JP6571930B2 - カプラー含有組成物 - Google Patents
カプラー含有組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6571930B2 JP6571930B2 JP2014248090A JP2014248090A JP6571930B2 JP 6571930 B2 JP6571930 B2 JP 6571930B2 JP 2014248090 A JP2014248090 A JP 2014248090A JP 2014248090 A JP2014248090 A JP 2014248090A JP 6571930 B2 JP6571930 B2 JP 6571930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupler
- component
- containing composition
- dye
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
酸化染料は、自身の酸化により発色する染料中間体と、染料中間体との組合せにより種々の色調に調整するカプラーからなる。
特許文献2には、カプラーの安定性を保持する香料成分を配合したカプラー含有組成物が記載されている。
特許文献3には、カプラー等を安定に保存するための安定化剤として、メルカプト炭化水素化合物、チオールアルコール化合物を配合したカプラー含有組成物が記載されている。
(A)化合物Xからなるカプラー
(B)下記一般式(I)で表される化合物又はその塩
X−COOM (I)
[式中、Xは、前記化合物Xを表し、Mは、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。]
この特徴により、さらに保存安定性に優れた酸化染毛剤を提供することができる。
この特徴により、長期保存による酸化染毛剤の染毛色調の変化を抑制するという本発明の効果が顕著に発揮される。
[酸化染毛剤]
本発明の酸化染毛剤とは、酸化染料を含む染毛剤であり、酸化染料を毛髪内に浸透させて、酸化剤を作用することにより毛皮質内に高分子体の色素を沈着させる染毛剤である。酸化染料は、自身の酸化により発色する染料中間体と、これと反応するカプラーにより構成され、染料中間体及びカプラーの組み合わせや重合度の違いにより種々の色調に調整される。
本発明のカプラー含有組成物は、上記酸化染毛剤を構成する一つの剤(第1剤)として使用されるものであり、以下の成分(A)及び成分(B)を含むものである。
(A)化合物Xからなるカプラー
(B)下記一般式(I)で表される化合物又はその塩
X−COOM (I)
[式中、Xは、前記化合物Xを表し、Mは、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。]
カプラーは、酸化した染料中間体と反応することにより、酸化染料の色調を調整するものであり、(A)成分の化合物Xからなるカプラーとは、任意の化学構造Xを有するカプラーを意味している。本発明に使用するカプラーとしては、特段限定はされないが、例えば、レゾルシン、2−メチルレゾルシン、4−クロロレゾルシン、ピロガロール、カテコール、ハイドロキノン、1,2,4−ベンゼントリオール、フロログルシン、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、2−イソプロピル−5−メチルフェノール等のフェノール類及びその誘導体、メタアミノフェノール、オルトアミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、2−メチル−5−アミノフェノール、2−メチル−5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2,4−ジクロロ−3−アミノフェノール、2−クロロ−3−アミノ−6−メチルフェノール、2−メチル−4−クロロ−5−アミノフェノール、N−シクロペンチル−メタアミノフェノール、2−メチル−4−メトキシ−5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2−メチル−4−フルオロ−5−アミノフェノール等のアミノフェノール類及びその誘導体、メタフェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール、2,4−ジアミノ−5−メチルフェネトール、2−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)アニソール、トルエン−2,4−ジアミン、2,4−ジアミノ−5−(2−ヒドロキシエトキシ)トルエン、2,4−ジメトキシ−1,3−ジアミノベンゼン、2,6−ビス(2−ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、2,4−ジアミノ−5−フルオロトルエン、1,3−ビス(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン、1−メトキシ−2−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノベンゼン等のフェニレンジアミン類及びその誘導体、ジフェニルアミン等のアリールアミン類及びその誘導体、1−ナフトール