JP6570276B2 - 膜分離装置 - Google Patents
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Description
ケース内に、膜エレメントの幅方向における一側部を下方から支持する一方の支持部と、他側部を下方から支持する他方の支持部とが設けられ、
一方の支持部と他方の支持部との間に開口部が形成され、
分離膜は周縁部に沿って濾板に接合され、
分離膜の下部と濾板との接合部よりも下方に、長方形の板状のし渣接触抑制部が備えられ、
し渣接触抑制部は、し渣接触抑制部に捕捉された被処理液中のし渣が接合部よりも上部の分離膜に接触するのを抑制するものであり、開口部の全幅にわたり形成され、膜エレメントの濾板と一体に形成されているものである。
ケース内に、膜エレメントの幅方向における一側部を下方から支持する一方の支持部と、他側部を下方から支持する他方の支持部とが設けられ、
一方の支持部と他方の支持部との間に開口部が形成され、
分離膜は周縁部に沿って濾板に接合され、
分離膜の下部と濾板との接合部よりも下方に、長方形の板状のし渣接触抑制部が備えられ、
し渣接触抑制部は、し渣接触抑制部に捕捉された被処理液中のし渣が接合部よりも上部の分離膜に接触するのを抑制するものであり、開口部の全幅にわたり形成され、膜エレメントと別体に形成されているものである。
本第3発明は、平板状の濾板に分離膜を備えた複数の膜エレメントが、ケース内に収容されて、膜面同士を対向させた状態で所定間隔をあけて配列されている膜分離装置であって、
ケース内に、膜エレメントの幅方向における一側部を下方から支持する一方の支持部と、他側部を下方から支持する他方の支持部とが設けられ、
一方の支持部と他方の支持部との間に開口部が形成され、
分離膜は周縁部に沿って濾板に接合され、
分離膜の下部と濾板との接合部よりも下方に、長方形の板状のし渣接触抑制部が備えられ、
し渣接触抑制部は、し渣接触抑制部に捕捉された被処理液中のし渣が接合部よりも上部の分離膜に接触するのを抑制するものであり、開口部の全幅にわたり形成されており、厚さ方向において対向する一対の鉛直な前後両面と、前後両面の下端間に形成された水平な下端面とを有するものである。
これによると、し渣接触抑制部は水平な下端面を有するため、被処理液中のし渣は、膜エレメントの下方からし渣接触抑制部の下端面に絡まり易く、確実にし渣接触抑制部に捕捉される。
これによると、し渣接触抑制部は分離膜の下辺端部から30mm以上の下方領域に備えられているため、し渣接触抑制部の下端から分離膜の下辺端部までの距離が30mm以上確保され、膜エレメントよりも前段に設けられたスクリーン等で除去されずに被処理液中に残った多くのし渣は、し渣接触抑制部の下端から分離膜の下辺端部までの領域内に捕捉される。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は膜分離活性汚泥処理に用いられる膜分離装置であり、この膜分離装置1は処理槽(図示省略)内に浸漬されて設置されている。膜分離装置1は、ケース3と、ケース3内に収容された複数の平板状の膜エレメント4と、膜エレメント4の下方に設置された散気装置5とを有している。
濾過運転時、散気装置5から気泡を噴出することにより、下から上へ流れる上向流32がケース3内に発生する。この上向流32は、図4に示すように、散気ケース8内から開口部22を通って、各膜エレメント4間を流れる。この際、吸引ポンプを作動して、分離膜10の二次側に吸引圧(負圧)を作用させることにより、上向流32の一部は、分離膜10を透過し、透過液11として透過液取出口12から透過液取出管路29を通って系外へ取り出される。
第1の実施の形態では、図2に示すように、し渣接触抑制部27を下部接合部19aから40mmの下方領域24に設けたが、第2の実施の形態では、し渣接触抑制部27を分離膜10の下辺端部10bから30mm又はそれ以上の下方領域24に設けている。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、し渣接触抑制部27を濾板9と一体に形成しているが、第3の実施の形態では、図7に示すように、し渣接触抑制部材40(し渣接触抑制部に相当)を、アタッチメントとして、濾板9とは別に製作し、ねじ41等の締結具を用いて、濾板9の下辺端部に取り付けてもよい。
