JP6538924B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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特許文献1(特開平6−25695号公報)には、特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩と特定のN−アシルアスパラギン酸塩とを含有する洗浄剤組成物について記載されている。そして、同文献に記載の洗浄剤組成物は、優れた洗浄力を有し、皮膚に対する作用も温和であり、更に洗い上がり後の感触が、ぬる付くことがなく、使用感の良好なものであるとされている。
本発明は、低温での貯蔵安定性に優れると共に、濃厚でありつつも皮膚に伸ばしやすく持続性の高い泡性能を有し、すすぎやすいにもかわらず、洗い上りの肌がつるつるして保護感があり、洗浄による肌の刺激感が低減された液体洗浄剤に関する。
次の成分(A)、(B)、(C)ならびに(D):
(A)N−アシル酸性アミノ酸またはその塩 2.5〜15質量%、
(B)下記一般式(1)で表されるアルキルエーテルカルボン酸またはその塩 0.3〜8質量%、
R1−O−(CH2CH2O)n−CH2−COOM (1)
(上記一般式(1)中、R1は炭素数4〜22のアルキル基を示し、nは0〜20の数を示し、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはアンモニウムを示す。)
(C)炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタインおよび炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルヒドロキシスルホベタインからなる群から選ばれる1種または2種以上の両性界面活性剤 0.2〜5質量%、ならびに
(D)水
を含む液体洗浄剤組成物であって、
前記成分(A)に対する前記成分(B)および前記成分(C)の合計量[(B)+(C)]の割合が、質量比で、[(B)+(C)]/(A)×100=15〜120 であり、
前記成分(A)に対する前記成分(C)の割合が、質量比で、(C)/(A)×100=5〜70 である、液体洗浄剤組成物が提供される。
本実施形態において、液体洗浄剤組成物は、次の成分(A)、(B)、(C)ならびに(D)を含む。
(A)N−アシル酸性アミノ酸またはその塩 2.5〜15質量%、
(B)下記一般式(1)で表されるアルキルエーテルカルボン酸またはその塩 0.3〜8質量%、
R1−O−(CH2CH2O)n−CH2−COOM (1)
(上記一般式(1)中、R1は炭素数4〜22のアルキル基を示し、nは0〜20の数を示し、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはアンモニウムを示す。)
(C)炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタインおよび炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルヒドロキシスルホベタインからなる群から選ばれる1種または2種以上の両性界面活性剤 0.2〜5質量%、ならびに
(D)水。
そして、成分(A)に対する成分(B)および成分(C)の合計量[(B)+(C)]の割合が、質量比で、[(B)+(C)]/(A)×100=15〜120である。また、成分(A)に対する成分(C)の割合が、質量比で、(C)/(A)×100=5〜70である。
成分(A)はN−アシル酸性アミノ酸またはその塩である。
N−アシル酸性アミノ酸またはその塩を構成する脂肪酸は、泡立ち性と使用感を向上させる観点から、飽和または不飽和の直鎖または分岐鎖を有する脂肪酸であることが好ましく、飽和の直鎖または分岐鎖を有する脂肪酸であることがより好ましく、その脂肪酸の炭素数は、8〜18が好ましく、8〜16がより好ましく、10〜14がさらに好ましい。このような脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。これら脂肪酸のなかでも、泡質及び低温貯蔵安定性を向上させる観点から、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸が好ましく、ラウリン酸がより好ましい。また、N−アシルアミノ酸のアシル基は、上記の脂肪酸の混合脂肪酸を由来としたもの、たとえば、ヤシ油、パーム核油などを原料にして得られたものであってもよい。なかでも、ヤシ油脂肪酸やパーム核脂肪酸を原料にして得られたものが好ましく、ヤシ油脂肪酸を原料にして得られたものがより好ましい。
成分(B)は、下記一般式(1)で表されるアルキルエーテルカルボン酸またはその塩である。
R1−O−(CH2CH2O)n−CH2−COOM (1)
(上記一般式(1)中、R1は炭素数4〜22のアルキル基を示し、nは0〜20の数を示し、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはアンモニウムを示す。)
本発明において、アンモニウムは、NH4 +および有機アンモニウムを含む。
また、R1は2種以上のアルキル基を含んでもよい。すなわち、本発明の洗浄剤は、R1のアルキル基の異なる、2種類以上の一般式(1)で表されるアルキルエーテルカルボン酸またはその塩を含んでいてもよい。
