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JP6676669B2 - 海苔及び海産物を含む汁の製造方法 - Google Patents

海苔及び海産物を含む汁の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、咀嚼が困難であり、消化能力が劣る子供又は高齢者も容易に摂取することができる海苔及び海産物を含む汁(スープ)の製造方法に関する。
加速化された産業化及び経済成長による現代人のライフスタイルの変化に伴い、食品や食事形態などの食生活全般にも大きな変化がもたらされている。これにより、家庭で食事する場合にも、全てを調理するのではなく、半調理又は完全調理食品を購入して家庭に持ち帰ったり、注文して配達されたものを食べる比重が増加しており、1人世帯及び共働き夫婦の増加に伴い、このような傾向はさらに増加している。
また、現代人の健康に対する関心が高まるにつれて、便利さ及び栄養を全て備えつつ家庭料理に取って代わる食文化に対する要求が増大しており、このような流れに合わせてインスタント食品及び食事代用食品の市場が毎年20%以上の成長率を記録している。
一般に、簡単に食べられるパン、三角海苔巻き、サンドイッチなどのファーストフードが食事代用食品として販売・消費されているが、これら食品は、ご飯及び汁を主食とする韓国人にとっては拒否感があり、胃に負担をかけるだけでなく、栄養的な面も不足している実情がある。
また、韓国は、高齢者人口の比率が先進国に比べて非常に速い速度で増加しており、既に2000年には高齢化社会に突入しており、2026年には超高齢社会に突入すると予測される。そのため、高齢者の三大摂食障害である咀嚼、摂食及び消化障害を考慮した特殊食品、簡便調理食(HMR)、栄養強化食、消化容易食品などが要求されている。
特殊栄養食品は、食品公典によると、乳幼児、病弱者、老弱者、肥満者又は妊産婦などの特別な栄養管理が必要な特定対象のための用途に提供する目的で、又は一食の食事代用の目的で製造及び加工した食品を意味する。
一方、海苔は、アマノリ属(Porphyra)に属する紅藻類であって、韓国では、イカ、寒天などと共に三大水産物の一つと言われている。海苔にはタンパク質が多く含まれており、例えば、市販される5枚の乾海苔に含まれているタンパク質の含量は、1個の卵に含まれている量と類似している。また、海苔は、必須アミノ酸を始めとしてビタミンも多く含まれており、消化しやすいので非常に良い栄養食品として知られている。一方、海苔は、動脈硬化及び高血圧を起こす原因として知られているコレステロールを体外に送り出す成分も含有しているものと知られている。
したがって、現代人の忙しい日程中、簡単でありながらもバランスの取れた栄養を摂取できるだけでなく、咀嚼が困難であり、消化能力が劣る子供又は高齢者が容易に摂取できる食事代用食品を提供するために、海苔及び海産物の栄養及び味をそのまま生かしながらも賞味期限の限界点を克服し、保管、流通及び調理が容易であって簡便に食べられるインスタント調理食品が要求されている。
大韓民国登録特許第10−0475296号 大韓民国登録特許第10−0538261号
本発明の目的は、咀嚼が困難であり、消化能力が劣る子供又は高齢者が容易に摂取できる海苔及び海産物を含む汁の製造方法を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の製造方法によって製造される海苔及び海産物を含む汁は、鰹出汁、塩物、海産物、そば粉及び味噌粉末を含み得る。
前記海苔及び海産物を含む汁は、鰹出汁100重量部に対して、塩物0.1重量部〜1.2重量部、海産物2重量部〜8重量部、そば粉0.5重量部〜3重量部、及び味噌粉末0.2重量部〜2重量部を含
前記鰹出汁は、水100重量部に対して、鰹節1重量部〜10重量部、昆布0.5重量部〜5重量部、長ねぎ0.5重量部〜5重量部、大根2重量部〜15重量部、玉ねぎ1重量部〜10重量部、イワシ0.5重量%〜5重量部、及びニンニク0.5重量部〜5重量部を含んで収得されたものであり得る。
前記塩物は、原草の塩漬け、塩炒め又はこれらの混合物である
前記海産物は、牡蠣、エビ又はこれらの混合物であり得る。
