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JP6481064B1 - 架線式搬器 - Google Patents

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JP6481064B1
JP6481064B1 JP2018048911A JP2018048911A JP6481064B1 JP 6481064 B1 JP6481064 B1 JP 6481064B1 JP 2018048911 A JP2018048911 A JP 2018048911A JP 2018048911 A JP2018048911 A JP 2018048911A JP 6481064 B1 JP6481064 B1 JP 6481064B1
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Abstract

【課題】単胴タイプの架線式搬器において、緩斜面及び急斜面の上げ荷及び下げ荷のいずれの集材にも使用可能な架線式搬器を提供すること。【解決手段】本発明にかかる架線式搬器は、ベース部材1と、主索と当接する制動面を有し、ベース部材に固定された主索制動部材10と、ベース部材に固定された回動中心となる第1支点と、制動面に対向する位置に設けられた第1梃子制動面と、第1梃子制動面を制動面から離間する方向へ付勢した付勢部材と、動索の張力により第1梃子制動面を制動面に近接する方向へ力を加えることが可能な駆動用滑車と、を有する第1梃子20と、ベース部材に固定されてなり、回動中心となる第2支点と、第1梃子に対して第1梃子制動面を制動面から離間する方向へ押圧可能な第1梃子押圧部と、を有する第2梃子30と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、架線式搬器に関する。
伐採した原木を集材するために架線式搬器が使用されている。架線式搬器には、空中吊りにより運搬するタイプ(特許文献1)と、地引による運搬するタイプ(特許文献2)がある。地引により運搬するタイプにおいて、一つのウインチで搬器を移動させるいわゆる単胴タイプの架線式搬器は、以下のような問題点がある。
例えば、上げ荷を行う場合に、原木の端部が持ち上がる前に、架線式搬器が動索の引っ張った方向へ移動してしまうという問題点がある。このように架線式搬器が牽引した方向に移動してしまうと端部を浮かせる方向へ力が加わりづらくなり、特に、岩や切り株といった障害物があると、障害物を乗り越えることができずに木材を移動させることができなくなるという問題が発生する。こうした状態から無理にウインチで動索を引っ張ると張力が高くなるため、障害物を超えるときに木材が急速度で障害物から飛び出すことになり、非常に危険であるという問題点があった。
一方、下げ荷の場合は、さらに問題であり、架線自体が下降傾斜であるため架線式搬器自体の重量やウインチでの引っ張りにより、勢い良く搬器が滑り落ち危険であるとともに、木材の端部が持ち上がらないという問題点があった。また、傾斜面であるため、搬器より先に木材が滑り落ちることによる危険性もあるという問題点があった。これは、急斜面であればあるほど、危険な状態になるものであった。こうした理由から従来、単胴タイプの架線式搬器は、下げ荷に使用するには不向きであった。
特開2016−160036号公報 実開平05−64184号公報
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、単胴タイプの架線式搬器において、緩斜面及び急斜面の上げ荷及び下げ荷のいずれの集材にも危険なく安全に使用可能な架線式搬器を提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明にかかる架線式搬器は、
主索と、トリガーを有する動索とを有する架線を利用して、荷を運搬するための架線式搬器において、
ベース部材と、
前記主索と当接する制動面を有し、前記ベース部材に固定された主索制動部材と、
前記ベース部材に設けられた回動中心となる第1支点と、前記制動面に対向する位置に設けられた第1梃子制動面と、前記第1梃子制動面を前記制動面から離間する方向へ付勢した付勢部材と、前記動索の張力により前記第1梃子制動面を前記制動面に近接する方向へ力を加えることが可能な駆動用滑車と、を有する第1梃子と、
前記ベース部材に固定されてなり回動中心となる第2支点と、前記第1梃子に対して前記第1梃子制動面を前記制動面から離間する方向へ押圧可能な第1梃子押圧部と、を有する第2梃子と、
を備え、
荷が所定の高さまで到達したことを示す前記トリガーが第2梃子を押圧することで、前記第2梃子は前記第1梃子に対して前記第1梃子制動面を前記制動面から離間させることを特徴とする。
