線部及び第一折曲線部において折曲するだけで前記蜂収納部を形成することができるので、従来のように廃棄箱を別途設ける必要がなく、蜂を捕獲し収納することができ、さらに、持ち運びが容易であると共に、狭い箇所にも設置することができる。その結果、コンパクトであり、かつ、低コストで製造することができる蜂捕獲具を提供することができる。
また、請求項1記載の蜂捕獲具にあっては、前記蜂収納部を前記接着面を内側にして前記第一折曲線部を介して折曲した場合には、前記蜂収納底部及び前記蜂収納側板部が折り畳まれ、さらに、前記第二折曲線部を介して折曲された場合には、前記蜂収納部が前記蜂捕獲部本体部に対して折り畳まれ、前記蜂収納部に収納された蜂は、粘着面部により形成された前記蜂捕獲部本体部と同様に粘着面部により形成された前記蜂収納部との間に挟持されるので、前記蜂捕獲部本体部に蜂を捕獲した後には、前記蜂捕獲部本体部に付着した蜂を前記蜂収納部に収納した後に、前記第一折曲線部及び前記第二折曲線部において折り畳むことによって、粘着面部により形成された前記蜂捕獲部本体部と前記蜂収納部との間に前記蜂を挟持した状態で前記蜂捕獲具を廃棄することができる。その結果、捕獲した蜂を安全に処理することができる。
請求項2記載の蜂捕獲具にあっては、前記蜂捕獲部本体部及び前記蜂収納部の周縁には、非粘着部である周縁部が前記粘着面よりも面上方に突出して形成されている。
従って、前記粘着面を内側にして前記第二折曲線部において折曲した場合には、前記粘着面よりも面上方に突出して形成された前記蜂捕獲部本体部の周縁部と前記蜂収納部の周縁部とが当接して折り畳まれるので、前記粘着面同士が接触することを防止することができる。
また、蜂は、前記蜂捕獲部本体部及び前記蜂収納部の周縁部よりも内方の前記粘着面に付着した状態で捕獲される。その結果、前記蜂収納部に収納した蜂を前記蜂捕獲具の内方に収納した状態で折り畳んで、前記蜂捕獲具を安全に廃棄等の処分をすることができる。
請求項3記載の蜂捕獲具にあっては、前記第二曲線部を介して長さ方向に折り畳んだ場合には、前記凸部が前記蜂捕獲部本体部の内方面部又は蜂収納部の内方面部に当接するので、前記粘着面同士が直接接触することを確実に防止することができる。
請求項4記載の蜂捕獲具にあっては、前記捕獲部は濃色により形成されているので、蜂、特にスズメバチは黒や茶等の濃色に攻撃する習性があるという知見が得られていることから、蜂が濃色に形成された前記捕獲部に捕獲されやすくなるという効果を奏する。
請求項5記載の蜂捕獲具にあっては、前記粘着面を構成する粘着剤には、殺虫成分が混入されているので、前記蜂捕獲部本体部に蜂が付着した場合には、殺虫成分が混入された前記粘着剤が蜂に付着する。その結果、前記捕獲部に付着した捕獲した蜂を殺虫することができる。
図1は、本考案に係る蜂捕獲具の一実施形態を示す正面側斜視図である。 図2は、本考案に係る蜂捕獲具の一実施形態において、第一折曲線部及び第一折曲線部において折曲した状態を示す正面側斜視図である。 図3は、本考案に係る蜂捕獲具の一実施形態において、第二折曲線部を介して長さ方向に折り畳んだ状態を示す正面側斜視図である。 図4は、本考案に係る蜂捕獲具の一実施形態において、第二折曲線部を介して長さ方向に折り畳んだ状態を示す背面側斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る蜂捕獲具を、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10は、全体紙製であって、長方形板状に形成され、蜂を捕獲する粘着面11により形成された捕獲部12を備えている。
また、図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10は、捕獲部12の端部には折曲線部13が形成され、折曲線部13において折曲されることにより形成される蜂捕獲部本体部14と、蜂捕獲部本体部14に付着した蜂を収納できると共に、折曲線部13を介して折曲することにより蜂捕獲部本体部14に対して折り畳むことが可能に形成されている蜂収納部15とを有している。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10は、折曲線部13は幅方向に沿って設けられ、折曲線部13は第二折曲線部17と、第二折曲線部17と捕獲部14の下端部との間に幅方向に沿って設けられた第一折曲線部16とからなり、第二折曲線部17において折曲されることにより蜂捕獲部本体部14が形成されている。
また、第一折曲線部16において折曲されることにより蜂収納部15は、蜂収納部底部18と、蜂収納部底部18の端部から立設される蜂収納部側板部19とにより構成されている。従って、蜂捕獲部本体部14、蜂収納部15及び蜂収納部側板部15はいずれも粘着面11により形成されている。
図示しないが、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、第二折曲線部17及び第一折曲部16において折曲された状態で粘着テープ等により固定することで、蜂収納部底部18及び蜂収納部側板部19により構成される蜂収納部15が形成された状態を維持することができる。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る第二折曲線部17は長さ方向中央に形成されており、蜂捕獲部本体部14及び蜂収納部15の周縁には、非粘着部である周縁部20、20・・・が粘着面11よりも面上方に突出して形成されている。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲部本体部14の内方及び蜂収納部15の内方には、第二折曲線部17を介して長さ方向に折り畳んだ場合に、蜂捕獲部本体部14の内方面部21、蜂収納部15の内方面部22に当接しうる凸部23、23が、夫々、設けられている。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る凸部23、23は、粘着面11と周縁部20との間隔寸法と同一の厚さ寸法を有するリング状に形成されている。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る凸部23、23は、蜂捕獲部本体部14及び蜂収納部15の幅方向及び長さ方向略中央に設けられ、捕獲部12を第二折曲線部17を介して長さ方向に折り畳んだ場合に、凸部23、23が互いに当接するように構成されている。
