JP6490298B2 - 受信装置及び事象検知時刻の推定方法 - Google Patents
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Description
《1−1》実施の形態1の構成
〈送信側デバイス及び受信システム10〉
図1は、本発明の実施の形態1に係る受信システム10の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、事象を検知する複数のセンサ(「センサデバイス」とも言う)170,171,…,172と、複数の検知データ(センサデータ)を受信する複数の受信装置としての複数のデータ受信ユニット100,120,…,140とは、伝送路を介して通信可能にそれぞれ接続されている。
データ受信ユニット100,120,140は、基本的には、互いに同じ構成を有している。このため、以下に、データ受信ユニット100の構成について説明する。データ受信ユニット100は、センサ(例えば、センサ170)から送出された検知データを受信する受信部としての受信I/F(インタフェース)部101と、受信I/F部101から検知データの受信を知らせるデータ受信通知を受け取る毎にシステム時計160からシステム時刻を参照することで検知データを受信した時刻(受信時刻)を計測する(すなわち、受信時刻を取得する)受信時刻計測部102とを備えている。受信I/F部101は、順次、検知データを受信し、i番目(iは0以上の整数)に受信された検知データの受信時刻を、Tr_iと記す。システム時計160は、例えば、時刻を計測する時計、又は、外部から提供される時刻を示す信号を受信する装置(時刻信号の受信器)であることができる。図1には、システム時計160は、受信装置とは別個の構成として示されているが、システム時計160は、受信装置の一部であってもよく、又は、統合処理部161の一部であってもよい。
図4は、実施の形態1に係るデータ受信ユニット100による事象検知時刻の推定方法を示すタイミング図である。図4において、センサ170が物体を検知(センシング)した時刻(実際の事象検知時刻)がTMS_i(i=0,1,2,…)である。センサ170内の内部処理に伴う内部遅延時間を経て生成された検知データは、No.i(i=0,1,2,…)として表記されている。送信側デバイスから伝送路上に送出された検知データは、伝送遅延時間を経て、受信システム10のデータ受信ユニット100で時刻Tr_i(i=0,1,2,…)に受信される。データ受信ユニット100では、受信I/F部101にて受信処理が行われる。具体的には、データ受信ユニット100では、受信割り込み処理により受信I/F部101内の受信バッファに格納されたデータが読み出され、このデータは、関連情報付加部109に転送され、関連情報付加部109に記憶される。これと並行して、受信I/F部101は、受信時刻計測部102にデータ受信したことを通知するデータ受信通知を送る。また、事象検知時刻推定部105によって推定された事象検知時刻TMS_i′は、関連情報付加部109に記憶されている検知データに関連付けされて、関連情報付加部109に記憶される。
サンプリング周期格納部104には、センサ170が事象を検知(例えば、物体を検知)する検知周期(サンプリング周期)Tsaが予め格納されている。
受信時刻期待値演算部103は、図4において、一定の検知周期(サンプリング周期)Tsaに対する到達時刻変動量(システム遅延ジッタ量)Tj_iの平均値(平均システム遅延ジッタ量)Tj_me_iから、上記式(3)により受信時刻期待値Ta_me_iを算出する。受信時刻期待値Ta_me_iは、過去のN個の受信時刻と、サンプリング周期Tsaとから求められる。具体的には、受信時刻期待値Ta_me_iは、データ受信時に受信時刻期待値からのずれ(システム遅延ジッタ量)として、N個のシステム遅延ジッタ量Tj_iを取得し、N個のシステム遅延ジッタ量の移動平均値である平均システム遅延ジッタ量Tj_me_iを上記式(1)により求め、上記式(3)に示されるように、この平均システム遅延ジッタ量Tj_me_iを((Ta_me_i−1)+Tsa)に加算したものである。実施の形態1によって推定された事象検知時刻TMS_i′は、上記式(4)で求められる。
