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JP6514007B2 - 天井材の固定構造の施工方法 - Google Patents

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JP6514007B2
JP6514007B2 JP2015076887A JP2015076887A JP6514007B2 JP 6514007 B2 JP6514007 B2 JP 6514007B2 JP 2015076887 A JP2015076887 A JP 2015076887A JP 2015076887 A JP2015076887 A JP 2015076887A JP 6514007 B2 JP6514007 B2 JP 6514007B2
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Description

本発明は、軽量の天井材を容易に施工することのできる天井材の固定構造および施工方法に関する。
従来、一般住宅や公共建築物の天井材として、石膏ボードからなる難燃性パネルが
使用されている。しかしながら、地震発生時に、石膏ボードからなるパネルはボードが重
いため強い揺れによりボード自体に亀裂がはいったり、落下するおそれがあった。
その軽量化として、有機繊維や無機繊維を用いた天井材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、有機繊維や無機繊維を用いた天井材は通常、剛性が低く取扱いが困難であり施工性が悪いという問題があった。
実用新案登録第3185894号公報
本発明は、上記の背景に鑑みなされたものであり、軽量の天井材を容易に施工することのできる天井材の固定構造および施工方法を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、垂直板部と底板部とを有する天井レールに、天井材を垂直板部に固定することを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明に到達した。
かくして、本発明によれば「垂直板部と底板部を有する天井レールと、天井材とを備え、前記天井材を前記垂直板部に直接的にまたは間接的に固定することを特徴とする天井材の固定構造の施工方法であって、弾性体をL字部材に接合し、L字部材を垂直部材に接合し、次いで、弾性体の上に天井材を載せ、次いで、L字部材が存在する位置とは異なる位置において、天井材を弾性体にタッカー止めする施工方法。」が提供される。
その際、前記弾性体が樹脂組成物またはゴム組成物からなることが好ましい。また、前記天井材が、主体繊維とバインダー繊維を含む繊維構造体の少なくとも1表面または内部に不燃シートを積層してなる複合繊維構造体からなり、かつ厚さ方向に圧縮することにより厚さを減少させた個所を有することが好ましい。また、前記天井材において、厚さが10mm以下であることが好ましい。また、前記天井材において、巾1cmあたりの引張強力がタテ方向およびヨコ方向ともに1200N以上であることが好ましい。また、前記天井レールと天井材との合計重量が2kg/m以下であることが好ましい。また、天井材の固定構造全ての合計重量が2kg/m以下であることが好ましい。
本発明によれば、軽量の天井材を容易に施工することのできる天井材の固定構造および施工方法が得られる。
本発明の天井材の固定構造の一部を示す図である。 本発明の天井材の固定構造の一部を示す図である。
以下、本発明の天井材の固定構造について図1および図2を用いて詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
まず、本発明の天井材の固定構造は、天井レールおよび天井材を備えており、天井レールは垂直板部と底板部を有している。また、前記天井材は前記垂直板部に直接的にまたは間接的に連結され、固定されている。
その際、前記天井材が垂直板部に、「L」の字を含む断面形状を有する部材(以下、「L字部材」ということもある。)を介して固定されていることが好ましい。
