JP6467974B2 - 信号発生装置と方法とレーダ装置とプログラム - Google Patents
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図1を参照すると、本発明の一形態に係る信号発生装置10は、周波数ホッピング信号生成器11と、疑似乱数パターン生成器12と、サブパルス内チャープ変調器13とを備えている。
周波数ホッピング信号生成器11は、図2に示すような信号を生成する。図2において、Δfは単位ホッピング間隔、Δtはサブパルス幅である。図2には、ホッピングのパターン数が5の場合の送信信号(周波数ホッピング信号)が例示されている。
サブパルス内チャープ変調器13は、周波数ホッピング信号生成器11の出力信号に対して、サブパルス内でチャープ変調を施し、図3のような信号を生成する。チャープ変調の傾き(周波数の時間変化率)は、サブパルスの周波数帯域が想定するドップラ周波数シフトに十分な帯域となるように設定されている。
図4は、本発明の一形態の信号識別装置の構成を例示する図である。図4を参照すると、信号識別装置20は、受信信号(デジタル信号)を、例えばFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)等によりフーリエ変換して周波数領域に変換するフーリエ変換器21と、信号発生器から出力される送信信号の複製(レプリカ)をフーリエ変換するフーリエ変換器24と、フーリエ変換器21とフーリエ変換器24の出力信号の相関を演算する相関処理器22と、相関処理器22の出力信号を、例えばIFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)等により逆フーリエ変換する逆フーリエ変換器23を備えている。自分自身が送信した信号だけを識別し、分離する。なお、図4において、送信信号の複製(レプリカ)のかわりに、信号識別装置20内に図1の信号発生装置10を備え、信号発生装置10の出力をフーリエ変換器24に入力する構成としてもよい。なお、図4の信号識別装置20の各部21〜24は、プロセッサ(例えばデジタルシグナルプロセッサ等)で実行させるプログラムによりその処理を実現するようにしてもよい。
信号発生装置10において、図5に示すようなガードバンド帯域(隣接する周波数帯域を利用する他システム等との干渉を防ぐために設けられる未使用の周波数帯域)を設けるようにしてもよい。ドップラ周波数シフトを受けた波形は、異なる周波数帯域への干渉により、自己相関及び相互相関の特性が悪くなる。その回避策として、図5に示すように、想定するドップラ周波数シフト分だけ、ガードバンド帯域を設ける。これにより、干渉を回避することができる。しかしながら、この場合、チャープ変調の帯域幅を狭くするか、チャープ変調で使用する帯域幅を増加させる必要がある。チャープ変調の帯域幅を狭くすると、相関の利得が低くなる。チャープ変調で使用する帯域幅を増加させると、帯域に対する利用面での無駄が生じる。
信号発生装置10において、図6に示すように、サブパルス内で異なる傾きのチャープ信号を連続して組合せた波形としてもよい。ドップラ周波数シフトを受けた場合の異なる周波数帯域への干渉の回避のために、干渉する箇所のチャープの傾きが異なるようにすることにより、干渉を低減する。ガードバンドを設ける場合と比べ、干渉回避の効果は低いが、チャープ変調の帯域幅を狭くしたり、使用する帯域幅を増加させたりする必要はない。図6では、サブパルス幅を2つの区間に区切り、各区間で異なる傾きとしている。サブパルス幅を複数の区間に分割し、各区間毎に異なる傾きとしてもよい。ただし、サブパルスを分割しているため、周波数変調の切り替えの高速化が必要とされる。
図7は、別の形態の信号発生装置の構成を例示する図である。図1の信号発生装置10では、周波数ホッピング波形に対してサブパルス間でチャープ変調している。図7の信号発生装置30では、送信信号諸元に基づき、はじめにチャープ信号生成器31でパルス間のチャープ変調を作成する。サブパルス分割器32でパルスをサブパルスに分割する。サブパルス並べ替え器33で、疑似乱数パターン生成器34で生成された周波数ホッピングパターンに基づき、サブパルスを並べかえて、図3と同じ波形を生成する。なお、図7の信号発生装置30の各部31〜34は、プロセッサ(例えばデジタルシグナルプロセッサ等)で実行させるプログラムによりその処理を実現するようにしてもよい。
図8(A)は、本発明の一形態のレーダ波の送信装置の構成を例示する図である。図1又は図7の信号発生装置10又は30からなる信号発生部41からの送信信号(RF処理前)を、送信RF部42で空中線部43で放射可能な送信信号に変調する。空中線部43は、送信RF部42からの送信信号を空間に放射する。
図8(B)は、本発明の一形態のレーダ波の受信装置の構成を例示する図である。空中線部51から受信信号(例えば送信信号が目標に反射してドップラ周波数シフトを受ける)を受信し、受信RF部52は、空中線部51で受信した受信信号を受け増幅して復調し、図4の信号識別装置20からなる信号識別部53は、受信信号と、送信信号のレプリカとの相関をとり、自身が送信した所望の送信信号を識別し分離する。信号処理部54は、信号識別部53で得た相関値に基づき、目標情報や外環境情報を得る。図8(A)と図8(B)のレーダ波の送信装置と受信装置を通信接続し離して設置することで、例えばバイスタティックレーダ装置が構成される。
図9は、実施形態1のレーダ装置の構成を例示する図である。図9を参照すると、表示部111と、データ処理部121と、各々が信号発生部131−1〜131−Mと送信RF(Radio Frequency:無線)部132−1〜132−Mと空中線部133−1〜133−Mとを備えた複数の送信サブアンテナ(「送信サブレーダ」ともいう)#1〜#Mと、各々が空中線部171−1〜171−Nと受信RF部172−1〜172−Nと信号識別部173−1〜173−Nとを備えた複数の受信サブアンテナ(「受信サブレーダ」ともいう)#1〜#Nと、信号処理部181と、を備えている。以下、各部について説明する。
信号発生部131−1〜131−Mでは、例えば、図3のような信号を生成する。信号発生部131−1〜131−Mで発生する送信信号(RF部処理前)は次式(1)のように表せる。
tは時間、
sk(t)は送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)の送信信号(RF部処理前)、
Ak(t)は送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)の振幅、
Fhk(t)は送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)の周波数ホッピングパターン、
Tbk(t)は送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)のサブパルス内基準時間、
Δtはサブパルス間隔、
Δfは単位ホッピング間隔
である。
受信信号(RF部処理後)は、例えば1目標からの受信においては、次式(5)のように表せる。ただし、雑音成分は無視している。
rl(t)は受信サブアンテナ#l(l=1,…,N)の受信信号、
Al,kは受信サブアンテナ#l(l=1,…,N)で受信した送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)の振幅値、
Fhl,kは送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)の周波数ホッピングパターン(送信サブアンテナ#kから受信サブアンテナ#lでの時間遅延を含む)、
Tbl,kは送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)のサブパルス内基準時間(送信サブアンテナ#kから受信サブアンテナ#lでの時間遅延を含む)、
Fdl、kは送信サブアンテナ#k(k=1,…,M)からの送信信号の受信サブアンテナ#l(l=1,…,N)でのドップラ周波数、
Δtはサブパルス間隔、
Δfは単位ホッピング間隔、
である。
図10は、図9の信号識別部173−1〜173−Nの各々の構成を例示する図である。図10を参照すると、受信RF部172−1〜172−Nで各々復調された各受信信号(RF部処理後)を、時間領域の信号から周波数領域の信号へ変換するフーリエ変換器311と、情報管理器331と、図9の送信サブアンテナ#1〜#Mに対応して信号識別ブロック#1(320−1)〜#M(320−M)を備えている。
第1の実施形態においては、前述した本発明の基本概念の作用効果に加えて、MIMOレーダの特徴の1つである目標に対して高い方位分解能を得ることができるという作用効果を奏する。
図11は、本発明の第2の実施の形態の構成を説明する図である。周波数を共有する近接配置した複数のレーダ装置に関して、他のレーダ装置から送信された信号との干渉を回避するために、互いに低相関な送信信号を送信する。図11を参照すると、複数(K個)のレーダ#1〜#K(510−1〜510−K)は、それぞれ、表示部511−1〜511−Kと、データ処理部512−1〜512−Kと、信号発生部513−1〜513−Kと、送受信RF部514−1〜514−Kと、空中線部515−1〜515−Kと、ビーム合成部516−1〜516−Kと、信号識別部517−1〜517−Kと、信号処理部518−1〜518−Kと、を備えている。
