JP6450789B2 - リチウムイオン二次電池用正極活物質複合体、及びその製造方法 - Google Patents
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LiMnaM1 bPO4・・・(1)
(式(1)中、M1はMg、Ni、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。a、及びbは、0.8≦a≦1、0≦b≦0.2、及び2a+(M1の価数)×b=2を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物(1)が、下記式(2):
LiCocFedNieM2 fPO4・・・(2)
(式(2)中、M2はCa、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。c、d、e及びfは、0≦c≦1、0≦d≦1、0≦e≦1、0≦f≦0.2、及び2c+2d+2e+(M2の価数)×f=2を満たし、かつc+d+e≠0を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物(2)で被覆されてなり、かつ最表面をリチウムイオン伝導体が被覆してなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体を提供するものである。
(I)リチウム化合物、リン酸化合物、及び少なくともマンガン化合物を含む金属化合物を含有する混合液Aを調製し、水熱反応に付してスラリーBを得る工程、
(II)得られたスラリーBに、リチウム化合物、リン酸化合物、並びに少なくともコバルト化合物、鉄化合物、又はニッケル化合物を含む金属化合物を添加して混合液Cを調製し、水熱反応に付してスラリーDを得る工程、
(III)得られたスラリーDに、リチウム化合物、及びリチウムイオン伝導体用金属化合物を添加してスラリーEを調製し、水熱反応に付した後、焼成する工程
を備える上記リチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法を提供するものである。
本発明のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体は、下記式(1):
LiMnaM1 bPO4・・・(1)
(式(1)中、M1はMg、Ni、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。a、及びbは、0.8≦a≦1、0≦b≦0.2、及び2a+(M1の価数)×b=2を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物(1)が、下記式(2):
LiCocFedNieM2 fPO4・・・(2)
(式(2)中、M2はCa、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。c、d、e及びfは、0≦c≦1、0≦d≦1、0≦e≦1、0≦f≦0.2、及び2c+2d+2e+(M2の価数)×f=2を満たし、かつc+d+e≠0を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物(2)で被覆されてなり、かつ最表面をリチウムイオン伝導体が被覆してなる。
すなわち、本発明のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体は、いずれもポリアニオン型正極活物質を有するリン酸リチウム系化合物(1)及びリン酸リチウム系化合物(2)を含みつつ、リン酸リチウム系化合物(1)が核(内部コア)を形成する一方、かかるリン酸リチウム系化合物(1)とは組成の異なるリン酸リチウム系化合物(2)がリン酸リチウム系化合物(1)を被覆する(外部コア)、第一のコアシェル構造を呈するポリアニオン型正極活物質(コア)に、さらにリチウムイオン伝導体(シェル)が被覆して第二のコアシェル構造を呈する、3層構造を有する複合体である。
LiMnaM1 bPO4・・・(1)
(式(1)中、M1はMg、Ni、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。a、及びbは、0.8≦a≦1、0≦b≦0.2、及び2a+(M1の価数)×b=2を満たす数を示す。)
で表されれ、少なくともマンガンを含む化合物であり、後述するリン酸リチウム系化合物(2)に比べ、より優れた放電容量を発現し得る化合物である。
