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JP6682944B2 - 鍵盤装置及び電子鍵盤楽器 - Google Patents

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Description

本発明は、鍵盤装置、及び、その鍵盤装置が用いられた電子鍵盤楽器の技術に関する。
特許文献1には、鍵と、鍵から鍵長手奥方向に接続される水平ヒンジ部と、水平ヒンジ部から鍵長手奥方向に接続される垂直ヒンジ部と、を備える鍵盤装置に関する技術が開示される。
特開2008−191650号公報
しかしながら、フレームに対して鍵を連結する場合に、連結部のスケール方向の幅が大きくなってしまい、鍵がスケール方向に移動すると、連結部同士が衝突する可能性がある。
そこで、本発明の課題の一つは、フレームに対して鍵を連結する構成を採用する場合に、連結部同士の衝突が抑制される鍵盤装置を提供することにある。
本発明の一実施形態によると、複数の鍵と、1以上の鍵を支持する1以上のフレームと、前記鍵と前記フレームとの間に配置され、スケール方向に可撓性を有する1以上の可撓部と、前記可撓部と前記鍵とを脱着可能に連結する連結部と、を備え、隣接する前記鍵に対応する前記連結部の各々は、前記鍵の鍵長手方向で異なる位置に配置されることを特徴とする鍵盤装置が提供される。
前記可撓部は、スケール方向と略直交する方向に広がる平面を有し、前記連結部は、隣接する前記鍵の前記可撓部とスケール方向で対向してもよい。
前記複数の鍵のうちの一部の鍵の各々は、スケール方向に略直交する方向に広がる平面を有して前記一部の鍵と前記連結部との間を接続する接続可撓部を備え、前記一部の鍵と隣接する鍵の前記連結部は、前記接続可撓部とスケール方向で対向していてもよい。
前記連結部は、前記鍵と前記可撓部とのスライド移動によって脱着されてもよい。
前記スライド移動は上下方向の移動であってもよい。
黒鍵に対応する前記連結部は、白鍵に対応する前記連結部に比べて、前記鍵の鍵長手方向に鍵から遠い位置に設けられていてもよい。
前記フレームは、前記可撓部を支持してスケール方向に延びる支持部と、前記支持部を支持して鍵長手方向に延びる板状部と、を有し、複数の前記連結部のうちの前記板状部と対向する連結部は、前記板状部と対向しない連結部と異なる形状であってもよい。
前記可撓部は前記鍵の回動方向に可撓性を有してもよい。
低音の前記鍵の前記可撓部の回動中心は、高音の前記鍵の前記可撓部の回動中心に比べて、前記鍵の鍵長手方向において前記鍵から遠い位置に配置されていてもよい。
複数の前記鍵は、同一形状の第1鍵及び第2鍵を含み、前記第1鍵と前記フレームとを連結する第1連結部と前記第1鍵の回動中心との距離と、前記第2鍵と前記フレームとを連結する第2連結部と前記第2鍵の回動中心との距離と、が異なってもよい。
本発明の他の実施形態によると、前記鍵盤装置と、前記筐体に取付けられ、前記鍵の押下に従って反応するセンサと、前記センサの信号に基づいて音を発生する音源と、を備える電子鍵盤楽器が提供される。
本発明の一実施形態によれば、フレームに対して鍵を連結する構成を採用する場合に、連結部同士の衝突が抑制される。
本発明の一実施形態に係る鍵盤装置を備える電子鍵盤楽器の斜視図である。 電子鍵盤楽器の一部拡大平面図である。 白鍵を横から見た鍵盤装置の側面図である。 (A)は白鍵の平面図であり、(B)は白鍵の側面図である。 (A)は黒鍵の平面図であり、(B)は黒鍵の側面図である。 鍵盤装置の一部拡大平面図である。 本発明の実施形態の変形例に係る鍵盤装置の一部拡大平面図である。 (A)は、白鍵が非押下状態にあるときの白鍵とハンマーとの位置関係を示す側面図である。(B)は、白鍵が押下状態にあるときの白鍵とハンマーとの位置関係を示す側面図である。 音源装置の構成を示すブロック図である。 変形例に係る鍵盤装置の一部拡大平面図である。
以下、本発明の一実施形態における電子鍵盤楽器500について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る鍵盤装置100を備える電子鍵盤楽器500の斜視図である。図1に示されるように、電子鍵盤楽器500は、筐体501と、白鍵51Wと黒鍵51Bとを有する鍵盤装置100と、カバー502と、カバー503と、を備える。