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1,7−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン等のヒドロキシナフタレン類及びその誘導体、4−ヒドロキシインドール、5−ヒドロキシインドール、6−ヒドロキシインドール、7−ヒドロキシインドール等のヒドロキシインドール類及びその誘導体、6−ヒドロキシベンゾモルホリン等のヒドロキシベンゾモルホリン類及びその誘導体、3,4−メチレンジオキシフェノール、2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシフェノール等のメチレンジオキシフェノール類及びその誘導体、3,4−メチレンジオキシアニリン、1−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−3,4−メチレンジオキシベンゼン等のメチレンジオキシアニリン類及びその誘導体、2,6−ジヒドロキシ−3,4−ジメチルピリジン等のヒドロキシピリジン類及びその誘導体、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン等のアミノヒドロキシピリジン類及びその誘導体、2,6−ジアミノピリジン、2,6−ジメトキシ−3,5−ジアミノピリジン、2,3−ジアミノ−6−メトキシピリジン、2−メチルアミノ−3−アミノ−6−メトキシピリジン等のジアミノピリジン類及びその誘導体、並びに、これらの塩等が挙げられる。
本発明の(B)成分は、カプラー含有組成物に使用された(A)成分に応じて特定される物質であり、使用された(A)成分のカプラーと同一の化学構造体に、カルボキシル基若しくはその塩、又は、炭素数1〜6のアルキル基でエステル化したカルボキシル基(以下、「カルボキシル基等」ともいう。)が結合された化合物である。なお、(B)成分において、カルボキシル基等が結合する位置は、化合物Xの環構造に直接結合していることが好ましい。
なお、(B)成分を配合することによりカプラー含有組成物の保存安定性を向上させるという本発明の技術思想を鑑みれば、(A)成分と(B)成分における同一の化合物Xとは、化合物Xの有する環状構造が同一であればよく、(A)成分と(B)成分の環状構造に結合した置換基に差違があってもよい。但し、カプラーの環状構造に結合する置換基としてヒドロキシ基、アミノ基は、染毛色調に対する影響が大きいため、これらの置換基については、(A)成分と(B)成分において同一の位置に結合していることが好ましい。
染毛色調の変化をより小さくするという観点から、(A)成分と(B)成分の化合物Xの化学構造体は完全一致であることが特に好ましい。
また、(B)成分は、(A)成分の配合量に応じて設定することが好ましい。すなわち、(A)成分の配合量に対する(B)成分の配合量比[(B)/(A)]は、0.001〜5.0が好ましく、0.005〜3.0がさらに好ましく、0.01〜1.0が特に好ましい。
本発明のカプラー含有組成物には、染料中間体、直接染料等の他の染料、アルカリ剤、界面活性剤、油性成分、ビタミン類、又は、その他の任意の成分を配合することができる。
本発明のカプラー含有組成物には、酸化染料として染料中間体を配合することが好ましい。
染料中間体としては、特段に限定はされないが、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、ジアミノピリジン類及びこれらの塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等の塩類の1種又は2種以上を例示することができる。具体的には、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、N−β−ヒドロキシエチル−N−エチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、2,6−ジクロロ−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェニルスルファミン酸、2,5−ジアミノピリジン及びそれらの塩類等を例示することができる。
染料中間体の種類及び配合量は目的とする染毛色の濃淡に応じて適宜に決定すれば良く、特段に限定されないが、総量として好ましくは0.001〜10.0質量%、さらに好ましくは、0.01〜5.0質量%、特に好ましくは0.1〜2.0質量%である。
本発明のカプラー含有組成物は、酸化染料以外の染料として、更に直接染料を併用することができる。直接染料としては、ニトロ染料、分散染料、塩基性染料、酸性染料等が挙げられる。ニトロ染料としては、2−ニトロ−パラフェニレンジアミン、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール、3−ニトローパラヒドロキシエチルアミノフェノール、4−ニトロ−オルトフェニレンジアミン、4−アミノ−3−ニトロフェノール、4−ヒドロキシプロピルアミノ−3−ニトロフェノール、HCブルーNo.2、HCオレンジNo.1、HCレッドNo.1、HCイエローNo.2、HCイエローNo.4、HCイエローNo.5、HCレッドNo.3、N,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロ−パラフェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、ディスパーズバイオレット1、ディスパーズブルー1、ディスパーズブラック9等が挙げられ、塩基性染料としては、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックレッド76、ベーシックレッド51、ベーシックイエロー57、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31等が挙げられる。酸性染料としては、だいだい色205号、赤色106号等が挙げられる。
