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JP7102095B2 - 封緘付きねじキャップ - Google Patents

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JP7102095B2
JP7102095B2 JP2016254475A JP2016254475A JP7102095B2 JP 7102095 B2 JP7102095 B2 JP 7102095B2 JP 2016254475 A JP2016254475 A JP 2016254475A JP 2016254475 A JP2016254475 A JP 2016254475A JP 7102095 B2 JP7102095 B2 JP 7102095B2
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Description

本発明は、不正な開封を防止するための封緘リングを備えた封緘付きねじキャップに関し、とくに、容器の口筒部に螺着する封緘付きねじキャップに関するものである。
ピルファープルーフ機能を有するねじキャップとして、容器本体の口筒部外周に螺合するキャップ本体の下端に、複数の細い連結片を介して、口筒部外周の係止突条に抜け出し不能に係止する封緘リングを連結した不正開封を防止する封緘付きねじキャップが、従来から広く使用されている。
この種のねじキャップは、開封時に、容器本体の口筒部から螺脱されるにしたがって、連結片が破断され、口筒部の下部に残る封緘リングと、開封されるキャップ本体とに分離され、これにより、ねじキャップが開封されたことを判別できるようになっている。
また、ピルファープルーフキャップのリング体4に、内外に連通する5個の窓孔5を等間隔で形成し、各窓孔5の下端縁内面に、瓶口Aに形成したフランジA1に係合する内向き係合部の一例として舌状の突起7を斜め上向きに延びるように形成することにより、ねじ蓋2を瓶口Aにねじ込んで行くと、リング体4の各突起7は、瓶口AのフランジA1に当たって半径外向きに起きるように弾性変形したのち、フランジA1を通過すると元の姿勢に戻り、各突起7の先端はフランジA1の下面に対して係合するようにした封緘付きキャップは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2521887号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の封緘付きキャップは、開封判別用のリング体4は、細巾状のスリット6aを介して非ループ状に分断され、スリット6aによって分断された両端のうち一方の端部に、スリット6aと連通する下向き開口で矩形の切り欠き溝6bを形成した構造であるため、ねじ蓋2を瓶口Aにねじ込む際に、リング体4は、ねじ蓋2が下降するのにともなって、瓶口Aのねじ山やフランジA1を乗り越えるために径方向に広がる力が加わり、切り欠き溝6bが下方から広がるように変形して、正常に開封される前に、ねじ蓋2とリング体4とを連接するブリッジ部3が破断してしまうおそれがあった。
また、上記封緘付きキャップは、開封後に再び、ねじ蓋2を瓶口Aにねじ込んで再使用するため、内容物の使用後に初めて装着部としてのキャップ本体を容器本体から外して廃棄する封緘付きねじキャップに使用する場合に適していないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、不正な開封を防止するための封緘リングを備えた封緘付きねじキャップにおいて、封緘リングを、内容物の使用後に装着部としてのキャップ本体を容器本体から外して分別廃棄することができるように破断可能とするとともに、容器本体の口筒部に装着する際に破断しないようにした封緘付きねじキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、封緘付きねじキャップとして、容器本体の口筒部に螺合される装着部としてのキャップ本体と、キャップ本体の下端に、破断可能な弱化連結片を介して連結された封緘リングとを備え、容器本体の口筒