また、本発明の海苔及び海産物を含む汁の製造方法は、鰹出汁を製造する段階、及び前記鰹出汁に塩物、海産物、そば粉及び味噌粉末を混合し、これを85℃〜100℃で10分〜40分間加熱する段階を含
前記海苔及び海産物を含む汁の製造方法は、前記鰹出汁100重量部に対して、塩物0.1重量部〜1.2重量部、海産物2重量部〜8重量部、そば粉0.5重量部〜3重量部及び味噌粉末0.2重量部〜2重量部を混合するものである
前記鰹出汁を製造する段階は、水100重量部に対して昆布0.5重量部〜5重量部を混合し、これを85℃〜100℃で20分〜60分間加熱する段階;前記昆布出汁から昆布を除去した後、長ねぎ0.5重量部〜5重量部、大根2重量部〜15重量部、玉ねぎ1重量部〜10重量部、イワシ0.5重量部〜5重量部及びニンニク0.5重量部〜5重量部が含まれた出汁用固形物を混合し、これを65℃〜85℃で10分〜40分間加熱する段階;及び前記固形物含有出汁から固形物を除去した後、鰹節1重量部〜10重量部を混合し、これを65℃〜85℃で1分〜8分間加熱する段階を含むものであり得る。
前記塩物は、オイルで炒めた海苔の原草に砂糖、塩、エゴマ油、ゴマ油及びゴマを混合して製造した原草の塩漬けである
前記塩物は、前記原草の塩漬けを170℃〜220℃で20分〜25分間炒めた塩炒めであり得る。
本発明の海苔及び海産物を含む汁は、塩度が低く、色度及び嗜好度に優れるので、消費者の選好度を高められる食品である。
また、本発明の海苔及び海産物を含む汁は、咀嚼が困難であり、消化能力が劣る子供又は高齢者も容易に摂取できる形態であるので、老若男女を問わず誰でも摂取が可能である。
本発明は、咀嚼が困難であり、消化能力が劣る子供又は高齢者も容易に摂取できる海苔及び海産物を含む汁及びその製造方法に関する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の製造方法によって製造される海苔及び海産物を含む汁は、鰹出汁、塩物、海産物、そば粉及び味噌粉末を含む。
また、本発明の海苔及び海産物を含む汁の製造方法は、鰹出汁を製造する段階、及び前記鰹出汁に塩物、海産物、そば粉及び味噌粉末を混合し、これを85℃〜100℃で10分〜40分間加熱する段階を含み得る。
前記鰹出汁は、海苔及び海産物を含む汁の塩度を高めず、かつ他の材料との調和によって官能性を向上させることができる。
前記鰹出汁は、水100重量部に対して、鰹節1重量部〜10重量部、昆布0.5重量部〜5重量部、長ねぎ0.5重量部〜5重量部、大根2重量部〜15重量部、玉ねぎ1重量部〜10重量部、イワシ0.5重量部〜5重量部及びニンニク0.5重量部〜5重量部を含み得る。
また、前記鰹出汁を製造する段階は、水100重量部に対して昆布0.5重量部〜5重量部を混合し、これを85℃〜100℃で20分〜60分間加熱する段階、前記昆布出汁から昆布を除去した後、長ねぎ0.5重量部〜5重量部、大根2重量部〜15重量部、玉ねぎ1重量部〜10重量部、イワシ0.5重量部〜5重量部及びニンニク0.5重量部〜5重量部が含まれた出汁用固形物を混合し、これを65℃〜85℃で10分〜40分間加熱する段階、及び前記固形物含有出汁から固形物を除去した後、鰹節1重量部〜10重量部を混合し、これを65℃〜85℃で1分〜8分間加熱する段階を含み得る。
前記各材料の含量が前記範囲を逸脱する場合は、官能性が低下し得る。特に、鰹節の含量が前記下限値未満である場合は、色度及び官能性が向上しないおそれがあり、鰹節の含量が前記上限値を超える場合は、冷えた後の塩味が強く、海産物の味が出ないおそれがある。
また、前記各材料で昆布出汁を製造した後、昆布を除去した出汁に長ねぎ、大根、玉ねぎ、イワシ及びニンニク固形物を入れることによって出汁を製造し、固形物を除去した出汁に鰹節を入れることによって出汁を製造する段階を順次経ない場合は、官能性が低下し得る。
本発明において、鰹節出汁の代わりに、海産物(アサリ、エビ、イカ、イワシ)粉末を用いた出汁、鰹粉末を用いた出汁又は一般的な野菜のみを入れた一般出汁を使用すると、海苔及び海産物を含む汁の味及び香が低下し、官能性及び色度の低下をもたらす。
また、前記塩物は、清浄地域である荏子島(UNESCO指定の清浄保存地域)で生産された海苔を用いて製造されたものであって、原草の塩漬け、塩炒め又はこれらの混合物を挙げることができるが、官能性及び海産物との調和の面で原草の塩漬けが好ましい。
