JP6662546B2 - もぎり栓付きカバーキャップ - Google Patents
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Description
このような封緘容器に装着するキャップとして、容器の口部に嵌合させたキャップの頂壁からノズルなどの注出部を起立するとともに、注出部上端の注出孔を密閉する摘み板を破断可能な薄肉部を介して注出部上端から起立したもぎり栓を形成し、使用時には、摘み板を指で捻ることにより、もぎり栓を破断して注出孔を開口するものは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、改ざん防止部材の具体的実施形態として、改ざん防止部材は、カバー体の天面に、破断可能に連設される改ざん防止板と、改ざん防止板から垂下される掛止部とを有し、キャップ本体は、カバー体を閉じたときに、改ざん防止部材の掛止部が掛止される被掛止部を有することを特徴とする構成を採用し、さらに、もぎり栓は、側方に張り出して形成される摘み部を有し、キャップ本体の被掛止部は、もぎり栓の摘み部と平面視で直交する位置に形成される掛止凸部であり、改ざん防止部材の掛止部は、もぎり栓の掛止凸部と対応する位置に爪部を有する掛止羽であることを特徴とする構成を採用する。
容器Dは、口部1を有する容器であり、口部1の外周面には、嵌合突条2が設けられている。
外筒9には、ヒンジCと反対側の外周上端部に後述するカバー体Bの把手部24と対向する位置に切欠凹部9aが形成されるとともに、内周下部に容器Dの口部1の嵌合突条2と係合する係合突部10が設けられている。
もぎり栓12は、図2に示すように、ノズル5の先端部5aから連続するノズル孔13と、ノズル孔13を包囲して立設される中空柱状の栓本体14と、栓本体14の側方から平面視で180°方向(ヒンジC側からヒンジCと反対側方向)に張り出すように形成される板状の摘み部15とから構成されている。
栓本体14の外周上端部には、後述する改ざん防止部材Eの掛止部としての掛止羽33が掛止する被掛止部としての掛止凸部16が形成され、掛止凸部16は、図2(a)に示すように、栓本体14の平面視で摘み部15と直交する位置に設けられている。
なお、被掛止部としての掛止凸部16は、もぎり栓12に限らず、注出部としてのノズル5の外周に設けられていても構わない。
カバー体Bは、閉じた時に、キャップ本体Aの少なくとも、もぎり栓12を保護する覆い部材として、ノズル5と、もぎり栓12の側面を包囲する筒状の側周壁20と、側周壁20の天面に設けられ、もぎり栓12の上方を覆う改ざん防止部材Eとから構成されている。
さらに、側周壁20は、大径部21内周下端部に、キャップ本体Aのカバー係合部6と係合して閉蓋状態を維持させる基壁係合部25が周設されている。
改ざん防止板31は、平面視で十字形をなし、カバー体Bを閉じた時に、もぎり栓12の摘み部15に対向する狭幅部31aを、摘み部15の幅よりも狭く形成し、摘み部15と直交する広幅部31bを、狭幅部31aよりも幅広く形成している。
本実施例のカバーキャップは、図2に示すように、カバー体Bが完全に開いた状態で一体成形により製造される。
本実施例では、カバー体Bの改ざん防止板31に喰い切り窓32を設けることにより、改ざん防止板31から垂下される掛止羽33を一体成形することができる。
この場合には、改ざん防止部材Eの改ざん防止板31がカバー体Bから分離されないように、破断ブリッジ30の破断強度は、掛止羽33の乗り越え抵抗よりも大きくなるように設定されている。
この場合には、破断ブリッジ30の破断強度は、掛止羽33の乗り越え抵抗よりも小さく設定することが可能である。
本実施例のもぎり栓付きカバーキャップは、成形後、カバー体Bを閉じることにより、もぎり栓12を保護しているので、納品の際に、バラ詰めでも、もぎり栓12が折れたりするのを防止できる。
打栓工程は、装着部3の内筒8と外筒9との間に形成された環状溝に容器Dの口部1を当てがい、カバー体Bの側周壁20に形成される接続段部22の上面から押圧力が加えられ、外筒9の係合突部10が口部1の嵌合突条2を乗り越えて嵌合し、容器Dの口部1が内筒8の外周と外筒9の内周、および基壁7とによって挟持されることで装着される。
