JP6544938B2 - 自脱型コンバイン - Google Patents
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Description
脱穀装置の横側方に設けられたフィードチェーンと、
左右一対の縦壁部を有して前記フィードチェーンに向かって開口する溝形部材によって構成され、前記フィードチェーンの上方に前記フィードチェーンと対向する状態で、かつ、前記フィードチェーン側に向けて付勢された状態で設けられたレール台と、を備え、
前記フィードチェーンと前記レール台とによって刈取穀稈を挟持して搬送する自脱型コンバインであって、
前記フィードチェーンの先端部と前記レール台の先端部との間に構成されて、刈取穀稈が導入される導入口と、
前記レール台のうち前記導入口に対応する箇所に設けられ、横向き軸心周りで上下揺動可能なように、前記レール台の先端部に支持されたガイド体と、
前記ガイド体を前記フィードチェーン側に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
前記ガイド体は、前記レール台の先端部よりも刈取穀稈搬送方向上手側の位置まで前記レール台の先端部に沿って延びるように構成され、かつ、前記左右一対の縦壁部のうち前記脱穀装置とは反対側に位置する縦壁部の壁面に沿う第一縦壁部と、前記左右一対の縦壁部のうち前記脱穀装置側に位置する縦壁部の壁面に沿う第二縦壁部と、を有し、
刈取穀稈が前記ガイド体に作用することで前記導入口が拡大可能なように構成され、前記導入口への刈取穀稈の導入量に応じて前記導入口の大きさが変わり、
前記付勢部材は、前記レール台の溝内部に配置され、かつ、前記ガイド体のうち刈取穀稈搬送方向下手側の端部に掛けられていることにある。
前記ガイド体の先端は、前記脱穀装置の前壁よりも前側の位置に設定されていると好適である。
さらに、本発明において、
前記第一縦壁部の先端は、前記第二縦壁部の先端よりも刈取穀稈搬送方向上手側に位置していると好適である。
さらに、本発明において、
側面視において、前記第一縦壁部のうち前記導入口側の部分は、前記レール台の先端部から前記導入口側に突出し、かつ、前記第二縦壁部のうち前記導入口側の部分は、前記レール台の先端部から前記導入口側に突出していないと好適である。
図1には、自脱型コンバインを示している。なお、以下の説明においては、図1に示す矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Fの反対方向を「機体後側」、矢印Fの方向に向かって水平方向の左側を「機体左側」、矢印Fの方向に向かって水平方向の右側を「機体右側」とする。
図2に示すように、脱穀装置5の上部には、穀稈脱穀用の扱胴8が、前後向きの軸心Y1周りで回転可能に設けられている。扱胴8の下方には、脱穀処理で得られた処理物(脱穀処理物)を漏下させる受網(図示省略)が設けられている。扱胴8の後方には、塵埃を外部に排出する排塵ファン9が設けられている。
図2及び図3に示すように、レール台11は、フィードチェーン10の上方にフィードチェーン10と対向する状態で、かつ、複数のスプリング25によってフィードチェーン10側(下側)に向けて付勢された状態で、レールフレーム26に支持されている。スプリング25は、レールフレーム26側のバネ受け部27とレール台11側のバネ受け軸28との間に介装されている。
図4に示すように、揺動アーム32は、左右横向き軸心X1周りで揺動可能なように、支軸33を介して前レール部材29に支持されている。軸心X1は、平面視でフィードチェーン10とレール台11とによる刈取穀稈の搬送方向(前後方向)に対して直交する方向(左右方向)で、かつ、水平方向に設定されている。揺動アーム32は、捩じりバネ34(本発明に係る「付勢部材」に相当)によってフィードチェーン10側(下側)に向けて付勢されている。なお、揺動アーム32における捩じりバネ34を引っ掛ける部分の位置は、適宜変更してもよい。
刈取穀稈が揺動アーム32とフィードチェーン10との間に搬送されて、第一アーム部材35のうち第一湾曲部35aに当接すると、揺動アーム32が捩じりバネ34の付勢力及び自重に抗して軸心X1周りで上方に揺動する。ここで、枕扱ぎ作業を行う場合は、枕扱ぎ台13に置かれた刈取穀稈を、揺動アーム32とフィードチェーン10との間に搬送して、枕扱ぎ作業を行うことができる。
図5に示すように、脱穀装置5の右側には、伝動機構40及び揺動テンション機構41が備えられている。伝動機構40は、排塵ファン9の回転軸9aの動力を揺動駆動機構17の駆動軸17aに伝達するように、ベルト式の伝動機構によって構成されている。
図6から図8に示すように、シーブケース16の前端部は、左右横向きの支軸43を介して脱穀装置5の横側壁5Aに支持されている。支軸43のうちシーブケース16から突出する両端部は、ベアリング44に回転自在に支持されている。ベアリング44は、脱穀装置5の横側壁5A側のガイド部材45に支持されている。
