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JP6493067B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
ブラシレスDCモータ(以下、「モータ」と称する)等の同期モータの巻線に印加する電圧を生成するための制御には種々の方式が存在し、目的に応じて使い分けられる場合がある。
特許文献1には、モータの巻線の電流の位相を進角させる場合には矩形波状の電圧を生成する矩形波制御を行い、モータの巻線の位相を進角させる必要がない場合には、正弦波波形の電圧を生成するPWM(Pulse Width Modulation)制御を行う交流電動機の駆動制御装置が開示されている。
特許第3683135号公報
しかしながら、電圧を生成する制御の方式が異なれば、生成される電圧及び電流は同一ではない。特許文献1に記載の発明では、モータが回転中に電圧生成の駆動方式を変更するので、駆動方式の変更の際に、生成される電圧及び電流に差異が生じ、その結果、モータの回転速度が意に反して変動するおそれがあるという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、回転速度に応じて電圧生成の駆動方式を変更する場合に、モータの回転速度の変動を抑制し得るモータ制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のモータ制御装置は、異なる2つの駆動方式での制御が可能で、制御されることによって生成した電圧を三相モータの巻線に印加する駆動回路と、印加された電圧に応じて前記三相モータの巻線に流れる電流を検出する電流検出部と、前記三相モータの始動前に、所定の指令信号に基づいて一方の駆動方式で前記駆動回路を制御した後に、該所定の指令信号に基づいて他方の駆動方式で前記駆動回路を制御して、異なる2つの駆動方式の各々で電圧を生成するように前記駆動回路を制御し、前記他方の駆動方式で生成された電圧が前記三相モータの巻線に印加されることにより前記電流検出部で検出された電流が、前記一方の駆動方式で生成した電圧が前記三相モータの巻線に印加されることにより前記電流検出部で検出された電流と一致するように該所定の指令信号を変化させ、該所定の指令信号と該変化させた指令信号との差異に基づいて、前記2つの駆動方式の前記一方の駆動方式から前記他方の駆動方式に変更する場合の補正値を算出すると共に、前記三相モータの始動後、前記駆動回路の駆動方式を変更する場合に、入力された指令信号を前記補正値に基づいて補正し、前記2つの異なる駆動方式のいずれか一方で補正した指令信号を用いて前記駆動回路を制御する駆動回路制御部と、を含んでいる。
このモータ制御装置によれば、他方の駆動方式で生成した電圧が三相モータの巻線に印加されることにより検出された電流が、一方の駆動方式で生成した電圧が三相モータの巻線に印加されることにより検出された電流と一致するように指令信号を変化させている。変化前と変化後との指令信号の差異に基づいて補正値を算出し、指令信号を算出した補正値で補正することにより、電圧生成の駆動方式を変更する場合に、モータの回転速度の変動を抑制できる。
請求項に記載のモータ制御装置は、請求項1記載のモータ制御装置において、前記駆動回路制御部は、前記三相モータの始動前に、前記一方の駆動方式で前記駆動回路を制御して第1相の巻線から第2相の巻線を介して接地領域に通電させた後に、前記他方の駆動方式で前記駆動回路を制御して前記第1相の巻線から前記第2相の巻線を介して接地領域に通電させることにより、前記三相モータのロータを回転させずに前記補正値を算出する。
このモータ制御装置によれば、三相モータのロータを回転させないようにすることにより、電流検出部で検出される電流の変動を抑制するので、補正値の算出が容易になる。
請求項に記載のモータ制御装置は、請求項1又は2に記載のモータ制御装置において、前記駆動回路制御部は、前記三相モータの初回の始動時に先行して前記補正値を算出して記憶し、初回以後の前記三相モータの始動では該記憶した補正値に基づいて前記指令信号を補正する。
このモータ制御装置によれば、記憶した補正値を用いることにより、三相モータの始動毎に補正値を算出することを要しないので、三相モータの制御を簡易迅速化できる。
請求項に記載のモータ制御装置は、請求項1又は2に記載のモータ制御装置において、前記駆動回路制御部は、前記三相モータの所定回数の始動毎に前記補正値を算出して記憶し、該記憶した補正値に基づいて前記指令信号を補正する。
