JP6505075B2 - 建機用アームレスト装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されたアームレスト装置は、建機本体に固定されたパイプ状の支柱と、この支柱の外周に上下方向に移動可能に設けられた筒状のステーと、このステーの上端に設けられたレスト部とを備えている。支柱内部には、水平方向に延びる雌ねじ部が配置されている。ステーを貫通するボルトを雌ねじ部にねじ込むことにより、ステーが支柱に支持されている。
上記支柱の内周面の断面形状が非円形をなし、上記保持手段は、上記ステーに設けられて径方向外方向に突出する弾性変形可能な摩擦係合部を有し、上記ステーは、その長手方向に延びる回動軸線を中心として上記支柱に対して回動可能であり、上記ステーが第1角度位置にあるとき、上記摩擦係合部が上記支柱の内周面に弾性変形を伴って摩擦係合することにより上記ステーが上下動不能にして上記支柱に保持され、上記ステーが第2角度位置にあるとき、上記摩擦係合部が上記支柱の内周面から離れることにより上記ステーが上記支柱に対して上下動可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、周方向に等間隔離れた摩擦係合部と支柱の係合面との摩擦係合により、安定してレスト部を所望高さに保持することができる。
上記構成によれば、ステーをより一層安定して支持できる。
上記構成によれば、1つのガイドブッシュで複数の摩擦係合部を配置することができ、構成の簡略化を図ることができる。
上記構成によれば、製造誤差に拘わらず、ボルトのねじ込み量を調節することにより、最適な摩擦係合を得ることができる。
上記構成によれば、ガイドブッシュによりステーの芯出しを行なうことができ、ステーを安定して保持することができる。
レスト部30は、平面形状が略長方形をなす基板31と、この基板31を覆うクッション材32とを有している。基板31の一端部には長円形状の固定穴31aが形成されている。この固定穴31aにステー20の上端部に形成された長円形状の固定部21を差し込むとともに、ネジ(図示しない)を固定部21の上端面のネジ穴(図示しない)にねじ込むことにより、基板31がステー20に固定されている。
図4(A)、(B)に示すように、ロックブッシュ50の上部51は円盤形状をなしており、その中央には貫通穴51aが形成されている。この上部51の上面には貫通穴51aから放射状に延びる4つ(複数)の係合突起51bが形成されている。これら係合突起51bは周方向に90°間隔(等間隔)離れている。
図2、図5に示すように、ステー20の係合溝23にロックブッシュ50の係合突起51bが嵌め込まれることにより、ロックブッシュ50はステー20に対して回動を禁じられている。
各分割片55の外周部は、上部51の周面から経方向外方向に突出しており、摩擦係合部55aと、この摩擦係合部55aに連なる案内部55bとして提供されている。摩擦係合部55aの外面は径方向と直交する平坦面をなしている。案内部55bは図4(B)において摩擦係合部55aの時計回り方向の端に連なり、時計回り方向に向かうにしたがってロックブッシュ50の中心軸線に近づくように傾斜している。
上記ボルト70のねじ込み量を調節することにより、テーパ部材60の収容空間56への挿入深さが変わるので、摩擦係合部55aの径方向外方向への突出量を調節することができる。
また、摩擦係合部55aにおいて係合面15に接する外面は径方向と直交する平坦面となっているため、安定したロックが得られる。
上記の高さ調節の際に、操作者はレスト部30を片手で持った状態で、45°反時計回りに回動させ、高さ調節し、最後に45°時計回りに回動させることもでき、操作性が良い。
また、摩擦係合面55aの外面が平坦であるため、その全域が係合面15に接した後、ステー20をさらに時計回り方向に回動させようとすると大きな抵抗が働く。そのため、ステー20を最適なロック位置で位置決めすることができる。
例えば、上記実施形態とは逆にステーを時計回り方向に回動させることによりロックを解除し、反時計回り方向に回動させることによりロックするようにしてもよい。
収容空間の内周はテーパでなくてもよい。
ロックブッシュは分割されていなくてもよい。
本実施形態ではロックブッシュに比較的硬質の樹脂を用いたが、硬質ゴムを用いてもよい。
支柱の断面形状は正方形以外の正多角形であってもよい。
摩擦係合部の数は適宜選択可能である。
15 係合面
20 ステー
22 ネジ穴
30 レスト部
40 ガイドブッシュ
41a ガイド穴
50 ロックブッシュ(保持手段)
51 ロックブッシュの上部
52 ロックブッシュの下部
55 分割片
55a 摩擦係合部
56 収容空間
60 テーパ部材
70 ボルト
L ステーの中心軸線(回動軸線)
Claims (6)
- 建機本体から上方に突出する中空の支柱と、この支柱の上端開口から挿入され支柱に沿って延びるステーと、このステーの上端に設けられたレスト部と、上記ステーを上記支柱に高さ調節可能に保持する保持手段とを備えた建機用アームレスト装置において、
上記支柱の内周面の断面形状が非円形をなし、
上記保持手段は、上記ステーに設けられて径方向外方向に突出する弾性変形可能な摩擦係合部を有し、
上記ステーは、その長手方向に延びる回動軸線を中心として上記支柱に対して回動可能であり、上記ステーが第1角度位置にあるとき、上記摩擦係合部が上記支柱の内周面に弾性変形を伴って摩擦係合することにより上記ステーが上下動不能にして上記支柱に保持され、上記ステーが第2角度位置にあるとき、上記摩擦係合部が上記支柱の内周面から離れることにより上記ステーが上記支柱に対して上下動可能であることを特徴とする建機用アームレスト装置。 - 上記摩擦係合部が周方向に等角度間隔離れて複数配置され、上記支柱の内周面において、上記摩擦係合部の角度間隔と同角度間隔離れた複数の面領域が、上記摩擦係合部と係合する係合面として提供され、これら係合面は、上記支柱の内周面の他の面領域より、上記ステーの回動軸線に近いことを特徴とする請求項1に記載の建機用アームレスト装置。
- 上記支柱は横断面形状が正多角形のパイプからなり、上記ステーは横断面形状が円形をなし、その中心軸線が上記回動軸線として提供され、
上記摩擦係合部は周方向に等間隔を置いて上記支柱の角と同数配置されており、上記支柱の内周面において各辺の中央部が、上記係合面として提供されることを特徴とする請求項2に記載の建機用アームレスト装置。 - 上記保持手段は、上記ステーの下端に固定された弾性材料からなるロックブッシュを備え、このロックブッシュの外周部に上記複数の摩擦係合部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の建機用アームレスト装置。
- 上記ロックブッシュの下部が周方向に分割された複数の分割片を有し、これら分割片の外周部に上記摩擦係合部が形成されており、
上記ステーの下端面にはその中心軸線上にネジ穴が形成され、上記ロックブッシュの下部には上記分割片に囲われた収容空間が形成され、この収容空間には、上方に向かって先細をなすテーパ部材が収容されており、
上記テーパ部材と上記ロックブッシュの上部を貫通するボルトが、上記ステーのネジ穴にねじ込まれていることを特徴とする請求項4に記載の建機用アームレスト装置。 - 上記支柱の上端にはガイドブッシュが固定され、このガイドブッシュの中央に形成された円形のガイド穴に上記ステーが挿通されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の建機用アームレスト装置。
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