JP6661455B2 - 自動ドア - Google Patents
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Description
FIX窓は、上枠、下枠および左右の縦枠で仕切られた枠体にガラスパネルが取り付けられた既設のものである。開口部は、FIX窓の左右の縦枠のうちの一方の縦枠と当該一方の縦枠から左右方向に間隔を隔てて配置された方立との間に形成されている。
また、本発明の自動ドアによれば、下側溝形成部における室外対向片部および室内対向片部の下端の高さ位置における差分は、上側溝形成部における室外対向片部および室内対向片部の上端の高さ位置における差分よりも小さくできる。前記差分が大きい部分は無目の下側溝形成部および下見込み片部よりも上側に位置しているので、自動ドアの開口部を通る者に対して前記差分が大きい部分を目立たない配置にできる。
このような構成によれば、無目にエンジンユニットを取り付けて開閉戸を開口部の室内側に配置することで、開口部に片引き式の自動ドアを構成できる。
また、開閉戸が左右の縦枠の見込み面間に設置されるため、左右の縦枠の見付け寸法をスリム化して見込み寸法を大きくして風荷重に耐えられる構成としても、縦骨の見込み寸法が大きくなることはなく、開閉戸を開口部に沿った位置に配置できる。
このような構成によれば、既設の無目にエンジンユニットを後付けし、開閉戸を開口部よりも室内側に設置した場合に無目および縦骨と開閉戸との間に隙間が形成されても、前述したモヘアによって前記隙間からの光漏れや虫の侵入を抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、本実施形態に係る自動ドア1は、建物外壁面に沿ったカーテンウォールを構成する上下左右に並設されるカーテンウォールユニットに対し、開口部を形成して自動開閉する開閉戸を設置したものである。
溝見込み片部351は、無目30の見込み方向に沿って配置されている。室外対向片部353および室内対向片部354は、無目30の見付け方向に沿って配置されており、溝見込み片部351から立ち上げられている。
室外対向片部353の押縁6は、パネル4の室外面に対向して配置されている。この押縁6には、パネル4の室外面に当接するバックアップ材およびシール材が設けられている。室内対向片部354は、パネル4の室内面に対向して配置されている。室内対向片部354には、パネル4の室内面に当接するバックアップ材およびシール材が設けられている。
溝見込み片部361は、無目30の見込み方向に沿って配置されている。室外対向片部362および室内対向片部363は、無目30の見付け方向に沿って配置されており、溝見込み片部361から垂下している。
室外対向片部362は、パネル3の室外面に対向して配置されている。室外対向片部362には、パネル3の室外面に当接するバックアップ材およびシール材が設けられている。室内対向片部363は、パネル3の室内面に対向して配置されている。室内対向片部363には、パネル3の室内面に当接するバックアップ材およびシール材が設けられている。
また、上側溝形成部35の室内対向片部354の見付け寸法は、下側溝形成部36の室内対向片部363の見付け寸法よりも大きくされている。このため、室外対向片部362の下端と室内対向片部363の下端との高さ位置の差分は、室外対向片部353の上端と室内対向片部354の上端との高さ位置の差分よりも小さくなる。
室内対向片部66は、パネル3の室内面に対向して配置されている。室内対向片部66には、パネル3の室内面に当接するバックアップ材およびシール材が設けられている。
以下、本実施形態に係る自動ドア1の開閉動作について説明する。なお、自動ドア1には、開口部9へ接近する人を感知するセンサー(図示省略)が設置されており、このセンサーによる感知に基づいてエンジンユニット7のエンジンが作動する。
(1)本実施形態では、自動ドア1は、左右の方立40,50と、方立40,50に取り付けられる上枠10および無目30と、無目30の下方であって方立40,50間に配置される縦骨60と、左右の方立40,50、上枠10および無目30によって形成される枠内に配置されるパネル4(上パネル)と、方立50、縦骨60および無目30によって形成される枠内に配置されるパネル3と、方立40、縦骨60および無目30によって形成される開口部9と、開口部9よりも室内側に配置される開閉戸8と、無目30に取り付けられるとともに、開閉戸8を左右方向に開閉移動させるエンジンユニット7とを備え、無目30は、上パネル保持用の上側溝形成部35と、パネル保持用の下側溝形成部36と、上側溝形成部35に連続する上見込み片部32と、下側溝形成部36に連続する下見込み片部33と、上見込み片部32および下見込み片部33に連続する室内見付け片部34とを有し、上側溝形成部35は、上パネル4の室外面に対向する室外対向片部353を有し、下側溝形成部36は、パネル4の室外面に対向する室外対向片部362を有し、上側溝形成部35の室外対向片部353および下側溝形成部36の室外対向片部362をあわせた室外見付け寸法37は、室内見付け片部34の室内見付け寸法38よりも小さくされ、エンジンユニット7は、室内見付け片部34に取り付けられることを特徴とする。
上記構成を有するため、エンジンユニット7を取り付けるために必要な見付け寸法を有した室内見付け片部34を無目30に形成できるとともに、当該無目30の室外見付け寸法37を小さくして無目30の外観見付け寸法をスリム化でき、また、外観見付け寸法の調整幅を拡げることができる。
さらに、本実施形態では、以下の各効果を発揮できる。
(2)方立40,50の見込み寸法は、縦骨60の見込み寸法よりも大きくされ、開閉戸8は、方立40,50の見込み面間に設置される。