部は、外周に係止突条を備え、封緘リングは、周方向端部が破断可能な接続片により接続された環状の帯体と、帯体の内周下部の周方向に複数配設され、容器本体の口筒部外周の係止突条と係合する係止爪片と、係止爪片の上部に沿って、帯体に開口されたスリット状の窓孔とを有し、帯体は、螺合方向側端部付近がキャップ本体の下端と連結された破断不能な連結部を有し、帯体は、側面視で、連結部と連続してL字状をなし、帯体の周方向端部は、下部を接続片により接続するとともに、上部に間隙を形成し、窓孔の周方向長さは、少なくとも係止爪片の周方向長さに設定され、窓孔の下縁部は、屈曲変形可能な長さを有し、係止爪片は、厚みが一定で内方に向けて斜め上方に突出することを特徴とする構成を採用する。
封緘付きねじキャップの封緘リングの実施形態として、帯体は、キャップ本体の径方向に対向する位置で連結された2箇所の連結部から螺脱方向に延びて、それぞれ他方の周方向端部に接続片を介して接続されることを特徴とする構成を採用し、また、封緘リングは、連結部から離れた帯体の上面に、キャップ本体の下端と近接するスペーサー凸部を有することを特徴とする構成を採用する
さらに、封緘付きねじキャップの実施形態として、キャップ本体は、さらに、ヒンジを介して連設された蓋体を備えることを特徴とする構成を採用する。
本発明の封緘付きねじキャップでは、封緘リングは、周方向端部が破断可能な接続片により接続された環状の帯体と、帯体の内周下部の周方向に複数配設され、容器本体の口筒部外周の係止突条と係合する係止爪片と、係止爪片の上部に沿って、帯体に開口されたスリット状の窓孔とを有し、帯体は、側面視で、連結部と連続してL字状をなし、帯体の周方向端部は、下部を接続片により接続するとともに、上部に間隙を形成し、窓孔の周方向長さは、少なくとも係止爪片の周方向長さに設定され、窓孔の下縁部は、屈曲変形可能な長さを有し、係止爪片は、厚みが一定で内方に向けて斜め上方に突出しているので、装着部としてのキャップ本体を容器本体の口筒部に装着する際に、封緘リングの係止爪片が口筒部のねじ山や係止突条を乗り越える際に広がろうとしても、係止爪片は、外側に変形しようとして、窓孔の下縁部に回転しようとする力が働き、封緘リングが外側に広がろうとするのを抑制することができるから、封緘リングは、破断することがない。
本発明の実施例であるヒンジキャップを容器本体に螺着した状態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は口筒部の係止突条と封緘リングの係止爪片との係止状態を示す拡大断面図である。 本発明の実施例であるヒンジキャップを開蓋した状態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。 本発明の実施例であるヒンジキャップを開蓋した状態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は下面図である。 図3の断面を示す図であり、(a)はX-X矢視断面図、(b)はY-Y矢視断面図である。
本発明の封緘付きねじキャップについて、ヒンジキャップの装着部として具体化した実施例を示した図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bは容器本体Aの口筒部1に螺着されるキャップ本体、Cはキャップ本体Bの下端部に一体に連設された封緘リング、Dはキャップ本体BにヒンジEを介して一体成形された蓋体である。
容器本体Aは、口筒部1を備え、口筒部1の外周には、上部に、ねじ2が螺設され、ねじ2の下方には、ねじ山頂部より径の大きい係止突条3が形成され、さらに係止突条3の下方には、ネックリング4が形成されている。
図2および図3に示すように、キャップ本体Bは、円筒状の外周筒部6と、外周筒部6の上端内周に連設されたリング状の上壁部7と、上壁部7の上面に立設された蓋係合部8と、上壁部7の内縁に連設された注出筒9と、注出筒9の内周下部に連設される隔壁10とを備えている。
外周筒部6は、内周面に、容器本体Aの口筒部1に形成されたねじ2に螺合するねじ部11が形成され、外周面に、滑り止めのローレット12が形成されている。