第2の実施形態によれば、周波数を共有する近接配置した複数のレーダに関して、移動目標からの反射によってドップラ周波数シフトした受信信号から、他のレーダ装置から送信された信号との干渉を回避し、所望の送信信号の識別・分離を可能としている。
図12は、本発明の第3の実施形態を説明する図である。第3の実施形態は、図15を参照して説明した二次エコーに対して、本発明に係る信号発生を適用した実施形態である。第3の実施形態は、1レーダ構成である。
第3の実施形態によれば、前述した本発明の基本概念の作用効果に加えて、移動目標からの反射により、ドップラ周波数シフトを受けた受信信号に対しても、二次エコーの対策を可能とするという作用効果を奏する。
第4の実施形態の基本構成は、第3の実施形態の説明で参照した図12と同一である。第4の実施形態では、例えば図14(A)に示すような方位の異なる複数の目標に対して、受信前に各目標に対して、連続で互いに低相関な送信信号を送信する。
空中線部615では、それぞれの移動目標からの反射によりドップラ周波数シフトを受けて空間で合成された受信信号を受信する。信号識別部617では、どの目標に向けたビームの送信信号かを識別し、分離する必要がある。
第4の実施形態によれば、前述した本発明の基本概念の作用効果に加えて、方位の異なる複数の目標に対して、受信前に各目標に連続で互いに低相関な送信信号を送信することで、それぞれが移動目標に反射しドップラ周波数シフトを受けて空間上で合成されても、所要の送信信号の識別・分離が可能としている。
図9、図11、図12を参照して説明した実施形態1−4の信号発生部131、513、613において、各サブパルス内で、各送信サブアンテナの送信信号の周波数が重ならないように、M個のサブパルスに分割(つまり、帯域の分割数もM)としているが、サブパルスの分割数はMに制限されるものでないことは勿論である。
図9、図11、図12を参照して説明した実施形態1−4の信号発生部131、513、613において、図2で示すような系統で信号を発生させるのではなく、図7に示すような系統で信号を発生させる構成としてもよい。図2では、周波数ホッピング波形に対してサブパルス間でリニアチャープ変調するのに対し、図7では、チャープ信号生成器31でパルス間のチャープ変調を作成し、サブパルス分割器32でサブパルスを分割し、疑似乱数パターン生成器34で生成された周波数ホッピングパターンに基づき並べかえて、図2と同じ波形を生成する。
図9、図11、図12を参照して説明した実施形態1−4の信号発生部131、513、613において、図2で示すような波形ではなく、図5に示すようなガードバンド帯域を設けた波形にする。図2の波形において、ドップラ周波数シフトを受けた波形は、異なる周波数帯域への干渉により、自己相関及び相互相関特性が悪くなる。その回避策として図5に示すように想定するドップラ周波数シフト分だけガードバンド帯域を設けた波形とする。干渉回避ができるかわりに、チャープ変調の帯域幅を狭くするか、あるいは、使用する帯域幅を増加させる必要がある。しかしながら、前者では相関時の利得が低くなり、後者では帯域に対する利用面での無駄が生じる。
図9、図11、図12を参照して説明した実施形態1−4の信号発生部131、513、613において、図2で示すような波形ではなく、図6に示すような異なる傾きのチャープ信号を連続して組合せた波形としてもよい。ドップラ周波数シフトを受けた場合の異なる周波数帯域への干渉の回避のために、干渉する箇所のチャープの傾きが異なるようにすることにより干渉を低減する。ガードバンドを設けた場合と比べ、干渉回避の効果は低いが、チャープ変調の帯域幅を狭くしたり、使用する帯域幅を増加させたりする必要はない。
図1等を参照して説明した本発明(の基本概念)及び前述した本発明の実施形態と、関連技術(例えば特許文献1)とを対比して説明する。特許文献1では、送信信号間を低相関にするために、送信サブアンテナ毎の位相変調パターンに基づき、図16(A)を参照して説明したように、サブパルス内で時間の2乗に比例した位相回転を与えた多値位相符号信号を生成している。
11 周波数ホッピング信号生成器
12 疑似乱数パターン生成器
13 サブパルス内チャープ変調器
20 信号識別装置
21、24 フーリエ変換器
22 相関処理器
23 逆フーリエ変換器
31 チャープ信号生成器
32 サブパルス分割器
33 サブパルス並び変え器
34 疑似乱数パターン生成器
40 送信装置
41 信号発生部
42 送信RF部