このモータ制御装置によれば、所定の始動毎に補正値を再算出することにより、三相モータの経時変化に対応した補正値を用いて三相モータを制御することができる。
請求項に記載のモータ制御装置は、請求項1〜のいずれか1項記載のモータ制御装置において、前記2つの駆動方式は、ロータの回転位置に応じていずれか1相の巻線を無通電にし、他の2相の巻線の一方の巻線から他方の巻線に通電されるように前記駆動回路を制御する第1駆動方式と、ロータの回転位置に応じていずれか1相の巻線を無通電にし、他の2相の巻線の一方の巻線から他方の巻線に通電された後、前記一方の巻線から前記他方の巻線に流れる電流を減衰させる通電がされるように前記駆動回路を制御する第2駆動方式と、を含む。
このモータ制御装置によれば、第2駆動方式では通電した巻線に残留する電流を減衰させる通電をしている。かかる通電により、無通電の相の誘起電圧に生じるノイズを軽減でき、低速回転時に誘起電圧に基づくロータの位置の検出が容易となる。
請求項に記載のモータ制御装置は、請求項5に記載のモータ制御装置において、前記駆動回路制御部は、前記三相モータの回転速度が高速の場合には前記第1駆動方式で、前記三相モータの回転速度が低速の場合には前記第2駆動方式で、前記駆動回路を各々制御する。
このモータ制御装置によれば、三相モータの回転速度が低速の場合にはロータの位置検出が容易な第2駆動方式を用い、三相モータの回転速度が高速の場合には駆動回路のスイッチング動作が少ない第1駆動方式を用いることにより、回転速度に応じて三相モータの制御を最適化できる。
本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置におけるPWM DUTY指令(指令信号)、インバータFETのゲートに印加される信号、U相電圧、V相電圧の一例を示した概略図であり、(A)は片側PWM駆動の場合、(B)は平衡駆動の場合を各々示している。 モータのU相コイルからV相コイルへの通電におけるインバータ回路の動作を示した概略図であり、(A)は片側PWM駆動の場合、(B)は平衡PWM駆動の場合を各々示している。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置におけるモータの始動のセンサレス制御の一例を示したフローチャートである。 本実施の形態に係るセンサレス駆動のフローチャートである。 本実施の形態に係る位置決め制御の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における位置決め制御におけるロータの回転速度、モータ電流、指令信号であるPWM DUTY、U相端子電圧、V相端子電圧、U−V相間の平均電圧の各々の変化を記したタイミングチャートの一例である。
図1は、本実施の形態に係るモータ制御装置100の一例を示す概略図である。インバータ回路114は、イグニッションスイッチ124がオンになり、車載のバッテリ120から供給された電力をスイッチングし、三相モータであるモータ118のステータの巻線(コイル)に印加する電圧を生成する。例えば、インバータFET114A,44DはU相のコイルに、インバータFET114B,44EはV相のコイルに、インバータFET114C,44FはW相のコイルに、各々印加する電圧を生成するスイッチングを行う。
インバータFET114A,114B,114Cの各々のドレインは車載のバッテリ120の正極に接続されている。また、インバータFET114D,114E,114Fの各々のソースはバッテリ120の負極に接続されている。
本実施の形態では、モータ118のロータが回転によって生じる誘起電圧によりロータの回転速度及び位置(回転位置)を検出する。誘起電圧は、ロータの回転に応じて変化する正弦波状のアナログ信号であるが、本実施の形態では、コンパレータを含む位置検出回路116により、矩形波状のパルス信号に変換してマイコン110に入力する。
マイコン110は、位置検出回路116から入力された信号からロータの位置を算出し、算出したロータの位置と上位の制御装置であるECU122から入力された信号とに基づいて、インバータ回路114のスイッチングの制御に係るPWM制御のデューティ比を算出する。
マイコン110によって算出されたデューティ比の信号は、プリドライバ112を介してインバータ回路114に出力され、インバータ回路114は当該デューティ比に基づいて電圧を生成し、モータ118のコイルに印加する。