図6は、実施の形態1に係るデータ受信ユニット100の事象検知時刻推定部105における事象検知時刻TMS_i′の推定処理を示すフローチャートである。受信時刻期待値演算部103が事象検知時刻推定部105に受信時刻期待値Ta_me_iを通知すると、ステップS111において、事象検知時刻推定部105は、上記式(4)を用いて事象検知時刻TMS_i′を推定(算出)する。そして、ステップS112において、事象検知時刻推定部105は、推定された事象検知時刻TMS_i′を関連情報付加部109に通知し、記憶させる。
図7は、実施の形態1に係るデータ受信ユニット100のジッタ量推定部107におけるシステム遅延ジッタ量Tj_iの推定処理を示すフローチャートである。図7のステップS121において、ジッタ量推定部107は、データ受信ユニット100が起動してから検知データの初回の受信か否かを判断し、初回の受信時である場合には、ステップS122において、システム遅延ジッタ量Tj_iをゼロとする初期化を行う。ステップS121において、検知データの初回の受信時でない場合には、ジッタ量推定部107は、ステップS123において、上記式(2)を用いてシステム遅延ジッタ量Tj_iを求める。次に、ジッタ量推定部107は、ステップS124において、システム遅延ジッタ量Tj_iを関連情報付加部109に通知する。
図8は、実施の形態1に係るデータ受信ユニット100の異常遅延検知部108における異常遅延の検知処理を示すフローチャートである。異常遅延検知部108は、ジッタ量推定部107からのシステム遅延ジッタ量Tj_iを入力として、推定されたシステム遅延ジッタ量Tj_iが異常な遅延量であるか否かの判断を行う。異常遅延検知部108は、図8のステップS131にてシステム遅延ジッタ量Tj_iが予め設定された許容量(閾値)を超える遅延か否かを判断し、閾値より大きいと判断したときには、ステップS132にてシステム遅延が異常であることを示す異常遅延フラグ情報により関連情報付加部109に通知する。ステップS131において、システム遅延ジッタ量Tj_iが閾値より小さい場合、異常遅延検知部108は、ステップS133にて、システム遅延が正常範囲内であることを示す異常遅延フラグ情報により関連情報付加部109に通知する。
関連情報付加部109は、ジッタ量推定部107からの通知により受信I/F部101からの検知データと関連付けしてシステム遅延ジッタ量Tj_iを記憶する。また、関連情報付加部109は、異常遅延検知部108からの異常遅延フラグ情報の通知により受信I/F部101からの検知データと関連付けして異常遅延フラグ情報を記憶する。
図9は、図10及び図11のシミュレーションに用いられるシステム遅延分布の一例を示す図である。図10は、実施の形態1におけるシミュレーションによって得られた事象検知時刻の推定誤差の一例を示す図である。図11は、比較例におけるシミュレーションによって得られた事象検知時刻の推定誤差の一例を示す図である。
《2−1》実施の形態2の構成
実施の形態1に係る受信装置としてのデータ受信ユニット100,120,140の性能は、環境変動(例えば、データ伝送のリトライの回数を制限する機能)に影響される可能性がある。これは、伝送負荷の極端な上昇を防ぐため、送信側デバイスから伝送路へのデータ伝送の回数を制限する機能を備えたシステムが存在し、この機能によって事前計測される平均システム遅延時間Tt_meが大きく変動することがあるからである。これに対し、実施の形態2に係る受信装置としてのデータ受信ユニット200,220,240は、平均システム遅延時間Tt_meに代えて、環境変動による影響が比較的小さい最短システム遅延時間Tt_minを用いているので、送信側デバイスから伝送路へのデータ送出の回数を制限する機能が働いた場合であっても、データ受信ユニット200,220,240の性能の変動を抑制することができる。
図15は、実施の形態2に係るデータ受信ユニット200における事象検知時刻TMS_ib′の推定方法を示すタイミング図である。図15において、図4に示される箇所と同じ箇所には、同じ符号が付されている。図15において、センサ170が事象(例えば、物体の位置)を検知した時刻がTMS_i(i=0,1,2,…)であり、その際に生成されたデータをNo.iとして表記している。その後、データは、センサ内の内部処理に伴う内部遅延時間を経て伝送路上に送出される。伝送路上に送出された検知データは、伝送遅延時間を経て、データ受信ユニット200で時刻Tr_i(i=0,1,2,…)に受信される。データ受信ユニット200では、受信I/F部201にて受信処理を行う。具体的には、受信I/F部201は、受信割り込み処理により受信I/F部201内の受信バッファに格納されたデータを読み出し、関連情報付加部209にデータを転送する。これと並行して、受信I/F部201は、受信時刻計測部202にデータ受信通知を送り、後述する事象検知時刻推定部205が推定した事象検知時刻TMS_ib′を関連情報付加部209内の検知データに関連付けして記憶する。
