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JP6651599B2 - 可変ノズル機構及びこれを備えた回転機械 - Google Patents

可変ノズル機構及びこれを備えた回転機械 Download PDF

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Description

本発明は、可変ノズル機構及びこれを備えた回転機械に関する。
可変ノズル機構は、流体の動圧を受けて作動するターボチャージャ(可変容量型ターボチャージャ)等の回転機械に設けられ、作動に供する流体の流量を制御するために用いられる。
例えばターボチャージャに用いられる可変ノズル機構は、エンジンの出力変動に応じて過給圧を変化させることが可能である。ターボチャージャの過給圧変化のための機構としては、主としてバルブ又はノズルを用いてタービンで回収する排気ガス流の持つエネルギーを調節するものが知られているが、なかでも可変ノズル機構を用いるものは制御性に優れるという利点を持つ。
上記のようなターボチャージャに用いられる可変ノズル機構は、複数枚のノズル翼を一斉に動かす可動部により構成されるため、摩耗や固着の問題が生じやすい。これらの問題は、耐摩耗性に優れた素材により製造することでも解決しうるが、製造コストの観点からは、構造上の改良による解決が望ましい。このような可変ノズル機構の一例として、例えば、特許文献1のような構成を有するものが知られている。
米国特許出願公開第2015/0132111号明細書
ところで、上記のノズル部品が特に摩耗するのは、ノズルを大きく開いている時間帯である。このような運用がなされるのはエンジンが高回転数で運転を行っている場合であり、エンジンの回転数の大きさに伴う強い加振と高温の排気ガスが主たる摩耗の原因となる。
しかしながら、上記特許文献1に記載された圧縮機の可変ノズル機構では、一定かつ大きな開度で運用される際の機構の摩耗という点では、耐摩耗性が不十分である場合があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、コストを抑えつつ、より耐摩耗性に優れた可変ノズル機構及びこれを備えた回転機械を提供する。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用している。
即ち、本発明の一態様に係る可変ノズル機構は、第一環状部材と、前記第一環状部材に対向して設けられ、タービンロータの外周側に形成されたスクロール流路から前記タービンロータに作動流体を導くための環状の流体流路内に配置されて前記第一環状部材に対して回動可能であり、前記流体流路の流路面積を調節可能に構成された複数のノズルベーンと、前記第一環状部材を貫通する支持穴に挿通され、各々の前記ノズルベーンを一つずつ支持する複数のベーンシャフトと、前記流体流路外に配置されて各々の前記ベーンシャフトから前記第一環状部材の径方向外側に延びる複数のレバーと、前記第一環状部材の中心軸回りに該第一環状部材に対して回転可能に設けられて前記複数のレバーを支持し、前記第一環状部材に対して相対的に前記レバーとともに前記ノズルベーンを回転させる第二環状部材と、を備え、各々の前記レバーは、前記中心軸の方向に前記第一環状部材に対向するレバー側対向面を有し、前記第一環状部材は、前記中心軸の方向に前記レバー側対向面に対向する対向領域に、前記レバー側対向面との間の前記中心軸の方向のクリアランスが最小となる第一面、及び、該第一面に前記第一環状部材の周方向に隣接し、前記レバー側対向面との間の前記中心軸の方向のクリアランスが、前記第一面と前記レバー側対向面との間の前記中心軸の方向のクリアランスよりも大きい第二面を有し、前記ノズルベーンが全開の位置において、前記レバー側対向面が、前記第一面と対向する。
