JP6687304B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
このアンテナ装置は、誘電体基板を備えている。この誘電体基板の下面には、地導体層が形成され、上面には給電線路が形成されている。
誘電体基板の上面に形成されている給電線路には、複数の放射素子が等間隔に配列されており、複数の放射素子が給電線路によって直列に接続されている。
給電線路に設けられている給電部を基準にすると、複数の放射素子が対称に配置されているため、アンテナ装置から放射される電磁波の指向方向は、誘電体基板の上面と直交する方向(以下「アンテナ装置の正面方向」という。)である。
図1は、実施の形態1によるアンテナ装置を示す構成図である。
図1Aは、実施の形態1によるアンテナ装置を示す平面図であり、図1Bは、実施の形態1によるアンテナ装置を示す側面図である。
図1において、誘電体基板1は、第1の平面1a及び第2の平面1bを有している。第1の平面1aと第2の平面1bは、互いに対向している平面である。
誘電体基板1は、電磁波を給電する給電部3が第1の平面1aに形成され、接地導体2が第2の平面1bに形成されている基板である。
接地導体2は、誘電体基板1の第2の平面1bに一様に形成されているグランド面である。
第1の平面1a及び第2の平面1bのそれぞれは、図1Aに示すように、x軸とy軸を含む平面であるx−y面と平行な平面である。なお、z軸の向きは、図1Bに示すように、x−y面と直交する方向である。
給電部3は、例えば、RF(Radio Frequency)コネクタと接続されており、誘電体基板1の第2の平面1b側から、RFコネクタを介して入力された電磁波を給電線路4に給電する。
N(Nは2以上の整数)個の放射素子5−n(n=1,・・・,N)は、給電線路4に、ストリップ導体によって形成されているアンテナ素子である。
図1Aのアンテナ装置は、N=4として、4個の放射素子5−nが形成されている例を示しているが、2個以上の放射素子5−nが形成されていればよい。
N=4の例では、放射素子5−1〜5−3は、4個の放射素子5−n(n=1,2,3,4)の中で、給電部3側から数えて、1番目から(N−1)(=3)番目までの放射素子である。
N=4の例では、放射素子5−n(n=1,2,3)は、給電線路4に対する2つの接続部位5−na,5−nbを備えている。
接続部位5−naは、放射素子5−nの内部から見て、給電部3側の接続部位であり、接続部位5−nbは、放射素子5−nの内部から見て、給電部3と反対側の接続部位である。
N個の放射素子5−nのうち、給電部3側から数えて、N番目の放射素子5−Nは、給電線路4に対する1つの接続部位を有している。
N=4の例では、放射素子5−4は、給電線路4に対する1つの接続部位5−4aを備えており、接続部位5−4aは、放射素子5−4の内部から見て、給電部3側の接続部位である。
放射素子5−4は、給電線路4の他端に配置されており、インピーダンスの整合素子として作用する。
インピーダンス整合部6−1〜6−4は、それぞれ放射素子5−1〜5−4の入力インピーダンスを調整するために施されており、凹みが深いほど、入力インピーダンスが低くなる。
インピーダンス整合部6−1〜6−4における凹みの深さは、それぞれx軸方向の凹み量c1a,c2a,c3a,c4aである。
電力調整部7−1〜7−3は、それぞれ放射素子5−1〜5−3を通過する電磁波の電力を調整するために施されており、凹みが深いほど、電磁波の通過電力が大きくなる。
電力調整部7−1〜7−3における凹みの深さは、それぞれx軸方向の凹み量c1b,c2b,c3bである。
放射素子5−1〜5−4のx方向の長さであるパッチ長は、それぞれLである。
図1Aの例では、放射素子5−1〜5−4のそれぞれにおけるパッチ長Lが全て同一である。
放射素子5−1〜5−4のy方向の長さであるパッチ幅は、それぞれWである。
図1Aの例では、放射素子5−1〜5−4のそれぞれにおけるパッチ幅Wが全て同一である。
図1Aのアンテナ装置における放射素子5−1〜5−4の配置の間隔は、不等間隔である。
d12は、放射素子5−1と放射素子5−2との間隔であり、d23は、放射素子5−2と放射素子5−3との間隔であり、d34は、放射素子5−3と放射素子5−4との間隔である。
まず、誘電体基板1の第2の平面1b側から、図示せぬRFコネクタを介して、電磁波が給電部3に入力される。
給電部3は、入力された電磁波を給電線路4に給電する。
放射素子5−1に到達した電磁波の一部は、放射素子5−1から空間に放射される。
