JP6472808B2 - Fuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン及びその製造方法 - Google Patents
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Description
環Bは、置換のβ−D−2−アミノ−2−デオキシ−ガラクトシル基(β−D−GalNAc)である。そのうち、R2が−COCH3又は−Hであり、R3及びR4が各自独立して−H又は−SO3 −である。
環Cは、硫酸エステル化されるα−L−フコシル基(α−L−Fuc)である。そのうち、R5、R6及びR7が各自独立して−H又は−SO3 −であり、モル比でR5が−H、R6及びR7が−SO3 −であるα−L−フコシル基(α−L−Fuc3S4S)が全α−L−フコシル基において75%以上を占める。
R8は、下記式(II)又は式(III)に示す構造を有する置換基である。
環Cは、α−L−フコシル基(α−L−Fuc)であり、そのうち、R5、R6及びR7は、上記と同じである。
R9は、下記式(IV)、式(V)又は式(VI)に示す構造を有する置換基である。
そのうち、R3及びR4は、上記と同じであり、R11は、ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルキルアミノ基、C7〜C12のアリールアミノ基であり、R12は、カルボニル基、ジヒドロキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルキルアミノ基、C7〜C12のアリールアミノ基である。
R8が式(III)に示す構造である場合、R9は、式(IV)又は式(V)に示す構造を有し、R9が式(VI)に示す構造である場合、R8は、式(II)に示す構造を有する。
nは、2〜20の整数であり、且つモル比でnが4〜9である化合物が全化合物において75%以上を占める。]
前記低分子グリコサミノグリカン混合物の重量平均分子量(Mw)は、4.5〜9kDの範囲である。
↓(第4級アンモニウム塩に変換し、同時に中性多糖類を除去する)
Fuc3S4S置換のグリコサミノグリカンの第4級アンモニウム塩を含む多糖成分
↓(カルボキシ基エステル化反応:非プロトン溶媒においてハロゲン化炭化水素と反応させる)
カルボン酸の一部がエステル化されたFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンの第4級アンモニウム塩を含む多糖成分
↓β−脱離反応(非水溶媒において強塩基で処理する)
↓精製(ゲルクロマトグラフィー、限外濾過及び/又は透析)
カルボン酸の一部がエステル化されたFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン
(オプション)↓カルボン酸エステルの加水分解(水含有溶媒において塩基で処理する)
Fuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン
(オプション)↓カルボキシ基の還元(水含有溶媒において、カルボジイミド/還元剤で処理する)
カルボキシ基が還元された低分子グリコサミノグリカン
(オプション)↓末端の還元(水含有溶媒、アルカリ性の条件下において還元剤で処理する)
↓又は末端の還元アミノ化(炭酸水素アンモニウム/有機アミン及び還元剤で処理する)
末端基が相応のアミノヘキシトール又はグリコシルアミン及び置換グリコシルアミンの低分子グリコサミノグリカン
↓ヒドラジン分解(硫酸ヒドラジン又は塩酸ヒドラジンの何れかをヒドラジン触媒とする)
部分的脱アセチル化したFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分
↓脱アミノ化解重合(水含有溶媒において、亜硝酸で処理する)
↓精製(ゲルクロマトグラフィー、限外濾過及び/又は透析)
Fuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン
(オプション)↓末端の還元化(水含有溶媒、アルカリ性の条件下において還元剤で処理する)
↓又は末端の還元アミノ化(炭酸水素アンモニウム/有機アミン及び還元剤で処理する)
末端基がアミノヘキシトール又は相応のグリコシルアミン、置換グリコシルアミンである低分子グリコサミノグリカン
1.1 材料
原料として、ハネジナマコ(Holothuria scabra)乾燥品は、市販のものであった。試薬として、パパインは、8×105U/gであり、広西南寧厖博バイオテック社製であった。NaOH、KCOCH3、H2O2、エタノール等は、何れも市販の分析用試薬であった。
