JP6622451B2 - 梱包部材 - Google Patents
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Description
画像形成装置に着脱可能なカートリッジを収納する梱包部材であって、
第一凹部が備えられた第一部材であって、前記第一凹部につながる第一フランジを含む第一部材と、
第二凹部が備えられた第二部材であって、前記第二凹部につながる第二フランジを含む第二部材と、を有し、
前記カートリッジを前記第一凹部と前記第二凹部とで形成される空間に格納するように、前記第一フランジと前記第二フランジとが接合されて接合面を形成し、
前記第一部材は、前記カートリッジと接触することで前記カートリッジから荷重を受ける第一力受け面を含む第一力受け部を前記第一凹部に備え、前記接合面に直交する方向で、前記第一力受け部うち前記第一力受け面から前記第一力受け面に沿って延びた部分が前記接合面に対して突出して前記接合面を越えるように、前記第一力受け部は前記第一部材から前記第二部材に向けて延びていることを特徴とする梱包部材。
以下、本発明の被梱包体となるカートリッジについて、参考例として図2〜図13を用いて説明する。
まず、本参考例の画像形成装置の断面概略図を図3に示す。
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
図5(a)、(b)は、被梱包体となるカートリッジPを、それぞれ別の角度から見た斜視図である。
図4、図6に示すように、現像装置9は現像手段としての現像ローラ6の回転軸方向を長手方向に延びた横長の形状である。現像ローラ6の他に、現像枠体29、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、現像端部シール部材34R・34L、可撓性シート部材35、供給ローラ軸シール37R、37Lによって構成される。また、現像枠体29は、トナーを収容するためのトナー収容室29cを備え、トナー収容室29cからトナーを排出するための開口部29bを有している。現像ローラ6及び現像剤供給ローラ33は現像枠体29の開口部29bに配置されている。そして、現像ローラ6の軸両端部(芯材6a)は、それぞれ現像枠体29の両側面に取り付けられた駆動側軸受38、非駆動側軸受39によって回転自在に支持されている。また、現像ローラ6の芯材6aと現像剤供給ローラ33の芯材33aの駆動側端部には、それぞれ現像ローラギア40と供給ローラギア41が配置され、現像駆動入力ギア42と噛み合っている。現像駆動入力ギア42は、現像駆動カップリング42aを備えており、装置本体2側の駆動出力カップリング(不図示)と係合して装置本体2の駆動モータ(不図示)の駆動力の伝達がなされ、現像ローラ6と現像剤供給ローラ33が所定の速度で回転駆動される。現像ブレード31は、厚み0.1mm程度の弾性を有する金属薄板であり、現像ブレード31の短手方向の自由端は現像ローラ6の回転方向(図4における矢印E方向)に対してカウンター方向に当接している。
次に、カートリッジPの装置本体2への着脱動作について説明する。図7はカートリッジトレイ43が装置本体2から引き出され、カートリッジPが着脱可能な状態を示した概略断面図である。図7はカートリッジPのカートリッジトレイ43への着脱動作を示した概略断面図である。装置本体2内にはカートリッジPを装着可能なカートリッジトレイ43が設けられている。カートリッジトレイ43は装置本体2に対して実質的に水平方向であるG1、G2方向に直線移動(引き出し、押し込み)可能に構成されている。そして、カートリッジトレイ43は、装置本体2内の装着位置と、装着位置から引き出された引き出し位置とをとり得る。
次に、カートリッジPの梱包部材について図1、図2、図9を用い、説明する。図1は、カートリッジPと本実施例に係る梱包部材46の梱包状態を示す概略断面図である。参考例図2は、本実施例に係る解放状態の梱包部材46を示す概略斜視図である。また、図9は、本実施例に係る梱包部材46が箱101に収納されている様子を示す概略斜視図である。
