JP6502457B2 - ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 - Google Patents
ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6502457B2 JP6502457B2 JP2017204685A JP2017204685A JP6502457B2 JP 6502457 B2 JP6502457 B2 JP 6502457B2 JP 2017204685 A JP2017204685 A JP 2017204685A JP 2017204685 A JP2017204685 A JP 2017204685A JP 6502457 B2 JP6502457 B2 JP 6502457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- wire
- welding
- guide member
- welding wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims 20
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
Images
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
(1) 溶接用トーチに取り付けられた状態で、溶接ワイヤーを案内しながら、その先端側から溶接ワイヤーを送り出すワイヤー狙いガイドであって、
前記溶接ワイヤーを案内する第1のガイド部材及び第2のガイド部材と、
前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材とを回動自在に連結する連結部と、
前記第2のガイド部材に対して前記第1のガイド部材を固定する固定部とを備え、
前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材との少なくとも一方は、前記溶接ワイヤーを挟んだ少なくとも一方側又は両側に配置されたガイド部を有し、
前記第2のガイド部材に対して前記第1のガイド部材を折り曲げることによって、前記溶接ワイヤーが前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材との何れかに設けられた前記ガイド部を支点に曲げられた状態で、前記第1のガイド部材の先端側から送り出される前記溶接ワイヤーの向きが可変となっていることを特徴とするワイヤー狙いガイド。
(2) 前記第1のガイド部材の先端側には、前記溶接ワイヤーを貫通させるノズル部が設けられ、
前記溶接ワイヤーは、前記ノズル部の先端から送り出されることを特徴とする前記(1)に記載のワイヤー狙いガイド。
(3) 前記第1のガイド部材には、前記溶接ワイヤーを前記ノズル部側へと案内する第1のガイド部が設けられていることを特徴とする前記(2)に記載のワイヤー狙いガイド。
(4) 前記第1のガイド部は、前記溶接ワイヤーを挟んだ両側にそれぞれ配置され、
前記溶接ワイヤーは、前記第1のガイド部に挟み込まれた状態で、前記ノズル部側へと案内されることを特徴とする前記(3)に記載のワイヤー狙いガイド。
(5) 前記第2のガイド部材の基端側に接続された状態で、前記溶接ワイヤーを送給するライナーを備えることを特徴とする前記(1)〜(4)の何れか一項に記載のワイヤー狙いガイド。
(6) 前記第2のガイド部材には、前記ライナーから送給された溶接ワイヤーを案内する第2のガイド部が設けられていることを特徴とする前記(5)に記載のワイヤー狙いガイド。
(7) 前記第2のガイド部は、前記溶接ワイヤーを挟んだ両側にそれぞれ配置され、
前記溶接ワイヤーは、前記第2のガイド部に挟み込まれた状態で、前記第1のガイド部材側へと案内されることを特徴とする前記(6)に記載のワイヤー狙いガイド。
(8) 前記第2のガイド部材を前記溶接用トーチに取り付ける取付部を備えることを特徴とする前記(1)〜(7)の何れか一項に記載のワイヤー狙いガイド。
(9) 溶接用トーチと、
前記(1)〜(8)の何れか一項に記載のワイヤー狙いガイドとを備えることを特徴とする溶接装置。
本実施形態では、TIG溶接用トーチにワイヤー狙いガイド(フィラーガイド)を取り付けることによって、溶加材である溶接ワイヤー(フィラー)の送給を自動で行いながら、半自動のTIG溶接を行う溶接装置を例に挙げて説明する。
先ず、図1(A),(B)に示すように、TIG溶接用トーチ100の一例について説明する。なお、図1(A)は、TIG溶接用トーチ100の一例を示す側面図であり、図1(B)は、図1(A)に示すTIG溶接用トーチ100の要部断面図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態として、図2〜図4に示すワイヤー狙いガイド1について説明する。なお、図2は、ワイヤー狙いガイド1の構成を示す平面図である。図3は、ワイヤー狙いガイド1の構成を示す分解平面図である。図4は、ワイヤー狙いガイド1の構成を示す側面図である。
第1の変形例では、例えば図8(A)〜(H)に示すように、上述した第1のガイドローラー9及び第2のガイドローラー10の配置や数について、適宜変更を加えることが可能である。
第2の変形例では、例えば図9、図10及び図11に示すワイヤー狙いガイド1Aのような構成とすることも可能である。具体的に、このワイヤー狙いガイド1Aは、図9、図10及び図11に示すように、上記ガイドスリット18の代わりに、ガイド部18Aを有している。ガイド部18Aは、第1の連結片11の幅方向の他方側の端縁部に沿って、第1の軸孔14を中心に円弧状に切り欠き形成されている。また、ワイヤー狙いガイド1Aでは、上記ナット20の代わりに、ガイド部18Aに沿った方向の両端部と当接される特殊ナット20Aが用いられている。