鍵盤装置100は筐体501に取付けられている。カバー502は、筐体501に対して開閉可能で閉状態で鍵盤装置100の全体を覆うように構成されている。カバー503は、筐体501に対して動くことなく静止して鍵盤装置100の一部を覆うように構成されている。鍵盤装置100は、カバー503に被覆されない外観部100Xと、カバー503に被覆される非外観部100Y(図2参照)と、を有する。
図2は、電子鍵盤楽器500の一部拡大平面図である。以下の説明において、鍵盤装置100の鍵長手方向Mにて、演奏者の手前から奥に向かう方向を鍵長手奥方向M1と呼び、演奏者の奥から手前に向かう方向を鍵長手手前方向M2と呼ぶ。
鍵盤装置100は、鍵長手方向Mで手前側から奥側へと順に、鍵51(白鍵51Wと黒鍵51B)と、接続部52(白鍵接続部52Wと黒鍵接続部52B)と、フレーム60と、が配置される。鍵51は、ユーザが押下するための部分である。接続部52は、鍵51から鍵長手奥方向M1へと延びて鍵51とフレーム60の間に接続される部分である。鍵51と接続部52とが結合された構成がスケール方向Sに複数並べて配置されている。
フレーム60は、接続部52よりも鍵長手方向Mで鍵長手奥方向M1側の位置に配置される。フレーム60は、支持部60aと、複数のフレーム小幅部60Wと、複数のフレーム小幅部60Bと、を有する。支持部60aは、スケール方向Sに延びる部分であり、フレーム小幅部60Wやフレーム小幅部60Bを支持する。フレーム小幅部60Wやフレーム小幅部60Bは、支持部60aからスケール方向Sと略直交する方向(鍵長手方向M)に延びる。
鍵盤装置100の外観部100Xに相当する鍵51の一の部分は、外部から外観が見える箇所に配置される(図1も参照)。鍵盤装置100の非外観部100Yに相当する鍵51の他の部分と接続部52は、カバー503で覆われて外部から外観が見えない箇所に配置されている(図1も参照)。
(白鍵同一形状)
複数の白鍵51Wは、同一形状の白鍵51W21(第1鍵)及び白鍵51W22(第2鍵)を含む。例えば、白鍵51W21(第1鍵)と白鍵51W22(第2鍵)とは、1オクターブ違う鍵であり、これらは相互に同じ形状で形成される。このように、同一形状の白鍵51W21、51W22があることで、白鍵を他のオクターブの配置に使いまわしすることができる。
(黒鍵同一形状)
また、複数の黒鍵51Bは、同一形状の黒鍵51B1(第1鍵)及び黒鍵51B2(第2鍵)を含む。例えば、黒鍵51B1(第1鍵)と黒鍵51B2(第2鍵)とは、1〜2本の白鍵51Wを介在させて配置され、これらは相互に同じ形状で形成される。このように、同一形状の黒鍵51Bがあることで、黒鍵を任意の黒鍵の位置に使いまわしすることができる。
図3は、白鍵51Wを横から見た鍵盤装置100の側面図である。図3に示されるように、フレーム11は、支持フレーム部11aと、支持フレーム部11bと、支持フレーム部11cと、を有する。支持フレーム部11aに対して、支持フレーム部11bと支持フレーム部11cとが固定されており、支持フレーム部11a〜11cは、相互に相対移動不可に接続されている。
(支持フレーム部11a)
支持フレーム部11aは、回動軸11Xを有し、ハンマー12を回動可能に支持している。ハンマー12は、回動軸11X(図3中で点線で表示)を中心として回動する。白鍵51Wから下方に延びる押圧部55が下降してくると、ハンマー12の鍵長手手前方向M2側の基端部12b(図8参照)が下降して、鍵長手奥方向M1側の先端部12aが回動して上昇するように構成されている。
(支持フレーム部11b)
支持フレーム部11bは支持部14を支持している。支持部14は、白鍵51Wが非押下状態のときに重力で下降するハンマー12の先端部12a側の部分を受け止めて下から支える。支持部14は、スケール方向Sに延びている。ハンマー12は、側面視で鍵長手奥方向M1側の部分の方が鍵長手手前方向M2側の部分よりも長く設定されている。従って、ハンマー12は、先端部12aの方が下方に重力で落ちるように構成されている。また、支持部14は、ハンマー12の先端部12aの回動範囲の下限を規制する。
(支持フレーム部11c)
支持フレーム部11cはハンマーストッパ13を支持している。ハンマーストッパ13は、白鍵51Wが押下状態のときに上昇するハンマー12の先端部12a側の部分によって当接される。ハンマーストッパ13も支持フレーム部11cもスケール方向Sに延びている。