インバータ回路114とバッテリ120の負極との間には、抵抗値が0.2mΩ〜数Ω程度のシャント抵抗126が設けられ、シャント抵抗126の両端には電流検出回路128が接続されている。電流検出回路128は、シャント抵抗126の両端の電位差を増幅してシャント抵抗126の電流に比例する電圧値を信号として出力する。電流検出回路128が出力した信号は、マイコン110に入力され、マイコン110は、電流検出回路128が出力した信号に基づいて、インバータ回路114の電流をモータ電流として算出する。
後述するように、本実施の形態では、PWM制御の方式を変更した場合のモータ電流の変化に基づいて補正値を算出する。そして、モータが回転中にPWM制御の方式を変更する場合には、算出した補正値によってデューティ比の補正をすることにより、PWM制御の方式変更によるモータの回転速度の変動を抑制する。
図2は、本実施の形態に係るモータ制御装置100におけるPWM DUTY指令(指令信号)、インバータFET114A,114B,114D,114Eのゲートに印加される信号、U相電圧154U、V相電圧154Vの一例を示した概略図であり、(A)は片側PWM駆動の場合、(B)は平衡駆動の場合を各々示している。図2のPWM周期Tは、1のコイルから他のコイルを介して接地領域への通電するためのPWM制御に必要な周期で、図2では、U相コイルからV相コイルを介して接地領域に1パルスを通電するためのPWM制御に要する周期である。本実施の形態では、PWM周期Tは、略50μ秒である。
図2(A)の「U相上段FETゲート波形」に示したように、U相コイルへの通電に係るインバータFET114Aのゲートには連続的にハイレベルの信号が印加され、インバータFET114AはPWM周期Tにおいて連続的にオンになっている。また、図2(A)の「V相下段FETゲート波形」に示したように、V相コイルの通電に係るインバータFET114Eのゲートには指令信号に基づいて周期Tのハイレベル信号が印加されてインバータFET114Eがオンになる。その結果、U相コイル18U及びV相コイル18Vが通電され、周期Tにおいて、U相電圧154Uはバッテリ120の正極の電圧であるV、V相電圧154Vは0となってU相コイルとV相コイルとに電位差が生じる。
図2(A)に示したように、U相コイル18Uに通電するためのスイッチングを行うインバータFETを連続的にオンにする一方で、V相コイル18Vに通電するためのスイッチングを行うインバータFETをPWM制御でオンオフさせているので、本実施の形態では、図2(A)のような場合を片側PWM駆動と呼称する。
なお、図2(A)に示したように、インバータFET114Eのスイッチング動作の影響により、V相電圧154Vの波形は完全な矩形波ではなく略台形状を呈する。
周期T経過後の周期TではインバータFET114Eはオフになるので、U相電圧154Uはバッテリ120の正極の電圧であるV、V相電圧154VはV以上の電圧を示す。周期TにおいてV相電圧154VがV以上の電圧を示すのは、オフになっているインバータFET114Bの寄生ダイオードを介して電流が流れるためである。当該寄生ダイオードの順電圧がVであれば、周期TにおいてV相電圧154VはVよりも順電圧V高い電圧を示す。
片側PWM駆動のPWM周期TにおけるU−V線間電圧は、U相電圧154UとV相電圧154Vとの差であるから、以下の式(1)によって算出される。
U−V線間電圧=(V×T/T)+(−V×T/T) …(1)
なお、片側PWM駆動では、図2(A)に例示した以外にも、周期Tで、インバータFET114B,114Eを同時にオフにするデッドタイムを設けた後、「V相上段FETゲート波形」をハイレベルにして、インバータFET114Bをオンにする場合もある。かかる場合には周期Tにおいて順電圧Vの影響は周期T後にインバータFET114Bがオフになっているデットタイムの際に主に及び、その結果、U−V線間電圧は式(1)の場合よりもわずかに大きくなる。
図2(B)の「U相上段FETゲート波形」に示したように、平衡駆動では、指令信号のエッジが立ち上がってからデッドタイム152の経過後にU相コイルへの通電に係るインバータFET114Aがオンになる。同時に図2(B)の「V相下段FETゲート波形」に示したように、V相コイルへの通電に係るインバータFET114Eのゲートにハイレベル信号が印加されてインバータFET114Eがオンになる。その結果、周期T"において、U相電圧156Uはバッテリ120の正極の電圧であるV、V相電圧156Vは0となってU相コイルとV相コイルとに電位差が生じる。なお、デッドタイム152は、直列に接続されたインバータFETが同時にオンにならないようにするために設けられた時間である。