前記L字部材の材質については特に限定はないが、施工性や天井材固定の安定性などの点で、厚さ2mm以下(好ましくは0.5〜1.5mm)の金属板からなることが好ましい。その際、金属板の材質としてはステンレス、アルミニウム、ジュラルミン、表面メッキしたスチールなどが好ましい。寸法としては、巾10〜40mm、奥行10〜40mm、高さ10〜40mmの範囲内であることが好ましい。
前記L字部材を前記垂直板部に固定する方法は特に限定されず、物理的方法、化学的な接着方法いずれでもよい。特に、容易に施工でき、かつ強固な固定構造とする上で、図1に模式的に示すようなビス止めが好ましい。
また、容易に施工する上で、前記天井材と前記L字部材との間に弾性体が介在していることが好ましい。
かかる弾性体の材質としては、天井材との接合を容易にするために剛軟度の低い、樹脂組成物、ゴム組成物からなることが好ましい。樹脂組成物としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などのオレフィン系の樹脂が剛軟度が低く、特に難燃性の観点よりポリ塩化ビニル樹脂などが好ましい。ゴム組成物としては、一般的な天然ゴム、スチレンブタジエンゴムに代表されるジエン系ゴム、耐久性に優れたシリコーン系ゴム、フッ素系ゴムなどが例示される。
かかる弾性体を前記L字部に固定する方法は特に限定されず、物理的方法、化学的な接着方法いずれでもよい。特に、容易に施工でき、かつ強固な固定構造とする上で、図1に模式的に示すようなビス止めが好ましい。
また、かかる弾性体を天井材に固定する方法は特に限定されず、物理的方法、化学的な接着方法いずれでもよい。特に、容易に施工でき、かつ強固な固定構造とする上でタッカー止めが好ましい。
本発明において、天井材が、主体繊維とバインダー繊維を含む繊維構造体の少なくとも1表面または内部に不燃シートを積層してなる複合繊維構造体からなり、かつ厚さ方向に圧縮することにより厚さを減少させた個所を有するものであると、剛性および外観および取扱い性および不燃性および断熱性および吸音性に優れ好ましい。
ここで、厚さを減少させた個所としては特に限定されないが、剛性および外観を向上さ
せる上で、厚さを減少させた前記個所が、平面図において天井材の周囲および/または内
部に位置することが好ましい。より具体的には、例えば、実用新案登録第3185894号公報の図4(A)に示すように圧縮部を天井材の周囲(すなわち、4辺の縁部)に配した事例、同図4(B)のように圧縮部を天井材の周囲および十字状に配した事例、同図4(C)、同図4(D)に示すように圧縮部を天井材の周囲および1辺から対向する辺まで縞状に配した事例などが好適に例示される。
また、厚さ方向に圧縮することにより厚さを減少させた個所は、側面図(天井材を厚さ
方向に切断した際の断面図)において、実用新案登録第3185894号公報の図5(A)に示すように一方の表面側に偏在していてもよいし、同図5(B)に示すように厚さ方向に対して中央に位置していてもよい。さらには、厚さを減少させた個所を複数個所配する場合は、同図5(C)に示すように一方の表面側に全て偏在させてもよい。
天井材を構成する材料は特に限定されず、グラスウール、ロックウール、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維などの合成繊維などいずれでもよい。なかでも、剛性、難燃性、軽量性などの点で、主体繊維とバインダー繊維を含む繊維構造体の少なくとも1表面または内部(好ましくは表裏両表面)に不燃シートが積層されている構造が好ましい。
前記主体繊維として利用可能な繊維としては特に限定されないが、耐久性、価格等の点からポリエステル系短繊維が好ましい。ポリエステル系短繊維としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリ−1,4−ジメチルシクロヘキサンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリピバロラクトン、ポリ乳酸(PLA)、ステレオコンプレックスポリ乳酸、バイオ素材を原料とするポリエステルまたはこれらの共重合体エステルからなる短繊維ないしそれら繊維の混綿体、または上記のポリマーのうち2種以上からなる複合繊維、などが好適に例示される。短繊維の断面形状は円形、偏平、異形または中空のいずれであってもよい。とりわけポリエチレンテレフタレートまたはその共重合体からなる短繊維が好ましい。もちろん、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルされたポリエチレンテレフタレートを使用することもかまわない。また、特開2009−091694号公報に記載された、バイオマスすなわち生物由来の物質を原材料として得られたモノマー成分を使用してなるポリエチレンテレフタレートであってもよい。さらには、特開2004−270097号公報や特開2004−211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルでもよい。