なお、本実施例では、内筒8と外筒9との間に形成された環状溝を口部1に嵌合してカバーキャップを容器Dに装着しているが、必ずしもこのような手段に限らず、ねじ結合などの他の手段によって装着してもよい。
また、カバー体Bの側周壁20に形成される接続段部22は、打栓工程で押圧力を加える押圧部としての利便性を有する。
すると、改ざん防止部材Eの改ざん防止板31もカバー体Bと一緒に持ち上がろうとするが、改ざん防止部材Eの掛止羽33の爪部34は、もぎり栓12の掛止凸部16に掛止しており、破断ブリッジ30の破断強度は、掛止羽33の爪部34の引き上げ抵抗よりも小さく設定されているので、破断ブリッジ30は、ヒンジCと反対側方向から順に破断し、最後に、ヒンジC側の破断ブリッジ30も破断され、改ざん防止部材Eの改ざん防止板31をカバー体Bから完全に切り離すと、図5に示すように、改ざん防止部材Eは、もぎり栓12の上面に移行した状態になる。
なお、破断ブリッジ30の破断強度は、もぎり栓12の薄肉部11の破断強度よりも小さく設定されているのは、当然のことである。
キャップ本体Aのノズル5が開封されることにより、容器Dを傾けただけで、容易にノズル5から容器D内の内容液を注出することができる。
また、カバー体Bを閉じたままで内容液を注出した後、ノズル5の先端部5a付近から液だれしても、カバー体Bの側周壁20の内周面とキャップ本体Aの上壁4の上面に留まり、カバーキャップの外に流出するのを防止できる。
もちろん、カバー体Bを開けたままノズル5から直接注出することもできる。
また、容器Dは、傾けて内容液をノズル5から注出するものに限らず、容器Dをスクイズしてノズル5から内容液を注出するものであっても構わない。
B カバー体
C ヒンジ
D 容器
E 改ざん防止部材
1 口部
2 嵌合突条
3 装着部
4 上壁
5 ノズル(注出部)
5a 先端部
6 カバー係合部
7 基壁
8 内筒
9 外筒
9a 切欠凹部
10 係合突部
11 薄肉部
12 もぎり栓
13 ノズル孔
14 栓本体
15 摘み部
16 掛止凸部(被掛止部)
20 側周壁(覆い部材)
21 大径部
22 接続段部
23 小径部
24 把手部
25 基壁係合部
30 破断ブリッジ
31 改ざん防止板
31a 狭幅部
31b 広幅部
32 喰い切り窓
33 掛止羽(掛止部)
34 爪部
Claims (4)
- 注出部がもぎり栓により密封されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に取り付けられるカバー体とからなる、もぎり栓付きカバーキャップであって、
キャップ本体は、容器の口部に装着される装着部と、装着部内縁から内方に延設され口部の開口を封鎖する上壁と、上壁を貫通して形成される注出部と、注出部の先端部に破断可能に連設されるもぎり栓とを備え、
カバー体は、少なくとも、もぎり栓を保護する覆い部材と、もぎり栓の上方を覆う改ざん防止部材とを備え、
改ざん防止部材は、カバー体の開放にともなってカバー体から分離されることを特徴とするもぎり栓付きカバーキャップ。 - カバー体の覆い部材は、もぎり栓の側面を包囲する側周壁であることを特徴とする請求項1に記載のもぎり栓付きカバーキャップ。
- 改ざん防止部材は、カバー体の天面に、破断可能に連設される改ざん防止板と、改ざん防止板から垂下される掛止部とを有し、
キャップ本体は、カバー体を閉じたときに、改ざん防止部材の掛止部が掛止される被掛止部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のもぎり栓付きカバーキャップ。 - もぎり栓は、側方に張り出して形成される摘み部を有し、
キャップ本体の被掛止部は、もぎり栓の摘み部と平面視で直交する位置に形成される掛止凸部であり、
改ざん防止部材の掛止部は、もぎり栓の掛止凸部と対応する位置に爪部を有する掛止羽であることを特徴とする請求項3に記載のもぎり栓付きカバーキャップ。
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