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JP6631407B2 - カルバマトアルキルシランの製造方法 - Google Patents

カルバマトアルキルシランの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、カルバマトアルキルシランの製造方法に関する。
ウレタン構造を有するカルバマトアルキルシランは、シランカップリング剤、接着剤、塗料添加剤、繊維処理剤、表面処理剤等として有用な化合物である他に、ウレタン化合物や尿素化合物の原料、樹脂や塗料の硬化剤等として、工業的に幅広く使用されているイソシアネートアルキルシランの合成中間体としても重要な化合物である。
カルバマトアルキルシランの製造方法としては、クロロプロピルアルコキシシラン等のハロアルキルシランと、シアン酸カリウム等の金属シアン酸塩と、アルコールとを、非プロトン性溶剤の存在下で反応させ、生成するカルバマトアルキルシランと無機塩を濾過して分離した後、溶剤を留去して精製する方法(特許文献1,2参照)が知られている。
また、アミノプロピルアルコキシシラン等のアミノアルキルシランと、炭酸ジアルキル等の炭酸エステル化合物とを、塩基性触媒の存在下で反応させ、生成するカルバマトアルキルシランおよびアルコールと、残存する塩基性触媒および余剰の炭酸エステル化合物とを含む反応混合物に、酸性化合物を加えて塩基性触媒を中和した後、アルコールと炭酸エステル化合物とを含む低沸成分を留去し、酸性化合物と塩基性触媒との中和で生成する塩を濾過して精製する方法(特許文献3,4参照)も知られている。
米国特許第3494951号明細書 特開2012−111754号公報 米国特許第6673954号明細書 国際公開第2015/040070号
しかし、特許文献1および特許文献2の製造方法では、カルバマトアルキルシランに溶けない固体の無機塩が大量に生成・析出するうえに、金属シアン酸塩自体も溶けない固体であるため、無機塩および金属シアン酸塩によって反応中の撹拌性が低下して反応効率の低下を招く虞がある。
反応中の撹拌性を保つためには、大量の反応溶媒を使用する必要があるが、この場合は生産性が低下して製造コストが高くなる。しかも、生成する大量の無機塩の濾過には長時間を要するため、製造工程が煩雑になり、さらには大量の無機塩が廃棄物として排出されることも問題であった。
一方、特許文献3および特許文献4の製造方法では、大量の反応溶媒を使用する必要はないものの、アミノアルキルシランと炭酸エステル化合物との反応を速やかに進行させるためには、塩基性触媒である金属アルコキシドを大量に使用する必要があるため、製造コストが高くなる。
また、酸性化合物を加えて塩基性触媒を中和した後、反応混合物からアルコールと炭酸エステル化合物とを含む低沸成分を留去し、酸性化合物と塩基性触媒との中和で生成する塩を濾過して精製するだけであることから、得られる粗精製物中には、カルバマトアルキルシランの他に、分離されていない高沸成分(アミノアルキルシランとカルバマトアルキルシランが反応したウレア化合物)が含まれており、高純度のカルバマトアルキルシランを製造できていない。
高純度のカルバマトアルキルシランを製造するためには、アミノアルキルシランと炭酸エステル化合物との反応で得られる反応混合物を蒸留してカルバマトアルキルシランと高沸成分とを分離する必要がある。しかし、生成するカルバマトアルキルシランを含む反応混合物を蒸留する場合、カルバマトアルキルシランのカルバメート基またはアルコキシシリル基からアルコールが脱離する反応が速やかに進行してイソシアネートシランまたはカルバマトアルキルシランの環状化合物に転換するため、カルバマトアルキルシランを高収率で製造できない。しかも、得られる留分は、カルバマトアルキルシラン、イソシアネートシランおよびカルバマトアルキルシランの環状化合物の混合物として得られるため、高純度のカルバマトアルキルシランを得ることができない等、アミノアルキルシランと炭酸エステル化合物との反応で得られる反応混合物の蒸留において、カルバマトアルキルシランを高純度かつ高収率で製造するのは困難であるという問題点があった。
このような点から、アミノアルキルシランと炭酸エステル化合物との反応で得られる反応混合物を蒸留して、カルバマトアルキルシランを高純度かつ高収率、さらには効率的に製造する方法が望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、アミノアルキルシランと炭酸エステル化合物との反応で得られる反応混合物を蒸留することで、効率的にカルバマトアルキルシランを高純度かつ高収率で得ることができる製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、アミノアルキルシランと炭酸エステル化合物とを、MnおよびZnから選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒の存在下で反応させ、生成するカルバマトアルキルシランを含む反応混合物を蒸留することで、高純度のカルバマトアルキルシランを、高収率かつ効率的に製造できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
1. 下記一般式(1)
Figure 0006631407
(式中、R1は、置換または非置換の炭素数3〜6の2価炭化水素基を表し、R2およびR3は、互いに独立して非置換または置換の炭素数1〜10の1価炭化水素基を表し、nは、0〜2の整数である。)
で示される有機ケイ素化合物と、下記一般式(2)
Figure 0006631407
(式中、R4は、互いに独立して非置換または置換の炭素数1〜10の1価炭化水素基を表す。)
