JP6507588B2 - 面発光ユニット - Google Patents
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Description
好ましくは、面発光パネルの発光面は、透過部材の裏面と接している。透過部材の表面は、拡散部材の一方の面と接している。
好ましくは、明部の所定方向の幅は、発光面から拡散部材までの距離よりも短い。
[面発光ユニット100]
図1〜図6を参照して、実施の形態1に従う面発光ユニット100について説明する。図1は、面発光ユニット100を示す平面図であり、図2中の矢印I方向から見た面発光ユニット100に相当している。図2は、図1中のII−II線に沿った矢視断面図である。図1および図2に示されるように、面発光ユニット100は、面発光パネル20と、透過部材21と、拡散部材26とを備える。以下、これらの構成について順に説明する。
図3は、面発光パネル20を示す断面図である。図4は、面発光パネル20を示す平面図であり、図3中の矢印IV方向から見た面発光パネル20に相当している。図3および図4に示されるように、面発光パネル20は、陽極12、発光層13、陰極14、封止部材15、絶縁層16を含む。
図3および図5を参照して、面発光パネル20の発光領域RAおよび非発光領域RBについて説明する。図5は、面発光パネル20を示す平面図であり、図3中の矢印V方向から見た面発光パネル20に相当している。
図5を再び参照しつつ、図6を参照して、発光領域RAの暗部RA1および明部RA2について説明する。図6は、図2に示される面発光ユニット100において、暗部RA1の周辺を拡大した図である。
図2を再び参照して、透過部材21について説明する。透過部材21は、表面21Aおよび裏面21Bを有する平板状の部材から構成される。透過部材21は、その裏面21Bが面発光パネル20の発光面20Sに対向するように設けられている。好ましくは、透過部材21の裏面21Bと面発光パネル20の表面20Aとは互いに接している。
図2を再び参照して、拡散部材26について説明する。拡散部材26は、表面26Aおよび裏面26Bを有する平板状の部材から構成される。拡散部材26は、透過部材21の表面21Aに対向するように設けられている。
以上のように構成される面発光ユニット100によれば、上記注目方向における暗部RA1の幅LA1は、発光面20Sから拡散部材26までの距離Hよりも短い。これにより、面発光ユニット100は、暗部RA1を認識させることなく発光領域RAの輝度を一様に下げることができる。その結果、面発光ユニット100は、発光領域RAと、発光領域RAの周囲に位置する非発光領域RBとの間の輝度差を小さくすることができ、非発光領域RBがあたかも発光領域RAと同じように光っているように見せることができる。結果として、面発光ユニット100は、非発光領域RBを目立ちにくくすることができる。
[反射部材30]
図7および図8を参照して、実施の形態2に従う面発光ユニット100Aについて説明する。図7は、面発光ユニット100Aの断面図を示す図であり、図1中のII−II線に沿った矢視断面図である。図8は、面発光パネル20および反射部材30を示す平面図であり、図7中のVIII方向から見た面発光パネル20および反射部材30に相当する。説明を分かりやすくするために、図8では、面発光パネル20および反射部材30以外の面発光ユニット100Aの構成については省略している。
反射部材30は、透過部材21と拡散部材26との間の界面で反射した光を面発光ユニット100Aの視認側に向けて反射する。これにより、面発光ユニット100Aは、非発光領域RB上の領域からより多くの光を放射できる。その結果、面発光ユニット100Aは、非発光領域RBの輝度を上げることができる。
図9および図10を参照して、実施の形態3に従う面発光ユニット100Bについて説明する。図9は、面発光ユニット100Bに備えられる面発光パネル20を示す平面図である。図10は、図1中のII−II線に沿った面発光ユニット100Bの矢視断面図であり、図9に示される面発光パネル20の暗部RA1および明部RA2を拡大した図である。
[配光曲線]
図11を参照して、面発光ユニット100Cについて説明する。図11は、面発光ユニット100Cの配光曲線を垂直面内配光分布で示した図である。実施の形態4に従う面発光ユニット100Cは、面発光パネル20の非発光領域RBにより多くの光を集めるために斜め方向に放射する光をより多くする。面発光ユニット100Cの構成については、実施の形態1に従う面発光ユニット100と同じであるので、それらについては説明を繰り返さない。
以上のようにして、面発光ユニット100Cは、L>cosθの条件を満たすように配光する。その結果、面発光ユニット100Cは、より多くの光を非発光領域RB上の領域に導くことができ、発光領域RAと非発光領域RBとの間の輝度差を小さくすることができる。これにより、面発光ユニット100Cは、非発光領域RBがあたかも発光領域RAと同じように光っているように見せることができ、非発光領域RBが目立たなくなる。
図12を参照して、実施の形態5に従う面発光ユニット100Dについて説明する。図12は、面発光ユニット100Dに備えられる面発光パネル20を示す平面図である。
図13〜図17を参照して、上述の実施の形態に関して行なったシミュレーションについて説明する。当該シミュレーションは、上述の実施の形態に基づく実施例1〜5と、上述の実施の形態に基づかない比較例1,2とを比較するものである。実施例1〜5と比較例1,2との相違点は、主として、実施例1〜5では暗部RA1が設けられ、比較例では暗部RA1が設けられていない点である。以下では、比較例1,2の構成と実施例1〜5の構成を順に説明し、その後に、比較例1,2および実施例1〜5のシミュレーション結果について説明する。