その後、図2(B)の「U相上段FETゲート波形」及び「V相下段FETゲート波形」に示したように、指令信号のエッジが立ち下がるとインバータFET114A及びインバータFET114Eは同時にオフになる。そして、デッドタイム152が経過した後に、図2(B)の「U相下段FETゲート波形」及び「V相上段FETゲート波形」に示したように、インバータFET114B及びインバータFET114Dのゲートにハイレベル信号が印加されて、インバータFET114B及びインバータFET114Dがオンになる。その結果、周期T"において、周期T"の通電によって生じたU相コイル18U及びV相コイル18Vの電流を減衰させる。
図2(B)の場合は、周期T"で通電した電流を周期T"で減衰させることにより、インバータ回路114及びモータ118のコイルの電位を平衡にする。本実施の形態では、図2(B)に示した場合を平衡駆動と呼称する。
図2(B)の場合において、平衡PWM駆動のPWM周期TにおけるU−V線間電圧は、U相電圧156UとV相電圧156Vとの差であるから、以下の式(2)によって算出される。
U−V線間電圧
={V×(T"−T"−2T/T)}+(−V×2T/T)…(2)
図3は、モータ118のU相コイル18UからV相コイル18Vへの通電におけるインバータ回路114の動作を示した概略図であり、(A)は片側PWM駆動の場合、(B)は平衡PWM駆動の場合を各々示している。
図3(A)に示した片側PWM駆動の場合は、モータ118に印加する電圧のデューティ比を大きくする場合である。図3(A)では、バッテリ120から供給された電力を、インバータFET114AをオンにしてU相コイル18Uに印加し、V相コイル18VとインバータFET114Eとを経由して接地させている。
図3(A)の下段の表は上から順に、U相コイル18Uに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114A及びインバータFET114Dのスイッチング概念、V相コイル18Vに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114B及びインバータFET114Eのスイッチング概念、W相コイル18Wの電圧の変化を示している。
図3(A)表のU相コイル18Uに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114A及びインバータFET114Dのスイッチング概念では、インバータFET114Aが連続的にオンになっていることを示している。また、V相コイル18Vに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114B及びインバータFET114Eのスイッチング概念では、インバータFET114EをPWM制御により断続的にオンオフさせていることを示している。
図3(A)において、電流140はインバータFET114Eがオンになった場合の電流である。電流140は、連続的にオンになっているインバータFET114Aを介してU相コイル18Uに流れ、さらにV相コイル18VとインバータFET114Eとを経由して接地領域に流れている。
図3(A)において、電流142は、インバータFET114Eがオフになった場合の電流である。電流142は、電流140が流れた影響によるものであり、インバータFET114Eがオフになっても、直前に流れた電流140の影響により、電流140と同一方向、すなわちU相コイル18UからV相コイル18Vへ電流を流そうとする起電力によるものである。
電流142は、インバータFET114Eがオフになっているので、接地領域には流れず、U相コイル18U、V相コイル18V、インバータFET114Bの寄生ダイオード、インバータFET114Aで構成された回路を循環するに留まる。しかしながら、後述するように、電流140,142によって、W相コイル18Wに生じる誘起電圧が影響されるというおそれがある。
図3(A)の場合、W相コイル18Wにはバッテリ120の電力は通電されていないので、図3(A)表の最下段の波形は、W相コイル18Wに発生した誘起電圧によるものである。
本実施の形態に係るモータ118は、前述のようにホール素子を用いず、バッテリ120の電力が通電されていない相のコイルに生じた誘起電圧を検出して、ロータの位置を検出する。しかしながら、図3(A)表の最下段のW相コイル18Wの電圧は、電流140,142の影響等により、パルス状のノイズが生じ、ロータの位置検出に至適な信号が抽出可能なタイミングが限られるおそれがある。