以下では、より具体的に図10及び図11を用いて屈曲部を設けない従来例及び問題点を説明した後、本願発明に係る屈曲部の構成及び効果について、図12ないし図19を用いて説明する。
従来例に係る梱包部材では、梱包部材以外の接触する箱101の内壁面102との静止摩擦係数μが大きい場合、小さい場合により、梱包部材の挙動が異なる。そこで、図11を用いて、静止摩擦係数μが大きい場合と小さい場合に分け、説明を行う。なお、Nは落下等によりカートリッジPから梱包部材46の蓋部48にかかる荷重、Lは蓋部48のフランジ48aが箱101の内壁面102に当接した状態における鉛直方向(Y1方向)の高さを示す。また、Dは蓋部フランジ48aから、カートリッジPと蓋部48の接触位置までの水平方向(Z方向)の距離を示す。さらに、Oは箱101の内壁面102と蓋部フランジ48aの接触位置、μは梱包部材46と箱101の静止摩擦係数を示す。以下では蓋部48にカートリッジPの荷重Nが加わる構成を例にとり、説明を行う。なお、蓋部48にカートリッジPの荷重Nが加わる場合、蓋部48が変形することによりカートリッジPを落下の衝撃の大半を吸収・緩衝する。そこで、衝撃吸収・緩和に大きく影響を与える蓋部48の形状を説明する。
図11(a)として、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが大きい場合の動作を示す概略断面図を示す。ここで、蓋部フランジ48aが箱101の内壁面102と接触した状態となるとき、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触位置Oの鉛直線(Y軸)上に位置する蓋部フランジ48aの頂点C点回りのモーメントを考える。カートリッジPの荷重Nは、水平方向において、接触位置Oから距離Dだけ離れた位置Sに加わる。つまり、接触面46aに沿った方向を鉛直方向としているため、C点から距離Dだけ離れた位置Sに荷重Nは加わる。
θ>tan−1μ 〔数1〕
したがって、静止摩擦係数μが大きい場合、傾きθを大きくしなければ、箱101に対して蓋部フランジ48aが滑り出さず、枠体部47側であるZ1方向に接触位置Oは移動しない。特に、距離Dが0に近づくにつれて、蓋部48が変形しにくくなり、傾きθが小さくなるため、枠体部47側であるZ1方向に接触位置Oは移動し難くなる。このため、蓋部48を変形させ、緩和・吸収させることができない。さらには、図10(a)で示すように、枠体部47の第一フランジ部47aと、蓋部48の第二フランジ部48aと、が重なった接合面46aを有する構成となっている。このため、鉛直方向と逆方向(Y2方向)の衝撃を受けたとき、第二フランジ部48aの変形が生じにくくなるのに伴い、傾きθも小さくなる。この結果、枠体部47側であるZ1方向に接触位置Oは移動し難くなり、カートリッジPに生じる衝撃を十分に吸収し難い構成となってしまっていた。さらには、接合面46aに沿った方向であるY1方向に落下したような場合にあっては、図10(b)のように接合面46aが曲がらずに突っ張ることで、内壁面102から受けた力がカートリッジPに直接伝わり、過大な力が加わる恐れがあった。
図11(b)として、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合の動作を示す概略断面図を示す。荷重Nにより、Z1方向の回転を生じさせる大きさN・Dのモーメントが生じる。一方で、蓋部フランジ48aと箱101との間には、Z1方向と逆のZ2方向に大きさμNの摩擦力Rが生じる。この摩擦力Rにより、Z2方向の回転を生じさせる大きさμN・Lのモーメントが生じる。ここで、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合、落下等の衝撃、つまり荷重Nによって生じたモーメントが摩擦力Rによって生じたモーメントに比べて大きくなり、Z1側へ滑る。つまり、蓋部フランジ48aが箱101に対して滑り出す条件は、〔数2〕のような関係となる。
D<μ・L 〔数2〕