で示される炭酸エステル化合物とを、MnおよびZnから選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒の存在下で反応させて得られる反応混合物を蒸留することを特徴とする下記一般式(3)
Figure 0006631407
(式中、R1、R2、R3、R4およびnは、前記と同じ意味を表す。)
で示されるカルバマトアルキルシランの製造方法、
2. 前記金属触媒が、カルボン酸化合物のMn塩、カルボン酸化合物のZn塩、β−ジケトン化合物のMn塩およびβ−ジケトン化合物のZn塩から選ばれる少なくとも1種である1のカルバマトアルキルシランの製造方法、
3. 前記反応混合物を、有機酸の存在下で蒸留する1または2のカルバマトアルキルシランの製造方法、
4. 前記有機酸が、カルボン酸化合物およびスルホン酸化合物から選ばれる少なくとも1種である3のカルバマトアルキルシランの製造方法、
5. 前記反応混合物を、前記式(3)で示されるカルバマトアルキルシランの沸点が100〜200℃となる減圧条件下で蒸留する1〜4のいずれかのカルバマトアルキルシランの製造方法
を提供する。
本発明の製造方法によれば、高純度のカルバマトアルキルシランを高収率かつ効率的にで得ることができる。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明のカルバマトアルキルシランの製造方法は、下記一般式(1)で示される有機ケイ素化合物と、下記一般式(2)示される炭酸エステル化合物とを、MnおよびZnから選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒の存在下で反応させて得られる反応混合物を蒸留して下記一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランを得ることを特徴とする。
Figure 0006631407
上記式(1)において、R1は、置換または非置換の炭素数3〜6の2価炭化水素基を表し、R2およびR3は、互いに独立して非置換または置換の炭素数1〜10、好ましくは1〜5の1価炭化水素基を表す。
1の炭素数3〜6の2価炭化水素基の具体例としては、トリメチレン、プロピレン、テトラメチレン、イソブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン基等のアルキレン基が挙げられるが、中でも、炭素数3または4のアルキレン基が好ましく、トリメチレン基がより好ましい。
なお、上記炭化水素基の水素原子の一部または全部がその他の置換基で置換されていてもよく、このような置換基の具体例としては、エーテル、エステル、カルボニル、スルフィド、ジスルフィド基等が挙げられ、これらは単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
2およびR3の炭素数1〜10の1価炭化水素基の具体例としては、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル基等の直鎖状のアルキル基;イソプロピル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、イソペンチル、ネオペンチル、イソヘキシル、イソヘプチル、イソオクチル、tert−オクチル、イソノニル、イソデシル基等の分岐状のアルキル基;シクロペンチル、シクロヘキシル基等の環状のアルキル基;ビニル、アリル、ブテニル、メタリル基等のアルケニル基;フェニル、トリル、キシリル基等のアリール基などが挙げられ、これらの中でも、炭素数1〜5のものが好ましく、メチル、エチル基がより好ましい。
なお、上記炭化水素基の水素原子の一部または全部がその他の置換基で置換されていてもよく、このような置換基の具体例としては、メトキシ、エトキシ、(イソ)プロポキシ基等のアルコキシ基;フッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子;シアノ、アミノ、芳香族炭化水素、エステル、エーテル、カルボニル、アシル、スルフィド基等が挙げられ、これらは単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。これらの置換基の置換位置は特に限定されず、置換基数も限定されない。
nは0〜2の整数であるが、0または1が好ましい。
一般式(1)で示される有機ケイ素化合物の具体例としては、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラン等が挙げられる。
上記式(2)において、R4は、互いに独立して非置換または置換の炭素数1〜10、好ましくは1〜5の1価炭化水素基を表し、この1価炭化水素基の具体例としては、上記と同様のものが挙げられるが、中でも、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル基等の直鎖状または分岐状のアルキル基が好ましい。
一般式(2)で示される炭酸エステル化合物の具体例としては、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等のジアルキルカーボネート;ジフェニルカーボネート等のジアリールカーボネートなどが挙げられる。
本発明の製造方法において、一般式(1)で示される有機ケイ素化合物と一般式(2)で示される炭酸エステル化合物の配合比は特に限定されないが、反応性、生産性および副生成物の抑制の点から、有機ケイ素化合物1molに対し、炭酸エステル化合物1〜20molが好ましく、1〜10molがより好ましく、1〜5molがより一層好ましい。
本発明の製造方法に用いられる金属触媒としては、Mn(マンガン)およびZn(亜鉛)から選ばれる金属単体または金属化合物が挙げられる。
