[go: up one dir, main page]

JP6439407B2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP6439407B2
JP6439407B2 JP2014238762A JP2014238762A JP6439407B2 JP 6439407 B2 JP6439407 B2 JP 6439407B2 JP 2014238762 A JP2014238762 A JP 2014238762A JP 2014238762 A JP2014238762 A JP 2014238762A JP 6439407 B2 JP6439407 B2 JP 6439407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat back
vehicle
belt
support portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014238762A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016097916A (ja
Inventor
強 折田
強 折田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2014238762A priority Critical patent/JP6439407B2/ja
Publication of JP2016097916A publication Critical patent/JP2016097916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6439407B2 publication Critical patent/JP6439407B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

この発明は、シートベルトを備えた車両に装備される車両用シートに関する。
車体後部にリヤシートと荷物室とテールゲート(バックドア)とを有し、かつ、リヤシートと荷物室との間を仕切る壁が無い車両において、リヤシートにシートスライド機構が装備されることがある。この種の車両では、リヤシートを前方に移動させることにより荷物室を広げることができ、逆に、リヤシートを後方に移動させればリヤシートとフロントシートとの間のスペースを広げることができるため、リヤシートに座る乗員の居住空間を広げることができる。
フロントシートとリヤシートとを有する車両では、フロントシート用のシートベルト装置とリヤシート用のシートベルト装置とを備えている。シートベルト装置は、シートベルトと、シートクッション(座部)付近に配置されたバックルと、ピラー等の車室内壁に固定された肩ベルトアンカレッジと、シートベルトを巻取るリトラクタと、シートベルトの長さ方向の途中に設けられたタングなどを含んでいる。シートベルトの一端は腰ベルトアンカレッジによって車体側に固定されている。シートベルトの他端側の余剰部分がリトラクタによって巻取られる。
特許文献1に開示されているベルト保持装置のように、タングやシートベルトを保持することのできるベルトフックをシートバックや車室内壁に設けることも提案されている。特許文献1のベルトフックはシートやシートベルトとは別部品であり、樹脂等によってフック形状に成形されたベルト保持部を有している。
特開平6−328995号公報
車両の前後方向に移動可能なシートスライド機構を備えた車両では、シートを前方に移動させたときに、タングがシートバックの背面側に位置することがある。この場合、乗員がシートベルトを装着するには、身体を後ろにひねってタングを手でつかみながら、シートベルトを前方に引き出す必要がある。このためシートベルトを装着しにくく、シートベルトの扱いを容易にする上で改善の余地があった。
特許文献1に開示されているベルトフックはシートやシートベルトとは別部品であり、樹脂等によってフック形状に成形されたベルト保持部を有しているため、万一の衝突を想定した場合の傷害を防ぐ上で好ましいものではない。しかもベルトフックをシートや車室内壁に取付ける構造では部品数が増えるとともに、取付作業に手間がかかるという問題もある。
従って本発明の目的は、シートを前方に移動させた状態においてもシートベルトの扱いが容易となるような車両用シートを提供することにある。
本発明は、シートクッションとシートバックとを有し、該シートバックが、車室内壁側に位置する一方のサイド部と、車室中央側に位置する他方のサイド部と、これら両サイド部間のシートバック本体部とを含む車両用シートであって、前記一方のサイド部の上端に形成された上側の凸部からなる第1支持部と、前記一方のサイド部の下部に形成された下側の凸部からなる第2支持部とを備えている。前記第1支持部は、シートバック前面から車両前方に突出し、シートベルトの肩ベルト部を前記シートバック前面に沿わせた状態において前記肩ベルト部を支持し、前記肩ベルト部がシート側面に向かって摺り動くことを抑制する。前記第2支持部も車両前方に突出し、前記肩ベルト部を前記シートバック前面に沿わせた状態において前記シートベルトのタングを支持し、前記タングが上方に移動することを抑制する。
1つの実施形態では、前記第1支持部の前記シートバック前面からの突出量が、前記第2支持部の前記シートバック前面からの突出量よりも大きい。この構成により、肩ベルト部を第1支持部から外れにくくすることができる。また前記第1支持部が前記肩ベルト部に接する斜面を有し、前記第2支持部が前記タングに接する下面を有してもよい。この実施形態において前記上側の凸部と前記下側の凸部とが、それぞれ、前記シートバック本体部と共通のパッド部材とカバー部材とを備えていてもよい。また前記上側の凸部と前記下側の凸部とが、前記シートバック本体部のパッド部材よりも硬質の樹脂の発泡体からなる異硬度パッド部材を備えてもよい。
他の実施形態では、前記第1支持部と前記第2支持部とが、それぞれ、上下方向に延びる縦長の隆起部の上部と下部とに形成されていてもよい。この実施形態において、前記隆起部が、前記シートバック本体部のパッド部材よりも硬質の樹脂の発泡体からなる異硬度パッド部材を備えていてもよい。
本発明に係る車両用シートによれば、シートを前方に移動させた状態において、シートバック前面に沿わせたシートベルトおよびタングを第1支持部および第2支持部によってシートバックの前面側に保持することができる。このためシートベルトを装着する操作が容易となる。また第1支持部と第2支持部とがいずれもシートバックの一部であるため、従来のベルトフック等のように別部品を後付けする必要がなく、安全でもある。
第1の実施形態に係る車両用シートと車室の一部を示す斜視図。 同シートの第1支持部の水平方向に沿う断面図。 同シートの第2支持部の水平方向に沿う断面図。 同シートのシートバックの一部の側面図。 同シートのタングがバックルに挿入された状態の斜視図。 同シートを後方に移動させた状態の斜視図。 他方のシートのシートバックを前方に倒した状態の斜視図。 第2の実施形態に係る車両用シートを示す斜視図。
以下に第1の実施形態に係る車両用シートについて図1から図7を参照して説明する。図1は、車両1の内部に形成された車室11の一部を示している。図1中の矢印Fが車両1の前方である。車室11内に分割形のリヤシート(第1のシート12と第2のシート13)が互いに平行に配置されている。
第1のシート12は、乗員が座るシートクッション20と、シートバック21とを備えている。第2のシート13もシートクッション25とシートバック26とを備えている。シート12,13の後方に、荷物室30と、テールゲート31とが設けられている。シート12,13は車体の床部32に配置されている。
第1のシート12のシートバック21は、車室内壁11a側に位置する一方のサイド部21aと、車室中央側に位置する他方のサイド部21bと、両サイド部21a,21b間に位置するシートバック本体部21cとを含んでいる。シートバック本体部21cの車両前側に、着座者が接するシートバック前面35が形成されている。サイド部21aは、車室内壁11aに臨むシート側面36を有している。
第2のシート13のシートバック26も、車室内壁11b側に位置する一方のサイド部26aと、車室中央側に位置する他方のサイド部26bと、両サイド部26a,26b間に位置するシートバック本体部26cとを含んでいる。この第2のシート13は、第1のシート12と左右対称形である点以外は実質的に第1のシート12と共通である。このためこれ以降は第1のシート12を代表して説明する。
図2は、シートバック21の上端付近の水平方向に沿う断面図である。図3は、シートバック21の下部の水平方向に沿う断面図である。矢印Fが車両の前方である。シートバック21は、フレーム部材40と、例えば発泡ウレタン等の樹脂の発泡体からなるパッド部材41と、パッド部材41を覆うカバー部材(例えば縫合された織布)42等によって構成されている。カバー部材42の裏面側に、ワディング等の薄い中間層が設けられていてもよい。シートバック21の内部には、例えばSばねあるいは引張コイルばね等のばね部材からなるばねアセンブリ43が配置されている。
第1のシート12は、車両1の前後方向に移動可能なシートスライド機構51(図1に示す)によって、前後方向に移動することができる。第2のシート13も同様のシートスライド機構52によって、前後方向に移動することができる。図1はシート12,13が前側に移動した状態を示している。図6はシート12,13が後方に移動した状態を示している。
シートスライド機構51,52は、それぞれ、車両1の前後方向に延びるスライドレールと、操作部材53,54を有するアジャスト機構などを含んでいる。手動式のシートスライド機構51,52の場合、操作部材53,54を操作することによってシート12,13を所望の前後方向の位置に移動させることができる。電動式のスライド機構の場合には、車載バッテリを電源とする電動モータをスイッチによって操作することにより、シート12,13の前後方向の位置を調整することができる。
シートバック21,26は、それぞれ、ヒンジ部を有するリクライニング機構61によってシートクッション20,25の後部に前後方向に回動可能に取付けられている。レバー63(図1に一方のみ示す)を解除操作すると、シートバック21,26を前方に倒してシートクッション20,25の上に重ねることができる。
この車両1は、第1のシート12に着座した乗員のためのシートベルト装置71と、第2のシート13に着座した乗員のためのシートベルト装置72とを備えている。これらシートベルト装置71,72は互いに左右対称形であるが、実質的な構成は互いに共通であるため、これ以降は一方のシートベルト装置71について説明し、他方のシートベルト装置72については、一方のシートベルト装置71と共通の部分に共通の符号を付して説明を省略する。
シートベルト装置71は、シートベルト75と、シートベルト75の一端側を車体に固定する腰ベルトアンカレッジ76と、ピラー等の車室内壁11aに固定された肩ベルトアンカレッジ77と、シートベルト75を巻取るリトラクタ78と、シートベルト75の長さ方向の途中に設けられたタング79と、シートクッション20の車室中央側に配置されたバックル80などを含んでいる。シートベルト75の他端側の余剰部分がリトラクタ78によって巻取られる。
シートベルト75は、腰ベルトアンカレッジ76からタング79までの腰ベルト部75aと、タング79から肩ベルトアンカレッジ77までの肩ベルト部75bと、肩ベルトアンカレッジ77からリトラクタ78までの巻取部75cなどを含んでいる。シートベルト75の長さ方向の途中にタングストッパ85が設けられている。タング79はシートベルト75の長さ方向に移動可能であるが、タングストッパ85によって、シートクッション20よりも下方に移動することが規制されている。
シートバック21の一方のサイド部21aの上端に、上側の凸部90からなる第1支持部91が形成されている。図2は、上側の凸部90の水平方向に沿う断面を示している。上側の凸部90は、シートバック前面35から車両前方に突出している。上側の凸部90は、シートバック本体部21cと共通のパッド部材41とカバー部材42等によって、シートバック本体部21cと一体に形成されている。
上側の凸部90からなる第1支持部91は、シートバック前面35に連なる斜面92を含んでいる。斜面92は、シート側面36に近付くにつれて前方への突出量が大きくなるように傾斜している。図1と図2に示されるように、シートベルト75の肩ベルト部75bがシートバック前面35に沿って配置された状態において、肩ベルト部75bが第1支持部91の斜面92に接することにより、肩ベルト部75bがシート側面36方向に移動することが抑制される。
シートバック21のサイド部21aの下部(上側の凸部90の下方)には、下側の凸部95からなる第2支持部96がシートバック本体部21cと一体に形成されている。下側の凸部95は、上側の凸部90と同様に、車両前方に突出している。下側の凸部95は、シートバック前面35から車両前方に突出する下面97(図4等に示す)を含んでいる。図4に示されるように、第2支持部96の突出量H2は、第1支持部91の突出量H1よりも小さい。シートバック21が起立した状態において、下側の凸部95の下面97は、前上がりの斜面となっている。
図3は、下側の凸部95の水平方向に沿う断面を示している。下側の凸部95は、シートバック本体部21cと共通のパッド部材41およびカバー部材42等によって構成されている。図3に示されるようにタング79の幅W1はシートベルト75の幅W2よりも大きいため、タング79の側部79aを凸部95の下面97に当接させることができる。タングストッパ85(図1と図5等に示す)は、タング79が凸部95付近に位置するようタング79に支持している。
図1に示すようにシート12が前進位置に移動し、シートバック21の後側に腰ベルトアンカレッジ76と肩ベルトアンカレッジ77が位置した状態において、使用しないシートベルト75の肩ベルト部75bをシートバック前面35に沿わせるとともに、図2に示すように肩ベルト部75bの一部を第1支持部91の斜面92付近に配置する。また図3に示すようにシートベルト75をシートバック前面35に沿わせた状態において、タング79を第2支持部96の下面97に下側から当てる。
この状態のもとで、リトラクタ78の巻取り作用による張力がシートベルト75に加わると、肩ベルト部75bが第1支持部91に接することにより、肩ベルト部75bがシート側面36に向かって摺り動くことが抑制される。またタング79が第2支持部96の下面97に当たることにより、タング79とシートベルト75が上方に移動すること(せり上がり)が抑制される。
このように肩ベルト部75bとタング79とがシートバック前面35に保持されているため、乗員がシート12に座ったときに、乗員の手元付近にタング79が存在する。このためタング79を容易につかむことができる。肩ベルト部75bもシートバック前面35に沿っているため、肩ベルト部75bを容易につかむことができる。よって、シートベルト75の装着を容易に行なうことができる。
またシートベルト75を使用しないときに、リトラクタ78の巻取りによる張力がシートベルト75に働くことにより、第1支持部91と第2支持部96とによって、肩ベルト部75bとタング79がシートバック前面35に保持される。このため走行中に車両が揺れても、タング79が車室内壁のトリム材などに当たることによって生じる異音を防止することもできる。しかも第1支持部91と第2支持部96はシートバック21の一部であるため、ベルトフック等の別部品をシートや車体に後付けする必要がなく、部品数が増えたり組付工数が増えたりするなどの問題も生じないし、安全でもある。
図5は、タング79がバックル80に挿入された状態(乗員は省略)を示している。シート12に座った乗員がシートベルト75を着用するには、周知のとおり、腰ベルト部75aを乗員の腰部に沿わせるとともに、肩ベルト部75bを乗員の肩から腰にかけて斜めに沿わせ、タング79をバックル80に挿入し固定する。
図6は、シート12,13を図1に示す前進位置から後方に移動(スライド)させた状態を示している。シート12,13が後方に移動し、肩ベルト部75bとタング79とがシートバック21,26の横または前方に位置すると、タング79をつかんでシートベルト75を装着することができる。
図7は、第2のシートバック26が前側に倒れてシートクッション25上に重なった状態を示している。第1のシートバック21も同様に前側に倒してシートクッション20上に重ねることができる。シートバック21が前方に倒れるときには、図2中に矢印Aで示すように肩ベルト部75bが斜面92に沿ってシート側面36に向かって滑りながら移動し、ついには肩ベルト部75bが第1支持部91から外れる。また第2支持部96においては、タング79が下面97を滑りつつ上方に移動することにより第2支持部96から外れる。このため、シートバック21を倒す際にシートベルト75によってシートバック21の倒れ動作が妨げられてしまうことを回避できる。
本実施形態の上側の凸部90と下側の凸部95とは、いずれもシートバック21の一方のサイド部21a(車室内壁側のサイド部)のみに設けられている。すなわち車両中央側のサイド部21bには凸部90,95に相当する凸部が形成されていない。このためシートバック21が前側に倒されてシートクッション25上に重ねられた状態において、凸部90,95がバックル80に当たることがない。よって、シートバック21をシートクッション25上に十分密接させて重ねることができる。
なお、他の実施形態として、上側の凸部90と下側の凸部95に、シートバック本体部21cのパッド部材41よりも硬度の大きい硬質ウレタン等の異硬度パッド部材を用い、この異硬度パッド部材をパッド部材41と一体成形してもよい。このように必要に応じて凸部90,95に部分異硬度パッド部材を用いた場合には、第1支持部91と第2支持部96とをシートバック本体部26cよりも硬くすることができるため、肩ベルト部75bとタング79をより確実に支持することが可能である。
図8は、第2の実施形態に係る車両用シート12´,13´を示している。シートバック21´,26´の車室内壁側のサイド部に、それぞれ、上下方向に延びる縦長の隆起部100が形成されている。隆起部100は、シートバック本体部と共通のパッド部材と表皮等によって構成されている。しかもこの隆起部100は、上側の凸部90と下側の凸部95とが一体に連なるよう形成されている。上側の凸部90からなる第1支持部91に斜面92が形成されている。下側の凸部95からなる第2支持部96に下面97が形成されている。それ以外の構成と効果は第1の実施形態(図1〜図7)のシートバック21,26と共通であるため、第1の実施形態と共通の箇所に共通の符号を付して説明を省略する。
さらに別の実施形態として、前記隆起部100のパッド部材にシートバック本体部のパッド部材よりも硬質の樹脂発泡体をシートバック本体部のパッド部材と同時に発泡成形してなる部分異硬度パッド部材を用いてもよい。このような部分異硬度パッド部材を隆起部100に用いた場合には、第1支持部91と第2支持部96とをシートバック本体部よりも硬くすることができる。
なお本発明を実施するに当たり、シートの形状やデザイン等をはじめとして、上側の凸部からなる第1支持部と、下側の凸部からなる第2支持部など本発明の車両用シートやシートベルト装置を構成する各要素の構造及び配置等の態様を適宜に変更して実施できることは言うまでもない。また本発明はフロントシートに適用することもできるし、3列シートを有する車両において、2番目のシートや最後列のシートに適用することもできる。
11…車室、11a,11b…車室内壁、12,13…シート、20…シートクッション、21…シートバック、21a…一方のサイド部、21b…他方のサイド部、21c…シートバック本体部、25…シートクッション、26…シートバック、26a…一方のサイド部、26b…他方のサイド部、26c…シートバック本体部、35…シートバック前面、36…シート側面、71,72…シートベルト装置、75…シートベルト、75a…腰ベルト部、75b…肩ベルト部、76…腰ベルトアンカレッジ、77…肩ベルトアンカレッジ、79…タング、90…上側の凸部、91…第1支持部、92…斜面、95…下側の凸部、96…第2支持部、97…下面、100…隆起部

Claims (7)

  1. シートクッションとシートバックとを有し、該シートバックが、車室内壁側に位置する一方のサイド部と、車室中央側に位置する他方のサイド部と、これら両サイド部間のシートバック本体部とを含む車両用シートであって、
    前記一方のサイド部の上端に形成された上側の凸部からなり、車両前方に突出し、シートベルトの肩ベルト部をシートバック前面に沿わせた状態において前記肩ベルト部を支持し、前記肩ベルト部がシート側面に向かって摺り動くことを抑制する第1支持部と、
    前記一方のサイド部の下部に形成された下側の凸部からなり、車両前方に突出し、前記肩ベルト部を前記シートバック前面に沿わせた状態において前記シートベルトのタングを支持し、前記タングが上方に移動することを抑制する第2支持部と、
    を具備したことを特徴とする車両用シート。
  2. 前記第1支持部の前記シートバック前面からの突出量が、前記第2支持部の前記シートバック前面からの突出量よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記第1支持部が前記肩ベルト部に接する斜面を有し、前記第2支持部が前記タングに接する下面を有したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シート。
  4. 前記上側の凸部と前記下側の凸部とが、それぞれ、前記シートバック本体部と共通のパッド部材とカバー部材とを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用シート。
  5. 前記上側の凸部と前記下側の凸部とが、前記シートバック本体部のパッド部材よりも硬質の樹脂の発泡体からなる異硬度パッド部材を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用シート。
  6. 前記第1支持部と前記第2支持部とが、それぞれ、上下方向に延びる縦長の隆起部の上部と下部とに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  7. 前記隆起部が、前記シートバック本体部のパッド部材よりも硬質の樹脂の発泡体からなる異硬度パッド部材を備えたことを特徴とする請求項6に記載の車両用シート。
JP2014238762A 2014-11-26 2014-11-26 車両用シート Active JP6439407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014238762A JP6439407B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014238762A JP6439407B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016097916A JP2016097916A (ja) 2016-05-30
JP6439407B2 true JP6439407B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=56076798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014238762A Active JP6439407B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6439407B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6907844B2 (ja) * 2017-09-13 2021-07-21 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5203691B2 (ja) * 2007-12-26 2013-06-05 株式会社イノアックコーポレーション シートバック用のパッド
DE112010003241B4 (de) * 2009-08-03 2019-08-22 Honda Motor Co., Ltd. Kühlstruktur für elektrische Fahrzeughochspannungsteile
JP5861571B2 (ja) * 2012-06-22 2016-02-16 トヨタ紡織株式会社 車両用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016097916A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5576506B2 (ja) 車両用シートバック構造
JP3994753B2 (ja) 車両用シート装置
US10596927B2 (en) Vehicle seating assembly
JP5815605B2 (ja) バックル保持構造
JP6439407B2 (ja) 車両用シート
JP6677104B2 (ja) 乗物室内構造
JPWO2016046903A1 (ja) 車両用シート
JP6394427B2 (ja) 乗物用シート
JP5690369B2 (ja) シート装置
JP7073147B2 (ja) 乗物用シート
JP5785858B2 (ja) ヘッドレスト及び車両用シート
JP2016190507A (ja) 車両用内装構造
US283533A (en) Head-rest for car-seats
CN104108372B (zh) 车辆用座椅
JP7252855B2 (ja) 車両および車両用シート
JP6658304B2 (ja) 乗物用シート
JP7381854B2 (ja) 乗物用シート
JP2020082849A (ja) 車両用のシート
JP6126959B2 (ja) 車両用シート
JP7087945B2 (ja) 車両用のシート
JP4937992B2 (ja) 自動車の座席
JP2014100939A (ja) 乗物用シート
JP7196782B2 (ja) 乗物用シート
JP5632601B2 (ja) 乗り物用シート構造
JP7040413B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6439407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350