さらに、成分(B)の組成中の一般式(1)中のn=0の成分の割合は、肌がつるつるした感じを与え、保護された感じを向上させる観点から、27%以下が好ましく、15.5%以下がより好ましく、10%以下がさらに好ましく、9.7%以下がよりさらに好ましく、9.6%以下がことさら好ましい。
また、泡ののばしやすさ、泡が持続する感じ、濃い感じを良好にする観点から、成分(B)の含有量は、液体洗浄剤組成物全体に対して5%質量以下が好ましく、3.5質量%以下がより好ましく、2.5質量%以下がさらに好ましく、2質量%以下であるのがことさら好ましい。
なお、本発明において、成分(B)の組成物中の含有量は、酸としての含有量である。すなわち、一般式(1)において、Mが水素原子以外の場合、Mを水素原子に置換して換算した量である。
成分(C)は、炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタインおよび炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルヒドロキシスルホベタインからなる群から選ばれる1種または2種以上の両性界面活性剤である。
成分(C)としては、泡ののばしやすさ、泡の濃い感じや持続性を高め、肌の刺激感を低減する観点からアルキルヒドロキシスルホベタインが好ましく、中でもラウリルヒドロキシスルホベタインが好ましい。
また、成分(C)のうち、アルキルアミドプロピルベタインの具体例として、ラウリルアミドプロピルベタインが挙げられる。
成分(D)は、水である。本実施形態における液体洗浄剤組成物は、たとえば水を媒体として上記成分を溶解または分散させた液体の形態である。水としては、低温貯蔵安定性を向上させる観点から、蒸留水またはイオン交換水を用いるのがよい。
水の含有量には、組成物に配合されるイオン交換水等の精製水のほか、配合される成分に含まれる水の含有量を含む。液体洗浄剤組成物の水の含有量は、たとえば液体洗浄剤組成物中の成分(A)〜(C)および他の成分の残部である。さらに具体的には、液体洗浄剤組成物中の成分(D)の含有量は、液体洗浄剤組成物全体に対してたとえば30〜95質量%であり、好ましくは40〜85質量%、さらに好ましくは50〜80質量%である。
成分(E)は、アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、および、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種または2種以上であって、HLBが11〜20の非イオン性界面活性剤である。液体洗浄剤組成物が成分(E)を含む構成とすることにより、低温貯蔵安定性、肌が保護された感じ、肌がつるつるした感じをさらに高めることができる。
成分(E)は、さらに具体的には、親水性非イオン界面活性剤であって、親水基としてポリオキシエチレン鎖を有するものであり、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のうち、HLBが11〜20のものであり、低温貯蔵安定性、泡の持続性、濃い泡の感じ、洗い上りの肌がつるつるした感じを与え、保護された感じを良好にする観点から、そのHLBは、好ましくは12〜18であり、さらに好ましくは12〜16である。
成分(E)のHLBが11以上であると、低温貯蔵安定性がさらに向上し、HLBが20以下であれば、洗い上りの肌がつるつるした感じや保護された感じをより高めることができる。
また、成分(E)としては、上述した具体例の中で、低温貯蔵安定性、泡の持続性、濃い泡の感じ、肌がつるつるした感じおよび保護された感じを良好にする観点から、アルキル基の炭素数が12〜18のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルまたはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましく、アルキル基の炭素数が14〜18のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルまたはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油がより好ましく、アルキル基の炭素数が16〜18のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルまたはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油がさらに好ましく、アルキル基の炭素数が16〜18のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルがとりわけ好ましく、さらにより好ましくは炭素数18のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルである。
同様の観点から、成分(E)中のアルキル基の炭素数が14〜18であるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の含有量割合は、80質量%以上が好ましく、90質量%以上が好ましく、98質量%以上が好ましく、実質100質量%が更に好ましい。
