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JP6421586B2 - 中留及び腕時計 - Google Patents

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JP6421586B2
JP6421586B2 JP2014257030A JP2014257030A JP6421586B2 JP 6421586 B2 JP6421586 B2 JP 6421586B2 JP 2014257030 A JP2014257030 A JP 2014257030A JP 2014257030 A JP2014257030 A JP 2014257030A JP 6421586 B2 JP6421586 B2 JP 6421586B2
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Description

本発明は、中留及び腕時計に関するものである。
従来、腕時計等の機器ケースの一端側に取り付けられた第1のバンドと他端側に取り付けられた第2のバンドとを連結させる中留として、三つ折れ方式の中留が知られている。
三つ折れ方式の中留は、一端側が第1のバンドの自由端側に取り付けられた下板と、一端側が第2のバンドの自由端側に取り付けられるとともに、折り畳み時において下板の外側面に重なり合うように配置されるカバー部材と、一端側が下板の他端側に回動自在に連結されるとともに、他端側がカバー部材の他端側に回動自在に連結される中板とを備えている。
このような三つ折れ方式の中留のカバー部材は、バンドを装着した際、バンドの駒とともにバンドの外装を構成するため、このカバー部材に装飾を施すことでバンドのデザイン性を向上させることができる。
例えば特許文献1には、カバー部材を表板とこの表板の表面を覆うように取付固定されたゴム製のカバーとで構成した中留構造が記載されている。
このような構成によれば、ゴム製のカバーの形状や色を変えたり、カバーの一部にロゴ等の形状に切り欠いた窓を設ける等により、単なる板状のカバー部材を設ける場合よりもバリエーション豊かなデザインを楽しむことができる。
また、カバー部材に直接装飾部材を嵌装する等によりデザイン性を向上させることも考えられる。
特開2002−191415号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようにカバー部材を表板とこれに被覆されるゴム製のカバーとで構成した場合には、カバー部材の厚みが厚くなり、中留部分が不自然に大きくなってバンド全体との調和を欠いてしまう。
この点、カバー部材に直接装飾部材を嵌装する手法によれば、中留部分の大きさを変えずにデザイン性を向上させることができる。
しかし、カバー部材の表面に開口部を設けて、これに装飾部材を嵌め込むだけでは装飾部材が外れやすい。
そこで、装飾部材を変形可能な柔らかい材料(例えばウレタン等)で形成し、この装飾部材に、カバー部材の開口部よりも大きな脚部を設けて、脚部を押し縮めて変形させながら開口部に押し込むと、開口部を通過後に脚部が元の大きさ・形状に復元し、カバー部材の裏面側に係止され抜けなくなる構成が考えられる。
しかし、このような手法では装飾部材を変形可能な材料で形成する必要があり、自由に材料を選択することができないため、デザインのバリエーション等が制限されてしまうとの問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、各種の材料を用いてバリエーション豊富な装飾をカバー部材に施すことができ、デザイン性に優れた中留及び腕時計を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係る中留は、
カバー部材、中板、及び下板を有する三つ折れ方式のバンドの中留であって、
前記カバー部材の外装面には、一対の開口部が前記バンドの延在方向に沿って所定間隔をもって形成されており、
前記一対の開口部内にそれぞれ挿入し互いに接離するように前記バンドの延在方向にスライド移動させることで前記カバー部材の前記外装面の裏面側に係止される係止位置を取り得る係止部を有する一対の装飾部材と、
前記カバー部材の内側に配置され、前記係止部が前記カバー部材の前記外装面の裏面側に係止された状態において前記一対の装飾部材の間に嵌装されて前記一対の装飾部材の位置を固定する位置固定部材と、
前記一対の装飾部材の間に配置された前記位置固定部材を下側から保持する保持部材と、
を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、各種の材料を用いてバリエーション豊富な装飾をカバー部材に施すことができ、デザイン性に優れた中留及び腕時計を提供することができるという効果を奏する。
