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JP6425209B2 - カバー装置及びこれを備えた映像表示機器取付装置 - Google Patents

カバー装置及びこれを備えた映像表示機器取付装置 Download PDF

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JP6425209B2
JP6425209B2 JP2015048035A JP2015048035A JP6425209B2 JP 6425209 B2 JP6425209 B2 JP 6425209B2 JP 2015048035 A JP2015048035 A JP 2015048035A JP 2015048035 A JP2015048035 A JP 2015048035A JP 6425209 B2 JP6425209 B2 JP 6425209B2
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Description

本発明は、映像表示機器の表面側を覆うように配されるカバー装置及びこれを備えた映像表示機器取付装置に関する。
近年、テレビジョン受像機等の映像表示機器は、その薄型化に伴い、載置台等に置き設置される態様に代えて、壁に設置される設置態様が採用される場合がある。このような映像表示機器を壁に付設状に設置した場合には、圧迫感が生じるという問題があった。
例えば、下記特許文献1には、一対の柱状部材間に板状の保持部材を接続し、この保持部材に表示装置を嵌め込む開口部を設けた壁下地構造の前側を開閉可能に覆う下地ボードを設けた建築用壁材が開示されている。また、この建築用壁材は、下地ボードにおける表示装置の前方部位に、透明な窓部を設けた構成とされている。
特開2008−208706号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された建築用壁材では、表示装置のメンテナンスや交換の際には、下地ボードを開閉する必要があり、大掛かりな作業となることが考えられ、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、壁に埋込状に配される映像表示機器の表面側を見栄え良く覆いながらも、映像表示機器のメンテナンスや交換の際における作業性を向上し得るカバー装置及びこれを備えた映像表示機器取付装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るカバー装置は、壁に埋め込まれるように配される映像表示機器の表面側を覆うように配され、下端側が壁幅方向に沿う軸廻りに回転自在に保持されるカバー本体と、前記壁側に設けられ、前記カバー本体の上端側に設けられた被保持部を着脱自在に保持する上端保持部材と、を備えており、前記上端保持部材及び前記カバー本体の被保持部のうちの一方には、他方に設けられた第1受部に引掛解除可能に引っ掛けられる第1引掛部と他方に設けられた第2受部に引掛解除可能に引っ掛けられる第2引掛部とが、前記カバー本体を前記軸廻りに回転させた際に段階的に引掛状態となるように設けられていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る映像表示機器取付装置は、本発明に係るカバー装置と、前記映像表示機器を受け入れる開口を区画し、壁に埋め込まれるように壁下地に固定される枠部材と、この枠部材に設けられ、前記映像表示機器を保持する機器保持部材と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係るカバー装置及びこれを備えた映像表示機器取付装置は、上述のような構成としたことで、壁に埋込状に配される映像表示機器の表面側を見栄え良く覆いながらも、映像表示機器のメンテナンスや交換の際における作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るカバー装置及びこれを備えた映像表示機器取付装置の一例を模式的に示し、図2(b)におけるX−X線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、同映像表示機器取付装置の施工手順の一例を模式的に示す一部破断概略正面図、(b)は、同映像表示機器取付装置を施工した状態を模式的に示す一部を省略した一部破断概略正面図である。 (a)、(b)は、図1に対応させた一部を省略した一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、図1に対応させた一部を省略した一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、図1に対応させた一部を省略した一部破断概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、設置された映像表示機器取付装置に取り付けられた映像表示機器に対面した状態を基準として、手前側を壁厚方向一方側、その逆側を壁厚方向他方側とし、また、その状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。
図1〜図5は、本実施形態に係るカバー装置及びこれを備えた映像表示機器取付装置の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るカバー装置30は、図1に示すように、壁に埋め込まれるように配される映像表示機器9の表面側を覆うように配されるカバー本体31を備えている。また、カバー装置30は、壁側に設けられ、カバー本体31の下端側を保持する下端保持部材22と、壁側に設けられ、カバー本体31の上端側を保持する上端保持部材24と、を備えている。
本実施形態に係る映像表示機器取付装置1は、このカバー装置30と、映像表示機器9を受け入れる開口11を区画し、壁に埋め込まれるように壁下地2,3に固定される枠部材10と、を備えている。また、映像表示機器取付装置1は、この枠部材10に設けられ、映像表示機器9を保持する機器保持部材20,21を備えている。