また、ここでは、白鍵51Wの押下に応じて動作するハンマー12と、ハンマー12の動作を規制するハンマーストッパ13と、を少なくとも含んで、ハンマー機構30が構成される。ハンマー機構30は、その他に、支持フレーム部11c、支持部14を含んでいる。
図4(A)は白鍵51Wの平面図であり、図4(B)は白鍵51Wの側面図である。図4(C)は、連結部70とフレーム小幅部60Wとの連結前の構成を示す一部側面図である。図5(A)は黒鍵51Bの平面図であり、図5(B)は黒鍵51Bの側面図である。フレーム小幅部60Wは、支持部60aから延びてスケール方向Sに可撓性を有する可撓部60b(第2領域)と、スケール方向Sと鉛直方向Eとの両方に可撓性を有する可撓部60d(ヒンジ)と、を有する。
ここで、フレーム小幅部60Wのうち可撓部60d以外の部分が可撓部60bに相当し、切欠き部60cは可撓部60bと可撓部60dの縁の一部に相当する。鍵51と接続部52は、可撓部60d(図4(B)、図5(B)参照)の部分から鉛直方向E(図4(B)、図5(B)参照)に回動できる。
なお、図4(C)に示されるフレーム小幅部60Wと連結部70とは、連結される。その連結にあたっては、フレーム小幅部60Wの第1挿入部60eが連結部70の挿通口70eに挿入され、フレーム小幅部60Wの第2挿入部60fが連結部70の挿通口70fに挿入される。図4(C)の着脱の構成は、黒鍵51Bに関するフレーム小幅部60Bと連結部70との着脱の構成にも適用される。
可撓部60bは、スケール方向Sと略直交する方向に広がる平面を有するために、スケール方向Sに対して可撓性を有しており、スケール方向Sに撓むことができる。また、可撓部60dは、スケール方向Sに可撓性をしていてスケール方向Sに撓むことができ、同時に、鉛直方向Eに可撓性を有していて鉛直方向Eに撓むことができる。従って、可撓部60dは鍵51の回動方向に可撓性を有するといえる。このために、鍵51の回動機能をフレーム60に持たせることができる。その結果、構造が簡素化する。
白鍵51Wに接続される白鍵接続部52Wが、前側小幅部6(第2領域)と、大幅部7(第1領域)と、連結部70と、を有する。そして、フレーム60がフレーム小幅部60Wを有する。この一方で、黒鍵51Bに接続される黒鍵接続部52Bが、前側小幅部6(第2領域)と、大幅部7(第1領域)と、奥側小幅部8(第2領域)と、を有する。そして、フレーム60がフレーム小幅部60Bを有する。以下、白鍵51Wを中心に説明していく。
(前側小幅部)
前側小幅部6(第2領域、第1小幅部、又は、第1弱剛性部ともいう)は、白鍵51Wから鍵長手奥方向M1へと延びる部分である。前側小幅部6のスケール方向Sの幅S2は、白鍵51Wのスケール方向Sの幅S4よりも狭い。また、前側小幅部6のスケール方向Sの幅S2は、前側小幅部6の鉛直方向Eの厚みH2よりも薄い寸法に設定されている。簡単に言うと、前側小幅部6は、薄い板状部材が縦になるように配置されている。
従って、前側小幅部6は、スケール方向Sの幅S2が狭いために、白鍵51Wよりもスケール方向Sの剛性が弱く、スケール方向Sやヨーイング方向Yに可撓性を有し、湾曲し易い。前側小幅部6の構成は、黒鍵51Bの場合も白鍵51Wと同様である。
(大幅部)
大幅部7(第1領域、又は、強剛性部ともいう)は、白鍵51Wの側の前側小幅部6から鍵長手奥方向M1へと延びる部分である。大幅部7のスケール方向Sの幅S1は、前側小幅部6のスケール方向Sの幅S2よりも広い。
従って、大幅部7は、スケール方向Sの幅S1が広いために、前側小幅部6よりもスケール方向Sの剛性が強い。なお、大幅部7のスケール方向Sの幅S1は、鍵51のスケール方向Sの幅S4よりも狭く設定されている。
また、大幅部7は、側面視で上方向に凹む凹部7aを有する。大幅部7は、凹部7aがあることで剛性が低下するが、前側小幅部6よりも大きな幅S1で形成されているので剛性が大きく保たれる。また、前側小幅部6とフレーム小幅部60Wは、凹部7a以外の領域の少なくとも一部に形成されれば良い。本実施形態では、前側小幅部6とフレーム小幅部60Wは、凹部7aを含む大幅部7以外の領域に形成される。
なお、大幅部7のスケール方向Sの幅S1は、大幅部7で凹部7aが形成されて薄い部分の鉛直方向Eの厚みH1よりも小さい寸法に設定されている。簡単に言うと、大幅部7は、薄い板状部材が縦になるように配置されている。また、大幅部7の鉛直方向Eの厚みH1は、前側小幅部6の鉛直方向Eの厚みH2よりも薄い。大幅部7の構成は、黒鍵51Bの場合も白鍵51Wと同様である。