第3の変形例では、上述したワイヤー狙いガイド1,1Aの構成に限らず、例えば図12(A),(B)に示すような構成に、適宜変更を加えることが可能である。
第4の変形例では、例えば図13(A),(B)に示すように、上述したワイヤー狙いガイド1の構成の加えて、ライナー4とノズル部8との間に、溶接ワイヤーWを貫通させる絶縁チューブ21を配置した構成としてもよい。絶縁チューブ21は、ライナー4とノズル部8との間を連結するように配置されている。また、第1のガイド部材2と第2のガイド部材3との間で、溶接ワイヤーWと共に曲げることが可能である。なお、絶縁チューブには、例えばコイルライナーや樹脂チューブなどを用いることができる。
変形例5では、上記TIG溶接用トーチ100に限らず、上記ワイヤー狙いガイド1が取り付けられる溶接用トーチについては、例えば図14(A)に示すMIG/MAG溶接用トーチ100Aや、図14(B)に示すプラズマアーク溶接用トーチ100Bであってもよい。
第6の変形例では、上述した図14(A)に示すMIG/MAG溶接用トーチ100Aに上記ワイヤー狙いガイド1に取り付けた構造(溶接装置)において、例えば図15及び図16に示すように、溶接後の溶接ビードの周囲をアウターノズル200で囲むアフターシールド構造としてもよい。
第7の変形例では、上述した図14(A)に示すMIG/MAG溶接用トーチ100Aに上記ワイヤー狙いガイド1に取り付けた構造(溶接装置)において、例えば図17及び図18に示すように、溶接後の溶接ビードの周囲をアウターノズル300で囲むアフターシールド構造としてもよい。
第8の変形例では、上述した図14(A)に示すMIG/MAG溶接用トーチ100Aに上記ワイヤー狙いガイド1に取り付けた構造(溶接装置)において、例えば図19に示すように、溶接後の溶接ビードの周囲をアウターノズル400で囲むアフターシールド構造と共に、第2のシールドガスを導入する構成としてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態として、図20及び図21に示すワイヤー狙いガイド50について説明する。なお、図20は、ワイヤー狙いガイド50の構成を示す平面図である。図21は、ワイヤー狙いガイド50の構成を示す側面図である。また、以下の説明では、上記ワイヤー狙いガイド1と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
例えば、上記ガイド部材53を、上述した連結部5を介して回動自在に連結された第1のガイド部材2及び第2のガイド部材3のような構成とすることで、第2のガイド部材3に対する第1のガイド部材2の角度調整を行い、溶接ワイヤーWの向きを変える(調整する)ことが可能な構成としてもよい。
Claims (9)
- 溶接用トーチに取り付けられた状態で、溶接ワイヤーを案内しながら、その先端側から溶接ワイヤーを送り出すワイヤー狙いガイドであって、
前記溶接ワイヤーを案内する第1のガイド部材及び第2のガイド部材と、
前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材とを回動自在に連結する連結部と、
前記第2のガイド部材に対して前記第1のガイド部材を固定する固定部とを備え、
前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材との少なくとも一方は、前記溶接ワイヤーを挟んだ少なくとも一方側又は両側に配置されたガイド部を有し、
前記第2のガイド部材に対して前記第1のガイド部材を折り曲げることによって、前記溶接ワイヤーが前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材との何れかに設けられた前記ガイド部を支点に曲げられた状態で、前記第1のガイド部材の先端側から送り出される前記溶接ワイヤーの向きが可変となっていることを特徴とするワイヤー狙いガイド。 - 前記第1のガイド部材の先端側には、前記溶接ワイヤーを貫通させるノズル部が設けられ、
前記溶接ワイヤーは、前記ノズル部の先端から送り出されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤー狙いガイド。 - 前記第1のガイド部材には、前記溶接ワイヤーを前記ノズル部側へと案内する第1のガイド部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤー狙いガイド。
- 前記第1のガイド部は、前記溶接ワイヤーを挟んだ両側にそれぞれ配置され、
前記溶接ワイヤーは、前記第1のガイド部に挟み込まれた状態で、前記ノズル部側へと案内されることを特徴とする請求項3に記載のワイヤー狙いガイド。 - 前記第2のガイド部材の基端側に接続された状態で、前記溶接ワイヤーを送給するライナーを備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のワイヤー狙いガイド。
- 前記第2のガイド部材には、前記ライナーから送給された溶接ワイヤーを案内する第2のガイド部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のワイヤー狙いガイド。
- 前記第2のガイド部は、前記溶接ワイヤーを挟んだ両側にそれぞれ配置され、
前記溶接ワイヤーは、前記第2のガイド部に挟み込まれた状態で、前記第1のガイド部材側へと案内されることを特徴とする請求項6に記載のワイヤー狙いガイド。 - 前記第2のガイド部材を前記溶接用トーチに取り付ける取付部を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のワイヤー狙いガイド。