上記第1の実施の形態では、図4に示すように、膜エレメント4をケース3内に収容した状態で、し渣接触抑制部27が開口部22に挿入されているが、第4の実施の形態では、図8,図9に示すように、し渣接触抑制部27を開口部22に挿入せず、分離膜10の下部接合部19aから濾板9の下端までの下方領域24を30mm以上に設定し、この下方領域24をし渣接触抑制部27として利用してもよい。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、し渣接触抑制部27を、濾板9と一体に形成しているが、別体に形成してもよい。例えば、第5の実施の形態では、図10に示すように、し渣接触抑制部27を、ケース3の両側板部45間に設け、濾板9の直下に配置してもよい。
3 ケース
4 膜エレメント
9 濾板
10 分離膜
14a,14b 支持部
19a 下部接合部
22 開口部
24 下方領域
25 被処理液
26 し渣
27 し渣接触抑制部
27a 前面
27b 後面
27c 下端面
40 し渣接触抑制部材
A 所定間隔
T 厚さ方向
W 幅方向
Claims (5)
- 平板状の濾板に分離膜を備えた複数の膜エレメントが、ケース内に収容されて、膜面同士を対向させた状態で所定間隔をあけて配列されている膜分離装置であって、
ケース内に、膜エレメントの幅方向における一側部を下方から支持する一方の支持部と、他側部を下方から支持する他方の支持部とが設けられ、
一方の支持部と他方の支持部との間に開口部が形成され、
分離膜は周縁部に沿って濾板に接合され、
分離膜の下部と濾板との接合部よりも下方に、長方形の板状のし渣接触抑制部が備えられ、
し渣接触抑制部は、し渣接触抑制部に捕捉された被処理液中のし渣が接合部よりも上部の分離膜に接触するのを抑制するものであり、開口部の全幅にわたり形成され、膜エレメントの濾板と一体に形成されていることを特徴とする膜分離装置。 - 平板状の濾板に分離膜を備えた複数の膜エレメントが、ケース内に収容されて、膜面同士を対向させた状態で所定間隔をあけて配列されている膜分離装置であって、
ケース内に、膜エレメントの幅方向における一側部を下方から支持する一方の支持部と、他側部を下方から支持する他方の支持部とが設けられ、
一方の支持部と他方の支持部との間に開口部が形成され、
分離膜は周縁部に沿って濾板に接合され、
分離膜の下部と濾板との接合部よりも下方に、長方形の板状のし渣接触抑制部が備えられ、
し渣接触抑制部は、し渣接触抑制部に捕捉された被処理液中のし渣が接合部よりも上部の分離膜に接触するのを抑制するものであり、開口部の全幅にわたり形成され、膜エレメントと別体に形成されていることを特徴とする膜分離装置。 - 平板状の濾板に分離膜を備えた複数の膜エレメントが、ケース内に収容されて、膜面同士を対向させた状態で所定間隔をあけて配列されている膜分離装置であって、
ケース内に、膜エレメントの幅方向における一側部を下方から支持する一方の支持部と、他側部を下方から支持する他方の支持部とが設けられ、
一方の支持部と他方の支持部との間に開口部が形成され、
分離膜は周縁部に沿って濾板に接合され、
分離膜の下部と濾板との接合部よりも下方に、長方形の板状のし渣接触抑制部が備えられ、
し渣接触抑制部は、し渣接触抑制部に捕捉された被処理液中のし渣が接合部よりも上部の分離膜に接触するのを抑制するものであり、開口部の全幅にわたり形成されており、厚さ方向において対向する一対の鉛直な前後両面と、前後両面の下端間に形成された水平な下端面とを有することを特徴とする膜分離装置。 - し渣接触抑制部は分離膜の下部と濾板との接合部から30mm以上の下方領域に備えられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の膜分離装置。
- し渣接触抑制部は分離膜の下辺端部から30mm以上の下方領域に備えられていることを特徴とする請求項4に記載の膜分離装置。
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JP2015050106A JP6570276B2 (ja) | 2015-03-13 | 2015-03-13 | 膜分離装置 |
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ID=56981788
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JP2015050106A Active JP6570276B2 (ja) | 2015-03-13 | 2015-03-13 | 膜分離装置 |
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