この構成によれば、複数のノズルベーンを流体流路の流路面積を最大にする位置、即ち全開開度の位置に配置した際には、第一面によって、第一環状部材とレバー側対向面とのクリアランスを最小にすることができる。これにより、ノズルベーンが流体の力を受けることで生じ、ベーンシャフトを通じて伝達される振動を、少なくとも全開開度の位置で上記の第一面で押さえこむことができる。結果として、特に摩耗しやすい場合であった最大開度での運用時に、第二環状部材がレバーを支持する部分における滑り量が減ることにより、第二環状部材とレバーとの間の摩耗が抑制される。さらに、第一面に隣接する第二面によって、レバー側対向面と第一環状部材とのクリアランスを大きくできるため、少なくとも全開開度以外の位置で第一環状部材とレバーとの間での凝着のリスクを低減させることができる。
また、上記の可変ノズル機構では、前記第一面と前記第二面とが前記周方向に交互にならんで配置され、環状をなしていてもよい。
この構成によれば、レバー側対向面に対向する第一環状部材上の対向領域に、より簡易な工程により、第一環状部材とレバー側対向面との間のクリアランスを小さくするための領域を加工することができる。
また、上記の可変ノズル機構では、前記第一環状部材における前記対向領域には、前記中心軸の方向に窪む凹部が設けられ、前記凹部の内面に前記第二面が設けられていてもよい。
この構成によれば、新たな部材の付加なしに、第一環状部材に溝を設ける加工のみによって第一環状部材に第二面を設けることができる。この結果、凹部の無い位置では第一環状部材に第一面を容易に設けることができ、少なくとも全開開度の位置で第一環状部材とレバー側対向面との間のクリアランスを小さくすることができる。
また、上記の可変ノズル機構では、前記第一環状部材における前記対向領域には、前記中心軸の方向に突出するとともに、前記第一環状部材とは別体又は一体の凸部が設けられ、前記凸部の表面に前記第一面が設けられていてもよい。
この構成によれば、第一面が設けられた凸部を第一環状部材とは別体の部品としても製造することができるため、この場合、凸部の摩耗が進んだ場合でも当該凸部のみを交換することで、性能を回復することができる。
また、上記の可変ノズル機構では、前記レバーは、前記径方向の外側の端部で前記第二環状部材に係合して支持される係合部をさらに有し、前記レバー側対向面は、前記係合部に設けられていてもよい。
この構成によれば、レバーのうち最も振動の振幅が大きくなる箇所である係合部の振動を効果的に抑制することができる。
また、上記の可変ノズル機構では、前記レバーは、前記径方向の外側の端部で前記第二環状部材に係合して支持される係合部と、前記径方向の内側の端部で前記ベーンシャフトを固定する固定部と、をさらに有し、前記レバー側対向面は、前記係合部と前記固定部との間に設けられていてもよい。
この構成によれば、レバー側対向面を係合部に比べてレバーの径方向内方に設けることとなるため、ベーンシャフトを通じて伝達される振動を抑え込むために設ける第一面の加工領域(設置面積)が相対的に小さくなる。そのため、相対的により狭い領域の加工のみにより、耐摩耗効果を得ることができる。
また、上記の可変ノズル機構では、前記第一面は、前記レバー側対向面に沿って設けられ、前記第二面は、前記ノズルベーンの開度が大きくなる方向である前記第二環状部材の回転方向の前方に向かうにつれて、前記レバー側対向面に漸次近接して前記第一面に接続されていてもよい。
この構成によれば、第一面と第二面とを連なるように接続することができるため、レバー側対向面が第一環状部材に引っ掛かることなく、より円滑に機構を作動させることができる。
本発明の一態様に係る回転機械は、上記の可変ノズル機構を備える。
本発明の可変ノズル機構及びこれを備えた回転機械によれば、コストを抑えつつ、より耐摩耗性を向上させることができる。
本発明の第一実施形態に係る可変ノズル機構を有するターボチャージャの縦断面図である。 本発明の第一実施形態に係る可変ノズル機構の平面図である。 本発明の第一実施形態に係る可変ノズル機構の図2のA−A断面視図である。 本発明の第一実施形態に係る可変ノズル機構の図2のB−B断面視図である。 本発明の第一実施形態に係るノズルマウントの平面図である。 本発明の第二実施形態に係る可変ノズル機構の図2のA−A断面視図に相当する図である。 本発明の第三実施形態に係る可変ノズル機構の図2のA−A断面視図に相当する図である。 本発明の第四実施形態に係る可変ノズル機構を有するターボチャージャの縦断面図である。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態に係る可変ノズル機構11及びこれを備えた回転機械である可変容量型ターボチャージャ1(以下、単にターボチャージャ1とする)について図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の第一実施形態に係るターボチャージャ1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る可変ノズル機構11を有するターボチャージャ1を示す全体構成図である。
