JP6679379B2 - エレベータ装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、エレベータを用いて建物に侵入した侵入者を捕獲するとともに、正当な建物の利用者を誤ってエレベータ内に閉じ込めないようにすることを目的とする。
警備装置の動作モードとして、建物のいずれかの階に設置された防犯センサから検知信号が入力されても異常を通報せず、かつその他の階に設置された防犯センサから検知信号が入力されると異常を通報するモードが設定可能であってよい。かご戸制御部は、動作モードの設定状態を示す警備装置の出力信号に基づいて利用者の所在階を判断してよい。
運転モードが防犯運転モードへ切り替わった時に、利用者の所在階にてかご戸が開いたままの状態でかごを待機させる待機制御部を備えてもよい。
かご戸制御部は、防犯運転モードにおいてかご戸を閉じる際に、閉じる途中のかご戸を反転して開く反転装置を無効にしてもよい。
エレベータ装置は、かご戸又は乗り場の乗場戸の少なくとも一方の下部に設けられ、防犯運転モードにおいてかご戸又は乗場戸の少なくとも一方が開くことを防止する施錠装置を備えてもよい。
(警備システムの全体構成)
図1を参照する。警備システム1は、監視対象である監視区域2に建てられた建物3の内部に設置され各階の異常をそれぞれ検知する複数の内部センサ4aと、建物3の窓やドアなどの開閉部6に設けられる開閉部センサ4bと、建物3の外周の異常を検知する外周センサ4cを備える。また、警備システム1は、内部センサ4a、開閉部センサ4b及び外周センサ4cにそれぞれ接続される警備装置5と、監視センタ7に設置され通信回線NTを通じて警備装置5に接続されるセンタ装置8を備える。
図1は、建物3が3階建ての場合を示すが、建物3の階数は3階に限定されるものではなく2階以上であればよい。すなわち、2階でもよく4階以上でもよい。
以下、内部センサ4a、開閉部センサ4b及び外周センサ4cを総称して「防犯センサ4」と表記することがある。
防犯センサ4は、異常を検知すると検知信号を警備装置5に送信する。防犯センサ4と警備装置5との間の通信は有線または無線で行われる。警備装置5は、防犯センサ4からの検知信号により監視区域2に発生した異常、例えば建物3への侵入者9の侵入を検知する。
以下、乗り場13a〜13cを総称して「乗り場13」と表記することがあり、乗場操作部14a〜14cを総称して「乗場操作部14」と表記することがあり、乗場戸19a〜19cを総称して「乗場戸19」と表記することがある。
制御ボックス17は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等のCPU周辺部品とを含む電子回路であってもよい。制御ボックス17が備えるCPUは、記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、制御ボックス17が行なうべき処理を実行する。
また、建物3の利用者20が建物3の中にいる場合でも建物3の一部に警備セットモードを設定してもよい。この場合には、利用者20の所在範囲に部分的に警備解除モードを設定し、内部センサ4aが利用者20を検知しても異常がセンタ装置8へ通報されないようにしつつ、侵入者9の侵入が検知されると異常がセンタ装置8へ通報される。
防犯運転モードにおいて制御ボックス17は、建物3の利用者20がいない階にて乗客がかご11に乗り込んだか否かを警備装置5の出力信号に基づいて判断する。
例えば、何れかの階のみを警備解除モードに設定し他の範囲を警備セットモードにした場合には、制御ボックス17は、警備解除モードが設定された階を利用者20の所在階と判断し、利用者20がいない階にて乗客が乗り込んだか否かを判断してよい。
利用者20がいない階にて乗客がかご11に乗り込んだと判断した場合に、制御ボックス17は、かご操作部12の操作によるかご戸18の戸開動作を無効にしてかご11に乗客を閉じ込める。
以下、警備システム1の各部の機能構成について説明する。まず、警備装置5の機能構成を説明する。図2を参照する。警備装置5は、制御部30と、センサインタフェース31と、操作部32と、表示部33と、通信部34と、記憶部35を備える。
操作部32は、警備装置5の動作モード(例えば、警備セットモードや警備解除モード)を設定するために操作されるキー入力部と、利用者の認証情報を読み取るための読取部とを備えて構成される。操作部32は、認証情報を読み込ませて利用者を照合した上で操作入力が許容される。また、操作部32は、表示部33の液晶モニタにタッチパネルを設けることにより、該タッチパネルにて構成してもよい。