抽出:ハネジナマコ乾燥品1000gを細かく切り砕き、丸底フラスコに入れた後、純水10Lを加えて一夜浸した。そして、温度を50℃に上げた後、パパイン5gを加えて均一になるまで攪拌し、50℃で攪拌しながら6時間かけて分解消化した。そして、水酸化ナトリウム固体を加えて濃度が約0.5Mとなるようにし、60℃で2時間処理した後、6Nの塩酸を用いてpH値を6〜7に調整し、室温に冷却させてから4000rpm×15分間遠心した。沈降物を捨て、得られる上澄み液にエタノールを加えて終濃度が70%(体積比)となるようにし、4℃で静置し、遠心して沈降物(すなわち、ハネジナマコ多糖体の粗品)を回収した。
1)HPGPC分析:純水を用い、Fuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含むハネジナマコ多糖成分HSG−1、HSG−2及びHSG−3を5mg/mLの試料溶液に調製した。HPGPC分析の条件として、Agilent 1200高速液体クロマトグラフ、Shodex SB−804HQ(8.0mm ID×300mm)カラムを用い、カラム温度が35℃であり、試料注入量が20μLであった。また、移動相として0.1MのNaCl溶液を用い、流速が0.5ml/分間であり、RID検出器及びDAD検出器を用いて検出を行った。
2.1 材料
HSG−2として、実施例1においてハネジナマコ(Holothuria scabra)乾燥品から抽出、精製したFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分を用い、Mwが〜63.5kD、PDIが〜1.06であった。試薬としてNaCl、CH3COONa、NaOH、H2O2、Cu(CH3COO)2等は、何れも市販の分析用クラスであった。
実施例1で得られたHSG−2を100.3mg取って10mLの反応チューブに入れ、水3mLで溶かした後に87.2mgのNaCl加えて濃度を0.5Mにし、204.1mg合酢酸ナトリウム・3水和物使酢酸ナトリウム204.1mgを加えて濃度を0.5Mにし、そして、酢酸銅2.4mgを加えて濃度を4.01nMにしてから10%のH2O2を0.4mL加えた。その後、0.1MのNaOHを用いて反応液を約pH7.5に調整し、35℃で解重合した。40分間置きにサンプル10μLを取ってアルコールで沈降させ、水で再溶解してHPGPCを用いて反応終点を確定し、解重合反応が3時間経過した時点で反応を中止した。反応液にエチレンジアミンテトラ酢酸二ナトリウム10mgを加え、更に無水エタノール7.5mLを加えて静置し、3000rpm×15分間遠心し、得られた上澄みを捨て、得られた沈降物を水3mLで再び溶解した後、OH−型のDEAE陰イオン交換カラムとH+型の陽イオン交換カラムで精製し、酸性ムコ多糖を含む画分を回収した。該画分を0.1MのNaOH溶液を用いて中性に調整し、1kDの透析バッグに入れて48時間透析し、捕獲液を凍結乾燥してFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン産物1(dHSG−1)75mgを得た。
方法:HPGPC法を用いて分子量及び分子量分布を測定した。Elson−Morgon法を用いてアセチルガラクトサミン(D−GalNAc)の含有量を測定し、カルバゾール法を用いてグルクロン酸(D−GlcUA)の含有量を測定し、1H―NMRスペクトルに基づき、メチルピークの面積を積分することによりD−GalNAc/L−Fucのモル比を算出した。NMRスペクトルの測定に、スイスBruker社のAVANCE AV 500超伝導核磁気共鳴装置(500MHz)を用いた。
3.1 材料
HSG−3として、実施例1においてハネジナマコ(Holothuria scabra)乾燥品から抽出、精製したFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分を用い、分子量が〜64.2kD、PDIが〜1.09であった。試薬として、ヒドラジン水和物、硫酸ヒドラジン、無水エタノール、水素化ホウ素ナトリウム等は、市販の分析用クラスであった。