43 空中線部
50 受信装置
51 空中線部
52 受信RF部
53 信号識別部
54 信号処理部
111 表示部
121 データ処理部
130 送信サブアンテナ
131 信号発生部
132 送信RF部
133 空中線部
141 送信信号
151 目標
161 受信信号
170 受信サブアンテナ
171 空中線部
172 受信RF部
173 信号識別部
181 信号処理部
311 フーリエ変換器
320 信号識別
321 相関処理器
322 逆フーリエ変換器
323 信号発生器
324 フーリエ変換器
331 情報管理器
510 レーダ
511 表示部
512 データ処理部
513 信号発生部
514 送受信RF部
515 空中線部
516 ビーム合成部
517 信号識別部
518 信号処理部
610 レーダ
611 表示制御部
612 データ処理部
613 信号発生部
614 送受信RF部
615 空中線部
616 ビーム合成部
617 信号識別部
618 信号処理部
1011 疑似乱数パターン生成器
1021 サブパルス内位相符号変調信号発生器
1031 サブパルス繰り返し処理器
1041 パルス内チャープ変調器
1411 フーリエ変換器
1420 信号識別
1421 相関処理器
1422 フーリエ変換器
1423 逆フーリエ変換器
Claims (20)
- パルスを複数に分割したサブパルスに対して前記サブパルス内において予め定められた所定の周波数帯域幅でチャープ変調をかける手段と、
前記サブパルス毎の周波数帯域の時系列の並びの順がほぼランダムな信号を生成する手段と、
を備え、
前記チャープ変調をかける手段は、前記サブパルス内でチャープ変調の傾きが異なる複数の波形を組合せた信号を生成する、ことを特徴とする信号発生装置。 - 疑似ランダムパターンを生成する手段と、
前記サブパルス毎に前記疑似ランダムパターンにしたがって周波数をホッピングさせる手段と、
を備えた、ことを特徴とする請求項1記載の信号発生装置。 - パルスに対して予め定められた所定の周波数帯域幅でチャープ変調をかける手段と、
前記パルスを時間軸上複数のサブパルスに分割する手段と、
疑似ランダムパターンを生成する手段と、
前記サブパルス毎に、前記疑似ランダムパターンにしたがって、前記サブパルスの順番を並び替え、前記サブパルス毎の周波数帯域の時系列の並びの順がほぼランダムな信号を生成する手段と、
を備え、
前記チャープ変調をかける手段は、前記サブパルス内でチャープ変調の傾きが異なる複数の波形を組合せた信号を生成する、ことを特徴とする信号発生装置。 - 前記予め定められた所定の周波数帯域幅が想定するドップラ周波数シフトを十分にカバーする帯域幅である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずか1項に記載の信号発生装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の信号発生装置で生成された送信信号を変調し空中線を介して空間に放射された信号が目標に反射してドップラ周波数シフトを受けた信号を空中線を介して受信し復調した受信信号を識別する信号識別装置であって、
前記受信信号を周波数領域に変換し、前記送信信号のレプリカを周波数領域に変換した信号との相関を計算し、前記相関結果を時間領域に変換して出力する手段を備えた、ことを特徴とする信号識別装置。 - 表示部と、
データ処理部と、
各々が信号発生部と送信RF(Radio Frequency)部と空中線部とを備えた複数の送信サブアンテナと、
各々が空中線部と受信RF部と信号識別部とを備えた複数の受信サブアンテナと、
信号処理部と、
を備え、
前記表示部は、入力された指示情報を前記データ処理部に伝達するとともに、前記データ処理部のデータ処理結果を表示し、
前記データ処理部は、前記表示部から伝達された前記指示情報と前記信号処理部からの処理結果とに基づき、前記各送信サブアンテナに送信信号諸元を出力し、前記複数の送信サブアンテナの送信諸元を前記各受信サブアンテナに出力し、さらに、前記信号発生部にデータ処理結果を出力し、
前記各送信サブアンテナにおいて、
前記信号発生部は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号発生装置からなり、前記データ処理部の送信信号諸元に基づき、送信信号を発生し、
前記送信RF部は、前記信号発生部からの前記送信信号を前記空中線部で放射可能な送信信号に変調し、
前記空中線部は、前記送信RF部からの前記送信信号を空間に放射し、
前記各受信サブアンテナにおいて、