表示部33は、利用者に対して操作のガイドなどを出力する機能を備えている。表示部33は、液晶ディスプレイ、表示灯、スピーカなどにより構成することができる。表示部33は、操作部32の近傍に設置されるか、あるいは操作部32と一体的に設置される。表示部33により、操作のガイドやメニュー表示が行われる。操作のガイド等は、スピーカからの音声報知で行われてもよい。
警備装置5の動作モードを警備解除モードから警備セットモードへと切り替える切換操作である警備セット操作が行われた場合、モード設定部36は、防犯センサ4が異常を検知しているか否かを判断する。
警備装置5の動作モードを警備セットモードから警備解除モードへと切り替える切換操作である警備解除操作が行われた場合、モード設定部36は、警備装置5の動作モードを警備解除モードへと移行する。
さらにモード設定部36は、通信部34を介して警備装置5の動作モードの設定状態を示すモード設定信号を制御ボックス17へ出力する。
異常判定部37は、通信部34を介して、内部センサ4aによる検知結果を示す内部センサ検知信号を制御ボックス17へ出力する。
通報制御部38は、異常判定部37が異常と判定するとかかる異常を示す通報信号を通信部34によりセンタ装置8に送信する。通報信号は、警備装置5の識別番号、異常を検知したセンサのID番号、センサの種類及びその設置位置の情報を含んでよい。また、通報制御部38は、異常判定部37が異常と判定すると制御ボックス17にも異常検知信号を出力する。
続いて、エレベータ装置10の機能構成を説明する。図3を参照する。かご操作部12は、操作ボタン40と操作部制御回路41を備える。操作ボタン40は、例えばかご11の行き先階を登録する行先階ボタンや、かご11のかご戸18を閉じるための戸閉ボタン、かご戸18を開くための戸開ボタンを含んでよい。
操作ボタン40は、操作部制御回路41に接続されている。操作部制御回路41は、制御ボックス17に通信ケーブルで接続されており、操作部制御回路41と制御ボックス17とが行う通信により、操作ボタン40によるエレベータ装置10に操作指示が制御ボックス17に入力される。
制御ボックス17は、かご操作部12及び乗場操作部14a〜14cから入力された情報に基づいて、昇降駆動手段16の動作を制御してかご11を昇降させる昇降制御処理と、戸開閉装置49を制御してかご戸18を開閉する戸開閉処理を実行するように構成される。
制御ボックス17は、図示しない通信部により警備装置5から異常検知信号を受信する。制御ボックス17にて異常検知信号が受信されると、運転モード切替部44は、エレベータ装置10の運転モードを、通常運転モードから防犯運転モードへ切り替える。
また例えば運転モード切替部44は、センタ装置8からの指示に基づいて警備装置5から出力される解除信号を受信した場合に、エレベータ装置10の運転モードを自動的に通常運転モードへ切り替えてもよい。
例えば、かご戸制御部46は、警備装置5から受信したモード設定信号に基づいて、利用者20がいない階にて乗客がかご11に乗り込んだか否かを判断してもよい。
例えば、かご戸制御部46は、警備装置5が警備セットモードである場合には利用者20は建物3内に所在しておらず、利用者20がいない階にて乗客が乗り込んだと判断してよい。
また、何れかの階のみを警備解除モードに設定し他の範囲を警備セットモードにした場合には、かご戸制御部46は、警備解除モードが設定された階を利用者20の所在階と判断し、利用者20がいない階にて乗客が乗り込んだか否かを判断してよい。
例えば、建物3の内部のみを警備解除モードに設定し、建物3の外周及び開閉部6を警備セットモードにした場合には、かご戸制御部46は、内部センサ4aが利用者20を検知する階を利用者20の所在階と判断してもよい。かご戸制御部46は、開閉部センサ4b及び外周センサ4cが異常を検知するより前に内部センサ4aが利用者20を検知していた階を所在階と判断してもよい。
かご11に乗客を閉じ込める際にかご戸18を閉じる第1速度は、通常運転モードにおいてかご戸18を閉じる第2速度よりも早くてもよい。すなわち、かご戸制御部46は、防犯運転モードにおいてかご戸18を閉じてかご11に乗客を閉じ込める際に、通常運転モードにおける第2速度よりも早い第1速度でかご戸18を閉じてもよい。
なお、反転制御を無効にすると、乗客がかご戸18に挟まってもかご戸18を反転せず、乗客がかご戸18に挟まったままになる虞がある。このため、かご戸制御部46は、かご戸18を閉じるためのボタンが押し続けられた場合に反転制御を無効にしてもよい。