第1の実施形態における中留が適用されたバンドを備える腕時計の斜視図である。 第1の実施形態における中留の拡大斜視図である。 第1の実施形態における中留の分解斜視図である。 (a)は、図2に示す中留から装飾部材を取り外した状態を示す斜視図であり、(b)は、装飾部材を取り外した状態の中留の要部断面図であり、(c)は、(b)に示す装飾部材をカバー部材に係止させた状態の中留の要部断面図であり、(d)は、(c)に示す装飾部材の間に位置固定部材を嵌め込んだ状態の中留の要部断面図である。 (a)は、図4(d)の状態の中留に係止ユニットを嵌め込む前の状態を示す中留の要部断面図であり、(b)は、(a)に示す中留に係止ユニットを嵌め込んだ状態を示す中留の要部断面図である。 (a)は、第2の実施形態における中留の位置固定部材の斜視図であり、(b)は、装飾部材が固定状態となっている状態を示す中留の要部斜視図であり、(c)は、装飾部材が解除状態となっている状態を示す中留の要部斜視図である。
[第1の実施形態]
図1から図5(a)及び図5(b)を参照しつつ、本発明に係る中留及びこの中留を有するバンドを備える腕時計の第1の実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態では中留を有するバンドが時計のモジュール等を収納する腕時計の時計ケースに取り付けられる時計バンドである場合を例として説明する。また、以下の実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態における中留が適用された時計バンドを備える腕時計の斜視図である。
図1に示すように、腕時計100は、後述する中留10を備える時計バンド1と、この時計バンド1が取り付けられる機器ケースである時計ケース2と、時計ケース2の視認側(腕時計100の表面側)に配置される表示部3と、を備えている。表示部3は、時計ケース2内に収納される図示しないモジュールにより動作するようになっている。
なお、図1では、腕時計100が、指針31等を有する文字板32を備えるアナログ方式の表示部3を備えている場合を例示しているが、腕時計100に設けられる表示部3はこれに限定されず、例えば液晶パネル等で構成されるデジタル方式の表示部や、アナログ方式、デジタル方式の両方を備える表示部であってもよい。
時計バンド1は、第1のバンド1aと第2のバンド1bとを備え、第1のバンド1aと第2のバンド1bとは、中留10によって連結されている。
本実施形態では、時計ケース2の一端側である時計の6時側にバンド取付部21aが設けられており、このバンド取付部21aに第1のバンド1aが取り付けられている。
また、時計ケース2の他端側である時計の12時側にバンド取付部21bが設けられており、このバンド取付部21bに第2のバンド1bが取り付けられている。
本実施形態において、時計バンド1(第1のバンド1a及び第2のバンド1b)は、複数の駒体11が連結されることにより構成されている。
時計バンド1を構成する駒体11は、例えばABS樹脂や、ポリアリレート(PAR)等のスーパーエンジニアリング・プラスチック、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等のエンジニアリング・プラスチック等の硬質の合成樹脂で形成されている。
なお、駒体11を構成する材料はここに例示したものに限定されない。例えばチタニウムやステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属や、セラミック等によって駒体11を形成してもよい。
中留10は、下板4、中板5、及びカバー部材6を有する三つ折れ方式のバンドの中留である。
図2は、本実施形態における中留を拡大した斜視図であり、図3は、本実施形態における中留の分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、本実施形態における中留10は、下板4、中板5、カバー部材6の他、係止ユニット7及び位置固定部材8を備えており、カバー部材6には後述するように装飾部材9(9a,9b)が設けられている。
下板4は、例えばステンレス鋼(SUS)等の金属材料で形成された長尺な板状の部材であり、平板状の部分である下板本体41を有している。
本実施形態では、図1等に示すように、下板本体41は、時計バンド1を腕に装着した際に腕の形状に沿うように、長手方向においてわずかに湾曲している。
また、後述するように、下板本体41は、枠状に形成されている中板5の切欠き部511よりも狭い幅に形成されており、中留10の折り畳み状態(三つ折れ状態)において、下板本体41が切欠き部511内に嵌め込まれるようになっている。