ロータの位置検出に至適な信号が抽出可能なタイミングが限られると、モータ118の回転速度が低速な場合ほどロータの位置検出が困難になりやすい。モータ118の回転速度が小さくなるほど、図3(A)に示したW相コイル18Wのような無通電のコイルが出現するタイミングが単位時間に対して少なくなるからである。従って、モータ118の回転速度が小さい場合には、図3(B)に示した平衡PWM駆動によるPWM制御を要する。
図3(B)に示した平衡PWM駆動の場合は、モータ118に印加する電圧のデューティ比を小さくする場合である。図3(B)の下段の表は上から順に、U相コイル18Uに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114A及びインバータFET114Dのスイッチング概念、V相コイル18Vに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114B及びインバータFET114Eのスイッチング概念、W相コイル18Wの電圧の変化を示している。
図3(B)表のU相コイル18Uに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114A及びインバータFET114Dのスイッチング概念では、インバータFET114A及びインバータFET114Dが、交互にオンオフしていることを示している。また、V相コイル18Vに通電するためのスイッチングを行うインバータFET114B及びインバータFET114Eのスイッチング概念では、インバータFET114Aがオンの場合にはインバータFET114Eが、インバータFET114Dがオンの場合にはインバータFET114Bがオンになることを示している。
図3(B)において、電流144はインバータFET114A及びインバータFET114Eがオンになった場合の電流である。電流144は、インバータFET114Aを介してU相コイル18Uに流れ、さらにV相コイル18VとインバータFET114Eとを経由して接地領域に流れている。
図3(B)において、電流146は、インバータFET114B及びインバータFET114Dがオンになった場合の電流である。電流146は、U相コイル18U及びV相コイル18Vにおいて電流144と順方向の電流である。インバータFET114B及びインバータFET114Dをオンにする制御は、電流144と逆方向の電流を流すものであるが、電流144の影響により、インバータFET114B及びインバータFET114Dがオンになった場合であっても、なおも電流144と順方向の電流が実際には観測される。しかしながら、インバータFET114B及びインバータFET114Dがオンになることで、電流144の影響による電流146を減衰させる効果があり、その結果、W相コイル18Wに生じる誘起電圧は、多少はスパイク波が生じるものの、顕著なノイズは解消され、その結果、ロータ16の位置検出に至適な信号の抽出が容易となる。
電流144の影響による電流146を減衰させるためにインバータFET114B及びインバータFET114Dをオンにする周期T"は、インバータFET114A及びインバータFET114Eをオンにする周期T"よりも短時間でよい。周期T"に対する周期T"は、モータ118の仕様等によって異なるので、実機を用いた実験等を通じて具体的に決定する。
一般に指令信号のデューティ比が同じであれば、T<T"であり、順電圧Vがシリコン系半導体では0.65V程度の値であること、及び上記の式(1),(2)より、片側PWM駆動の方がU−V線間電圧は高くなる。また、片側PWM駆動の方がスイッチング素子の動作回数が少なくなるので、インバータ回路114の負荷も少なくなる。
しかしながら、上述のように、片側PWM駆動では低速回転時にはロータの位置検出に至適な信号の抽出が容易ではない。従って、モータ118の高速回転時には片側PWM駆動を行い、モータ118の低速回転時には平衡PWM駆動を行う事が望ましい。
本実施の形態では、モータ118の回転速度が所定の回転速度以下の場合には平衡PWM駆動、モータ118の回転速度が所定の回転速度を超えた場合には片側PWM駆動によってモータ118に印加する電圧を生成する。又は、指令信号のデューティ比が所定の値を超えた場合、若しくは電流検出回路128によって検出されたモータ電流が所定の値を超えた場合に片側PWM駆動によってモータ118に印加する電圧を生成してもよい。