本実施の形態に係る捕獲部12は、濃色により形成されている。また、図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る粘着面11を構成する粘着剤には殺虫成分が混入されると共に、粘着剤は捕獲部12に対して略波状の凹凸を以って塗布されている。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る捕獲部12には金属製のワイヤーにより構成された支持部材24が取り付けられている。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る捕獲部12には、捕獲部12の厚さ方向に貫通する孔部25、25・・・が設けられている。本実施の形態に係る支持部材24は、蜂捕獲部本体部14の反第一折曲線部16側の周縁部20aに設けられた孔部25a、25aに挿通固定されている。
以下、本実施の形態に係る蜂捕獲具10の作用について、添付図面を参照して説明する。
図3及び図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10は、第二折曲線部17を介して粘着面11を内側にして折り畳まれた状態で保管、持ち運ぶことができる。
続いて、図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10を第二折曲線部17において開くと、粘着面11を有する捕獲部12が露出する。なお、この状態で蜂を捕獲部12によって捕獲することもできる。
続いて、図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10を、第一折曲線部16において折曲した場合には蜂収納部底部18と蜂収納部側板部19とにより構成された蜂収納部15が形成される。
このように、第一折曲線部16において折曲した状態で粘着テープ等により固定することで、蜂収納部底部18及び蜂収納部側板部19により構成される蜂収納部15が形成された状態を維持することができる。
続いて、図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、捕獲部12に取り付けられた支持部材24によって、蜂の巣が近くにある場所、又は、蜂の巣があった場所において、木等に吊り下げて使用する。
本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、蜂が粘着面11に接触した場合には、粘着面11の粘着力により捕獲部12に捕獲される。特に、蜂捕獲部本体部14に捕獲された蜂が粘着面11から落下した場合には、蜂収納部15に蜂が収納される。
従って、以上のことから、図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、捕獲部12を第二折曲線部17及び第一折曲線部16において折曲した場合には蜂捕獲部本体部14と蜂収納部15とが形成され、蜂捕獲部本体部14に付着した蜂が蜂収納部15に収納される。
従って、捕獲部12を第一折曲線部16及び第二折曲線部17において折曲するだけで蜂収納部15を形成することができるので、従来のように廃棄箱を別途設ける必要がなく、蜂を捕獲し収納することができ、さらに、持ち運びが容易であると共に、狭い箇所にも設置することができる。
その結果、コンパクトであり、かつ、低コストで製造することができる蜂捕獲具を提供することができる。
また、図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、蜂収納部15を接着面11を内側にして第二折曲線部17及び第一折曲線部16を介して折曲した場合には、蜂収納部15が蜂捕獲部本体部14に対して折り畳まれ、蜂収納部15に収納された蜂は、蜂捕獲部本体部14と蜂収納部15との間に挟持されるので、蜂捕獲部本体部14に蜂を捕獲した後には、蜂捕獲部本体部14に付着した蜂を蜂収納部15に収納した後に、折曲線部13において折り畳むことによって、蜂捕獲部本体部14と蜂収納部15との間に前記蜂を挟持した状態で蜂捕獲具10を廃棄することができる。その結果、捕獲した蜂を安全に処理することができる。
なお、蜂が粘着面11に接触した場合には、粘着面11の粘着力により捕獲されるが、蜂が粘着面11に捕獲され、蜂捕獲部本体部14に付着した場合には、他の蜂が前記付着した蜂の動きや音に引き寄せられるという知見が得られている。従って、他の蜂も連鎖的に粘着面11に捕獲され、その結果、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、多数の蜂を捕獲することができる。
特に、図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、第二折曲線部17において折曲した場合には蜂捕獲部本体部14と蜂収納部15とが形成されると共に、第一折曲線部16において折曲した場合には蜂収納部底部18と蜂収納部側板部19とにより構成された蜂収納部15が形成される。