前記空中線部は、前記各送信サブアンテナからの前記送信信号が目標に反射してドップラ周波数シフトを受けて合成された受信信号を受信し、
前記受信RF部は、前記空中線部で受信した受信信号を前記信号識別部で扱える受信信号に復調し、
前記信号識別部は、前記受信信号と前記データ処理部からの前記複数の送信サブアンテナの送信諸元に基づき、前記各受信サブアンテナの受信信号から、前記複数の送信サブアンテナの送信信号のレプリカとの相関結果を出力し、
前記信号処理部は、前記複数の受信サブアンテナからの前記相関結果に基づき、目標情報や外環境情報を得る、ことを特徴とするレーダ装置。 - 前記信号識別部が、
前記受信RF部からの受信信号を周波数領域に変換する第1の手段と、
前記複数の送信サブアンテナに対応して複数(M個)の信号識別ブロックと、
情報管理部と、
を備え、
i番目(i=1〜M)の信号識別ブロックは、
i番目の送信サブアンテナの送信信号諸元に基づき、i番目の送信サブアンテナの信号発生部からの送信信号のレプリカを発生する手段と、
前記第1の手段で周波数領域に変換した受信信号と、前記i番目の送信サブアンテナの信号発生部からの送信信号のレプリカを周波数領域に変換した信号との相関を計算する手段と、
前記相関結果を時間領域に変換して出力する手段と、
を備え、
前記情報管理部は、前記データ処理部から前記複数の送信サブアンテナの送信信号諸元を受信し、各送信サブアンテナの送信信号諸元を、対応する前記各信号識別ブロックに供給する、ことを特徴とする請求項6記載のレーダ装置。 - 周波数を共有し近接配置された複数のレーダのそれぞれにおいて、
表示部と、
データ処理部と、
信号発生部と、
送受信RF(Radio Frequency)部と、
空中線部と、
ビーム合成部と、
信号識別部と、
信号処理部と、
を備え、
前記表示部は、入力された指示情報を前記データ処理部に伝達するとともに、前記データ処理部のデータ処理結果を表示し、
前記データ処理部は、前記表示部からの指示と前記信号処理部からの処理結果に基づき、送信信号諸元を出力し、前記信号発生部にデータ処理結果を出力し、
前記信号発生部は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号発生装置からなり、前記データ処理部の前記送信信号諸元に基づき送信信号を発生させ、さらに前記信号識別部に対して前記送信信号のレプリカを出力し、
前記送受信RF部は、前記信号発生部からの前記送信信号を前記空中線部で放射可能な送信信号に変調し、
前記空中線部は、前記送受信RF部からの送信信号を空間に放射し、前記各レーダの空中線部それぞれからの送信信号が複数目標に反射してドップラ周波数シフトを受けて合成された受信信号を受信し、
前記送受信RF部は、前記空中線部で受信した受信信号を復調し、
前記ビーム合成部は、前記送受信RF部からの複数の受信信号ビーム合成し、
前記信号識別部は、前記ビーム合成部でビーム合成された受信信号と、前記信号発生部からの送信信号のレプリカとの相関を計算し、
前記信号処理部は、前記信号識別部で計算された相関値に基づき、目標情報や外環境情報を得る、ことを特徴とするレーダ装置。 - 表示部制御部と、
データ処理部と、
信号発生部と、
送受信RF(Radio Frequency)部と、
空中線部と、
ビーム合成部と、
信号識別部と、
信号処理部と、
を備え、
前記表示制御部は、入力された指示情報を前記データ処理部に伝達するとともに、前記データ処理部のデータ処理結果を表示し、
前記データ処理部は、前記表示部からの指示と前記信号処理部からの処理結果に基づき、送信信号諸元を出力し、前記信号発生部にデータ処理結果を出力し、
前記信号発生部は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号発生装置からなり、前記データ処理部の前記送信信号諸元に基づき送信信号を発生させ、さらに、前記信号識別部に送信信号のレプリカを出力し、
前記送受信RF部は、前記信号発生部からの前記送信信号を前記空中線部で放射可能な送信信号に変調し、
前記空中線部は、前記送受信RF部からの前記送信信号を空間に放射し、観測範囲内の目標に反射しドップラ周波数シフトを受けた信号と、1つ前に送信したパルスが観測範囲外からの目標やクラッタに反射しドップラ周波数シフトを受けた信号とが合成された受信信号を受信し、
前記送受信RF部は、前記空中線部で受信した受信信号を復調し、
前記ビーム合成部は、前記送受信RF部からの複数の受信信号をビーム合成し、
前記信号識別部は、前記ビーム合成部でビーム合成された受信信号と、前記信号発生からの送信信号のレプリカとの相関を計算し、