ここから、図5を参照しつつ黒鍵51Bの説明をする。黒鍵51Bの大幅部7の鍵長手方向Mの長さn1は、白鍵51Wの大幅部7の鍵長手方向Mの長さN1よりも短く設定されている。これは、黒鍵51B方が白鍵51Wのよりも鍵長手方向Mの長さが短く設定されていることにもよる。また、黒鍵51B、白鍵51Wに関わらず、大幅部7の鍵長手方向Mの長さn1、N1は前側小幅部6の鍵長手方向Mの長さn2、N2よりも長く設定されている。
(奥側小幅部)
次に、黒鍵51Bの奥側小幅部8に関して説明する。奥側小幅部8(第2領域、又は、第2小幅部、第2弱剛性部ともいう)は、大幅部7から鍵長手奥方向M1へと延びる部分である。奥側小幅部8のスケール方向Sの幅S3は、大幅部7のスケール方向Sの幅S1や鍵51のスケール方向Sの幅S4よりも狭い。また、奥側小幅部8のスケール方向Sの幅S3は、奥側小幅部8の鉛直方向Eの厚みH3よりも小さい寸法に設定されている。簡単に言うと、奥側小幅部8は、薄い板状部材が縦になるように配置されている。
従って、奥側小幅部8は、スケール方向Sの幅S3が狭いために、大幅部7よりもスケール方向Sの剛性が弱く、スケール方向Sやヨーイング方向Yに可撓性を有し、スケール方向Sに湾曲し易い形状であると言える。
本実施形態では、奥側小幅部8のスケール方向Sの幅S3は前側小幅部6のスケール方向Sの幅S2と略同じ幅に設定されている。ただし、奥側小幅部8のスケール方向Sの幅S3が前側小幅部6のスケール方向Sの幅S2よりも大きくても小さくても良い。
なお、前述してきた白鍵51Wと黒鍵51Bの寸法と剛性の関係では、他に以下の特徴もある。前側小幅部6のスケール方向Sの幅S2は、大幅部7のスケール方向Sの幅S1よりも狭い。従って、前側小幅部6は、大幅部7よりもスケール方向Sの剛性が弱く、スケール方向Sやヨーイング方向Yに可撓性を有し、湾曲し易い。大幅部7のスケール方向Sの幅S1は、奥側小幅部8のスケール方向Sの幅S3や、フレーム小幅部60W、60Bのスケール方向Sの幅S5よりも広い。従って、大幅部7は、奥側小幅部8よりもスケール方向Sの剛性が強い。また、大幅部7の鉛直方向Eの厚みH1は、奥側小幅部8の鉛直方向Eの厚みH3よりも薄い。
また、本実施形態では、白鍵51Wの場合には、大幅部7の鍵長手手前方向M2側(手前側)に前側小幅部6が配置され、大幅部7の鍵長手奥方向M1側(奥側)にフレーム小幅部60Wが配置される構成であった。白鍵51Wがヨーイング方向Yに変形すると、接続部52(図2参照)とフレーム60との位置関係がずれてくる。前側小幅部6とフレーム小幅部60Wは、変形によって、その位置関係のずれの影響を抑制する機能を有する。
さらに、本実施形態では、黒鍵51Bの場合には、大幅部7の鍵長手手前方向M2側(手前側)に前側小幅部6が配置され、大幅部7の鍵長手奥方向M1側(奥側)に奥側小幅部8とフレーム小幅部60Bが配置される構成であった。黒鍵51Bがヨーイング方向Yに変形すると接続部52(図2参照)とフレーム60との位置関係がずれてくる。前側小幅部6と奥側小幅部8とフレーム小幅部60Bは、変形によって、その位置関係のずれの影響を抑制する機能を有する。
前述してきたように、白鍵51Wの場合には、連結部70が鍵長手方向Mで大幅部7とフレーム小幅部60Wとの間に設けられる。黒鍵51Bの場合には、連結部70が鍵長手方向Mで奥側小幅部8とフレーム小幅部60Bとの間に設けられる。白鍵51Wの場合と黒鍵51Bの場合とでは、そのような違いがある。ただ、白鍵51Wの場合のフレーム小幅部60Wの鍵長手方向Mの長さと、黒鍵51Bの奥側小幅部8とフレーム小幅部60Bとを合計した鍵長手方向Mの長さとは、略同じである。
(白鍵の場合の連結部)
白鍵51Wの場合は、鍵長手方向Mで、前側小幅部6、大幅部7、連結部70、フレーム小幅部60Wの順に配置される。このうち、前側小幅部6と大幅部7と連結部70とが一体成形される。そして、大幅部7と一体形成される連結部70が、フレーム小幅部60Wに対して着脱可能に連結される。
(黒鍵の場合の連結部)
黒鍵51Bの場合は、鍵長手方向Mで、前側小幅部6、大幅部7、奥側小幅部8、連結部70、フレーム小幅部60Bの順に配置される。このうち、前側小幅部6と大幅部7と奥側小幅部8と連結部70とが一体成形される。そして、奥側小幅部8と一体成形される連結部70が、フレーム小幅部60Bに対して着脱可能に連結される。奥側小幅部8は連結部70よりも鍵長手手前方向M2に位置し、フレーム小幅部60Bは連結部70よりも鍵長手奥方向M1に位置する。