また、主体繊維が、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、その他ポリオレフィン
、アクリル、モダクリル、パラ型またはメタ型のアラミド繊維等の合成繊維や、カーボン
繊維、ガラス繊維、ロックウール等の無機繊維、レーヨン、天然繊維(絹、綿、麻、羊毛
等)や雑綿であってもよい。
前記主体繊維は単独ポリマーからなる繊維だけでなく、サイドバイサイド型や芯鞘型な
どの複合繊維でもよい。また、難燃剤を添加した繊維や異型断面繊維でもよい。主体繊維
は1種類でもよいし複数の種類を組合せてもよい。
前記主体繊維において、その単繊維繊度は優れた剛性を得る上で1dtex以上(より
好ましくは1〜30dtex、特に好ましくは6〜10dtex)であることが好ましい
。該単繊維繊度が1dtexよりも小さいと、天井材の剛性が低下するおそれがある。
また、前記主体繊維において捲縮が付与されていることが好ましい。その際、捲縮数は
4〜25個/2.54cm、捲縮度は20〜40%が好ましい。この捲縮数や捲縮度が前
記範囲よりも小さいとウエブの嵩が出にくくなったり、ウエブ化が困難になったりするお
それがある。逆に、捲縮数や捲縮度が前記範囲よりも大きすぎると、ウエブ化の際に繊維
の絡みが強くなり筋状のムラ等の欠点が発生するおそれがある。
前記主体繊維において、繊維長は5mm以上(より好ましくは30〜100mm)であ
ることが好ましい。該繊維長が5mmよりも小さいと十分な剛性が得られないおそれがあ
る。逆に該繊維長が100mmよりも大きいと、工程安定性が損なわれるおそれがある。
前記繊維構造体としては、前記主体繊維とバインダー繊維とが重量比率で95/5〜5
/95となるように混綿され、前記バインダー繊維同士が交差した状態で熱融着された固
着点および/または前記バインダー繊維と前記主体繊維とが交差した状態で熱融着された
固着点とが散在してなる繊維構造体であることが好ましい。
前記主体繊維を融着させるバインダー繊維としては、単一成分からなる繊維でもよいが、前記主体繊維の融点より40℃以上低い融点を有する低融点の熱融着成分が少なくとも繊維表面の一部に配された短繊維であり、加熱により少なくともその表面の一部が溶融しうる熱接着性複合短繊維であることが好ましい。この融点差が40℃未満であると、加工する温度が主体繊維の融点に近くなってしまい、前記主体繊維の物性が低下したり、成型時の収縮が大きくなってしまうおそれがある。
ここで、熱融着成分として配されるポリマーとしては、ポリウレタン系エラストマー、
ポリエステル系エラストマー、非弾性ポリエステル系ポリマーおよびその共重合物、ポリ
オレフィン系ポリマーおよびその共重合物、ポリビニルアルコ−ル系ポリマー等を挙げる
ことができる。
ポリウレタン系エラストマーとしては、分子量が500〜6000程度の低融点ポリオ
ール、例えばジヒドロキシポリエーテル、ジヒドロキシポリエステル、ジヒドロキシポリ
カーボネート、ジヒドロキシポリエステルアミド等と、分子量500以下の有機ジイソシ
アネート、例えばp,p’−ジフェニールメタンジイソシアネート、トリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート水素化ジフェニールメタンイソシアネート、キシリ
レンイソシアネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプロエート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート等と、分子量500以下の鎖伸長剤、例えばグリコールアミノアルコール
あるいはトリオールとの反応により得られるポリマーである。