前記信号処理部は、前記信号識別部で計算された相関値に基づき、目標情報や外環境情報を得る、ことを特徴とするレーダ装置。 - 前記信号発生部が、方位の異なる複数(Y個)の目標に対して互いに低相関な複数(Y個)のビームの送信信号を発生し、
前記信号識別部が、
前記送受信RF部からの受信信号を周波数領域に変換する第1の手段と、
複数のビームに対応して複数(Y個)の信号識別ブロックと、
を備え、
i番目(i=1〜Y)の前記信号識別ブロックは、
前記第1の手段で周波数領域に変換した信号と、前記信号発生部からのi番目のビームの送信信号のレプリカを周波数領域に変換した信号との相関を計算する手段と、
前記相関結果を時間領域に変換して出力する手段を備えた、ことを特徴とする請求項9記載のレーダ装置。 - パルスを複数に分割したサブパルスに対して予め定められた所定の周波数帯域幅でチャープ変調を施し、且つ、前記サブパルス毎の周波数帯域の時系列の並びの順がほぼランダムな信号を生成する信号発生方法であって、
前記チャープ変調を施す際に、前記サブパルス内でチャープ変調の傾きが異なる複数の波形を組合せた信号を生成する、ことを特徴とする信号発生方法。 - サブパルス毎に前記疑似ランダムパターンにしたがって周波数をホッピングさせる、ことを特徴とする請求項11記載の信号発生方法。
- パルスに対して予め定められた所定の周波数帯域幅でチャープ変調を施し、
前記パルスを時間軸上複数のサブパルスに分割し、
前記サブパルス毎に、疑似ランダムパターンにしたがって、前記サブパルスの順番を並び替え、前記サブパルス毎の周波数帯域の時系列の並びの順がほぼランダムな信号を生成し、
前記チャープ変調を施す際に、前記サブパルス内でチャープ変調の傾きが異なる複数の波形を組合せた信号を生成する、ことを特徴とする信号発生方法。 - 前記予め定められた所定の周波数帯域幅が想定するドップラ周波数シフトを十分にカバーする帯域幅である、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずか1項に記載の信号発生方法。
- 請求項11乃至14のいずれか1項に記載の信号発生方法で生成された送信信号を変調し空中線を介して空間に放射された信号が目標に反射してドップラ周波数シフトを受けた信号を空中線を介して受信し復調した受信信号を識別する信号識別方法であって、
前記受信信号を周波数領域に変換し、前記送信信号のレプリカを周波数領域に変換した信号との相関を計算し、前記相関結果を時間領域に変換して出力する、ことを特徴とする信号識別方法。 - パルスを複数に分割したサブパルスに対して予め定められた所定の周波数帯域幅でチャープ変調を施す処理と、
前記サブパルス毎の周波数帯域の時系列の並びの順がほぼランダムな信号を生成する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムであって。
前記チャープ変調を施す処理は、前記サブパルス内でチャープ変調の傾きが異なる複数の波形を組合せた信号を生成する、プログラム。 - 疑似ランダムパターンを生成する処理と、
前記サブパルス毎に前記疑似ランダムパターンにしたがって周波数をホッピングさせる処理と、
を前記コンピュータに実行させる請求項16記載のプログラム。 - パルスに対して予め定められた所定の周波数帯域幅でチャープ変調を施す処理と、
前記パルスを時間軸上複数のサブパルスに分割する処理と、
疑似ランダムパターンを生成する処理、
前記サブパルス毎に、前記疑似ランダムパターンにしたがって、前記サブパルスの順番を並び替え、前記サブパルス毎の周波数帯域の時系列の並びの順がほぼランダムな信号を生成する処理、
をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記チャープ変調を施す処理は、前記サブパルス内でチャープ変調の傾きが異なる複数の波形を組合せた信号を生成する、プログラム。 - 前記予め定められた所定の周波数帯域幅が想定するドップラ周波数シフトを十分にカバーする帯域幅である、ことを特徴とする請求項16乃至18のいずか1項に記載のプログラム。
- 請求項16乃至19のいずれか1項に記載のプログラムで生成された送信信号を変調し空中線を介して空間に放射された信号が目標に反射してドップラ周波数シフトを受けた信号を空中線を介して受信し復調した受信信号を識別する処理であって、
前記受信信号を周波数領域に変換し、前記送信信号のレプリカを周波数領域に変換した信号との相関を計算し、前記相関結果を時間領域に変換して出力する処理を、コンピュータに実行させるプログラム。
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