本実施形態に係るターボチャージャ1は、タービンケーシング14及びタービンケーシング14内のタービンロータ24を有するタービン部4、コンプレッサハウジング15及びコンプレッサハウジング15内のコンプレッサホイール25を有するコンプレッサ部5、軸受ハウジング16及び軸受ハウジング16内のタービンシャフト26を有するシャフト部6、及び、タービン部4内の機構を操作する操作部10を備えている。
タービンシャフト26は回転軸心(軸線O1)回りに回転可能に、軸受ハウジング16に支持されている。タービンシャフト26の両端にはタービンロータ24及びコンプレッサホイール25が固定されて接続されており、タービンロータ24とコンプレッサホイール25は連動して同時かつ同方向に回転するようになっている。一例として、タービンロータ24はラジアル流型である。
タービンケーシング14はタービンロータ24の周囲を覆うように設けられており、軸受ハウジング16と一体に接続されている。
同様に、コンプレッサハウジング15もコンプレッサホイール25の周囲を覆うように設けられており、軸受ハウジング16のうち、タービンケーシング14と接続されている側と、軸線O1方向の反対側にて軸受ハウジング16と一体に接続されている。
タービン部4は、タービンロータ24の他に、タービンケーシング14と一体に形成されたスクロール17と排気ガス出口部8と、さらに、タービンケーシング14の内部に設けられた可変ノズル機構11とを有している。
スクロール17は、タービンロータ24を外周から取り囲むようにタービンロータ24の周方向に延びて設けられ、スクロール17を構成するタービンケーシング14の壁とタービンロータ24との間に所定の容積の空間(スクロール流路)Sを形成している。スクロール17は排気ガス(作動流体)の入口(図示せず)を備えており、排気ガス入口から導入した排気ガスをタービンロータ24の外周の周方向に延びた空間Sへと導く。これにより、タービンロータ24は周方向の全周に渡って軸線O1回りに旋回しながら送り込まれる排気ガス流Fを受けることとなる。
排気ガス出口部8は、タービンケーシング14に、軸線O1方向にコンプレッサホイール25と反対側に設けられている。排気ガス流Fは、タービンロータ24の外周側から流入して中心側に向かい径方向に流れつつタービンロータ24に対して膨張仕事をなした後、軸線O1方向に流出して排気ガス出口部8により排気ガス出口18に案内されて機外に送出される。
以下、図1及び図2を参照して、可変ノズル機構11の構成について詳述する。
可変ノズル機構11は、ノズルマウント(第一環状部材)31、ドライブリング(第二環状部材)40、及びベーン部9を備えている。
ノズルマウント31は、略円盤状であり、かつ、中央部に円形の開口部を有する環状をなしている。ノズルマウント31は、タービンケーシング14のうちスクロール17を構成する部材の一部となっているタービンケーシング第一隔壁14Aと、排気ガス出口部8を構成するタービンケーシング第二隔壁14Bとの双方と接続されて設けられている。つまり、排気ガス流Fの通路(流体流路)は、スクロール17内壁面、ノズルマウント31の排気ガス流Fの通路側の壁面(第二の盤面141)、排気ガス出口部8内壁面がこの順に連なって接続されていることによって構成されている。
また、ノズルマウント31には、排気ガス出口部8と接続された盤面である第一の盤面131から、その裏側の盤面である第二の盤面141にかけて、ノズルマウント31の厚み方向に貫通する複数の支持穴41が連続して並んで開通している。本実施形態におけるこの支持穴41は、一例として、9個設けられている。