図4は、本実施の形態に係るモータ制御装置100におけるモータ118の始動のセンサレス制御の一例を示したフローチャートである。センサレス制御とは、本実施の形態に係るモータ118のようにホール素子を用いず、無通電相に生じた誘起電圧を検出してロータの位置を検出する制御を意味する。
図4のステップ500では、モータ118の始動前に位置決め制御が行われる。位置決め制御の詳細については、図6,7を用いて後述するが、位置決め制御では、平衡PWM駆動から片側PWM駆動に切り換える際のモータ118の回転速度の変動を抑制するための指令信号の補正値の算出が行われる。
ステップ502では、位置決め制御から規定時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には、ステップ504において強制転流制御が行われる。ステップ504では、低速の一定周期で各相のコイルに順番に通電し、電圧を徐々に上げながらモータ118のロータを回転させる。
ステップ506では、センサレス駆動条件を充足するか否かを判定する。具体的には、ロータの回転速度が向上し、誘起電圧によるロータの位置検出可能な速度になった場合に肯定判定を行う。ステップ506で肯定判定の場合には、ステップ508において誘起電圧によるロータの位置検出に基づくセンサレス駆動を実行する。
図5は、図4のステップ508のセンサレス駆動のフローチャートである。ステップ600では、駆動条件Aを充足するか否かを判定する。具体的には、モータ118の回転速度が所定の回転速度を超えた場合、指令信号のデューティ比が所定の値を超えた場合、及び電流検出回路128によって検出されたモータ電流が所定の値を超えた場合の少なくともいずれか1つの場合に駆動A条件を充足すると判定し、ステップ602で片側PWM駆動(以下、「駆動A」と称する)によってモータ118に印加する電圧を生成して処理を終了する。
ステップ600で否定判定の場合には、ステップ604で平衡PWM駆動(以下、「駆動B」と称する)によってモータ118に印加する電圧を生成して処理を終了する。
図6は、図4のステップ500の位置決め制御の一例を示したフローチャートである。ステップ700では、U相、V相、W相の各相のコイルのうち、例えばU相コイルからV相コイルへのような、特定の2相のコイル間にのみ所定のデューティ比の指令信号に基づき駆動Aによって生成した電圧を印加する。特定の2相のコイル間にのみ通電する理由は、モータ118のロータを回転させないようにするためである。本実施の形態では、駆動A及び駆動Bの各々で生成した電圧をロータを回転させないように特定の1相のコイルからもう1相のコイルへ印加した際に電流検出回路128によって各々検出されたモータ電流に基づいて、指令信号の補正値を算出する。ロータを回転させないことによりモータ電流の変動が抑制されるので、モータ電流の検出と検出したモータ電流による補正値の算出が容易となる。後述するように、本実施の形態では、U相からV相へ通電するが、V相からW相、W相からU相に各々通電してもよい。また、モータ電流の平均値を検出可能である等でロータを回転させても構わないのであれば、上述のように特定の1相のコイルからもう1相のコイルへ通電することを重視しなくてもよい。
ステップ702では、ステップ700での通電の結果生じた電流を検出する。ステップ702で検出される電流は、例えば、図7の時間tからtの間に検出されるモータ電流162である。ここで、図7は、本実施の形態における位置決め制御におけるロータの回転速度160、モータ電流162、指令信号であるPWM DUTY164、U相端子電圧166U、V相端子電圧166V、U−V相間の平均電圧168の各々の変化を記したタイミングチャートの一例である。
図7の時間tで初期値(START_DUTY)の指令信号が入力されたことをトリガとして、駆動Aにより生成した電圧をU相コイル18UからV相コイル18Vを介して接地領域に通電する。具体的には、インバータFET114Aをオン状態に保ち、インバータFET114Eを指令信号の初期値に応じてオン、オフさせる。初期値(START_DUTY)は、所定のデューティ比を有する指令信号であり、例えば、実際のモータ118の制御において、駆動方式が駆動Bから駆動Aに変更される際の指令信号に相当するものである。
かかる通電直後は、図7の回転速度160が示すように、ロータは微動することがあり、かかる微動に影響されてモータ電流も変動する。本実施の形態では、モータ電流の変動を回避するために、時刻tまでモータ電流の検出を継続する。