1)部分的脱アセチル化物の製造:実施例1で得られるFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含むハネジナマコ多糖成分HSG−3 60mgを反応チューブに入れ、触媒として硫酸ヒドラジン14.5mgを加えた後、ヒドラジン水和物1.45mLを加え、窒素ガス雰囲気、回転速度250rpmで攪拌しながら70℃温度で12時間加熱反応させた。反応終了後、反応液にエタノールを加えてエタノール終濃度が80%(体積比)となるようにし、3000rpm×15分間遠心して沈降物を得た。得られた沈降物を5mLの80%(体積比)エタノール水溶液で3回洗浄し、脱イオン水で溶解してから3.5kDの透析バッグで純水に対して3日間透析を行い、捕獲液を凍結乾燥してHSG−3の部分的脱アセチル化物53.0mgを得た。1H―NMR分析により、産物の脱アセチル化度が約12%であると確認できた。
検出方法は、実施例2と同様であった。HPGPC分析の結果、脱アセチル化・脱アミノ化解重合した後、産物に少量の分子量が約60kDの多糖成分(FSと中性グルカンを含む)が残留することが確認でき、該高分子量の画分は、G50ゲル浸透クロマトグラフィーで除去することができる。G50ゲル浸透クロマトグラフィーで精製したHSG−3の脱アミノ化解重合産物dHSG−2は、分子量が約7.83kDであり、多分散指数(PDI)が約1.38であった。
4.1 材料
HSG−1として、実施例1においてハネジナマコ(Holothuria scabra)乾燥品から抽出、精製したFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分を用い、分子量が〜63.2kDであり、PDIが1.09であった。試薬として、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンジル、無水エタノール、硫酸、水酸化ナトリウム、金属ナトリウム等は、何れも市販の分析用クラスであった。
1)HSG第4級アンモニウム塩の製造:HSG−1のサンプルを200.4mg取って脱イオン水8mLに溶かし、別途で塩化ベンゼトニウム500mgを脱イオン水8mLに溶かし、塩化ベンゼトニウム溶液をHSG−1溶液に1滴ずつ滴下し、その際に振とうし続けて溶液に白色の沈降物が現れることを待ち、4000rpm×20分間遠心して沈降物を回収した。沈降物を水100mLで3回洗浄し、得られた沈降物を真空オーブンに入れ、常温において24時間減圧乾燥することによりHSG−1第4級アンモニウム塩490mgを得た。
実施例2と同様に、dHSG−3の理化学特性及びスペクトルの分析を行った。
5.1 材料
dHSG−3として、実施例4で得られたFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物を用い、試薬として1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)、1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン(PMP)、チラミン塩酸塩、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム、HCl、NaCl等は、何れも市販の分析用クラスであった。
1)カルボキシ基の還元誘導体の製造:30mgのdHSG−3を取って純水5mLに溶かし、0.1NのHClでpH4.75に調整した。5分間以内に90mgのEDCを加えた後、0.1NのHClを用いてpH4.75に調整した。ゆっくり攪拌しながら360mgのNaBH4を加え、反応液を50℃の水浴において2時間保持した。少量の酢酸を滴下して余分のNaBH4を除去し、脱イオン水において3.5kDの透析バッグを用いて透析した。捕獲液を凍結乾燥し、カルボキシ基が還元されたFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物(dHSG−3a)約24.6mgを得た(収率:78.3%)。
1)dHSG−3aの検出:文献(Carbohydr.Res.,1978,63:13−27)を参考しつつ、液体プール検出法を利用してdHSG−3aのIR吸収スペクトルを測定した。−OSO3 −/−COO−モル比は、電気伝導測定法(張惟傑、糖複合体の生化学研究技術(第2版)、浙江大学出版社、1999、p409−410)を利用して測定した。測定結果から、dHSG−3aのIR吸収スペクトルにβ−D−GlcUAのカルボニル基信号が現れず、β−D−GlcUAが既にβ−D−Glcに還元されているのが確認できた。電気伝導測定法を用いて測定した結果から、電気伝導率の滴定曲線に反曲点が1点に止まり、該反曲点が硫酸エステル基によるものであり、カルボキシ基による電気伝導率の反曲点が存在しないことから、dHSG−3のβ−D−GlcUAにおけるカルボキシ基が既に還元されているのが確認できた。
