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JP6440262B2 - 心電計用誘導コード保持具 - Google Patents

心電計用誘導コード保持具 Download PDF

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本発明は、心電計用誘導コードを絡みにくい状態にして保持する保持具に関し、殊に、先端側に電極を有した状態で心電計用誘導コードを保持しながら電極をそのまま被験者に装着できる心電計用誘導コード保持具に関する。
心電図の測定は、心電計に接続した誘導コードの分岐線先端側に接続した電極を被験者に装着して行われるが、その心電計用誘導コードとしては、基端側の1本のメインコードから、胸部用6本、四肢用4本の計10本に分岐しているのが一般的である。そして、その先端側の電極は各々被験者に装着する位置が決まっているため、装着する電極を間違えないようにコード先端側のプラグを色分けしたり、電極自体を色分けしたりする等の工夫がなされている。
しかし、電極側に多数の分岐線を有しており分岐箇所から先がある程度の長さを有している心電計用誘導コードは、装着時に分岐線同士が絡みやすいという特性を有している。例えば診療施設に設置して使用する場合は、コードハンガーに吊しておくことで絡みにくくすることが可能であるのに対し、往診の際など、コンパクトな状態に纏めた状態から被験者に装着する場合には、絡み合った誘導コードを解きほぐしながら装着するのに手間と時間を要してしまうという問題がある。
この問題に対し、実用新案登録第3081539号公報には、図9に示すように分岐線のうち胸部用誘導コードの分岐線6a〜6fの6本について、その基端側の所定範囲を3本ずつ束ねて1本にすることで絡みにくくした心電計用誘導コード3Bが提案されている。また、近年では、図8に示す心電計用誘導コード3Aのように、6本の分岐線6a〜6fの基端側を1本の誘導コード(マルチコード)6にしたものも知られており、これらの心電計用誘導コードを用いることでコード同士を絡みにくくしながら装着時の煩雑さを軽減することが可能となる。
しかしながら、このように互いに近い範囲に装着される胸部用の誘導コードの分岐線基端側を束ねたとしても、電極が互いに離れた位置に装着される四肢用の誘導コードについては、単独で長い距離を確保するために1本に束ねられる範囲は限定されて絡み合いの発生は回避できないことから、装着時の煩雑さを充分に解消することはできない。
また、往診時や病室における心電図測定の場合のように、総ての誘導コードをコードハンガーに吊して使用しにくい状況にあっては、分岐したコードの先端側が色分けされていても、全体がコンパクトに纏められた運搬時の状態から総ての電極を被験者の装着位置に正確且つ迅速に振り分けることも容易ではなく、振り分ける際に電極がプラグから脱落するトラブルも生じやすい。
実用新案登録第3081539号公報
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、心電計用誘導コードについて、コンパクトに纏めた状態から迅速且つ容易に被験者に装着できるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、基端側のコネクタから延びた1本のメインコードが胸部用と四肢用の誘導コードに分岐してなる心電計用誘導コードを所定の状態で保持するための保持具であって、上下に重ねたシート状部材の少なくとも左右両端側が接合されて内側に収納部を形成してなり、少なくともメインコードから胸部用と四肢用の誘導コードに分岐した箇所を前記収納部に収納して保持しながら、その分岐した誘導コードが各々所定の挿通部分を介し収納部の外側に脱出して電極を有した先端側を露出した状態で、心電計用誘導コードを保持可能なものとされており、心電図の測定時に、仰向けに寝た被験者の上に掛けた状態で、前記保持手段から離脱させた前記誘導コードの先端側を各々測定位置に分配しながら電極を装着して測定を行うものとされている、ことを特徴とするものとした。
このように、心電計用誘導コードにおいて胸部用と四肢用の誘導コードに分岐している部分を、シート状部材を重ねて形成した収納部に収納するとともに、電極のある先端側を収納部から外に出してそれに近接した位置の被験者の測定箇所に分配して装着させる方式を採用したことで、分岐した先の部分が互いに絡まりにくい状態で保持しながら心電計用誘導コードをコンパクトな状態に纏めておくことが可能となり、且つ、仰向けの被験者の上に置く(掛ける)だけで、各電極をそのまま測定位置に対し迅速且つ容易に分配・装着できるものとなる。