(1)上記実施形態では、軸心X1が平面視でフィードチェーン10とレール台11とによる刈取穀稈の搬送方向(前後方向)に対して直交する方向(左右方向)で、かつ、水平方向に設定されているが、本発明はこれに限定されない。
5C 前壁
10 フィードチェーン
11 レール台
12 導入口
29a 縦壁部
32 揺動アーム(ガイド体、揺動アーム)
34 捩じりバネ(付勢部材)
35A 第一縦壁部
36A 第二縦壁部
X1 軸心
Claims (4)
- 脱穀装置の横側方に設けられたフィードチェーンと、
左右一対の縦壁部を有して前記フィードチェーンに向かって開口する溝形部材によって構成され、前記フィードチェーンの上方に前記フィードチェーンと対向する状態で、かつ、前記フィードチェーン側に向けて付勢された状態で設けられたレール台と、を備え、
前記フィードチェーンと前記レール台とによって刈取穀稈を挟持して搬送する自脱型コンバインであって、
前記フィードチェーンの先端部と前記レール台の先端部との間に構成されて、刈取穀稈が導入される導入口と、
前記レール台のうち前記導入口に対応する箇所に設けられ、横向き軸心周りで上下揺動可能なように、前記レール台の先端部に支持されたガイド体と、
前記ガイド体を前記フィードチェーン側に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
前記ガイド体は、前記レール台の先端部よりも刈取穀稈搬送方向上手側の位置まで前記レール台の先端部に沿って延びるように構成され、かつ、前記左右一対の縦壁部のうち前記脱穀装置とは反対側に位置する縦壁部の壁面に沿う第一縦壁部と、前記左右一対の縦壁部のうち前記脱穀装置側に位置する縦壁部の壁面に沿う第二縦壁部と、を有し、
刈取穀稈が前記ガイド体に作用することで前記導入口が拡大可能なように構成され、前記導入口への刈取穀稈の導入量に応じて前記導入口の大きさが変わり、
前記付勢部材は、前記レール台の溝内部に配置され、かつ、前記ガイド体のうち刈取穀稈搬送方向下手側の端部に掛けられている自脱型コンバイン。 - 前記ガイド体の先端は、前記脱穀装置の前壁よりも前側の位置に設定されている請求項1に記載の自脱型コンバイン。
- 前記第一縦壁部の先端は、前記第二縦壁部の先端よりも刈取穀稈搬送方向上手側に位置している請求項1又は2に記載の自脱型コンバイン。
- 側面視において、前記第一縦壁部のうち前記導入口側の部分は、前記レール台の先端部から前記導入口側に突出し、かつ、前記第二縦壁部のうち前記導入口側の部分は、前記レール台の先端部から前記導入口側に突出していない請求項1から3の何れか一項に記載の自脱型コンバイン。
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JP2015026790A JP6544938B2 (ja) | 2015-02-13 | 2015-02-13 | 自脱型コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015026790A JP6544938B2 (ja) | 2015-02-13 | 2015-02-13 | 自脱型コンバイン |
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Family Applications (1)
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JP2015026790A Active JP6544938B2 (ja) | 2015-02-13 | 2015-02-13 | 自脱型コンバイン |
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JPH0528994Y2 (ja) * | 1987-12-30 | 1993-07-26 | ||
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DE10019667A1 (de) * | 2000-04-19 | 2002-01-03 | Claas Selbstfahr Erntemasch | Selbstfahrender Mähdrescher |
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2015
- 2015-02-13 JP JP2015026790A patent/JP6544938B2/ja active Active
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JP2016146808A (ja) | 2016-08-18 |
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