図1及び図3に示すように、この下板本体41の一端側には、下板4を第1のバンド1aの自由端側と連結させるための第1のバンド連結部42が設けられている。第1のバンド連結部42は、下板本体41の外側面(すなわち、腕時計100を腕に嵌めた際に外側となる面、図3において上側の面)から上方に立ち上がるように形成された立設部である。
駒体11には、駒体11の幅方向(すなわち、時計バンド1の幅方向)に貫通する連結用の軸孔(図示せず)が形成されており、第1のバンド連結部42には、この駒体11の連結用の軸孔に対応する位置に連結軸12を挿通させる図示しない貫通孔が形成されている。
本実施形態では、第1のバンド1aの自由端側に設けられた駒体11に形成されている軸孔と、第1のバンド連結部42の貫通孔とに連結軸12を挿通させることにより、この連結軸12等を介して下板4の一端側が第1のバンド1aの自由端側に回動自在に取り付けられる。
なお、第1のバンド連結部42は、第1のバンド1aを下板4に回動自在に連結可能なものであればよく、その構成は図示例に限定されない。
下板本体41の他端側には、下板4に中板5を連結させるための中板連結部43が設けられている。
中板連結部43には、下板本体41の幅方向(時計バンド1の幅方向)に貫通する図示しない貫通孔が形成されている。
中板5は、中板連結部43の貫通孔と中板5の中板連結部43に形成されている貫通孔との位置を合わせた上でこの貫通孔に軸部材431を挿通させることにより、下板4に回動自在に取り付けられる。
なお、中板連結部43は、中板5を下板4に回動自在に連結可能なものであればよく、その構成は図示例に限定されない。
また、下板4における下板本体41の外側面(すなわち、腕時計100を腕に嵌めた際に外側となる面、図3において上側の面)には、係止用突起44が設けられている。
本実施形態では、係止用突起44は、下板本体41上の第1のバンド連結部42の近傍であって、時計バンド1の幅方向のほぼ中央部に配置されている。
図1及び図3に示すように、本実施形態において、係止用突起44は、下板本体41の上に立設された軸部441と当該軸部441の先端に設けられ当該軸部441の径よりも径が大きく形成された係止部442からなり、外形形状がほぼきのこ状に形成されたロックピンである。本実施形態において、係止部442は、下方に向かって徐々に径が大きくなり、側面視において傘状に広がった形状となっている。
なお、係止用突起44の形状や配置等は図示例に限定されない。
係止用突起44は、下板本体41に一体的に形成されていてもよいし、別部材として形成したものを下板本体41に固定してもよい。係止用突起44は、中留10部分を繰り返し操作することによる磨耗に耐え得るように剛性に優れた材料で形成されている。
中板5は、例えばステンレス鋼(SUS)等の金属材料で形成された長尺な部材であり、長手方向に沿って表裏に貫通する切欠き部511が形成された枠状の部分である中板本体51を有している。
前述のように、切欠き部511の幅は、下板4の下板本体41の幅よりも大きく形成されており、中留10の折り畳み状態(三つ折れ状態)において、下板本体41は切欠き部511内に嵌め込まれ、図2に示すように、下板4と中板5とがほぼ面一となるようになっている。また、このように下板本体41が切欠き部511内に嵌め込まれた状態において、係止用突起44は、中板5の切欠き部511から中板本体51の上方に突出する。
図1及び図3に示すように、この中板本体51の一端側には、中板5を下板4と連結させるための下板連結部52が設けられている。下板連結部52には、中板本体51の幅方向(時計バンド1の幅方向)に貫通する図示しない貫通孔が形成されている。
中板5は、下板連結部52の貫通孔と下板4の中板連結部43に形成されている貫通孔との位置を合わせた上でこの貫通孔に軸部材431を挿通させることにより、下板4に回動自在に取り付けられる。
なお、下板連結部52は、中板5を下板4に回動自在に連結可能なものであればよく、その構成は図示例に限定されない。
中板本体51の他端側には、カバー部材6に中板5を連結させるためのカバー部材連結部53が設けられている。
カバー部材連結部53は、中板本体51の外側面(すなわち、腕時計100を腕に嵌めた際に外側となる面、図3において上側の面)から上方に立ち上がるように形成された立設部である。
後述するように、カバー部材6の一対の側壁部61には、時計バンド1の幅方向における対応する位置に連結用の軸孔63が形成されており、カバー部材連結部53には、このカバー部材6の連結用の軸孔63に対応する位置に連結軸54を挿通させる貫通孔531が形成されている。