ドライブリング40は、第一の盤面131上に支持され、排気ガスに曝露されない空間内に設けられている。ドライブリング40は、環状の部材であり、ノズルマウント31と中心軸(軸線O1)を共有している。さらに、ドライブリング40は、ノズルマウント31に対して、中心軸回りに相対的に回転可能である。
ベーン部9は、複数のベーンシャフト91、複数のノズルベーン92、及び複数のレバー93を有する。
ベーンシャフト91は、一つずつ支持穴41に挿入されていることで、ノズルマウント31の支持穴41を通じて、第一の盤面131側から第二の盤面141側にかけて貫通して設けられている。各々のベーンシャフト91は、支持穴41の中心軸を回転軸(シャフト回転軸)としてノズルマウント31に対して相対的に回転可能に支持穴41に支持されている。
各々のノズルベーン92は、各々のベーンシャフト91の一端に固定され、ノズルマウント31の第二の盤面141側に設けられている。上述の通り、ノズルマウント31の第二の盤面141は、ノズルマウント31の排気ガス流Fの通路側の壁面をなすため、ノズルベーン92は排気ガス流Fの通路の中途に設けられることとなる。ノズルベーン92は各ベーンシャフト91と一対一の関係で固定されているため、本実施形態では9個のノズルベーン92が備わっている。この9個のノズルベーン92がタービンロータ24の外周を取り囲むように設けられており、スクロール17空間から送られた排気ガス流Fは、これらノズルベーン92の間を抜けてタービンロータ24へ流れることとなる。ノズルベーン92は、ノズルマウント31に対して回動可能に設けられており、排気ガス流Fの流路面積を調節可能となっている。
各々のレバー93は、ノズルマウント31の径方向に延びた板状の部材であり、一端がドライブリング40と係合部43にて係合されつつ他端がベーンシャフト91の他端に固定されている。このことにより、レバー93は、ドライブリング40の相対回転とベーンシャフト91の相対回転とを連動させる。
係合部43は、ドライブリング40に設けられた凹部44に係合するように、レバー93の径方向外側の端部に設けられている。凹部44はドライブリング40の外周側から径方向内方に向かって形成されており、ドライブリング40の周方向におおよそ等間隔にレバー93に対応する数だけ設けられている。より具体的には、係合部43はレバー93のうちベーンシャフト91が設けられていない側の端部に、第一の盤面131に向かって突出して設けられている。この係合部43が上記の凹部44に収まるように係合されており、互いにドライブリング40の回転方向(周方向)の動きを拘束している。
係合部43の第一の盤面131に対する構成については、後述する。
以下、ドライブリング40とレバー93との連動の機構について図2を参照してより詳しく説明する。ノズルマウント31の第一の盤面131の平面視にて、ドライブリング40が時計回りに相対回転する場合、レバー93の係合部43がドライブリング40に引っ張られることによりレバー93もベーンシャフト91の回転軸回りに時計回りで回転しながら傾斜する。これにより、レバー93に固定されたベーンシャフト91及びベーンシャフト91に固定されたノズルベーン92も時計回りに回転する。9個のベーン部9はいずれも同様の構成を有しているため、同様の挙動が9個のベーン部9すべてに発生する。
上述のように、本実施形態に係る可変ノズル機構11は、ドライブリング40の相対回転運動により、タービンロータ24の外周に設けられた複数のノズルベーン92を一斉に回転させるものであり、タービンロータ24の外周の全周に渡って均等に排気ガス流Fの流量(流路の開度)を調整する機能を有する。
操作部10は、上記の可変ノズル機構11をタービンケーシング14の外部から操作するために設けられている。操作部10は、アクチュエータ110、アクチュエータロッド111、及び変換機構112からなる。
アクチュエータ110は、電磁力等によりアクチュエータロッド111を軸線O1方向に往復運動させる駆動装置であり、アクチュエータロッド111も同じく軸線O1方向に延びて設けられている。アクチュエータロッド111のアクチュエータ110に接続されている側とは反対側の先端には、変換機構112が接続されている。