注出筒9には、連設された上壁部7の下面から下方に延び、外周が口筒部1の内周に嵌合するシール部13が設けられている。
隔壁10には、破断可能な薄肉弱化部14により除去部15が画成され、除去部15の上面には、プルリング16が設けられており、薄肉弱化部14は、プルリング16を引き上げることにより破断され、除去部15が取り除かれて、隔壁10に容器内部と連通する注出口が形成される。
外周筒部6の下端面17には、破断可能に形成された細い弱化連結片18が周方向に複数箇所に設けられ、同様に、下端面17に設けられた2箇所の連結部19とともに、封緘リングCと連結している。
本実施例では、弱化連結片18は、外周筒部6のヒンジE側から周方向に等間隔で6本設けられており、この数は、複数あれば、これよりも多くても少なくても構わないが、開封時の負荷を軽減するために、可能な限り少ない方が好ましい。
また、連結部19は、図2に示すように、弱化連結片18よりも幅広で強度が高く、開封時に破断しない強度に設定されている。
封緘リングCは、図4(a)に示すように、対向する2箇所の連結部19を起点として、螺脱方向にそれぞれ延び、各々の周方向端部である螺脱方向側端部21aと螺合方向側端部21bとが破断可能な薄肉の接続片20により接続され、環状に形成された一対の帯体21からなり、それぞれの帯体21は、図2(b)に示す側面視で、連結部19と連続するL字状をなしている。
帯体21の内周には、裾広がりに傾斜した傾斜面21cが形成され、帯体21の内周下部には、容器本体Aの口筒部1の外周に設けられた係止突条3と係合する係止爪片22が周方向に複数配設されている。
係止爪片22は、図1(a)に示すように、厚みが一定で内方に向けて斜め上方に突出した弾性を有する突片であり、キャップ本体Bとともに封緘リングCを容器本体Aの口筒部1に装着するとき、係止突条3を乗り越えて係止突条3の下面に係合するようになっている。
本実施例では、係止爪片22は、図4に示すように、接続片20が接続された箇所を避けて、帯体21の内周に等間隔に4個配設されているが、この数は、口筒部1の係止突条3との係止状態を維持することができれば、これよりも多くても、少なくても構わない。
接続片20は、図4(a)に示すように、連結部19に隣接して封緘リングCの両側部に設けられ、図2(b)に示すように、帯体21の螺脱方向側端部21aと螺合方向側端部21bとの下部は接続されているが、螺脱方向側端部21aの上部と螺合方向側端部21bの上部との間には、接続片20が存在せず、間隙が形成されている。
帯体21は、係止爪片22が突設された上部に沿って、周方向にスリット状の窓孔23が形成され、窓孔23の周方向長さは、少なくとも係止爪片22の周方向長さに設定されており、窓孔23の下縁部23aが屈曲変形可能な長さを有することが好ましい。
また、図4(a)に示すように、帯体21の上面には、外周筒部6の下端面17と近接するスペーサー凸部24が形成され、封緘リングCが下方から押圧力を受けた際に、弱化連結片18が座屈して破断しないように、外周筒部6の下端面17と帯体21との間隔を保持している。
このために、スペーサー凸部24は、キャップ本体Bと封緘リングCとを強固に連結する連結部19から離れたヒンジE側およびヒンジEと反対側に設けられた弱化連結片18を取り囲むように、帯体21の上面に形成されている。
蓋体Dは、天面を形成する頂壁30と、頂壁30の周縁から垂設される側周壁31と、閉蓋時に外周がキャップ本体Bの注出筒9の内周と係合する密封筒32とを備え、側周壁31の下端外周の所定箇所でヒンジEに連設している。
側周壁31は、内周下部に、閉蓋時にキャップ本体Bの蓋係合部8と嵌合し、閉蓋状態を維持する係合凹部33が設けられ、さらに、側周壁31のヒンジEと反対側には、外周に、開蓋時に指先が掛かるように、指掛け部34が凹設されている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップは、図2および図3に示すように、開蓋状態で一体成形により製造され、その際に、封緘リングCの帯体21の内周下部には、係止爪片22が内方に向けて斜め上方に突出しているために、金型から離型する際に無理抜きすることになる。