(フレームの支持部の傾斜による特徴)
図6は、連結部70と可撓部60bとフレーム60の構成を示す鍵盤装置100の一部拡大平面図である。この図6では、フレーム60は、スケール方向Sに対して若干右下方向に傾斜して延びているが、傾斜を強調するために、大げさに傾斜させて示されたものである。すなわち、支持部60aと鍵51との間の距離が、低音側から高音側へと行くに従って狭い。
(白鍵同士の関係)
図6に示されるように、低音の白鍵51W1の可撓部60bの回動中心J1は、高音の白鍵51W2の可撓部60bの回動中心J2に比べて、白鍵51Wの鍵長手方向Mにおいて白鍵51W1、51W2から遠い位置に配置されている。すなわち、低音の白鍵51W1の回動中心J1と白鍵51W1との間の寸法h1は、高音の白鍵51W2の回動中心J2と白鍵51W2との間の寸法h2よりも大きい。
(黒鍵同士の関係)
また、例えば、低音の黒鍵51B1の可撓部60bの回動中心B1は、高音の黒鍵51B2の可撓部60bの回動中心B2に比べて、黒鍵51B1の鍵長手方向Mにおいて黒鍵51B1、51B2から遠い位置に配置されている。すなわち、低音の黒鍵51B1の回動中心B1と黒鍵51B1との間の寸法h3は、高音の黒鍵51B2の回動中心B2と黒鍵51B2との間の寸法h4よりも大きい。
(低音から高音へと黒鍵、白鍵が並ぶ場合の関係)
さらに、低音から高音に向かう方向で並ぶ、黒鍵51B1と白鍵51W2の場合には、低音側の黒鍵51B1の可撓部60bの回動中心B1は、高音側の白鍵51W2の可撓部60bの回動中心J2に比べて、鍵長手方向Mにおいて黒鍵51B1、白鍵51W2から遠い位置に配置されている。すなわち、低音側の黒鍵51B1の回動中心B1と黒鍵51B1との間の寸法h3は、高音側の白鍵51W2の回動中心J2と白鍵51W2との間の寸法h2よりも大きい。
(鍵に対する回動中心の位置)
前述してきたように、低音の鍵の可撓部60bの回動中心は、高音の鍵の可撓部60bの回動中心に比べて、鍵の鍵長手方向Mにおいて鍵から遠い位置に配置されている。そのために、低音の鍵51ほど、回動中心Jが鍵51から遠くなるため、グランドピアノと同じようなタッチ感を得ることができる。その結果、操作性が向上する。
(連結部と回動中心との距離)
白鍵51W1の第1連結部70と白鍵51W1の回動中心J1との距離k1と、白鍵51W2の第2連結部70と白鍵51W2の回動中心J2との距離k2と、が異なる。このことから、前述した白鍵51W1の回動中心J1と白鍵51W1との間の寸法h1と、白鍵51W2の回動中心J2と白鍵51W2との間の寸法h2と、を異ならせるには、その距離k1と距離k2とを異ならせれば良いことが分かる。
(連結部)
隣接する白鍵51W1の連結部70と黒鍵51B1の連結部70とは、鍵長手方向Mで互いに異なる位置に設けられている。別の表現をすると、隣接する白鍵51W1の連結部70と黒鍵51B1の連結部70は、スケール方向Sで互いにオーバーラップしない位置に配置される。そのために、隣接する白鍵51W1の連結部70と黒鍵51B1の連結部70とは、互いに衝突することが抑制される。
(黒鍵の連結部と白鍵の可撓部との位置関係)
また、黒鍵51B1の連結部70は、白鍵51W1の可撓部60bとスケール方向Sで対向する。そのために、黒鍵51B1の連結部70と白鍵51W1の可撓部60bとが所定間隔で離間した位置に配置されることになり、黒鍵51B1の連結部70の可動領域が大きく確保される。その結果、黒鍵51B1の動作の安定性が向上する。これ以外の黒鍵に関しても同様のことが言える。複数の黒鍵51Bの連結部70は、黒鍵51Bと可撓部60bとを脱着可能に連結する。
(白鍵の連結部と黒鍵の奥側小幅部との位置関係)
白鍵51W1の連結部70は、黒鍵51B1の奥側小幅部8とスケール方向Sで対向する。ここで、奥側小幅部8(接続可撓部)は、前述したように、黒鍵51B1(複数の鍵のうちの一部の鍵)と連結部70との間を接続している部分である。奥側小幅部8は、スケール方向Sに略直交する方向に広がる平面を有しつつ可撓性を有する。
白鍵51W1の連結部70と奥側小幅部8とが対向するために、白鍵51W1の連結部70と黒鍵51B1の奥側小幅部8とが所定間隔で離間した位置に配置されることにより、白鍵51W1の連結部70の可動領域が大きく確保される。その結果、白鍵51W1の動作の安定性が向上する。これ以外の白鍵に関しても同様のことが言える。複数の白鍵51Wの連結部70は、白鍵51Wと可撓部60bとを脱着可能に連結する。
