JP6444689B2 - 建物ユニット - Google Patents
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すなわち、箱形の建物本体の下階コーナー部に凹み状の開放空間を形成しようとする場合に、その部分の建物ユニットを省略してしまうと、直上に位置するバルコニーや部屋、屋根等の直上部を支持できず、建物全体の強度に影響する。ところが、上述のように建物ユニットのフレーム内をピロティ等の開放空間として利用すれば、通常の箱形に並んだユニット構成を崩さずに済み、建物全体の強度にはほとんど影響を与えないという利点がある。
そこで、特許文献2に記載のような柱省略コーナー部を備えた建物ユニットを利用することが考えられる。ところが、ユニット式建物の外周に沿って補強梁を取り付けることは容易ではないし、柱を省略してしまうと、直上に位置する部屋やバルコニー等の直上部を支持することが困難になってしまうという問題があった。
換言すれば、建物ユニットは、それ自体で構造体として成立することになるので、ユニット式建物の中の様々な箇所に適用させることができる。これによって、例えばユニット式建物の外観を変化させたり、補強梁を用いずとも建物内部に大空間を形成できたりする等、略直方体状に形成された通常の建物ユニットでは実現しにくい構成のユニット式建物を構築することができる。
前記建物ユニットの上に上階の建物ユニットが設置されて、前記上階の建物ユニットは、上階側第一床梁21と、上階側第二床梁22と、上階側斜辺床梁23と、を備え、
前記上階側斜辺床梁23が前記上階側第一床梁21及び前記上階側第二床梁22よりも低い位置に設置されており、
前記上階側斜辺床梁23と交差するように当該斜辺床梁23の上に根太41が、前記上階側第一床梁21及び前記上階側第二床梁22から上に突き出ないように配置されている
ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、斜辺床梁23が第二柱12及び第二柱12にピン結合されているので、建物ユニット自体の構造的な強度を向上させることができる。
にずれて配置されているため、根太41を斜辺床梁23と交差するように斜辺床梁23の上に配置しても、根太41が第一床梁21及び第二床梁22から上に突き出ないようにすることができる。そのため、第一床梁21及び第二床梁22の上に床材を設置して、その床材が根太41に確実に支えられる。
請求項8に記載の発明によれば、補助床梁24(又は25)が第一床梁21及び第二床梁22から下にずれて配置されているため、根太41を補助床梁24(又は25)と交差するように補助床梁24(又は25)の上に配置しても、根太41が第一床梁21及び第二床梁22から上に突き出ないようにすることができる。そのため、第一床梁21及び第二床梁22の上に床材を設置して、その床材が根太41に確実に支えられる。
図1は、建物ユニット(単位骨組み)1の斜視図である。この建物ユニット1は不等辺直角三角柱型に骨組みされたものである。この建物ユニット1はユニット工法により建設されるユニット式建物に利用され、一棟のユニット式建物に利用される建物ユニット1の数は1又は2以上である。ユニット式建物には、建物ユニット1の他に、四本の柱、四本の床梁及び四本の天井梁を直方体状に骨組みすることによって得られた通常の直方体型建物ユニットも利用される。
換言すれば、建物ユニット1は、それ自体で構造体として成立することになるので、ユニット式建物の中の様々な箇所に適用させることができる。これによって、例えばユニット式建物の外観を変化させたり、補強梁を用いずとも建物内部に大空間を形成できたりする等、略直方体状に形成された通常の建物ユニットでは実現しにくい構成のユニット式建物を構築することができる。
図2は建物ユニット1Aの斜視図である。図2に示す建物ユニット1Aと図1に示す建物ユニット1との間で互いに対応する構成要素には、同一の符号を付す。建物ユニット1Aは、建物ユニット1の構成要素のほかに、溝形鋼からなる斜辺床梁23を更に有する。斜辺床梁23の一端部が第二柱12の下端部にピン結合され、斜辺床梁23の他端部が第三柱13の下端部にピン結合され、斜辺床梁23が柱12,13の下端部間に架け渡されている。建物ユニット1Aは、建物ユニット1に斜辺床梁23を追加したことを除いて、建物ユニット1と同様に設けられている。
図3は建物ユニット1Bの斜視図である。図3は建物ユニット1Bの斜視図である。図3に示す建物ユニット1Bと図1に示す建物ユニット1との間で互いに対応する構成要素には、同一の符号を付す。建物ユニット1Bは、建物ユニット1の構成要素のほかに、溝形鋼からなる補助天井梁34,35を更に有する。補助天井梁34,35の一端部が長辺天井梁31に接合され、補助天井梁34,45の他端部が斜辺天井梁33に接合され、補助天井梁34,35が天井梁31,33間に架け渡されている。上から見て、補助天井梁34,35は斜辺天井梁33に対して垂直であり、補助天井梁34,35が互いに平行である。補助天井梁34,35と長辺天井梁31の接合は剛結合又はピン結合であり、補助天井梁34,35と斜辺天井梁33の接合についても同様である。建物ユニット1Bは、建物ユニット1に補助天井梁34,35を追加したことを除いて、建物ユニット1と同様に設けられている。
なお、補助天井梁の数が1本でもよいし、3本以上でもよい。
図4は建物ユニット1Cの斜視図である。図4に示す建物ユニット1Cと図3に示す建物ユニット1Bとの間で互いに対応する構成要素には、同一の符号を付す。建物ユニット1Cは、建物ユニット1Bの構成要素のほかに、溝形鋼からなる斜辺床梁23及び補助床梁24,25を更に有する。この建物ユニット1Cの斜辺床梁23は図2に示す建物ユニット1Aの斜辺床梁23と同様に設けられ、建物ユニット1Cの斜辺床梁23の両端部がピン結合によって柱12,13の下端部に連結されている。
建物ユニット1Cは、建物ユニット1Bに斜辺床梁23及び補助床梁24,25を追加したことを除いて、建物ユニット1Bと同様に設けられている。
なお、補助床梁の数が1本でもよいし、3本以上でもよい。また、補助天井梁34,35を設けた上で、補助床梁24,25を省略してもよいし(図5に示す建物ユニット1D参照)、逆に補助天井梁34,35を省略した上で、補助床梁24,25を設けてもよい。
図6は、図1に示す建物ユニット1の一部を変更することで得られる建物ユニット1Eの斜視図である。図6に示す建物ユニット1Eと図1に示す建物ユニット1との間で互いに対応する構成要素には同一の符号を付す。図1に示す建物ユニット1では、斜辺天井梁33の高さが天井梁31,32の高さに揃っていた。それに対して、図6に示す建物ユニット1Eでは、斜辺天井梁33が天井梁31,32よりも下にずれて配置され、斜辺天井梁33が天井梁31,32よりも低い位置において柱12,13の上部を連結する。斜辺天井梁33の上面と天井梁31,32の上面との段差は、床材を支持する根太の厚さ以上であることが好ましい。
建物ユニット1Hの上に建物ユニット1Fを設置するに際して、建物ユニット1Fの第一柱11と建物ユニット1Hの第一柱11を一直線状に揃える。建物ユニット1Fの第二柱12と建物ユニット1Hの第二柱12についても同様であり、建物ユニット1Fの第三柱13と建物ユニット1Hの第三柱13についても同様である。そのため、建物ユニット1Hの斜辺床梁23は建物ユニット1Fの斜辺天井梁33の上に重なる。ここで、建物ユニット1Fの斜辺天井梁33が天井梁31,32よりも低い位置に設けられているので、建物ユニット1Hの斜辺床梁23が床梁21,22よりも低い位置に設けられていても、建物ユニット1Fの斜辺天井梁33と建物ユニット1Hの斜辺床梁23が干渉し合わない。
以上、建物ユニット1,1A〜1Iについて説明したが、建物ユニット1,1A〜1Iを左右反転させてもよい。つまり、鉛直面に関して建物ユニット1,1A〜1Iと面対称となる建物ユニット(建物ユニット1,1A〜1Iの鏡像体)も本願の明細書によって開示されたものである。
図12に示すように、斜辺天井梁33をラチス状の梁に変更してもよい。すなわち、斜辺天井梁33は、上弦材33aと、下弦材33bと、上弦材33aと下弦材33bとの間にジグザグに設けられるラチス材33cと、を備える。
このようなラチス状の斜辺天井梁33は、ラチス材32cをジグザグに設けることでトラス構造となっている。そのため、天井部分の長辺と短辺よりも長い斜辺部分の剛性を高めることができ、建物ユニット1を補強することができる。建物ユニット1が一つの構造体として、より取り扱いやすくなる。また、ラチス状の斜辺天井梁33を採用した建物ユニット1の上に別の建物ユニットを設置した場合、その別の建物ユニットをより確実に支持することができる。
なお、建物ユニット1A〜1Iでも、斜辺天井梁33をラチス状の梁に変更してもよい。
建物ユニット1,1A〜1Iの何れかを利用したユニット式建物について説明する。
図13はユニット式建物50の概略縦断面図であり、図14はユニット式建物50の一階の平面図であり、図15はユニット式建物50の二階の平面図である。このユニット式建物50は、建物ユニット1を利用するとともに、建物ユニット1を左右反転させた建物ユニット1Rを利用したものである。但し、建物ユニット1を建物ユニット1A〜1Iの何れかに変更してもよい。また、建物ユニット1A〜1Iの何れかを左右反転させて、建物ユニット1Rに利用してもよい。
このように通常の直方体型建物ユニット80の上に小屋パネル65を設置したうえで屋根64を設ければ、小屋パネル65によって屋根64の荷重を分散できるので好ましい。
そして、ユニット式建物50を構築する上で、直方体型建物ユニット80が基本形状の建物ユニット(通常の建物ユニット)として用いられている。
なお、ユニット式建物50に用いられる箇所に応じて、当該直方体型建物ユニット80のサイズ(柱81や各梁22〜25の長さ)は適宜変更されるが、説明の便宜上、符号は同一とする。
また、各柱81と各梁82〜85とは、各柱81の端部と各梁82〜85の端部が接合される柱梁接合部材86(ダイヤフラム、仕口とも言う)を介して連結されてもよい(図13参照)。
一階の中央南側には、建物ユニット1,1Rの第三柱13,13をポーチ柱53a,53aとした玄関ポーチ53が配設されている。
玄関ポーチ53の西側には、ユニット式建物50の下階コーナー部C1に相当する部分の柱が取り除かれた状態のピロティ54(すなわち、開放空間)が配設されている。
玄関ポーチ53の東側には、ユニット式建物50の下階コーナー部C2に相当する部分の柱が取り除かれた状態のカーポート出入口55(すなわち、開放空間)が配設されている。当該カーポート出入口55の北側にはカーポート56が配設されている。
なお、柱が取り除かれた状態の開放空間であるピロティ54およびカーポート出入口55は建物ユニット1,1Rによって構成されている。すなわち、建物ユニット1,1Rの上に通常の直方体型建物ユニット80,80等の直上部が設置されている。
また、玄関ポーチ53と、ピロティ54と、カーポート出入口55は、建物正面における一続きのピロティ状空間として認識される。
玄関57の北側から西側にかけて、平面視略L字状に形成されたコミュニティポーチ58が配設されている。コミュニティポーチ58の周囲の外壁には窓が複数設けられており、当該窓を開放することによって、コミュニティポーチ58を屋外に開けた開放的な空間として人に認識させることができる。
ホール59の北側にはキッチン61が配設されている。また、当該キッチン61、ホール59、サニタリー60、バルコニー60aの西側には、リビングルームとダイニングルームの機能を一室に併存させた部屋62が配設されている。また、当該部屋62の西側にはバルコニー62aが配設されている。
ホール59、サニタリー60、バルコニー60a、キッチン61の東側には主寝室63が配設されている。また、当該主寝室63の東側にはバルコニー63aが配設されており、当該主寝室63の北側部分は、小上がりの畳スペース63bとされている。
バルコニー63aの北側および南側には主寝室63のための収納部63c,63c,63cが設けられる。これらバルコニー63aおよび収納部63c,63c,63cは建物本体52の一階の東側端部よりも外側に張り出しており、オーバーハングした状態となっている。
ユニット式建物50においては、ピロティ54およびカーポート出入口55、ハンガーユニット90の箇所を除いて、当該直方体型建物ユニット80が用いられている。
また、カーポート出入口55の直上には、前記主寝室63の南側端部がある。すなわち、主寝室63の南側端部を構成する直方体型建物ユニット80は、カーポート出入口55を構成する建物ユニット1の直上部として設けられている。
本実施の形態においては直上部として、直方体型建物ユニット80(その内部に設けられる部屋62,63)を例に挙げたが、これに限られるものではなく、適宜変更可能である。例えばバルコニーを形成するためのバルコニーユニットや屋根等を直上部としてもよい。
換言すれば、建物ユニット1は、それ自体で構造体として成立しているので、ユニット式建物50の中の様々な箇所に適用させることができる。これによって、例えばユニット式建物50の外観を変化させたり、補強梁を用いずとも建物内部に大空間を形成できたりする等、略直方体状に形成された通常の直方体型建物ユニット80のみでは実現しにくい構成のユニット式建物50を構築することができる。
また、建物ユニット1の上に、通常の直方体型建物ユニット80が設置されているので、当該通常の直方体型建物ユニット80を、建物ユニット1に対してオーバーハングするように設置でき、通常の直方体型建物ユニット80の下方に、柱が無い状態の開放空間を形成することができる。これによって、下階コーナー部C1,C2における開放感や景観性を向上させることが可能となる。
なお、本実施の形態のユニット式建物50は、複数階建てであるとしたが、これに限られるものではなく、平屋のユニット式建物であってもよい。その場合、下階コーナー部C1,C2は、平屋のユニット式建物における一階のコーナー部を指す。また、建物ユニット1の直上部としては、直方体型建物ユニット80ではなく、屋根64を構成する屋根ユニットや庇等のようなその他の直上部が設けられる。
図17は、ユニット式建物50の一部を変更することによって得られるユニット式建物50Aの概略平面図である。図17に示すように、ユニット式建物50Aの一階及び二階のコーナー部C3に斜辺を外側に向けて建物ユニット1が配置されており、当該建物ユニット1は、自身の斜辺天井梁33に沿うようにして配置される外壁面42を有する。そして、二階の建物ユニット1の外壁面42にバルコニー67が設けられている。すなわち、バルコニー17は、平面視において外壁面42に対して直交する方向(90度)に設けられることになる。
なお、バルコニー17は、図示の例では平面視矩形状に形成されているが、その他の形状でもよい。
このように二階の建物ユニット1の外壁面42にバルコニー17を設ければ、ユニット式建物50Aのコーナー部C3に、斜めに配置されるバルコニー17を設置することができる。これによって、ユニット式建物50Aの外観がユニット式建物50の外観と変わったものとなる。すなわち、ユニット式建物50Aの外観は直方体型建物ユニット80のみでは実現しにくいものであり、そのような外観のユニット式建物50Aを簡単に構築することができる。
より詳細に説明すると、建物ユニット1の上に設置される通常の直方体型建物ユニット80として、建物ユニット1の斜辺天井梁33に沿うようにして配置される外壁面89を有するものを使用する。
そして、ユニット式建物50のコーナー部C4の直方体型建物ユニット80の角に、外壁面89の外側に配置され、かつ下方に支持部が無く、平面視略直角三角形状に形成されたバルコニー18を設けるようにする。すなわち、一階の建物ユニット1によって、バルコニー18を有する直方体型建物ユニット80を確実に支持することができる。
これによって、ユニット式建物50Bのコーナー部C4に、下方に支持部の無い平面視略直角三角形状のバルコニー18を設置することができる。これによって、ユニット式建物50Bの外観がユニット式建物50の外観から変化したものとなる。すなわち、ユニット式建物50Bの外観は直方体型建物ユニット80のみでは実現しにくいものであり、そのような外観のユニット式建物50Bを簡単に構築することができる。また、バルコニー18の下方に柱が無い状態の開放空間を形成することができる。
二体以上の建物ユニット1(建物ユニット1の代わりに、建物ユニット1A〜1Iの何れかでもよい。以下、同じ。)を組み合わせる。或いは、二体以上の建物ユニット1R(建物ユニット1Rの代わりに、建物ユニット1A〜1Iの何れかの対称体でもよい。以下、同じ。)を組み合わせる。或いは、一体以上の建物ユニット1と、一体又は二体以上の建物ユニット1Rを組み合わせる。或いは、一体又は二体以上の直方体型建物ユニット80と、一体又は二体以上の建物ユニット1とを組み合わせる。一体又は二体以上の直方体型建物ユニット80と、一体又は二体以上の建物ユニット1Rとを組み合わせる。或いは、一体又は二体以上の直方体型建物ユニット80と、一体又は二体以上の建物ユニット1と、一体又は二体以上の建物ユニット1Rを組み合わせる。以上のような各種の組み合わせによって、ユニット式建物の形状の多様性が向上する。
以下に、幾つかの例を挙げて説明する。
11 第一柱
12 第二柱
13 第三柱
21 長辺床梁(第一床梁)
22 短辺床梁(第二床梁)
23 斜辺床梁
24,25 補助床梁
31 長辺天井梁(第一天井梁)
32 短辺天井梁(第二天井梁)
33 斜辺天井梁
34,35 補助天井梁
50,50A,50B ユニット式建物
Claims (9)
- ユニット工法により建設される建物に利用される建物ユニットで、
直角三角形の直角な角の位置に立てられた第一柱と、
前記直角三角形の鋭角な2つの角の位置にそれぞれ立てられた第二柱及び第三柱と、
前記第一柱の下端部と前記第二柱の下端部との間に架け渡されて、前記第一柱の下端部及び前記第二柱の下端部に剛結合された第一床梁と、
前記第一柱の下端部と前記第三柱の下端部との間に架け渡されて、前記第一柱の下端部及び前記第三柱の下端部に剛結合された第二床梁と、
前記第一柱の上端部と前記第二柱の上端部との間に架け渡されて、前記第一柱の上端部及び前記第二柱の上端部に剛結合された第一天井梁と、
前記第一柱の上端部と前記第三柱の上端部との間に架け渡されて、前記第一柱の上端部及び前記第三柱の上端部に剛結合された第二天井梁と、
前記第二柱と前記第三柱との間に架け渡されて、前記第二柱及び前記第三柱にピン結合された斜辺天井梁と、を備える建物ユニットであって、
前記斜辺天井梁が前記第一天井梁及び前記第二天井梁から下にずれて配置されて、
前記第一天井梁と前記斜辺天井梁との間に架け渡された補助天井梁を更に備え、
前記補助天井梁が前記第一天井梁及び前記第二天井梁から下にずれて配置されて、
前記建物ユニットの上に上階の建物ユニットが設置されて、
前記上階の建物ユニットは、上階側第一床梁と、上階側第二床梁と、上階側斜辺床梁と、を備え、
前記上階側斜辺床梁が前記上階側第一床梁及び前記上階側第二床梁よりも低い位置に設置されており、
前記上階側斜辺床梁と交差するように当該斜辺床梁の上に根太が、前記上階側第一床梁及び前記上階側第二床梁から上に突き出ないように配置されている
ことを特徴とする建物ユニット。 - 請求項1に記載の建物ユニットであって、
前記斜辺天井梁が前記第二柱の上端部と前記第三柱の上端部との間に架け渡されていることを特徴とする建物ユニット。 - 請求項1又は2に記載の建物ユニットであって、
前記第一天井梁が前記第二天井梁よりも長い
ことを特徴とする建物ユニット。 - 請求項1から3の何れか一項に記載の建物ユニットであって、
前記斜辺天井梁の下方において前記第二柱と前記第三柱との間に架け渡されて、前記第二柱及び前記第三柱にピン結合された斜辺床梁を更に備える
ことを特徴とする建物ユニット。 - 請求項4に記載の建物ユニットであって、
前記斜辺床梁が前記第二柱の下端部と前記第三柱の下端部との間に架け渡されている
ことを特徴とする建物ユニット。 - 請求項4に記載の建物ユニットであって、
前記斜辺床梁が前記第一床梁及び第二床梁から下にずれて配置されている
ことを特徴とする建物ユニット。 - 請求項4から6の何れか一項に記載の建物ユニットであって、
前記第一床梁と前記斜辺床梁との間に架け渡された補助床梁を更に備え、
前記第一床梁が前記第二床梁よりも長い
ことを特徴とする建物ユニット。 - 請求項7に記載の建物ユニットであって、
前記補助床梁が前記第一床梁及び前記第二床梁から下にずれて配置されている
ことを特徴とする建物ユニット。 - 請求項1から8の何れか一項に記載の建物ユニットであって、
前記上階の建物ユニットは、上階側第一柱、上階側第二柱及び上階側第三柱と、を備え、下階側の前記第一柱、第二柱及び第三柱の上に、前記上階側第一柱、上階側第二柱及び上階側第三柱が一直線上にそれぞれ揃えて連結されていることを特徴とする建物ユニット。
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