ステップ704では、規定時間が経過したか否かを判定する。規定時間は、例えば、図7の時間tが経過したか否かによって判定する。ステップ704で肯定判定の場合には手順をステップ706に移行させる。ステップ704で否定判定の場合には手順をステップ700に戻し、駆動Aによるコイルへの通電とモータ電流の検出を継続する。
ステップ706では、初期値の指令信号(START_DUTY)に基づき駆動Bによって生成した電圧をコイルに印加する。ステップ708では、ステップ706での通電の結果生じた電流を検出する。デューティ比が同じ指令信号に基づいた場合、平衡PWM駆動(駆動B)の方が片側PWM駆動(駆動A)よりも生成される電圧が低くなる。図7においても、U−V相間の平均電圧168は駆動Bが始まった時間tで低下し、モータ電流162も時間tで低下している。
ステップ710では、規定時間が経過したか否かを判定する。規定時間は、例えば、図7の時間tが経過したか否かによって判定する。ステップ710で肯定判定の場合には手順をステップ712に移行させる。ステップ710で否定判定の場合には手順をステップ706に戻し、駆動Bによるコイルへの通電とモータ電流162の検出を継続する。
ステップ712では、駆動Aのモータ電流と駆動Bのモータ電流とに差異があるか否かを判定し、肯定判定の場合には、ステップ714で駆動Aのモータ電流と駆動Bのモータ電流とが一致するように指令信号のデューティ比を調整する。そして、ステップ716で駆動Bのモータ電流を検出し、再びステップ712で駆動Aのモータ電流と駆動Bのモータ電流とに差異があるか否かを判定する。
図7の時間tから時間tの間の処理が、図6のステップ712〜716の処理に該当する。図7に示すように、時間tから徐々に指令信号であるPWM DUTY164を上げてゆき、モータ電流162が時間tまでの駆動Aによるモータ電流162と一致した場合のデューティ比をEND_DUTYとして抽出する。
ステップ712で否定判定の場合、すなわち駆動Aのモータ電流と駆動Bのモータ電流とが一致した場合に、END_DUTYに基づいて指令信号の補正値を算出して処理を終了する。指令信号の補正値は、END_DUTYとSTART_DUTYとの差異に基づくが、END_DUTYとSTART_DUTYとの差でもよいし、END_DUTYとSTART_DUTYとの比でもよい。END_DUTYとSTART_DUTYとの差を補正値とした場合は、駆動Bによってモータ118のコイルに印加する電圧を生成する際に、指令信号のデューティ比に補正値を加算して補正したデューティ比に基づいて駆動Bで電圧を生成する。END_DUTYとSTART_DUTYとの比を補正値とした場合は、駆動Bによってモータ118のコイルに印加する電圧を生成する際に、指令信号のデューティ比に補正値を乗算して補正したデューティ比に基づいて駆動Bで電圧を生成する。
本実施の形態では、片側PWM駆動である駆動Aに比してモータ電流162が低下する平衡PWM駆動である駆動Bの指令信号のデューティ比を補正することにより、駆動Bのモータ電流162を駆動Aのモータ電流162に一致させている。
上述の本実施の形態とは逆に、平衡PWM駆動である駆動Bに比してモータ電流162が大きくなる片側PWM駆動である駆動Aの指令信号のデューティ比を補正することにより、駆動Aのモータ電流162を駆動Bのモータ電流162に一致させてもよい。かかる場合には、駆動Aによってモータ118のコイルに印加する電圧を生成する際に、指令信号のデューティ比からEND_DUTYとSTART_DUTYとの差である補正値を減算して補正したデューティ比に基づいて駆動Aで電圧を生成する。又は、駆動Aによってモータ118のコイルに印加する電圧を生成する際に、指令信号のデューティ比をEND_DUTYとSTART_DUTYとの比である補正値で除算して補正したデューティ比に基づいて駆動Aで電圧を生成する。
又は、図7の場合とは逆に、駆動Bで生成した電圧を印加した後、駆動Aで生成した電圧を印加し、駆動Aの指令信号のデューティ比を補正する補正値を算出してもよい。
本実施の形態では、モータ118の始動時に上述の補正値を算出するが、初回の始動時に補正値を算出して記憶装置に記憶しておき、以後、記憶した補正値を用いて指令信号のデューティ比を補正してもよい。又は、モータ118の所定の始動回数毎に補正値を算出し直し、算出し直した補正値を記憶装置に記憶し、所定の始動回数において、算出し直した補正値を用いて指令信号のデューティ比を補正してもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、モータ118の始動時にモータの特定の2相のコイルに異なる2つの駆動方式で生成した電圧を各々印加した際の各々のモータ電流162の値から駆動方式を切り換える際の指令信号のデューティ比の補正値を算出している。かかる補正値で一方の駆動方式の指令信号のデューティ比を補正することにより、回転速度に応じて電圧生成の駆動方式を変更する場合に、モータの回転速度の変動を抑制できる。