金属化合物の具体例としては、カルボン酸化合物のマンガン塩、カルボン酸化合物の亜鉛塩、β−ジケトン化合物のマンガン塩、β−ジケトン化合物の亜鉛塩等の有機化合物の金属塩などが挙げられる。
カルボン酸化合物のマンガン塩の具体例としては、酢酸マンガン(II)、2−エチルヘキサン酸マンガン(II)、ステアリン酸マンガン(II)等が挙げられる。
カルボン酸化合物の亜鉛塩の具体例としては、酢酸亜鉛(II)、2−エチルヘキサン酸亜鉛(II)、ステアリン酸亜鉛(II)等が挙げられる。
β−ジケトン化合物のマンガン塩の具体例としては、ビス(2,4−ペンタンジオナト)マンガン(II)、トリス(2,4−ペンタンジオナト)マンガン(III)等が挙げられる。
β−ジケトン化合物の亜鉛塩の具体例としては、ビス(2,4−ペンタンジオナト)亜鉛(II)等が挙げられる。
これらの中でも、一般式(3)のカルバマトアルキルシランに対する溶解性、有機ケイ素化合物と炭酸エステル化合物との反応性および生産性の点から、酢酸マンガン(II)、2−エチルヘキサン酸マンガン(II)、ステアリン酸マンガン(II)等のカルボン酸化合物のマンガン塩が好ましく、2−エチルヘキサン酸マンガン(II)がより好ましい。
上記金属触媒の使用量は特に限定されないが、反応を速やかに進行させるとともに、生産性を高めるという点から、一般式(1)の有機ケイ素化合物1molに対し、0.0001〜20molが好ましく、0.005〜10molがより好ましく、0.001〜1molがより一層好ましい。
一般式(1)で示される有機ケイ素化合物と、一般式(2)で示される炭酸エステル化合物との反応温度は特に限定されないが、0〜150℃が好ましく、30〜140℃がより好ましく、60〜130℃がより一層好ましい。
反応時間も特に限定されないが、1〜30時間が好ましく、1〜20時間がより好ましく、1〜10時間がより一層好ましい。
上記反応は、無溶媒でも進行するが、溶媒を用いることもできる。
溶媒の具体例としては、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、イソオクタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド等の非プロトン性極性溶媒;ジクロロメタン、クロロホルム等の塩素化炭化水素系溶媒等が挙げられ、これらの溶媒は1種を単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明では、一般式(1)で示される有機ケイ素化合物と、一般式(2)で示される炭酸エステル化合物とを金属触媒の存在下で反応させて得られる反応混合物を蒸留する。
この際、蒸留の条件に特に制限はないが、一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランの、一般式(4)で示されるイソシアネートシランまたは一般式(5)で示されるカルバマトアルキルシランの環状化合物への転換反応を進行させないため、可能な限り低い温度にすることが好ましく、より低い温度で蒸留を行うために減圧下にて蒸留することが好ましい。
Figure 0006631407
(式中、R1〜R4およびnは、上記と同じ意味を表す。)
すなわち、カルバマトアルキルシランが、イソシアネートシランまたはカルバマトアルキルシランの環状化合物に転換する反応は、温度が高いほど速やかに進行し、MnやZn等の金属触媒の存在下では、より速やかに進行すると考えられる。
しかし、一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランは、一般式(4)で示されるイソシアネートシランまたは一般式(5)で示されるカルバマトアルキルシランの環状化合物への転換反応が進行しにくい低い温度で蒸発させた場合、MnやZn等の金属触媒と分離するため、MnやZn等の金属触媒が上記転換反応の触媒として作用しなくなる。その結果、一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランを高純度かつ高収率で製造することができると考えられる。
このような観点から、本発明では、一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランの沸点が、好ましくは100〜200℃、より好ましくは100〜180℃、より一層好ましくは100〜160℃となる条件で蒸留することが好適である。
この際、圧力は、上記沸点範囲となる減圧条件であれば特に限定されないが、本発明では、0.01〜4.0kPaが好ましく、0.01〜2.0kPaがより好ましく、0.01〜1.0kPaがより一層好ましい。
さらに、本発明では、得られる反応混合物を蒸留する際に、有機酸存在下で行ってもよく、有機酸存在下で蒸留することで、上記転換反応が進行する温度域でも、高純度な一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランを高収率で得ることができる。
これは、有機酸が金属触媒を不活性化するため、上記転換反応を抑制することができることに起因する。
有機酸としては、カルボン酸化合物、スルホン酸化合物等が挙げられる。
カルボン酸化合物の具体例としては、酢酸、プロピオン酸、2−エチルヘキサン酸、ステアリン酸、コハク酸、クエン酸等が挙げられる。
スルホン酸化合物の具体例としては、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。
これらの中でも、一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランに対する溶解性、反応性および生産性の点から、酢酸、プロピオン酸、2−エチルヘキサン酸、ステアリン酸、コハク酸、クエン酸等のカルボン酸化合物が好ましい。
