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JP6488887B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理装置およびプログラム Download PDF

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JP6488887B2
JP6488887B2 JP2015107205A JP2015107205A JP6488887B2 JP 6488887 B2 JP6488887 B2 JP 6488887B2 JP 2015107205 A JP2015107205 A JP 2015107205A JP 2015107205 A JP2015107205 A JP 2015107205A JP 6488887 B2 JP6488887 B2 JP 6488887B2
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Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
近年、インターネットを介して金融サービスを提供可能なインターネットバンキングが広く普及している。金融機関の利用者は、PC(Personal Computer)やスマートフォンなどの利用者機器を用いてインターネットバンキングにアクセスすることにより、残高照会および取引明細の照会などを実行することが可能である。また、インターネットバンキングは、インターネット上のショップから指定された金額で決済を行い、決済完了をショップ側に通知するWeb決済機能も有する。
上記のWeb決済機能に関し、特許文献1には、利用者ごとにURLを発行し、当該URLをメールで利用者に通知し、利用者が当該URLを利用したアクセスによりWeb決済を行うための技術が開示されている。また、特許文献2には、ブログ上で商品を販売する場合に、商品に固有なURLを発行し、当該URLを利用して決済を行う技術が開示されている。また、特許文献3には、ブログ上で商品を決済する技術が開示されている。また、特許文献4には、利用者が商品を購入する場合にワンタイムIDを発行し、当該ワンタイムIDを利用して決済を行う技術が開示されている。また、特許文献5および6には、モールサイトで利用者が商品を購入する場合、決済サイトに利用者を誘導し、決済サイト上での決済が完了するとモールサイトに利用者を戻す技術が開示されている。
特開2003−16366号公報 特開2011−28561号公報 特開2007−140982号公報 特開2008−4042号公報 特開2011−117976号公報 特開2006−338278号公報
上記のようなWeb決済では、利用者の金融機関におけるIDやパスワードなどの情報の漏洩が懸念される。特に、ユーザが1または2以上のサーバを介してショップに商品購入を依頼する場合、当該1または2以上のサーバに利用者の情報が知られ、当該1または2以上のサーバから利用者の情報が漏洩することが懸念される。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、利用者の情報のセキュリティを向上することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1のサービスを提供する第1のサーバを介して、利用者機器に商品情報を提供する商品情報提供部と、前記第1のサーバを介して、前記利用者機器からの商品購入依頼を受け付ける受付部と、前記商品購入依頼に対して個別に割当てられた識別情報を含むキー情報を発行するキー情報発行部と、前記商品購入依頼にかかる商品に関する情報および前記キー情報を前記第1のサーバを介して前記利用者機器に送信し、前記キー情報および前記商品購入依頼にかかる商品の金額情報を、第2のサービスを提供する第2のサーバに送信する、送信部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記キー情報は、前記利用者機器が前記第2のサーバに接続するために用いられるURLであってもよい。
前記第2のサーバは、金融機関と前記利用者機器との間で行われる金融取引のための中継サービスを提供し、前記情報処理装置は、前記商品購入依頼にかかる商品についての決済が完了した場合、前記第2のサーバから、前記キー情報を含む決済完了通知を受信する受信部をさらに備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記商品情報提供部により前記利用者機器に提供された商品情報を記憶する提供情報記憶部と、前記受付部は、前記商品購入依頼の受け付けに基づき前記提供情報記憶部を参照し、前記利用者機器に提供された最新の商品情報に対応する商品を、前記商品購入依頼にかかる商品として特定してもよい。
前記受付部は、前記第1のサーバを介して前記利用者機器から商品情報の再送要求を受け付け、前記商品情報提供部は、前記受付部による前記再送要求の受け付けに基づき前記提供情報記憶部を参照し、前記利用者機器に提供された最新でない商品情報を前記利用者機器に再度提供してもよい。
前記キー情報は、前記利用者機器が前記第2のサーバに接続するために用いられる時限付きのURLであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1のサービスを提供する第1のサーバを介して、利用者機器に商品情報を提供する商品情報提供部と、前記第1のサーバを介して、前記利用者機器からの商品購入依頼を受け付ける受付部と、前記商品購入依頼に対して個別に割当てられた識別情報を含むキー情報を発行するキー情報発行部と、前記商品購入依頼にかかる商品に関する情報および前記キー情報を前記第1のサーバを介して前記利用者機器に送信し、前記キー情報および前記商品購入依頼にかかる商品の金額情報を、第2のサービスを提供する第2のサーバに送信する、送信部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、利用者の情報のセキュリティを向上することが可能である。