また、カバー部材連結部53における時計バンド1の幅方向のほぼ中央部には、係止ユニット7の連結部72が嵌め込まれる切欠き部532が形成されている。
本実施形態では、カバー部材連結部53の切欠き部532に係止ユニット7の連結部72を嵌め込んだ上で、カバー部材連結部53の貫通孔531と係止ユニット7の連結部72の軸孔とに連結軸54を挿通させて、この連結軸54の両端部をカバー部材6の側壁部61に設けられた一対の軸孔63にそれぞれ嵌め込むことで、中板5とカバー部材6と係止ユニット7とが連結軸54を介してそれぞれ回動自在に連結されるようになっている。
なお、第1のバンド連結部42は、第1のバンド1aを中板5に回動自在に連結可能なものであればよく、その構成は図示例に限定されない。
カバー部材6は、中留10の折り畳み時(すなわち、中留10による第1のバンド1aと第2のバンド1bとの連結時)において下板4及び中板5の外側面の上に重なり合うように配置されるものであり、中留10の外観部分を構成する。
カバー部材6は、カバー部材6の外装面を構成する長尺な平板状の部である表板部60と、この表板部60の両側部に垂設される一対の側壁部61とを有している。
カバー部材6は、例えばABS樹脂や、ポリアリレート(PAR)等のスーパーエンジニアリング・プラスチック、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等のエンジニアリング・プラスチック等の硬質の合成樹脂で形成されている。なお、カバー部材6を構成する材料はここに例示したものに限定されない。例えばチタニウムやステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属や、セラミック等によってカバー部材6を形成してもよい。
なお、カバー部材6を、第1のバンド1a及び第2のバンド1bを構成する駒体11と同じ材料で形成した場合には、中留10の部分が目立たなくなり、第1のバンド1a及び第2のバンド1bがあたかも一繋がりであるかのような優れた外観の時計バンド1を実現することができ、好ましい。
上記側壁部61の一端側には、カバー部材6を第2のバンド1bの自由端側と連結させるための連結用の軸孔62が、一対の側壁部61のそれぞれ対応する位置に設けられている。
本実施形態において、第2のバンド1bの自由端側に設けられた駒体11には、駒体11の幅方向(すなわち、時計バンド1の幅方向)に貫通する連結用の貫通孔(図示せず)が形成されており、側壁部61の軸孔62は、この駒体11の貫通孔に対応する位置に配置されている。
駒体11の貫通孔に連結軸13を挿通させ、この連結軸13の両端部を一対の側壁部61に形成された軸孔62にそれぞれ係止させることにより、この連結軸13を介してカバー部材6の一端側が第2のバンド1bの自由端側に回動自在に取り付けられる。
なお、図2及び図3等に示すように、軸孔62は、一対の側壁部61のそれぞれ対応する位置に時計バンド1の延在方向に沿って複数設けられていることが好ましい。このように軸孔62を時計バンド1の延在方向に沿って複数設けることにより、連結軸13を係止させる軸孔62を変えることで、駒体11の着脱等を行うことなく、時計バンド1の長さを簡易に微調整することが可能となる。
一対の側壁部61の他端側には、カバー部材6を中板5の他端側と連結させるための連結軸54の端部が嵌め込まれる連結用の軸孔63が設けられている。
前述のように、本実施形態では、中板5のカバー部材連結部53に形成された貫通孔531と係止ユニット7の連結部72に形成された軸孔とに連結軸54を挿通させて中板5と係止ユニット7とを連結させた上で、この連結軸54の両端部をカバー部材6の側壁部61に設けられた一対の軸孔63にそれぞれ嵌め込むことで、中板5とカバー部材6と係止ユニット7とが連結軸54を介してそれぞれ回動自在に連結される。
また、一対の側壁部61において軸孔62と軸孔63との間には、後述する係止ユニット7のプッシュボタン74が嵌め込まれる開口部64が形成されている。
係止ユニット7は、連結部72が中板5とともにカバー部材6の側壁部61に軸支され、プッシュボタン74が開口部64に嵌め込まれることにより、カバー部材6内の所定位置に保持される。
カバー部材6の外装面を構成する表板部60には、一対の開口部65が時計バンド1の延在方向に沿って所定間隔をもって形成されている。
本実施形態では、矩形の開口部65が時計バンド1の延在方向に沿ってほぼ一直線上に並んで配置されている。
後述するように、各開口部65には、装飾部材9(9a,9b)がそれぞれ装着されるようになっている。
開口部65の大きさや形状、配置等は、装飾部材9(9a,9b)の大きさや形状、カバー部材6の外装面において装飾部材9(9a,9b)を配置したい位置等に応じて適宜決定される。