本発明にかかる架線式搬器によれば、基本的に荷による張力が動索に加わっている場合には、トリガーが第2梃子を押し上げることによって、第1梃子に対して第1梃子制動面を前記制動面から離間させない限り、すなわち、荷が持ち上げられて運搬するに最適な状態となっていない限りは、架線式搬器は移動することがないので安全性に優れており、かつ上げ荷及び下げ荷のいずれにも使用することができる。また、荷が本来の動索により牽引による移動以外の動作をした場合には、直ちに架線式搬器が制動されるので、さらに安全性に優れた地引を行うことができる。
また、本発明にかかる架線式搬器において、
前記第2梃子は、前記トリガーが接触する面が凸状の湾曲面に形成されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、荷による動索の張力の方向が架線式搬器の進行側又は進行と反対側のいずれの方向であっても、第2梃子に第1梃子に対して第1梃子制動面を前記制動面から離間させる方向に移動させる力を加えることができる。
さらに、本発明にかかる架線式搬器において前記第2梃子は、少なくとも一部が2枚の平行な板状に形成されており、その間に前記第1梃子が交差して配置されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、第1梃子と第2梃子が捻じれたりする可能性を低減することができる。また、第1梃子と第2梃子との交差状態が外れる可能性を低減することができる。
さらに、本発明にかかる架線式搬器において、前記第2梃子は、少なくとも一部が2枚の平行な板状に形成されており、その間に前記動索が配置されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、動索に取付けられたトリガーが確実に第2梃子に対して押し上げることが可能になる。
さらに、本発明にかかる架線式搬器において、前記第2梃子は、前記動索が前記第2梃子から脱索することを防止するための移動部材が、前記第2梃子の長手方向にスライド可能に取付けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、動索が第2梃子から脱索することを防止することができる。
さらに、本発明にかかる架線式搬器において、前記制動面は、前記主索制動部材に対して交換可能な部材に設けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、制動面が摩耗した場合であっても容易に交換することができる。
さらに、本発明にかかる架線式搬器において、前記第1梃子制動面は、前記第1梃子に対して交換可能な部材に設けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、第1梃子制動面が摩耗した場合であっても容易に交換することができる。
さらに、本発明にかかる架線式搬器において、
前記駆動用滑車の下方に、前記動索が荷によって進行方向と反対側に牽引された場合であっても前記駆動用滑車に対して、前記第1梃子制動面を前記制動面から近接する方向へ前記第1梃子に力が加わる方向へ動索のラインを修正する修正用ベース滑車を備えていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、動索が進行方向又は進行方向と反対側のいずれの方向に引っ張られた場合であっても、第1梃子に関して前記第1梃子制動面を前記制動面から近接する方向へ力を加えることができ、確実の制動させることができる。
図1は、本実施形態にかかる架線式搬器100の斜視図である。 図2は、本実施形態にかかる架線式搬器100の正面図である。 図3は、本実施形態にかかる架線式搬器100の動きを示す正面図である。 図4は、本実施形態にかかる架線式搬器100の動きを示す正面図である。 図5は、本実施形態にかかる架線式搬器100の力の釣り合い状態の説明をする説明図である。 図6は、本実施形態にかかる架線式搬器100の使用状態を説明する説明図である。 図7は、本実施形態にかかる架線式搬器100の使用状態を説明する説明図である。 図8は、本実施形態にかかる架線式搬器100の別実施形態を説明する説明図である。
本発明にかかる架線式搬器100について図面に沿って詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる架線式搬器100の斜視図、図2は、本実施形態にかかる架線式搬器100の正面図である。
本発明にかかる架線式搬器100は、架線式搬器100を懸架する主索110と、架線式搬器100を移動させる動索120とからなる架線を使用し、一つのウインチで移動を制御する単胴式に使用されるものである。本架線式搬器100は、特に荷として、伐採した原木を地引によって集材するのに適している。