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す説明図である。 本実施形態による対話型サービスサーバが提供する対話画面の具体例を示す説明図である。 対話画面における商品購入依頼を示す説明図である。 対話型サービスサーバの構成を示す説明図である。 加盟店サーバの構成を示す説明図である。 利用者データベースの構成を示す説明図である。 商品データベースの構成を示す説明図である。 提供情報データベースの構成を示す説明図である。 購入情報データベースの構成を示す説明図である。 携帯端末の構成を示す説明図である。 決済URLを含む対話画面の具体例を示す説明図である。 中継サーバの構成を示す説明図である。 決済サーバの構成を示す説明図である。 本実施形態による情報処理システムの動作を示す説明図である。 本実施形態による情報処理システムの動作を示す説明図である。 加盟店サーバのハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<1.情報処理システムの概要>
まず、図1を参照し、本発明の実施形態による情報処理システムの概要を説明する。
図1は、本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による情報処理システムは、携帯端末20と、中継サーバ30と、決済サーバ40と、対話型サービスサーバ50と、加盟店サーバ60と、を備える。携帯端末20、中継サーバ30、対話型サービスサーバ50および加盟店サーバ60はネットワーク12Aにより接続され、中継サーバ30および決済サーバ40はネットワーク12Bにより接続される。
(ネットワーク)
ネットワーク12Aおよび12B(以下、単にネットワーク12と総称する場合もある。)は、ネットワーク12に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワーク12は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク12は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
(携帯端末)
携帯端末20は、金融機関の顧客である利用者により利用される利用者機器の一例である。携帯端末20には、加盟店サーバ60から対話型サービスサーバ50を介して商品情報が提供される。なお、商品情報は商品にかかる情報であり、商品としては、販売またはレンタルされる物品、販売またはレンタルされるコンテンツデータ、および提供されるサービスなどが挙げられる。また、図1においては、利用者機器の一例として携帯端末20を示しているが、利用者機器は、PC(Personal Computer)、およびウェアラブル機器などの情報処理装置であってもよい。
(中継サーバ)
中継サーバ30は、決済サーバ40と携帯端末20との間で行われる金融取引の中継サービス(第2のサービス)を提供する情報処理装置(第2のサーバ)である。例えば、中継サーバ30は、携帯端末20から受信される認証情報を用いて決済サーバ40にログインし、携帯端末20の利用者の口座に関する決済サーバ40による決済(資金移動)を支援する。この中継サーバ30は、例えば金融機関やシステムベンダのデータセンタに設置される。
(決済サーバ)
決済サーバ40は、ネットワーク12を介して金融サービスを提供することが可能な、金融機関のサーバである。金融機関としては、銀行、クレジットカード会社および証券会社などが挙げられる。決済サーバ40が銀行のサーバである場合、決済サーバ40は、インターネットバンキングサービスを提供し得る。例えば、決済サーバ40は、中継サーバ30から受信される携帯端末20の利用者の認証情報に基づいて認証処理を行い、認証処理が成功した場合に入出金明細照会および決済などを行ってもよい。
特に、本実施形態においては、決済サーバ40は、加盟店サーバから商品の決済金額を引継ぎ、利用者の認証処理が成功した場合に決済を行う。ただし、決済サーバ40は、携帯端末20の利用者、加盟店および金融機関との事前契約に基づき、携帯端末20からの認証情報(IDおよびパスワードなど)の送信無しに決済を行うことも可能である。
(対話型サービスサーバ)
対話型サービスサーバ50は、金融機関と異なる組織のサーバであり、第1のサービスの一例である対話型サービスを携帯端末20に提供する。具体的には、対話型サービスサーバ50は、携帯端末20に、通信相手との対話画面を提供し、携帯端末20から送信された情報および通信相手から送信された情報を上記対話画面に逐次追加する。特に、本実施形態による対話型サービスサーバ50は、加盟店サーバ60から提供される商品情報を、携帯端末20と加盟店サーバとの対話画面に逐次追加する。以下、図2を参照し、本実施形態による対話型サービスサーバ50が提供する対話画面の具体例を説明する。
図2は、本実施形態による対話型サービスサーバ50が提供する対話画面の具体例を示す説明図である。対話型サービスサーバ50は、加盟店サーバ60から携帯端末20の利用者への商品情報を受信すると、図2に示したように、携帯端末20と加盟店サーバ60(図2の例においてはA社)との対話画面において、商品情報の表示72および74を追加する。携帯端末20の利用者は、当該対話画面を見ることにより、加盟店サーバ60から提供された商品情報を認識することが可能である。
ここで、携帯端末20の利用者は、対話画面を見て、商品情報にかかる商品の購入を所望することが考えられる。このため、本実施形態による情報処理システムは、対話画面に対する利用者による操作に基づいて商品情報にかかる商品の購入が可能となるように設計される。以下、図3を参照して説明を続ける。
図3は、対話画面における商品購入依頼を示す説明図である。携帯端末20の利用者が、所定の金融機関と関連付けられた、商品の購入依頼を意味する画像76(スタンプ)を選択すると、図3に示したように、対話型サービスサーバ50は当該画像76を対話画面に追加する。そして、画像76が対話画面に追加されると、加盟店サーバ60により、購入依頼にかかる商品の決済のための情報処理が行われる。当該情報処理については詳細に後述する。