6.1 材料
1)FGAGの測定用サンプルとしてAJG、TAG、IBG、LGG、HSG及びPGGを用い、実施例1で述べたHSG−2の製造方法に基づき、市販のマナマコ(Apostichopus japonicus)、バイカナマコ(Thelenota ananas)、南アメリカ産のナマコ(Isostichopus badionotus)、ブラジルナマコ(Ludwigothurea grisea)、ハネジナマコ(Holothuria scabra)及びグリーフェーナマコ(Pearsonothuriagraeffei)乾燥品から抽出することにより製造したものであった。
1)抗凝固活性の測定:上記FGAG、dFGAG試料及び標準品用生理食塩水を用いて一連の濃度を有する測定用試料に調製し、コントロール血漿、測定キット及びMC−4000型凝固計を用い、測定キットのマニュアルに従って人コントロール血漿のAPTT、PT時間に対する試料溶液の影響を測定した。
1)抗凝固活性:上記FGAG、dFGAG及び標準品の抗凝固活性を表6に纏めて示す。
7.1 材料
Fuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物試料として、HSG−2(Mw: 63.5kD、PDI:1.06、実施例2で製造したものである)、dHSG−4(Mw:10.9kD、PDI:1.35、過酸化解重合法により製造したものである)、dHSG−5(Mw:7.5kD、PDI:1.28、脱アミノ化解重合法により製造し且つ末端が還元されたものである)、及びdHSG−6(Mw:8.4kD、PDI:1.33、β−脱離解重合法により製造し且つ末端が還元アミノ化されたものである)を用いた。試薬及び測定装置は、実施例6と同じであった。
実施例6と同様にして測定を行った。
dHSG−4〜dHSG−6の抗凝固活性を表8に纏めて示す。
8.1 材料
試料としてHSG−aは、重量平均分子量が63.6kDであり、実施例1でHSG−2を製造する際の方法を利用して市販のハネジナマコ乾燥品から抽出、精製し、更にイオン交換交カラムで精製した後にNa+塩の形態に変換した。dHSG−1aは、重量平均分子量が49.0kDであり、dHSG−2aは、重量平均分子量が27.8kDであり、dHSG−3aは、重量平均分子量が14.9kDであり、dHSG−4aは、重量平均分子量が8.24kDであり、dHSG−5aは、重量平均分子量が5.30kDであり、dHSG−6aは、重量平均分子量が3.12kDであった。上記dHSG−1a〜dHSG−−6aは、何れもHSG−aの解重合産物であり、解重合方法として実施例1のβ−脱離解重合法を利用し、還元性末端が何れも糖アルコール基に還元された。試薬及び測定装置は、実施例6と同じであった。
実施例6と同様にして測定を行った。
dHSG−1a〜dHSG−6aの抗凝固活性を表9及び図8に示す。
9.1 材料
dHSGは、実施例4及び実施例5でdHSG−3aを製造する場合と同様にして製造し、重量平均分子量が〜5.5kDaであり、PDIが〜1.20であった。
下記表10に示される割合で配合した。
配合量に従って低分子量フコシル化グリコサミノグリカンナトリウム塩を秤量し、注射用水を全量で添加した後、攪拌して完全に溶解させ、バッチ式の加熱加圧法で滅菌処理を施した。0.6%の薬用活性炭を加えて20分間攪拌した後、ブフナー漏斗及び3.0μm精密濾過膜を用いて濾過して活性炭を取り除き、熱源物質を除去した。中間体の含有量を測定し、合格となったものを0.22μmの精密濾過膜で濾過した。0.5mLずつ管状バイアルに分注し、開口にゴム栓を半分程度に押し付けた後、凍結乾燥機に入れ、指定の凍結乾燥曲線に従って凍結乾燥した。そして、ゴム栓を全部押し付けて凍結乾燥機から取り出した。アルミ製キャップで堅固に密封し、目視で合格したか否かを判断し、合格したもののみを包装して最終製品とした。
Claims (14)
- Fuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩であって、
前記Fuc3S4Sは、3,4−ジ硫酸エステル基−L−フコース−1−イルであり、
前記置換の低分子グリコサミノグリカン混合物は、下記式(I)に示す構造を有する低分子グリコサミノグリカン混合物である、Fuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩。