また、放射素子5−1に到達した電磁波の一部は、放射素子5−1に反射され、反射波として給電部3側に戻る。
放射素子5−1に到達した電磁波のうち、放射素子5−1から放射されず、また、放射素子5−1に反射されない電磁波は、給電線路4を通って、放射素子5−2に到達する。
また、放射素子5−2に到達した電磁波の一部は、放射素子5−2に反射され、反射波として給電部3側に戻る。
放射素子5−2に到達した電磁波のうち、放射素子5−2から放射されず、また、放射素子5−2に反射されない電磁波は、給電線路4を通って、放射素子5−3に到達する。
また、放射素子5−3に到達した電磁波の一部は、放射素子5−3に反射され、反射波として給電部3側に戻る。
放射素子5−3に到達した電磁波のうち、放射素子5−3から放射されず、また、放射素子5−3に反射されない電磁波は、給電線路4を通って、放射素子5−4に到達する。
放射素子5−4に到達した電磁波の一部は、放射素子5−4から空間に放射される。
放射素子5−4に到達した電磁波のうち、放射素子5−4から放射されない電磁波は、放射素子5−4に反射され、反射波として給電部3側に戻る。
アンテナ装置の放射パターンは、アンテナ装置から放射される電磁波の空間的なパターンである。
放射素子5−1〜5−4のそれぞれから放射される電磁波の放射量は、放射素子5−1〜5−4のそれぞれのパッチ長L、放射素子5−1〜5−4のそれぞれのパッチ幅W及び給電線路4の線路幅Hを個別に調整することによって調整することが可能である。
しかし、図1Aの例では、放射素子5−1〜5−4のそれぞれにおけるパッチ長Lが全て同一であり、かつ、放射素子5−1〜5−4のそれぞれにおけるパッチ幅Wが全て同一である。また、給電線路4の線路幅Hである給電線路4のy軸方向の長さは、給電部3から放射素子5−4にかけて一定である。図1Aでは、パッチ長Lが全て同一、パッチ幅Wが全て同一及び給電線路4のy軸方向の長さが一定である例を示しているが、これは一例に過ぎない。したがって、パッチ長Lが全て同一でなくてもよいし、パッチ幅Wが全て同一でなくてもよいし、給電線路4のy軸方向の長さが一定でなくてもよい。
2組以上のアレーアンテナが形成されるアンテナ装置では、2組以上のアレーアンテナにおけるそれぞれのパッチ幅Wの調整が可能であるとすると、調整後のパッチ幅Wによっては、2組以上のアレーアンテナが互いに干渉してしまうことがある。したがって、パッチ幅Wの調整が可能なアンテナ装置を構成する場合は、2組以上のアレーアンテナ間の干渉を防ぐために、2組以上のアレーアンテナの間隔などを調整する手間が必要となる。この実施の形態1では、2組以上のアレーアンテナの間隔などを調整する手間を不要にするため、パッチ幅Wを調整していない例を示している。
また、放射素子5−1〜5−4のそれぞれにおけるパッチ長Lの調整が可能であるとするアンテナ装置は、調整後のパッチ長Lによっては、x軸方向の長さが大きくなり過ぎてしまうことがある。この実施の形態1では、アンテナ装置のx軸方向の長さが大きくなり過ぎないようにするため、パッチ長Lを調整していない例を示している。
放射素子5−1〜5−4のそれぞれから放射される電磁波の放射量は、放射素子5−1〜5−4のそれぞれによって反射される電磁波の電力によって変化する。放射素子5−1〜5−4のそれぞれによって反射される電磁波の電力は、放射素子5−1〜5−4のそれぞれの入力インピーダンスが調整されることで変化する。
インピーダンス整合部6−1〜6−4におけるそれぞれの凹み量c1a,c2a,c3a,c4aは、放射素子5−1〜5−4のそれぞれの入力インピーダンスを調整するためのパラメータである。
したがって、インピーダンス整合部6−1〜6−4におけるそれぞれの凹み量c1a,c2a,c3a,c4aについても、電磁波の放射量を個別に調整するためのパラメータとなり得る。
このため、この実施の形態1では、インピーダンス整合部6−1〜6−4におけるそれぞれの凹み量c1a,c2a,c3a,c4aについても調整されるアンテナ装置を示している。
図2Aは、等間隔に配置されている5個の放射素子の位置と、5個の放射素子の励振振幅との関係を示している。図2Aにおいて、21は、励振振幅分布を示している。
また、図2Bは、不等間隔に配置されている5個の放射素子の位置と、5個の放射素子の励振振幅との関係を示している。図2Bにおいて、22は、励振振幅分布を示している。
所望の放射パターンを得るための励振振幅分布は、例えば、公知の遺伝的アルゴリズムを用いることで算出することが可能である。