有機酸を使用する場合、MnやZn等の金属触媒を十分に不活性化させて上記転換反応を抑制するとともに、生産性をも考慮すると、その使用量は、金属触媒1molに対し、1〜20molが好ましく、1〜10molがより好ましく、1〜5molがより一層好ましい。
本発明で製造される一般式(3)で示されるカルバマトアルキルシランの具体例としては、メチルカルバマトプロピルトリメトキシシラン、メチルカルバマトプロピルメチルジメトキシシラン、メチルカルバマトプロピルジメチルメトキシシラン、エチルカルバマトプロピルトリメトキシシラン、エチルカルバマトプロピルメチルジメトキシシラン、エチルカルバマトプロピルジメチルメトキシシラン、フェニルカルバマトプロピルトリメトキシシラン、フェニルカルバマトプロピルメチルジメトキシシラン、フェニルカルバマトプロピルジメチルメトキシシラン、メチルカルバマトプロピルトリエトキシシラン、メチルカルバマトプロピルメチルジエトキシシラン、メチルカルバマトプロピルジメチルエトキシシラン、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシラン、エチルカルバマトプロピルメチルジエトキシシラン、エチルカルバマトプロピルジメチルエトキシシラン、フェニルカルバマトプロピルトリエトキシシラン、フェニルカルバマトプロピルメチルジエトキシシラン、フェニルカルバマトプロピルジメチルエトキシシラン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
撹拌機、還流器、滴下ロート、分留頭および温度計を備えたフラスコに、ジエチルカーボネート236.2g(2.000mol)、2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)1.38g(0.002mol)を仕込み、120℃に加熱した。内温が安定した後、3−アミノプロピルトリエトキシシラン221.4g(1.000mol)を120〜125℃で5時間かけて滴下し、生成するエタノールを留去しながら、120〜125℃を維持して15時間撹拌した。得られた反応混合物をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、原料であるジエチルカーボネート、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、生成物であるエタノール、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの面積%の比は、36:0:8:56であることが確認された。さらに、反応混合物をゲル浸透クロマトグラフィーにて分析することにより、生成物であるエチルカルバマトプロピルトリエトキシシラン、高沸成分のビス(トリエトキシシリルプロピル)ウレアの面積%の比は、89:11であることが確認された。
室温まで冷却後、得られた反応混合物を釜温150℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分215.2gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は97.4%(0.715mol、収率71.5%)であることが確認された。
[実施例2]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
実施例1と同じ条件で反応して得られた反応混合物を、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点117〜133℃/0.1kPaの無色透明留分233.5gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は86.9%(0.693mol、収率69.3%)であることが確認された。
[実施例3]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
実施例1と同じ条件で反応して得られた反応混合物に、2−エチルヘキサン酸1.15g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分251.8gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は98.0%(0.842mol、収率84.2%)であることが確認された。
[実施例4]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
実施例1と同じ条件で反応して得られた反応混合物に、酢酸0.48g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分247.1gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は97.8%(0.825mol、収率82.5%)であることが確認された。
[実施例5]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
実施例1と同じ条件で反応して得られた反応混合物に、ステアリン酸2.28g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分252.1gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は97.9%(0.842mol、収率84.2%)であることが確認された。
[実施例6]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