(加盟店サーバ)
加盟店サーバ60は、本発明の実施形態による情報処理システムに加盟している加盟店のサーバである。加盟店サーバ60は、携帯端末20の利用者の情報、商品情報などを管理しており、図2を参照して説明したように、対話型サービスサーバ50を介して携帯端末20に商品情報を提供する。
(背景)
上述したように、対話画面において図3を参照して説明したように利用者から商品購入依頼が出された場合、決済サーバ40が商品購入依頼にかかる商品の決済を行う。ここで、決済サーバ40による決済のためには、携帯端末20の利用者が認証情報を入力する必要がある。しかし、当該認証情報の入力および通信が対話画面を介して行われると、対話型サービスサーバ50に利用者の認証情報が知られ、対話型サービスサーバ50から利用者の情報が漏洩することが懸念される。
そこで、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態が創作されるに至った。本発明の実施形態によれば、ネットワークを介した商品の決済における利用者の情報のセキュリティを向上することが可能である。以下、このような本発明の実施形態の構成および動作を順次詳細に説明する。
<2.対話型サービスサーバの構成>
図4は、対話型サービスサーバ50の構成を示す説明図である。図4に示したように、対話型サービスサーバ50は、通信部540と、情報管理部550と、受付管理部560と、決済用URL通知部570と、を備える。
(通信部)
通信部540は、携帯端末20および加盟店サーバ60とのインタフェースである。例えば、通信部540は、加盟店サーバ60から提供される商品情報の送受信、携帯端末20から送信される商品購入依頼の送受信、および後述する決済用URLの送受信などを行う。
(情報管理部)
情報管理部550は、加盟店サーバ60から提供された商品情報を管理する。例えば、情報管理部550は、通信部540により加盟店サーバ60から商品情報が受信されると、当該商品情報を携帯端末20と加盟店サーバ60との対話画面に追加し、商品情報を含む対話画面を通信部540に携帯端末20へ送信させる。
(受付管理部)
受付管理部560は、携帯端末20から送信された商品購入依頼を管理する。例えば、受付管理部560は、通信部540により携帯端末20から商品購入依頼が受信されると、当該商品購入依頼を示す画像(例えば、図3に示した画像76)を携帯端末20と加盟店サーバ60との対話画面に追加し、当該画像を含む対話画面を通信部540に加盟店サーバ60へ送信させる。
(決済用URL通知部)
決済用URL通知部570は、商品購入依頼にかかる商品の決済のために用いられるURL(以下、決済用URL)の通知を管理する。例えば、決済用URL通知部570は、通信部540により加盟店サーバ60から決済用URLおよび対象の商品名情報などが受信されると、決済用URLおよび商品名情報などを携帯端末20と加盟店サーバ60との対話画面に追加する。そして、決済用URL通知部570は、決済用URLおよび商品名情報などの通知のために、決済用URLおよび商品名情報などが追加された対話画面を通信部540に携帯端末20へ送信させる。
<3.加盟店サーバの構成>
以上、対話型サービスサーバ50の構成を説明した。続いて、図5を参照し、加盟店サーバ60の構成を説明する。
図5は、加盟店サーバ60の構成を示す説明図である。図5に示したように、加盟店サーバ60は、利用者データベース632と、商品データベース634と、提供情報データベース636と、購入情報データベース638と、通信部640と、制御部650と、を備える。
(利用者データベース)
利用者データベース632は、対話型サービスにおける利用者の識別子である利用者特定キーと利用者情報を関連付けて格納する利用者情報記憶部として機能する。利用者データベース632は、利用者情報として、例えば図6に示したように、利用者ID、氏名、郵便番号および住所などを利用者特定キーと関連付けて格納する。なお、利用者IDは、加盟店における利用者の識別子である。また、加盟店が提供する商品が物品である場合、利用者の情報として当該商品の郵送のために郵便番号および住所が必要であるが、利用者の情報は郵便番号および住所を含まなくてもよい。例えば、加盟店が提供する商品が音楽データや映像データなどのコンテンツデータである場合、加盟店サーバ60は、郵便番号および住所無しに、ネットワーク12を介してコンテンツデータを利用者に提供することが可能である。
(商品データベース)
商品データベース634は、加盟店が取り扱う商品に関する情報を商品ごとに格納するデータベースである。商品データベース634は、商品に関する情報として、例えば図7に示したように、商品ID、商品名および金額などを格納する。
(提供情報データベース)
提供情報データベース636は、加盟店サーバ60から携帯端末20に提供された商品情報の履歴を格納する提供情報記憶部として機能する。提供情報データベース636は、例えば図8に示したように、携帯端末20に提供された商品情報および提供順序を利用者IDと関連付けて格納する。より具体的には、図8の例には、利用者ID「U000001」に対応する携帯端末20に、商品IDが「S000001」である「心拍計」の商品情報が1番目に提供され、商品IDが「S000002」である「ストレッチポール」の商品情報が2番目に提供され、商品IDが「S000003」である「アイエステ機」の商品情報が3番目に提供され、商品IDが「S000004」である「心拍計」の商品情報が4番目に提供されたことが示されている。利用者ID「U000001」に対応する携帯端末20には図8に示した例では5番目の商品情報が提供されていないので、「心拍計」の商品情報が携帯端末20に提供された最新の商品情報である。
(購入情報データベース)
購入情報データベース638は、各商品購入依頼に関する情報を格納するデータベースである。購入情報データベース638は、例えば図9に示したように、各商品購入依頼に対応する注文ID、利用者ID、商品ID、決済用URLおよび決済状態などを関連付けて格納する。決済用URLは、携帯端末20に発行された商品購入依頼にかかる商品を購入するために用いられるキー情報の一例であり、決済状態は、上記決済URLに基づく決済の状態(決済済み/URL発行済み)である。決済用URLの発行および利用については、制御部650および携帯端末20などの説明部分においてより具体的に言及する。