変換機構112は、タービンケーシング14に設けられた隙間に一部が挿入されて設けられており、タービンケーシング14の内側のドライブリング40にピンを介して接続されている。変換機構112は、アクチュエータ110の軸線O1方向の往復運動を、ピン42を押し引きする運動に変換し、ピン42に牽引されるようにしてドライブリング40はノズルマウント31に対して相対回転する。結果として、アクチュエータ110の往復運動を調整することにより、可変ノズル機構11は作動し、排気ガス流F量の調整が行われる。
ここで、本実施形態では、レバー93は、ノズルマウント31における第一の盤面131と対向するレバー側対向面901を有している。レバー側対向面901が対向するノズルマウント31の第一の盤面131の対向領域には、第一面61及び第二面71が設けられている。
以下、図3、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る可変ノズル機構11の要部について詳述する。
図3及び図4に示すように、レバー側対向面901は、第一の盤面131に向かって突出している係合部43における第一の盤面131側で、係合部43に設けられている。レバー側対向面901は、第一の盤面131との間には所定のクリアランスが設けられている。
図5に示すように、第一の盤面131における上記対向領域には、その平面視にて、レバー側対向面901が第一の盤面131上で機構の作動(ドライブリング40の回転)に伴い通過する領域を含むように、周方向に互いに間隔をあけて並ぶとともに第一の盤面131から窪む複数の凹部151が設けられている。凹部151の内面となる底面には第二面71が設けられている。また第一面61は、凹部151同士の間に設けられた第一の盤面131上の面である。よって第一面61と第二面71とが周方向に交互にならんで配置され、環状をなしている。
図4に示すように、第一面61は、第二面71よりもレバー側対向面901に軸線O1の方向に接近して設けられた面である。第一面61及び第二面71は、ベーン部9と同じ数だけ周方向に互いに隣接して並んで設けられている。第一面61は、ノズルベーン92によって排気ガス流Fの流路面積をより大きくする方向へのドライブリング40の相対回転運動に伴って、レバー側対向面901に接近する位置に設けられている。言い換えると、ノズルベーン92を少なくとも排ガス流路の流路面積を最大にする全開開度の位置に配置した際に、レバー側対向面901との間の軸線O1の方向のクリアランスが最小となる位置に第一面61が設けられている。本実施形態では、凹部151内の底面でもある第二面71には、排気ガス流Fの流路の開度が大きくなる全開開度の方向に向かってレバー側対向面901に漸次近接するように第一面61に接続されることで、第一の盤面131に対して傾斜する坂部151Aが形成されており、機構の作動時にレバー側対向面901が通過するノズルマウント31の対向領域内には第一面61と第二面71との間で段差が形成されないようになっている。
上記構成の可変ノズル機構11及びこれを備えたターボチャージャ1では、排気ガス流Fの流路より大きく開口させるように機構を作動させ、全開開度の位置にノズルベーン92が配置されると、レバー側対向面901は、最もクリアランスの小さい第一面61と対向することとなる。これにより全開開度の位置では、レバー側対向面901の第一の盤面131による物理的拘束が強まるため、レバー93全体のがたつきが低減される。このため、ドライブリング40に対する係合部43の滑り量が減ることにより、ドライブリング40と係合部43との間での摩耗が低減される。
また、上記の可変ノズル機構11は、ノズルマウント31とレバー93との間でクリアランス差が生じるよう、凹部151の内部に第二面71が設けられている。このため、鍛造などにより形成したノズルマウント31の盤面に対して切削加工するなどの比較的単純な工程により、クリアランスが周方向に異なるような領域を加工することができ、新たな部材の付加も必要ではない。
さらに、第一面61と第二面71との間で段差が形成されないように坂部151Aが形成されているため、円滑に機構を作動させることができる。
以上の作用効果により、本発明第一の実施形態に係る可変ノズル機構11及びこれを備えたターボチャージャ1では、特に全開開度の位置にノズルベーン92が配置された際に、耐摩耗性を向上させることができる。
[第二実施形態]