しかしながら、蓋部フランジ48aから、カートリッジPと蓋部48の接触位置までの距離Dが0、つまり接合面46a上に鉛直方向(Y1方向)へ荷重Nを加えた場合、荷重によってモーメントが生じない。このため、Y1方向へ荷重Nを受けた場合には、接合面46aの曲げ変形、及び梱包部材46の弾性変形又は塑性変形によって、カートリッジPに生じる衝撃を十分に吸収・緩衝することができない。さらには、接合面46aに沿った方向であるY1方向に落下したような場合にあっては、図10(b)のように接合面46aが曲がらずに突っ張ることで、内壁面102から受けた力がカートリッジPに直接伝わり、過大な力が加わる恐れがあった。
実施例1に係る屈曲部52を有する梱包部材46の構成について説明を行う。実施例1においては、屈曲部52は、接合面46aに対し、蓋部48側から枠体部47側に突出、つまり接合面46aに対して交差するZ1方向に凸となるように設けた。従来技術同様、カートリッジPが梱包部材46の蓋部48側で支持されている場合について説明する。そして以下においても、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが大きい場合と小さい場合に分け、本実施形態について説明を行う。
図12(a)として、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面との接触部における静止摩擦係数μが大きい場合の動作を示す概略断面図を示す。ここで、蓋部フランジ48aが箱101の内壁面102と接触した状態となるとき、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触位置Oの鉛直線(Y軸)上に位置する蓋部フランジ48aの頂点C点回りのモーメントを考える。カートリッジPの荷重Nは、水平方向において、接触位置Oから距離Dだけ離れた位置Sに加わるとする。つまり、接触面46aに沿った方向を鉛直方向としているため、C点から距離Dだけ離れた位置Sに荷重Nは加わる。
図12(b)として、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合の動作を示す概略断面図を示す。荷重NによりZ1方向の回転を生じさせる大きさN・Dのモーメントが生じる。一方で、蓋部フランジ48aと箱101との間には、Z1方向と逆のZ2方向に大きさμNの摩擦力Rが生じる。この摩擦力Rにより、Z2方向の回転を生じさせる大きさμN・Lのモーメントが生じる。この場合、従来例と同様に蓋部フランジ48aと箱101の内壁面との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合、落下等の衝撃、つまり荷重によって生じたモーメントが摩擦力によって生じたモーメントに比べて大きくなり、Z1側へ滑る。
実施例2に係る屈曲部53の構成について、図13を用いて説明を行う。実施例2においては、屈曲部53は、接合面46aに対し、枠体部47側から蓋部48側に突出、つまり接合面46aに対して交差するZ2方向に凸となるように設けた。従来例同様、カートリッジPが梱包部材46の蓋部48側で支持されている場合について説明する。静止摩擦係数μが大きい場合と小さい場合に分け、本実施例について説明を行う。
図13(a)として、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが大きい場合の動作を示す概略断面図を示す。
図13(b)として、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合の動作を示す概略断面図を示す。荷重Nにより、Z1方向の回転を生じさせる大きさN・Dのモーメントが生じる。一方で、蓋部フランジ48aと箱101との間には、Z1方向と逆のZ2方向に大きさμNの摩擦力Rが生じる。この摩擦力Rにより、Z2方向の回転を生じさせる大きさμN・Lのモーメントが生じる。本実施例の場合、従来例と同様に蓋部フランジ48aと箱101の内壁面との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合、落下等の衝撃、つまり荷重によって生じたモーメントが摩擦力によって生じたモーメントに比べて大きくなり、Z1側へ滑る。