操作無効化部47は、防犯運転モードにおいて利用者20がかご戸18を閉じてかご11内に避難した際に乗場操作部14の操作を無効にする。これにより、利用者20が避難したかご11のかご戸18を外部から開くことを防止する。
次に、第1実施形態のエレベータ装置10の動作の一例を説明する。図4を参照する。
制御ボックス17にて異常検知信号が受信されると、ステップS1において運転モード切替部44は、エレベータ装置10の運転モードを通常運転モードから防犯運転モードへ切り替える。
ステップS2においてかご戸制御部46は、警備装置5の出力信号であるモード設定信号又は内部センサ検知信号を受信する。
ステップS4においてかご戸制御部46は、利用者がいない階にて乗客がかご11に乗り込んだか否かを判断する所在判断処理を行う。
ステップS21においてかご戸制御部46は、利用者20が建物3内にいると判断し、乗客が乗り込んだ階は利用者20がいない階であると判断しない。その後、処理は図4のステップS5へ進む。
ステップS31においてかご戸制御部46は、乗客が乗り込んだ階が利用者20の所在階であるか否かを判断する。乗客が乗り込んだ階が利用者20の所在階である場合(ステップS31:Y)に処理はステップS33へ進む。
ステップS32においてかご戸制御部46は、乗客が乗り込んだ階は利用者20がいない階であると判断する。その後、処理は図4のステップS5へ進む。
ステップS33においてかご戸制御部46は、乗客が乗り込んだ階は利用者20がいる階であると判断する。その後、処理は図4のステップS5へ進む。
ステップS41においてかご戸制御部46は、乗客が乗り込んだ階が利用者20の所在階であるか否かを判断する。乗客が乗り込んだ階が利用者20の所在階である場合(ステップS41:Y)に処理はステップS43へ進む。
ステップS42においてかご戸制御部46は、乗客が乗り込んだ階は利用者20がいない階であると判断する。その後、処理は図4のステップS5へ進む。
ステップS43においてかご戸制御部46は、乗客が乗り込んだ階は利用者20がいる階であると判断する。その後、処理は図4のステップS5へ進む。
ステップS7においてかご戸制御部46は、反転制御部48による反転制御を無効化する。
ステップS8においてかご戸制御部46は、通常運転モードにおいてかご戸18を閉じる第2速度よりも早い第1速度でかご戸18を閉じる。その後に処理は終了する。
ステップS10においてかご戸制御部46は、反転制御部48による反転制御を無効にする。
ステップS11においてかご戸制御部46は、かご操作部12の操作に応じてかご戸18を第1速度で閉じる。その後に処理は終了する。
(1)防犯運転モードにおいてかご戸制御部46は、利用者20がいない階にて乗客がかご11に乗り込んだか否かを警備装置5の出力信号に基づいて判断する。利用者20がいない階にて乗客がかご11に乗り込んだと判断した場合にかご操作部12の操作による戸開動作を無効にしてかご11に乗客を閉じ込める。このため、かご戸制御部46は、エレベータ装置10を用いて侵入者9を捕獲するとともに、利用者20を誤ってエレベータ装置10内に閉じ込めるのを防止できる。
(6)かご戸制御部46は、防犯運転モードにおいてかご戸18を閉じてかご11に乗客を閉じ込める際に、反転制御部48による反転制御を無効にする。これにより侵入者9がかご戸18に手や足を挟んだりすることによりかご戸18を開いてかご11から脱出するのを防止できる。
(1)防犯運転モードにおいてかご11に侵入者9を閉じ込める際に、かご戸18及び乗場戸19の一方又は両方に設けられた施錠装置よりかご戸18及び乗場戸19の一方又は両方を施錠し、侵入者9がかご戸18や乗場戸19をこじ開けるのを防止してもよい。
制御ボックス17は、防犯運転モードにおいてかご11に侵入者9を閉じ込める際に、かご操作部12の操作による戸開動作を無効にしてかご戸18を閉めた後に、かご戸18及び乗場戸19の一方又は両方に設けられた施錠装置よりかご戸18及び乗場戸19の一方又は両方を施錠してもよい。
制御ボックス17は、かご操作部12の操作による戸開動作を無効にして乗場戸19を閉めた後に、第1施錠装置67及び第2施錠装置68により乗場戸19の下部及び上部をそれぞれ固定する。
ここでは、乗場戸19の施錠装置のみを説明したが、かご戸18にも下部及び上部をそれぞれ固定する施錠装置を設けてもよい。
待機制御部45は、内部センサ検知信号及び第2センサ検知信号に基づいて侵入者9が侵入した階を判断し、侵入者9が侵入した階へかご11を移動させ、かご戸18が開いた状態でかご11を待機させてもよい。