また、ポリエステル系エラストマーとしては熱可塑性ポリエステルをハードセグメント
とし、ポリ(アルキレンオキシド)グリコールをソフトセグメントとして共重合してなる
ポリエーテルエステル共重合体、より具体的にはテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸
、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフェニル
−4,4’−ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環式ジカルボン
酸、コハク酸、シュウ酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸、ダイマー酸等の脂肪
族ジカルボン酸またはこれらのエステル形成性誘導体などから選ばれたジカルボン酸の少
なくとも1種と、1,4−ブタンジオール、エチレングリコールトリメチレングリコール
、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコールネ
オペンチルグリコール、デカメチレングリコール等の脂肪族ジオールあるいは1,1−シ
クロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、トリシクロデカンメ
タノール等の脂環式ジオール、またはこれらのエステル形成性誘導体などから選ばれたジ
オール成分の少なくとも1種、および平均分子量が約400〜5000程度のポリエチレ
ングリコール、ポリ(1,2−および1,3−ポリプロピレンオキシド)グリコール、ポ
リ(テトラメチレンオキシド)グリコール、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとの
共重合体、エチレンオキシドとテトラヒドロフランとの共重合体等のポリ(アルキレンオ
キサイド)クリコールのうち少なくとも1種から構成される三元共重合体を挙げることが
できる。
特に、接着性や温度特性、強度の面からすればポリブチレン系テレフタレートをハード
成分とし、ポリオキシブチレングリコールをソフトセグメントとするブロック共重合ポリ
エーテルエステルが好ましい。この場合、ハードセグメントを構成するポリエステル部分
は、主たる酸成分がテレフタル酸、主たるジオール成分がブチレングリコール成分である
ポリブチレンテレフタレートである。むろん、この酸成分の一部(通常30モル%以下)
は他のジカルボン酸成分やオキシカルボン酸成分で置換されていてもよく、同様にグリコ
ール成分の一部(通常30モル%以下)はブチレングリコール成分以外のジオキシ成分で
置換されていても良い。また、ソフトセグメントを構成するポリエーテル部分はブチレン
グリコール以外のジオキシ成分で置換されたポリエーテルであってよい。
共重合ポリエステル系ポリマーとしては、アジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカル
ボン酸、フタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸類
および/またはヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸などの脂環式ジカ
ルボン酸類と、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール
、パラキシレングリコールなどの脂肪族や脂環式ジオール類とを所定数含有し、所望に応
じてパラヒドロキシ安息香酸などのオキシ酸類を添加した共重合エステル等を挙げること
ができ、例えばテレフタル酸とエチレングリコールとにおいてイソフタル酸および1,6
−ヘキサンジオールを添加共重合させたポリエステル等が使用できる。
また、ポリオレフィンポリマーとしては、例えば低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン等をあげることができる。
なお、上述のポリマー中には、各種安定剤、紫外線吸収剤、増粘分岐剤、艶消し剤、着
色剤、その他各種の改良剤等も必要に応じて配合されていてもよい。
熱接着性複合短繊維において、熱融着成分の相手側成分としては前記のような非弾性の
ポリエステルが好ましく例示される。その際、熱融着成分が、少なくとも1/2の繊維断