また、この心電計用誘導コード保持具において、そのシート状部材が被験者の少なくとも腹部から両膝を上から覆う縦長の形状・サイズとされており、その収納部には前記胸部用の誘導コードが複数本に分岐した箇所も収納される、ことを特徴としたものとすれば、被験者の測定箇所に近い位置まで誘導コードが収納されていることで露出長が短い状態で済むため、誘導コードが一層絡まりにくくなるとともに装着ミスの生じにくいものとなる。
さらに、上述した心電計用誘導コード保持具において、そのシート状部材のうち一方の表面には、四肢用の電極を有した誘導コードの先端側を各々所定位置で保持する4つの保持手段と胸部用の電極を有した誘導コードの先端側を総て纏めて所定位置で保持する1つの保持手段を備えている、ことを特徴としたものとすれば、誘導コードの先端側が互いに絡まり合うことを回避できるものとなる。
この場合、前記上下に重ねたシート状部材は平面視略方形状に形成され、その四隅側に四肢用の誘導コードの先端側を各々保持するための保持手段が設けられ、その4つの保持手段の左右方向中間位置に胸部用の誘導コードの先端側を保持するための保持手段が設けられており、これを広げて仰向けにした被験者の腰の上に掛けた状態で使用され、被験者の頭側にある2つの保持手段で左右の腕に装着する電極を有した誘導コードの先端側を各々保持し、被験者の脚側にある2つの保持手段で左右の脚に装着する電極を有した誘導コードの先端側を各々保持するものとされている、ことを特徴としたものとすれば、装着する位置が分かりやすくなることに加え、各電極を被験者の測定位置に対し最短距離で装着できるものとなり、その保持手段がポケットであることを特徴としたものとすれば、保持手段で誘導コード先端側を保持させる作業、及びそれから離脱させる作業が極めて容易なものとなる。
さらにまた、上述した心電計用誘導コード保持具は、それを構成するシート状部材が布材からなるとともに心電計用誘導コードが着脱自在なものとされている、ことを特徴としたものとすれば、肌を露出した被験者に触れても不快感を与えにくいとともに、心電計用誘導コードを保持したまま丸めたり畳んだりして一層コンパクトな状態に納めやすいものとなり、且つ、心電計用誘導コードを外して洗濯・掃除を容易に行えるようになるため、衛生状態を維持しやすいものとなる。
加えて、そのシート状部材の予め接合されている端部側以外の端部側は、所定の係合手段により上下のシート状部材同士が部分的に係合・分離自在に係合されており、係合されていない部分のうち所定箇所が前記誘導コードの挿通部分となる、ことを特徴としたものとすれば、心電計用誘導コードの着脱作業が容易なものとなる。
この場合、その係合手段は、プラスチックホック又は/及び面状ファスナからなることを特徴としたものとすれば、着脱作業が極めて容易になることに加え、金属を用いないことで心電図測定の精度に悪影響を与えにくいとともに被験者に不快感を与えにくいものとなる。
心電計用誘導コードの胸部用と四肢用に分岐している部分を、シート状部材を重ねて形成した収納部に収納するとともに、収納部から脱出した電極のある先端側を装着位置に分配する方式とした本発明によると、心電計用誘導コードをコンパクトに纏めた状態から迅速且つ容易に被験者に装着できるものである。
本発明における第1の実施の形態である心電計用誘導コード保持具の平面図である。 図1の心電計用誘導コード保持具で心電計用誘導コードを保持した状態の平面図である。 図2の状態から電極のある先端側を取り出した状態において内部のコードの収納状態を破線で示した平面図である。 図3の状態から各電極を被験者に装着した状態を示す平面図である。 図2の心電計用誘導コード保持具の応用例を示す平面図である。 図5の状態から心電計用誘導コード保持具を折り畳んだ状態を示す平面図である。 本発明における第2の実施の形態である心電計用誘導コード保持具で保持している心電計用誘導コードの各電極を被験者に装着した状態を示す平面図である。 心電計用誘導コードの一例を示す平面図である。 心電計用誘導コードの他の一例を示す平面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。尚、本発明において、コードの分岐とは、各々電気的に独立した複数本の導電線を有したコードが導電線の単位で枝分かれするという意味であり、個々の導電線が電気的に枝分かれするという意味では用いていない。
図1は、本発明における第1の実施の形態である心電計用誘導コード保持具1Aを示している。この心電計用誘導コード保持具1Aは、基端側のコネクタから延びたマルチコード又はコード束によるメインコードが胸部用と四肢用の誘導コードに多数分岐してなる心電計用誘導コードをコンパクトに纏めた状態にして保持するとともに、そのまま被験者に電極を装着させて心電図測定を行えることを特徴とした器具である。
斯かる心電計用誘導コード保持具1Aは、布材からなる方形状のシート状部材を上下に重ねてなる本体10A及びその表面側に誘導コード先端側の保持手段として設けた5つのポケット11a,11b,11c,11d,11eからなり、その本体10Aは、1枚の長方形のシート状部材の長手方向中間部を折り線にして折り畳み、図中左側の重ねられた端部側を縫い合わせて接合するとともに、図中上下の位置になる両端部側を誘導コードの挿通部分を残して縫い合わせたことにより、全体として袋状にして内側に収納部を形成してなるものである。
その布材からなる本体10Aにおいて、四肢用の誘導コード先端側を収納して保持するためのポケット11b,11c,11d,11eが、方形状の本体10Aの一方の表面における四隅側に各々配置されており、また、胸部用の誘導コード先端側を収納して保持するためのポケット11aが、前記4つのポケット11b,11c,11d,11eの左右方向中間位置のやや上寄りに配置されている。
そして、図2に示すように、その収納部に、例えば図8に示した心電計用誘導コード3Aにおけるメインコード40の先端側で胸部用の誘導コード6と四肢用の誘導コード5a,5b,5c,5dに分岐させる図示しない中継部4を収納部に収納しながら、先端に電極を有した状態の誘導コード5a,5b,5c,5d,6の先端側部分をポケット11b,11c,11d,11e,11aに各々収納・保持しておくことにより、心電計用誘導コード3Aを絡みにくい状態にしてコンパクトに纏められるようになっている。
図3は、図2の状態から、先端にエーカークリップ50を各々設けた誘導コード5a,5b,5c,5dを取り出して保持状態から離脱させるとともに、マルチコードである誘導コード6から分岐し先端に胸部用電極60を各々有した6本の分岐線6a〜6fを取り出して保持状態から離脱させることで被験者に電極を装着する直前の状態にした、心電計用誘導コード保持具1Aを示しており、その収納部には、破線で透視して示したように、中継部4とこれから分岐した各誘導コードの基端側所定範囲が収納されており、これらが互いに絡み合いにくい状態を確保したものとなっている。
図4は、図3の状態から、心電計用誘導コード3Aの分岐部分を保持した状態の心電計用誘導コード保持具1Aを、被験者の上に置いて各電極を装着した状態を示している。即ち、仰向けに寝た被験者の腰の上に、ポケット11a,11b,11c,11d,11eのある面を上にして掛けた状態とし、誘導コード5aのエーカークリップ(電極)50は右手首に、誘導コード5bのエーカークリップ50は左手首に、誘導コード5cのエーカークリップ50は左足首に、誘導コード5dのエーカークリップ50は右足首に各々装着され、誘導コード6の分岐線6a〜6f先端に設けた胸部用電極60,60,60,60,60,60は、胸部の各装着位置に各々装着されている。
この状態で、メインコード40基端側の図示しないコネクタを心電計側に接続して心電図測定を行うものであるが、このように心電計用誘導コード保持具1Aの本体10A表面上の所定位置に設けた保持手段としてのポケット11a,11b,11c,11d,11e及び分岐して収納部の外に出た誘導コードの先端側が、被験者の測定部位に対し各々最短距離の位置になるように配置されている。
また、本実施の形態の心電計用誘導コード保持具1Aは、被験者の腰付近を覆うだけのコンパクトなものであるが、長い全長を有した心電計用誘導コード全体を保持することができ、本体10Aの収納部から引き出す誘導コードの長さを最短にして先端側の電極を各測定位置に容易に装着させることができる。そのため、誘導コードの絡み合いの可能性を最小限に抑えながら、測定位置への電極の分配を正確且つ容易に行えるものとなっている。
尚、本実施の形態の心電計用誘導コード保持具1Aにおいて、本体10Aを構成するシート状部材としては、タオル地や毛布地などの柔らかく冷たくない材質からなる布材を用いることが好ましく、これにより肌を露出した被験者に直接触れても不快感を与えにくいものとなる。
図5は、上述した心電計用誘導コード保持具1Aの応用例としての心電計用誘導コード保持具1Bを示している。この例では、シート状部材を筒状に形成してなる本体10Bの上下両端側の開口部分を、係合手段である複数個のプラスチックホック90a,90bにより上下のシート状部材同士が部分的に係合・分離自在な状態で接合されており、プラスチックホック90a,90bで係合されていない所定の間隔部分が、誘導コードの挿通部分となっている点を特徴としている。
このように、筒状に形成した本体10Bにおいて開口した上下両端側をプラスチックホック90a,90bで接合するとともに、その間隔部分を誘導コードの挿通部分としたことで、心電計用誘導コード3Aと心電計用誘導コード保持具1Bとの間の着脱操作が極めて容易なものとなるため、心電計用誘導コード保持具1Bを必要に応じて洗濯しやすくなり、その衛生状態を維持しやすいものとしている。
また、その係合手段として、金属ホックではなくプラスチックホックを用いたことにより、心電図測定の精度への影響が最小限に抑えられるとともに、被験者の肌に触れた場合の不快感も少なく抑えられるようになっている。さらに、左右両端側のプラスチックホック90a,90bを用いて、図6のように折り畳んだ状態で係合・固定すれば、心電計用誘導コードを保持したままコンパクトな状態を維持できることから、運搬・保管に極めて便利なものとなる。
この場合、コネクタを有したメインコードも、折り畳んで形成した内側空間に収納しておけば良く、また、図示は省略するが、畳んだ状態で上端側になる部分に手提げ用の持ち手を設けておけば、手提げ付きバッグと同様に可搬性に一層優れたものとなる。さらに、図5の心電計用誘導コード保持具1Bの図中左端側の縫製による接合部分についても、前述のような係合手段で接合する方式とすれば、シート状部材を総て広げた状態にて着脱を行えるようになる。加えて、上述した係合手段としては、前述のプラスチックホックのみの方式のほか、面状ファスナのみ、又はプラスチックホックと面状ファスナを組み合わせて用いた場合でも同様の作用・効果が期待できる。
尚、上述した実施の形態においては、シート状部材の表面に配置する保持手段がポケットである場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、一対の面状ファスナによる固定ベルトのように、誘導コード先端側を簡易な手順で保持・離脱できるものであれば様々な手段を使用することができる。また、本発明の心電計用誘導コード保持具は、各誘導コード先端側を被験者の装着すべき各位置を間違えることなく迅速に分配できる点も特徴となっているが、その表裏については明確であることから、シート状部材の左右方向を間違えずに配置させるために、その上下方向を明確にさせるための上向矢印等の目印を設けても良い。
さらに、本発明は、往診時において特にその機能を充分に発揮するものであるが、これ以外の状況、例えば病室で個別的に心電図測定を行う場合、救急時における心電図測定、多くの被験者を同時に寝かせながら連続的に心電図測定を行うケース等、そのコンパクトさと装着の容易さにより、様々な状況において有用なものとなる。
図7は、本発明における第2の実施の形態である心電計用誘導コード保持具1Cで保持している心電計用誘導コード3Aを、被験者に装着した状態を示している。本実施の形態の心電計用誘導コード保持具1Cは、図1〜図4に示した心電計用誘導コード保持具1Aを上下に延長して、少なくとも被験者の腹部から両膝を上から完全に覆うことのできるサイズを有した縦長長方形の本体10Cとするとともに、保持手段としてのポケットを除いた構成となっている。
上述したように、心電図測定を行う状況では、虚血性心疾患や不整脈など、極めて迅速に正確な診断を行うことが要求されるケースも多いことから、電極の装着に時間を要したり装着ミスを犯したりすると、致命的な結果を招いてしまうことになりやすい。そこで、誘導コードが収納部から出て露出する部分について、上述した第1の実施の形態のものと比べて、測定位置により近い位置で露出させながら、その露出長をさらに短くした点を特徴としたものである。
これにより、先端側に電極を有した各誘導コードは、一層絡まりにくくなることに加え、図示したように被験者の各測定位置に対し露出位置が近接しているため、さらに迅速且つミスの生じにくい装着が可能なものとなる。尚、本実施の形態においても、上述したポケットやホック等の各特徴部分を設けても良いことは言うまでも無いが、このように縦長長方形の形状を採用したことで、露出位置が電極ごとに離れていることに加え、測定時の誘導コードの露出長もさらに短くなったことから、第1の実施の形態におけるポケットのような保持手段がなくても、心電計用誘導コード保持具としての機能を充分に発揮することができる。
以上、述べたように、心電計用誘導コードについて、本発明によりコンパクトに纏めた状態から迅速且つ容易に被験者に装着できるようになった。
1A,1B,1C 心電計用誘導コード保持具、3A,3B 心電計用誘導コード、5a,5b,5c,5d,6 誘導コード、6a,6b,6c,6d,6e,6f 分岐線、10A,10B,10C 本体、11a,11b,11c,11d,11e ポケット、40 メインコード、50 エーカークリップ、60 胸部用電極、90a,90b プラスチックホック

Claims (8)

  1. 基端側のコネクタから延びた1本のメインコードが胸部用と四肢用の誘導コードに分岐してなる心電計用誘導コードを所定の状態で保持するための保持具であって、上下に重ねたシート状部材の少なくとも左右両端側が接合されて内側に収納部を形成してなり、少なくとも前記メインコードから前記胸部用と四肢用の誘導コードに分岐した箇所を前記収納部に収納して保持しながら、分岐した前記誘導コードが各々所定の挿通部分を介し前記収納部の外側に脱出して電極を有した先端側を露出した状態で、前記心電計用誘導コードを保持可能なものとされており、心電図の測定時に、仰向けに寝た被験者の上に掛けた状態で前記誘導コードの先端側を各々測定位置に分配しながら前記電極を装着して測定を行うものとされている、ことを特徴とする心電計用誘導コード保持具。
  2. 前記シート状部材は、被験者の少なくとも腹部から両膝を上から覆う縦長の形状・サイズとされており、前記収納部には前記胸部用の誘導コードが複数本に分岐した箇所も収納される、ことを特徴とする請求項1に記載した心電計用誘導コード保持具。
  3. 前記シート状部材のうち一方の表面には、四肢用の電極を有した前記誘導コードの先端側を各々所定位置で保持する4つの保持手段と胸部用の電極を有した前記誘導コードの先端側を総て纏めて所定位置で保持する1つの保持手段を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載した心電計用誘導コード保持具。
  4. 前記上下に重ねたシート状部材は平面視略方形状に形成され、その四隅側に前記四肢用の誘導コードの先端側を各々保持するための前記保持手段が設けられ、該4つの保持手段の左右方向中間位置に前記胸部用の誘導コードの先端側を保持するための前記保持手段が設けられており、前記シート状部材を広げて仰向けにした被験者の腰の上に掛けた状態で使用され、前記被験者の頭側にある2つの前記保持手段で左右の腕に装着する電極を有した前記誘導コードの先端側を各々保持し、前記被験者の脚側にある2つの前記保持手段で左右の脚に装着する電極を有した前記誘導コードの先端側を各々保持するものとされている、ことを特徴とする請求項3に記載した心電計用誘導コード保持具。
  5. 前記保持手段はポケットであることを特徴とする請求項4に記載した心電計用誘導コード保持具。
  6. 前記シート状部材が布材からなるとともに前記心電計用誘導コードが着脱自在なものとされている、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載した心電計用誘導コード保持具。
  7. 前記シート状部材の予め接合されている端部側以外の端部側は、所定の係合手段により上下の前記シート状部材同士が部分的に係合・分離自在に係合されており、係合されていない部分のうち所定箇所が前記誘導コードの挿通部分となる、ことを特徴する請求項1,2,3,4,5又は6に記載した心電計用誘導コード保持具。
  8. 前記係合手段は、プラスチックホック又は/及び面状ファスナからなる、ことを特徴とする請求項7に記載した心電計用誘導コード保持具。
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