連結部70は、鍵51と可撓部60bとの上下方向のスライド移動によって脱着される。そのために、スライド移動だけで脱着の実現が可能になり、その結果、作業性が向上する。押鍵時の外力による耐久性を向上させることができ、その結果、機械的強度が向上する。
(黒鍵連結部と黒鍵との距離)
黒鍵51Bの連結部70は、白鍵51Wの連結部70に比べて、鍵51の鍵長手方向Mに鍵51から遠い位置に設けられている。すなわち、黒鍵51B1の連結部70と黒鍵51B1との距離k3は、白鍵51W2の連結部70と白鍵51W2との距離k4よりも長い。これにより、黒鍵51Bの連結部70を白鍵51Wよりも鍵長手奥方向M1に配置することができる。その結果、黒鍵51Bの連結部70と白鍵51Wの連結部70とがスケール方向Sで隣接しなくなり、連結部70同士の衝突による破壊やガタが抑制される。
図7は、本発明の実施形態の変形例に係る鍵盤装置100の一部拡大平面図である。図7に示されるように、白鍵51Wの接続部52W同士の間に板状部61が配置される構成の場合に、連結部70における板状部61と対向する側の面70Lを大幅部7(または可撓部60b)と面一に形成するようにしても良い。ここで面一は、スケール方向Sで同じ位置に面を有することを意味している。また、ここで、板状部61は、支持部60aを支持して鍵長手方向Mに延びるフレーム60の部分である。なお、他の鍵の連結部70は、スケール方向Sで大幅部7よりもスケール方向Sに突出している。
また、板状部61に対する連結部70の面70Lのスケール方向Sの距離と板状部61に対する大幅部7のスケール方向Sの距離とを略同じにするように、この連結部70はスケール方向Sには突状に形成されない。このように、複数の連結部70のうち、板状部61と対向する連結部70は、板状部61と対向しない連結部70と異なる形状となっている。
このことにより、連結部70と板状部61との間の間隔が広く確保される。この構成により、板状部61が形成されるフレーム60であっても、鉛直方向Eに移動する白鍵51Wの連結部70が板状部61に接触することが回避される。
図8(A)は、白鍵51Wが非押下状態にあるときの白鍵51Wとハンマー12との位置関係を示す側面図である。図8(B)は、白鍵51Wが押下状態にあるときの白鍵51Wとハンマー12との位置関係を示す側面図である。
(ハンマー機構と凹部との位置関係)
前述した凹部7aは、ハンマー12から当接されるハンマーストッパ13や、ハンマーストッパ13を支持する支持フレーム部11cの少なくとも一部を回避する(よける)ように凹んでいる。
支持フレーム部11cは、白鍵51Wが押下状態のときの凹部7aと略平行に配置されている(図8(B)参照)。ここでは、凹部7aにおける仮想線Q1で示される最大凹み面と、支持フレーム部11cにおける仮想線Q2で示される表面と、の間が離間距離dまで接近している。このように、白鍵51Wが押下されたときに、凹部7aと支持フレーム部11cとが極力接近するように構成すると、鍵51の下方のスペースができる限り無駄なく使用できる。無駄な空間が離間距離dまで低減される。なお、支持フレーム部11cと凹部7aとが極力接近するように構成されれば、必ずしも平行でなくても良い。
また、ハンマー12は、回動軸11Xよりも鍵長手手前方向M2側に、センサ押圧部12cを有する。センサ押圧部12cの下方には、鍵51の押下(操作)を検出するセンサ81が配置されている。センサ81と、センサ81に接続される音源装置85に関して以下に説明する。
図9は、音源装置85の構成を示すブロック図である。音源装置85は、信号変換部82、音源部83および出力部84を備える。センサ81は、各鍵51に対応して設けられ、鍵の操作を検出し、検出した内容に応じた信号を出力する。この例では、センサ81は、3段階の押鍵量に応じて信号を出力する。この信号の間隔に応じて押鍵速度が検出可能である。
信号変換部82は、センサ81(88の鍵51に対応したセンサ81−1、81−2、・・・、81−88)の出力信号を取得し、各鍵51における操作状態に応じた操作信号を生成して出力する。この例では、操作信号はMIDI形式の信号である。そのため、押鍵操作に応じて、信号変換部82はノートオンを出力する。このとき、88個の鍵51のいずれが操作されたかを示すキーナンバ、および押鍵速度に対応するベロシティについてもノートオンに対応付けて出力される。一方、離鍵操作に応じて、信号変換部82はキーナンバとノートオフとを対応付けて出力する。信号変換部82には、ペダル等の他の操作に応じた信号が入力され、操作信号に反映されてもよい。