枠部材10が固定される壁下地2,3は、間仕切壁の下地を構成し、図1及び図2(a)に示すように、枠部材10が嵌め込まれる開口部を形成するように設けられている。
図例では、枠部材10の壁幅方向両側が固定される一対の縦桟2,2と、これら一対の縦桟2,2間に配され、少なくとも壁厚方向一方側に向けて開口するように枠部材10を受け入れる凹所4aを設けた中間縦桟4と、を設けた壁下地構造としている。また、枠部材10の上下両側が固定される一対の横桟3,3を、一対の縦桟2,2間に架け渡すように中間縦桟4の凹所4aの上下両側の内側面のそれぞれに固定した構造としている。つまり、枠部材10が嵌め込まれる開口部を、一対の縦桟2,2及び一対の横桟3,3によって区画した構造としている。
一対の縦桟2,2は、少なくとも壁厚方向一方側面に、壁厚方向一方側に配される壁下地ボード5が固定される構成とされ、壁厚方向一方側の間仕切壁下地を構成する。なお、これら一対の縦桟2,2を、壁厚方向両側の間仕切壁下地を構成するものとしてもよい。
一対の横桟3,3は、壁厚方向一方側面が、一対の縦桟2,2の壁厚方向一方側面と同一平面状となるように設けられている。
中間縦桟4は、長手方向途中部位に、切欠状に凹所4aを設けた構成とされている。この凹所4aは、中間縦桟4の壁厚方向一方側部位を壁幅方向に貫通するように設けられ、側面視略矩形状とされている。この中間縦桟4は、凹所4aが設けられた部位を除いた部位(凹所4aの上下両側部位)の壁厚方向両側面に壁厚方向両側の壁下地ボード5,7がそれぞれに固定される構成とされ、壁厚方向両側の間仕切壁下地を構成する。なお、枠部材10が固定される壁下地2,3,4としては、上記のような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、壁下地ボード5,7としては、一般的な壁下地ボードとしてもよく、例えば、石膏ボード(プラスターボード)やロックウールボード等の内装下地ボードとしてもよい。
また、映像表示機器9は、一般的なテレビジョン受像機や映像再生機器等としてもよく、その他、各種情報機器のディスプレイ(モニター)等としてもよい。また、映像表示機器9としては、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の薄型パネル状のディスプレイとしてもよい。このような映像表示機器9としては、画面サイズや外周寸法(縦寸法及び横寸法)が数種類に規格化されたものとしてもよい。
この映像表示機器9の背面側には、後記する機器保持部材20,21に保持される柱状体19の固定部が設けられている。
枠部材10は、図1及び図2(a)に示すように、壁幅方向両側の縦枠部17,17と上下両側の横枠部18,18とを備え、壁厚方向に見て、略矩形枠状とされている。つまり、枠部材10は、上下方向に向く面と壁幅方向に向く面とからなる四周の内周面によって開口11を区画し、その内周面に、後記する機器保持部材20,21や下端保持部材22、上端保持部材24が固定される構成とされている。この枠部材10の開口11の上下寸法及び壁幅方向に沿う寸法は、映像表示機器9の上下寸法及び壁幅方向に沿う寸法や、内周面に固定される機器保持部材20,21や下端保持部材22、上端保持部材24の態様等に応じて、適宜、設定するようにしてもよい。
本実施形態では、この枠部材10の内周表面側縁部に、後記するカバー装置30のカバー本体31の四周端部を受け入れる凹段部12を全周に亘って設けている。この凹段部12は、壁厚方向一方側及び開口11の中心側(各枠部(縦枠部17及び横枠部18)の厚さ方向内方(開口11)側)に向けて開口するように、枠部材10の内周表面側縁部に切欠状に設けられている。つまり、凹段部12は、壁厚方向一方側に向く段底面13と開口11の中心側に向く段壁面15とによって区画されている。
この凹段部12の段壁面15の幅寸法(壁厚方向に沿う寸法)及び段底面13の幅寸法(縦枠部17及び横枠部18の厚さ方向に沿う寸法)は、カバー本体31の四周端部の受け入れが可能なように、また、見栄え上の観点等から適宜の寸法としてもよい。
また、図例では、この枠部材10を囲むように配される壁下地ボード5の表面5aと枠部材10の表面16aとが同一平面状となるように枠部材10を設け、これら枠部材10及び壁下地ボード5の表面16a,5aに表面化粧材6を貼着した例を示している。また、図例では、枠部材10の凹段部12の段壁面15及び段底面13にも一連状に表面化粧材6を貼着した例を示している。
また、本実施形態では、枠部材10の外周縁部に、壁下地2,3に設けられた開口部に嵌め込まれる際に壁下地2,3の壁厚方向一方側に向く面としての表面に当接される鍔状部16を設けている。この鍔状部16は、枠部材10の外周縁部に全周に亘って設けられ、枠部材10の外周縁部から各枠部17,18の厚さ方向外方(反開口)側に向けて突出するように設けられている。この鍔状部16の突出方向先端面に、枠部材10を囲むように配される壁下地ボード5の端面が突き合わせられる構成とされている。
また、図例では、枠部材10を、鍔状部16を構成するL字状とされた額縁状部材と枠部材10の内周面を構成する枠部材本体とを備えた構成とし、枠部材本体の外周表面側縁部に額縁状部材の一片部を差し入れる切欠状の凹所を設けた構成とした例を示している。また、図例では、枠部材本体の壁厚方向一方側端面が凹段部12の段底面13を構成し、額縁状部材の内周面が凹段部12の段壁面15を構成するように、これらを設けた例を示している。
また、図例では、枠部材10の壁厚方向に沿う寸法を、枠部材10の壁厚方向他方側端面が、中間縦桟4の凹所4aの壁厚方向一方側に向く凹所底面に当接または近接するような寸法としている。なお、映像表示機器9を受け入れる開口11を区画する枠部材10としては、上記のような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、上記した各桟2,3,4や枠部材10は、木質系材料から形成されたものとしてもよく、または、合成樹脂系材料や金属系材料から形成されたものとしてもよい。また、上記した各桟2,3,4や枠部材10は、映像表示機器9の外周寸法等に応じて、予め寸法調整がなされているものとしてもよく、または、適宜、施工現場等において長さ調整等がなされるものとしてもよい。