面表面積を占めるものが好ましい。重量割合は、熱融着成分と非弾性ポリエステルが、複
合比率で30/70〜70/30の範囲にあるのが好ましい。熱接着性複合短繊維の形態
としては、特に限定されないが、熱融着成分と非弾性ポリエステルとが、サイドバイサイ
ド型、芯鞘型であるのが好ましく、より好ましくは芯鞘型である。この芯鞘型の熱接着性
複合短繊維では、非弾性ポリエステルが芯部となり、熱融着成分が鞘部となるが、この芯
部は同心円状または偏心状にあってもよい。
かかるバインダー繊維において、その単繊維繊度は0.5〜10dtex(より好まし
くは1〜3dtex)であることが好ましい。
また、前記バインダー繊維において、繊維長は5mm以上が好ましく、より好ましくは
30〜100mmである。該繊維長が5mmよりも小さいと十分な剛性が得られないおそ
れがある。逆に該繊維長が100mmよりも大きいと、工程安定性が損なわれるおそれが
ある。
前記の主体繊維とバインダー繊維を混綿させ、加熱処理することにより、前記バインダ
ー繊維同士が交差した状態で熱融着された固着点および/または前記バインダー繊維と前
記主体繊維とが交差した状態で熱融着された固着点とが散在してなる繊維構造体が形成さ
れる。
その際、主体繊維とバインダー繊維との重量比率は(主体繊維/バインダー繊維)95
/5〜5/95(より好ましくは95/5〜60/40)であることが好ましい。バイン
ダー繊維の比率がこの範囲より少ない場合は、固着点が極端に少なくなり、繊維構造体の
腰がなく形態保持が困難になるおそれがある。一方、バインダー繊維の比率がこの範囲よ
り多い場合は、接着点が多くなり接着が強くなりすぎカット性が低下するおそれがある。
また、前記繊維構造体において、主体繊維とバインダー繊維が繊維構造体の厚さ方向に
配列していると、不燃シートを積層することによりダンボール構造となって軽量性と剛性
が向上し好ましい。例えば、吸音性を高めるため主体繊維として単繊維繊度の小さい繊維
を用いた場合、その効果は顕著となる。
ここで、「厚さ方向に配列している」とは、繊維構造体の厚さ方向に対して平行に配列
されている繊維の総本数を(B)とし、繊維構造体の厚さ方向に対して垂直に配列されて
いる繊維の総本数を(A)とするとき、B/Aが1.5以上であることである。
このような繊維構造体を製造する方法には特に限定はなく、従来公知の方法を任意に採
用すればよいが、例えば主体繊維とバインダー繊維とを混綿し、ローラーカードにより均
一なウエブとして紡出した後、特開2008−68799号公報の図1に示すような熱処
理機を用いて、ウエブをアコーディオン状に折りたたみながら加熱処理し、熱融着による
固着点を形成させる方法などが好ましく例示される。例えば特表2002−516932
号公報に示された装置(市販のものでは、例えばStruto社製Struto設備など
)などを使用するとよい。
かかる繊維構造体の密度としては10〜200kg/mの範囲内であることが好まし
い。該密度が10kg/mよりも小さいと剛性が低下するおそれがある。逆に該密度が
200kg/mよりも大きいと繊維構造体の硬度が大きくなりすぎカット性が困難にな
るだけでなく軽量性も損なわれるおそれがある。
また、前記繊維構造体の厚さとしては2〜40mmの範囲内であることが好ましい。該
厚さが2mmよりも小さいと剛性が低下するおそれがある。逆に、該厚さが40mmより
も大きいと天井材を取付ける際に取扱性が低下したり、スペースの問題が発生するおそれ
がある。
また、前記繊維構造体の目付けとしては600g/m以下(より好ましくは100〜
600g/m)であることが好ましい。該目付けが600g/mよりも大きいと天井
材の軽量性が損なわれるおそれがある。
前記の繊維構造体に不燃シートを積層する際、かかる不燃シートとしては、建築基準法
施行令(最終改正:平成23年3月30日政令46号)に記載された評価基準を満足する
ものが好ましく、特に難燃性および軽量性の点で無機繊維シートや金属シートが好ましい

ここで、無機繊維シートとしては、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維やロックウール
等による、織編物や不織布などが例示される。また、金属シートとしては、鉄、アルミニ
ウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド
鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)等(これらを各
種色調に塗装したカラー金属板を含む。)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等
によってシート状に成形したものなどが例示される。
前記金属シートは、一般的な金属箔地を圧延して引き伸ばしたものが好ましく使用され
る。この場合、強度や経済性、壁材としての使用時の作業性を考慮すると厚さが5〜10
0μmの範囲内であることが好ましい。厚さが5μmより小さいと、薄いため作業中に破
れてしまうという問題が発生するおそれがある。逆に該厚さが100μmより大きいと、
剛性が大きくなりすぎ壁や天井のR部に沿って曲げることが困難になり、使用時の挿入性
や床、壁、屋根への型追従性といった作業性が低下するおそれがある。
前記繊維構造体に不燃シートを積層する方法としては、前記繊維構造体を製造後、不燃
シートを繊維構造体の上面または下面から重ね合わせ、ロールやベルト等で加熱圧着する
方法が好ましい。その際、繊維構造体に含まれる熱接着性短繊維の再溶融により繊維構造
体と不燃シートが接着するが、より接着強度を向上させるためにパウダー状、不織布状の
接着剤を併用または代替使用することも可能である。
また、前記の繊維構造体を、厚み方向に対してほぼ垂直、または、必要に応じてやや斜
めにスライサー設備等によりスライスし、スライスされた切断面にシート状物を貼り合わ
せてもよい。このように繊維構造体の切断面に前記シート状物を貼り合せることにより、
繊維構造体の切断面が平坦なので、貼り合わせ後の前記シート状物表面も平坦になる。さ
らに、繊維が厚み方向に配列している場合は、繊維構造体に含まれる繊維との摩擦も増加
し貼り合わせが容易となる。
なお、前記の繊維構造体に前記不燃シートを貼り合わせる際に繊維構造体の一面だけで
なく複数の面(例えば、繊維構造体の表裏の両面)や繊維構造の内部に複数枚貼り合わせてもさしつかえない。
かかる複合繊維構造体において部分的に厚さ方向に圧縮することにより、前記の天井材が得られる。
その際、圧縮の方法は特に限定されず、常温下で圧縮する方法や加熱圧縮などが例示さ
れる。特に、後記のようにバインダー繊維を用いる場合は、かかるバインダー繊維の融点
(または軟化点)以上の温度で加熱圧縮すると、天井材の剛性がより向上し好ましい。そ
の際、加熱圧縮する方法は特に限定されず、通常のホットプレス機を用いた方法でよい。
また、圧縮部の巾は5〜25mmであることが好ましい。また、圧縮部の厚さは0.2
〜1.5mmであることが好ましい。
ここで、難燃性としては、コーンカロリーメーターを使用し、ISO5660−Fir
e test−Reaction to fire/Part1:Heat relea
se(建材試験情報10 ‘99、39〜41)に従って防火試験を行った際、輻射電気
ヒーターから複合繊維構造体の表面に50kW/mの輻射熱を20分間照射した際、最
高発熱速度が10秒以上連続して200kW/mを越えないことが好ましい。また、同
様の防火試験を行った際、輻射電気ヒーターから複合繊維構造体の表面に50kW/m
の輻射熱を20分間照射した際、総発熱量が8MJ/m以下であることが好ましい。ま
た、同様の防火試験を行った際、輻射電気ヒーターから複合繊維構造体の表面に50kW
/mの輻射熱を20分間照射した際、裏面まで貫通する亀裂または穴が発生しないこと
が好ましい。
また、剛性としては、JIS K7203に準拠して50mm(幅)×150mm(長
さ)のサイズの試験片を用い、スパン100mmにて、10mm/分の曲げ速度で最大の
曲げ強さを測定して、3N/5cm以上(より好ましくは3〜30N/5cm)であるこ
とが好ましい。
前記天井材において、厚さが10mm以下(好ましくは1〜10mm)であることが好ましい。また、前記天井材において、巾1cmあたりの引張強力がタテ方向およびヨコ方向ともに1200N以上であることが好ましい。
天井材には、通常の染色加工や起毛加工が施されていてもよい。さらには、撥水加工、防炎加工、難燃加工、マイナスイオン発生加工など公知の機能加工が付加されていてもさしつかえない。さらには、他のシート状物などの付加物などを適宜付加してもよい。