音源部83は、信号変換部82から出力された操作信号に基づいて、音波形信号を生成する。出力部84は、音源部83によって生成された音波形信号を出力する。この音波形信号は、例えば、図示しないスピーカまたは音波形信号出力端子などに出力される。
ここで、図8の説明に戻る。白鍵51Wが押下された状態で、ハンマー機構30の一部が大幅部7の凹部7aに位置するように構成されている。ここでいうハンマー機構30の一部が凹部7aに位置するとは、ハンマー機構30の一部が大幅部7の鍵長手方向Mの一方の端部P1と他方の端部P2とを結んだ仮想線Pと凹部7aとで囲まれた領域の中に位置することをいう。
(ハンマーストッパと凹部との位置関係)
例えば、本実施形態では、鍵51が押下された状態で、ハンマーストッパ13は、大幅部7の凹部7aに位置するように配置されている(図8(B)参照)。また、本実施形態では、鍵51が押下されていない状態でも、ハンマーストッパ13が、大幅部7の凹部7aに位置するように配置されている(図8(A)参照)。また、鍵51が押下されていない状態では、ハンマーストッパ13が大幅部7の凹部7aに位置していなくても、鍵51が押下されてから、ハンマーストッパ13が大幅部7の凹部7aに位置するように構成しても良い。
このハンマーストッパ13は、演奏者が白鍵51Wを押下したときにハンマー12の先端部12aが上がる上限位置を規制する機能を有する。また、ハンマー12がハンマーストッパ13に当接することで、ユーザは、白鍵51Wを押下したときに、グランドピアノのように鍵51を押下したときの感触を感ずることができるようにするために設けられている。
実施形態の構成によれば、鍵51の鍵長手方向Mにずれた位置に連結部70(コネクタ)が設けられていることで、連結部70同士がスケール方向Sに隣接しない構成とすることができる。この構成によって、鍵51がスケール方向Sに動いた場合に連結部70部同士が衝突することを抑制することができる。その結果、鍵51の動作の安定性が向上する。
また、前述してきた本実施形態の構成によれば、接続部52に凹部7aが形成される。白鍵51Wや黒鍵51Bが押下されたときに、ハンマー機構30のハンマー12が凹部7aの位置に移動できる。白鍵51Wや黒鍵51Bの凹部7aが、ハンマーストッパ13の受け入れスペースやハンマー12の先端部12aが侵入するスペースに利用できる。このことで、電子鍵盤楽器500の鉛直方向Eのスリム化が実現されつつ、ハンマー12の可動範囲が大きく確保される。そして、鍵51の重いタッチも実現される。
さらに、本実施形態の構成によれば、前側小幅部6及び奥側小幅部8の可撓性が維持されつつ、接続部52の鉛直方向Eの剛性が維持される。
図10は、変形例に係る鍵盤装置100の一部拡大平面図である。図10のようにフレーム60の支持部60aは、支持部60a1〜60a6のように分断したものであっても良い。このように、個々の1つの支持部60a1〜60a6が1つの鍵51を支持する構成も可能であり、この場合には、各々の鍵51と支持部60a1〜60a6との間にはスケール方向Sに可撓性を有する1以上の可撓部60bが配置されることにもなる。また、図2を参照しつつ前述したように1つの支持部60aが2つ以上の鍵51を支持する構成にして、複数の鍵51と支持部60aとの間に複数の可撓部60bが配置されることも可能である。なお、ボルト80で支持部60aと可撓部60bとを着脱可能に構成することも可能である。
本発明の実施形態として説明した構成を基にして、当業者が適宜構成要素の追加、削除もしくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略もしくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、上述した実施形態の態様によりもたらされる作用効果とは異なる他の作用効果であっても、本明細書の記載から明らかなもの、又は、当業者において容易に予測し得るものについては、当然に本発明によりもたらされると解される。