(通信部)
通信部640は、中継サーバ30および対話型サービスサーバ50とのインタフェースである。例えば、通信部640は、決済用URLおよび商品の金額情報などを中継サーバ30および対話型サービスサーバ50に送信する送信部としての機能、および、携帯端末20から対話型サービスサーバ50を介して商品購入依頼を受信し、中継サーバ30から決済完了通知を受信する受信部としての機能を有する。
(制御部)
制御部650は、加盟店サーバ60の動作全般を制御する。特に、本実施形態による加盟店サーバ60の制御部650は、商品情報提供部652と、受付部654と、決済用URL発行部656の機能を包含する。
商品情報提供部652は、対話型サービスを提供する対話型サービスサーバ50を介して携帯端末20へ商品情報を提供する。例えば、商品情報提供部652は、オペレータにより指定されたタイミングまたは所定のタイミングで、携帯端末20を宛先として指定して、商品情報を通信部640に対話型サービスサーバ50へ送信させる。宛先として指定される携帯端末20は、利用者データベース632に格納されている全ての利用者の携帯端末20であってもよいし、一部の利用者の携帯端末20であってもよい。また、提供される商品情報は、商品データベース634からランダムに抽出されてもよいし、宛先に応じて抽出されてもよいし、オペレータにより指定されてもよい。
受付部654は、通信部640により受信された携帯端末20からの商品購入依頼を受け付ける。例えば、受付部654は、商品購入依頼として対話型サービスにおける利用者特定キーを受け付け、当該利用者特定キーに利用者データベースにおいて関連付けられている利用者を特定する。また、受付部654は、提供情報データベース636を参照し、特定された利用者に提供された最新の商品情報に対応する商品を、商品購入依頼にかかる商品として特定する。例えば、受付部654は、利用者ID「U000001」に対応する利用者を特定した場合、図8に示した提供情報データベース636を参照し、最新である4番目に当該利用者に提供された商品の商品ID「S000004」を特定し、さらに、商品データベース634を参照し、商品ID「S000004」に対応する商品「スマートウォッチ」を特定する。
決済用URL発行部656は、商品購入依頼にかかる商品の購入のために用いられるキー情報の一例として、決済用URLを発行する。当該決済用URLは、中継サーバ30への接続情報と、商品購入依頼に対して個別に割当てられた識別情報を含む。決済用URL発行部656は、受付部654による商品購入依頼の受け付けに基づいて決済用URLを生成し、生成した決済用URLと商品購入依頼を購入情報データベースにおいて関連付けることにより、決済用URLを発行してもよい。または、決済用URL発行部656は、受付部654による商品購入依頼の受け付けに基づき、事前に生成されたURL群から決済用URLを選択し、選択した決済用URLと商品購入依頼を購入情報データベースにおいて関連付けることにより、決済用URLを発行してもよい。なお、決済用URLは、時限付きのURLであってもよい。この場合、設定された期間の経過後における決済用URLに基づく決済の実行を制限することができる。
なお、通信部640は、上述した受付部654により特定された商品の金額、および決済用URL発行部656により発行された決済用URLを、中継サーバ30に送信する。また、通信部640は、受付部654により特定された商品の商品名、金額、および決済用URL発行部656により発行された決済用URLを、対話型サービスサーバ50を介して携帯端末20に送信する。
<4.携帯端末の構成>
以上、加盟店サーバ60の構成を説明した。続いて、図10を参照し、携帯端末20の構成を説明する。
図10は、携帯端末20の構成を示す説明図である。図10に示したように、携帯端末20は、操作部220と、表示部230と、通信部240と、アプリケーション250と、を備える。
(操作部)
操作部220は、携帯端末20の利用者による操作を検出する。例えば、利用者は、この操作部220への操作により、商品購入依頼、決済の実行指示、および認証情報などを入力することが可能である。なお、操作部220の具体例としては、タッチパネル、キーボード、マウスまたはボタンなどが挙げられる。
(表示部)
表示部230は、アプリケーション250からの制御に基づき、多様な画面を表示し得る。例えば、本実施形態による表示部230は、対話型サービスのための対話画面を表示する。なお、表示部230は、液晶ディスプレイであってもよいし、OLED(Organic Light Emitting Diode)であってもよい。
(通信部)
通信部240は、中継サーバ30および対話型サービスサーバ50とのインタフェースであり、中継サーバ30との間、および対話型サービスサーバ50との間で通信を行う。例えば、通信部240は、対話型サービスサーバ50に商品購入依頼を送信する送信部としての機能、および対話型サービスサーバ50を介して加盟店サーバ60から決済用URLなどを受信する受信部としての機能を有する。
(アプリケーション)
アプリケーション250は、図8に示したように、ブラウザアプリケーション260および対話型アプリケーション270を含む。
ブラウザアプリケーション260は、中継サーバ30から提供される画面を表示部230に表示させる表示制御部、および、操作部220に入力された情報を通信部240に中継サーバ30へ送信させる送信制御部などの機能を有する。例えば、ブラウザアプリケーション260は、決済の実行時に、認証情報の入力画面を表示部230に表示させ、当該入力画面で入力された認証情報を通信部240に中継サーバ30へ送信させる。
対話型アプリケーション270は、対話型サービスサーバ50が提供するサービスの携帯端末20における利用のために用いられるアプリケーションである。特に、本実施形態による対話型アプリケーション270は、図2を参照して説明したように、加盟店サーバ60から提供された商品情報を含む対話画面を表示部230に表示させる。また、対話型アプリケーション270は、操作部220への利用者による操作(例えば、所定の金融機関と関連付けられた、商品の購入依頼を意味する画像の選択)に基づき、商品の購入依頼を行う。
さらに、対話型アプリケーション270は、対話型サービスサーバ50を介して加盟店サーバ60から決済用URLなどが受信されると、決済用URLなどを含む対話画面を表示部230に表示させる。この点について、図11を参照して具体的に説明する。
図11は、決済URLを含む対話画面の具体例を示す説明図である。図11に示したように、加盟店サーバ60から決済用URLなどが受信されると、対話画面に決済を誘導するためのメッセージが追加される。当該メッセージには、商品名「スマートウォッチ」、金額「xxxxx円」などの商品情報に加え、決済用URL78が含まれる。この決済用URL78が携帯端末20の利用者により決済用URL78が選択されると、決済用URL78に基づいて携帯端末20から中継サーバ30への接続が行われた後、ブラウザアプリケーション260が起動する。
<5.中継サーバの構成>
以上、携帯端末20の構成を説明した。続いて、図12を参照し、中継サーバ30の構成を説明する。
図12は、中継サーバ30の構成を示す説明図である。図12に示したように、中継サーバ30は、決済情報データベース320と、通信部340と、中継アプリケーション350と、を備える。
(決済情報データベース)
決済情報データベース320は、通信部340により加盟店サーバ60から受信された決済用URLおよび金額を関連付けて格納するデータベースである。
(通信部)
通信部340は、携帯端末20、決済サーバ40、対話型サービスサーバ50および加盟店サーバ60とのインタフェースであり、携帯端末20、決済サーバ40、対話型サービスサーバ50および加盟店サーバ60との間で通信を行う送信部としての機能および受信部としての機能を有する。例えば、通信部340は、携帯端末20から認証情報を受信したり、決済サーバ40に認証情報を送信したり、加盟店サーバ60から決済用URLおよび金額を受信したり、加盟店サーバ60へ決済完了通知を送信したりする。
(中継アプリケーション350)
中継アプリケーション350は、決済情報受付部351、決済金額通知部352、決済中継部353、決済結果中継部354および加盟店サイト誘導部355の機能を有する。
決済情報受付部351は、加盟店サーバ60から通信部340により決済用URLおよび金額などの決済情報が受信されると、決済情報データベース320に決済用URLおよび金額を関連付けて格納する。
決済金額通知部352は、決済サーバ40に決済金額を通知する。具体的には、決済金額通知部352は、携帯端末20から決済用URLに基づくアクセスがあった場合、当該決済URLに関連付けて決済情報データベース320に格納されている金額を特定し、当該金額を決済金額として決済サーバ40に通知する。ここで、決済URLには商品購入依頼に対して個別に割当てられた識別情報が含まれており、かつ、決済情報データベース320には決済URLと商品購入依頼にかかる決済金額が関連付けて格納されているので、上述したように、携帯端末20からのアクセスに用いられた決済URLから決済金額を一意に特定することが可能である。
決済中継部353は、携帯端末20と決済サーバ40との間で行われる決済のための通信の中継を制御する。例えば、決済中継部353は、通信部340により携帯端末20から認証情報が受信されると、認証情報の通信部340から決済サーバ40への中継を制御する。また、決済中継部353は、通信部340により決済サーバ40から金額確認画面が受信されると、金額確認画面の通信部340から携帯端末20へ中継を制御する。
決済結果中継部354は、決済サーバ40による決済の結果の加盟店サーバ60への中継を制御する。例えば、決済結果中継部354は、通信部340により決済サーバ40から決済完了通知が受信されると、決済完了通知の通信部340から加盟店サーバ60への中継を制御する。
加盟店サイト誘導部355は、通信部340により決済サーバ40から決済完了通知が受信されると、携帯端末20の表示を加盟店のサイトに誘導するための制御を行う。例えば、加盟店サイト誘導部355は、決済が完了した旨を示すメッセージと、加盟店のサイトへ移行するための選択ボタンを含む画面の携帯端末20への送信を制御してもよい。
<6.決済サーバの構成>
以上、中継サーバ30の構成を説明した。続いて、図13を参照し、決済サーバ40の構成を説明する。
図13は、決済サーバ40の構成を示す説明図である。図13に示したように、決済サーバ40は、認証情報データベース420と、通信部440と、制御部450と、を備える。
(認証情報データベース)
認証情報データベース420は、携帯端末20の利用者の認証情報を格納するデータベースである。認証情報としては、店番、科目、口座番号およびログインパスワードなどのログイン情報が挙げられる。また、認証情報データベース420は、資金移動の際に用いられる資金移動パスワードを利用者ごとに格納してもよい。
(通信部)
通信部440は、中継サーバ30とのインタフェースであり、中継サーバ30との間で通信を行う。例えば、通信部440は、中継サーバ30から決済金額、認証情報および資金移動パスワードなどを受信し、ログイン画面および決済完了通知などを中継サーバ30を介して携帯端末20に送信する。
(制御部)
制御部450は、決済サーバ40の動作全般を制御する。特に、本実施形態による決済サーバ40の制御部450は、決済情報受付部451、認証部452、決済部453、ログアウト部454および決済結果通知部455の機能を有する。
決済情報受付部451は、中継サーバ30から送信された決済金額を受け付け、認証の成功時に当該決済金額での決済を行うために決済金額を保持する。
認証部452は、中継サーバ30を介して携帯端末20から送信される認証情報に基づき、ログインのために、携帯端末20の利用者の正当性を認証する。例えば、認証部452は、認証情報として携帯端末20から送信されるIDおよびパスワードの対が認証情報データベースに格納されているかを確認することにより、認証を行う。
決済部453は、商品購入のための決済を行う。具体的には、決済部453は、認証部452による認証の成功に基づき、決済情報受付部451により受け付けられた決済金額の資金を、携帯端末20の利用者の口座から加盟店の口座へ移動させる。
ログアウト部454は、決済部453による決済の終了後、携帯端末20の利用者のログイン状態を終了させる。
決済結果通知部455は、決済部453による決済の結果を中継サーバ30に通知する。例えば、決済結果通知部455は、決済部453による決済が成功した場合には決済完了通知を中継サーバ30に送信し、決済部453による決済が失敗した場合には決済失敗通知を中継サーバ30に送信する。
<7.動作>
以上、本実施形態による情報処理システムの構成を説明した。続いて、図14および図15を参照し、本実施形態による情報処理システムの動作を説明する。
図14および図15は、本実施形態による情報処理システムの動作を示す説明図である。図14に示したように、まず、加盟店サーバ60が商品情報を対話型サービスサーバ50に送信すると(S702)、対話型サービスサーバ50が携帯端末20と対話型サービスサーバ50との対話画面に商品情報を追加することにより、商品情報を携帯端末20に送信する(S704)。
そして、携帯端末20が対話型アプリケーション270を起動し、上記商品情報を含む対話画面を表示する。ここで、利用者が当該商品情報にかかる商品の購入を所望すると、利用者は、商品の購入依頼として、図3に示した画像76の選択操作を行う(S708)。携帯端末20は、利用者による操作に基づき、対話型サービスサーバ50に商品購入依頼を送信し(S710)、対話型サービスサーバ50は、商品購入依頼および携帯端末20の利用者の利用者特定キーを加盟店サーバ60に送信する(S712)。
その後、加盟店サーバ60は、対話型サービスサーバ50から受信された利用者特定キーに基づき、利用者データベース632を参照し、商品の購入を依頼した利用者を特定する(S714)。続いて、加盟店サーバ60は、特定した利用者に提供した最新の商品情報を提供情報データベース636を参照して特定し、さらに、商品データベース634を参照し、最新の商品情報にかかる商品、商品名および金額を特定する(S716、S718)。さらに、加盟店サーバ60は、決済用URLを発行する(S720)。加盟店サーバ60は、当該決済用URLおよび商品の金額を中継サーバ30に送信し(S722)、当該決済用URL、商品名および金額を含む決済誘導情報を対話型サービスサーバ50に送信する(S724)。上記決済誘導情報は、対話型サービスサーバ50から携帯端末20に送信され、図11を参照して説明したように、携帯端末20と加盟店サーバ60との対話画面に追加される(S728)。
そして、携帯端末20の利用者が対話画面において決済用URLを選択すると、携帯端末20は、当該決済URLを用いて中継サーバ30に接続する(S730)。中継サーバ30は、携帯端末20からの接続に用いられた決済用URLに対応する決済金額を決済情報データベース320を参照して特定し(S320)、特定した決済金額を決済サーバ40に送信する。
その後、中継サーバ30を介して、携帯端末20と決済サーバ40との間で決済のための処理が行われる。具体的には、決済サーバ40は、ログイン画面を携帯端末20に送信し(S736)、携帯端末20は、ブラウザアプリケーション260を起動する(S738)。そして、利用者が認証情報を入力すると、携帯端末20は、当該認証情報を決済サーバ40に送信する。決済サーバ40は、受信した認証情報に基づき、認証情報データベース420を参照して認証処理を行う(S744)。ここで、認証が成功すると、決済サーバ40は携帯端末20に金額確認画面を送信する(S746)。これに対して、利用者が金額の確認操作を行うと(S748)、携帯端末20は確認通知を決済サーバ40に送信する(S750)。
さらに、決済サーバ40は、携帯端末20に資金移動パスワードの入力画面を送信し(S752)、利用者により資金移動パスワードが入力されると、携帯端末20は当該資金移動パスワードを決済サーバ40に送信する(S756)。決済サーバ40は、資金移動パスワードの検証成功に基づき、決済、すなわち利用者の口座から加盟店の口座への資金移動を実行する(S758)。
その後、決済サーバ40は中継サーバ30に決済完了通知を送信し(S760)、当該決済完了通知を中継サーバ30が携帯端末20に中継することにより、携帯端末20に決済完了画面が表示される(S762)。また、中継サーバ30は、決済完了通知として例えば決済に用いられた決済用URLを加盟店サーバ60に送信することにより、加盟店サーバ60は購入情報データベース638の「決済状況」を更新する。これを受けて、加盟店は例えば商品の郵送手配を開始する。
以上説明したように、本実施形態によれば、対話型サービスサーバ50に利用者の認証情報などが知られることなく、加盟店サーバ60から対話型サービスサーバ50を介して提供された商品情報にかかる商品の決済を実現することができる。従って、本実施形態によれば、利用者の認証情報のセキュリティを向上することが可能である。
<8.応用例>
上述した本発明の実施形態は、多様な形態に応用可能である。以下、本発明の実施形態の幾つかの応用例を説明する。
(第1の応用例)
上記では、利用者は、対話画面において最新の商品情報にかかる商品を購入できることを説明した。しかし、利用者は、以前の対話画面を見直し、過去に提供された商品情報にかかる商品の購入を所望し得る。そこで、過去に提供された商品情報にかかる商品を購入可能とする第1の応用例について以下説明する。
まず、携帯端末20には、再送要求を示す画像が事前に保持される。そして、携帯端末20の利用者は、過去に提供された商品情報にかかる商品の購入を所望した場合、再送要求を示す画像を対話画面において選択する。すると、携帯端末20が対話型サービスサーバ50を介して再送要求を加盟店サーバ60に送信する。
加盟店サーバ60は、再送要求を受信すると、提供情報データベース636を参照し、送信元の携帯端末20の利用者に新しい方から2番目に提供した商品情報を特定する。そして、加盟店サーバ60が当該商品情報を再送することにより、当該商品情報を示す表示が対話画面に新たに追加される。
利用者が購入を所望した商品が再送された商品情報にかかる商品であれば、利用者は、商品の購入依頼を示す画像を対話画面において選択することにより、当該商品を購入することができる。一方、利用者が購入を所望した商品がさらに以前に提供された商品情報にかかる商品である場合、利用者は、上述した再送要求を示す画像の選択を繰り返すことにより、所望の商品を購入することが可能となる。なお、図8に示した例において利用者「U000001」が再送要求を行うと、5番目として商品情報「S000003」が提供され、さらに再送要求を行うと、商品情報「S000002」でなく、新しい方から2番目となる商品情報「S000004」が提供されることになり得る。このため、加盟店サーバ60は、再送要求ごとに、1回目に送信された商品情報の順序を遡って商品情報を提供してもよい。かかる構成によれば、5番目として商品情報「S000003」が提供され、さらに再送要求が行われた場合、商品情報「S000002」を利用者に提供することが可能である。
(第2の応用例)
上記では、中継サーバ30において決済金額を特定するために決済用URLが用いられる例を説明したが、決済用URLはキー情報の一例に過ぎず、キー情報は決済用URLに限定されない。例えば、加盟店サーバ60は、決済金額と共にキー情報としてパスワードを中継サーバ30に送信し、かつ、当該パスワードを携帯端末20に送信してもよい。この場合、携帯端末20が中継サーバ30に接続し、利用者に入力されたパスワードを中継サーバ30に送信することにより、中継サーバ30は、受信したパスワードに関連付けられている決済金額を特定することが可能である。
<9.ハードウェア構成>
以上、本発明の実施形態による情報処理システムについて説明した。上述した情報処理システムにおける決済用URLの発行処理および各種通信のための情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する加盟店サーバ60のハードウェアとの協働により実現される。
図16は、加盟店サーバ60のハードウェア構成を示したブロック図である。加盟店サーバ60は、CPU(Central Processing Unit)601と、ROM(Read Only Memory)602と、RAM(Random Access Memory)603と、ホストバス604と、を備える。また、加盟店サーバ60は、ブリッジ605と、外部バス606と、インタフェース607と、入力装置608と、表示装置609と、音声出力装置610と、ストレージ装置611と、ドライブ612と、ネットワークインタフェース615とを備える。
CPU601は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って加盟店サーバ60内の動作全般を制御する。また、CPU601は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM602は、CPU601が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM603は、CPU601の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス604により相互に接続されている。なお、CPU601、ROM602およびRAM603とソフトウェアとの協働により、図5を参照して説明した中継アプリケーション350の各機能が実現され得る。
ホストバス604は、ブリッジ605を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス606に接続されている。なお、必ずしもホストバス604、ブリッジ605および外部バス606を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置608は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU601に出力する入力制御回路などから構成されている。加盟店サーバ60のユーザは、該入力装置608を操作することにより、加盟店サーバ60に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
表示装置609は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。また、音声出力装置610は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。
ストレージ装置611は、本実施形態にかかる加盟店サーバ60の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置611は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置611は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置611は、ハードディスクを駆動し、CPU601が実行するプログラムや各種データを格納する。なお、ストレージ装置611は、図5を参照して説明した各種データベースの機能を実現し得る。
ドライブ612は、記憶媒体用リーダライタであり、加盟店サーバ60に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ612は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM603に出力する。また、ドライブ612は、リムーバブル記憶媒体24に情報を書き込むこともできる。
ネットワークインタフェース615は、例えば、ネットワーク12に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、ネットワークインタフェース615は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