装飾部材9(9a,9b)は、図3等に示すように、カバー部材6の開口部65に対応して一対設けられている。
装飾部材9は、例えばABS樹脂や、ポリアリレート(PAR)等のスーパーエンジニアリング・プラスチック、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等のエンジニアリング・プラスチック等の硬質の合成樹脂や、チタニウム、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属や、セラミック、ガラス等で形成されている。なお、カバー部材6を構成する材料はここに例示したものに限定されない。
装飾部材9(9a,9b)は、外装部91と、この外装部91の下側に配置された脚部92と、係止部921とを有している。
図4(a)は、中留10から装飾部材9a,9bを取り外した状態を示す斜視図であり、図4(b)は、装飾部材9a,9bを取り外した状態の中留10の要部断面図であり、図4(c)は、図4(b)に示す装飾部材9a,9bをカバー部材6に係止させた状態の中留10の要部断面図である。
外装部91はカバー部材6の開口部65よりも時計バンド1の幅方向の長さ及び時計バンド1の延在方向の長さが大きく形成された平板状の部であり、図2及び図4(c)等に示すように、装飾部材9をカバー部材6に装着した際に、カバー部材6の表板部60の表面に露出して、カバー部材6の表板部60とともに中留10の外装部分を構成する。
本実施形態では外装部91は、図3等に示すように、わずかに段差を有する形状となっているが、形状は図示例に限定されない。
また、外装部91は、カバー部材6の開口部65よりも大きく、開口部65全体を覆うことができる程度の大きさであればよく、その形状は開口部65と同じでなくてもよい。例えば、開口部65が矩形である場合に外装部91がこれを覆う大きさの各種多角形や円形、楕円形等であってもよい。
外装部91の表面には模様や各種ロゴ等が施されていてもよいし、ガラス等で形成された装飾ピースを埋め込む等の装飾が施されていてもよい。
脚部92は、図4(b)及び図4(c)に示すように、カバー部材6の開口部65内に挿入可能に形成された部分である。すなわち、脚部92は、カバー部材6の開口部65よりも時計バンド1の幅方向の長さ及び時計バンド1の延在方向の長さが小さく形成されており、装飾部材9をカバー部材6に装着した際に、脚部92は、カバー部材6の内側であって表板部60の裏面側に配置される。
係止部921は、脚部92の一端から時計バンド1の延在方向に張り出した張出部であり、一対の装飾部材9(9a,9b)における係止部921は互いに逆側に張り出している。すなわち、装飾部材9aの係止部921は第1のバンド1aの連結されている側(図3等において左側)に張り出し、装飾部材9bの係止部921は第2のバンド1bの連結されている側(図3等において右側)に張り出している。
係止部921は、一対の装飾部材9(9a,9b)にそれぞれ設けられている脚部92を一対の開口部65内にそれぞれ挿入し互いに接離するように時計バンド1の延在方向にスライド移動させることでカバー部材6の外装面(すなわち、外装面を構成する表板部60)の裏面側に係止される係止位置と係止が解除される解除位置とを取り得るようになっている。
本実施形態では、脚部92を一対の開口部65内にそれぞれ挿入した後、装飾部材9(9a,9b)を互いに離間する方向にスライド移動させると、図4(c)に示すように、係止部921の上側の面(図4(c)等において上側の面、時計バンド1における外側の面)がカバー部材6の表板部60の裏面側に当接して、脚部92が開口部65から上方向に抜けないようになる。
また、逆に開口部65内に脚部92が挿入されている装飾部材9(9a,9b)を互いに接近する方向にスライド移動させ、係止部921の上方にカバー部材6の表板部60の開口部65が配置されると、脚部92を開口部65から抜き取ることができ、装飾部材9をカバー部材6から取り外すことができる。
位置固定部材8は、カバー部材6の内側に配置され、係止部921がカバー部材6の表板部60(すなわち、外装面)の裏面側に係止された状態において一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に嵌装されて一対の装飾部材9(9a,9b)の位置を固定するものである。
位置固定部材8は、例えば硬質の合成樹脂や、ステンレス鋼(SUS)等の金属、セラミック等で形成されている。なお、位置固定部材8を構成する材料はここに例示したものに限定されない。