さらに具体的には、成分(E)として、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン(ポリソルベート40、HLB16)、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(ポリソルベート60、HLB14.9)、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(ポリソルベート80、HLB15)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.、HLB12.5)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.、HLB14.0)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.、HLB15.0)が好ましく、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン(ポリソルベート40)、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(ポリソルベート60)がより好ましく、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(ポリソルベート60)がことさら好ましい。
また、本実施形態において、成分(E)が、アルキル基の炭素数が14〜18であるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、および、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種または2種以上であって、成分(E)の含有量が、液体洗浄剤組成物全体に対して0.2〜5質量%が好ましく、0.5〜3質量%がより好ましく、1〜3質量%がさらに好ましく、1.5〜2.2質量%がよりさらに好ましい。
(F)下記一般式(2)で表されるアルキル硫酸塩またはポリオキシエチレンアルキル硫酸塩
R2−O−(CH2CH2O)m−SO3Y (2)
(上記一般式(2)中、R2は炭素数8〜22のアルキル基またはアルケニル基を示し、mは0〜20の数を示し、且つmの平均が3以下であり、Yは水素原子、または、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム(NH4 +)、アルキルアンモニウム、アルカノールアンモニウムおよびグルクアンモニウムから選ばれるカチオンを示す。)
また、式中、mは0〜20の数を示し、0〜12がより好ましい。mは、エチレンオシキシドの付加モル数を示し、成分(F)の組成中の平均付加モル数(mの平均値)は、1〜3であることが好ましく、1〜2であることがより好ましく、2であることがよりさらに好ましい。
また、エマール 227、エマール 0、エマール 10、エマール 125A、エマール125HP、エマール 170J(以上、花王社製)等の市販品を使用することができる。
また、成分(F)と成分(A)との質量割合((F)/(A))は、すすぎやすい感じを良好にする観点から、0より大きく、また、2.5以下が好ましく、1.5以下がより好ましく、1以下がさらに好ましい。
同様の観点から、上記のアルコ−ル類及びポリオール類の含有量は、本発明の液体洗浄剤組成物中に、好ましくは1〜50質量%、より好ましくは5〜30質量%、さらに好ましくは5〜25質量%、よりさらに好ましくは10〜25質量%である。
さらに、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の上述したもの以外の非イオン性界面活性剤;染料等の着色剤;植物エキス類;防腐剤;キレート剤;ビタミン剤;グリチルレチン酸、グリチルリチン酸およびこれらの誘導体、アラントイン等の抗炎症剤;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤等を本発明の効果を損なわない範囲で液体洗浄剤組成物に含有させることができる。
本実施形態における液体洗浄剤組成物はpH調整剤を含んでもよく、pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、アンモニア、リシン、アルギニン、ヒスチジン等の塩基や、塩酸、硫酸、リン酸、蟻酸、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、コハク酸等の酸を使用することができる。
一方、本実施形態の液体洗浄剤組成物では、特定の成分(A)〜(D)を特定の割合で組み合わせて用いることにより、−5℃から−10℃の極低温でたとえば2日以上の長時間にわたって貯蔵されても沈殿物や不溶物を生じず透明に維持し続けることも可能となり、品質上格段に改善されている。
表1〜表5に示す組成に従い、各例の液体洗浄剤組成物を常法により製造し、後述する方法に従ってpHを測定するとともに各評価を行った。結果を表1〜表5にあわせて示す。また、表6に、成分(B)の構成を示す。
各例で得られた液体洗浄剤組成物100mLをビーカーに充填し、25℃の恒温槽内にて25℃に調整した。恒温に調整された試料にpH測定用電極を3分間浸し、pHを測定した。
