JP6439055B2 - アミン変性エポキシ樹脂及びカチオン電着塗料組成物 - Google Patents
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Description
即ち、本発明は、
(i)エポキシ樹脂(A1)とアミン化合物(A2)を反応させて得られ、前記エポキシ樹脂(A1)は、式(1):
(ii)前記ジエポキシ樹脂(a3)が、式(2):
(iii)前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)のR1が、式(3)、式(4)又は式(5):
(iv)前記ジカルボン酸(a4)は、2つのカルボキシル基が炭素数1〜20個のアルキレン基を介して結合される化合物であり、前記アルキレン基はアルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基又はメチレン基を有していてもよく、また、前記アルキレン基の炭素数が2〜20個である場合、隣り合う炭素原子を介して環を構成してもよく、前記環はアルキル基及びアルケニル基から選択される1又は2以上の置換基を有していてもよい、上記(i)から(iii)のいずれかに記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A);
(v)前記エポキシ樹脂(A1)のエポキシ当量が1000以上5000以下であり、且つ、前記アミノ基変性エポキシ樹脂(A)のアミン価が5以上30以下である、上記(i)から(iv)のいずれかに記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A);
(vi)前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)の量が、前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)、前記ビスフェノール化合物(a2)、前記ジエポキシ樹脂(a3)及び前記ジカルボン酸(a4)の総質量に対して1質量%以上50質量%以下であり、且つ、前記ジカルボン酸(a4)の量が、前記総質量に対して1質量%以上20質量%以下を含む、上記(i)から(v)のいずれかに記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A);
(vii)アミノ基変性エポキシ樹脂(A)と、該アミノ基変性エポキシ樹脂(A)を架橋し得る硬化剤(B)とを含む樹脂エマルションを含み、前記アミノ基変性エポキシ樹脂(A)は、エポキシ樹脂(A1)とアミン化合物(A2)を反応させて得られ、前記エポキシ樹脂(A1)は、式(1):
(viii)前記ジエポキシ樹脂(a3)が、式(2):
(ix)前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)のR1が、式(3)、式(4)又は式(5):
(x)前記ジカルボン酸は、2つのカルボキシル基が炭素数1〜20個のアルキレン基を介して結合される化合物であり、前記アルキレン基はアルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基又はメチレン基を有していてもよく、また、前記アルキレン基の炭素数が2〜20個である場合、隣り合う炭素原子を介して環を構成してもよく、前記環はアルキル基及びアルケニル基から選択される1又は2以上の置換基を有していてもよい、上記(vii)から(ix)のいずれかに記載のカチオン電着塗料組成物;
(xi)前記エポキシ樹脂(A1)のエポキシ当量が1000以上5000以下であり、且つ、前記アミノ基変性エポキシ樹脂(A)のアミン価が5以上30以下である、上記(vii)から(x)のいずれかに記載のカチオン電着塗料組成物;
(xii)前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)の量が、前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)、前記ビスフェノール化合物(a2)、前記ジエポキシ樹脂(a3)及び前記ジカルボン酸(a4)の総質量に対して1質量%以上50質量%以下であり、且つ、前記ジカルボン酸(a4)の量が、前記総質量に対して1質量%以上20質量%以下である、上記(vii)から(xi)のいずれかに記載のカチオン電着塗料組成物;
(xiii)電気伝導度が1000μS/cm未満である、上記(vii)から(xii)のいずれかに記載のカチオン電着塗料組成物;
(xiv)前記硬化剤(B)がブロック化ポリイソシアネート型硬化剤である、上記(vii)から(xiii)のいずれかに記載のカチオン電着塗料組成物;
