JP6482214B2 - 改質された基材の製造方法、および改質された基材 - Google Patents
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Description
特許文献1の発明では、同特許文献の請求項1規定の式1に示した、ケイ素原子の4個の置換基のうち、1個は加水分解が不可能で、化合物同士の重縮合に関与しない置換基R4で置換されたものの縮合体を用いて繊維素材をコートして、適度な強度と良好な光透過性、良好な撥水性と柔軟性、更には対摩耗性と難燃性(耐熱性)を付与したコート素材を製造するものである。
つまり、特許文献1の発明にしたがって通常の障子紙から製造したコート素材では、レーヨン障子紙に代表される特殊障子紙のように、レーヨン、アクリル、塩化ビニルといった化学物質を使用していないため、静電気が発生することが無く、埃が付きにくいという効果を達成できるのである。従来の特殊障子紙は、長年の使用の間に周囲のほこりを吸着して黒ずんでしまい、一定間隔で張り替えの必要があったが、本願発明で製造したコート素材による障子紙では、長期間の使用でも黒ずむことがなく、張り替え間隔を飛躍的に長くすることができるのである。
しかしながら、上記特許文献1の発明をガラス繊維布帛に応用したところ、透明性、硬度が高く、優れた複合素材を得ることができるが、得られる表面処理されたガラス繊維布帛は、固い棒や爪などで擦過した場合に傷がついたり(部分白化)、擦過部分が不透明火(黒ずむ)になるなどの難点があることが判明した。
ここで、(a)成分を構成するオルガノアルコキシシランとしては、R1 Si(OR2 )3(式中、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2 は同一または異なり、炭素数1〜5のアルキル基および/または炭素数1〜4のアシル基を表す)で表されるオルガノトリアルコキシシランが好ましい。
また、(a)成分を構成するオルガノアルコキシシランには、さらにR1 2Si(OR2 )2(式中、R1 は同一または異なり、炭素数1〜8の有機基、R2 は同一または異なり、炭素数1〜5のアルキル基および/または炭素数1〜4のアシル基を表す)で表されるジオルガノジアルコキシシランを含んでいてもよい。
本発明の製造方法の好ましい態様は、(1)(A)コーティング組成物をオルガノアルコキシシラン換算で基材に対し0.1〜50重量%付与し、乾燥・硬化させたのち、(2)過酸化水素(水)を過酸化水素換算で当該基材に対し0.01〜3重量%付与したのち、乾燥させる方法が挙げられる。
以上の基材としては、ガラス繊維布帛が好ましい。
である、請求項1〜5いずれかに記載の改質された基材の製造方法。
本発明では、上記のように、過酸化水素(水)を付与したのち、さらに(3)上記(A)コーティング組成物をオルガノアルコキシシラン換算で基材に対し0.1〜50重量%付与し、乾燥・硬化させることが好ましい。
以下、「コーティング組成物」、「基材」などについて、項分け記載で本発明を詳述する。
本発明に用いられる(A)コーティング組成物は、(a)オルガノアルコキシシラン類を主成分とするものであるが、通常、(a)オルガノアルコキシシラン類のほかに、(b)親水性有機溶剤、および(c)水を含むものである。
(a)オルガノアルコキシシラン類としては、式(1):R1 Si(OR2 )3 (式中、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2は同一または異なり、炭素数1〜5のアルキル基および/または炭素数1〜4のアシル基を表す)で表されるオルガノアルコキシシラン(以下「オルガノアルコキシシラン(1)」ともいう)、その加水分解物、あるいはその縮合物が挙げられる。(a)成分は、エマルジョン(コロイド状も含む)でも、溶剤系でもよい。
なお、(a)オルガノアルコキシシラン類には、式(2);R1 2 Si(OR2)2(式中、R1 は同一または異なり、炭素数1〜8の有機基、R2は同一または異なり、炭素数1〜5のアルキル基および/または炭素数1〜4のアシル基を表す)で表されるオルガノアルコキシシラン(以下「オルガノアルコキシシラン(2)」ともいう)、その加水分解物、あるいはその縮合物を(a)成分中、50重量%以下程度併用することができる。
オルガノアルコキシシラン(2)の使用量は、(a)成分中に50重量%以下程度であり、50重量%を超えると、オルガノアルコキシシラン(1)とうまくシロキサン結合が生成せず好ましくない。オルガノアルコキシシラン(2)の使用量は、(a)成分中に、50重量%以下、好ましくは5〜40重量%、さらに好ましくは10〜30重量%程度ある。(a)成分中に、オルガノアルコキシシラン(2)を併用すると、得られるシートに柔軟性を付与することができる。
本発明で使用する(b)親水性有機溶剤は、アルコール類、グリコール類、エステル類、エーテル類、ケトン類などである。アルコール類としては、炭素数1〜8の脂肪族アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、t−ブタノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、4−メチル−2−ペンタノール、4−メチル−n−ペンタノールなどが挙げられる。グリコール類としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、メトキシエタノールが挙られる。エステル類としては、前記アルコール類およびグリコール類のギ酸、酢酸、プロピオン酸などのエステル、具体的にはギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸ブチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチルなどを例示できる。
本発明において、(c)水は、(a)成分のオルガノアルコキシシランの加水分解剤である。この水としては、水道水、蒸留水、イオン交換水を使用できる。また、(a)成分のアルキルアルコキシシランの加水分解により生成する水も包含される。
(a)〜(c)成分中の水の配合割合は、5〜70重量%、好ましくは10〜40重量%である。(c)成分の配合割合が、5重量未満では、(a)オルガノアルコキシシランの加水分解が十分に生起し難く、一方70重量%を超えるとコーティング組成物の安定性が低下し、また塗膜の乾燥速度が低下するので好ましくない。
なお、(a)成分としては、あらかじめ原料となるオルガノアルコキシシランの加水分解物、その部分縮合物などを用いる場合には、この(c)水は特に必要ではない。
このように、オルガノアルコキシシランをあらかじめ加水分解、縮合している場合には、当該組成物中には、(c)水が存在せずに、(a)〜(b)成分を主成分とする溶剤系であってもよい。
このように、本発明のコーティング組成物の調製方法では、(a)成分の混合液(具体例としては、ジアルキルジアルコキシシランの縮合物であるシリコーンオリゴマーとアルキルトリアルコキシシランの縮合物を親水性有機溶剤にとかした溶液(必要に応じて、加水分解触媒を添加)からなるエマルジョン組成物を調製し、ロールミル、ホールミル、撹拌機などで十分に分散させることが望ましい。
本発明のコーティング組成物のコーティングの対象となる基材は、編物、織物、不織布、紙などの布帛や、フィルム、シートなどが挙げられる。具体的には、ポリアミド繊維やポリエステル繊維、レーヨン繊維、ガラス繊維、綿、パルプなどからなる布帛類やフィルムのほか、和紙、コピー紙、タイペック(デュポン社製のポリエチレン製不織布)、壁紙、襖紙、障子紙、天井紙、テーブルクロス、カーテン、マット、ゴムシートなどが挙げられる。
なかでも、ガラス繊維布帛が好ましい例である。
本発明の基材となるガラス繊維布帛は、織物、編物、不織布などの形態が考えられるが、好ましくは織物である。
ガラス織物としては、例えば特開平6−192937号公報、特開平8−195114号公報、特開平8−246292号公報、特開平8−259637号公報、特開平8−290528号公報、特開平8−306215号公報、特開2001−55646号公報、特開2003−3375号公報、特開2003−171848号公報記載のガラス繊維織物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ガラス繊維織物の構造としては、例えば平織、目抜き平織、摸しゃ織、綾織、繻子織、絡み織、三軸織物などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
さらに、ガラス繊維布帛の目付けとしては、グラスウール表皮材、内装材用クロス用途としては、150〜500g/m2、複合材料、ライニング用クロス用途としては、100〜860g/m2、鋼板補強用クロス用途としては、200g/m2前後、産業資材用ガラスクロスとしては90〜600g/m2、アルミろ過用クロスとしては200〜500g/m2、スクリムクロス用途としては80〜300g/m2、集塵用フィルターガラスクロスとしては、300〜900g/m2程度であるが、これらの目付けに限定されるものではない。
基材へのコーティング組成物の付与(コーティング)には、刷毛塗り、スプレー、ディッピング、ロールコート、印刷などの塗装手段を用いることができる。1回塗りで目的とする乾燥膜厚の塗膜を形成することができ、さらに2〜5回程度塗り重ねることもできる。また、重ね塗りの場合、1回毎に加熱・乾燥処理を行ってもよい。
コーティング組成物の基材への付与量は、基材に対し、(a)成分を構成するオルガノアルコキシシランの縮合物(オルガノポリシロキサン)として、0,1〜50重量%、好ましくは0,1〜20重量%、さらに好ましくは1〜10重量%である。特に、オルガノポリシロキサンによる被覆が、基布の表面改質を目的としている場合は少なくてもよく、基布全重量に対して1〜10重量%程度が好ましい。一方、オルガノポリシロキサンによる被覆が、基布の耐切創性や耐摩耗性の向上を目的としている場合には、オルガノポリシロキサンの付着量は、基布全重量に対し1〜20重量%が好ましく、3〜15重量%がより好ましい。
本発明では、ガラス繊維布帛などの基材を、オルガノシラン系のコーティング組成物で処理して、乾燥・硬化させたのち、さらに、過酸化水素(水)で処理することが肝要である。このように、さらに過酸化水素(水)で基材を処理すると、基材表面に形成されているオルガノポリシロキサンと過酸化水素の活性ヒドロキシラジカルが反応して、オルガノポリシロキサンのさらなる縮合がすすみ、また、過酸化水素の活性ヒドロキシラジカルが基材表面に反応して、基材とオルガノシロキサンとの結合をさらに強固にするものと考えられる。
過酸化水素は、不安定で酸素を放出しやすく、非常に強力な酸化力を持つヒドロキシラジカルを生成しやすい。過酸化水素は活性酸素の一種ではあるが、フリーラジカルではない。強い腐食性を持ち、高濃度のものが皮膚に付着すると痛みをともなう白斑が生じる。また、可燃物と混合すると過酸化物を生成、発火させることがある。水に溶けると、分解されるまでは水生生物に対して若干の毒性を持つ。実験室では、酸素を得る際に使われる。この反応式は以下の通りである。
2H2O2 → 2H2O+O2
なお、過酸化水素は消防法第2条第7項及び別表第一第6類2号により危険物第6類(酸化性液体)に指定されている。また、重量%で6%を超える濃度の水溶液は毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。
試薬用としては、濃度30w/v%の過酸化水素水が市販されている。主に酸化剤として用いられる。
一般に、2.5〜3.5 w/v%の過酸化水素水は、医療用の外用消毒剤として利用され、オキシドール (Oxydol)という日本薬局方名、またはオキシフル (Oxyfull)という商品名でも呼ばれる。
本発明では、過酸化水素(水)として、一般に市販されている、上記のようなオキシフルあるいはオキシドールと称される過酸化水素水を用いることが好ましい。
過酸化水素(水)の基材への付与量は、基材に対し、過酸化水素換算で、0.01〜3重量%、好ましくは0,05〜2%重量である。0,01%重量%未満では、ガラス繊維基布あるいは、基材加工した基布上に、過酸化水素(水)が均等に浸透せず、一方、3重量%を超えると、過酸化水素(水)が余剰となり、乾燥に余分な時間と無駄な液剤を使用してしまうこととなる。
基材に対し、過酸化水素(水)を付与したのち、常温で10〜30分、その後オルガノシラン系のコーと剤でコート処理し、乾燥機で、80〜200℃で、0.5〜5時間、好ましくは0.5〜3時間、乾燥させることにより、基材へのポリオルガノシロキサンの結合力が増加するとともに、ポリオルガノシロキサンの縮合がさらに進んで、基材表面の耐擦過性、硬度の向上、光透過性、撥水性、防汚性などの効果が表れる。
本発明では、上記のように、(2)基材へ過酸化水素(水)を付与したのち、さらに(3)上記(A)コーティング組成物をオルガノアルコキシシラン換算で基材に対し0.1〜50重量%付与し、乾燥・硬化させてもよい。この際の(A)コーティング組成物の乾燥・硬化条件は、(1)工程と同様である。過酸化水素(水)を付与したのちに、必要に応じてさらに(A)コーティング組成物を付与すると、本発明の効果が一層向上する。
参考例1(コーティング組成物の調製)
500ml三つ口フラスコに、メチルトリメトキシシラン181g、メタノール50g及び純水18gを加え十分に攪拌した。さらに61%硝酸2gを加え攪拌しながら3時間加熱・環流させ、反応終了後、加熱しながら反応容器内を減圧しメタノールを除去した。このようにして得られたアルコキシシラン縮合体は、ガスクロマトグラフィー分析により3〜4量体が中心であった。