各例で得られた組成物を110mLの透明ガラス容器(ガラス製スクリュー管瓶、JSV-110、ニッコーハンセン社製)に85mL入れて密封し、−10℃の冷凍庫にそれぞれ表1〜表5に記載の期間保存した。また、一部の例については、得られた組成物を110mLの透明ガラス容器(規格瓶#11、東京硝子器械社)に80mL入れて密封して−5℃の冷凍庫にそれぞれ表1〜表5に記載の期間保存した。これらの組成物の保存後の外観を目視による視覚判定により下記の基準で判定し、低温貯蔵安定性を評価した。
○:透明であり、沈殿物や不溶物は確認されない
×:沈殿物や不溶物が確認される
(泡の伸ばしやすさ、泡が濃い感じ、泡が持続する感じ、肌の刺激感がない感じ、すすぎやすい感じ、肌が保護された感じ、肌がつるつるした感じ)
各例で得られた液体洗浄剤組成物について、専門パネラー5名により、次の使用方法により以下の基準で評価した。5名の平均点を求め、以下の基準で各項目について評価を判定した。
(判定基準)
◎:平均点が3.5点以上
○:平均点が2.5点以上3.5点未満
△:平均点が1.5点以上2.5点未満
×:平均点が1.5点未満
液体洗浄剤組成物の使用方法は、室温25℃、相対湿度40%の部屋にて、実施例および比較例の液体洗浄剤を、ポンプヘッドを押すことで吐出する吉野工業所社製ポンプフォーマー容器(吐出流路に設けた多孔質膜フィルターのメッシュサイズは、200メッシュ1枚と305メッシュ1枚)に充填し、2プッシュ分(1プッシュの吐出量約1mL、約13cm3)を利き手の手の平に吐出させ、吐出した泡で利き手ではない側の腕(肘〜指先)を利き手の手の平で洗浄した。その後、上水道水(30℃)で十分濯ぎ、乾いたタオルでふき取った。
評価は、洗浄時の泡の伸ばしやすさ、泡が濃い感じ、泡が持続する感じおよび肌の刺激感がない感じについて、すすぎ時のすすぎやすい感じについて、ならびに、洗い上がりの肌が保護された感じおよび肌がつるつるした感じについておこなった。評価基準は各項目について以下のとおりである。
4点:泡がとても伸ばしやすい
3点:泡が伸ばしやすい
2点:泡がやや伸ばしやすい
1点:泡が伸ばしやすくない
4点:泡がとても濃いと感じる
3点:泡が濃いと感じる
2点:泡がやや濃いと感じる
1点:泡が濃いとは感じられない
4点:泡の持続がとてもよいと感じる
3点:泡の持続が良いと感じる
2点:泡の持続がやや良いと感じる
1点:泡の持続が良くないと感じる
4点:刺激感を感じない
3点:刺激感をほとんど感じない
2点:刺激感を少し感じる
1点:刺激感を感じる
4点:とてもすすぎやすいと感じる
3点:すすぎやすいと感じる
2点:ややすすぎやすいと感じる
1点:すすぎやすくないと感じる
4点:肌が保護されている感じがする
3点:やや肌が保護されている感じがする
2点:若干肌が保護されている感じがする
1点:泡が保護されている感じがしない
4点:肌がとてもつるつるすると感じる
3点:肌がつるつるすると感じる
2点:肌がややつるつるすると感じる
1点:肌がつるつるしないと感じる
表7に、液体洗浄剤組成物の組成例を示す。
Claims (5)
- 次の成分(A)、(B)、(C)ならびに(D):
(A)N−アシル酸性アミノ酸またはその塩 2.5〜15質量%、
(B)下記一般式(1)で表されるアルキルエーテルカルボン酸またはその塩 0.3〜8質量%、
R1−O−(CH2CH2O)n−CH2−COOM (1)
(上記一般式(1)中、R1は炭素数4〜22のアルキル基を示し、nは0〜20の数を示し、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはアンモニウムを示す。)
(C)炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタインおよび炭素数8〜14のアルキル基を有するアルキルヒドロキシスルホベタインからなる群から選ばれる1種または2種以上の両性界面活性剤 0.2〜5質量%、ならびに
(D)水
を含む液体洗浄剤組成物であって、
前記成分(A)に対する前記成分(B)および前記成分(C)の合計量[(B)+(C)]の割合が、質量比で、[(B)+(C)]/(A)×100=15〜120 であり、
前記成分(A)に対する前記成分(C)の割合が、質量比で、(C)/(A)×100=5〜70 である、液体洗浄剤組成物。 - (E)アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が12〜22であるポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、および、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種または2種以上であって、HLBが11〜20の非イオン性活性界面剤をさらに含有する、請求項1に記載の液体洗浄剤組成物。
- 前記成分(E)がモノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタンを含む、請求項2に記載の液体洗浄剤組成物。
- 前記成分(A)がN−アシルグルタミン酸塩を含む、請求項1乃至3いずれか1項に記載の液体洗浄剤組成物。
- ノンガスフォーマー容器に充填してなる、請求項1乃至4いずれか1項に記載の液体洗浄剤組成物。
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