[手順(1)]
まず、コンピュータは、電磁波の指向方向θに対応する放射パターンを設定する。
ここでは説明の便宜上、設定した放射パターンを得るための励振振幅分布が、図2Bに示す励振振幅分布22であるものとする。図2Bでは、放射素子の個数が5個であり、図1に示す放射素子5−1〜5−4の個数(=4個)と相違しているが、図2Bでは、便宜上、図1に示す放射素子の数が仮に5個であるものとした場合を示している。
コンピュータが、電磁波の指向方向θに対応する放射パターンを設定した時点では、放射素子5−1〜5−4における配置の間隔d12,d23,d34が不明である。このため、コンピュータは、放射素子5−1〜5−4における配置の間隔d12,d23,d34を仮に設定する。
放射素子5−1〜5−4における配置の間隔d12,d23,d34は、どのような配置の間隔に仮設定されてもよいが、図2Aに示すように、放射素子5−1〜5−4における配置の間隔d12,d23,d34が等間隔に仮設定される例が考えられる。図2Aでは、放射素子の個数が5個であり、図1に示す放射素子5−1〜5−4の個数(=4個)と相違しているが、図2Aでは、便宜上、図1に示す放射素子の数が仮に5個であるものとした場合を示している。
コンピュータは、配置の間隔d12,d23,d34を仮に設定した状態で、例えば、公知の遺伝的アルゴリズムを用いることで、電磁波の指向方向θに対応する放射パターンが得られる励振振幅分布と近似している励振振幅分布(以下「暫定的な分布」という。)を算出する。
遺伝的アルゴリズムを用いた暫定的な分布の算出過程において、暫定的な分布は、インピーダンス整合部6−1〜6−4におけるそれぞれの凹み量c1a,c2a,c3a,c4aを示す数値と、電力調整部7−1〜7−3におけるそれぞれの凹み量c1b,c2b,c3bを示す数値とが調整されながら算出される。
算出された暫定的な分布は、配置の間隔d12,d23,d34を仮に設定した状態での励振振幅分布であり、配置の間隔d12,d23,d34は、適正な配置の間隔であるとは限らない。このため、算出された暫定的な分布は、電磁波の指向方向θに対応する放射パターンが得られる励振振幅分布とは異なっていることがある。
手順(4)は、算出された暫定的な分布が、電磁波の指向方向θに対応する放射パターンが得られる励振振幅分布とは異なっている場合に実行される手順である。
コンピュータは、アンテナ装置の励振振幅分布が、手順(3)で算出した暫定的な分布であるときのi番目の放射素子5−iを通過する電磁波の位相である第1の通過位相φ1(i)を電磁界シミュレーションする。i番目の放射素子5−iは、給電部3側から数えて、i番目の放射素子であり、i=1,2,3である。コンピュータによる電磁界シミュレーションは、i=1,2,3の場合の全ての放射素子5−iについて、それぞれ行われる。
また、コンピュータは、i番目の放射素子5−iと(i+1)番目の放射素子5−(i+1)との間の給電線路4を通過する電磁波の位相である第2の通過位相φ2(i)を電磁界シミュレーションする。
第1の通過位相φ1(i)及び第2の通過位相φ2(i)のそれぞれの電磁界シミュレーションは、例えば、コンピュータによって行われるシミュレーションである。第1の通過位相φ1(i)及び第2の通過位相φ2(i)のそれぞれの電磁界シミュレーション自体は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
コンピュータは、第1の通過位相φ1(i)と第2の通過位相φ2(i)との和が、以下の条件式を満たすように、i番目の放射素子5−iと(i+1)番目の放射素子5−(i+1)との間の給電線路4の線路長d(i)を設定する。
[条件式] φ1(i)+φ2(i)=−k×d(i)×sinθ+2mπ
d(i)は、i番目の放射素子5−iと(i+1)番目の放射素子5−(i+1)との間の給電線路4の線路長、kは、電磁波の使用周波数における波数、mは、整数である。
コンピュータは、放射素子5−1と放射素子5−2における配置の間隔d12を線路長d(1)に設定し、放射素子5−2と放射素子5−3における配置の間隔d23を線路長d(2)に設定する。
また、コンピュータは、放射素子5−3と放射素子5−4における配置の間隔d34を線路長d(3)に設定する。
コンピュータは、配置の間隔d12,d23,d34を上記のように設定した状態で、例えば、公知の遺伝的アルゴリズムを用いることで、暫定的な分布を算出する。