18U…U相コイル、18V…V相コイル、18W…W相コイル、100…モータ制御装置、110…マイコン、112…プリドライバ、114…インバータ回路、114A,114B,114C,114D,114E,114F…インバータFET、116…位置検出回路、118…モータ、120…バッテリ、124…イグニッションスイッチ、126…シャント抵抗、128…電流検出回路、140,142,144,146…電流、152…デッドタイム、154U…U相電圧、154V…V相電圧、156U…U相電圧、156V…V相電圧、160…回転速度、162…モータ電流、164…PWM DUTY、166U…U相端子電圧、166V…V相端子電圧、168…U−V相間の平均電圧、T…PWM周期

Claims (6)

  1. 異なる2つの駆動方式での制御が可能で、制御されることによって生成した電圧を三相モータの巻線に印加する駆動回路と、
    印加された電圧に応じて前記三相モータの巻線に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記三相モータの始動前に、所定の指令信号に基づいて一方の駆動方式で前記駆動回路を制御した後に、該所定の指令信号に基づいて他方の駆動方式で前記駆動回路を制御して、異なる2つの駆動方式の各々で電圧を生成するように前記駆動回路を制御し、前記他方の駆動方式で生成された電圧が前記三相モータの巻線に印加されることにより前記電流検出部で検出された電流が、前記一方の駆動方式で生成した電圧が前記三相モータの巻線に印加されることにより前記電流検出部で検出された電流と一致するように該所定の指令信号を変化させ、該所定の指令信号と該変化させた指令信号との差異に基づいて、前記2つの駆動方式の前記一方の駆動方式から前記他方の駆動方式に変更する場合の補正値を算出すると共に、前記三相モータの始動後、前記駆動回路の駆動方式を変更する場合に、入力された指令信号を前記補正値に基づいて補正し、前記2つの異なる駆動方式のいずれか一方で補正した指令信号を用いて前記駆動回路を制御する駆動回路制御部と、
    を含むモータ制御装置。
  2. 前記駆動回路制御部は、前記三相モータの始動前に、前記一方の駆動方式で前記駆動回路を制御して第1相の巻線から第2相の巻線を介して接地領域に通電させた後に、前記他方の駆動方式で前記駆動回路を制御して前記第1相の巻線から前記第2相の巻線を介して接地領域に通電させることにより、前記三相モータのロータを回転させずに前記補正値を算出する請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記駆動回路制御部は、前記三相モータの初回の始動時に先行して前記補正値を算出して記憶し、初回以後の前記三相モータの始動では該記憶した補正値に基づいて前記指令信号を補正する請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記駆動回路制御部は、前記三相モータの所定回数の始動毎に前記補正値を算出して記憶し、該記憶した補正値に基づいて前記指令信号を補正する請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記2つの駆動方式は、ロータの回転位置に応じていずれか1相の巻線を無通電にし、他の2相の巻線の一方の巻線から他方の巻線に通電されるように前記駆動回路を制御する第1駆動方式と、ロータの回転位置に応じていずれか1相の巻線を無通電にし、他の2相の巻線の一方の巻線から他方の巻線に通電された後、前記一方の巻線から前記他方の巻線に流れる電流を減衰させる通電がされるように前記駆動回路を制御する第2駆動方式と、を含む請求項1〜のいずれか1項記載のモータ制御装置。
  6. 前記駆動回路制御部は、前記三相モータの回転速度が高速の場合には前記第1駆動方式で、前記三相モータの回転速度が低速の場合には前記第2駆動方式で、前記駆動回路を各々制御する請求項5に記載のモータ制御装置。
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