本発明にかかる架線式搬器100は、図1に示すように、主として、ベース部材1と、このベース部材1に取付けられた主索制動部材10、動索120の張力に応じて主索110を主索制動部材10に押圧する第1梃子20と、動索120に取付けられたトリガー60によって第1梃子20を移動させる第2梃子30と、主索110及び動索120を案内する複数のベース滑車(41〜44)と、を備えている。なお、便宜上、本実施形態においては、図2の右方向を進行方向として配置された状態を例として説明する。
ベース部材1は、鉄板等の高剛性を有する板材からなり、主索制動部材10、第1梃子20と、第2梃子30と、ベース滑車41等を固定するための部材であり、特にその形態は限定するものではない。
主索制動部材10は、主索110に隣接して配置される部材であり、第1梃子20とで主索110を挟持することで、架線式搬器100の主索110に対する相対位置を固定する。本実施形態においては、ブロック状の塊からなり、主索110に対向する面が制動面11をなす。制動面11は、架線式搬器100が移動可能な状態、すなわち、主索110に対して架線式搬器100からの力が加わっていない状態では、主索110に対してわずかに隙間が形成される位置に配置される。制動面11は摩耗により削れていくので、図2に示すように制動面部11aを主索制動部材10に対してボルト等で取り外し自在に設けたり、嵌め込み式にしたりして交換可能に設けても良い。
第1梃子20は、主索制動部材10に対して主索110を介して反対側に配置されており、主索制動部材10とで主索110を挟み込むことで主索110に対して架線式搬器100を固定する機能を有する。第1梃子20は、図2に示すように、第1支点21が制動面11に対して進行方向と反対側、すなわち左側に配置されており、この第1支点21を中心に回動することができる。第1支点21には、動索120用の第1滑車25が設けられている。また、第1梃子20の第1支点21より左側には、動索120用の駆動用滑車26が設けられている。第1支点21の進行方向側は、弓状に形成された弓状部23が形成されており、この弓状部23の先端には、ばね等の付勢部材50が設けられ第1支点21を中心に右回転方向へ付勢されている。第1支点21の右側かつ上面側には、第1梃子20が左回転した際に、主索110と当接する部位に第1梃子制動面24が形成されている。第1梃子制動面24も制動面11と同様に摩耗により削れていくので、図2に示すように、同様に第1梃子制動面24を有する第1梃子制動面部24aを交換自在に設けるとよい。本実施形態においては、第1梃子20は、図1に示すように、弓状部23の少なくとも一部が他の部位より薄く形成されている。第1滑車25及び駆動用滑車26がある部位は、2枚の平行板で作製されており、第1滑車25及び駆動用滑車26は、その間に配置されている。かかる構成を採用することにより、第1梃子20の強度を高くすることができる。また、この間に動索120を通すことで、動索120が第1梃子20から脱落する可能性を低減することができる。しかしながら、この2枚の平行板の形態は必須ではなく、1枚の板に滑車等を設けても構わない。
第2梃子30は、図1又は図2に示すように、後述するトリガー60が接触する面が凸状の湾曲面となる弓状の形成されており、第1支点21の右側かつ下方側に第2支点31を有し、この第2支点31を中心に回動することができる。第2梃子30は、二股に分岐した2枚の平行な板材が隙間を開けて支柱(図示しない。)で固定されて形成されている。この平行な板材の間に第1梃子20の弓状部23が配置される。これにより、第1梃子20と第2梃子30は、交差して配置される。第2梃子30の右側端部又は右側端部近傍には、第1梃子押圧部32が設けられており、第2梃子30が右回転した時に第1梃子20の弓状部23を下方へ押圧することができる。第2梃子30の左側には、長手方向に沿って溝34が形成されており、この溝34を長手方向に移動可能な移動部材33が2枚の板材を跨ぐように取り付けられている。また、第2梃子30の左側端部は、平行な板材の先端が開くように形成されており、第2梃子30が大きく右回転した場合には、主索110が平行な板材に挿入されやすくなっている。
ベース滑車(41〜44)は、ベース部材1に直接取付けられている滑車であり、主索110及び動索120を案内するためのものである。主索110を案内する第1ベース滑車41及び第2ベース滑車42と、動索120を案内する第3ベース滑車43と、駆動用滑車26に対する動索120の方向を修正する修正用ベース滑車44とを有している。第1ベース滑車41と第2ベース滑車42は、架線式搬器100を懸架するための滑車であり、主索制動部材10の両側に配置され、主索110が制動面11より若干下側になるように配置されている。第3ベース滑車43は、第1滑車25の下面に動索120が接触するように、第3ベース滑車43の上面が第1滑車の25の下面より上方となるように第1支点21の右側に配置される。修正用ベース滑車44は、動索120の張力が進行方向と反対側に引かれた場合であっても、駆動用滑車26に対して効果的に下方に加わるようにするためのものであり、駆動用滑車26の左側面の略下方に修正用ベース滑車44の右側面が位置するように配置される。
さらに、任意に正面を覆うカバーを設けたり、主索110又は動索120を案内するブロックや滑車を適宜追加して設けたりしても構わない。
以上のように構成された架線式搬器100は、以下のようにして使用される。まず、架線式搬器100は、図2に示すように、主索110に第1ベース滑車41及び第2ベース滑車42を懸架し、動索120を第3ベース滑車43の上面、第1支点21の第1滑車25の下方、駆動用滑車26の上面及び左側面及び修正用ベース滑車44の右側面を通るように配置する。動索120の端部には、原木200等の荷が取付けられる。また、動索120の第2梃子30と原木200の間であって、原木200を移動させるために荷の一方端部が釣り上げられ、移動する条件が整った状態となったときに第2梃子30に接触する位置にトリガー60が取り付けられている。
この状態で、原木200から動索120に対して張力が加わっていない場合、すなわち、原木200が全く吊り上げられていない状態では、第1梃子20は付勢部材50によって右回転方向に付勢されている。そのため、第1梃子制動面24は、主索110と接しておらず、主索110を制動している状態にはない。そのため、架線式搬器100は、自由に主索110に沿って移動可能となる。
この状態から動索120を牽引し、動索120によって原木200を引き上げる力が加わると、原木200の荷重Wが動索120に張力Tを与えることになる。この場合、荷重W=張力Tとなる。この動索120に加えられた張力Tによって、駆動用滑車26は下方へ力が加えられ、図3の矢印に示すように、第1梃子20は、第1支点21を中心に左回転する。この回転により、第1梃子制動面24が主索110を制動面11側に押圧し、挟持することによって架線式搬器100は、主索110上に固定される。
この状態からさらに動索120を牽引すると、架線式搬器100は主索110に固定されているため、従来のように架線式搬器100が引きずられることなく、主索110に対する位置が固定された状態で荷を引き上げることができる。
さらに、この状態から動索120を牽引すると、動索120に取付けられたトリガー60によって、第2梃子30は、図4に示すように右回転することになる。この右回転によって第1梃子20の弓状部23は第1梃子押圧部32によって下方に押されて右回転し、第1梃子制動面24が解除され、主索110に固定されていた架線式搬器100は移動できるようになる。そのため、動索120を牽引すると架線式搬器100は、原木200とともに移動することになる。こうして目的の地点まで原木200を移動させる。
このときの力の関係は以下の通りである。それぞれ図5に示すように、
T:動索120にかかる張力
F:トリガー60によって第2梃子30を左回転させる力
H:第1梃子20及び第2梃子30の接点における抗力
a:第1支点21と駆動用滑車26の作用点との距離
b:第1支点21と第1梃子20及び第2梃子30の接点である作用点との距離
c:第2支点と第1梃子20及び第2梃子30の接点である作用点との距離
d:第2支点とトリガー60と第2梃子30との接点である作用点との距離
α:aと主索との角度
β:bと主索との角度
γ:cと主索との角度
δ:dと主索との角度
とした場合
第1梃子20の回転モーメントの鉛直成分のつりあいの式は、
T・a・cosα=H・b・cosβ
第2梃子30の回転モーメントの鉛直成分のつりあいの式は、
H・c・cosγ= F・d・cosδ
となる。

したがって、動索120を牽引してトリガー60が第2梃子30を右回転させ、第1梃子押圧部32を通じて第1梃子20を右回転させる制動解除開始点P(トリガー60による第2梃子30の押圧により第1梃子押圧部32の押圧力がなくなり、主索に対して自在に移動可能となる位置 図5参照)における動索120の張力Tとトリガー60の押上力Fとの関係は、以下のようになる。
F= (a・cosα×c・cosγ)/(b・cosβ×d・cosδ)
よって、動索120に原木200の重さWとトリガー60の押上力Fの和(W+F)を超える力を加えることで、第2梃子30は制動解除開始点を超えて上昇し、第1梃子20を右回転させ制動面を解除し、自由に移動可能となる。
なお、第1梃子20においてa<b、第2梃子30においてc<dとすることでFをWに比べて小さな力とすることができる。しかし、α、β、γ、δは、第1梃子20及び第2梃子30の回転によって変化するため、両方の梃子の可動域において、長尺側のβ及びγが90°以下にすることが重要である。
移動において、上げ荷の場合には、基本的に架線式搬器100自体が自重によって上昇することはなく、かつ原木200も架線式搬器100に対して遅れて進行するので、上記原則どおりの動きになりやすい。