次に、天井材を固定した天井レールの施工方法について述べる。天井レールが格子状に配置され、かつ各格子内に天井材が配置され、前記垂直板部に固定されている天井材と前記垂直板部に固定されていない天井材とが存在する天井材の固定構造を採用することが好ましい。
垂直板部に固定されていない天井材を有することにより、点検口などの確保が容易である。さらには、前記垂直板部に固定されている天井材と前記垂直板部に固定されていない天井材とが市松模様状に配されていることが好ましい。市松模様状に配置することにより固定される天井材の数が総天井材数の約半数となることから、施工性、コストを格段に向上できる。面剛性の確保は市松状に配置することで低下するおそれがない。
また、天井材の固定構造の施工方法としては、弾性体をL字部材に接合し、L字部材を垂直部材に接合し、次いで、弾性体の上に前記天井材を載せ、次いで、天井材を弾性体にタッカー止めする施工方法が好ましい。
本発明において、前記天井レールと天井材との合計重量が2kg/m以下であることが好ましい。特に、天井材の固定構造全ての合計重量が2kg/m以下であることが好ましい。前記天井レールと天井材、吊り材の受ハンガー、天井レールを格子状に形成するための固定金具とビスなどとの合計重量が2kg/m以下となるように設計されると(国土交通省告示771号の定義による天井重量)に適合し好ましい。
本発明の天井材の固定構造は前記の構造を有しているので、軽量の天井材を容易に施工することができる。
次に本発明の実施例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、実施例中の各測定項目は下記の方法で測定した。
(1)融点
Du Pont社製 熱示差分析計990型を使用し、昇温20℃/分で測定し、融解
ピークをもとめた。融解温度が明確に観測されない場合には、微量融点測定装置(柳本製
作所製)を用い、ポリマーが軟化して流動を始めた温度(軟化点)を融点とする。なお、
n数5でその平均値を求めた。
(2)B/A
繊維構造体を厚さ方向に切断し、その断面において、厚さ方向に対して平行に配列され
ている繊維(実用新案公報第3185894号公報図2において0°≦θ≦45°)の総本数を(B)とし、繊維構造体の厚さ方向に対して垂直に配列されている繊維(同図2において45°<θ≦90°)の総本数を(A)としてB/Aを算出した。なお、本数の測定は、任意の10ヶ所について各々30本の繊維を透過型光学顕微鏡で観察し、その数を数えた。
(3)難燃性
コーンカロリーメーターを使用し、ISO5660−Fire test−Reaction to fire/Part1:Heat release(建材試験情報10
‘99、39〜41)に従って防火試験を行った。その際、輻射電気ヒーターから複合繊
維構造体の表面に50kW/mの輻射熱を20分間照射した。
(4)繊維構造体の厚さ(cm)
JIS K6400により測定した。
(5)繊維構造体の密度(g/cm
下記式により密度(g/cm)を求めた。
密度(g/cm)=ウエブの目付け(g/cm)/繊維構造体の厚さ(cm)
(6)単繊維径(μm)
電子顕微鏡で350倍に拡大し、n数10で単繊維径を測定し、その平均値を算出した。
(7)剛性(曲げ強さ)
JIS K7203に従い、50mm(幅)×150mm(長さ)のサイズの試験片を用い、スパン100mmにて、10mm/分の曲げ速度で最大の曲げ強さを測定し剛性(N/5cm)とした。
(8)断熱性
JIS A−1412により測定した。
[実施例1]
主体繊維として帝人(株)製ポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維(単繊維繊度6.6dtex、繊維長51mm、捲縮数9個/2.54cm)を60重量%、熱接着性短繊維として帝人(株)製共重合ポリエチレンテレフタレート短繊維(単繊維繊度2.2dtex、繊維長51mm、捲縮数11個/2.54cm)40重量%を開繊、混綿した後、不織布製造設備のカーディング、クロスレイヤーを経て、次にStruto社製Struto設備(特表2002−516932号公報に示された装置と同様のもの)を使用して繊維を厚み方向に配列した不織布を作製した。引続き試料の両面から140〜200℃の加熱処理を施してさらに加熱処理ゾーン出口にてローラで該不織布を圧縮して厚さを調節して目付け240g/m、厚さ20mmの繊維構造体を得た。