このため、無目30にエンジンユニット7を取り付けて開閉戸8を開口部9の室内側に配置することで、開口部9に片引き式の自動ドア1を後付けできる。また、開閉戸8が方立40,50の見込み面間に設置されるため、方立40,50の見付け寸法をスリム化して見込み寸法を大きくして風荷重に耐えられる構成としても、縦骨60の見込み寸法が大きくなることはなく、開閉戸8を開口部9に沿った位置に配置できる。
(3)上側溝形成部35は、上見込み片部32に連続するとともに上パネル4の室内面に対向する室内対向片部354を有し、下側溝形成部36は、下見込み片部33に連続するとともにパネル3の室内面に対向する室内対向片部363を有し、上側溝形成部35の室内対向片部354の見付け寸法は、下側溝形成部36の室内対向片部363の見付け寸法よりも大きくされる。
このため、下側溝形成部36における室外対向片部362および室内対向片部363の下端の高さ位置における差分は、上側溝形成部35における室外対向片部353および室内対向片部354の上端の高さ位置における差分よりも小さくできる。前記差分が大きい部分は無目30の下側溝形成部36および下見込み片部33よりも上側に位置しているので、自動ドア1の開口部9を通る者に対して前記差分が大きい部分を目立たない配置にできる。
(4)無目30および縦骨60には、開閉戸8との隙間を塞ぐモヘア5が装着される。このため、既設の無目30にエンジンユニット7を後付けし、開閉戸8を開口部9よりも室内側に設置した場合に無目30および縦骨60と開閉戸8との間に隙間が形成されても、前述したモヘア5によって前記隙間からの光漏れや虫の侵入を抑制できる。
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、開閉戸8の戸先側の縦框83は、図3に示すように、室内枠材46に当接して閉鎖状態となるが、これに限られず、例えば図4に示すように、室内枠材46の構成を省略し、縦框83が方立40の見込み片部41に当接することで開閉戸8が閉鎖状態となる構成とされてもよい。この場合、戸先側の縦框83は、枠部材45の室内側に位置し、方立40の見付け寸法内に納められるので、室外側から方立40に隠される隠れ框にできる。
このように出隅方立100に前述した枠部材45、室内枠材46を取り付けることで、開閉戸8に対する戸当り部分を構成できる。
自動ドア200は、左右の方立40,50と、方立40,50間に配置される左右の縦骨60,60と、方立40,50に取り付けられる無目30と、右側の方立50および右側の縦骨60間に配置される第一パネル3(パネル)と、左側の方立40および左側の縦骨60間に配置される第二パネル3(パネル)と、左右の縦骨60,60および無目30によって形成される開口部と、開口部よりも室内側に配置される左右の開閉戸8,8と、無目30に取り付けられるとともに、左右の開閉戸8,8を互いに左右方向に接近および離間して開閉移動させるエンジンユニットとを備え、方立40,50の見込み寸法は、左右の縦骨60,60の見込み寸法よりも大きくされ、左右の開閉戸8,8は、左右の方立40,50の見込み面間に設置される。
方立40,50の上端部には上枠10が取り付けられており、上枠10および無目30間に上パネル4が配置されている。また、方立40および縦骨60と方立50および縦骨60とには下枠20がそれぞれ取り付けられている。
この両引き式の自動ドア200によれば、無目30にエンジンユニットを取り付けて左右の開閉戸8,8を開口部の室内側に配置することで、開口部に両引き式の自動ドア200を後付けできる。また、左右の開閉戸8,8が左右の方立40,50の見込み面間に設置されるため、左右の方立40,50の見付け寸法をスリム化して見込み寸法を大きくして風荷重に耐えられる構成としても、左右の縦骨60,60の見込み寸法が大きくなることはなく、左右の開閉戸8,8を開口部に沿った位置に配置できる。
Claims (3)
- 左右の縦枠と、前記左右の縦枠に取り付けられる上枠および無目と、前記無目の下方であって前記左右の縦枠間に配置される縦骨と、前記左右の縦枠、前記上枠および前記無目によって形成される枠内に配置される上パネルと、前記左右の縦枠のうちの一方の縦枠、前記縦骨および前記無目によって形成される枠内に配置されるパネルと、前記左右の縦枠のうちの他方の縦枠、前記縦骨および前記無目によって形成される開口部と、前記開口部よりも室内側に配置される開閉戸と、前記無目に取り付けられるとともに、前記開閉戸を開閉移動させるエンジンユニットとを備え、
前記無目は、上パネル保持用の上側溝形成部と、パネル保持用の下側溝形成部と、前記上側溝形成部に連続する上見込み片部と、前記下側溝形成部に連続する下見込み片部と、上見込み片部および下見込み片部に連続する室内見付け片部とを有し、
前記上側溝形成部は、前記上パネルの室外面に対向する室外対向片部と、前記上見込み片部に連続するとともに前記上パネルの室内面に対向する室内対向片部とを有し、
前記下側溝形成部は、前記パネルの室外面に対向する室外対向片部と、前記下見込み片部に連続するとともに前記パネルの室内面に対向する室内対向片部とを有し、
前記上側溝形成部の室外対向片部および前記下側溝形成部の室外対向片部をあわせた室外見付け寸法は、前記室内見付け片部の室内見付け寸法よりも小さくされ、
前記上側溝形成部の室内対向片部の見付け寸法は、前記下側溝形成部の室内対向片部の見付け寸法よりも大きくされ、
前記エンジンユニットは、前記室内見付け片部に取り付けられる
ことを特徴とする自動ドア。 - 請求項1に記載の自動ドアにおいて、
前記左右の縦枠の見込み寸法は、前記縦骨の見込み寸法よりも大きくされ、
前記開閉戸は、前記左右の縦枠の見込み面間に設置される
ことを特徴とする自動ドア。 - 請求項1または請求項2に記載の自動ドアにおいて、
前記無目および前記縦骨には、前記開閉戸との隙間を塞ぐモヘアが装着される
ことを特徴とする自動ドア。
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