これに対し、下げ荷の場合は、架線式搬器100が自重によって、動索120の牽引した距離以上に主索110を滑落することがある。架線式搬器100が滑落すると、原木200の移動に対して架線式搬器100が先行することになるためトリガー60が制動解除開始点より下に下がる。そのため、第1梃子20は第2梃子30からの押圧力がなくなるとともに張力が働くため、左回転することになる。これにより、架線式搬器100は制動され、わずかの滑落により制動されることになる。実験の結果、概ね10〜20cm程度で制動されることが確かめられている。この制動状態から、前述したように、動索120を牽引し続けると、再度原木200を引きつけるとともにトリガー60によって、第2梃子30を制動解除開始点に達し、架線式搬器100は荷とともに移動させることができる。
また、上げ荷、下げ荷のいずれの場合であっても障害物を超える瞬間に動索120に強い張力が保持されている場合や、一時的な急斜面を下る場合等に、原木200が架線式搬器100に先行して飛び出す場合がある。こうした状況においては、以下のように動作することなる。原木200が架線式搬器100を先行した場合、動索120を強く引くことになる。そのため第1梃子20は第2梃子30からの押圧力がなくなるとともに張力が働くため、左回転することになる。そのため、架線式搬器100は制動され固定される。そのため、原木200の先行はすぐにストップして、一定以上先行することが防止される。これにより、原木200が大きく先行することが防止されるため、安全に原木200を運搬することができる。この状態から、原木200を牽引し、トリガー60によって、制動が解除されると移動が再開される。
こうして目的地点まで原木200を運搬し終えた後の荷降ろしの動作は以下のようになる。目的地に原木200が到達し動索120の牽引をストップし、原木200がわずかに下降すると、トリガー60が制動解除開始点より下降し、架線式搬器100は制動される。この状態で動索120の張力を緩めると緩めた分だけ原木200が下降していくことになる。そのため、原木200の下降時に架線式搬器100が固定された状態で安全に荷降ろしを行うことができる。
本発明にかかる架線式搬器100は、荷掛け、集材移動中、荷降ろしの各段階において、垂直下以外の方向からも荷の荷重がかかる可能性がある。しかしながら、垂直下よりも進行方向側に荷がある場合には、図6に示すように、第1梃子20に対しては駆動用滑車26に左回転する方向へ確実に力が加わる。第2梃子30に対しては2枚の平行な板材の間に動索120が配置されるので、トリガー60によるもの以外に第2梃子30が動索120から直接力を受けることはなく、かつトリガー60が当接した場合には、確実に第2梃子30を右回転させることができる。
一方、垂直下より進行方向と反対側に荷がある場合には、図7に示すように、修正用ベース滑車44によって、駆動用滑車26に対して垂直下方向へ引くことになるので、第1梃子20に対しては駆動用滑車26に左回転する方向へ確実に力が加わる。また、第2梃子30は2枚の平行な板状に形成されているので、主索110及び動索120をこの間に抵抗なく通過させることができる。そのため、第2梃子30はトリガー60による場合以外に主索110や動索120から直接力を受けることを防止することができる。また、荷の引きずり等による動索120の角度変化が起きても、動索120は第2梃子30を逸脱することが防止される。第2梃子30が下限の位置にある場合において、仮に、荷を進行方向の反対側から引くことになっても移動部材33が上方へスライドし、動索120から第2梃子30が力を受けることを防止するとともに、動索120が脱索することを防止する。従って、荷を引く角度が真下から水平の間のいずれの方向に引かれたとしてもトリガー60が第2梃子30に押し当たるまでは、第2梃子30は第1梃子20に力を及ぼすことがない。よって、架線式搬器100を固定したまま動索120を引き寄せることができる。一方、第2梃子30が上限の位置にある場合には、移動部材33が下限までスライドし、主索110を内部に抵抗なく通過させることができる。よって、第2梃子30はトリガー60を除き、主索110からも動索120からも力を受けることが防止される。
以上のとおり、本発明にかかる架線式搬器100によれば、上げ荷に加えて、下げ荷の場合であっても架線式搬器100の自重による落下を防止することができるので、下げ荷にも好適に使用可能である。
また、荷が進行方向に急激に飛び出したり、荷が急坂によって滑ったりした場合にも架線式搬器100は制動されるため、より安全な荷の運搬が可能になる。
また、本発明による架線式搬器100は、動索120の脱索防止機構を有するため、架線式搬器100の進行方向以外の横方向、すなわち、主索110の線下以外にある荷に対しても架線式搬器100を固定した状態で横取りすることができる。特に、架線式搬器100を固定した位置に荷を横取りすることができるため、横取りしたい位置に架線式搬器100を固定することによって、適宜好適な位置にある架線式搬器100の略下方まで運搬させることができる。
なお、本発明は、実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
上述した実施形態においては、荷として、原木200を使用した場合を説明したが、原木以外であってもよい。また、宙吊り状の運搬においても使用することができる。
また、図8に示すように、動索120の端部121をベース部材1の一部に固定して、その間に動滑車70を介しても良い。かかる構成を採用することによって、約半分の力で荷を持ち上げることができる。この際に、トリガー60は動滑車70に取付けても良い。また、荷から架線式搬器100の間の張力に対する架線式搬器100からウインチの間の張力は、2対1となり架線式搬器100が荷の側へ引き寄せられるため、架線式搬器100がウインチ側へずれ動きにくくなること、及び動索120の張力が半分になり2つの制動面11、24が押圧する力も半分になることから、制動面11、24の摩耗を低減することができる。
上述した実施の形態で示すように原木用運搬器具として利用することができ、さらに、土木、建築、倉庫、運送の分野における荷の運搬に使用することができる。
1…ベース部材、10…主索制動部材、11…制動面、11a…制動面部、20…第1梃子、21…第1支点、23…弓状部、24…第1梃子制動面、24a…第1梃子制動面部、25…第1滑車、26…駆動用滑車、30…第2梃子、31…第2支点、32…第1梃子押圧部、33…移動部材、34…溝、41…第1ベース滑車、42…第2ベース滑車、43…第3ベース滑車、44…修正用ベース滑車、50…付勢部材、60…トリガー、70…動滑車、100…架線式搬器、110…主索、120…動索、121…端部、200…原木

Claims (8)

  1. 主索と、トリガーを有する動索とを有する架線を利用して、荷を運搬するための架線式搬器において、
    ベース部材と、
    前記主索と当接する制動面を有し、前記ベース部材に固定された主索制動部材と、
    前記ベース部材に設けられた回動中心となる第1支点と、前記制動面に対向する位置に設けられた第1梃子制動面と、前記第1梃子制動面を前記制動面から離間する方向へ付勢した付勢部材と、前記動索の張力により前記第1梃子制動面を前記制動面に近接する方向へ力を加えることが可能な駆動用滑車と、を有する第1梃子と、
    前記ベース部材に固定されてなり回動中心となる第2支点と、前記第1梃子に対して前記第1梃子制動面を前記制動面から離間する方向へ押圧可能な第1梃子押圧部と、を有する第2梃子と、
    を備え、
    荷が所定の高さまで到達したことを示す前記トリガーが前記第2梃子を押圧することで、前記第2梃子は前記第1梃子に対して前記第1梃子制動面を前記制動面から離間させることを特徴とする架線式搬器。
  2. 前記第2梃子は、前記トリガーが接触する面が凸状の湾曲面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の架線式搬器。
  3. 前記第2梃子は、少なくとも一部が2枚の平行な板状に形成されており、その間に前記第1梃子が交差して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の架線式搬器。
  4. 前記第2梃子は、少なくとも一部が2枚の平行な板状に形成されており、その間に前記動索が配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の架線式搬器。
  5. 前記第2梃子は、前記動索が前記第2梃子から脱索することを防止するための移動部材が、前記第2梃子の長手方向にスライド可能に取付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の架線式搬器。
  6. 前記制動面は、前記主索制動部材に対して交換可能な部材に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の架線式搬器。
  7. 前記第1梃子制動面は、前記第1梃子に対して交換可能な部材に設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の架線式搬器。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の架線式搬器において、
    前記駆動用滑車の下方に、前記動索が荷によって進行方向と反対側に牽引された場合であっても前記駆動用滑車に対して、前記第1梃子制動面を前記制動面から近接する方向へ前記第1梃子に力が加わる方向へ動索のラインを修正する修正用ベース滑車を備えていることを特徴とする架線式搬器。


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