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態の警備システム1、警備装置5、エレベータ装置10の構成は、図1、図2及び図3に示す構成と同様である。
第2実施形態のエレベータ装置10は、運転モードが防犯運転モードへ切り替わった時に、利用者20の所在階へかご11を移動させてかご戸18が開いたままの状態でかご11を待機させる。利用者20の所在階にかご11を予め待機させておくことにより、侵入者9の検知時にかご11がどの階に着床していても利用者20はかご11を呼び出さなくてもかご11に避難できる。このため、かご11の呼び出しにより生じる避難の遅れを防止できる。
例えば、何れかの階のみが警備解除モードに設定され他の範囲が警備セットモードに設定されている場合には、待機制御部45は、警備装置5から受信したモード設定信号に基づいて利用者20の所在階を判断してよい。例えば待機制御部45は、警備解除モードに設定された階を所在階としてよい。
また、建物3の内部のみが警備解除モードに設定され、建物3の外周及び開閉部6が警備セットモードに設定された場合には、待機制御部45は、警備装置5から受信した内部センサ検知信号に基づいて利用者20の所在階を判断してよい。例えば待機制御部45は、内部センサ4aが利用者20を検知した階を所在階としてよい。例えば待機制御部45は、開閉部センサ4b及び外周センサ4cが異常を検知するより前に内部センサ4aが利用者20を検知していた階を所在階としてよい。
かご戸制御部46は、防犯運転モードにおいてかご操作部12の操作に応じてかご戸18を閉じる。かご戸制御部46は、例えばかご操作部12の戸閉ボタンや行先階ボタンが押されたときにかご戸18を閉じてよい。
また、かご戸制御部46は、かご戸18を閉じるためのボタンが押し続けられた場合にかご戸18を第1速度で閉じてもよい。かご戸18を閉じるためのボタンが押し続けられた場合に反転制御を無効にしてもよい。これによりかご11に避難する利用者20がかご戸18に挟まるのを防止できる。
次に、第2実施形態のエレベータ装置10の動作の一例を説明する。図10を参照する。ステップS50及びS51の動作は図4のステップS1及びS2の動作と同様である。
ステップS52において待機制御部45は、警備解除モードが部分的に設定されているか否かを判断する。すなわち、いずれかの階に設置された防犯センサ4から検知信号が入力されても異常を通報しないモードや内部センサ4aから検知信号が入力されても異常を通報しないモードであるか、それともいずれの防犯センサ4から検知信号を受信しても異常を通報する警備セットモードであるかを判断する。
警備解除モードが部分的に設定されている場合(ステップS52:Y)に待機制御部45は建物3に利用者20がいると判断し処理はステップS56へ進む。警備解除モードが部分的に設定されていない場合(ステップS52:N)に処理はステップS53へ進む。
ステップS56において待機制御部45は利用者20の所在階を判断する。待機制御部45は、利用者20の所在階へかご11を移動させる。
ステップS57において待機制御部45は、かご戸18が開いたままの状態で待機させる。
ステップS59〜S61の動作は、図4のステップS9〜S11の動作と同様である。
運転モードが防犯運転モードへ切り替わった時に、待機制御部45は、利用者20の所在階にてかご戸18が開いたままの状態でかご11を待機させる。このため、利用者20はかご11を乗場操作部14で呼び出す必要がなくなり、呼び出し操作後のかご11の移動時間により生じる避難の遅れを防止できる。
Claims (5)
- 建物に設けられた昇降路を昇降するかごを有するエレベータ装置であって、
前記かご内に設けられるかご操作部と、
前記建物の異常を監視する警備装置から異常検知信号を受信した場合に、前記エレベータ装置の運転モードを通常運転モードから防犯運転モードへ切り替える運転モード切替部と、
前記防犯運転モードにおいて、前記建物の利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだか否かを前記警備装置の出力信号に基づいて判断し、前記利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだと判断した場合に前記かご操作部の操作による戸開動作を無効にして前記かごに前記乗客を閉じ込めるかご戸制御部と、
を備え、