上記各実施例では、蓋部48に屈曲部を設ける構成としたが、これに限らない。蓋部48の代わりに枠体部47に屈曲部を設けてもよい。蓋部と枠体部におけるフランジ部の構成を相互に入れ替えても同様の効果を奏する。さらには、蓋部48及び枠体部47両方に屈曲部を設けてもよい。そこで実施例3では、蓋部48及び枠体部47両方に屈曲部を設けた構成について説明する。
(1)蓋部48に荷重N2が加わった場合
蓋部48に荷重N2が加わった場合、実施例1と同様、水平方向において、第二屈曲部51aと荷重を加える荷重受け部との間に蓋部フランジ48aと箱101の内壁面との接触位置Oを挟んで配置した構成としている。これにより、荷重N2を加えた場合、第二屈曲部51bを支点とし、蓋部48が変形する。この結果、落下等により衝撃を受け、大きな力を受けたとき、第二屈曲部51bの変形により摩擦力Rを小さくすることができる。したがって、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが大きい場合であっても、摩擦力Rを小さくすることができ、箱101と蓋部フランジ48aとを接触位置Oから滑らせることができる。このように、Y1方向から力を受けた場合において、接合面46aの曲げ変形、及び梱包部材46の弾性変形又は塑性変形によって、カートリッジPに生じる衝撃を十分に吸収・緩衝することができる。
実施例2と同様、荷重Nにより、Z2方向の回転を生じさせる大きさN・Dのモーメントが生じる。一方で、枠体部フランジ47aと箱101との間には、Z1方向と逆のZ2方向に大きさμNの摩擦力Rが生じる。この摩擦力Rにより、Z2方向の回転を生じさせる大きさμN・Lのモーメントが生じる。そして、落下等により衝撃を受け、大きな力を受けたとき、第一屈曲部51a及び枠体部フランジ47aの変形により、摩擦力Rを小さくすることができ、箱101と枠体部フランジ47aを接触位置Oから滑らせることができる。このように、Y2方向から力を受けた場合において、接合面46aの曲げ変形、及び梱包部材46の弾性変形又は塑性変形によって、カートリッジPに加わる衝撃を十分に吸収・緩衝することができる。
(1)蓋部48に荷重N2が加わった場合
従来例と同様に蓋部フランジ48aと箱101の内壁面との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合、落下等の衝撃、つまり荷重によって生じたモーメントが摩擦力Rによって生じたモーメントに比べて大きくなり、Z1側へ滑る。
実施例2と同様、Z2方向の回転を生じさせる大きさN・Dのモーメントが生じる。一方で、枠体部フランジ47aと箱101との間には、Z1方向と逆のZ2方向に大きさμNの摩擦力Rが生じる。この摩擦力Rにより、Z2方向の回転を生じさせる大きさμN・Lのモーメントが生じる。この場合、従来例と同様、枠体部フランジ47aと箱101の内壁面102との接触部における静止摩擦係数μが小さい場合、落下等の衝撃、つまり荷重によって生じたモーメントは摩擦力によって生じたモーメントに比べて大きくなり、Z2側へ滑る。
なお、実施例3では、枠体部47及び蓋部48のいずれにもカートリッジPの荷重Nが加わり得る構成とした。しかしこれに限らず、枠体部47または蓋部48の一方にのみカートリッジPの荷重Nが加わり得る構成としても良い。例えば、図15のように、接触面46aに沿った方向を鉛直方向とした場合において、カートリッジPに対し鉛直方向下方に位置する枠体部47の第一凹部47bまたは蓋部48の第二凹部48bの面の高さを変えた構成としてもよい。図15(a)として、カートリッジPの荷重Nを受ける力受け面47gを枠体部47の第一凹部47bに設けた構成を示す。また、図15(b)として、カートリッジPの荷重Nを受ける力受け面48gを蓋部48の第二凹部48bに設けた構成を示す。
以下では、図16を用いて、鉛直方向において、枠体部47と蓋部48と重畳しない場所に荷重Nが加わった場合について、説明を行う。この場合、実施例1と同様、枠体部フランジ47aと箱101の内壁面102との接触部における摩擦力を小さくすることができ、箱101と枠体部フランジ47aとの接触位置Oからより良く滑らせることができる。