遺伝的アルゴリズムを用いた暫定的な分布の算出過程において、暫定的な分布は、インピーダンス整合部6−1〜6−4におけるそれぞれの凹み量c1a,c2a,c3a,c4aを示す数値と、電力調整部7−1〜7−3におけるそれぞれの凹み量c1b,c2b,c3bを示す数値とが調整されながら算出される。
コンピュータは、手順(6)で算出した暫定的な分布と、電磁波の指向方向θに対応する放射パターンが得られる励振振幅分布との収束度を算出し、算出した収束度が、収束条件を示す基準の収束度よりも高ければ、励振振幅分布の算出が収束していると判断する。2つの励振振幅分布の収束度を算出する処理自体は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
コンピュータは、励振振幅分布の算出が収束していると判断すると、手順(6)で設定した配置の間隔d12,d23,d34を、アンテナ装置の設計値として採用する。
また、コンピュータは、手順(6)で算出した暫定的な分布に対応するインピーダンス整合部6−1〜6−4におけるそれぞれの凹み量c1a,c2a,c3a,c4aを、アンテナ装置の設計値として採用する。
また、コンピュータは、手順(6)で算出した暫定的な分布に対応する電力調整部7−1〜7−3におけるそれぞれの凹み量c1b,c2b,c3bを、アンテナ装置の設計値として採用する。
ただし、手順(4)においては、コンピュータは、手順(3)で算出した暫定的な分布の代わりに、手順(6)で算出した暫定的な分布を用いて、第1の通過位相φ1(i)及び第2の通過位相φ2(i)のそれぞれを電磁界シミュレーションする。
この実施の形態1のアンテナ装置は、放射素子5−1〜5−4における配置の間隔d12,d23,d34が不等間隔であっても、放射素子5−1〜5−4の全てが同相励振される場合には、アンテナ装置の正面方向に電磁波を放射することができる。
放射素子5−1〜5−4の全てが同相励振される条件は、以下の通りである。
放射素子5−1における第1の通過位相φ1(1)と、放射素子5−1と放射素子5−2との間の給電線路4における第2の通過位相φ2(1)との和をΦ(1)とする。
放射素子5−2における第1の通過位相φ1(2)と、放射素子5−2と放射素子5−3との間の給電線路4における第2の通過位相φ2(2)との和をΦ(2)とする。
放射素子5−3における第1の通過位相φ1(3)と、放射素子5−3と放射素子5−4との間の給電線路4における第2の通過位相φ2(3)との和をΦ(3)とする。
このとき、Φ(1)=Φ(2)=Φ(3)であれば、放射素子5−1〜5−4の全てが同相励振される。
放射素子5−1〜5−4の全てが同相励振される場合、アンテナ装置の正面方向に電磁波が放射される。
スペーサを基板として用いる場合、給電線路4及び放射素子5−1〜5−4のそれぞれは、導体板などで形成すればよい。
この実施の形態1のアンテナ装置は、誘電体基板1の第1の平面1aの上に、さらに、非励振素子が形成されている他の誘電体基板が積層されることで、多層基板化されているアンテナ装置であってもよい。
また、この実施の形態1のアンテナ装置は、誘電体基板1の第1の平面1aのz軸方向にポラライザが設けられていてもよい。ポラライザは、放射素子5−1〜5−4から放射された電磁波の偏向状態を変換する機能を有するため、実施の形態1のアンテナ装置を、例えば、円偏波アンテナとして動作するアンテナ装置として利用することが可能になる。
この実施の形態2では、N個の放射素子のうち、1つ以上の放射素子に孔が施されているアンテナ装置について説明する。
図3において、図1Aと同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
孔8−1は、放射素子5−1に施されている孔である。
孔8−2は、放射素子5−2に施されている孔である。
孔8−1,8−2がそれぞれ施されている放射素子5−1,5−2は、孔8−1,8−2が施されていない場合の放射素子5−1,5−2と比べて、放射素子5−1,5−2の入力インピーダンスが高くなる。
図3に示すアンテナ装置は、2個の放射素子5−1,5−2に孔8−1,8−2が施されている例を示しているが、孔が施されている放射素子の個数は2個に限るものではなく、1個の放射素子、または、3個以上の放射素子に孔が施されていてもよい。
また、図3に示すアンテナ装置は、放射素子5−1〜5−4の中で、給電部3側の放射素子5−1,5−2に孔8−1,8−2が施されている例を示しているが、どの放射素子に孔が施されていてもよい。