機器保持部材20,21は、映像表示機器9の背面側に取り付けられる柱状体19を保持する構成とされている。本実施形態では、機器保持部材20,21を、枠部材10の上下の内周面に固定される上側機器保持部材20と下側機器保持部材21とし、上下に長尺な柱状体19の上下両端部を保持する構成としている。なお、これら上下の機器保持部材20,21及び柱状体19を、下側機器保持部材21に対して柱状体19の下端部が壁幅方向に沿う軸廻りに回転自在にかつ着脱自在に保持される一方、上側機器保持部材20に対して柱状体19の上端部が保持される構造としてもよい。図例では、映像表示機器9の背面側に、壁幅方向に間隔を空けて複数本(図例では、2本)の柱状体19,19を取り付けた例を示している(図2(a)参照)。また、図例では、上側機器保持部材20を、枠部材10の下方側に向く内周面(上側の横枠部18の下面)に固定し、下側機器保持部材21を、枠部材10の上方側に向く内周面(下側の横枠部18の上面)に固定した例を示している。これら上下の機器保持部材20,21を、これらに対する柱状体19の壁厚方向及び壁幅方向のうちの両方または一方への位置調整を可能とした構成としてもよい。なお、映像表示機器9を保持する機器保持部材20,21としては、このような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
カバー本体31は、図1及び図3〜図5に示すように、下端側が壁幅方向に沿う軸36a廻りに回転自在に下端保持部材22に保持され、上端側に設けられた被保持部(上端被保持部)40が上端保持部材24に着脱自在に保持される構成とされている。また、上端保持部材24及び上端被保持部40のうちの一方に、他方に設けられた第1受部25に引掛解除可能に引っ掛けられる第1引掛部46と他方に設けられた第2受部26に引掛解除可能に引っ掛けられる第2引掛部47とを設けた構成としている。また、これら第1引掛部46及び第2引掛部47がカバー本体31を軸36a廻りに回転させた際に段階的に引掛状態となる構成とされている。つまり、いずれか一方の引掛部46が一方の受部25に引掛状態とされる位置と、他方の引掛部47が他方の受部26に引掛状態とされる位置と、が概ね壁厚方向に沿う方向で異なる位置となる構成とされている。
また、本実施形態では、カバー本体31の上端部及び下端部のそれぞれを挟むように保持する上下の補強部材34,35を設けた構成としている。
カバー本体31は、少なくとも映像表示機器9の映像表示面に応じた部位が透明とされ、厚さ方向を壁厚方向に沿わせて配される略矩形平板状とされている。また、カバー本体31は、壁幅方向及び上下方向に沿う寸法が、映像表示機器9の壁幅方向及び上下方向に沿う寸法よりも大きい寸法とされている。このカバー本体31の壁幅方向及び上下方向に沿う寸法は、上下の補強部材34,35が取り付けられた状態におけるカバー本体31の四周端面が枠部材10の凹段部12の四周の段壁面15に近接して対面するように適宜の寸法とされている。
また、本実施形態では、図2(b)に示すように、カバー本体31の四周端部に、不透明部33を設けている。つまり、カバー本体31の四周端部に沿って四周枠状に不透明部33を設け、その内側を透明部32としている。このカバー本体31の透明部32の壁幅方向及び上下方向に沿う寸法、並びに不透明部33の幅寸法(枠部材10の各枠部17,18の厚さ方向に沿う寸法)は、透明部32を介して映像表示機器9の映像表示面が視認可能なように適宜の寸法としてもよい。図例では、不透明部33の幅寸法を、映像表示機器9の四周端部と枠部材10の内周面との隙間を遮蔽するように、凹段部12の段底面13の幅寸法よりも大きい寸法とした例を示している。
このカバー本体31の少なくとも透明部32は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明の合成樹脂系材料や、透明のガラス材料等の透明材料から形成されたものとしてもよい。また、このカバー本体31は、このような透明材料の四周端部に、不透明なシートを貼着したり、着色やエッチング等の表面処理を施したりすることで、不透明部33を設けた構成とされたものとしてもよい。または、透明材料からなる透明部32の四周に、額縁状に不透明材料から形成された不透明部33を固定した構成とされたもの等としてもよい。また、このカバー本体31の少なくとも透明部32の厚さ方向一方面(例えば、壁厚方向一方側に向く表面)または両面を、反射防止フィルム(シート)の貼着や反射防止コーティング等の反射防止処理が施されたものとしてもよい。
上下の補強部材34,35は、カバー本体31の壁幅方向に沿う方向の概ね全体に亘って設けられている。また、これら上下の補強部材34,35は、カバー本体31の上端部及び下端部の背面に沿うように帯板状に設けられている。
また、これら上側補強部材34の上端部及び下側補強部材35の下端部には、カバー本体31の上下端部が嵌め入れられる上下の係合凹溝34a,35aを形成するように鉤状片部がそれぞれに設けられている。これら上下の係合凹溝34a,35aは、互いに向き合う方向となる上下方向に沿って開口するように、かつ上側補強部材34及び下側補強部材35のそれぞれの全長に亘って設けられている。
なお、これら上側補強部材34及び下側補強部材35におけるカバー本体31の背面に沿う背面側部位の上下寸法(幅寸法)を、上記したカバー本体31の不透明部33の幅寸法よりも小さい寸法としてもよい。また、これら上下の補強部材34,35の背面側部位とカバー本体31の上下端部の背面との間に、適宜、滑り止めシートや緩衝シート等を介在させた態様としてもよい。
また、本実施形態では、下側補強部材35に、下端保持部材22に保持される下端被保持部36を設けた構成としている。この下端被保持部36は、カバー本体31の下端側の背面側に位置するように設けられている。