前記原草の塩漬けは、オイルで炒めた原草に砂糖、塩、エゴマ油、ゴマ油、ゴマを混合して製造したものであり、塩炒めは原草の塩漬けを再度炒めたものである。例えば、塩炒めは、前記原草の塩漬けを170℃〜220℃で20分〜25分間炒めたものであり得る。
前記塩物の含量は、0.1重量部〜1.2重量部、好ましくは0.5重量部〜1重量部である。塩物の含量が前記下限値未満である場合は、官能性が低下し得る。また、塩物の含量が前記上限値を超える場合は、塩物の含量が多いので塩度が高くなり、海産物の味及び香を感じられないだけでなく、外観上、消費者の選好度が低下し得る。
本発明で塩物を使用すると、海産物との調和で香ばしい味及び涼味が発生するが、前記塩物の代わりに焼き海苔又は海苔の原草などの乾海苔を使用する場合は、少しすっきりしない味が発生し、海苔及び海産物から由来した生臭い味及び臭いが発生し得る。
また、前記海産物としては、海産物の深い味及び香のための牡蠣、エビ又はこれらの混合物を挙げることができる。
前記海産物の含量は、2重量部〜8重量部、好ましくは4重量部〜6重量部である。海産物の含量が前記下限値未満である場合は、原材料の含量が過度に低く、海産物の味及び香が出ないおそれがあり、海産物の含量が前記上限値を超える場合は、苦い味及び生臭い味及び臭いが発生し得る。
本発明で海産物を使用すると、海産物の深い味及び香が発生し、優れた色度を有し得るが、前記海産物の代わりに海産物粉末を使用する場合は、人工的な味が発生し、色度が低下し得る。
また、前記そば粉は、海苔と海産物との調和で海苔及び海産物を含む汁の官能性を高める。
前記そば粉の含量は、0.5重量部〜3重量部、好ましくは1重量部〜2重量部である。そば粉の含量が前記下限値未満である場合は、官能性が向上しないおそれがあり、そば粉の含量が前記上限値を超える場合は、海苔及び海産物の味及び香を出せないおそれがある。
本発明でそば粉を使用すると、色度に影響を与えず、かつ官能性が向上するが、前記そば粉の代わりにトマト粉末、ヨモギ粉末を使用する場合は、色度が低下し、海苔及び海産物と調和しない味が発生する。一方、前記そば粉の代わりに玉ねぎ粉末を使用する場合は、色度には影響を与えないが、海苔及び海産物と調和しない味が発生する。
また、前記味噌粉末は、海苔及び海産物特有の生臭い味及び香を除去し、海苔及び海産物を含む汁の塩度を増加させず、かつ味を向上させる。
前記味噌粉末の含量は、0.2重量部〜2重量部、好ましくは1重量部〜1.5重量部である。味噌粉末の含量が前記下限値未満である場合は、味噌粉末を添加しない場合との差がなく、味噌粉末の含量が前記上限値を超える場合は、海苔及び海産物の味及び香を出せないおそれがある。
本発明で味噌粉末の代わりに味噌ペーストを使用する場合は、海苔及び海産物特有の生臭い味及び香は除去できるが、塩度が高くなり、塩味が強くなり得る。
本発明の海苔及び海産物を含む汁は、長期間流通させるために80℃〜120℃で15分〜25分間加熱させた後、レトルト機を用いて200℃〜220℃で15分〜25分間殺菌処理することができる。前記加熱及びレトルト処理時間が前記下限値未満である場合は、長期間の保管が難しくなるおそれがあり、前記加熱及びレトルト処理時間が前記上限値を超える場合は、海苔及び海産物を含む汁の品質が低下し得る。
以下、本発明の理解を促進するために好ましい実施例を提示するが、下記の実施例は、本発明を例示するものに過ぎなく、本発明の範疇及び技術思想の範囲内で多様な変更及び修正が可能であることは当業者にとって明白であり、このような変形及び修正が添付の特許請求の範囲に属することも当然である。
<出汁の種類別>
実施例1.鰹節出汁
鰹節出汁
水2000重量部に昆布10重量部を添加し、これを100℃で30分間加熱させた後、昆布を除去し、大根50重量部、長ねぎ17重量部、玉ねぎ30重量部、イワシ18重量部及びニンニク17重量部を混合して70℃で20分間加熱させた後、固形物を掬い取り、固形物が除去された出汁に鰹節90重量部を添加し、これを70℃で2分間加熱させることによって鰹節出汁を製造した。
海苔及び牡蠣を含む汁
鰹出汁100重量部、原草の塩漬け1重量部、牡蠣4重量部、そば粉1重量部及び味噌粉末1重量部を混合することによって海苔及び牡蠣を含む汁を製造した後、これを90℃で20分間加熱させた後、レトルト機を用いて210℃で20分間殺菌処理することによって海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