6 前側小幅部、7 大幅部、7L1 一方の面、7L2 他方の面、8 奥側小幅部、11 フレーム、11X 回動軸、12 ハンマー、13 ハンマーストッパ、14 支持部、30 ハンマー機構、51 鍵、51W 白鍵、51B 黒鍵、51W1 白鍵、51W2 白鍵、51W3 白鍵、51W21 白鍵、51W22 白鍵、51B1 黒鍵、51B2 黒鍵、52 接続部、52W 白鍵接続部、52B 黒鍵接続部、55 押圧部、60 フレーム、60a 支持部、60a1〜60a6 支持部、61 板状部、70 連結部、70L 面、81 センサ、82 信号変換部、83 音源部、84 出力部、85 音源装置、100 鍵盤装置、100X 外観部、100Y 非外観部、500 電子鍵盤楽器、501 筐体、502 カバー、503 カバー、M 鍵長手方向、M1 鍵長手奥方向、M2 鍵長手手前方向、S1 幅、S2 幅、S3 幅、H1 厚み、H2 厚み、H3 厚み、L スケール方向、B1 回動中心、B2 回動中心、J1 回動中心、J2 回動中心、h1 寸法、h2 寸法、h3 寸法、h4 寸法、k1 距離、k2 距離

Claims (11)

  1. 複数の鍵と、
    1以上の鍵を支持する1以上のフレームと、
    前記鍵と前記フレームとの間に配置され、スケール方向に可撓性を有する1以上の可撓部と、
    前記可撓部と前記鍵とを脱着可能に連結する連結部と、
    を備え、
    隣接する前記鍵に対応する前記連結部の各々は、前記鍵の鍵長手方向で異なる位置に配置されることを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記可撓部は、スケール方向と略直交する方向に広がる平面を有し、
    前記連結部は、隣接する前記鍵の前記可撓部とスケール方向で対向することを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
  3. 前記複数の鍵のうちの一部の鍵の各々は、スケール方向に略直交する方向に広がる平面を有して前記一部の鍵と前記連結部との間を接続する接続可撓部を備え、
    前記一部の鍵と隣接する鍵の前記連結部は、前記接続可撓部とスケール方向で対向することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鍵盤装置。
  4. 前記連結部は、前記鍵と前記可撓部とのスライド移動によって脱着されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  5. 前記スライド移動は上下方向の移動であることを特徴とする請求項4に記載の鍵盤装置。
  6. 黒鍵に対応する前記連結部は、白鍵に対応する前記連結部に比べて、前記鍵の鍵長手方向に鍵から遠い位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  7. 前記フレームは、前記可撓部を支持してスケール方向に延びる支持部と、前記支持部を支持して鍵長手方向に延びる板状部と、を有し、
    複数の前記連結部のうちの前記板状部と対向する連結部は、前記板状部と対向しない連結部と異なる形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  8. 前記可撓部は前記鍵の回動方向に可撓性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  9. 低音の前記鍵の前記可撓部の回動中心は、高音の前記鍵の前記可撓部の回動中心に比べて、前記鍵の鍵長手方向において前記鍵から遠い位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  10. 複数の前記鍵は、同一形状の第1鍵及び第2鍵を含み、
    前記第1鍵と前記フレームとを連結する第1連結部と前記第1鍵の回動中心との距離と、前記第2鍵と前記フレームとを連結する第2連結部と前記第2鍵の回動中心との距離と、が異なることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  11. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の鍵盤装置と、
    前記鍵に対する操作を検出するセンサと、
    前記センサの出力信号に応じて音波形信号を生成する音源部と、
    を備える電子鍵盤楽器。
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