本実施形態では、下端被保持部36及びこれを保持する下端保持部材22を、下端保持部材22に対して下端被保持部36が概ね壁幅方向に沿う軸36a廻りに回転自在にかつ着脱自在に保持される構成としている。
本実施形態では、下端被保持部36を、下側補強部材35の背面側部位から背面側に向けて突出し、下方に垂れ下がるように設けられたフック状片部とし、その下端部に、概ね壁幅方向に沿う軸としての係合軸状部36aを設けた構成としている。この下端被保持部36は、下端の係合軸状部36aが下側補強部材35の下端部よりも上側に位置するように設けられている。なお、この下端被保持部36は、下側補強部材35に一体的に設けられたものとしてもよく、下側補強部材35に固定される別部材とされたものとしてもよい。また、下端被保持部36の係合軸状部36aとしては、周方向の一部がフック状片部の下端部に連なるように設けられたものに限られず、軸方向両端が適宜の連結部等によって下端被保持部36に連結保持されたような態様等としてもよい。
下端保持部材22は、図1及び図2(a)に示すように、枠部材10の上方側に向く内周面(下側の横枠部18の上面)に固定される構造とされ、係合軸状部36aを受け入れる軸受凹部23を設けた構成とされている。本実施形態では、枠部材10の上方側に向く内周面における壁幅方向両側端部近傍部位のそれぞれに、互いに同様の構成とされた下端保持部材22,22を設けている。
これら下端保持部材22,22は、枠部材10の内周面に沿うように固定される薄板状の固定片部の壁厚方向一方側端部に、上方に向けて開口し、壁幅方向に貫通するように軸受凹部23,23を設けた構成とされている。図例では、下端保持部材22,22の固定片部の壁厚方向一方側端部から上方に向けて突出する突片部を壁厚方向に間隔を空けて二箇所に設け、これら突片部間を、軸受凹部23,23とした例を示している。また、軸受凹部23,23が壁厚方向で枠部材10の凹段部12に位置するように下端保持部材22,22を枠部材10に固定した例を示している。
また、本実施形態では、上側補強部材34に、上端保持部材24に保持される上端被保持部40を設けた構成としている。また、本実施形態では、上端被保持部40に第1引掛部46及び第2引掛部47を設け、上端保持部材24に第1受部25及び第2受部26を設けた構成としている。つまり、上端保持部材24及び上端被保持部40のうちの一方を上端被保持部40とし、他方を上端保持部材24としている。また、カバー本体31の上端側の両隅のそれぞれに上端被保持部40,40を設け、これら上端被保持部40,40をそれぞれに保持する上端保持部材24,24を、枠部材10の上側の両隅のそれぞれに設けた構成としている。また、本実施形態では、上端保持部材24,24を、枠部材10の壁幅方向に向く内周面(各縦枠部17,17の対向面)にそれぞれ対向状に固定している。なお、これら壁幅方向両側の上端保持部材24,24及び上端被保持部40,40は、互いに概ね同様の構成であるので、以下では、壁幅方向一方側の上端保持部材24及び上端被保持部40を例にとって説明する。
上端保持部材24は、枠部材10の壁幅方向に向く内周面に沿うように固定される固定基部から壁幅方向に突出させるように第1受部25及び第2受部26を設けた構成とされている。本実施形態では、これら第1受部25と第2受部26とを、同一の固定基部に設けている。図例では、固定基部を、壁幅方向に見て略矩形状とし、上端を枠部材10の下方側に向く内周面に当接させて固定した例を示している。
第1受部25と第2受部26とは互いに離間して設けられている。本実施形態では、第1受部25と第2受部26とを、互いに上下方向に離間させ、かつ互いに壁厚方向に離間させて設けた構成としている。また、第1受部25の上方側に離間させて第2受部26を設け、第1受部25よりも壁厚方向他方側となる奥側に第2受部26を設けた構成としている。図例では、第2受部26を枠部材10の壁厚方向略中央部の下方側に向く内周面近傍に設け、第1受部25を壁幅方向に向く内周面側の凹段部12の近傍で、かつ第2受部26の壁厚方向一方側で斜め下方側に設けた例を示している。また、図例では、これら第1受部25及び第2受部26を、互いに同寸同形状とし、壁幅方向に軸方向を沿わせた略円柱状とした例を示している。また、図例では、上端保持部材24が壁幅方向に見て2回対称状(点対称状)となるように、これら第1受部25及び第2受部26を設けた例を示している。
上端被保持部40は、カバー本体31の背面側に位置するように設けられている。この上端被保持部40は、上側補強部材34に固定され、第1引掛部46及び第2引掛部47を支持するベース部41を備えている。
また、本実施形態では、上端被保持部40に、第1引掛部46及び第2引掛部47を引掛側に付勢する付勢部材49を設けた構成としている。また、これら第1引掛部46及び第2引掛部47を、カバー本体31の軸36a廻りの回転に伴って、それぞれに設けられた係止爪部46a,47aが第1受部25及び第2受部26を乗り越えるように付勢部材49の付勢に抗して変位し、引掛状態とされる構成としている。また、これら第1引掛部46及び第2引掛部47を、上下に離間するように配された基端側が壁幅方向に沿う軸42,43廻りに回転自在とされ、かつ、それぞれの先端側に係止爪部46a,47aを設けた構成としている。また、第1引掛部46を下方側に設け、第2引掛部47を上方側に設けた構成としている。また、付勢部材49を、第1引掛部46及び第2引掛部47の先端側を互いに近接させる方向または互いに離間させる方向に付勢する構成としている。本実施形態では、付勢部材49を、第1引掛部46及び第2引掛部47の先端側を互いに離間させる方向に付勢する構成としている。
ベース部41は、上側補強部材34の背面側からカバー本体31の厚さ方向に沿って突出するように設けられ、壁幅方向に厚さ方向を沿わせた薄板状とされている。このベース部41の壁厚方向一方側端部には、上側補強部材34の背面側部位に取り付けられる取付部41aが設けられている。なお、このベース部材41を上側補強部材34に一体的に設けたような態様としてもよい。
また、ベース部41には、第1引掛部46の基端側を回転自在に支持する壁幅方向に沿う軸としての第1連結軸42と、第2引掛部47の基端側を回転自在に支持する壁幅方向に沿う軸としての第2連結軸43と、が設けられている。これら第1連結軸42と第2連結軸43とは、上下に離間して設けられている。本実施形態では、第1連結軸42の直上に間隔を空けて第2連結軸43を設けた構成としている。
第1引掛部46は、上側補強部材34の背面側からカバー本体31の厚さ方向に沿ってアーム状に突出するように設けられている。この第1引掛部46の基端側となる壁厚方向一方側の端部には、第1連結軸42が挿通される軸受孔が設けられている。なお、第1引掛部46に軸部を設け、ベース部41に軸受孔を設けた構成としてもよい。
本実施形態では、この第1引掛部46を、カバー本体31の背面に対して直交状に延びるように配される引掛状態から付勢部材49の付勢に抗して先端側が上方側に移動するように第1連結軸42廻りに回転し、引掛解除状態とされる構成としている。ベース部41には、付勢部材49によって引掛側に付勢される第1引掛部46の引掛側への更なる回転を規制する規制片部44が設けられている。この規制片部44は、引掛状態で長手方向を略水平方向に沿わせて配される第1引掛部46の先端側の下方側への移動を規制するように設けられている。図例では、規制片部44を、第1引掛部46の第1連結軸42よりも壁厚方向一方側の端部の上面に当接するように設けた例を示している。
また、この第1引掛部46の先端側となる壁厚方向他方側の端部には、下方側に向けて突出するように、第1係止爪部46aが設けられている。第1係止爪部46aは、壁厚方向一方側に向く面が第1受部25に引掛けられる係止面とされ、壁厚方向他方側に、第1受部25への当接に伴い当該第1引掛部46を付勢部材49の付勢に抗して引掛解除側に回転させる傾斜ガイド面を設けている。このような構成とすれば、図3(b)に示すように、カバー本体31を枠部材10に保持させるように移動させれば、第1係止爪部46aが上端保持部材24の第1受部25を乗り越えるようにして変位する。また、さらにカバー本体31を移動させれば、図4(a)に示すように、付勢部材49の付勢によって第1引掛部46が引掛側へ回転し、第1係止爪部46aが上端保持部材24の第1受部25に係止される。図例では、この第1係止爪部46aの傾斜ガイド面を壁厚方向他方側で斜め下方側に向く傾斜面とした例を示している。
第2引掛部47は、上側補強部材34の背面側からカバー本体31の厚さ方向に沿ってアーム状に突出するように設けられている。この第2引掛部47の基端側となる壁厚方向一方側の端部には、第2連結軸43が挿通される軸受孔が設けられている。なお、第2引掛部47に軸部を設け、ベース部41に軸受孔を設けた構成としてもよい。
本実施形態では、この第2引掛部47を、カバー本体31の背面に対して直交状に延びるように配される引掛状態から付勢部材49の付勢に抗して先端側が下方側に移動するように第2連結軸43廻りに回転し、引掛解除状態とされる構成としている。ベース部41には、付勢部材49によって引掛側に付勢される第2引掛部47の引掛側への更なる回転を規制する規制片部45が設けられている。この規制片部45は、引掛状態で長手方向を略水平方向に沿わせて配される第2引掛部47の先端側の上方側への移動を規制するように設けられている。図例では、規制片部45を、第2引掛部47の壁厚方向一方側の端部から上方に向けて突出するように設けられた後記する解除操作部48の壁厚方向一方側面に当接するように設けた例を示している。
また、この第2引掛部47の先端側となる壁厚方向他方側の端部には、上方側に向けて突出するように、第2係止爪部47aが設けられている。つまり、第1引掛部46の第1係止爪部46aと第2引掛部47の第2係止爪部47aとは、互いに逆側に向けて突出している。
この第2係止爪部47aは、壁厚方向一方側に向く面が第2受部26に引掛けられる係止面とされ、壁厚方向他方側に、第2受部26への当接に伴い当該第2引掛部47を付勢部材49の付勢に抗して引掛解除側に回転させる傾斜ガイド面を設けている。このような構成とすれば、図4(b)に示すように、カバー本体31を枠部材10に保持させるように移動させれば、第2係止爪部47aが上端保持部材24の第2受部26を乗り越えるようにして変位する。また、さらにカバー本体31を移動させれば、図1に示すように、付勢部材49の付勢によって第2引掛部47が引掛側へ回転し、第2係止爪部47aが上端保持部材24の第2受部26に係止される。図例では、この第2係止爪部47aの傾斜ガイド面を壁厚方向他方側で斜め上方側に向く傾斜面とした例を示している。
また、第2係止爪部47aは、第1引掛部46の第1係止爪部46aと壁厚方向で一致した位置となるように設けられている。換言すれば、第1引掛部46の第1係止爪部46aと第2引掛部47の第2係止爪部47aとは、上下方向に見て互いに重なり合う位置となるように設けられている。つまり、本実施形態では、これら引掛部46,47の係止爪部46a,47aを壁厚方向で一致した位置に設け、各受部25,26を壁厚方向に離間させて壁厚方向で異なる位置に設けてこれらが段階的に引掛状態となる構成としている。
つまりは、カバー本体31を、軸36a廻りに回転させて枠部材10に保持させるように移動させれば、壁厚方向一方側にある第1受部25に第1引掛部46の第1係止爪部46aが先に引掛けられる。このように第1引掛部46を第1受部25に引掛けた状態では、図4(a)に示すように、カバー本体31の上端側が手前側となるように傾斜した状態となる。
上記した第1引掛部46と第1受部25とは、カバー本体31を傾斜状態に保持した状態で、カバー本体31を上方側に移動させて下端保持部材22の軸受凹部23に対する下端側の係合軸状部36aの係合解除が可能なように設けられている(図5(b)参照)。換言すれば、第1引掛部46と第1受部25とは、第2引掛部47の第2受部26に対する引掛が解除され、カバー本体31を傾斜状態に保持した状態で、カバー本体31の取り外しが可能なように設けられている。
また、第1受部25に第1引掛部46の第1係止爪部46aが引っ掛けられてから更なるカバー本体31の軸36a廻りの回転を伴って第2受部26に第2引掛部47の第2係止爪部47aが引っ掛けられる。このように第2引掛部47を第2受部26に引掛けた状態では、図1に示すように、カバー本体31が厚さ方向を壁厚方向に沿わせて配された状態となる。この状態で、第1受部25は、第1引掛部46の基端側部位の下面に当接または近接するように設けられ、第2受部26は、第2引掛部47の先端側部位の上面及び第2係止爪部47aの係止面に当接または近接するように設けられている。
また、本実施形態では、第2引掛部47に、カバー本体31の表面側から操作可能とされ、第2受部26との係止を解除する解除操作部48を設けた構成としている。つまり、本実施形態では、第1引掛部46の後に引掛状態とされる第2引掛部47の引掛を解除する解除操作部48を設けた構成としている。換言すれば、カバー本体31を取り外す際に先に引掛解除される第2引掛部47の引掛を解除する解除操作部48を設けている。
この解除操作部48は、カバー本体31の上端面よりも僅かに上方に突出するように設けられている。換言すれば、図2(b)に示すように、カバー本体31に手前側から対面した状態で、解除操作部48の上端部(突出方向先端部)がカバー本体31の上端面から僅かに露出するような構成としている。
また、この解除操作部48は、その先端部が枠部材10に設けられた切欠状凹所14に受け入れられる構成とされている。この切欠状凹所14は、枠部材10の凹段部12の段底面13に、カバー本体31の周縁部との隙間から差し入れられる適宜の治具によって操作される解除操作部48を受け入れるように切欠状に設けられている。また、図例では、上端保持部材24,24に応じた位置となるように、枠部材10の内周の上側の両隅のそれぞれに切欠状凹所14,14を設けた例を示している。
この解除操作部48を、カバー本体31の周縁部と枠部材10の凹段部12の段壁面15との隙間を介して差し入れられた治具によって壁厚方向他方側に向けて押し込むように操作する。これにより、図5(a)に示すように、第2引掛部47が付勢部材49の付勢に抗して引掛解除側に回転し、上端保持部材24の第2受部26と第2引掛部47の第2係止爪部47aとの係止が解除される。
付勢部材49は、第1引掛部46を引掛側に付勢する第1付勢部49aと第2引掛部47を引掛側に付勢する第2付勢部49bとを備えている。本実施形態では、第1引掛部46と第2引掛部47との間に、これら第1付勢部49a及び第2付勢部49bを有した付勢部材49を設けた例を示している。
また、本実施形態では、これら第1付勢部49a及び第2付勢部49bを、壁厚方向一方側の端部がベース部41に固定され、壁厚方向他方側の自由端側の部位が第1引掛部46及び第2引掛部47の長手方向途中部位に当接される板ばね状としている。
なお、これら第1付勢部49a及び第2付勢部49bは、一連状に設けられたものとしてもよい。また、第1引掛部46と第2引掛部47との間に設けられる付勢部材49としては、板ばね状とされたものに限られず、圧縮コイルばねとしてもよい。また、例えば、第1引掛部46及び第2引掛部47の各軸42,43廻りに設けたトーションばねを付勢部材49としたり、第1引掛部46及び第2引掛部47の先端部をそれぞれ引っ張るように付勢する引張コイルばねを付勢部材49として設けたりしてもよい。第1引掛部46及び第2引掛部47を引掛側に付勢する付勢部材49としては、その他、種々のばね部材等の採用が可能である。
また、カバー本体31の上下の補強部材34,35及び上下の被保持部40,36や、枠部材10側の上下の保持部材22,24、上記した柱状体19や上下の機器保持部材20,21は、硬質の合成樹脂系材料や金属系材料から形成されたものとしてもよい。
上記のような構成とされたカバー装置30を枠部材10に取り付ける際には、カバー本体31の上端側が手前側となるように傾斜させた状態で、下端側の係合軸状部36aを、下端保持部材22の軸受凹部23に引っ掛けるようにして係合させて保持させる(図3(a)参照)。
そして、図3及び図4に示すように、カバー本体31を、その上端側を壁厚方向他方側となる奥側に移動させるように係合軸状部36a廻りに回転させる。これにより、上述のように、上端側の上端被保持部40の第1引掛部46及び第2引掛部47が上端保持部材24の第1受部25及び第2受部26に段階的に、つまり、順次、引掛状態とされ、図1に示すように、カバー本体31の上端側の保持がなされる。
一方、カバー装置30を枠部材10から取り外す際には、図5(a)に示すように、第2引掛部47の解除操作部48を治具によって操作して第2受部26に対する係止を解除させる。これにより、図4(a)に示すように、カバー本体31は、その自重によって上端側が壁厚方向一方側に移動するように係合軸状部36a廻りに回転する。この際、第1引掛部46の第1係止爪部46aが第1受部25に引っ掛かるように係止し、上述のように、カバー本体31が傾斜した状態で保持される。
そして、図5(b)に示すように、カバー本体31を斜め手前上方側に持ち上げるようにして下側保持部材22の軸受凹部23に対する下端側の係合軸状部36aの係合を解除させることで、取り外すことができる。
また、上記構成とされた映像表示機器取付装置1は、例えば、以下のようにして施工するようにしてもよい。
まず、図2(a)に示すように、壁下地2,3によって区画された開口部に、枠部材10を嵌め入れるようにして固定する。また、枠部材10に、上下の機器保持部材20,21及び上下の保持部材22,24を取り付ける。そして、背面側に柱状体19が取り付けられた映像表示機器9を、上下の機器保持部材20,21に保持させる。
また、枠部材10を囲むように、壁下地2,4の壁厚方向一方側面に壁下地ボード5を固定し、壁下地2,4の壁厚方向他方側面に壁下地ボード7を固定する。そして、これら壁下地ボード5,7の表面5a,7aに、図1に示すように、表面化粧材6,8を貼着する。また、図3及び図4に示すように、上述のように、カバー本体31を上端保持部材24及び下端保持部材22に保持させるようにしてもよい。
なお、上記施工手順は、一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよい。
本実施形態に係るカバー装置30及びこれを備えた映像表示機器取付装置1は、上述のような構成としたことで、壁に埋込状に配される映像表示機器9の表面側を見栄え良く覆いながらも、映像表示機器9のメンテナンスや交換の際における作業性を向上させることができる。
つまり、壁に埋め込まれるように配される映像表示機器9の表面側を覆うように配されるカバー本体31を備えた構成としている。従って、映像表示機器9の表面側をカバー本体31によって見栄え良く覆うことができる。
また、下端側が壁幅方向に沿う軸(係合軸状部)36a廻りに回転自在に保持される構成とされたカバー本体31の上端側に設けられた被保持部(上端被保持部)40を着脱自在に保持する上端保持部材24を備えた構成としている。従って、カバー本体31の上端被保持部40を上端保持部材24から脱離させれば、カバー本体31を、容易に下端側の係合軸状部36a廻りに回転させたり、カバー本体31を取り外したりして映像表示機器9を受け入れる開口11を開放させることができる。これにより、例えば、大判な下地ボードを開閉させたり、それに伴い壁クロスや種々の仕上材の再施工が必要となるようなものと比べて、映像表示機器9のメンテナンスや交換を容易に行うことができる。
また、上端保持部材24及びカバー本体31の上端被保持部40のうちの一方に、他方に設けられた第1受部25に引掛解除可能に引っ掛けられる第1引掛部46と他方に設けられた第2受部26に引掛解除可能に引っ掛けられる第2引掛部47とを設けている。また、これら第1引掛部46と第2引掛部47とが、カバー本体31を係合軸状部36a廻りに回転させた際に段階的に引掛状態となる構成とされている。従って、これら第1引掛部46と第2引掛部47とによってカバー本体31の上端側が言わば二重にロックされた状態となる。つまりは、第1引掛部46及び第2引掛部47のうちの一方の引掛部が解除された場合にも他方の引掛部が引掛状態とされるので、カバー本体31の意図しない回転や脱落等を抑制することができる。また、映像表示機器9を受け入れる開口11を開放させる際にも、これら第1引掛部46及び第2引掛部47の引掛解除が段階的になされるので、例えば、引掛解除が同時的になされるものと比べて、カバー本体31の意図しない回転や脱落等を抑制することができる。
また、本実施形態では、カバー本体31の下端側を、枠部材10に設けられる下端保持部材22に対して着脱自在としている。従って、カバー本体31を、枠部材10に対して容易に取り外すことができる。なお、本実施形態では、カバー本体31の下端被保持部36に係合軸状部36aを設け、下端保持部材22に軸受凹部23を設けた例を示しているが、下端被保持部36に軸受凹部を設け、下端保持部材22に軸部を設けた構成としてもよい。また、カバー本体31の下端側を、枠部材10に設けられる下端保持部材22に対して着脱自在とした態様に代えて、着脱不能としてもよい。
また、本実施形態では、第1引掛部46及び第2引掛部47を引掛側に付勢する付勢部材49を設けた構成としている。従って、例えば、これら第1引掛部46及び第2引掛部47のうちの両方または一方が自重等によって引掛側に付勢されたようなものと比べて、意図せずに引掛解除状態となるようなことを抑制することができる。
また、第1引掛部46及び第2引掛部47を、カバー本体31の係合軸状部36a廻りの回転に伴って、それぞれの係止爪部46a,47aが第1受部25及び第2受部26を乗り越えるように付勢部材49の付勢に抗して変位し、引掛状態とされる構成としている。従って、カバー本体31を係合軸状部36a廻りに回転させることで、第1引掛部46及び第2引掛部47が段階的に引掛状態とされてカバー本体31の上端側を保持させることができ、カバー本体31の上端側を保持させる際の作業性を向上させることができる。また、これら第1引掛部46及び第2引掛部47が段階的に引掛状態とされるので、これらが同時的に引掛状態となるようなものと比べて、カバー本体31の上端側を保持させる際の付勢部材49の付勢による負荷を軽減することができる。なお、このように、カバー本体31を係合軸状部36a廻りに回転させることで、第1引掛部46及び第2引掛部47がそれぞれの受部25,26に引掛状態とされる態様に代えて、適宜の操作部の操作が必要な態様としてもよい。
また、本実施形態では、第1引掛部46及び第2引掛部47を、上下に離間するように配された基端側が壁幅方向に沿う軸42,43廻りに回転自在とされ、かつ、それぞれの先端側に係止爪部46a,47aを設けた構成としている。従って、例えば、第1引掛部46及び第2引掛部47を、映像表示機器9を受け入れる開口11の天面に沿うように上下方向に沿う軸廻りに回転自在に配されるものとした場合と比べて、壁厚方向に概ね沿う寸法を大きくしながらも円滑に引掛状態にすることができる。
また、付勢部材49を、第1引掛部46及び第2引掛部47の先端側を互いに近接させる方向または互いに離間させる方向に付勢する構成としている。従って、本実施形態のように、上下に離間して配される第1引掛部46と第2引掛部47との間に付勢部材49を配したり、兼用の付勢部材49としたりすることができ、同方向に向けて付勢するものとした場合と比べて、構成の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態では、上下に離間して配された第1引掛部46及び第2引掛部47の各係止爪部46a,47bを上下方向外方側に突出させ、第1引掛部46及び第2引掛部47の先端側が互いに近接する方向に変位して引掛解除状態とされる構成としている。従って、第1引掛部46及び第2引掛部47の各係止爪部46a,47bを互いに向き合う方向に突出させたようなものと比べて、第1引掛部46及び第2引掛部47が引掛解除側に変位する際における周辺部材との干渉を抑制することができる。なお、このような態様に代えて、第1引掛部46及び第2引掛部47の各係止爪部46a,47bを互いに向き合う方向に突出させたものとしてもよい。この場合は、付勢部材49を、第1引掛部46及び第2引掛部47の先端側を互いに近接させる方向に付勢する構成としてもよい。また、このように、第1引掛部46の第1係止爪部46aと第2引掛部47の第2係止爪部47aとを、互いに逆側に向けて突出させた態様に代えて、同方向に向けて突出させたような態様としてもよい。この場合は、各受部25,26や付勢部材49を適宜、必要に応じて変形するようにしてもよい。