本発明のカプラー含有組成物には、アルカリ剤を配合することが好ましい。アルカリ剤の種類は限定されないが、例えば、アンモニア、アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)、炭酸塩(炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等)、有機アミン類(2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、グアニジン等)、無機アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン等)、ハロゲン化アンモニウム(塩化アンモニウム等)、無機系アンモニウム塩(硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、リン酸水素アンモニウム等)、有機系アンモニウム塩(乳酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、グリコール酸アンモニウム等)等のアンモニウム塩等を適宜に選択して使用できる。アンモニア、アルカノールアミン、炭酸塩を配合する場合、本発明の効果が得られやすい。炭酸塩を配合する場合には、特に本発明の効果が発揮される。
本発明のカプラー含有組成物には、界面活性剤を配合することが好ましい。界面活性剤としては、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。これらは、その1種類を単独に配合し、又は2種類以上を併せ配合することができる。
本発明のカプラー含有組成物には、油性成分を配合することが好ましい。油性成分としては、炭化水素、ワックス類、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、エステル類、シリコーン類等が挙げられる。これらは、その1種類を単独に配合し、又は2種類以上を併せ配合することができる。
本発明のカプラー含有組成物には、ビタミン類を配合することが好ましい。ビタミン類の種類は限定されず、例えば、アスコルビン酸類、トコフェロール類等の脂溶性又は水溶性のビタミン類を任意に選択して使用できる。
ビタミン類は、1種または2種以上を任意の配合量において配合することができる。配合量は、好ましくは0.01〜10質量%、さらに好ましくは0.05〜5質量%、特に好ましくは0.1〜3質量%である。
その他の任意の成分としては、例えば、多価アルコール、天然又は合成の高分子、蛋白誘導体、加水分解蛋白、アミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、pH調整剤、植物性抽出物、生薬抽出物、酸化防止剤、香料、紫外線吸収剤等が挙げられる。
本発明の酸化剤組成物は、上記酸化染毛剤を構成する一つの剤(第2剤)として使用されるものであり、酸化剤を含むものである。酸化剤組成物は、酸化剤を含有する限りにおいて、その組成を限定されず、酸化剤の他に、必要又は有益な任意の成分を含有させることができる。任意の成分としては、上記カプラー含有組成物と同様、界面活性剤、油性成分、フェノキシエタノール等の防腐剤、ヒドロキシエタンジホスホン酸又はその塩等のキレート剤等が挙げられる。
表1〜表9に示す実施例及び比較例に係る組成のクリーム状のカプラー含有組成物を、常法に従って調製した。また、表10に示す組成のクリーム状の酸化剤組成物を常法に従って調製した。これらのカプラー含有組成物を酸化染毛剤の第1剤として、また、酸化剤組成物を酸化染毛剤の第2剤として用いた。
表1〜表9に示す各実施例及び比較例に係る第1剤をそれぞれ表10の第2剤と1:1の質量比で混合して酸化染毛剤を調製した。(i)調製直後のこれらの酸化染毛剤と、(ii)調製後に60°Cで2週間保存した後のこれらの酸化染毛剤とを、それぞれ試験用白布(JIS L0803 染色堅ろう度試験用添付白布)に塗布し、20分間放置した後に水洗いし、乾燥させて染布とした。
各実施例及び比較例に係る上記の(i)と(ii)との酸化染毛剤による染布について、分光測色計(コニカミノルタ社製:CM508d)を用い、L*a*b*表色系(CIE1976)における値を測定した。各例について、調製直後の酸化染毛剤を用いた染布におけるa*b*値(a0,b0)と、60°Cで2週間保存後の酸化染毛剤を用いた染布におけるa*b*値(a1,b1)とを測定し、以下の式1に従い色差ΔE(a,b)を算出した。その値を表1〜9の「ΔE(a,b)60°C・2W」欄に表記した。
ΔE(a,b)={(a1−a0)2+(b1−b0)2}1/2・・・式1
算出したΔE(a,b)が0以上で0.4未満である場合を「5」、0.4以上で0.7未満である場合を「4」、0.7以上で0.9未満である場合を「3」、0.9以上で1.2未満である場合を「2」、1.2以上である場合を「1」として、それらの結果を表1〜9の「ΔE(a,b)の評価」欄に表記した。