まず、図1に示すアンテナ装置においては、放射素子5−1〜5−4におけるそれぞれの入力インピーダンスは、インピーダンス整合部6−1〜6−4におけるそれぞれの凹み量c1a,c2a,c3a,c4aを調整することで、調整することができる。
また、放射素子5−1〜5−4におけるそれぞれの入力インピーダンスは、凹み量c1a,c2a,c3a,c4aのそれぞれが小さいほど、入力インピーダンスが高くなる。
したがって、凹み量c1a,c2a,c3a,c4aのそれぞれがゼロであって、インピーダンス整合部6−1〜6−4としての凹みが無い状態のときが、放射素子5−1〜5−4におけるそれぞれの入力インピーダンスが最も高くなる。
このような場合においては、放射素子5−1〜5−4に孔を施して、放射素子5−1〜5−4の入力インピーダンスをさらに高くすることで、放射素子5−1〜5−4の入力インピーダンスを、電磁波の反射量を最小にする入力インピーダンスに合わせることができる。
また、図3に示すアンテナ装置では、インピーダンス整合部6−1,6−2におけるそれぞれの凹み量c1a,c2aがゼロであって、インピーダンス整合部6−1,6−2としての凹みが無い状態である。
孔8−1,8−2がそれぞれ施されることによる放射素子5−1,5−2の入力インピーダンスの上昇量は、それぞれΔI1up,ΔI2upであるとする。
したがって、図3に示すアンテナ装置では、放射素子5−1,5−2の入力インピーダンスを、インピーダンス整合部6−1,6−2としての凹みが無い状態での入力インピーダンスよりも、それぞれΔI1up,ΔI2upだけ高くすることができる。
以上より、実施の形態2のアンテナ装置は、放射素子5−1〜5−4に対する孔のそれぞれの有無と、凹み量c1a,c2a,c3a,c4aのそれぞれの調整とによって、放射素子5−1〜5−4におけるそれぞれの入力インピーダンスを調整することができる。
図4において、曲線41は、9個の放射素子の全てに孔が施されていない場合において、9個の放射素子のうち、給電部3側の2個の放射素子の入力インピーダンスを示している。
曲線42は、9個の放射素子のうち、給電部3側の2個の放射素子に孔が施されている場合において、9個の放射素子のうち、給電部3側の2個の放射素子の入力インピーダンスを示している。
給電部3側の2個の放射素子は、孔が施されていない場合、図4に示す曲線41のように、入力インピーダンスが低いため、インピーダンス整合を取ることができない。
給電部3側の2個の放射素子は、孔が施されている場合、図4に示す曲線42のように、孔が施されていない場合よりも入力インピーダンスが高められるため、インピーダンス整合を取ることができることがある。
実施の形態1,2のアンテナ装置は、進行波型アレーアンテナである。以下、一般的な定在波型アレーアンテナの反射特性と、進行波型アレーアンテナの反射特性とを比較する。
図5において、曲線51は、定在波型アレーアンテナの反射特性を示し、曲線52は、進行波型アレーアンテナの反射特性を示している。
曲線52が示す反射波の振幅は、各々の周波数において、曲線51が示す反射波の振幅よりも小さくなっている。
したがって、進行波型アレーアンテナである実施の形態1,2のアンテナ装置は、定在波型アレーアンテナよりも、広帯域特性を実現できていることが分かる。
図6において、曲線61は、進行波型アレーアンテナから放射される電磁波の主偏波の放射パターンを示している。
曲線61は、主偏波のビーム方向がアンテナ装置の正面方向である例を示している。
進行波型アレーアンテナである実施の形態1,2のアンテナ装置は、給電線路4の中央に設けられている給電点から電磁波が給電される特許文献1のアンテナ装置と異なり、給電線路4の一端に接続されている給電部3から電磁波が給電される。しかし、進行波型アレーアンテナである実施の形態1,2のアンテナ装置は、曲線61から明らかなように、主偏波のビーム方向をアンテナ装置の正面方向に向けることも可能である。
曲線62が示す放射パターンも、主偏波のビーム方向がアンテナ装置の正面方向に向いている。
定在波型アレーアンテナ及び進行波型アレーアンテナのいずれも、サイドローブレベルが−20dB程度以下で、交差偏波レベルが−50dB以下であり、良好な特性を示している。
実施の形態1,2のアンテナ装置は、放射素子5−1〜5−4の形状が矩形である例を示している。
しかし、放射素子5−1〜5−4の形状は、インピーダンス整合部6−1〜6−4及び電力調整部7−1〜7−3のそれぞれを施すことが可能な形状であれば、矩形であるものに限るものではなく、例えば、楕円状の形状であってもよいし、三角形又は五角形以上の多角形であってもよい。