また、本実施形態では、映像表示機器9を受け入れる開口11を区画し、壁下地2,3に固定される枠部材10に、映像表示機器9を保持する機器保持部材20,21とカバー本体31を保持する保持部材22,24とを設けた構成としている。従って、映像表示機器9を埋込状に壁に配設することができる。また、映像表示機器9及びカバー本体31を枠部材10に対して保持させることができるので、大判の壁材自体を取付装置としたようなものと比べて、小型化が図れ、取扱性や施工性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、本実施形態に係るカバー装置30を、枠部材10や機器保持部材20,21を備えた映像表示機器取付装置1に設けた例を示しているが、このような態様に限られない。これら枠部材10や機器保持部材20,21のうちのいずれかが適宜、施工現場において手配されたものとしてもよい。また、カバー本体31を保持する保持部材22,24としては、枠部材10に設けられるものに限られず、壁側の他の部位に設けられるものとしてもよい。
また、本実施形態では、第1受部25と第2受部26とを壁厚方向に離間させて設け、第1引掛部46及び第2引掛部47の各係止爪部46a,47bを壁厚方向で一致した位置に設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、第1受部25と第2受部26とを壁厚方向で一致した位置に設け、第1係止爪部46aと第2係止爪部47aとを壁厚方向に離間した位置となるように設けた態様としてもよい。また、各受部25,26及び係止爪部46a,47aのうちのいずれか一方を壁厚方向で一致した位置に設けた態様に限られず、両方を壁厚方向で異なる位置となるように設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、第1引掛部46及び第2引掛部47を、壁幅方向に沿う軸42,43廻りに回転自在とした例を示しているが、上下方向に沿う軸廻りに回転自在とされたものとしてもよい。この場合は、第1引掛部46及び第2引掛部47を、開口11の天面に沿うように配されるようなものとしてもよく、また、これらに応じた位置となるように第1受部25及び第2受部26を設けるようにしてもよい。また、第1引掛部46及び第2引掛部47としては、回転自在とされたものに限られず、伸縮(スライド)自在とされたようなものとしてもよい。この場合は、第1受部25及び第2受部26の態様を適宜、変更するようにしてもよい。カバー本体31を軸36a廻りに回転させた際に第1引掛部46と第2引掛部47とが各受部25,26に段階的に引掛状態となる構成としては、その他、種々の変形が可能である。
また、本実施形態では、カバー本体31側の上端被保持部40に第1引掛部46及び第2引掛部47を設け、壁側に設けられる上端保持部材24に第1受部25及び第2受部26を設けた構成としているが、逆側に設けるようにしてもよい。つまり、カバー本体31側の上端被保持部40に第1受部25及び第2受部26を設け、壁側に設けられる上端保持部材24に第1引掛部46及び第2引掛部47を設けた態様としてもよい。
1 映像表示機器取付装置
10 枠部材
11 開口
20 上側機器保持部材(機器保持部材)
21 下側機器保持部材(機器保持部材)
24 上端保持部材
25 第1受部
26 第2受部
30 カバー装置
31 カバー本体
36a 係合軸状部(壁幅方向に沿う軸)
40 上端被保持部(被保持部)
42 第1連結軸(壁幅方向に沿う軸)
43 第2連結軸(壁幅方向に沿う軸)
46 第1引掛部
46a 第1係止爪部(係止爪部)
47 第2引掛部
47a 第2係止爪部(係止爪部)
49 付勢部材
2,3 壁下地
9 映像表示機器

Claims (4)

  1. 壁に埋め込まれるように配される映像表示機器の表面側を覆うように配され、下端側が壁幅方向に沿う軸廻りに回転自在に保持されるカバー本体と、前記壁側に設けられ、前記カバー本体の上端側に設けられた被保持部を着脱自在に保持する上端保持部材と、を備えており、
    前記上端保持部材及び前記カバー本体の被保持部のうちの一方には、他方に設けられた第1受部に引掛解除可能に引っ掛けられる第1引掛部と他方に設けられた第2受部に引掛解除可能に引っ掛けられる第2引掛部とが、前記カバー本体を前記軸廻りに回転させた際に段階的に引掛状態となるように設けられていることを特徴とするカバー装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1引掛部及び前記第2引掛部を引掛側に付勢する付勢部材を備えており、
    前記第1引掛部及び前記第2引掛部は、前記カバー本体の前記軸廻りの回転に伴って、それぞれに設けられた係止爪部が前記第1受部及び前記第2受部を乗り越えるように前記付勢部材の付勢に抗して変位し、引掛状態とされる構成とされていることを特徴とするカバー装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1引掛部及び前記第2引掛部は、上下に離間するように配された基端側が壁幅方向に沿う軸廻りに回転自在とされ、かつ、それぞれの先端側に前記係止爪部を設けた構成とされており、
    前記付勢部材は、前記第1引掛部及び前記第2引掛部の先端側を互いに近接させる方向または互いに離間させる方向に付勢する構成とされていることを特徴とするカバー装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカバー装置と、前記映像表示機器を受け入れる開口を区画し、壁に埋め込まれるように壁下地に固定される枠部材と、この枠部材に設けられ、前記映像表示機器を保持する機器保持部材と、を備えていることを特徴とする映像表示機器取付装置。
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