表1〜表9に示す各実施例及び比較例に係る第1剤をそれぞれ上記の第2剤と1:1の質量比で混合して酸化染毛剤を調製した。(i)調製直後のこれらの酸化染毛剤と、(ii)調製後に60°Cで2週間保存した後のこれらの酸化染毛剤とをそれぞれ白色の人毛束に対して塗布し、30分間放置した後にプレーンリンスを施した。その後、シャンプーに次いでトリートメント(ともにホーユー株式会社製プロマスターカラーケアLX、スタイリッシュライン)で処理し、ドライヤーで乾燥した。
そして、上記の(i)と(ii)との酸化染毛剤による染毛処理に係る毛束について、目視により相互間の色差を評価した。評価は、色差を全く感じない場合を「◎」、色差がほぼないと感じる場合を「○」、色差をやや感じる場合を「△」色差をはっきりと感じる場合を「×」として、それらの結果を表1〜9の「目視での色差」欄に表記した。
実施例(1)、比較例(1)は、表1〜表3に示すように、アルカリ剤としてアンモニアのみを配合したカプラー含有組成物について評価した。
実施例(1)1−1〜1−6、比較例(1)1−1〜1−2では、(A)成分のカプラーとしてメタアミノフェノール、(B)成分として4−アミノサリチル酸又は4−アミノサリチル酸のナトリウム塩を配合したカプラー含有組成物を評価した。
実施例(1)2−1、比較例(1)2−1では、(A)成分のカプラーとして1−ナフトール、(B)成分として1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を配合したカプラー含有組成物を評価した。
実施例(1)3−1〜3−2、比較例(1)3−1では、(A)成分のカプラーとしてレゾルシン、(B)成分として2,4−ジヒドロキシ安息香酸又はそのメチルエステル化物を配合したカプラー含有組成物を評価した。
実施例(2)、比較例(2)は、表4〜表6に示すように、アルカリ剤としてアンモニア及びモノエタノールアミンを配合したカプラー含有組成物について評価した。
実施例(2)1−1〜1−6、比較例(2)1−1では、(A)成分のカプラーとしてメタアミノフェノール、(B)成分として4−アミノサリチル酸又は4−アミノサリチル酸のナトリウム塩を配合したカプラー含有組成物を評価した。
実施例(2)2−1、比較例(2)2−1では、(A)成分のカプラーとして1−ナフトール、(B)成分として1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を配合したカプラー含有組成物を評価した。
実施例(2)3−1〜3−2、比較例(2)3−1では、(A)成分のカプラーとしてレゾルシン、(B)成分として2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、又は、2,4−ジヒドロキシ安息香酸のメチルエステル化物を配合したカプラー含有組成物を評価した。
また、(A)成分に対する(B)成分の配合量比[(B)/(A)]は、0.20〜0.70において最も優れた効果が認められた。
実施例(3)、比較例(3)は、表7〜表9に示すように、アルカリ剤としてアンモニア及び炭酸水素アンモニウムを配合したカプラー含有組成物について評価した。
実施例(3)1−1〜1−6、比較例(3)1−1では、(A)成分のカプラーとしてメタアミノフェノール、(B)成分として4−アミノサリチル酸又は4−アミノサリチル酸のナトリウム塩を配合したカプラー含有組成物を評価した。
実施例(3)2−1、比較例(3)2−1では、(A)成分のカプラーとして1−ナフトール、(B)成分として1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を配合したカプラー含有組成物を評価した。
実施例(3)3−1〜3−2、比較例(3)3−1では、(A)成分のカプラーとしてレゾルシン、(B)成分として2,4−ジヒドロキシ安息香酸又はそのメチルエステル化物を配合したカプラー含有組成物を評価した。
また、(A)成分に対する(B)成分の配合量比[(B)/(A)]は、0.30〜1.00において最も優れた効果が認められた。
(処方例1)
処方例1では、エアゾール缶より泡状として吐出される酸化染毛剤を調製した。表11に示した第1剤及び第2剤をそれぞれエアゾール缶に充填し、各剤をブラシ上に泡状として吐出した。なお、各剤は、同時に吐出することにより同量とした。次に、白色の人毛束にブラシで塗布しつつ各剤を混合した。
実施例(1)と同様に目視での色差評価を行った結果、処方例1の酸化染毛剤は、保存安定性に優れることが確認された。
処方例2では、エアゾール缶よりクリーム状として吐出される酸化染毛剤を調製した。表12に示した第1剤及び第2剤をそれぞれエアゾール缶に充填し、各剤をブラシ上にクリーム状として吐出した。なお、各剤は、同時に吐出することにより同量とした。次に、白色の人毛束にブラシで塗布しつつ各剤を混合した。
実施例(1)と同様に目視での色差評価を行った結果、処方例2の酸化染毛剤は、保存安定性に優れることが確認された。
処方例3では、ゲルエマルションからなる第1剤を用いた酸化染毛剤を調製した。表13に示した第1剤及び液状の第2剤を1:1の混合比で混合した。実施例(1)と同様に目視での色差評価を行った結果、処方例3の酸化染毛剤は、保存安定性に優れることが確認された。