例えば、位置固定部材8を弾性変形可能な材料で形成し、脚部92の間に圧入するようにしてもよい。位置固定部材8をこのような構成とした場合には、位置固定部材8を脚部92の間に嵌装することで、位置固定部材8によって一対の脚部92を互いに離間する方向に押圧することができ、より確実に一対の装飾部材9(9a,9b)の位置を固定することができる。
図4(d)は、図4(c)に示す装飾部材9a,9bの間に位置固定部材8を嵌め込んだ状態の中留10の要部断面図である。
装飾部材9(9a,9b)は、その係止部921を表板部60の裏面側に当接させたのみでは、自由にスライド移動できる状態であり、係止部921の位置がずれれば開口部65から抜け落ちてしまう。
この点、図4(d)に示すように、係止部921がカバー部材6の表板部60の裏面側に係止される係止位置にある状態において、装飾部材9a,9bの間に位置固定部材8を嵌め込むと、装飾部材9(9a,9b)は、互いに離間して、係止部921がそれぞれ表板部60の裏面側に係止された状態から移動できなくなり、係止部921が係止位置にとどまるように装飾部材9(9a,9b)の位置が固定される。
係止ユニット7は、ユニット本体71と、その一端部(本実施形態では、第1のバンド1a側に配置される端部、図3等において左側端部)に設けられ中板5のカバー部材連結部53の切欠き部532に嵌め込まれる連結部72とを備えている。
連結部72には、時計バンド1の幅方向に貫通する軸孔が形成されており、連結部72が中板5の切欠き部532に嵌め込まれた際にカバー部材連結部53の貫通孔531と連結部72の軸孔とが連通するようになっている。
ユニット本体71には、中留10の折り畳み状態(三つ折れ状態)において下板4の係止用突起44に係止される開閉窓73が形成されている。また、ユニット本体71の両側部には、プッシュボタン74が突出している。
ユニット本体71は、内部に図示しないばね等を含むプッシュユニットを内蔵しており、プッシュボタン74を内側に押し込むことで開閉窓73が開口して係止用突起44の係止部442を受け入れ、プッシュボタン74から手を放すと図示しないばねの復元力等によって開閉窓73が閉じて係止用突起44の係止部442を挟み込むようになっている。これにより、係止ユニット7は係止用突起に係止される。
なお、ユニット本体71に内蔵されるプッシュユニットは、各種公知の構成を適用することができるものであるため、詳細な説明は省略する。
図5(a)は、図4(d)の状態の中留10に係止ユニット7を嵌め込む前の状態を示す中留10の要部断面図であり、図5(b)は、図5(a)に示す中留10に係止ユニット7を嵌め込んだ状態を示す中留10の要部断面図である。
本実施形態において、係止ユニット7は、中留10の折り畳み状態(三つ折れ状態)において装飾部材9の脚部92の間に配置された位置固定部材8を下側から保持する保持部材として機能する。
すなわち、係止ユニット7は中板5とともに連結軸54によってカバー部材6の側壁部61に軸支され、プッシュボタン74が開口部64に嵌め込まれることにより、図5(b)に示すように、カバー部材6の内側であって、位置固定部材8の下面に当接して下側から位置固定部材8を支持し得る所定位置に配置される。
次に、本実施形態における中留及びこれを適用した腕時計100の作用について説明する。
本実施形態において、時計バンド1は、時計ケース2のバンド取付部21aに第1のバンド1aを取り付け、バンド取付部21bに第2のバンド1bを取り付けて、第1のバンド1aと第2のバンド1bの各自由端を繋ぐ位置に中留10を取り付けることで構成される。
中留10を時計バンド1に取り付ける際には、中留10の下板4における第1のバンド連結部42に第1のバンド1aの自由端側を取り付け、第2のバンド1bの自由端側に連結軸13を挿通させ、この連結軸13の両端部をカバー部材6における軸孔62に嵌め込むことで第2のバンド1bをカバー部材6に取り付ける。
また、下板4の中板連結部43と中板5の下板連結部52とに軸部材431を挿通させて下板4に中板5を取り付ける。
さらに、図4(b)及び図4(c)に示すように、装飾部材9a,9bをそれぞれ係止部921が時計バンド1の延在方向において互いに逆側に配置される向きで、カバー部材6の一対の開口部65に装着する。すなわち、各装飾部材9a,9bの外装部91が各開口部65の上に配置されるようにして各装飾部材9a,9bの脚部92を開口部65内に挿入し、その後、装飾部材9a,9bをそれぞれ係止部921の設けられている側にスライド移動させる。各装飾部材9a,9bの係止部921がカバー部材6の表板部60の裏面側に係止された係止位置に配置されると、図4(c)及び図4(d)に示すように、カバー部材6の表板部60の裏面側から各装飾部材9a,9bの脚部92の間に位置固定部材8を嵌め込み、各装飾部材9a,9bの位置を保持する。