図2を再び参照して、比較例1,2および実施例1〜5に従う面発光ユニットに共通する構成について説明する。当該面発光ユニットは、第1の実施の形態に従う面発光ユニット100と同様に、面発光パネル20と、透過部材21と、拡散部材26とを備える。面発光パネル20、透過部材21、および拡散部材26の各々の界面は、互いに接している。
図13を参照して、比較例1に従う面発光ユニットの特有の構成について説明する。図13は、比較例1,2および実施例1〜5に従う面発光ユニットの構成の違いを示した表である。
図13を再び参照して、比較例2に従う面発光ユニットの特有の構成について説明する。図13に示されるように、比較例2では、暗部RA1は、形成されない。反射部材30(図7参照)の反射率は、60%である。面発光パネル20の配光は、斜め配光(図11参照)である。
図5および図13を再び参照して、実施例1に従う面発光ユニットの特有の構成について説明する。本実施例は、上述の実施の形態2に対応する。図13に示されるように、本実施例では、反射部材30(図7参照)の反射率は、60%である。面発光パネル20の配光は、ランバート配光(図11参照)である。
図9および図13を再び参照して、実施例2に従う面発光ユニットの特有の構成について説明する。本実施例は、上述の実施の形態4に対応する。図13に示されるように、本実施例では、反射部材30(図7参照)の反射率は、60%である。面発光パネル20の配光は、斜め配光(図11参照)である。
図13を再び参照して、実施例3に従う面発光ユニットの特有の構成について説明する。本実施例は、上述の実施の形態3に対応する。図13に示されるように、本実施例では、反射部材30(図7参照)の反射率は、80%である。面発光パネル20の配光は、ランバート配光(図11参照)である。暗部RA1は、実施例1と同じようにライン状に形成される。
図13を再び参照して、実施例4に従う面発光ユニットの特有の構成について説明する。本実施例は、上述の実施の形態5に対応する。図13に示されるように、本実施例では、反射部材30(図7参照)の反射率は、60%である。面発光パネル20の配光は、ランバート配光(図11参照)である。
図13および図14を再び参照して、実施例5に従う面発光ユニットの特有の構成について説明する。図13に示されるように、本実施例では、反射部材30(図7参照)の反射率は、60%である。面発光パネル20の配光は、ランバート配光(図11参照)である。
図15〜図17を参照して、比較例1,2に従う面発光ユニットと実施例1〜5に従う面発光ユニットとの規格化輝度を比較したシミュレーション結果について説明する。図15は、比較例1,2に従う面発光ユニットと実施例1,3に従う面発光ユニットとの輝度プロファイルを示す図である。図16は、比較例1,2に従う面発光ユニットと実施例2に従う面発光ユニットとの輝度プロファイルを示す図である。図17は、比較例1,2に従う面発光ユニットと実施例4,5に従う面発光ユニットとの輝度プロファイルを示す図である。
Claims (6)
- 発光面を有する面発光パネルと、
表面および裏面を有し、かつ前記発光面と前記裏面とが対向するように設けられている透過部材と、
前記透過部材の前記表面に対向するように設けられている拡散部材とを備え、
前記面発光パネルの前記発光面は、発光領域と、前記発光領域の外周に位置し、光を放射しない非発光領域とを含み、
前記発光領域は、前記発光面内の所定方向において、前記発光領域の両端の間に、当該両端よりも輝度が低い暗部を有し、
前記暗部の前記所定方向の幅は、前記発光面から前記拡散部材までの距離よりも短く、
前記暗部は、発光しない暗線である、面発光ユニット。 - 前記暗線は、前記非発光領域と接している、請求項1に記載の面発光ユニット。
- 前記面発光パネルの前記発光面は、前記透過部材の前記裏面と接しており、
前記透過部材の前記表面は、前記拡散部材の一方の面と接している、請求項1または2に記載の面発光ユニット。 - 前記面発光パネルから放射される光の前記発光面と垂直な平面における配光曲線を描いた場合に、前記発光面の法線方向に延在する光軸に沿った正面側の輝度を1とし、前記平面内において前記光軸との間で形成される角がθである方向の輝度をLとすると、前記配光曲線が、L>cosθの条件を満たす部分を少なくとも有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の面発光ユニット。
- 発光面を有する面発光パネルと、
表面および裏面を有し、かつ前記発光面と前記裏面とが対向するように設けられている透過部材と、
前記透過部材の前記表面に対向するように設けられている拡散部材とを備え、
前記面発光パネルの前記発光面は、光を放射する発光領域と、前記発光領域の外周に位置し、光を放射しない非発光領域とを含み、
前記発光領域は、前記発光面内の所定方向において、前記発光領域の両端に位置する明部と、前記明部の間に位置する暗部とを有し、
前記暗部は、前記所定方向において、前記明部よりも低い輝度の分布を有し、
前記暗部の前記所定方向の幅は、前記発光面から前記拡散部材までの距離よりも短い、面発光ユニット。 - 前記明部の前記所定方向の幅は、前記発光面から前記拡散部材までの距離よりも短い、請求項5に記載の面発光ユニット。
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