次に第二実施形態について図6を参照して説明する。第二実施形態では第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第二実施形態は、第一実施形態と比較し、ノズルマウント32の構成が異なっている。
第一の盤面132上には、周方向に互いに間隔をあけて並ぶ複数の凸部152が設けられている。この凸部152の天面(表面)には、上記対向領域においてレバー側対向面901に最も接近する第一面62が設けられている。凸部152同士の間には、第二面72が設けられている。
上記構成の可変ノズル機構12及びこれを備えたターボチャージャ2では、クリアランスを小さくするための第一面62を設けるために必要な凸部152を、ノズルマウント32と一体として設ける場合だけではなく、ノズルマウント32と別体の部品として設計・製造することも可能となる。このため、凸部152の摩耗が進んだ場合でも凸部152のみを交換することで、性能を回復することができる。
[第三実施形態]
次に第三実施形態について図7を参照して説明する。第三実施形態では第一実施形態及び第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第三実施形態は、第一実施形態と比較し、レバー93及びノズルマウント33の構成が異なっている。
本実施形態におけるレバー93は、係合部43と、径方向の内側の端部でベーンシャフト91を固定する固定部45との間に、レバー側対向面903を有している。このレバー側対向面903に向かって、第一の盤面133よりも径方向の内側でノズルマウント33から凸部152と同様の構成を有する凸部153が突出して設けられている。つまり、第二実施形態と比較して、ノズルマウント33におけるより径方向内方に複数の凸部153が設けられている。凸部153の天面には第一面63が設けられ、凸部153同士の間に第二面73が設けられている。
上記構成の可変ノズル機構13及びこれを備えたターボチャージャ3では、レバー側対向面903をノズルマウント33の径方向内方に設けることとなるため、ベーンシャフト91を通じて伝達される振動を抑え込むために設ける第一面63の面積を減らすことができる。即ち第一面63の加工領域(凸部153の設置面積)が相対的に小さくなる。そのため、第一実施形態及び第二実施形態に比べて相対的により狭い領域でのノズルマウント31の加工のみにより、係合部43での耐摩耗効果を得ることができる。
[第四実施形態]
次に第四実施形態について図8を参照して説明する。第四実施形態では第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第四実施形態のターボチャージャ1Xは、第一実施形態と比較し、可変ノズル機構の配置が異なっている。ターボチャージャ1Xは、タービンケーシング14X及びタービンケーシング14X内のタービンロータ24Xを有するタービン部4X、コンプレッサ部5(図8において不図示)、軸受ハウジング16X及び軸受ハウジング16X内のタービンシャフト26Xを有するシャフト部6X、及び、操作部10(図8において不図示)を備えている。
タービンシャフト26Xは回転軸心(軸線O1)回りに回転可能に、軸受ハウジング16Xに支持されている。タービンケーシング14Xは、タービンロータ24Xの周囲を覆うように設けられている。タービンケーシング14Xは、軸受ハウジング16Xと一体に接続されている。
タービン部4Xは、タービンロータ24Xの他に、タービンケーシング14Xと一体に形成されたスクロール17Xと、排気ガス出口18Xが形成された排気ガス出口部8Xと、タービンケーシング14Xの内部に設けられた可変ノズル機構11Xとを有している。
可変ノズル機構11Xは、ノズルマウント(第一環状部材)31X、ドライブリング(第二環状部材)40X、及びベーン部9Xを備えている。
ノズルマウント31Xは、略円盤状であり、かつ、中央部に円形の開口部を有する環状をなしている。ノズルマウント31Xは、タービンケーシング14Xにおいて、スクロール17Xに対して軸線O1方向における軸受ハウジング16Xに近い位置に設けられている。つまり、ノズルマウント31Xは、第一実施形態のノズルマウント31とは排気ガス流Fの通路(流体流路)を挟んで軸線O1方向の反対側に配置されている。また、ノズルマウント31Xには、ノズルマウント31Xの厚み方向に貫通する複数の支持穴41Xが連続して並んで開通している。
