JP6509679B2 - 配線・配管材の立て貫通部構成部材および配線・配管材の屋上への引き出し構造 - Google Patents
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Description
請求項2の発明によれば、屈曲された配線・配管材を引き出す引出口が、フランジ部の外縁と笠体の先端縁によって囲まれており、フランジ部と笠体を分離させた状態では、笠体の先端縁が囲む箇所が外部に開放し、配線・配管材を小さい孔に挿通させることなく、横方向から引出口内に仮配設でき、フランジ部と笠体を結合させることで、笠体の先端縁によって同開放箇所は閉じられるため、あたかも貫通孔に挿通したかのように配設でき、複雑な屈曲作業によって貫通孔に挿通するという作業がなくなり、作業性が向上する。また、開放箇所は閉じられるため配線・配管材が抜け出すこともない。さらに、フランジ部と笠体との間に入り込んだ雨水をより筒体から離れる方向へと案内して筒体の端部から建物内への侵入を防止している。
請求項3の発明によれば、屈曲された配線・配管材を引き出す引出口が、フランジ部の外縁と笠体の先端縁によって囲まれており、フランジ部と笠体を分離させた状態では、笠体の先端縁が囲む箇所が外部に開放し、配線・配管材を小さい孔に挿通させることなく、横方向から引出口内に仮配設でき、フランジ部と笠体を結合させることで、笠体の先端縁によって同開放箇所は閉じられるため、あたかも貫通孔に挿通したかのように配設でき、複雑な屈曲作業によって貫通孔に挿通するという作業がなくなり、作業性が向上する。また、開放箇所は閉じられるため配線・配管材が抜け出すこともない。さらに、引出口の上方を笠体が覆うことで、引出口からの雨水が侵入しにくくしている。
請求項4の発明によれば、屈曲された配線・配管材を引き出す引出口が、フランジ部の外縁と笠体の先端縁によって囲まれており、フランジ部と笠体を分離させた状態では、笠体の先端縁が囲む箇所が外部に開放し、配線・配管材を小さい孔に挿通させることなく、横方向から引出口内に仮配設でき、フランジ部と笠体を結合させることで、笠体の先端縁によって同開放箇所は閉じられるため、あたかも貫通孔に挿通したかのように配設でき、複雑な屈曲作業によって貫通孔に挿通するという作業がなくなり、作業性が向上する。また、開放箇所は閉じられるため配線・配管材が抜け出すこともない。さらに、配線・配管材を固定して、配線・配管材の揺動や振動を防止できる。
請求項5の発明によれば、屈曲された配線・配管材を引き出す引出口が、フランジ部の外縁と笠体の先端縁によって囲まれており、フランジ部と笠体を分離させた状態では、笠体の先端縁が囲む箇所が外部に開放し、配線・配管材を小さい孔に挿通させることなく、横方向から引出口内に仮配設でき、フランジ部と笠体を結合させることで、笠体の先端縁によって同開放箇所は閉じられるため、あたかも貫通孔に挿通したかのように配設でき、複雑な屈曲作業によって貫通孔に挿通するという作業がなくなり、作業性が向上する。また、開放箇所は閉じられるため配線・配管材が抜け出すこともない。さらに、フランジ部の外縁と笠体の先端縁により囲まれた引出口と別の箇所に、複数の配線・配管材をそれぞれ別の系統に分けて配設でき、区別がしやすく、また整然として見栄えがよい。また、引出孔は、前記引出口よりも前記筒体側に位置させることで、最低屈曲半径の大きい、例えばエアコン冷媒管や光ファイバーを、筒体から離れた箇所に形成された引出口から引き出し、最低屈曲半径が小さい、例えば信号線を、筒体から近い箇所に形成された引出孔から引き出すことで、それぞれの最低屈曲半径に応じて区分して配設できる。
請求項6の発明によれば、フランジ部と笠体との間に入り込んだ雨水が筒体の端部から建物内へと侵入するのを防止できる。
請求項7の発明によれば、フランジ部と笠体との間に入り込んだ雨水をより筒体から離れる方向へと案内して筒体の端部から建物内への侵入を防止している。
請求項8の発明によれば、引出口の上方を笠体が覆うことで、引出口からの雨水が侵入しにくくしている。
請求項9の発明によれば、配線・配管材を固定して、配線・配管材の揺動や振動を防止できる。
Claims (15)
- 屋上に突出配置されて内部に建物内から屋上へと配設される配線・配管材の配設経路を有する中空筒状の筒体の突出端部に取着される取着部と、前記取着部から外方に張り出すように設けられるフランジ部と、を備えた基体と、
前記筒体の突出端部を覆うとともに、前記フランジ部との間に前記筒体から引き出された配線・配管材の屈曲空間を構成する笠体と、
を有する本体を備え、
前記屈曲空間内で屈曲された配線・配管材が本体外部へ引き出される引出口が、前記フランジ部の外縁および前記笠体の先端縁によって形成され、
前記引出口は、前記取着部を取り囲むように放射状に複数形成されていることを特徴とする配線・配管材の立て貫通部構成部材。 - 屋上に突出配置されて内部に建物内から屋上へと配設される配線・配管材の配設経路を有する中空筒状の筒体の突出端部に取着される取着部と、前記取着部から外方に張り出すように設けられるフランジ部と、を備えた基体と、
前記筒体の突出端部を覆うとともに、前記フランジ部との間に前記筒体から引き出された配線・配管材の屈曲空間を構成する笠体と、
を有する本体を備え、
前記屈曲空間内で屈曲された配線・配管材が本体外部へ引き出される引出口が、前記フランジ部の外縁および前記笠体の先端縁によって形成され、
前記フランジ部の上面は、水平な屋上床に設置された際に取着部側から外縁に向けて下がり勾配になっていることを特徴とする配線・配管材の立て貫通部構成部材。 - 屋上に突出配置されて内部に建物内から屋上へと配設される配線・配管材の配設経路を有する中空筒状の筒体の突出端部に取着される取着部と、前記取着部から外方に張り出すように設けられるフランジ部と、を備えた基体と、