[式(I)中、環Aは、β−D−グルクロン酸基又はβ−D−グルコシル基であり、そのうち、R1が−COO−、−CH2OH、−COR10であり、R10が各自独立して直鎖状又は分岐状の置換又は非置換のC1〜C6アルキル基、C7〜C12アラルキル基である。
環Bは、β−D−2−アミノ−2−デオキシ−ガラクトシル基であり、そのうち、R2が−COCH3又は−Hであり、R3及びR4が各自独立して−H又は−SO3 −である。
環Cは、α−L−フコシル基であり、そのうち、R5、R6及びR7が各自独立して−H又は−SO3 −であり、モル比でR5が−H、R6及びR7が−SO3 −であるα−L−フコシル基、すなわち、3,4−ジ硫酸エステル基−L−フコース−1−イルが全α−L−フコシル基において75%以上を占める。
R8は、下記式(II)又は式(III)に示す構造を有する置換基である。
式(II)及び式(III)中、環Aは、β−D−グルクロン酸基又はβ−D−グルコシル基であり、環A’は、4−デオキシ−スレオ−ヘキサ−4−エンピラノシルウロン酸基であり、式中のR1は、上記と同じである。
環Cは、α−L−フコシル基であり、そのうち、R5、R6及びR7は、上記と同じである。
R9は、下記式(IV)、式(V)又は式(VI)に示す構造を有する置換基である。
式(IV)、(V)及び(VI)中、環Bは、置換基を有するα−又はβ−D−2−アミノ−2−デオキシ−ガラクトシル基であり、B’は、置換基を有する2−アミノ−2−デオキシ−ガラクトース−3−イルのアルデヒド基還元物、すなわち、その糖アルコール、グリコシルアミン又はN−置換のグリコシルアミン誘導体であり、B”は、置換基を有する2,5−脱水タロース残基又はその糖アルコール、グリコシルアミン又はN−置換のグリコシルアミン誘導体であり、そのうち、R3及びR4は、上記と同じであり、R11は、ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルキルアミノ基、C7〜C12のアリールアミノ基であり、R12は、カルボニル基、ジヒドロキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルキルアミノ基、C7〜C12のアリールアミノ基である。
R8が式(III)に示す構造である場合、R9は、式(IV)又は式(V)に示す構造を有し、R9が式(VI)に示す構造である場合、R8は、式(II)に示す構造を有する。
nは、2〜20の整数であり、且つモル比でnが4〜9である化合物が全化合物において75%以上を占める。
前記低分子グリコサミノグリカン混合物は、重量平均分子量(Mw)が4.5〜9kDの範囲であり、多分散指数(PDI)の値が1.6以下である。] - 前記混合物は、下記式(VII)に示す構造を有する低分子グリコサミノグリカンの混合物である、請求項1に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩。
[式(VII)中、構造断片A、A’、B、B’、Cは、請求項1と同じであり、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R11も請求項1と同じである。
nは、3〜15の整数であり、且つモル比でnが4〜9である化合物が全化合物において75%以上を占める。
式(VII)で表される化合物において、L−フコース−3,4−ジ硫酸エステル基、すなわち、α−L−Fuc3S4S基がモル比で全α−L−フコシル基において75%以上を占め、
且つ、前記低分子グリコサミノグリカン混合物の重量平均分子量(Mw)は、4.5〜9kDの範囲である。] - 前記混合物は、下記式(VIII)に示す構造を有する低分子グリコサミノグリカンの混合物である、請求項1に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩。
[式(VIII)中、構造断片A、B、B”、Cは、請求項1と同じであり、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R12も請求項1と同じである。
nは、3〜15の整数であり、且つモル比でnが4〜9である化合物が全化合物において75%以上を占める
式(VIII)で表される化合物において、L−フコース−3,4−ジ硫酸エステル基、すなわち、α−L−Fuc3S4S基がモル比で全α−L−フコシル基において75%以上を占め、
且つ、前記低分子グリコサミノグリカン混合物の重量平均分子量(Mw)は、4.5〜9kDの範囲である。] - 前記混合物は、下記式(IX)に示す構造を有する低分子グリコサミノグリカンの混合物である、請求項1に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩。