この無理抜きの際に、帯体21には、係止爪片22が突設された上部に沿って、窓孔23が周方向に形成されているので、係止爪片22は、下向きに変形し易くなり、金型からの離型が容易になる。
つぎに、本実施例のヒンジキャップを容器本体Aに装着するには、まず、一体成形により製造された開蓋状態から、蓋体DをヒンジEを中心に回転してキャップ本体Bにかぶせ、上から押圧して蓋体Dの係合凹部33がキャップ本体Bの蓋係合部8に係合することによりヒンジキャップを閉蓋状態にする。
その後、図1に示すように、キャップ本体Bのねじ部11を内容物が充填された容器本体Aの口筒部1に形成されたねじ2に螺着し、キャップ本体Bを螺合方向に回転させていくと、封緘リングCは、弱化連結片18および連結部19によりキャップ本体Bに連結され、さらに、スペーサー凸部24が形成され、キャップ本体Bと封緘リングCの間隔を保持しているので、キャップ本体Bとともに下降していく。
その際に、帯体21の内周に形成された傾斜面21cの下部から突設された係止爪片22は、口筒部1のねじ2に接するようになり、さらにキャップ本体Bをねじ込んでいくと、係止爪片22は、その弾性変形によってねじ2を乗り越えていこうとするために、帯体21を外側に広げるように力が働き、帯体21に接続された接続片20には引っ張り力が働く。
しかしながら、帯体21には、係止爪片22が突設された上部に沿って、窓孔23が周方向に形成されているので、係止爪片22は、外側に変形しようとして、窓孔23の下縁部23aに図1(b)でみて反時計方向に回転させようとする力(回転モーメント)が働き、帯体21が外側に広がろうとするのを抑制することができ、接続片20は、容器本体Aへの装着時に破断するようなことがない。
その後、キャップ本体Bが所定高さまで下降すると、封緘リングCの内周下部に設けられた係止爪片22は、口筒部1の係止突条3に接するようになり、さらにキャップ本体Bをねじ込んでいくと、係止爪片22は、前述のねじ2と同様にして乗り越えることができる。
さらに、キャップ本体Bをねじ込んでいくと、係止爪片22は、係止突条3の下面に係合し、ヒンジキャップの容器本体Aへの装着が完了する。
この際、ヒンジキャップが装着された口筒部1の上面は、上壁部7の下面に当接し、ねじ2が形成されていない口筒部1の内周にシール部13が嵌合することにより容器内部が密封される。
ヒンジキャップの容器本体Aへの装着が完了すると、ヒンジキャップの抜栓前に、不正にキャップ本体Bが開封されると、ヒンジキャップは、封緘リングCとキャップ本体Bを連結する弱化連結片18と、封緘リングCの帯体21を接続する接続片20とが破断し、キャップ本体Bの不正開封を視認することができる。
本実施例のヒンジキャップが装着された容器を使用するには、蓋体Dの指掛け部34を持ち上げ、ヒンジEを中心に回動して開蓋した後、プルリング16を把持して引き上げると、薄肉弱化部14が破断して除去部15が隔壁10から分離され、注出口を開口する。
注出口が開口された容器をヒンジEと反対方向に傾ければ、容器内に充填された内容物は、注出口を通って注出筒9に案内され、必要な量を注出することができる。
使用後は、蓋体DをヒンジEを中心に回動して、係合凹部33をキャップ本体Bの蓋係合部8に嵌合すれば再び閉蓋状態となり、このとき、密封筒32の外周が注出筒9の内周に係合して、容器内を密封する。
次に、容器内に充填された内容物を使い終わって容器を廃棄する際に、容器本体Aに装着されたヒンジキャップのキャップ本体Bを初めて開封するときの態様について説明する。
キャップ本体Bの外周筒部6に形成されたローレット12に指を掛けて螺脱方向に回転していくと、キャップ本体Bが上昇していくのに対して、封緘リングCは、帯体21の係止爪片22が口筒部1に形成された係止突条3の下面に係合しているため、上昇が阻止される。
その際に、キャップ本体Bの回転によって生じる摩擦抵抗力に抗して、さらにキャップ本体Bを回転させていくと、摩擦力の増大によって帯体21に延びが発生し、接続片20には上下の引っ張り力に加えて、剪断力も加わるようになり破断する。
2箇所の接続片20が破断すると、帯体21の螺脱方向側端部21aが自由となり、係止爪片22と係止突条3との係合も解除されるので、以後は、帯状になった封緘リングCを連結部19によって連結したままキャップ本体Bを回転して、開封することができる。