前記筒体の突出端部を覆うとともに、前記フランジ部との間に前記筒体から引き出された配線・配管材の屈曲空間を構成する笠体と、
を有する本体を備え、
前記屈曲空間内で屈曲された配線・配管材が本体外部へ引き出される引出口が、前記フランジ部の外縁および前記笠体の先端縁によって形成され、
前記引出口は、前記フランジ部の端縁が切欠かれて外方に開放するフランジ切欠部により構成されるフランジ部の外縁と、前記切欠部の外方への開放を閉じるように上方を覆う笠体の先端縁と、により構成されていることを特徴とする配線・配管材の立て貫通部構成部材。 - 屋上に突出配置されて内部に建物内から屋上へと配設される配線・配管材の配設経路を有する中空筒状の筒体の突出端部に取着される取着部と、前記取着部から外方に張り出すように設けられるフランジ部と、を備えた基体と、
前記筒体の突出端部を覆うとともに、前記フランジ部との間に前記筒体から引き出された配線・配管材の屈曲空間を構成する笠体と、
を有する本体を備え、
前記屈曲空間内で屈曲された配線・配管材が本体外部へ引き出される引出口が、前記フランジ部の外縁および前記笠体の先端縁によって形成され、
前記フランジ部には、前記引出口に隣接して当該フランジ部の外縁側から前記取着部側へ向かうにつれて傾斜するように当該フランジ部から突出した傾斜面が形成されるとともに、前記傾斜面に沿わせた前記配線・配管材を保持する保持部が設けられていることを特徴とする配線・配管材の立て貫通部構成部材。 - 屋上に突出配置されて内部に建物内から屋上へと配設される配線・配管材の配設経路を有する中空筒状の筒体の突出端部に取着される取着部と、前記取着部から外方に張り出すように設けられるフランジ部と、を備えた基体と、
前記筒体の突出端部を覆うとともに、前記フランジ部との間に前記筒体から引き出された配線・配管材の屈曲空間を構成する笠体と、
を有する本体を備え、
前記屈曲空間内で屈曲された配線・配管材が本体外部へ引き出される引出口が、前記フランジ部の外縁および前記笠体の先端縁によって形成され、
前記フランジ部には、配線・配管材を外部に引き出す引出孔がフランジ部の端縁から離れた箇所に設けられていることを特徴とする配線・配管材の立て貫通部構成部材。 - 前記取着部は、下端に前記筒体の突出端部が内挿される、または突出端部に外嵌する下開口と、上端に前記筒体に取着した状態で筒体内を上方に臨ませる上開口と、を構成する中空筒状を成し、前記筒体の突出端部に取着した状態で、前記フランジ部の上面よりも前記上開口縁のほうが高くなるように前記フランジ部の上面よりも前記上開口側が突出していることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の配線・配管材の立て貫通部構成部材。
- 前記フランジ部の上面は、取着部側から外縁に向けて下がり勾配になっていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の配線・配管材の立て貫通部構成部材。
- 前記引出口は、前記フランジ部の端縁が切欠かれて外方に開放するフランジ切欠部により構成されるフランジ部の外縁と、前記切欠部の外方への開放を閉じるように上方を覆う笠体の先端縁と、により構成されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の配線・配管材の立て貫通部構成部材。
- 前記フランジ部には、前記配線・配管材を保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の配線・配管材立て貫通部構成部材。
- 前記フランジ部には、配線・配管材を外部に引き出す引出孔がフランジ部の端縁から離れた箇所に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の記載の配線・配管材立て貫通部構成部材。
- 前記フランジ部外縁及び笠体先端縁において少なくとも引出口を形成する箇所には、引き出される配線・配管材の外面に当接して圧縮される圧縮部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の配線・配管材立て貫通部構成部材。
- 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の配線・配管材立て貫通部構成部材が、屋上に突出配置された筒体の突出端部に取着され、配線・配管材が筒体を通り屈曲されて前記引出口から引き出され、前記配線・配管材の周囲に建物内と屋外との連通を遮断する封止部材が設けられていることを特徴とする配線・配管材の屋上への引き出し構造。
- 前記封止部材は、粘着性のあるパテ状あるいは粘土状からなり、前記フランジ部上から配線・配管材外面にかけて盛り付けられていることを特徴とする請求項12に記載の配線・配管材の屋上への引き出し構造。
- 前記配線・配管材が前記フランジ部に設けられた保持部により保持されていることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の配線・配管材の屋上への引き出し構造。
- 前記筒体内にエアコン用冷媒管とケーブルが配設され、前記フランジ部の張り出し方向の先端縁に切欠かれた、外方に開放するフランジ切欠部と、前記切欠部の外方への開放を閉じるように上方を覆う笠体の先端縁と、により構成される引出口から前記エアコン用冷媒管が引き出し配管され、前記引出口よりも筒体に近い箇所に形成された引出孔に接続された電線管内に前記ケーブルが配線されていることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれか一項に記載の配線・配管材の屋上への引き出し構造。
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