前記警備装置の動作モードとして、少なくとも、前記建物に設置された防犯センサから検知信号が入力されても異常を通報しない警備解除モードと、前記建物に設置された防犯センサから検知信号が入力されると異常を通報する警備セットモードのいずれかが設定され、
前記かご戸制御部は、前記警備解除モードが設定された階を前記利用者の所在階であると判断するとともに、前記警備セットモードが設定された階を前記利用者がいない階であると判断することを特徴とするエレベータ装置。 - 建物に設けられた昇降路を昇降するかごを有するエレベータ装置であって、
前記かご内に設けられるかご操作部と、
前記建物の異常を監視する警備装置から異常検知信号を受信した場合に、前記エレベータ装置の運転モードを通常運転モードから防犯運転モードへ切り替える運転モード切替部と、
前記防犯運転モードにおいて、前記建物の利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだか否かを前記警備装置の出力信号に基づいて判断し、前記利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだと判断した場合に前記かご操作部の操作による戸開動作を無効にして前記かごに前記乗客を閉じ込めるかご戸制御部と、
を備え、
前記警備装置の動作モードとして、前記建物のいずれかの階に設置された防犯センサから検知信号が入力されても異常を通報せず、かつ前記建物の前記いずれかの階以外の階に設置された防犯センサから検知信号が入力されると異常を通報するモードが設定可能であり、
前記かご戸制御部は、前記動作モードの設定状態を示す前記警備装置の出力信号に基づいて前記利用者の所在階を判断することを特徴とするエレベータ装置。 - 建物に設けられた昇降路を昇降するかごを有するエレベータ装置であって、
前記かご内に設けられるかご操作部と、
前記建物の異常を監視する警備装置から異常検知信号を受信した場合に、前記エレベータ装置の運転モードを通常運転モードから防犯運転モードへ切り替える運転モード切替部と、
前記防犯運転モードにおいて、前記建物の利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだか否かを前記警備装置の出力信号に基づいて判断し、前記利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだと判断した場合に前記かご操作部の操作による戸開動作を無効にして前記かごに前記乗客を閉じ込めるかご戸制御部と、
を備え、
前記警備装置の動作モードとして、前記建物内部に設けられた第1防犯センサから検知信号が入力されても異常を通報せず、かつ前記建物の外周又は前記建物の開閉部に設置された第2防犯センサから検知信号が入力されると異常を通報するモードが設定可能であり、
前記かご戸制御部は、前記第1防犯センサの検知結果を示す前記警備装置の出力信号に基づいて前記利用者の所在階を判断することを特徴とするエレベータ装置。 - 前記かご戸又は乗り場の乗場戸の少なくとも一方の下部に設けられ、前記防犯運転モードにおいて前記かご戸又は前記乗場戸の前記少なくとも一方が開くことを防止する施錠装置を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
- 建物に設けられた昇降路を昇降するかごを有するエレベータ装置の制御方法であって、
前記建物の異常を監視する警備装置の動作モードとして、少なくとも、前記建物に設置された防犯センサから検知信号が入力されても異常を通報しない警備解除モードと、前記建物に設置された防犯センサから検知信号が入力されると異常を通報する警備セットモードのいずれかが設定され、
前記警備装置から異常検知信号を受信した場合に、前記エレベータ装置の運転モードを通常運転モードから防犯運転モードへ切り替え、
前記警備解除モードが設定された階を前記建物の利用者の所在階であると判断するとともに、前記警備セットモードが設定された階を前記利用者がいない階であると判断し、
前記防犯運転モードにおいて、前記利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだか否かを前記警備装置の出力信号に基づいて判断し、
前記利用者がいない階にて乗客が前記かごに乗り込んだ場合に、前記かご内に設けられるかご操作部の操作による戸開動作を無効にして前記かごに前記乗客を閉じ込める、
ことを特徴とするエレベータ装置の制御方法。
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