以下では、図17を用いて、鉛直方向において、枠体部47と蓋部48と重畳する場所に荷重Nが加わった場合について、説明を行う。この場合、枠体部側力受け部47gで受けた荷重Nは、枠体部47が変形することにより、蓋部48へ間接的に伝わる(図中矢印)。この結果、実施例1同様、蓋部フランジ48aと箱101の内壁面102との接触部における摩擦力を小さくすることができ、箱101と蓋部フランジ48aを接触位置Oからより良く滑らせることができる。
実施例1の構成は、屈曲部53は、フランジ48aの第二凹部48との接続部に設けた構成とし、上記他の実施例も同様の構成としたが、これに限らない。例えば、フランジ48aの途中に屈曲部を設ける構成としてもよい。また、屈曲部の形状として、矩形の屈曲部としたが、図18に示すようにこれに限らず、三角形などの多角形、半円等の形状としてもよい。さらには、屈曲部は上記各実施例のように1つに限らず、図19に示すように複数有する構成としても良い。
本発明に係る梱包部材の運搬時の衝撃評価は、JIS−Z−0202に準じる落下試験によって行うことができる。本実施例では、各面方向へ95cmの高さから落下させた時、カートリッジPが衝撃を受ける条件で評価を行った。JIS−Z−0202で記載される試験方法として、自由落下試験装置による落下試験、衝撃試験装置による落下試験の2通りの方法がある。そこで、衝撃試験装置による落下試験方法を用い、95cm落下相当の衝撃を上記各実施例に係る梱包部材にカートリッジを梱包した状態で加え、カートリッジが受けた衝撃の評価を行った。この結果、いずれの実施例に係る梱包部材は十分な衝撃吸収・緩衝能力を有することが確認できた。なお、梱包部材において、荷重を受ける支持部Sの位置を調べるに当たっては、梱包部材とカートリッジとの間に圧力測定フィルムを介在させた状態で荷重を加えることにより、荷重が加わった場所を視覚的に認識できるようにすることができる。
6 現像ローラ
8 第一枠体(クリーニングユニット)
9 第二枠体(現像装置)
46 梱包部材
47 枠体部
47a 第一フランジ部
47b 第一凹部
47g 第一力受け部
48 蓋部
48a 第二フランジ部
48b 第二凹部
48g 第二力受け部
51、52、53 屈曲部
P カートリッジ
101 箱
102 内壁面
Claims (6)
- 画像形成装置に着脱可能なカートリッジを収納する梱包部材であって、
第一凹部が備えられた第一部材であって、前記第一凹部につながる第一フランジを含む第一部材と、
第二凹部が備えられた第二部材であって、前記第二凹部につながる第二フランジを含む第二部材と、を有し、
前記カートリッジを前記第一凹部と前記第二凹部とで形成される空間に格納するように、前記第一フランジと前記第二フランジとが接合されて接合面を形成し、
前記第一部材は、前記カートリッジと接触することで前記カートリッジから荷重を受ける第一力受け面を含む第一力受け部を前記第一凹部に備え、前記接合面に直交する方向で、前記第一力受け部のうち前記第一力受け面から前記第一力受け面に沿って延びた部分が前記接合面に対して突出して前記接合面を越えるように、前記第一力受け部は前記第一部材から前記第二部材に向けて延びていることを特徴とする梱包部材。 - 前記接合面に沿った方向で、前記第一力受け部と前記第二部材の間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の梱包部材。
- 前記第一力受け部は、変形することで前記第二部材に当接可能であることを特徴とする請求項2に記載の梱包部材。
- 前記第一凹部と、前記第二凹部と、前記第一フランジと、前記第二フランジと、が一体的に成形されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の梱包部材。
- 前記梱包部材は、樹脂を真空圧空成形することにより成形される
ことを特徴とする請求項4に記載の梱包部材。 - 前記カートリッジは、静電潜像が形成される感光体ドラムを有し、前記感光体ドラムの軸線方向に前記第一フランジ及び前記第二フランジが延びる
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の梱包部材。
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