ドライブリング40Xは、ノズルマウント31Xに支持され、排気ガスに曝露されない空間内に設けられている。具体的には、ドライブリング40Xは、ノズルマウント31Xと、タービンケーシング14Xと、軸受ハウジング16Xとで囲まれた空間に配置されている。
また、ドライブリング40Xは、ピン等を介して、変換機構112Xに接続されている。変換機構112Xは、可変ノズル機構11Xをタービンケーシング14Xの外部から操作する操作部10の一部である。
ベーン部9Xは、複数のベーンシャフト91X、複数のノズルベーン92X、及び複数のレバー93Xを有する。
ベーンシャフト91Xは、一つずつ支持穴41Xに挿入されている。各々のベーンシャフト91Xは、支持穴41Xの中心軸を回転軸(シャフト回転軸)としてノズルマウント31Xに対して相対的に回転可能に支持穴41Xに支持されている。
各々のノズルベーン92Xは、各々のベーンシャフト91Xの一端に固定されている。ノズルベーン92Xは、排気ガス流Fの通路(流体流路)に途中に配置されている。つまり、ノズルベーン92Xの配置されている位置は、第一実施形態のノズルベーン92と同様に、排気ガス流Fに面する領域である。ノズルベーン92Xは、各ベーンシャフト91Xと一対一の関係で固定されている。スクロール17Xの空間Sから送られた排気ガス流Fは、これらノズルベーン92Xの間を抜けてタービンロータ24Xへ流れる。ノズルベーン92Xは、ノズルマウント31Xに対して回動可能に設けられており、排気ガス流Fの流路面積を調節可能となっている。
各々のレバー93Xは、ノズルマウント31Xの径方向に延びた板状の部材である。レバー93Xの一端は、ドライブリング40Xと係合されている。レバー93Xの他端は、ベーンシャフト91Xの他端に固定されている。
上記構成の第四実施形態の可変ノズル機構11X及びこれを備えたターボチャージャ1Xにおいても、第一実施形態と同様に、コストを抑えつつ、より耐摩耗性を向上させることができる。
以上、本発明の第一実施形態から第四実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、各実施形態における坂部151Aと第一面61、62、63とは滑らかな曲面によって接続され、複数の第一面61、62、63と複数の第二面71、72、73とがそれぞれ連なるようにして設けられてもよい。また坂部151Aは必ずしも設けられなくともよい。この場合、第一の盤面131(132、133)に沿う平面上の第一面と第二面とが周方向に交互に並んで凸凹状に設けられることになる。
また、第一実施形態における凹部151、第二実施形態における凸部152、及び第三実施形態における凸部153はノズルマウント31に直接形成して、ノズルマウント31と一体に設けてもよし、ノズルマウント31とは別体の部品として設けてもよい。第二実施形態における凸部152の表面に第一面62だけでなく第二面72を設けてもよい。第三実施形態における凸部153も同様である。
さらに上述の実施形態では、回転機械の一例として、可変容量型ターボチャージャ1(2、3)に可変ノズル機構11(12、13)を適用した場合について説明を行った。しかし、可変ノズル機構11(12、13)は、コンプレッサのインレットガイドベーン等、他の回転機械にも適用可能である。
また、可変ノズル機構11、12、13、11Xは、タービンケーシング14の内部に配置されていてれば、その位置は上述した実施形態の位置に限定されるものではない。例えば、可変ノズル機構11、12、13は、タービンケーシング14内でノズルマウント91に対して着脱可能に固定された独立した別部材と、ノズルマウント31とに、ベーン92が挟まれるように配置されていてもよい。
1、2、3 ターボチャージャ(回転機械)
4、4X タービン部
5 コンプレッサ部
6、6X シャフト部
8、8X 排気ガス出口部
9、9X ベーン部
10 操作部
11、12、13、11X 可変ノズル機構
14、14X タービンケーシング
14A タービンケーシング第一隔壁
14B タービンケーシング第二隔壁
15 コンプレッサハウジング
16、16X 軸受ハウジング
17、17X スクロール