(xv)上記(vii)から(xiv)のいずれかに記載のカチオン電着塗料組成物を含む電着塗料浴に、亜鉛系めっき材を含む金属被塗物を浸漬して電着塗装することにより得られる塗装物品;
等である。
アミノ基変性エポキシ樹脂(A)は、エポキシ樹脂(A1)とアミン化合物(A2)を反応させて得られる。また、エポキシ樹脂(A1)は、プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)と、ビスフェノール化合物(a2)と、(a1)とは異なるジエポキシ樹脂(a3)と、2つのカルボキシル基が少なくとも1個の炭素原子を介して結合されているジカルボン酸(a4)と、を反応させて得られる。以下、各原料を詳述する。
{1−1−1.原料/プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)}
プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)は、上記式(1)で示される樹脂である。式(1)中、R1は、置換基を有していてもよい炭素数3〜10のアルキレン基、置換基を有していてもよいシクロヘキシレン基、置換基を有していてもよいフェニレン基、又は−Ra−Rb−Rc−である。Ra及びRcは、シクロヘキシレン基又はフェニレン基である。Rbは、1又は2個の置換基を有していてもよいメチレン基である。m及びnは、相互に独立しており、1〜20のいずれかの整数である。
ビスフェノール化合物(a2)は、1分子中に2個のフェノール性OH基を有する化合物であれば特に制限されるものではなく、例えばビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールE、ビスフェノールB、ビスフェノールS、ビスフェノールAP、ビスフェノールBP等が挙げられる。なかでも、ビスフェノールA,ビスフェノールFが好ましい。
ジエポキシ樹脂(a3)は、上記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)以外の、1分子中に2個のエポキシ基を有する化合物である。ジエポキシ樹脂(a3)は、一般に170以上500以下、好ましくは170以上400以下の範囲内のエポキシ当量を有する。ジエポキシ樹脂(a3)としては、上記式(2)で示される化合物であることが好ましい。式(2)中、R3及びR4は、同一であっても異なるものであってもよく、例えば、単結合、アルキレン基、フェニレン基又はシクロヘキシレン基を挙げることができる。X1及びY1は、それぞれ独立に水素原子又はアルキル基である。X1及びY1としてのアルキル基は、直鎖状又は分岐鎖状であれば特に制限されるものではないが、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましい。
ジカルボン酸(a4)は、2つのカルボキシル基が少なくとも1個の炭素原子を介して結合されている化合物である。好適なジカルボン酸は、下記式(6)で示されるように、2つのカルボキシル基が炭素数1〜20個の直鎖状のアルキレン基(R2)を介して結合している化合物である。なお、式(6)の化合物におけるアルキレン基(R2)は、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基及びメチレン基から選ばれる1種の置換基を1又は2個以上、あるいは、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基及びメチレン基から選ばれる2種以上の置換基をそれぞれ1個又は2個以上、有していてもよい。また、式(6)の化合物におけるアルキレン基(R2)の炭素数が2〜20個である場合、該アルキレン基の隣り合う炭素原子を介して環を構成してもよい。環は、アルキル基及びアルケニル基から選択される1又は2以上の置換基を有していてもよく、好ましくは、アルキル基及び/又はアルケニル基の2個の置換基を有していてもよい。環が2個の置換基を有する場合、該2個の置換基は、同一であっても異なっていてもよい。環としては、例えば、シクロヘキサン環、シクロヘキセン環、ベンゼン環、デカリン環において2つの炭素−炭素結合が2重結合であるビシクロ環(例えば、ビシクロ[4.4.0]デカン−1,7−ジエン等)を挙げることができる。アルキレン基(R2)が有していてもよい、アルキル基、アルケニル基若しくはアルカジエニル基、又は、環が有していてもよい、アルキル基又はアルケニル基は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれであってもよい。