- 溶接用トーチと、
請求項1〜8の何れか一項に記載のワイヤー狙いガイドとを備えることを特徴とする溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017204685A JP6502457B2 (ja) | 2017-10-23 | 2017-10-23 | ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017204685A JP6502457B2 (ja) | 2017-10-23 | 2017-10-23 | ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015036958A Division JP6255641B2 (ja) | 2015-02-26 | 2015-02-26 | ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018027571A JP2018027571A (ja) | 2018-02-22 |
JP6502457B2 true JP6502457B2 (ja) | 2019-04-17 |
Family
ID=61248999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017204685A Active JP6502457B2 (ja) | 2017-10-23 | 2017-10-23 | ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6502457B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7269572B2 (ja) * | 2020-09-30 | 2023-05-09 | 株式会社チップマン | コンタクトチップ取付装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825018U (ja) * | 1971-07-30 | 1973-03-24 | ||
JPS6056181U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-19 | 日立建機株式会社 | ア−ク溶接用ト−チ |
JPH03297568A (ja) * | 1990-04-17 | 1991-12-27 | Nippon Steel Corp | 先端弯曲溶接トーチ |
JPH11342471A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Origin Electric Co Ltd | アーク溶接におけるワイヤ供給装置 |
JP6081268B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-02-15 | 株式会社ダイヘン | フィラワイヤガイド支持装置 |
-
2017
- 2017-10-23 JP JP2017204685A patent/JP6502457B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018027571A (ja) | 2018-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6255641B2 (ja) | ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 | |
CN104203478B (zh) | 半自动焊接系统、转换用接头套件及焊接用吹管 | |
JP5178963B2 (ja) | 溶接用トーチ及びアダプタキット | |
CA2961150C (en) | Two-piece nozzle assembly for an arc welding apparatus | |
JP2019162646A (ja) | 溶接装置 | |
US10786861B2 (en) | Tungsten inert gas welding torch with improved air cooled handle | |
JP6154549B2 (ja) | 溶接用トーチ及び取付治具 | |
JP6502457B2 (ja) | ワイヤー狙いガイド及び溶接装置 | |
WO2022158584A1 (ja) | トーチ及びその走査方法 | |
JP6763752B2 (ja) | 溶接用トーチ及びワイヤー狙いガイド | |
JP6940975B2 (ja) | アフターシールド治具及び溶接システム | |
KR101791146B1 (ko) | 통합 용접 토치 | |
JP6818172B1 (ja) | 溶接用トーチ | |
KR101791116B1 (ko) | 통합 용접 토치 | |
KR101791147B1 (ko) | 용접 토치용 헤드 어셈블리 | |
CN110773851B (zh) | 一种焊枪 | |
JP2000024780A (ja) | 狭隘部用tig溶接トーチおよび該トーチを用いての溶接方法 | |
KR101698195B1 (ko) | 수동 아크용접 토치 | |
KR20190109875A (ko) | 용재의 공급구조가 개선된 티그용접 용 토치 | |
JPS6245481A (ja) | 溶接用ト−チ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6502457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |