JP6439666B2 - ロールフォーム加工性および溶接後の真円度に優れた3ピース缶用鋼板およびその製造方法、ならびに3ピース缶の製造方法 - Google Patents
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例えば、特許文献1には、高Nを含有し、かつ降伏強度が440MPa以上、全伸びが12%以上の鋼板を、3ピース缶成形後の缶体真円度が0.34mm以下となるように成形した缶胴部を有する3ピース缶体およびその製造方法の技術が開示されている。
[1]成分組成は、質量%で、C:0.010〜0.080%、Si:0.010〜0.100%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.03%以下、N:0.010%以下、S:0.03%以下、Al:0.02〜0.10%、Ti:0.010〜0.150%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下、圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(E)が220GPa以上であり、以下の式(1)を満足することを特徴とするロールフォーム加工性および溶接後の真円度に優れた3ピース缶用鋼板。
YP/(E・t)≦18.0 ・・・(1)
ここで、YP:降伏強度(MPa)、E:圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(GPa)、t:板厚(mm)である。
[2]さらに下記(2)を満たすことを特徴とするロールフォーム加工性および溶接後の真円度に優れた上記[1]に記載の3ピース缶用鋼板。
4.5≦YP/(E・t)≦18.0 ・・・(2)
[3]上記[1]に記載の成分組成を有する鋼スラブを、850℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、550℃以上の巻取温度で巻取り、酸洗し、80%以上の圧下率で圧延し、700℃以上900℃以下の温度で焼鈍を行うことを特徴とするロールフォーム加工性および溶接後の真円度に優れた3ピース缶用鋼板の製造方法。
[4]上記[1]に記載の成分組成を有する鋼スラブを、850℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、550℃以上の巻取温度で巻取り、酸洗し、80%以上の圧下率で圧延し、700℃以上900℃以下の温度で焼鈍を行い、降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下とし、ヤング率(E)が220GPa以上の方向にロールフォーム加工を行うことを特徴とする溶接後の真円度に優れた3ピース缶の製造方法。
なお、本明細書において、鋼の成分を示す%は、すべて質量%である。
本発明の3ピース缶用鋼板は、成分組成が質量%で、C:0.010〜0.080%、Si:0.010〜0.100%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.03%以下、N:0.010%以下、S:0.03%以下、Al:0.02〜0.10%、Ti:0.010〜0.150%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下、圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(E)が220GPa以上であり、以下の式(1)を満足する。
YP/(E・t)≦18.0 ・・・(1)
ここで、YP:降伏強度(MPa)、E:圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(GPa)、t:板厚(mm)である。
そして、このような3ピース缶用鋼板は、上記成分組成を有する鋼を、850℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、550℃以上の巻取温度で巻取り、酸洗し、80%以上の圧下率で冷間圧延し、700℃以上900℃以下の温度で焼鈍を行うことで製造可能となる。
また、降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下とし、ヤング率(E)が220GPa以上の方向にロールフォーム加工を行うことで溶接後の真円度に優れた3ピース缶が製造可能となる。
これらは、本発明の重要な要件である。
Cは微細炭化物を形成し、鋼板の強度を増加する作用を有する。降伏強度(YP)を460MPa以上確保するためには、0.010%以上の含有を必要とする。一方、0.080%を超えると、降伏強度が増加しすぎ、降伏強度の上限である680MPaを超え、ロールフォーム加工性が悪くなる。このため、Cは0.010〜0.080%の範囲に限定する。好ましくはC含有量は0.040〜0.060%である。
Siは固溶強化により鋼板の硬度を高める作用を有する元素である。降伏強度(YP)を安定的に確保するために、Siは0.010%以上の含有を必要とする。一方、Siは缶用としての耐食性に有害な元素であるので、上限を0.100%とする。
Mnは固溶強化により鋼板の硬度を高める作用を有する元素である。降伏強度(YP)を安定的に確保するため、Mnは0.10%以上の含有を必要とする。一方、Mn量が多くなると、原料のコストが上昇するので、Mnの上限は1.00%とする。ただし、食品容器に用いられるブリキ原板のMnの上限は0.60%以下と規定されているので、食品容器として用いる場合、好ましくは0.60%以下である。
Pは粒界に偏析して、鋼板の延性および靱性を低下させる。また、耐食性を低下させる有害な元素でもある。以上の点から、上限は0.03%とする。なお、好ましくは0.02%以下である。一方、Pは固溶強化により鋼板の硬度を高める作用を有する元素であるため、好ましくは0.01%以上である。
Nは多量に含まれると、過剰な窒化物が生成し、鋼板の延性や靱性が低下する。また、加工性を劣化させる。よって、上限を0.010%とする。
Sは、Mn、Tiを含有する本発明では、Tiと結合してTiSを、Mnと結合してMnSを形成する。これらの硫化物は、表面性状を劣化させるとともに、熱間圧延での延性を低下させるため、上限を0.03%とする。好ましくは0.01%以下である。
Alは脱酸剤として作用する有用な元素であり、その効果を得るために、0.02%以上含有する必要がある。一方、0.10%を超えると、鋼板の表面欠陥を誘発するので、上限は0.10%とする。
Tiは、本発明では重要な元素で、Cと結合し、微細な炭化物TiCを形成することにより、鋼板の高強度化に寄与する。また、鋼中に存在する固溶炭素の一部を固定し、鋼板の集合組織を発達させ、ヤング率の向上に効果がある。これらの効果を得るため、Ti含有量は0.010%以上にする必要がある。一方、0.150%を超えると、降伏強度(YP)が680MPaを超えて、強度が高くなりすぎて、ロールフォーム加工性が低下する。また、圧延負荷を高めるため、安定した鋼板製造が困難になる。以上の理由により、Tiは0.010〜0.150%の範囲に限定する。
本発明の3ピース缶用鋼板は、降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下、圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(E)が220GPa以上であり、以下の式(1)を満足する。
YP/(E・t)≦18.0 ・・・(1)
ここで、YP:降伏強度(MPa)、E:圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(GPa)、t:板厚(mm)である。
本発明の3ピース缶用鋼板では、降伏強度(YP)は460MPa以上680MPa以下とする。YPを460MPa以上とすることで、缶胴部が変形しにくくなり、真円度が小さくなり、缶強度が維持できる。一方、YPが680MPaを超えると、板厚の低減に伴って、ロールフォーム加工性が劣化する。ここで、降伏強度(YP)は圧延方向によりJIS5号引張試験片を切り出し、JIS Z 2241に規定された引張試験によって測定することができる。また、降伏強度(YP)は、成分組成として、C:0.010〜0.080%、Si:0.010〜0.100%、Mn:0.10〜1.00%、Ti:0.010〜0.150%、製造条件として冷間圧延における圧下率80%以上等によって460MPa以上680MPa以下とすることができる。
圧延方向または圧延方向から90°方向が缶胴部の周方向になるようにロールフォームが施される容器において、缶胴部の剛性を高める観点から、圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率を220GPa以上とする。220GPa以上とすることで、鋼板の薄肉化に伴う、内容物の加熱殺菌処理等における缶外部の圧力の増減による缶胴部の座屈変形を防ぐことができる。圧延方向のみ、圧延方向から90°方向のみ、圧延方向と圧延方向から90°方向の両方、のいずれかが220GPa以上であってもかまわないが、ヤング率が最も高い方向が缶胴部の周方向になるようにロールフォームを施すのが好ましい。
なお、圧延方向および/または圧延方向から90°方向のヤング率は、横振動型の共振周波数測定装置により測定することができる。また、ヤング率(E)は、成分組成として、Ti:0.010〜0.150%で鋼中の固溶炭素の一部を固定すること、製造条件として冷間圧延における圧下率80%以上とすることにより、鋼板の集合組織を発達させ、220GPa以上とすることができる。
更に、本発明においては、降伏強度(YP)、ヤング率(E)および板厚(t)が下記式を満足するものとする。
YP/(E・t)≦18.0
ここで、YP:降伏強度(MPa)、E:圧延方向および/または圧延方向から90°方向のヤング率(GPa)、t:板厚(mm)
YPを高めることで、缶胴部が変形しにくくなり、真円度が小さくなり、缶強度が維持できる。一方、鋼板板厚の低減に伴って、高YPによりロールフォーム加工性が悪化する。これを防止するためには、ヤング率を高める必要がある。これら全てを考慮し検討した結果、本発明では、YP/(E・t) ≦18.0とする。好ましくは4.5≦YP/(E・t)≦18.0である。YP/(E・t)を18.0以下とすることで、板厚が極薄の場合でも、ロールフォーム加工性がよく、溶接後の真円度に優れた、すなわち、ロールフォーム加工性と溶接後の真円度の両立が可能な3ピース缶用鋼板が得られる。
本発明の3ピース缶用鋼板は、板厚が薄い場合に、ロールフォーム加工性がよく溶接後の真円度に優れたという本発明の効果が顕著にでるため、板厚は0.17mm以下とすることが好ましい。
本発明の3ピース缶用鋼板は、上記組成からなる鋼を、850℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、550℃以上の巻取温度で巻取り、酸洗し、80%以上の圧下率で冷間圧延し、700℃以上900℃以下の温度で焼鈍を行うことで製造される。
本発明では上記のように、圧延を2回行うことなく、1回の圧延でロールフォーム加工性がよく、溶接後の真円度に優れた3ピース缶用鋼板が製造できる。従来技術により1回の圧延で3ピース缶用鋼板を製造しようとした場合、強度を高めるために、冷間圧延機の圧延荷重を大きくして圧下率をあげる必要がある。また、板厚を薄くしようとすると、圧延荷重を大きくとる必要がある。そのため、変形抵抗が大きくなり、鋼板の破断率が大きくなる問題があった。しかしながら、本発明ではC:0.010〜0.080%、Si:0.010〜0.100%、Mn:0.10〜1.00%、Ti:0.010〜0.150%を添加して、かつ圧下率が80%以上の冷間圧延を行うため、前述の問題は起きない。
熱間圧延前のスラブ再加熱温度は、高すぎると製品表面の欠陥やエネルギーコストが上昇するなどの問題が発生する。一方、低すぎると、最終仕上圧延温度の確保が難しくなる。よって、スラブ再加熱温度は1150〜1300℃が好ましい。
仕上げ温度が850℃を下回ると、圧延方向に展伸した結晶粒が生じやすくなり、冷延鋼板の集合組織の発達が低下する。また、板厚が薄い3ピース缶用鋼板を製造する場合、コイルのエッジ側の温度が下がりやすいため、仕上げ温度は850℃以上とする。
巻取温度が550℃を下回ると、ベイナイトやマルテンサイトなど硬質な低温変態相の生成により、鋼板が硬質化し、その後の冷延時における荷重も高くなってしまうことから、操業上困難となる。そのため、巻取温度は550℃以上とする。一方、巻取温度が700℃を超えると熱延板段階でのフェライト粒が粗大となり、硬度が低下する。よって、好ましくは、700℃以下である。
本発明が規定する降伏強度を達成するために80%以上とする。冷間圧延における圧下率が80%に満たないと、ヤング率を向上させる集合組織が発達しない。また、結晶粒が粗大化して材質が軟化する。そのため、冷間圧延における圧下率は80%以上とする。
焼鈍温度が700℃を下回ると圧延方向に展伸したフェライト粒が残留して延性が大きく低下する。したがって、焼鈍温度は700℃以上とする必要がある。好ましくは750℃以上である。一方、焼鈍温度が900℃を上回ると、結晶粒が粗大化し、硬度が低下する。焼鈍温度は900℃以下とする。好ましくは850℃以下である。
焼鈍温度での保持時間は、特に限定するものではないが、15〜40秒が好ましい。保持時間が15秒に満たさないと、フェライト結晶粒径が不均一となりやすく、ロールフォーム加工後の缶胴部に凹みが残る可能性がある。また、保持時間が40秒を超えると、炭化物が溶けて、降伏強度が下がる可能性がある。そのため、焼鈍温度の保持時間は、15〜40秒が好ましい。
上記にて得られた3ピース缶用鋼板に対して、以下に示す方法にて、各性能を測定、調査した。各試験方法および測定方法は次の通りである。
ヤング率の評価は圧延方向および圧延方向から90°方向を、それぞれ長手方向として10×35mmの試験片を切り出し、横振動型の共振周波数測定装置を用いて、American Society for Testing Materialsの基準(C1259)に従い、ヤング率(GPa)を測定した。
(2)降伏強度の測定
得られた3ピース缶用鋼板から、圧延方向に対して平行方向を引張方向とするJIS 5号引張試験片(JIS Z 2201)を採取し、JIS Z 2241の規定に準拠した引張試験を行って、降伏強度を測定した。
(3)ロールフォーム加工性の測定
ロールフォーム加工性を評価するために、鋼板に対して、3ピース缶ロールフォーム加工を行った。具体的には、上記鋼板の表面に錫をメッキした鋼板を長方形平板ブランク(長さ:160mm、横:140mm)にせん断した。鋼記号Bの板を用い、図1に示すように、圧延方向を曲げ方向として、巻幅が5〜10mmになるようにロールフォーマを調整し、ロールフォーム加工を行った。鋼記号Bの板を用いたロールフォーマの加工条件をそのまま利用し、全水準の鋼板に対してロールフォーム加工し、巻幅を測定した。巻幅5mm以上〜10mm以下の場合を合格(○)、巻幅5mm未満および10mmを超える場合を不合格(×)とした。
(4)真円度の測定
上記にて巻幅5〜10mmを成形した円筒状の両端を電気抵抗溶接のシーム溶接により接合し、「JIS B 7451」で規定された真円度測定装置を用い、缶高さ方向の中心部の真円度を測定した。本発明における缶体の真円度は「JIS B 0621」で示されるように、真円度は、円形形体を2つの同心の幾何学的円で挟んだとき、平行2円の間隔が最小となる場合の、二円の半径の差で表した。真円度 0.020mm未満の場合をより一層優れるとして合格(◎)、真円度0.021mm以上〜0.030mm未満の場合を合格(○)、真円度0.030mm以上の場合を不合格(×) とした。
Claims (4)
- 成分組成は、質量%で、C:0.010〜0.080%、Si:0.010〜0.100%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.03%以下、N:0.010%以下、S:0.03%以下、Al:0.02〜0.10%、Ti:0.010〜0.150%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、
降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下、
圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(E)が220GPa以上であり、以下の式(1)を満足することを特徴とするロールフォーム加工性および溶接後の真円度に優れた3ピース缶用鋼板。
YP/(E・t)≦18.0 ・・・(1)
ここで、YP:降伏強度(MPa)、E:圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(GPa)、t:板厚(mm)である。 - さらに下記(2)を満たすことを特徴とするロールフォーム加工性および溶接後の真円度に優れた請求項1に記載の3ピース缶用鋼板。
4.5≦YP/(E・t)≦18.0 ・・・(2) - 請求項1に記載の成分組成を有する鋼スラブを、850℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、550℃以上の巻取温度で巻取り、酸洗し、80%以上の圧下率で圧延し、700℃以上900℃以下の温度で焼鈍を行うことを特徴とする、降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下、圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(E)が220GPa以上であり、以下の式(1)を満足するロールフォーム加工性および溶接後の真円度に優れた3ピース缶用鋼板の製造方法。
YP/(E・t)≦18.0 ・・・(1)
ここで、YP:降伏強度(MPa)、E:圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(GPa)、t:板厚(mm)である。 - 請求項1に記載の成分組成を有する鋼スラブを、850℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、550℃以上の巻取温度で巻取り、酸洗し、80%以上の圧下率で圧延し、700℃以上900℃以下の温度で焼鈍を行い、降伏強度(YP)が460MPa以上680MPa以下であり、以下の式(1)を満足する3ピース缶用鋼板に対して、ヤング率(E)が220GPa以上の方向にロールフォーム加工を行うことを特徴とする溶接後の真円度に優れた3ピース缶の製造方法。
YP/(E・t)≦18.0 ・・・(1)
ここで、YP:降伏強度(MPa)、E:圧延方向、圧延方向から90°方向の少なくとも一方の方向のヤング率(GPa)、t:板厚(mm)である。
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