本発明に用いられるアミン化合物(A2)は、エポキシ樹脂(A1)にアミノ基を導入するための原料である。従って、アミン化合物(A2)は、エポキシ基との反応が可能な活性水素を少なくとも1つ以上含む。アミン化合物(A2)としては、アミノ基を導入できるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、モノメチルアミン、ジメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、モノイソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノ(2−ヒドロキシプロピル)アミン、ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミン、モノメチルアミノエタノール、モノエチルアミノエタノール、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ジエチルアミノプロピルアミン、ジエチレントリアミン等が挙げられ、これらの内、アルカノールアミンが好適である。なお、1級アミンについてはケチミン化したものも用いる事が可能である。なお、これらのアミン化合物は、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。2種以上のアミン化合物(A2)を用いてアミノ基変性エポキシ樹脂(A)を製造する場合は、それぞれを別々に添加しても同時に添加してもよい。
次に、エポキシ樹脂(A1)の製造方法について詳述する。エポキシ樹脂(A1)は、例えば、プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)、ビスフェノール化合物(a2)、ジエポキシ樹脂(a3)及びジカルボン酸(a4)の原料を配合した混合物を、所定温度で攪拌して反応させることにより製造することができる。なお、反応を促進させるために、上記混合物に反応触媒を更に添加することが好ましい。
次に、エポキシ樹脂(A1)の製造方法について詳述する。上述したように、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)は、エポキシ樹脂(A1)とアミン化合物(A2)とを反応させることにより得ることができる。反応温度及び時間は、例えば、70℃以上110℃以下の範囲内で1〜5時間が好適である。アミノ基変性エポキシ樹脂(A)の製造において、アミン化合物(A2)の配合量は、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)のアミン価が5mgKOH/g以上30mgKOH/g以下の範囲となるように調整することが好ましい。従って、得られるアミノ基変性エポキシ樹脂(A)のアミン価は、5mgKOH/g以上30mgKOH/g以下の範囲内であることが好ましく、5mgKOH/g以上20mgKOH/g以下の範囲内であることがより好ましく、10mgKOH/g以上20mgKOH/g以下の範囲内であることが特に好ましい。アミン価が当該範囲内であると、より優れた液安定性を実現でき、且つ、より低い電気伝導度でも十分な付廻り性や外観悪化防止性を実現できるカチオン電着塗料組成物を調製することが可能となる。なお、アミン価、すなわち、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)の全アミン価は、JIS K7237の電位差滴定法に準じて測定することができる。
本発明に係るカチオン電着塗料組成物は、樹脂エマルションを含む。樹脂エマルションは、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)と、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)を架橋し得る硬化剤(B)とを含む。まず、樹脂エマルションの各成分について詳述する。
{2−1−1.原料/アミノ基変性エポキシ樹脂(A)}
樹脂エマルションの製造に用いるアミノ基変性エポキシ樹脂(A)の詳細については上述したので、ここでは省略する。
{2−1−2.原料/硬化剤(B)}
硬化剤(B)としては、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)を架橋し得るものであれば特に限定されず、例えば、ブロック化イソシアネート化合物、アミン化合物、メラミン等が挙げられる。なかでも、ブロック化ポリイソシアネート化合物が好ましい。
フェノール構造含有樹脂とは、1つの置換基を有していてもよいフェノール基を含有する樹脂を意味する。置換基としては、例えば、メチル基、イソプロピル基等のアルキル基;フェノール基;などを挙げることができる。該置換基の位置としては、特に制限されるものではないが、フェノール基が有するOH基に対してオルト位であることが好ましい。
本発明のカチオン電着塗料組成物は、上述の樹脂エマルションを含むものであれば特に制限されるものではなく、その他の原料が含まれていてもよい。他の原料としては、例えば、液体媒体(好適には水)を始め、顔料ペースト(顔料とその顔料を分散させるための樹脂を含む)、有機溶剤、界面活性剤、消泡剤、中和酸等の、カチオン電着塗料に使用されている添加剤を挙げることができる。
樹脂エマルションは、例えば、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)と硬化剤(B)との混合物(さらに、フェノール構造含有樹脂を含んでいてもよい)に中和酸を添加して撹拌混合した後、水で希釈することにより作製することができる。中和酸としては、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)におけるアミノ基をカチオン化することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、ギ酸、酢酸、乳酸、スルファミン酸、メタンスルホン酸等の有機カルボン酸を用いる事ができる。これらのうち、より安定な低アミン価樹脂エマルションを作製することが可能なメタンスルホン酸等の強酸を用いることが望ましい。これらの酸は単独で用いることもできるし、2種以上用いることも可能である。2種以上の酸を用いる場合は、それぞれを別々に添加しても同時に添加してもよい。水分散性を付与するためにアミノ基をカチオン化する。カチオン化は全てのアミノ基に対して行ってもよいし、一部のアミノ基に対して行ってもよい。
本発明に係るカチオン電着塗料組成物は、上記樹脂エマルションに、必要に応じて、上述の、液体媒体、顔料ペースト、有機溶剤、界面活性剤、消泡剤等を攪拌混合することにより、製造することができる。なお、カチオン電着塗料組成物は、希釈前の高濃度のものであっても、高濃度のものを適宜脱イオン水等で希釈して所望の濃度に調整した低濃度のものであってもよい。
{2−5−1.カチオン電着塗料組成物のpH}
本発明に係るカチオン電着塗料組成物のpHは、特に制限されるものではないが、2.0以上8.0以下の範囲内であることが好ましく、3.0以上6.0以下の範囲内であることがより好ましい。この範囲内で用いることにより、カチオン電着塗料組成物によるカチオン電着塗装前に、化成処理液による化成処理を行っても、化成処理液及び化成処理によってエッチングされた金属等のコンタミによる悪影響を防ぐことができる。pHの調整に用いることのできる物質には特に制限はなく、公知の酸や塩基を用いて行なうことができるが、例えば蟻酸、酢酸、乳酸、硝酸、スルファミン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の酸、及びアンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の塩基を適宜用いることができる。なお、本明細書におけるpH値は、市販のpHメーターを用い、25℃で測定した値を示す。
カチオン電着塗料組成物の25℃における電気伝導度は、1000μS/cm未満であることが好ましい。なお、電気伝導度は、市販の電気伝導率計(例えば、東亜DKKのマルチ水質計MM−60R等)を用いて測定することができる。
{3−1.カチオン電着塗装方法}
本発明に係るカチオン電着塗料組成物を用いたカチオン電着塗装は、被塗物を陰極とし、50Vから400V、好ましくは100Vから300Vの条件で通電することによって行うことができる。カチオン電着塗装時のカチオン電着塗料組成物を含む塗料浴は、通常10から50℃の範囲内であり、好ましくは15から40℃の範囲内であるが、これらの温度に限定されるものではない。なお、カチオン電着塗装後は、形成された塗膜を硬化させるため、乾燥工程を実施する。塗膜の乾燥は、例えば、塗装物表面温度で約100℃から約200℃の温度範囲内で行うことが好ましく、約140℃から約180℃の温度範囲内で行うことがより好ましい。このように、塗膜を乾燥させて硬化させることにより、本発明のカチオン電着塗料組成物で塗装された物品を得ることが出来る。なお、カチオン電着塗装工程と乾燥工程との間に、必要に応じて水洗工程を設けてもよい。水洗工程は、例えば、限外濾過液、逆浸透透過水、工業用水、純水等を用いて行うことができる。
本発明に係るカチオン電着塗料組成物は、電着可能なものであれば特に制限はなく、例えば、冷延鋼材、亜鉛系めっき鋼材(例えば、合金化溶融亜鉛めっき鋼材、溶融亜鉛めっき鋼材、電気亜鉛めっき鋼材)、アルミニウム鋼材、アルミニウム材、マグネシウム材等の金属材料に適用することができる。これらの金属材料は、必要に応じて、アルカリ脱脂等により表面洗浄処理を行ったもの、あるいは、表面洗浄処理後、リン酸亜鉛化成処理、ジルコニウム化成処理等の表面処理を行ったものであってもよい。なお、上記カチオン電着塗料組成物を用いたカチオン電着塗装方法は、ピンホールが特に発生し易い亜鉛系めっき鋼板に特に有用である。また、これら金属材料は、例えば自動車ボディ、自動車部品、家庭用機器等に適用できるように加工されているものでもよい。
以下、製造例、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、実施例で使用した被処理素材、脱脂剤、及び塗料は市販されている材料の中から任意に選定したものであり、本発明の表面処理用組成物、表面処理用処理液、及び表面処理方法の実際の用途を限定するものではない。また、特記しない限り、%及び部は、質量%及び質量部をそれぞれ意味する。以下、配合に用いた原料を表1〜表4に示した。
<製造例1>
温度計、還流冷却管、及び攪拌機を備えた内容積2リットルのセパラブルフラスコにプロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂a1−1:100.02g、ビスフェノール化合物a2−1:161.46g、ジエポキシ樹脂a3−1:638.5g、ジカルボン酸a4−1:100.02g及びジメチルベンジルアミン0.75gを加え、130℃でエポキシ当量が2000になるまで反応させ、ブチルセロソルブを440.08g加えて反応を停止し、変性エポキシ樹脂No.1を得た。
表5〜8に示した組成に基づき、同表に示したエポキシ当量となるようにした以外は、製造例1と同様にして、変性エポキシ樹脂No.2からNo.51を製造した。
<製造例52>
温度計、還流冷却器、及び攪拌機を備えた内容積2リットルのセパラブルフラスコに変性エポキシ樹脂No.1:1000.0g、ジエタノールアミン:20.11g加え90℃で4時間反応させ固形分70%のアミノ基変性エポキシ樹脂(アミン樹脂)No.1を得た。この樹脂のアミン価は15.0mgKOH/gであった。
製造例52と同様にして、表9〜12に示した組成に基づき、アミノ基変性エポキシ樹脂(アミン樹脂)No.2からNo.59を得た。なお、各製造例におけるアミン価は、同表に示す通りである。
反応容器中にコスモネートM−200(商品名、三井化学社製 クルードMDI):678.4gにメチルイソブチルケトン:115.6g加え70℃に昇温した後、ブチルセロソルブ706.0gをゆっくり滴下し、滴下終了後90℃に昇温した。90℃の条件下で12時間反応させブロック化ポリイソシアネート型硬化剤を得た。赤外吸収スペクトル測定を行ったところ、未反応のイソシアネート基由来の吸収が見られず、イソシアネートが完全にブロック化されたことが確認できた。
<製造例111 エマルションNo.1の製造例>
製造例52で得られたアミノ基変性エポキシ樹脂(アミン樹脂)No.1を650.0g、ブロック化ポリイソシアネート化合物を200.0g混合し、更にメタンスルホン酸10.0gを配合して均一に撹拌した後、脱イオン水1094.0gを強く撹拌しながら約10分間かけて投入して固形分33%のエマルションNo.1を得た。
製造例111と同様にして、表13〜16に示した組成に基づき、エマルションNo.2からNo.59を得た。
温度計、還流冷却管、及び攪拌機を備えた内容積2リットルのセパラブルフラスコにjER#828(商品名、ジャパンエポキシレジン社製、エポキシ当量180)を134.9g、ビスフェノールAを80.94g、ジメチルベンジルアミンを0.1g加え、130℃でエポキシ当量が1000になるまで反応を行った。反応終了後にブチルセロソルブ71.7gを加え、更にジメチルアミノエタノール13.16g、90%乳酸を14.79g加えて90℃で1時間反応を行った。反応後、脱イオン水613.36gを強く撹拌しながら約1時間かけて滴下し、固形分30%の第四級塩化エポキシ樹脂を製造した。
固形分30%の第四級塩化エポキシ樹脂16.6gに対し、精製クレー7.0g、カーボンブラック0.3g、白色着色顔料3.0g、ジオクチル錫ジオキサイド1.0g及び脱イオン水を加え、ボールミルにて20時間分散し、固形分50%の顔料ペーストを得た。
製造したエマルションNo.1を固形分16.0%、顔料ペーストを固形分4.0%となる量を配合した。なお、それぞれの濃度は脱イオン水を用いて希釈調整し、カチオン電着塗料(エマルションNo.1含有カチオン電着塗料)とした。同様に、エマルションNo.2からNo.59を用いて、カチオン電着塗料(エマルションNo.2からNo.59含有カチオン電着塗料)を製造した。
試験板の作製は、冷延鋼板(150mm(縦)×70mm(横)×0.8mm(厚))を脱脂処理(ファインクリーナーE2001、日本パーカライジング社製、商品名 43℃×2分 スプレー処理)し、その後水洗を実施することで、金属板を清浄にした。次いで金属板に化成処理(パルシード1500、日本パーカライジング社製、商品名、金属酸化膜処理剤 pH4.0 45℃×2分 浸漬処理)を施して表面に化成皮膜を形成した後、水洗作業を実施したものを被塗物として、各々のカチオン電着塗料を用いて乾燥膜厚15μmとなるように電着塗装し、各実施例及び比較例の試験板を得た。ここで、各カチオン電着塗料に含有されるエマルションのエマルションNoと、実施例1〜47及び比較例1〜12と、の対応関係は、表17及び表18に示す通りである(例えば、実施例1の試験板は、処理液としてエマルションNo.1含有カチオン電着塗料を用いている)。なお、化成処理後の水洗作業を省略した以外は実施例19と同様のカチオン電着塗料で処理する方法で、実施例48の試験板を得た。
それぞれの評価において、○以上を合格とする。
得られたエマルションの粒径を測定することで下記の基準で評価を実施した。粒径の測定は日機装のマイクロトラックUPA EX150を用いて行った。光分散強度を参照し、サンプルを脱イオン水で適当な濃度に希釈してから測定を実施した。
○:150μm以上200μm未満
△:200μm以上250μm未満
×:250μm以上若しくはエマルションが得られない
4枚ボックスによる電着付き廻り性試験方法(例えば、特開2010−90409号公報の段落0085〜段落0090等を参照)に従い、塗装付き廻り性試験方法を実施した。実施に際し、対極としては、片面(4枚ボックスと対向する面の逆面)を絶縁テープでシールした70×150×0.5mmのステンレス板(SUS304)を用いた。また、処理液の液面を、試験片及び対極が90mm浸漬される位置に調整した。処理液の温度は30℃に保持し、処理液はスターラーにて撹拌した。
具体的な電解条件は、整流器を用い、所定の電圧にて180秒間陰極電解した。電圧は、4枚ボックスの対極と最も近い試験片の、対極と対向する面の塗膜厚さが15μmになるように調整した。続いて、それぞれの試験片を水洗した後、180℃で26分間焼き付け、塗膜を形成させた。
○:50%以上65%未満
△:20%以上50%未満
×:20%未満
前記《試験板の作成》における方法で、冷延鋼板の替わりに合金化溶融亜鉛めっき鋼板を用い、化成処理後の水洗を実施し、電着塗料浴(30℃)の陰極として浸漬して200Vにて電着塗装して膜厚15μmとした。得られた塗膜を180℃で20分間焼き付け硬化を行った後、その中のピンホールの数を数え、下記の基準で評価した。
○:ピンホールが1個発生しているが、中塗り塗膜で隠ぺいできる程度で問題無
△:ピンホールが2から9個発生
×:ピンホールが10個以上発生
乾燥塗膜厚15μmの電着塗膜をJIS B 0601に準じて、東京精密のサーフコム570Aを用いて中心線表面粗さ(Ra)を測定し、下記の基準で評価した。なお、カットオフ値λcは0.8mm、λsは2.5μmとした。
○:Ra値が0.20以上で、且つ0.50未満
△:Ra値が0.50以上で、且つ0.70未満
×:Ra値が0.70以上
乾燥塗膜厚15μmのカチオン電着塗膜試験板の素地に達するように塗膜にカッターナイフでクロスカット傷を入れ、JIS Z−2371に準じて、35℃ソルトスプレー試験を840時間行い、カット部からの錆、膨れ幅によって、下記の基準で評価した。
○:錆、膨れの最大幅がカット部より2.0mmを超え、かつ3.0mm以下(片側)
△:錆、膨れの最大幅がカット部より3.0mmを超え、かつ3.5mm以下(片側)
×:錆、膨れの最大幅がカット部より3.5mmを超える(片側)
Claims (15)
- エポキシ樹脂(A1)とアミン化合物(A2)を反応させて得られたアミノ基変性エポキシ樹脂(A)であり、
前記エポキシ樹脂(A1)は、
式(1)で示されるプロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)と、
ビスフェノール化合物(a2)と、
式(1)とは異なるジエポキシ樹脂(a3)と、
2つのカルボキシル基が少なくとも1個の炭素原子を介して結合されているジカルボン酸(a4)と、
を反応させて得られる、アミノ基変性エポキシ樹脂(A)。
- 前記ジエポキシ樹脂(a3)が、式(2)で示される化合物である、請求項1に記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A)。
- 前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)のR1が、式(3)で示されるビスシクロヘキシレン基、式(4)で示されるビスフェニレン基、及び式(5)で示されるフェニレン基のいずれか1種であり、且つ、式(1)におけるm及びnは、相互に独立しており、1〜5のいずれかの整数である、請求項1又は2に記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A)。
- 前記ジカルボン酸(a4)は、2つのカルボキシル基が炭素数1〜20個のアルキレン基を介して結合される化合物であり、前記アルキレン基はアルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基又はメチレン基を有していてもよく、また、前記アルキレン基の炭素数が2〜20個である場合、隣り合う炭素原子を介して環を構成してもよく、前記環はアルキル基及びアルケニル基から選択される1又は2以上の置換基を有していてもよい、請求項1から3のいずれか一項に記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A)。
- 前記エポキシ樹脂(A1)のエポキシ当量が1000から5000であり、且つ、前記アミノ基変性エポキシ樹脂(A)のアミン価が5mgKOH/gから30mgKOH/gである、請求項1から4のいずれか一項に記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A)。
- 前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)の量が、前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)、前記ビスフェノール化合物(a2)、前記ジエポキシ樹脂(a3)及び前記ジカルボン酸(a4)の総質量に対して1から50質量%であり、且つ、前記ジカルボン酸(a4)の量が、前記総質量に対して1から20質量%である、請求項1から5のいずれか一項に記載のアミノ基変性エポキシ樹脂(A)。
- アミノ基変性エポキシ樹脂(A)と、該アミノ基変性エポキシ樹脂(A)を架橋し得る硬化剤(B)とを含む樹脂エマルションを含んだカチオン電着塗料組成物であり、
前記アミノ基変性エポキシ樹脂(A)は、エポキシ樹脂(A1)とアミン化合物(A2)を反応させて得られ、
前記エポキシ樹脂(A1)は、
式(1)で示されるプロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)と、
ビスフェノール化合物(a2)と、
式(1)とは異なるジエポキシ樹脂(a3)と、
2つのカルボキシル基が少なくとも1個の炭素原子を介して結合されているジカルボン酸(a4)と、
を反応させて得られるものである、カチオン電着塗料組成物。
- 前記ジエポキシ樹脂(a3)が、式(2)で示される化合物である、請求項7に記載のカチオン電着塗料組成物。
- 前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)のR1が、式(3)で示されるビスシクロヘキシレン基、式(4)で示されるビスフェニレン基、及び式(5)で示されるフェニレン基のいずれか1種であり、且つ、式(1)におけるm及びnは、相互に独立しており、1〜5のいずれかの整数である、請求項7又は8に記載のカチオン電着塗料組成物。
- 前記ジカルボン酸(a4)は、2つのカルボキシル基が炭素数1〜20個のアルキレン基を介して結合される化合物であり、前記アルキレン基はアルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基又はメチレン基を有していてもよく、また、前記アルキレン基の炭素数が2〜20個である場合、隣り合う炭素原子を介して環を構成してもよく、前記環はアルキル基及びアルケニル基から選択される1又は2以上の置換基を有していてもよい、請求項7から9のいずれか一項に記載のカチオン電着塗料組成物。
- 前記エポキシ樹脂(A1)のエポキシ当量が1000から5000であり、且つ、前記アミノ基変性エポキシ樹脂(A)のアミン価が5mgKOH/gから30mgKOH/gである、請求項7から10のいずれか一項に記載のカチオン電着塗料組成物。
- 前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)の量が、前記プロピレンオキサイド付加ジエポキシ樹脂(a1)、前記ビスフェノール化合物(a2)、前記ジエポキシ樹脂(a3)及び前記ジカルボン酸(a4)の総質量に対して1から50質量%であり、且つ、前記ジカルボン酸(a4)の量が、前記総質量に対して1から20質量%である、請求項7から11のいずれか一項に記載のカチオン電着塗料組成物。
- 電気伝導度が1000μS/cm未満である請求項7から12のいずれか一項に記載のカチオン電着塗料組成物。
- 前記硬化剤(B)がブロック化ポリイソシアネート型硬化剤である請求項7から13のいずれか一項に記載のカチオン電着塗料組成物。
- 請求項7から14のいずれか一項に記載のカチオン電着塗料組成物を含む電着塗料浴に、亜鉛系めっき材を含む金属被塗物を浸漬して電着塗装することにより得られる塗装物品。
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