処方例4では、ゲル状の第1剤を用いた酸化染毛剤を調製した。表14に示した第1剤及び液状の第2剤を1:1の混合比で混合した。実施例(1)と同様に目視での色差評価を行った結果、処方例4の酸化染毛剤は、保存安定性に優れることが確認された。
処方例5では、液状の第1剤及び第2剤を用いた酸化染毛剤を調製した。表15に示した第1剤及び第2剤を1:1の混合比で混合した。実施例(1)と同様に目視での色差評価を行った結果、処方例5の酸化染毛剤は、保存安定性に優れることが確認された。
Claims (3)
- 染料中間体及び酸化剤を含む酸化染毛剤に用いるカプラー含有組成物であって、以下の成分(A)及び成分(B)を含み、前記成分(A)の配合量に対する前記成分(B)の配合量比[(B)/(A)]は、0.02〜1.06であることを特徴とするカプラー含有組成物。
(A)ベンゼン環にアミノ基とヒドロキシ基が置換されたアミノフェノール類、ベンゼン環に2以上のヒドロキシ基が置換されたフェノール類、ナフタレンにヒドロキシ基が置換されたヒドロキシナフタレン類、及びこれらの塩から選択された1種以上の芳香族化合物Xからなるカプラー
(B)下記一般式(I)で表され、−COOMが芳香族化合物Xの少なくとも1つのヒドロキシ基及び/又はアミノ基のオルト位及び/又はパラ位に置換された化合物又はその塩
X−COOM (I)
[式中、Xは、前記芳香族化合物Xを表し、Mは、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。] - アンモニア、アルカノールアミン、炭酸塩から選択される1又は2種以上のアルカリ剤を含むことを特徴とする請求項1に記載のカプラー含有組成物。
- 請求項1又は2に記載のカプラー含有組成物、及び、酸化剤含有組成物を備え、更に染料中間体を含有した酸化染毛剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014248090A JP6571930B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | カプラー含有組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014248090A JP6571930B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | カプラー含有組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016108283A JP2016108283A (ja) | 2016-06-20 |
JP6571930B2 true JP6571930B2 (ja) | 2019-09-04 |
Family
ID=56121773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014248090A Active JP6571930B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | カプラー含有組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6571930B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7199070B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2023-01-05 | ホーユー株式会社 | 酸化剤含有組成物及びその使用方法 |
WO2024241539A1 (ja) * | 2023-05-24 | 2024-11-28 | 株式会社ダリヤ | エアゾール型クリーム状染毛剤組成物 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720852B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1995-03-08 | 花王株式会社 | 角質繊維用染色組成物 |
EP1752192B1 (en) * | 2005-08-12 | 2010-02-03 | The Procter and Gamble Company | Oxidizing hair coloring agents containing m-Aminophenol derivatives |
FR2953517B1 (fr) * | 2009-12-07 | 2012-04-27 | Oreal | Nouvelles amino-pyridines cationiques, composition tinctoriale comprenant une amino-pyridine cationique, procedes et utilisations |
-
2014
- 2014-12-08 JP JP2014248090A patent/JP6571930B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016108283A (ja) | 2016-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FR2970173A1 (fr) | Procede de coloration ou d'eclaircissement mettant en œuvre une composition riche en corps gras comprenant un alcool et un ester solides, compositions et dispositif | |