[式(IX)中、構造断片A、B、B’、Cは、請求項1と同じであり、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R11も請求項1と同じである。
nは3〜15の整数であり、且つモル比でnが4〜9である化合物が全化合物において75%以上を占める。
式(XI)で表される化合物において、L−フコース−3,4−ジ硫酸エステル基、すなわち、α−L−Fuc3S4S基がモル比で全α−L−フコシル基において75%以上を占め、
且つ、前記低分子グリコサミノグリカン混合物の重量平均分子量(Mw)は、4.5〜9kDの範囲である。] - 前記低分子グリコサミノグリカン混合物は、ナマコに由来のFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを解重合することにより製造され、
前記Fuc3S4S置換のグリコサミノグリカンは、単糖構成としてモル比が1:(1±0.3):(1±0.3)の範囲であるD−グルクロン酸、D−アセチルガラクトサミン及びL−フコースを含み、
α−L−フコシル基において、3,4−ジ硫酸エステル基−α−L−フコシル基がモル比で75%以上を占める、請求項1〜4の何れか1項に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩。 - 前記ナマコに由来のFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンは、新鮮又は乾燥のハネジナマコ(Holothuria scabra)又はグリーフェーナマコ(Pearsonothuriagraeffei)の体壁及び/又は内臓から抽出、精製したものである、請求項5に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩。
- 前記薬学的に許容可能な塩は、Fuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物のナトリウム塩、カリウム塩又はカルシウム塩である、請求項1に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩。
- 請求項1に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物及びその薬学的に許容可能な塩の製造方法であって、以下の工程1〜工程2を含み、
工程1:新鮮又は乾燥のハネジナマコ(Holothuria scabra)又はグリーフェーナマコ(Pearsonothuria graeffei)からFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分を抽出、精製し、
前記Fuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分は、均一した分子量を有し、つまり、ゲル濾過カラムで分析する際に唯一の多糖ピークを示し、多分散指数が1〜1.5の範囲であり、且つ、該多糖成分におけるFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンの含有率が約80%以上であり、
前記Fuc3S4S置換のグリコサミノグリカンは、フコシル化グリコサミノグリカンであり、単糖構成としてモル比が1:(1±0.3):(1±0.3)のD−グルクロン酸、D−アセチルアミノガラクトース及びL−フコースを含み、
また、α−L−フコシル基全体において、3,4−ジ硫酸エステル基−α−L−フコシル基がモル比で75%以上を占め、
工程2:工程1で得られた多糖成分におけるFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを、重量平均分子量(Mw)が約4.5kD〜9kDの低分子グリコサミノグリカン混合物に解重合し、前記解重合法は、下記方法1〜3の何れかであり、
方法1(β−脱離解重合法):前記工程1で多糖成分を得た後、グリコサミノグリカン中の10%〜50%のヘキスロン酸を、第4級アンモニウム塩化とエステル化反応によってヘキスロン酸カルボン酸エステルに変換し、そして、非水溶媒、アルカリ性試薬の存在下において、得られたグリコサミノグリカンのカルボン酸エステル化物をβ−脱離処理することにより、目的の分子量範囲を有し、且つ非還元性末端が4−デオキシ−スレオ−ヘキサ−4−エンピラノシルウロン酸基である解重合産物を取得し、