図17は、図18のシミュレーションに用いられるシステム遅延分布の一例を示す図である。図18は、実施の形態1及び2におけるシミュレーションによって得られた事象検知時刻の推定誤差の一例を示す図である。図17は、サンプリング周期を50msとし、動作中(時刻25000ms)にシステム遅延時間の平均値が20msから30msに変動した場合を示している。そのため、図17の例では、動作中(時刻25000ms)に、システム遅延時間のジッタ量を±10msから、±20msに変更するように、システム遅延を生成させた。このようなデータを、実施の形態2におけるデータ受信ユニット200が受信したときに推定された事象検知時刻TMS_ib′と、実施の形態1におけるデータ受信ユニット100が受信したときに推定された事象検知時刻TMS_i′との、誤差のシミュレーション結果を、図18に示す。図18に示されるように、システム遅延時間の平均値が20msから30msに変動すると(時刻25000msにおいて)、実施の形態1における事象検知時刻の誤差がほぼ0msの状態から10msまで定常的に発生していることがわかる。一方、実施の形態2における事象検知時刻TMS_ib′の誤差は、システム遅延時間の変動の影響を受けておらず、環境変動に対してロバストな時刻推定が可能であることがわかる。
図19は、上記実施の形態1及び2に係るデータ受信ユニットの変形例の構成を示すハードウェア構成図である。図1に示されるデータ受信ユニット100,120,140は、ソフトウェアとしてのプログラムを格納する記憶装置としてのメモリ91と、メモリ91に格納されたプログラムを実行する情報処理部としてのプロセッサ92とを用いて(例えば、コンピュータにより)実現することができる。この場合には、図1における構成104,106,109は、図19におけるメモリ91に相当し、図1における構成101,102,103,105,107,108,161は、プログラムを実行するプロセッサ92に相当する。なお、図1に示される構成101,102,103,105,107,108,161の一部を、図19に示されるメモリ91と、プログラムを実行するプロセッサ92とによって実現してもよい。
Claims (11)
- 一定のサンプリング周期で事象を検知するセンサから送出される検知データを受信し、前記センサが前記事象を検知した時刻である事象検知時刻を推定する受信装置において、
前記検知データを受信する受信部と、
前記受信部によって前記検知データが受信された時刻である受信時刻を計測する受信時刻計測部と、
前記受信時刻と前記サンプリング周期とから、次に検知データが受信される時刻である次の受信時刻の期待値である受信時刻期待値を求める受信時刻期待値演算部と、
前記受信時刻期待値に対する前記受信時刻の変動量をシステム遅延ジッタ量として求めるジッタ量推定部と、
前記センサが前記事象を検知した時刻から前記受信時刻までの時間として事前計測されたシステム遅延時間と、前記受信時刻期待値と、前記システム遅延ジッタ量とから、前記事象検知時刻を推定する事象検知時刻推定部と
を備えたことを特徴とする受信装置。 - 前記事象検知時刻推定部は、前記システム遅延時間の平均値である平均システム遅延時間を、前記受信時刻期待値から差し引くことで前記事象検知時刻を算出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
- 前記受信時刻期待値演算部は、
前記システム遅延時間の変動時間成分の分布平均値である平均システム遅延ジッタ量を求め、
1つ前の検知データの受信時に求められた1つ前の受信時刻期待値に、前記サンプリング周期と、前記平均システム遅延ジッタ量とを加算して前記受信時刻期待値とする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。 - 前記検知データに前記事象検知時刻の関連付けを行う関連情報付加部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の受信装置。