また、中板5のカバー部材連結部53と係止ユニット7の連結部72とに軸54を挿通させた上で、この軸54の各端部をカバー部材6における軸孔63に嵌め込み、さらに係止ユニット7のプッシュボタン74をカバー部材6の開口部64に嵌め込むことでプッシュボタン74をカバー部材6の外側に突出させる。これにより、中板5と係止ユニット7とがカバー部材6に係止されるとともに、係止ユニット7が、図5(a)及び図5(b)に示すように、カバー部材6の内側であって、位置固定部材8の下面に当接して下側から位置固定部材8を支持し得る位置に保持される。
これにより、中留10の組み立てが完了する。なお、中留10の組み立て手順は上記に限定されない。
中留10を留める(連結する)際には、下板4、中板5及びカバー部材6を三つ折れに折り畳み、係止ユニット7のプッシュボタン74を押し込んで開閉窓73を開口して係止用突起44の係止部442を受け入れ、プッシュボタン74から手を放すことで開閉窓73を閉じ係止用突起44の係止部442を開閉窓73内に挟み込む。これにより、係止ユニット7が係止用突起に係止された維持され、中留10は、第1のバンド1aと第2のバンド1bとを連結させた連結状態となる。
また、中留10の連結を解除する場合には、再びプッシュボタン74を押し込んで、係止用突起44の係止状態を解除する。これにより、中留10の連結状態が解除され、時計バンド1が取り外し可能な状態となる。
カバー部材6から装飾部材9を取り外す場合には、まず係止ユニット7と中板5とをカバー部材6から取り外し、さらに位置固定部材8を装飾部材9a,9bの脚部92の間から取り外す。これにより、装飾部材9a,9bは自由にスライド移動できる状態となり、脚部92をカバー部材6の表板部60の開口部65から抜いて装飾部材9をカバー部材6から取り外すことが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、中留10のカバー部材6には、その外装面である表板部60に、少なくとも一対の開口部65が時計バンド1の延在方向に沿って所定間隔をもって形成されており、この開口部65に装飾部材9が装着されるようになっている。これにより、カバー部材6全体にカバーを被せる等の手法をとった場合と比べて中留部分の大きさや厚みを大きくすることなく、中留10のデザイン性を向上させることができる。
また、装飾部材9は、カバー部材6の開口部65よりも時計バンド1の幅方向の長さ及び時計バンド1の延在方向の長さが大きく形成された外装部91と、この外装部91の下側に配置され開口部65内に挿入可能に形成された脚部92と、一対の脚部92を一対の開口部65内にそれぞれ挿入し互いに接離するように時計バンド1の延在方向にスライド移動させることでカバー部材6の表板部60の裏面側に係止される係止位置と係止が解除される解除位置とを取り得る係止部921とを有している。このため、装飾部材9をカバー部材6に装着する際に装飾部材9の脚部等を変形させる必要がなく、変形しにくい硬質な材料で装飾部材9を形成することが可能となる。これによって、金属やセラミック等を用いて高級感のある装飾部材9を形成したり、変色や劣化が少ない硬質の合成樹脂等を用いて、色等のバリエーションが豊富な装飾部材9を形成する等が可能となり、中留10及びこれを備える時計バンド1の高級感を演出したり、デザイン性を向上させたりすることができる。
さらに、本実施形態の中留10は、装飾部材9の係止部921がカバー部材6の表板部60の裏面側に係止された状態において一対の装飾部材9の脚部92の間に嵌装されて一対の装飾部材9の位置を固定する位置固定部材8と、この位置固定部材8を下側から保持する保持部材としての係止ユニット7とを備えている。これにより、カバー部材6に装着された装飾部材9が係止位置からずれて開口部65から抜け落ちるのを防止することができる。
また、本実施形態では、三つ折れ方式の中留10において係止用突起44に係止される部材である係止ユニット7が位置固定部材8を下側から保持する保持部材として機能する。このため、位置固定部材8を保持するための部材を別途設ける必要がなく、部品点数を増やすことなく、装飾部材9の抜け落ちを確実に防止することができる。
そして、このように、中留10のカバー部材6に各種材料で形成可能な装飾部材9を装着することができるため、中留10が駒体11等と調和した優れた外観の時計バンド1及びこれを備える腕時計100を実現することができる。
[第2の実施形態]
次に、図6(a)から図6(c)を参照しつつ、本発明に係る中留及びこの中留を有するバンドを備える腕時計の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、位置固定部材の構成のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図6(a)は、本実施形態に係る中留10に設けられる位置固定部材80の斜視図である。