18、18X 排気ガス出口
24、24X タービンロータ
25 コンプレッサホイール
26、26X タービンシャフト
31、32、33、31X ノズルマウント(第一環状部材)
40、40X ドライブリング(第二環状部材)
41、41X 支持穴
42 ピン
43 係合部
44 凹部
45 固定部
61、62、63 第一面
71、72、73 第二面
91 ベーンシャフト
92 ノズルベーン
93 レバー
110 アクチュエータ
111 アクチュエータロッド
112、112X 変換機構
131、132、133 第一の盤面
141 第二の盤面
151 凹部
151A 坂部
152、153 凸部
901、903 レバー側対向面
F 排気ガス流
O1 軸線
S 空間

Claims (8)

  1. 第一環状部材と、
    前記第一環状部材に対向して設けられ、タービンロータの外周側に形成されたスクロール流路から前記タービンロータに作動流体を導くための環状の流体流路内に配置されて前記第一環状部材に対して回動可能であり、前記流体流路の流路面積を調節可能に構成された複数のノズルベーンと、
    前記第一環状部材を貫通する支持穴に挿通され、各々の前記ノズルベーンを一つずつ支持する複数のベーンシャフトと、
    前記流体流路外に配置されて各々の前記ベーンシャフトから前記第一環状部材の径方向外側に延びる複数のレバーと、
    前記第一環状部材の中心軸回りに該第一環状部材に対して回転可能に設けられて前記複数のレバーを支持し、前記第一環状部材に対して相対的に前記レバーとともに前記ノズルベーンを回転させる第二環状部材と、
    を備え、
    各々の前記レバーは、前記中心軸の方向に前記第一環状部材に対向するレバー側対向面を有し、
    前記第一環状部材は、前記中心軸の方向に前記レバー側対向面に対向する対向領域に、前記レバー側対向面との間の前記中心軸の方向のクリアランスが最小となる第一面、及び、該第一面に前記第一環状部材の周方向に隣接し、前記レバー側対向面との間の前記中心軸の方向のクリアランスが、前記第一面と前記レバー側対向面との間の前記中心軸の方向のクリアランスよりも大きい第二面を有し、
    前記ノズルベーンが全開の位置において、前記レバー側対向面が、前記第一面と対向する可変ノズル機構。
  2. 前記第一面と前記第二面とが前記周方向に交互にならんで配置され、環状をなしている請求項1に記載の可変ノズル機構。
  3. 前記第一環状部材における前記対向領域には、前記中心軸の方向に窪む凹部が設けられ、
    前記凹部の内面に前記第二面が設けられている請求項1又は2に記載の可変ノズル機構。
  4. 前記第一環状部材における前記対向領域には、前記中心軸の方向に突出するとともに、前記第一環状部材とは別体又は一体の凸部が設けられ、
    前記凸部の表面に前記第一面が設けられている請求項1又は2に記載の可変ノズル機構。
  5. 前記レバーは、前記径方向の外側の端部で前記第二環状部材に係合して支持される係合部をさらに有し、
    前記レバー側対向面は、前記係合部に設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の可変ノズル機構。
  6. 前記レバーは、前記径方向の外側の端部で前記第二環状部材に係合して支持される係合部と、前記径方向の内側の端部で前記ベーンシャフトを固定する固定部と、
    をさらに有し、
    前記レバー側対向面は、前記係合部と前記固定部との間に設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の可変ノズル機構。
  7. 前記第一面は、前記レバー側対向面に沿って設けられ、
    前記第二面は、前記ノズルベーンの開度が大きくなる方向である前記第二環状部材の回転方向の前方に向かうにつれて、前記レバー側対向面に漸次近接して前記第一面に接続されている請求項1から6のいずれか一項に記載の可変ノズル機構。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の可変ノズル機構を備えた回転機械。
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