その後、キャップ本体Bは、封緘リングCと連結した状態で容器本体Aと分別廃棄することができる。
このように、本実施例では、封緘付きねじキャップとして、封緘付きねじキャップを装着部とするヒンジキャップについて説明したが、本発明の封緘付きねじキャップは、ヒンジキャップに限らず、ポンプやトリガー付きキャップの装着部として使用することができる。
ポンプやトリガー付きキャップの場合にも、キャップ本体Bの開封後は、弱化連結片18や接続片20が破断して、ポンプやトリガー付きキャップの外観が開封前と変化するので、不正な開封を視認することができるとともに、キャップ本体Bを開封することにより、封緘リングCと連結された状態で容器本体Aと分別して廃棄することができる。
また、帯体21には、係止爪片22が突設された上部に沿って、窓孔23が形成されているので、係止爪片22は、外側に変形することにより、窓孔23の下縁部23aに回転しようとする力が働き、帯体21が外側に広がろうとするのを抑制することができ、ポンプやトリガー付きキャップを容器本体Aに装着する際に、封緘リングCが破断してしまうようなことがない。
本発明の封緘付きねじキャップは、不正な開封を視認することができるとともに、容器本体に装着する際に、封緘リングが容器口筒部のねじ山や係止突条によって破断するのを防止できるので、飲食料容器や化粧料容器などに使用する不正開封を視認ことが必要な封緘リング付きのねじキャップとして広く利用することができる。
A 容器本体
B キャップ本体
C 封緘リング
D 蓋体
E ヒンジ
1 口筒部
2 ねじ
3 係止突条
4 ネックリング
6 外周筒部
7 上壁部
8 蓋係合部
9 注出筒
10 隔壁
11 ねじ部
12 ローレット
13 シール部
14 薄肉弱化部
15 除去部
16 プルリング
17 下端面
18 弱化連結片
19 連結部
20 接続片
21 帯体
21a 螺脱方向側端部
21b 螺合方向側端部
21c 傾斜面
22 係止爪片
23 窓孔
23a 下縁部
24 スペーサー凸部
30 頂壁
31 側周壁
32 密封筒
33 係合凹部
34 指掛け部

Claims (4)

  1. 容器本体の口筒部に螺合される装着部としてのキャップ本体と、キャップ本体の下端に、破断可能な弱化連結片を介して連結された封緘リングとを備え、
    容器本体の口筒部は、外周に係止突条を備え、
    封緘リングは、周方向端部が破断可能な接続片により接続された環状の帯体と、帯体の内周下部の周方向に複数配設され、容器本体の口筒部外周の係止突条と係合する係止爪片と、係止爪片の上部に沿って、帯体に開口されたスリット状の窓孔とを有し、
    帯体は、螺合方向側端部付近がキャップ本体の下端と連結された破断不能な連結部を有し、
    帯体は、側面視で、連結部と連続してL字状をなし、
    帯体の周方向端部は、下部を接続片により接続するとともに、上部に間隙を形成し、
    窓孔の周方向長さは、少なくとも係止爪片の周方向長さに設定され、
    窓孔の下縁部は、屈曲変形可能な長さを有し、
    係止爪片は、厚みが一定で内方に向けて斜め上方に突出することを特徴とする封緘付きねじキャップ。
  2. 帯体は、キャップ本体の径方向に対向する位置で連結された2箇所の連結部から螺脱方向に延びて、それぞれ他方の周方向端部に接続片を介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の封緘付きねじキャップ。
  3. 封緘リングは、連結部から離れた帯体の上面に、キャップ本体の下端と近接するスペーサー凸部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の封緘付きねじキャップ。
  4. キャップ本体は、さらに、ヒンジを介して連設された蓋体を備える ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の封緘付きねじキャップ。
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