LiCocFedNieM2 fPO4・・・(2)
(式(2)中、M2はCa、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。c、d、e及びfは、0≦c≦1、0≦d≦1、0≦e≦1、0≦f≦0.2、及び2c+2d+2e+(M2の価数)×f=2を満たし、かつc+d+e≠0を満たす数を示す。)
で表され、少なくともコバルト、鉄、又はニッケルのいずれかを含む化合物であり、上記リン酸リチウム系化合物(1)に比べ、より高い導電性をもたらし得る化合物である。
このようなリン酸リチウム系化合物(2)が上記リン酸リチウム系化合物(1)を被覆することにより、これらの化合物によってコアシェル構造を呈するポリアニオン型正極活物質粒子が形成され、かかるポリアニオン型正極活物質粒子は、内部から外部へと移行するにつれ、上記リン酸リチウム系化合物(2)の濃度が次第に高まるような構造を有することによりコアシェル構造を呈する粒子の導電性を向上させ、後述するリチウムイオン伝導体とも相まって優れたレート特性を発揮することができるものと推定される。
(I)リチウム化合物、リン酸化合物、及び少なくともマンガン化合物を含む金属化合物を含有する混合液Aを調製し、水熱反応に付してスラリーBを得る工程、
(II)得られたスラリーBに、リチウム化合物、リン酸化合物、並びに少なくともコバルト化合物、鉄化合物、又はニッケル化合物を含む金属化合物を添加して混合液Cを調製し、水熱反応に付してスラリーDを得る工程、
(III)得られたスラリーDに、リチウム化合物、及びリチウムイオン伝導体用金属化合物を添加してスラリーEを調製し、水熱反応に付した後、焼成する工程
を備える製造方法により、得ることができる。
すなわち、本願発明では、上記特許文献2にも記載されるように、所定の原料を用いつつ所望の正極活物質を得るにあたり、全工程中において2度水熱反応に付するのみならず、さらにもう1度水熱反応に付して、全工程中において3度にわたり水熱反応を付することにより、コアシェル構造を有するポリアニオン型正極活物質の最表面が、さらにリチウムイオン伝導体で被覆されてなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体を製造することができる。
工程(I)で用いるリチウム化合物としては、フッ化リチウム、塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム等のリチウム金属塩、水酸化リチウム、炭酸リチウム等が挙げられ、なかでも水酸化リチウムを使用するのが好ましい。
混合液A中におけるリチウム化合物の含有量は、水100質量部に対し、好ましくは20〜50質量部であり、より好ましくは25〜45質量部である。
なお、スラリーを撹拌する際、さらにスラリーの沸点温度以下に冷却するのが好ましい。具体的には、80℃以下に冷却するのが好ましく、20〜60℃に冷却するのがより好ましい。
また、窒素をパージする際、反応を良好に進行させる観点から、リチウム化合物及びリン酸化合物を添加した後の混合物を撹拌するのが好ましい。このときの撹拌速度は、好ましくは200〜700rpmであり、より好ましくは250〜600rpmである。
また、リチウム化合物及びリン酸化合物を添加した後の混合物中における溶存酸素濃度は、0.5mg/L以下とするのが好ましく、0.2mg/L以下とするのがより好ましい。
工程(II)におけるリチウム化合物及びリン酸化合物を添加した後の混合物について、リン酸化合物としてリン酸を用いる際のスラリーへの滴下速度、撹拌時間、撹拌速度の好適な値、並びに窒素をパージする際の諸条件や、溶存酸素濃度の好適な値も、工程(I)と同様である。
工程(II)で用いる金属化合物は、少なくともコバルト化合物、鉄化合物、又はニッケル化合物を含み、かかるコバルト化合物、鉄化合物、及びニッケル化合物のほか、さらに、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGd等から選ばれる1種又は2種以上の金属を含む化合物を用いてもよい。これらの金属化合物としては、例えばフッ化物、塩化物、ヨウ化物等のハロゲン化遷移金属塩、硫酸遷移金属塩の他、有機酸遷移金属塩、並びにこれらの水和物等が挙げられる。このうち、有機酸遷移金属塩を構成する有機酸としては、炭素数1〜20の有機酸、さらに炭素数2〜12の有機酸が好ましい。さらに好ましくは、シュウ酸、フマル酸等のジカルボン酸、乳酸等のヒドロキシカルボン酸、酢酸等の脂肪酸が挙げられる。
また、スラリーE中における、リチウムイオン伝導体の含有量は、後述する工程(III)で用いる水100質量部に対し、好ましくは0.05〜10質量部であり、より好ましくは0.05〜7質量部である。
乾燥手段は、凍結乾燥、真空乾燥が用いられ、凍結乾燥が好ましい。
焼成は、還元雰囲気又は不活性雰囲気中で行うのが好ましく、リン酸化合物の結晶成長を抑制しリチウムイオン伝導体を生成させる点から、焼成温度は、好ましくは500〜800℃であり、より好ましくは550〜750℃である。また焼成時間は、好ましくは10分〜10時間であり、より好ましくは1〜5時間である。
LiOH・H2O 12.72g及び水 50mLを混合してスラリーを得た後、25℃の温度に保持しながら3分間撹拌しつつ、85%のリン酸水溶液 11.53gを35mL/分で滴下し、続いて12時間、速度400rpmで撹拌することにより、リン酸三リチウムスラリーを得た。かかるリン酸三リチウムスラリーは、リン1モルに対し、2.97モルのリチウムを含有していた。なお、得られたリン酸三リチウムスラリーは、窒素パージし、溶存酸素濃度を0.5mg/Lとした。
次に、得られたリン酸三リチウムスラリー全量に対し、MnSO4・5H2O 24.11gを添加して、混合液Aを得た。次いで、得られた混合液Aをオートクレーブに投入し、170℃で1時間水熱反応を行い、スラリーBを得た。なお、オートクレーブ内の圧力は、0.8MPaであった。
次に、得られたリン酸三リチウムスラリー全量に対し、CoSO4・7H2O 1.41gを添加して混合し、混合液Cを得た。次いで、得られた混合液Cをオートクレーブに投入し、170℃で1時間水熱反応を行い、スラリーDを得た。なお、オートクレーブ内の圧力は、0.8MPaであった。
生成した結晶をろ過し、次いで得られた結晶を、かかる結晶1質量部に対して12質量部の水により洗浄した後、−50℃で12時間凍結乾燥して粉末を得た。得られた粉末を還元雰囲気下で700℃で1hr焼成して、複合体(LiMnPO4(LMP)/LiCoPO4(LCP)/Li4Ti5O12=92質量%/5質量%/3質量%)を得た。
スラリー水Bに添加するLiOH・H2Oを1.27g、滴下する85%のリン酸水溶液を1.15gとしてリン酸三リチウムスラリーを得た後、かかるリン酸三リチウムスラリー全量に対し、添加するCoSO4・7H2Oを2.81gとした以外、実施例1と同様にして、複合体(LiMnPO4/LiCoPO4/Li4Ti5O12=88質量%/9質量%/3質量%)を得た。
実施例1と同様にしてスラリーDを得た後、かかるスラリーDをろ過し、次いで得られた結晶を、かかる結晶1質量部に対して12質量部の水により洗浄した後、凍結乾燥して、粉末を得た。得られた粉末 2.0gにグルコース 0.25g及び超純水10cm3を加え、混合・乾燥した後、還元雰囲気下で700℃で1hr焼成して、複合体(LiMnPO4/LiCoPO4/C=92質量%/5質量%/3質量%)を得た。
実施例1と同様にしてスラリーBを得た後、かかるスラリーB 98.4gに対し、添加するLiOH・H2Oを1.27gとし、滴下する85%のリン酸水溶液を1.15gとし、さらに得られたリン酸三リチウムスラリー全量に対して添加するCoSO4・7H2Oを2.81gとした以外、実施例1と同様にしてスラリーEを得た。
得られたスラリーEをろ過し、次いで得られた結晶を、かかる結晶1質量部に対して12質量部の水により洗浄した後、凍結乾燥して、粉末を得た。得られた粉末 2.0gにグルコース 0.25g及び超純水10cm3を加え、混合・乾燥した後、還元雰囲気下で700℃で1hr焼成して、複合体(LiMnPO4/LiCoPO4/C=88質量%/9質量%/3質量%)を得た。
実施例1〜2及び比較例1〜2で得られた複合体を正極活物質として用い、リチウムイオン二次電池の正極を作製した。具体的には、得られた複合体、ケッチェンブラック、ポリフッ化ビニリデンを質量比75:20:5の配合割合で混合し、これにN−メチル−2−ピロリドンを加えて充分混練し、正極スラリーを調製した。正極スラリーを厚さ20μmのアルミニウム箔からなる集電体に塗工機を用いて塗布し、80℃で12時間の真空乾燥を行った。
その後、φ14mmの円盤状に打ち抜いてハンドプレスを用いて16MPaで2分間プレスし、正極とした。
次いで、上記の正極を用いてコイン型二次電池を構築した。負極には、φ15mmに打ち抜いたリチウム箔(リチウムイオン二次電池の場合)を用いた。電解液には、エチレンカーボネート及びエチルメチルカーボネートを体積比3:7の割合で混合した混合溶媒に、LiPF6を1mol/Lの濃度で溶解したものを用いた。セパレータには、ポリプロピレンなどの高分子多孔フィルムなど、公知のものを用いた。これらの電池部品を露点が−50℃以下の雰囲気で常法により組み込み収容し、コイン型二次電池(CR−2032)を製造した。
放電容量の比(%)=(3CA放電容量)/(0.2CA放電容量)×100 ・・・(X)
結果を表1に示す。
TEM写真及びTEM−EDXの元素分布を図1に示す。
Claims (9)
- 下記式(1):
LiMnaM1 bPO4・・・(1)
(式(1)中、M1はMg、Ni、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。a、及びbは、0.8≦a≦1、0≦b≦0.2、及び2a+(M1の価数)×b=2を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物(1)が、下記式(2):
LiCocFedNieM2 fPO4・・・(2)
(式(2)中、M2はCa、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。c、d、e及びfは、0≦c≦1、0≦d≦1、0≦e≦1、0≦f≦0.2、及び2c+2d+2e+(M2の価数)×f=2を満たし、かつc+d+e≠0を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物(2)で被覆されてなり、リン酸リチウム系化合物(1)の含有量が30〜97質量%であり、かつ最表面をリチウムイオン伝導体が被覆してなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。 - リチウムイオン伝導体の含有量が、0.5〜15質量%である請求項1に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- リン酸リチウム系化合物(1)の含有量とリン酸リチウム系化合物(2)の含有量との質量比((1)/(2))が、1〜48である請求項1又は2に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- リチウムイオン伝導体が、Li4Ti5O12、Li2TiO3、LixNa1-xTi6O14(0≦x≦1)、Li3PO4、及びLi3VO4から選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- 次の工程(I)〜(III):
(I)リチウム化合物、リン酸化合物、及び少なくともマンガン化合物を含む金属化合物を含有する混合液Aを調製し、水熱反応に付してスラリーBを得る工程、
(II)得られたスラリーBに、リチウム化合物、リン酸化合物、並びに少なくともコバルト化合物、鉄化合物、又はニッケル化合物を含む金属化合物を添加して混合液Cを調製し、水熱反応に付してスラリーDを得る工程、
(III)得られたスラリーDに、リチウム化合物、及びリチウムイオン伝導体用金属化合物を添加してスラリーEを調製し、水熱反応に付した後、焼成する工程
を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法。 - 工程(III)で用いるリチウムイオン伝導体用金属化合物が、TiOSO4、H3PO4及びVOSO4・nH2O(3≦n≦4)から選ばれる1種又は2種以上である請求項5に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法
- 工程(III)における焼成温度が、500〜800℃である請求項5又は6に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法。
- 工程(III)で用いるスラリーE中の、リチウムイオン伝導体用金属化合物の含有量が、水100質量部に対し、0.05〜10質量部である請求項5〜7のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法。
- 工程(II)で用いる混合液C中の、少なくともコバルト化合物、鉄化合物、又はニッケル化合物を含む金属化合物の含有量が、水100質量部に対し、0.4〜3質量部である請求項5〜8のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法。
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