JP2008201727A (ja) | 毛髪色彩調整用組成物 | |
FR2970176A1 (fr) | Procede de coloration ou d'eclaircissement de fibres keratiniques en deux parties, a partir d'une emulsion directe alcaline riche en huile a base de tensioactif non ionique solide de hlb allant de 1,5 a 10. | |
FR2970174A1 (fr) | Procede de coloration ou d'eclaircissement mettant en œuvre une composition riche en corps gras comprenant un alcool a au moins 20 carbone, compositions et dispositif | |
JP5303099B2 (ja) | 染毛剤又は毛髪脱色剤組成物 | |
US11464722B2 (en) | First agent for oxidation hair dye or hair decolorizing agent | |
FR3082119A1 (fr) | Procede de coloration et/ou d’eclaircissement des matieres keratiniques | |
JP5140318B2 (ja) | 毛髪脱色又は染色用組成物 | |
JP3715575B2 (ja) | 毛髪脱色剤組成物及び染毛剤組成物 | |
JP2016108284A (ja) | カプラー含有組成物 | |
JP6571930B2 (ja) | カプラー含有組成物 | |
FR2970175A1 (fr) | Procede de coloration ou d'eclaircissement de fibres keratiniques en deux parties mettant en oeuvre une emulsion directe riche en huile a base d'alcool gras solide et d'huiles de polarite differentes. | |
JP5134246B2 (ja) | 染毛剤組成物 | |
US8202326B2 (en) | Hair dye composition, oxidation hair dye composition and method for prevention of change in color tone of hair dyeing | |
JP4073385B2 (ja) | 毛髪脱色剤組成物及び染毛剤組成物 | |
CN117425465A (zh) | 包含n,n-二羧甲基谷氨酸、至少一种脂肪醇、至少一种脂肪酸、至少一种多元醇、至少一种碱剂和任选的至少一种染料的组合物 | |
FR2977481A1 (fr) | Composition de coloration mettant en oeuvre un ether a longue chaine d'un alcool gras alcoxyle et une base d'oxydation pyrazolone, procedes et dispositifs | |
JP7104954B2 (ja) | 酸化染毛剤組成物 | |
JP7506639B2 (ja) | 染毛用または毛髪脱色用第1剤組成物 | |
US12178897B2 (en) | Oxidative dyeing agent for keratin fibers comprising novel dye precursor combinations | |
JP2004196757A (ja) | 皮膚刺激を抑制した染毛剤及び毛髪脱色剤 | |
US12097274B2 (en) | Oxidative dyeing agent for keratin fibers comprising novel dye precursor combinations | |
US12102704B2 (en) | Oxidative dyeing agent for keratin fibers comprising novel dye precursor combinations | |
JP5005458B2 (ja) | 染毛剤組成物、酸化染毛剤組成物及び染毛色調変化の抑制方法 | |
JP4083096B2 (ja) | 毛髪化粧料及び毛髪化粧用品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190205 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20190226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6571930 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |