JP6430773B2 - フィルム検査方法およびフィルム検査装置 - Google Patents
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Description
長尺フィルムを巻取ロールで巻き取る最中に行うフィルム検査方法であって、
前記長尺フィルムを前記巻取ロールに巻き取る工程と、
前記巻取ロールのフィルム面に、前記巻取ロールの回転周期Trとの比がm:1ではなく、1:m(mは自然数)でもない発光周期Tsのストロボ光をあて、前記フィルム面の凹凸の有無を確認する工程を有することを特徴とする。
長尺フィルムを巻き取った原反から前記長尺フィルムの少なくとも一部を巻取ロールに巻き取る巻取り機に用いるフィルム検査装置であって、
前記巻取ロールの回転周期を測定する回転計と、
前記回転計の出力に基づいて前記巻取ロールの回転周期Trとの比がm:1ではなく、1:m(mは自然数)でもない発光周期Tsのストロボ光を発光させるストロボ発光装置を有することを特徴とする。
図1に本発明に係るフィルム検査装置の構成を示す。フィルム検査装置1は、フィルム製造装置90と共に用いられる。フィルム製造装置90は、溶融したフィルム材料(プラスチックを主原料とする)をフィルム状に押出しながら巻き取る若しくは、すでに巻き取った長尺フィルム上に他の層を形成しながら巻き取る、または、さらに幅方向に切断しながら巻き取る。
図9に本実施の形態に係るフィルム検査装置2の構成を示す。本実施の形態では、図1と比較して、回転計12が省略されている。長尺フィルムは、同じ材料、同じ厚み、同じ長さの製品を巻き取る場合が多々ある。そのような場合は、ストロボ発光のタイミングや撮影装置16のシャッタータイミング等を、制御装置20のメモリ20m等に記録しておく。そして、メモリ20mに記録したタイミングに基づいてストロボ発光装置14および撮影装置16に信号を送信する。なお、記憶させておくのは、回転計12からの信号のタイミングであってもよい。
図10(a)に本実施の形態について説明する。本実施の形態では、ストロボ光が明暗パターンを有している。それ以外は実施の形態1若しくは2の場合と同じである。図10(a)は、巻取ロール85のフィルム面に照射されたストロボ光のパターンを示している。長尺フィルムにしわが入ることで凹凸が観察されるケースには、材料や幅、厚みといったサイズによって出現の仕方にある程度のパターンがある。そこで、これらの凹凸の発生の仕方によって、より明確に凹凸が認識できるように、照射するストロボ光に明暗パターンをつける。
図11に本実施の形態に係るフィルム検査装置3の構成を示す。フィルム検査装置3では、ストロボ光は使用せず、連続光を照射する。したがって、ストロボ発光装置14はない。フィルム検査装置3では、撮影装置16のシャッター速度を速くする。例えば、シャッター速度が1/250秒(4ms)であれば、フィルム速度が200m/分の場合、1.3mm進む距離になる。これは数百μmの凹凸を十分検出できると考えられる。
10 距離センサ
12 回転計
14 ストロボ発光装置
14a ランプ
14b 回路部
16 撮影装置
17 移動装置
18 記録装置
20 制御装置
20m メモリ
80 巻取装置
81 ニップロール
82 サクションロール
83 ガイドロール
85 巻取ロール
85a (巻取ロールの)軸芯
90 フィルム製造装置
91 原反ロール
92 加工部
Sr 信号
Cs 発光信号
Ct シャッター信号
Sd 信号
Sv 画像
Cm 移動信号
Ts 発光周期
Fs 発光回数
Tr 回転周期
Fr 回転数
Δθ 照射領域角
Js 照射領域
Claims (16)
- 長尺フィルムを巻取ロールで巻き取る最中に行うフィルム検査方法であって、
前記長尺フィルムを前記巻取ロールに巻き取る工程であって、前記巻取りロールの回転が加速される期間を含む工程と、
前記巻取ロールのフィルム面に、前記巻取ロールの回転周期Trとの比がm:1ではなく、1:m(mは自然数)でもない発光周期Tsのストロボ光をあて、少なくとも前記加速される期間で前記フィルム面の凹凸の有無を確認する工程を有することを特徴とするフィルム検査方法。 - 前記凹凸の有無を確認する工程において、
前記回転周期Trと前記発光周期Tsとの比はm:n(m、nは1でない自然数で互いに素)であることを特徴とする請求項1に記載されたフィルム検査方法。 - 前記凹凸の有無を確認する工程において、
前記回転周期Trと前記発光周期Tsとの比は、前記巻取ロールの巻取量に応じて動的に変更されることを特徴とする請求項1または2の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査方法。 - 前記回転周期Trと前記発光周期Tsの比をm:nとして、前記ストロボ光の照射領域角Δθが、2π/m以上であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査方法。
- 前記巻取ロールのフィルム面を撮影する工程をさらに含み、
前記撮影する工程は、前記巻取ロールの巻取量に応じて前記巻取ロールから離れながら前記フィルム面を撮影することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査方法。 - 前記ストロボ光は、明暗パターンを有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査方法。
- 前記明暗パターンは、直線状の縞模様であることを特徴とする請求項6に記載されたフィルム検査方法。
- 請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査方法を用いて、プラスチックフィルム若しくは金属蒸着されたプラスチックフィルムを検査する工程を有するプラスチックフィルムの製造方法。
- 長尺フィルムを巻き取った原反から前記長尺フィルムの少なくとも一部を巻取ロールに、前記巻取りロールの回転が加速する期間を含んで巻き取る巻取り機に用いるフィルム検査装置であって、
前記巻取ロールの回転周期を測定する回転計と、
前記回転計の出力に基づいて前記巻取ロールの回転周期Trとの比がm:1ではなく、1:m(mは自然数)でもない発光周期Tsのストロボ光を少なくとも前記加速される期間で発光させるストロボ発光装置を有することを特徴とするフィルム検査装置。 - 前記回転周期Trと前記発光周期Tsの比はm:n(m、nは1でない自然数で互いに素)であることを特徴とする請求項9に記載されたフィルム検査装置。
- 前記ストロボ発光装置を制御する制御装置をさらに有し、
前記制御装置は、前記巻取ロールの巻取量に応じて前記回転周期Trと前記発光周期Tsとの比を動的に変更することを特徴とする請求項9または10の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査装置。 - 前記回転周期Trと前記発光周期Tsの比をm:nとして、前記ストロボ光の照射領域角Δθが、2π/m以上であることを特徴とする請求項9乃至11の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査装置。
- 前記巻取ロールのフィルム面を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置を前記巻取ロールに対して相対的に移動させる移動装置をさらに含み、
前記移動装置は、前記巻取ロールの巻取量に応じて前記撮影装置を前記巻取ロールから離すことを特徴とする請求項9乃至12の何れか1の記載されたフィルム検査装置。 - 前記ストロボ光は、明暗パターンを有することを特徴とする請求項9乃至13の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査装置。
- 前記明暗パターンは、直線状の縞模様であることを特徴とする請求項14に記載されたフィルム検査装置。
- 請求項9乃至15の何れか1の請求項に記載されたフィルム検査装置を用いて、プラスチックフィルム若しくは金属蒸着されたプラスチックフィルムを検査する工程を有するプラスチックフィルムの製造装置。
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