図7では、放射素子5−1〜5−4の形状が楕円状の形状である例を示している。
図8では、放射素子5−1〜5−4の形状が多角形である例を示している。
図7及び図8において、図1Aと同一符号は同一又は相当部分を示している。
放射素子5−1〜5−4は、形状が楕円状の形状又は多角形であっても、形状が矩形である場合と同様に、電磁波を放射することができる。
ここでの放射素子5−1〜5−4の形状とは、インピーダンス整合部6−1〜6−4として凹部及び電力調整部7−1〜7−3として凹部がそれぞれ施されていない場合の放射素子5−1〜5−4の形状のことを意味する。
実施の形態1〜3のアンテナ装置は、放射素子5−1〜5−4が1列に並んでいるアンテナ装置を示している。
この実施の形態4では、放射素子5−1〜5−4が2列以上に並んでいるアンテナ装置について説明する。
図9において、図1Aと同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図9に示すアンテナ装置は、誘電体基板1に対して、給電部3、給電線路4及び放射素子5−1〜5−4の組を1つのアレーアンテナとして、2つのアレーアンテナが形成されている。そして、図9に示すアンテナ装置は、2つのアレーアンテナに含まれているそれぞれの給電線路4が互いに概ね平行に形成されている。
図9に示すアンテナ装置は、2つのアレーアンテナが形成されている例を示しているが、複数のアレーアンテナが形成されていればよく、3つ以上のアレーアンテナが形成されているものであってもよい。3つ以上のアレーアンテナに含まれているそれぞれの給電線路4は、互いに概ね平行に形成される。
Claims (6)
- 電磁波を給電する給電部が第1の平面に形成され、接地導体が前記第1の平面と対向している第2の平面に形成されている基板と、
一端が前記給電部と接続されるとともに、前記第1の平面に形成されるストリップ導体である給電線路と、
前記給電線路に対する1つ以上の接続部位を有しており、前記給電線路に、ストリップ導体によって形成されているN(Nは2以上の整数)個の放射素子とを備え、
前記N個の放射素子の中で、前記給電部側から数えて、1番目から(N−1)番目までの放射素子のそれぞれにおいて、前記給電線路に対する2つの接続部位のうち、前記給電部と反対側の接続部位には、当該放射素子を通過する電磁波の電力を調整するための凹部が電力調整部として施され、
前記N個の放射素子のうち、1つ以上の放射素子に孔が施されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記N個の放射素子のそれぞれにおいて、前記給電線路に対する1つ以上の接続部位のうち、前記給電部側の接続部位には、当該放射素子の入力インピーダンスを調整するための凹部がインピーダンス整合部として施されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 前記N個の放射素子の中で、前記給電部側から数えて、i(iは、1以上、(N−1)以下の整数)番目の放射素子と(i+1)番目の放射素子との間の給電線路の線路長は、前記i番目の放射素子を通過する電磁波の位相である第1の通過位相と、前記(i+1)番目の放射素子との間の給電線路を通過する電磁波の位相である第2の通過位相との和が、以下の条件式を満たす長さであることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
[条件式] φ1(i)+φ2(i)=−k×d(i)×sinθ+2mπ
φ1(i)は、第1の通過位相
φ2(i)は、第2の通過位相
kは、電磁波の使用周波数における波数
d(i)は、i番目の放射素子と(i+1)番目の放射素子との間の給電線路の線路長
θは、電磁波の指向方向であり、前記指向方向は、アンテナ装置の正面方向とのなす角で表される
mは、整数 - 前記放射素子の形状が多角形であることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 前記放射素子の形状が楕円状の形状であることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 前記基板に対して、前記給電部、前記給電線路及び前記N個の放射素子の組が複数形成されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
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