従って、全体長方形板状に形成された蜂捕獲具10を第二折曲線部17及び第一折曲線部16において折曲するだけで、蜂収納部底部18と蜂収納部側板部19とにより構成された蜂収納部15を容易に形成することができる。
その結果、蜂捕獲部本体部14に付着した蜂を蜂収納部15に確実に収納して捕獲することができる。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、第二折曲線部17は長さ方向中央に形成されており、蜂捕獲部本体部14及び蜂収納部15の周縁には、非粘着部である周縁部20、20・・・が粘着面11よりも面上方に突出して形成されている。
従って、粘着面11を内側にして第二折曲線部17において折曲した場合には、粘着面11よりも面上方に突出して形成された蜂捕獲部本体部14の周縁部20、20・・・と蜂収納部15の周縁部20、20・・・とが当接して折り畳まれるので、粘着面11、11同士が接触することを防止することができる。
また、蜂は、蜂捕獲部本体部14及び蜂収納部15の周縁部20、20・・・よりも内方の粘着面11に付着した状態で捕獲される。その結果、蜂収納部15に収納した蜂を蜂捕獲具10の内方に収納した状態で折り畳んで、蜂捕獲具10を安全に廃棄等の処分をすることができる。
また、図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、第二折曲線部17を介して長さ方向に折り畳んだ場合には、凸部23、23が蜂捕獲部本体部14の内方面部21、又は、蜂収納部15の内方面部22に当接するので、粘着面11、11同士が直接接触することを確実に防止することができる。
特に、図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る凸部23、23にあっては、蜂捕獲部本体部14及び蜂収納部15の幅方向及び長さ方向略中央に設けられ、捕獲部12を第二折曲線部17を介して長さ方向に折り畳んだ場合に、凸部23、23が互いに当接するように構成されているので、粘着面11、11同士が直接接触することをより確実に防止することができる。
本実施の形態に係る捕獲部12にあっては、濃色により形成されているので、蜂、特にスズメバチは黒や茶等の濃色に攻撃する習性があるという知見が得られていることから、蜂が濃色に形成された捕獲部12に捕獲されやすくなるという効果を奏する。
また、本実施の形態に係る蜂捕獲具10にあっては、粘着面11を構成する粘着剤には、殺虫成分が混入されているので、蜂捕獲部本体部14に蜂が付着した場合には、殺虫成分が混入された前記粘着剤が蜂に付着する。その結果、捕獲部12に付着した捕獲した蜂を殺虫することができる。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る捕獲部12にあっては、支持部材24が取り付けられているので、蜂捕獲具10を支持部材24を介して、木等に吊り下げて使用することができる。
本実施の形態にあっては、粘着面11を構成する粘着剤には殺虫成分が混入されている場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、使用者の安全のために殺虫成分を混入しない粘着剤を採用することもできる。
本発明に係る蜂捕獲具は、蜂の捕獲具として広く利用可能であり、産業上利用可能性を有している。
10:蜂捕獲具
11:粘着面
12:捕獲部
13:折曲線部
14:蜂捕獲部本体部
15:蜂収納部
16:第一折曲線部
17:第二折曲線部
18:蜂収納部底部
19:蜂収納部側板部
20、20a:周縁部
21、22:内方面部
23:凸部
24:支持部材
25、25a:孔部

Claims (5)

  1. 全体長方形板状に形成されると共に支持部材が設けられ、前記支持部材により吊架されて使用され、蜂を捕獲する粘着面により形成された捕獲部を備えた蜂捕獲具において、
    前記捕獲部の長さ方向中央部には幅方向に沿って第二折曲線部が設けられると共に、前記第二折曲線部と前記捕獲部の下端部との間には幅方向に沿って第一折曲線部が設けられており、
    前記第二折曲線部において前記捕獲部の下半部を前記捕獲部方向に折り曲げると共に前記第一折曲線部において前記第一折曲線部と前記下端部との間により形成される部位を前記捕獲部方向に折り曲げることにより、前記捕獲部の上半部には前記粘着面により形成された蜂捕獲部本体部が形成される一方、
    前記第二折曲線部と前記第一折曲線部との間の部位には前記粘着面により形成された蜂収納部底部が形成されると共に前記第一折曲線部と前記下端部との間の部位には前記粘着面により形成された蜂収納部側板部が前記蜂捕獲部本体部に対向配置されて形成され、
    前記蜂収納部底部及び前記蜂収納部側板部により蜂収納部が形成され、前記蜂捕獲部本体部は前記蜂収納部側板部よりも長さ方向寸法が大きく形成されていることを特徴とする蜂捕獲具。
  2. 前記蜂捕獲部本体部及び前記蜂収納部の周縁には、非粘着部である周縁部が粘着面よりも面上方に突出して形成されていることを特徴とする請求項1記載の蜂捕獲具。
  3. 前記蜂捕獲部本体部又は蜂収納部の内方には、前記第二折曲線部を介して長さ方向に折り畳んだ場合に、前記蜂捕獲部本体部の内方面部又は蜂収納部の内方面部に当接しうる凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の蜂捕獲具。
  4. 前記捕獲部は濃色により形成されていることを特徴とする請求項1記載の蜂捕獲具。
  5. 前記粘着面を構成する粘着剤には、殺虫成分が混入されていることを特徴とする請求項1記載の蜂捕獲具。
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