このアルコキシシラン縮合体18gに、イソプロピルアルコール2.0g、エチレングリコール2.0g、テトラブトキシチタニウム0.8gを添加して、本発明に用いられるコーティング組成物を調製した。
ガラス長繊維製の平織物(日東紡社製の平織のガラス繊維織物、目付:200g/m2)に、参考例1で得られたコーティング組成物をハケを用いて塗布した。その後、最初60℃から乾燥を始め、徐々に温度を上げ、最終的に、100℃まで温度を上げて、表面処理されたガラス繊維織物を得た。この処理により、織物には、参考例1で得られたコーティング組成物が固形分換算で、この平織物に対し、10重量%付与されていた。
このものについて、促進耐候性試験(100時間)を行った。
<促進耐候性試験(100時間>
試料名;Eパネル(促進耐候性試験200時間経過品)
試験法:JISK7350−2−1995に規定の暴露試験方法に準拠
試験機;スガ試験機(株)製、キセノンロングライフフェードメーター
光源;JISK7350−2−1995に規定するキセノンアーク光源
スガ試験機(株)製、水冷式キセノンアークランプ(2.5KW定格)
表示照射照度 48W/m2(300〜400nm)
温度条件;ブラックパネル温度 63±2℃
噴霧条件;水噴霧なし
ドラム回転数;1分間に2回転
以上の条件で、促進耐候性試験(100時間)を実施し、測色試験を測定した。
以上の測定箇所は、神奈川県産業技術センターである。
その結果は、下記のとおりであった。
比較例1で得られた表面処理され、まだ耐候性試験に供していない試料を用い、これに、さらに市販の過酸化水素水(第一三共社製、オキシフル。過酸化水素濃度3重量%)を刷毛塗りで、基材に対し、過酸化水素換算で1重量%付与したのち、10分間、乾燥させて、その上に、比較例1と同様にしてさらにコーティング組成物を塗布し、同様にして乾燥・硬化させて、本発明の表面硬化処理されたガラス繊維織物を得た。
このものについて、比較例1と同様の耐候性試験を実施したところ、比較例1と同様に耐候性にも優れていた。
さらに、この試料について、その表面を爪で擦過したが、まったく擦過傷はついておらず、さらにその部分を透かしてみても、半透明性にも優れており、比較例1に比べて、耐擦過性、硬度、色相、に優れていることが明らかであった。図1の左側のサンプルは、本実施例1であり、爪で擦過しても、擦過傷がなく、無傷であった。
Claims (6)
- (1)(A)(a)オルガノアルコキシシラン、その加水分解物、およびその縮合物の群から選ばれた少なくとも1種からなるオルガノシロキサン類を主成分とするコーティング組成物を、基材に付与し、当該(a)オルガノシロキサン類を硬化させたのち、さらに、(2)過酸化水素(水)を付与し、乾燥させることを特徴とする、改質された基材の製造方法。
- (a)成分を構成するオルガノアルコキシシランが、R1 Si(OR2 )3(式中、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2 は同一または異なり、炭素数1〜5のアルキル基および/または炭素数1〜4のアシル基を表す)で表されるオルガノトリアルコキシシランである、請求項1記載の改質された基材の製造方法。
- (a)成分を構成するオルガノアルコキシシランには、さらにR1 2Si(OR2 )2(式中、R1 は同一または異なり、炭素数1〜8の有機基、R2 は同一または異なり、炭素数1〜5のアルキル基および/または炭素数1〜4のアシル基を表す)で表されるジオルガノジアルコキシシランを含む、請求項2記載の改質された基材の製造方法。
- (1)(A)コーティング組成物をオルガノアルコキシシラン換算で基材に対し0.1〜50重量%付与し、乾燥・硬化させたのち、(2)過酸化水素(水)を過酸化水素換算で当該基材に対し0.01〜3重量%付与したのち、乾燥させる、請求項1〜3いずれかに記載の改質された基材の製造方法。
- 基材がガラス繊維布帛である、請求項1〜4いずれかに記載の改質された基材の製造方法。
- 過酸化水素(水)を付与したのち、さらに(3)上記(A)コーティング組成物をオルガノアルコキシシラン換算で基材に対し0.1〜50重量%付与し、乾燥・硬化させる、請求項1〜5いずれかに記載の改質された基材の製造方法。
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