次いで、前記繊維構造体の表裏両面に接着剤として目付け12g/mの低融点ポリエステル樹脂からなる不織布を積層し、さらにはユニチカグラスファイバー株式会社製ガラスクロスH201(経糸と緯糸の打ち込み本数は、それぞれ42本/25mm、32本/25mm、厚さは0.17mm、重量は210g/m)を両表面に積層して熱ローラにて加熱圧縮を行い積層し、厚さ4mmの複合繊維構造体を得た。
次いで、該複合繊維構造体を用いて、周囲を巾10mm、厚さ1mmとなるよう温度180℃で加熱圧縮することにより天井材を得た。得られた天井材の幅1cm当たりの引張強力は、それぞれタテ方向1400N、ヨコ方向1650N、断熱性(熱伝導率0.033W/m・K)であった。かかる天井材は剛性および外観および取扱い性および不燃性および断熱性および吸音性に優れていた。
一方、以下のような垂直板部と底板部を有する天井レールを、マス目の寸法が910mm×910mmの格子状になるように配した。
垂直板部:厚さ1mmのアルミ合金製。高さ45mm。上方保持部として、最上部および、最上部から8mmの部位に幅7mm下向きのリブ状物を有する。
底板部:厚さ1mmのアルミ合金製。幅20mmで両端に高さ5mmのリブを有し、かつ中央部に幅7mmのレール状のリブを有する。
垂直板部と底板部とは引抜成形による一体構造である。
次いで、以下の施工方法により、格子のマス目箇所に固定されていない天井材と固定されている天井材とを市松模様状に配した(全てのマス目に天井材が配されている。)。その際、固定されている天井材は以下の施工方法で固定した。
(固定されている天井材の施工方法)
図1に示すように、弾性体をL字部材にビスBで接合し、L字部材を垂直部材にビスAで接合した。次いで、弾性体の上に前記天井材を載せた。次いで、L字部材が存在する位置とは異なる位置に、図2に示すように、天井材を弾性体にタッカー止めした。なお、図1では、タッカーを図示していない。図2では、L字部材、ビスA、ビスBを図示していない。
各部位の材質、寸法は以下のようにした。
L字部材:厚み1.2mm、高さ20mm、奥行10mm、巾20mmのアルミニウム製「L」の字型部材を用いた。1天井材あたり1辺に2ヶ所(計8ヶ所)用いた。
弾性体:弾性体は、ポリ塩化ビニル樹脂製の厚さ1mmの樹脂製H型ジョイナーを用いた。
かかる固定構造により軽量の天井材を容易に施工することができた。
本発明によれば、軽量の天井材を容易に施工することのできる天井材の固定構造および施工方法が得られ、その工業的価値は極めて大である。
1:天井レール
2:天井材
3:垂直板部
4:底板部
5:L字部材
6:弾性体
7:ビスA
8:ビスB
9:タッカー

Claims (7)

  1. 垂直板部と底板部を有する天井レールと、天井材とを備え、前記天井材を前記垂直板部に直接的にまたは間接的に固定することを特徴とする天井材の固定構造の施工方法であって、弾性体をL字部材に接合し、L字部材を垂直部材に接合し、次いで、弾性体の上に天井材を載せ、次いで、L字部材が存在する位置とは異なる位置において、天井材を弾性体にタッカー止めする施工方法
  2. 前記弾性体が樹脂組成物またはゴム組成物からなる、請求項に記載の天井材の固定構造の施工方法
  3. 前記天井材が、主体繊維とバインダー繊維を含む繊維構造体の少なくとも1表面または内部に不燃シートを積層してなる複合繊維構造体からなり、かつ厚さ方向に圧縮することにより厚さを減少させた個所を有する、請求項1または請求項2に記載の天井材の固定構造の施工方法
  4. 前記天井材において、厚さが10mm以下である、請求項1〜のいずれかに記載の天井材の固定構造の施工方法
  5. 前記天井材において、巾1cmあたりの引張強力がタテ方向およびヨコ方向ともに1200N以上である、請求項1〜のいずれかに記載の天井材の固定構造の施工方法
  6. 前記天井レールと天井材との合計重量が2kg/m以下である、請求項1〜のいずれかに記載の天井材の固定構造の施工方法
  7. 天井材の固定構造全ての合計重量が2kg/m以下である、請求項1〜のいずれかに記載の天井材の固定構造の施工方法
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