実施例1と同じ条件で反応して得られた反応混合物に、メタンスルホン酸0.77g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分232.9gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は97.8%(0.777mol、収率77.7%)であることが確認された。
[実施例7]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)の代わりに、酢酸マンガン(II)0.35g(0.002mol)を用いた以外は、実施例1と同様に反応させた。
得られた反応混合物に、2−エチルヘキサン酸1.15g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分251.4gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は98.2%(0.843mol、収率84.3%)であることが確認された。
[実施例8]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)の代わりに、ステアリン酸マンガン(II)1.24g(0.002mol)を用いた以外は、実施例1と同様に反応させた。
得られた反応混合物に、2−エチルヘキサン酸1.15g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分252.0gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は98.2%(0.845mol、収率84.5%)であることが確認された。
[実施例9]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)の代わりに、ビス(2,4−ペンタンジオナト)マンガン(II)0.51g(0.002mol)を用いた以外は、実施例1と同様に反応させた。
得られた反応混合物に、2−エチルヘキサン酸1.15g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分248.9gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は97.7%(0.830mol、収率83.0%)であることが確認された。
[実施例10]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)の代わりに、2−エチルヘキサン酸亜鉛(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Zn)1.64g(0.002mol)を用いた以外は、実施例1と同様に反応させた。
得られた反応混合物を釜温150℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分210.8gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は97.8%(0.704mol、収率70.4%)であることが確認された。
[実施例11]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
実施例10と同じ条件で反応して得られた反応混合物に、2−エチルヘキサン酸1.15g(0.008mol)を加え、釜温220℃に達するまで蒸留し、沸点131〜133℃/0.1kPaの無色透明留分250.9gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの純度は98.0%(0.839mol、収率83.9%)であることが確認された。
[実施例12]エチルカルバマトプロピルメチルジエトキシシランの製造
撹拌機、還流器、滴下ロート、分留頭および温度計を備えたフラスコに、ジエチルカーボネート236.2g(2.000mol)、2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)1.38g(0.002mol)を仕込み、120℃に加熱した。内温が安定した後、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン191.4g(1.000mol)を120〜125℃で5時間かけて滴下し、生成するエタノールを留去しながら、120〜125℃を維持して15時間撹拌した。得られた反応混合物をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、原料であるジエチルカーボネート、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、生成物であるエタノール、エチルカルバマトプロピルメチルジエトキシシランの面積%の比は、36:0:11:53であることが確認された。さらに、反応混合物をゲル浸透クロマトグラフィーにて分析することにより、生成物であるエチルカルバマトプロピルメチルジエトキシシラン、高沸成分のビス(メチルジエトキシシリルプロピル)ウレアの面積%の比は、88:12であることが確認された。
室温まで冷却後、得られた反応混合物に、2−エチルヘキサン酸1.15g(0.008mol)を加え、釜温200℃に達するまで蒸留し、沸点127〜129℃/0.1kPaの無色透明留分226.4gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、エチルカルバマトプロピルメチルジエトキシシランの純度は95.9%(0.826mol、収率82.6%)であることが確認された。
[実施例13]メチルカルバマトプロピルトリメトキシシランの製造