- 前記ジッタ量推定部は、前記受信時刻と前記受信時刻期待値とから前記システム遅延ジッタ量を推定し、
前記関連情報付加部は、前記検知データに前記システム遅延ジッタ量の関連付けを行う
ことを特徴とする請求項4に記載の受信装置。 - 前記システム遅延ジッタ量が、定められた閾値を超えた場合に、システム遅延が異常であることを検知する異常遅延検知部をさらに備え、
前記関連情報付加部は、前記検知データに前記システム遅延が異常であることを示す情報を前記検知データに関連付ける
ことを特徴とする請求項4に記載の受信装置。 - 一定のサンプリング周期で事象を検知するセンサから送出される検知データを受信する受信装置における、前記センサが前記事象を検知した時刻である事象検知時刻を推定する事象検知時刻の推定方法において、
前記受信装置によって前記検知データが受信された時刻である受信時刻を計測するステップと、
前記受信時刻と前記サンプリング周期とから、次に検知データが受信される時刻である次の受信時刻の期待値である受信時刻期待値を求めるステップと、
前記受信時刻期待値に対する前記受信時刻の変動量をシステム遅延ジッタ量として求めるステップと、
前記センサが前記事象を検知した時刻から前記受信時刻までの時間として事前計測されたシステム遅延時間と、前記受信時刻期待値と、前記システム遅延ジッタ量とから、前記事象検知時刻を推定するステップと
を備えたことを特徴とする事象検知時刻の推定方法。 - 前記システム遅延時間の平均値である平均システム遅延時間を、前記受信時刻期待値から差し引くことで前記事象検知時刻を算出することを特徴とする請求項7に記載の事象検知時刻の推定方法。
- 前記受信時刻期待値を求める前記ステップは、
前記システム遅延時間の変動時間成分の分布平均値である平均システム遅延ジッタ量を求めるステップと、
1つ前の検知データの受信時に求められた1つ前の受信時刻期待値に、前記サンプリング周期と、前記平均システム遅延ジッタ量とを加算して前記受信時刻期待値とするステップと
を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の事象検知時刻の推定方法。 - 一定のサンプリング周期で事象を検知するセンサから送出される検知データを受信し、前記センサが前記事象を検知した時刻である事象検知時刻を推定する受信装置において、
前記検知データを受信する受信部と、
前記受信部によって前記検知データが受信された時刻である受信時刻を計測する受信時刻計測部と、
前記受信時刻と前記サンプリング周期とから、次に検知データが受信される時刻である次の受信時刻の期待値である受信時刻期待値を求める受信時刻期待値演算部と、
前記受信時刻期待値に対する前記受信時刻の変動量の最大値を最短システム遅延時ジッタ量として求める最短システム遅延時ジッタ量推定部と、
前記センサが前記事象を検知した時刻から前記受信時刻までの最短時間を事前計測して得られた最短システム遅延時間と、前記受信時刻期待値と、前記最短システム遅延時ジッタ量とから、前記事象検知時刻を推定する事象検知時刻推定部と
を備えたことを特徴とする受信装置。 - 一定のサンプリング周期で事象を検知するセンサから送出される検知データを受信する受信装置における、前記センサが前記事象を検知した時刻である事象検知時刻を推定する事象検知時刻の推定方法において、
前記受信装置によって前記検知データが受信された時刻である受信時刻を計測するステップと、
前記受信時刻と前記サンプリング周期とから、次に検知データが受信される時刻である次の受信時刻の期待値である受信時刻期待値を求めるステップと、
前記受信時刻期待値に対する前記受信時刻の変動量の最大値を最短システム遅延時ジッタ量として求めるステップと、
前記センサが前記事象を検知した時刻から前記受信時刻までの最短時間を事前計測して得られた最短システム遅延時間と、前記受信時刻期待値と、前記最短システム遅延時ジッタ量とから、前記事象検知時刻を推定するステップと
を有することを特徴とする事象検知時刻の推定方法。
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