前記原草の塩漬けは、オイルで炒めた原草100重量部に砂糖3重量部、塩1重量部、エゴマ油1重量部、ゴマ油1重量部、ゴマ1重量部を混合して製造した。
比較例1.一般出汁
一般出汁
水1000重量部に昆布10重量部を添加し、これを100℃で30分間加熱させた後、昆布を除去し、大根50重量部、長ねぎ17重量部、玉ねぎ30重量部、イワシ18重量部及びニンニク17重量部を混合して70℃で20分間加熱させた後、固形物を掬い取り、固形物が除去された一般出汁を製造した。
海苔及び牡蠣を含む汁
海苔及び牡蠣を含む汁は、前記実施例1と同様にして、出汁として一般出汁を使用して製造した。
比較例2.海産物粉末出汁
海産物粉末出汁
水1000重量部に海産物粉末40重量部を添加し、これを100℃で30分間加熱することによって海産物粉末出汁を製造した。
前記海産物粉末は、アサリ、エビ、イカ及びイワシが1:1:1:1の重量比で混合された粉末である。
海苔及び牡蠣を含む汁
海苔及び牡蠣を含む汁は、前記実施例1と同様に実施し、出汁として海産物粉末出汁を使用して製造した。
比較例3.鰹粉末出汁
鰹粉末出汁
前記実施例1と同様にして、鰹節の代わりに鰹粉末を使用して鰹粉末出汁を製造した。
海苔及び牡蠣を含む汁
海苔及び牡蠣を含む汁は、前記実施例1と同様にして、出汁として鰹粉末出汁を使用して製造した。
<試験例1>
試験例1.塩度の測定
実施例及び比較例によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁の塩度(%、YK−31SA、LUTRON)を3回繰り返して測定し、その平均値を下記の表1に示した。
前記の表1に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁と、比較例1乃至比較例2の海苔及び牡蠣を含む汁との間に塩度の差が発生しないことを確認した。
その一方、比較例3の海苔及び牡蠣を含む汁の塩度は、実施例1に比べて非常に高いことを確認した。
試験例2.色度の測定
実施例及び比較例によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁の色度(spectrophotometer CM−700d、Konica minolta、Japan)を3回繰り返して測定し、その平均値を下記の表2に示した。
前記の表2に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、比較例1乃至比較例3の海苔及び牡蠣を含む汁に比べて高い明度を有するので、すまし汁が形成されることを確認した。
試験例3.官能検査
実施例及び比較例で製造された海苔及び牡蠣を含む汁を20人の専門パネルに試食させた後、7点尺度法(程度が大きいほど7点に近い)で官能検査を実施して平均値を求め、これを下記の表3に示した。
− 外観、味、異臭及び総合的な嗜好度:1=非常に悪い、7点=非常に良い
前記の表3に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、比較例1乃至比較例3の海苔及び牡蠣を含む汁に比べて外観、味、異臭及び総合的な嗜好度の全てにおいて優れていることを確認した。
<海苔の種類及び含量別>
実施例1.原草の塩漬け_1重量部
前記実施例1と同一の海苔及び牡蠣を含む汁を使用した。
実施例2.塩炒め
前記実施例1と同様にして、原草の塩漬けの代わりに塩炒めを使用して海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
前記塩炒めは、原草の塩漬けを170℃〜220℃で20分〜25分にセッティングされた炒め機で炒めたものである。
比較例4.焼き海苔
前記実施例1と同様にして、原草の塩漬けの代わりに焼き海苔を使用して海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
比較例5.海苔の原草
前記実施例1と同様にして、原草の塩漬けの代わりに原草の乾海苔を使用して海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
比較例6.原草の塩漬け_0.1重量部