方法2(脱アセチル化・脱アミノ化解重合法):硫酸ヒドラジンの存在下又は非存在下において、ヒドラジンを用いて前記工程1で得られた多糖成分を処理し、Fuc3S4S置換のグリコサミノグリカン中の10〜35%のD−アセチルアミノガラクトシル基を脱アセチル化させ、部分的脱アセチル化物を得た後、亜硝酸で処理することにより脱アミノ化して解重合することにより、目的の分子量範囲を有し、且つ還元性末端が2,5−脱水タロース残基である低分子グリコサミノグリカンの混合物を取得し、
方法3(過酸化処理解重合法):銅イオンの存在下、終濃度が3%〜10%のH2O2を用いて前記工程1で得られた多糖成分を処理し、目的の分子量範囲を有する低分子グリコサミノグリカンの混合物を取得し、
上記方法1〜3の何れかで製造した解重合産物に対して、随意にカルボキシ基の還元処理及び/又は末端基の還元処理を施すことにより、ヘキスロン酸を相応のヘキソースに変換し、及び/又は還元性末端のD−2−アセチルアミノ−2−デオキシ−ガラクトシル基及び/又は2,5−脱水タロース残基を相応の糖アルコール、グリコシルアミン又はN置換のグリコシルアミンに変換し、
前記解重合産物、及びカルボキシ基及び/又は末端基が還元された解重合産物を、随意に沈降法、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィー、透析法及び/又は限外濾過法を用いて処理し、更に減圧乾燥及び/又は凍結乾燥してFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物の固形体を取得することを特徴とする、製造方法。 - 前記工程1で得られたFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分を、前記工程2におけるβ−脱離解重合法を用いて解重合し、
前記エステル化反応により、前記工程1で得られた多糖成分中のFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを第4級アンモニウム塩に変えた後、非プロトン性の溶媒系において、ハロゲン化炭化水素又は芳香族ハロゲン化合物と反応させてエステル化度が約10%〜50%のグリコサミノグリカンのカルボン酸エステル化物を取得し、
そのうち、β−脱離反応で使用する非水溶媒は、エタノール、メタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、CH2Cl2、CHCl3、及びこれらの混合物からなる群より選ばれる1種以上であり、β−脱離反応で使用するアルカリ性試薬は、NaOH、KOH、C1〜C4のナトリウムアルコキシド、エチルジアミン、トリ−n−ブチルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、及びこれらの混合物からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴とする、請求項8に記載の製造方法。 - 前記工程1で得られたFuc3S4S置換のグリコサミノグリカンを含む多糖成分を、前記工程2における脱アセチル化・脱アミノ化解重合法を用いて解重合し、
前記方法2におけるヒドラジン処理は、前記グリコサミノグリカン混合物を無水ヒドラジン又はヒドラジン水和物の溶液に溶解し、硫酸ヒドラジンの存在下又は非存在下において反応することにより遂行され、
前記方法2における亜硝酸処理は、氷浴〜室温の条件下において、部分的脱アセチル化物をpH2〜5の亜硝酸溶液に溶解して5分間〜60分間反応させた後、溶液をアルカリ性に調整して反応を中止することにより遂行されることを特徴とする、請求項8に記載の製造方法。 - 請求項1に記載のFuc3S4S置換の低分子グリコサミノグリカン混合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む薬物組成物であって、
抗凝固効果を示す有効量で前記低分子グリコサミノグリカン混合物又はその薬学的に許容可能な塩と、賦形剤及び/又は薬用添加剤とを含んでなることを特徴とする、薬物組成物。 - 前記薬物組成物は、注射用水溶液又は注射用凍結乾燥粉体の形態である、請求項11に記載の薬物組成物。
- 前記薬用添加剤は、薬学的に許容可能な塩化ナトリウム、リン酸緩衝塩である、請求項11に記載の薬物組成物。
- 請求項11に記載の薬物組成物を用いて得られる、血栓症の治療及び/又は予防薬。
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