なお、上記では図16を参照して加盟店サーバ60のハードウェア構成について説明したが、携帯端末20、中継サーバ30、決済サーバ40および対話型サービスサーバ50のハードウェアも加盟店サーバ60と実質的に同一に構成することが可能であるため、説明を省略する。
<10.むすび>
以上説明したように、本実施形態によれば、対話型サービスサーバ50に利用者の認証情報などが知られることなく、加盟店サーバ60から対話型サービスサーバ50を介して提供された商品情報にかかる商品の決済を実現することができる。従って、本実施形態によれば、利用者の認証情報のセキュリティを向上することが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では中継サーバ30が決済サーバ40と携帯端末20との通信を中継する例を説明したが、本実施形態による情報処理システムは、中継サーバ30を有さなくてもよい。この場合、決済サーバ40が、中継アプリケーション350の機能を実装する、第2のサーバとして機能する。
また、本明細書の情報処理システムの処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、情報処理システムの処理における各ステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、携帯端末20、中継サーバ30、決済サーバ40、対話型サービスサーバ50および加盟店サーバ60に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した携帯端末20、中継サーバ30、決済サーバ40、対話型サービスサーバ50および加盟店サーバ60の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
12 ネットワーク
20 携帯端末
24 リムーバブル記憶媒体
30 中継サーバ
40 決済サーバ
50 対話型サービスサーバ
60 加盟店サーバ
72 表示
76 画像
220 操作部
230 表示部
240 通信部
250 アプリケーション
260 ブラウザアプリケーション
270 対話型アプリケーション
320 決済情報データベース
340 通信部
350 中継アプリケーション
351 決済情報受付部
352 決済金額通知部
353 決済中継部
354 決済結果中継部
355 加盟店サイト誘導部
420 認証情報データベース
440 通信部
450 制御部
451 決済情報受付部
452 認証部
453 決済部
454 ログアウト部
455 決済結果通知部
540 通信部
550 情報管理部
560 受付管理部
570 決済用URL通知部
632 利用者データベース
634 商品データベース
636 提供情報データベース
638 購入情報データベース
640 通信部
650 制御部
652 商品情報提供部
654 受付部
656 決済用URL発行部

Claims (7)

  1. 第1のサービスを提供する第1のサーバを介して、利用者機器に商品情報を提供する商品情報提供部と、
    前記第1のサーバを介して、前記利用者機器からの商品購入依頼を受け付ける受付部と、
    前記商品購入依頼に対して個別に割当てられた識別情報を含むキー情報を発行するキー情報発行部と、
    前記商品購入依頼にかかる商品に関する情報および前記キー情報を前記第1のサーバを介して前記利用者機器に送信し、前記キー情報および前記商品購入依頼にかかる商品の金額情報を、第2のサービスを提供する第2のサーバに送信する、送信部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記キー情報は、前記利用者機器が前記第2のサーバに接続するために用いられるURLである、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2のサーバは、金融機関と前記利用者機器との間で行われる金融取引のための中継サービスを提供し、
    前記情報処理装置は、
    前記商品購入依頼にかかる商品についての決済が完了した場合、前記第2のサーバから、前記キー情報を含む決済完了通知を受信する受信部をさらに備える、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記商品情報提供部により前記利用者機器に提供された商品情報を記憶する提供情報記憶部と、
    前記受付部は、前記商品購入依頼の受け付けに基づき前記提供情報記憶部を参照し、前記利用者機器に提供された最新の商品情報に対応する商品を、前記商品購入依頼にかかる商品として特定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、前記第1のサーバを介して前記利用者機器から商品情報の再送要求を受け付け、
    前記商品情報提供部は、前記受付部による前記再送要求の受け付けに基づき前記提供情報記憶部を参照し、前記利用者機器に提供された最新でない商品情報を前記利用者機器に再度提供する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記キー情報は、前記利用者機器が前記第2のサーバに接続するために用いられる時限付きのURLである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    第1のサービスを提供する第1のサーバを介して、利用者機器に商品情報を提供する商品情報提供部と、
    前記第1のサーバを介して、前記利用者機器からの商品購入依頼を受け付ける受付部と、
    前記商品購入依頼に対して個別に割当てられた識別情報を含むキー情報を発行するキー情報発行部と、
    前記商品購入依頼にかかる商品に関する情報および前記キー情報を前記第1のサーバを介して前記利用者機器に送信し、前記キー情報および前記商品購入依頼にかかる商品の金額情報を、第2のサービスを提供する第2のサーバに送信する、送信部と、
    として機能させるための、プログラム。
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