前記実施例1と同様にして、原草の塩漬け0.1重量部を使用して海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
比較例7.原草の塩漬け_2重量部
前記実施例1と同様にして、原草の塩漬け2重量部を使用して海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
<試験例2>
海苔の種類及び含量によっては塩度及び色度に差がなかった。
試験例4.官能検査
前記試験例3と同様にして測定した。
前記の表4に示したように、本発明の実施例1及び実施例2によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、比較例4乃至比較例5の海苔及び牡蠣を含む汁に比べて外観、味、異臭及び総合的な嗜好度の全てにおいて優れていることを確認した。
試験例5.肉眼確認
実施例及び比較例で製造された海苔及び牡蠣を含む汁を撮影した写真である。
前記の表4に示したように、本発明の実施例1及び実施例2によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、比較例4乃至比較例5の海苔及び牡蠣を含む汁に比べて優れた外観を有することを確認した。
<海産物の種類及び含量別>
実施例1.牡蠣_4重量部
前記実施例1と同一の海苔及び牡蠣を含む汁を使用した。
実施例3.エビ
前記実施例1と同様にして、牡蠣の代わりにエビを使用して海苔及びエビを含む汁を製造した。
比較例8.牡蠣粉末
前記実施例1と同様にして、牡蠣の代わりに牡蠣粉末1重量部を使用した。このとき、牡蠣の水分含量が76.72%であるので、牡蠣と牡蠣粉末の固形分の含量を類似する程度にするために、牡蠣粉末を牡蠣の1/4の含量で使用した。
比較例9.牡蠣_10重量部
前記実施例1と同様にして、牡蠣10重量部を使用して海苔及びエビを含む汁を製造した。
比較例10.牡蠣_12重量部
前記実施例1と同様にして、牡蠣12重量部を使用して海苔及びエビを含む汁を製造した。
<試験例3>
試験例6.塩度の測定
前記試験例1と同様に測定した。
前記の表6に示したように、本発明の実施例3によって製造された海苔及びエビを含む汁は、実施例1の海苔及び牡蠣を含む汁に比べて少し低い塩度を有することを確認した。
また、実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、牡蠣粉末を使用した比較例8と類似する塩度を有していたが、牡蠣10重量%を使用した比較例9及び比較例10に比べては低い塩度を有することを確認した。
試験例7.色度の測定
前記試験例2と同様に測定した。
前記の表7に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、牡蠣粉末を使用した比較例8に比べて明るい明度を有することを確認した。また、実施例2によって製造された海苔及びエビを含む汁も明るい明度を有することを確認した。
試験例8.官能検査
前記試験例3と同様に測定した。
前記の表8に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、味の面で比較例9と類似していたが、全般的に外観、味、異臭及び総合的な嗜好度の全てにおいて比較例8乃至比較例10に比べて優れていることを確認した。
また、本発明の実施例2によって製造された海苔及びエビを含む汁も、外観、味、異臭及び総合的な嗜好度の全てにおいて優れていることを確認した。
<味噌の種類及び含量別>
実施例1.味噌粉末_1重量部
前記実施例1と同一の海苔及び牡蠣を含む汁を使用した。
比較例11.味噌粉末の省略
前記実施例1と同様にして、味噌粉末を使用せずに海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
比較例12.味噌ペースト使用
前記実施例1と同様にして、味噌粉末の代わりに味噌ペースト1重量部を使用して海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
比較例13.味噌粉末_3重量部
前記実施例1と同様にして、味噌粉末3重量部を使用して海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
<試験例4>
試験例9.塩度の測定
前記試験例1と同様に測定した。