撹拌機、還流器、滴下ロート、分留頭および温度計を備えたフラスコに、ジメチルカーボネート180.2g(2.000mol)、2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)1.38g(0.002mol)を仕込み、90℃に加熱した。内温が安定した後、3−アミノプロピルトリメトキシシラン179.3g(1.000mol)を90〜95℃で5時間かけて滴下し、生成するメタノールを留去しながら、90〜95℃を維持して15時間撹拌した。得られた反応混合物をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、原料であるジメチルカーボネート、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、生成物であるメタノール、メチルカルバマトプロピルトリメトキシシランの面積%の比は、28:0:11:61であることが確認された。さらに、反応混合物をゲル浸透クロマトグラフィーにて分析することにより、生成物であるメチルカルバマトプロピルトリメトキシシラン、高沸成分のビス(トリメトキシシリルプロピル)ウレアの面積%の比は、87:13であることが確認された。
室温まで冷却後、得られた反応混合物に、2−エチルヘキサン酸1.15g(0.008mol)を加え、釜温200℃に達するまで蒸留し、沸点123〜125℃/0.1kPaの無色透明留分207.6gを得た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、メチルカルバマトプロピルトリメトキシシランの純度は97.3%(0.852mol、収率85.2%)であることが確認された。
[比較例1]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)を用いない以外は、実施例1と同様に反応させた。
得られた反応混合物をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、原料であるジエチルカーボネート、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、生成物であるエタノール、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの面積%の比は、62:38:0:0であり、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの生成は確認できなかった。
[比較例2]エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの製造
2−エチルヘキサン酸マンガン(II)のミネラルスピリット溶液(8質量%Mn)の代わりに、ナトリウムエトキシドのエタノール溶液(20質量%ナトリウムエトキシド)6.81g(0.020mol)を用いた以外は、実施例1と同様に反応させた。
得られた反応混合物をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、原料であるジエチルカーボネート、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、生成物であるエタノール、エチルカルバマトプロピルトリエトキシシランの面積%の比は、48:19:5:28であり、未反応の3−アミノプロピルトリエトキシシランが多く残ることが確認された。
[応用例1]3−イソシアナートプロピルトリエトキシシランの製造
実施例3で得られたエチルカルバマトプロピルトリエトキシシラン251.8(0.842mol、純度98.0%)を蒸留釜内に仕込み、反応系内を5kPaに減圧して220℃に加熱し、生成するエタノールを留去しながら、蒸留することで、沸点142〜143℃/5kPaの無色透明留分を196.0g得た。
得られた留分をガスクロマトグラフィーにて分析することにより、3−イソシアナートプロピルトリエトキシシランの純度は97.8%(0.775mol、収率92.0%)であることが確認された。

Claims (4)

  1. 下記一般式(1)
    Figure 0006631407
    (式中、R1は、置換または非置換の炭素数3〜6の2価炭化水素基を表し、R2およびR3は、互いに独立して非置換または置換の炭素数1〜10の1価炭化水素基を表し、nは、0〜2の整数である。)
    で示される有機ケイ素化合物と、下記一般式(2)
    Figure 0006631407
    (式中、R4は、互いに独立して非置換または置換の炭素数1〜10の1価炭化水素基を表す。)
    で示される炭酸エステル化合物とを、MnおよびZnから選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属触媒の存在下で反応させて得られる反応混合物を、有機酸の存在下で蒸留することを特徴とする下記一般式(3)
    Figure 0006631407
    (式中、R1、R2、R3、R4およびnは、前記と同じ意味を表す。)
    で示されるカルバマトアルキルシランの製造方法。
  2. 前記金属触媒が、カルボン酸化合物のMn塩、カルボン酸化合物のZn塩、β−ジケトン化合物のMn塩およびβ−ジケトン化合物のZn塩から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載のカルバマトアルキルシランの製造方法。
  3. 前記有機酸が、カルボン酸化合物およびスルホン酸化合物から選ばれる少なくとも1種である請求項1または2記載のカルバマトアルキルシランの製造方法。
  4. 前記反応混合物を、前記式(3)で示されるカルバマトアルキルシランの沸点が100〜200℃となる減圧条件下で蒸留する請求項1〜3のいずれか1項記載のカルバマトアルキルシランの製造方法。
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