JP6647927B2 - 建具 - Google Patents
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Description
枠1は、上枠11と下枠と左右の縦枠を四周枠組みして構成してある。外障子2と内障子3は、上框4と下框と戸先框12と召合せ框13とを四周框組みし、その内側に複層ガラス14を嵌め込んで構成してある。
外障子2と内障子3との召合せ部の上方の上枠11の障子案内溝17内には、風止め板19が設けてある。風止め板19は、上枠11に係合取付けされる基部20と、基部20より左右方向に間隔をおいて垂下した複数の垂下片21を有している。また上枠11は、額縁等に重ねてねじ止めされるアングル22が室内側に突出して設けてある。
また補助材7は、図2に示すように、左右両端部下面側に板バネ26,26が設けてあり、図1,3に示すように、板バネ26,26により外壁8の上端が上框4の内壁6の上端よりも上方に位置するように上方に付勢してある。補助材7は、板バネ26,26で上向きに付勢された状態で上框4の溝23内で上下動可能となっており、外壁8の上端が上框4の内壁6の上端と同じ高さになるまで下降可能である。補助材7は、図3に示すように、上框4の外壁5と内壁6とで上下動可能にガイドされると共に、外壁8の室外側面と内壁24の室内側面に設けた上下の突起27と、上框4の溝23内に設けられた上下の突起28とにより、上下に動ける範囲が規制されている。
通常の使用状態においては、補助材7の外壁8は、上枠11の室外側垂下片15及び障子案内レール9と見込方向に離間しており、補助材7の外壁8の上端は上枠11の内周側面から上下方向に離間している。すなわち補助材7は、上枠11と当接しないようにしてある。
上枠11の障子案内溝17内には、先に述べたように内外障子2,3の召合せ部上方に風止め板19が設けてあり、風止め板19の垂下片21には、図1,5に示すように、補助材7の外壁8が通過できる切欠き34が設けてある。
このように、風止め板19の垂下片21に補助材7の外壁8が通過できる切欠き34が設けてあることで、内障子3を開き側に摺動させたときに補助材7の外壁8が風止め板19の垂下片21と干渉して垂下片21が損傷したり、内障子3の摺動が重くなったりするのを防止できる。
図7は、外障子2と内障子3を上下枠間に建て込むときの状態を示している。同図に示すように、外障子2は室外側から、内障子3は室内側から上下けんどんにて上下枠間に建て込まれるが、その際に補助材7の外壁8は上枠11の下面に当たって障子内部に引っ込むため、支障なく障子2,3を建て込むことができる。
また本建具は、内障子3の上框4の外壁5と内壁6との間に補助材7が設けてあり、補助材7は外壁8を有し、内障子3の上部が上枠11の障子案内溝17に案内してあり、上框4の内壁6と補助材7の外壁8とが上枠11の障子案内溝17の室内側垂下片10と見込方向で重合しており、補助材7は、外壁8の上端が上框4の内壁6の上端よりも上方に位置するように上方に付勢してあるので、内障子3が下がって上框4の内壁6の上枠11の室内側垂下片10との掛かりがなくなっても、補助材7の外壁8が上枠11の室内側垂下片10に引っ掛かることで、内障子3が枠1から室内側に外れるのを防止できる。
外障子2及び内障子3の補助材7は、通常の使用状態では上枠11と当接しないので、外障子2及び内障子3の摺動が重くならない。
さらに本建具は、補助材7が上框4の略全長に亘って設けてあるので、障子2,3が下がって補助材7の外壁8が上枠11に引っ掛かったときに、補助材7の外壁8が変形しにくく、障子2,3の外れを防ぐ効果が高い。さらに障子2,3は、上框4の長手方向端部と縦框(戸先框12,召合せ框13)との間に樹脂部品29,29を有し、補助材7が両側の樹脂部品29,29の間で上下動可能に保持してあることで、補助材7がスムーズに上下動し、外れ止め機能を安定して働かせられる。さらに、樹脂部品29に補助材7の外壁8をガイドするガイド部33を設けたので、補助材7がより一層スムーズに上下動する。さらに、補助材7を付勢するバネ(板バネ26)を樹脂部品29に保持したことで、バネが外れたりすることがなく、補助材7に付勢力を安定して働かせられる。
さらに本建具は、外れ止めのための部品(補助材7、樹脂部品29及び板バネ26)が上框4内に収まり、縦框12,13に特別な加工等が不要なため、障子2,3に外れ止め機能を付加するのが容易である。また、上框4にも外れ止めのための部品を取付けるための特別な加工等が不要であり、外れ防止機能付きの障子と外れ防止機能無しの障子で、上框4を兼用できる。さらに、補助材7と樹脂部品29と板バネ26は、外障子2と内障子3で共通のため、コストを削減できる。
本実施形態によれば、先の実施形態のように風止め板19の垂下片21に補助材7の外壁8が通過できる切欠きを設ける必要がなく、通常の風止め板を用いることができる。
2 外障子(障子)
3 内障子(障子)
4 上框
5 上框の外壁(上框の一方側壁)
6 上框の内壁(上框の他方側壁)
7 補助材
8 補助材の外壁(補助材の一方側壁)
9 障子案内レール
10 室内側垂下片(障子案内溝の他方側の垂下片)
17 障子案内溝
Claims (2)
- 枠と、上下枠に沿って摺動可能に設けた障子とを備え、障子は、上框の室内外方向の一方側に位置する一方側壁と他方側に位置する他方側壁との間に補助材が設けてあり、補助材は室内外方向の一方側に位置する一方側壁を有し、上框の他方側壁と補助材の一方側壁とが上枠の障子案内レールと見込方向で重合しており、補助材は、一方側壁の上端が上框の他方側壁の上端よりも上方に位置するように上方に付勢してあり、障子が下がって上框の他方側壁と障子案内レールとの掛かりがなくなったときに、補助材の一方側壁が上枠の障子案内レールよりも一方側に位置する上枠の垂下片に引っ掛かることを特徴とする建具。
- 枠と、上下枠に沿って摺動可能に設けた障子とを備え、障子は、上框の室内外方向の一方側に位置する一方側壁と他方側に位置する他方側壁との間に補助材が設けてあり、補助材は室内外方向の一方側に位置する一方側壁を有し、障子上部が上枠の障子案内溝に案内してあり、上框の他方側壁と補助材の一方側壁とが上枠の障子案内溝の他方側の垂下片と見込方向で重合しており、補助材は、一方側壁の上端が上框の他方側壁の上端よりも上方に位置するように上方に付勢してあり、障子が下がって上框の他方側壁と上枠の障子案内溝の他方側の垂下片との掛かりがなくなったときに、補助材の一方側壁が上枠の障子案内溝の他方側の垂下片に引っ掛かることを特徴とする建具。
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Applications Claiming Priority (1)
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