前記の表9に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、味噌粉末を使用しない比較例11に比べては高い塩度を有していたが、比較例12乃至比較例13に比べては低い塩度を有することを確認した。
試験例10.色度の測定
前記試験例2と同様に測定した。
前記の表10に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、味噌粉末を使用しない比較例11に比べて低い明度を有していたが、比較例12乃至比較例13の海苔及び牡蠣を含む汁に比べては高い明度を有することを確認した。
試験例11.官能検査
前記試験例3と同様に測定した。
前記の表11に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、外観及び異臭の面で比較例12乃至比較例13と類似していたが、味及び総合的な嗜好度の面で比較例12乃至比較例13に比べて優れていることを確認した。
また、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、比較例11に比べて味、異臭及び総合的な嗜好度の面で優れていることを確認した。
<副材料の種類別>
実施例1.そば粉
前記実施例1と同一の海苔及び牡蠣を含む汁を使用した。
比較例14.ヨモギパウダー
前記実施例1と同様にして、そば粉の代わりにヨモギパウダーを用いて海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
比較例15.玉ねぎパウダー
前記実施例1と同様にして、そば粉の代わりに玉ねぎパウダーを用いて海苔及び牡蠣を含む汁を製造した。
<試験例5>
試験例12.塩度の測定
前記試験例1と同様に測定した。
前記の表12に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁と、比較例14乃至比較例15の海苔及び牡蠣を含む汁との塩度に差が発生しないことを確認した。
試験例13.色度の測定
前記試験例2と同様に測定した。
前記の表13に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、比較例15と類似する明度を有していたが、比較例14に比べては高い明度を有することを確認した。
試験例14.官能検査
前記試験例3と同様に測定した。
前記の表14に示したように、本発明の実施例1によって製造された海苔及び牡蠣を含む汁は、比較例14乃至比較例15の海苔及び牡蠣を含む汁に比べて外観、味、異臭及び総合的な嗜好度の全てにおいて優れていることを確認した。

Claims (3)

  1. 鰹出汁を製造する段階、及び
    前記鰹出汁に塩物、海産物、そば粉及び味噌粉末を混合し、これを85℃〜100℃で10分〜40分間加熱する段階を含み、
    前記鰹出汁100重量部に対して、塩物0.1重量部〜1.2重量部、海産物2重量部〜8重量部、そば粉0.5重量部〜3重量部及び味噌粉末0.2重量部〜2重量部を混合し、
    前記塩物は、オイルで炒めた海苔の原草に砂糖、塩、エゴマ油、ゴマ油及びゴマを混合して製造した原草の塩漬けである海苔及び海産物を含む汁の製造方法。
  2. 前記鰹出汁を製造する段階は、水100重量部に対して昆布0.5重量部〜5重量部を混合し、これを85℃〜100℃で20分〜60分間加熱する段階、
    前記昆布出汁から昆布を除去した後、長ねぎ0.5重量部〜5重量部、大根2重量部〜15重量部、玉ねぎ1重量部〜10重量部、イワシ0.5重量部〜5重量部及びニンニク0.5重量部〜5重量部が含まれた出汁用固形物を混合し、これを65℃〜85℃で10分〜40分間加熱する段階、及び
    前記固形物含有出汁から固形物を除去した後、鰹節1重量部〜10重量部を混合し、これを65℃〜85℃で1分〜8分間加熱する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の海苔及び海産物を含む汁の製造方法。
  3. 前記塩物は、前記原草の塩漬けを170℃〜220℃で20分〜25分間炒めた塩炒めであることを特徴とする、請求項2に記載の海苔及び海産物を含む汁の製造方法。
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