図6(a)に示すように、本実施形態の位置固定部材80は、係止部921が係止位置にあるときに一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に嵌り合う広幅部81と、係止部921が解除位置にあるときに一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に配置される狭幅部82と、を有しており、平面視においてほぼT字型となっている。
広幅部81及び狭幅部82の大きさ・形状等は、カバー部材6の内側の大きさや装飾部材9(9a,9b)の脚部92の大きさ・形状等に応じて適宜変形可能である。
図6(b)は、位置固定部材80の広幅部81が一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に配置されている状態を示す斜視図であり、図6(c)は、位置固定部材80の狭幅部82が一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に配置されている状態を示す斜視図である。なお、図6(b)及び図6(c)においては、中留10の組み立て状態において係止ユニット7によって覆われてしまう部分を図示する都合上、係止ユニット7を二点鎖線で示している。
本実施形態では、位置固定部材80は、広幅部81が一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に配置される固定位置(図6(b)に示す位置)から狭幅部82が一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に配置される取り外し位置(図6(c)に示す位置)までスライド移動可能となっている。
位置固定部材80が固定位置にある状態とは、図6(b)に示すように、位置固定部材80の広幅部81が一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間隔を押し広げて、一対の装飾部材9(9a,9b)の係止部921が表板部60の裏面側に係止される係止位置を保持させることができる状態である。
また、位置固定部材80が取り外し位置にある状態とは、図6(c)に示すように、位置固定部材80の広幅部81が装飾部材9(9a,9b)の脚部92が配置されていないカバー部材6内の幅方向(時計バンド1の幅方向)の端部に移動して、位置固定部材80による装飾部材9(9a,9b)の位置固定が解除された状態である。位置固定部材80が取り外し位置にある状態では、装飾部材9(9a,9b)が自由に移動することができ、開口部65から脚部92を抜き取ることで、装飾部材9(9a,9b)をカバー部材6から取り外すことが可能となる。
本実施形態の位置固定部材80は、図6(b)及び図6(c)に示すように、下側から保持部材である係止ユニット7で支持されている状態でも、その一部が係止ユニット7によって覆われずに露出した状態となる。
このため、係止ユニット7や中板5をカバー部材6から取り外す等の分解作業を行うことなく、指先や棒状の道具を用いて、位置固定部材80を固定位置(図6(b)に示す位置)から取り外し位置(図6(c)に示す位置)までスライド移動させることができる。これにより、ユーザ等が容易に装飾部材9(9a,9b)を着脱することができ、装飾部材9(9a,9b)を取り換えてさらにバリエーションに富んだ装飾を中留10に施すことができる。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本実施形態における中留及びこれを適用した腕時計の作用について説明する。
まず、中留10を時計バンド1に取り付ける際には、第1の実施形態と同様に、下板4を第1のバンド1aの自由端側を取り付け、第2のバンド1bをカバー部材6に取り付け、下板4に中板5を取り付ける。
そして、各装飾部材9a,9bの外装部91が各開口部65の上に配置されるようにして各装飾部材9a,9bの脚部92を開口部65内に挿入し、その後、装飾部材9a,9bをそれぞれ係止部921の設けられている側にスライド移動させる。各装飾部材9a,9bの係止部921がカバー部材6の表板部60の裏面側に係止された係止位置に配置されると、図6(b)に示すように、カバー部材6の表板部60の裏面側から各装飾部材9a,9bの脚部92の間に位置固定部材80の広幅部81が配置されるように位置固定部材80を嵌め込み、各装飾部材9a,9bの位置を保持する。
さらに、中板5及び係止ユニット7をカバー部材6に係止するとともに、係止ユニット7のプッシュボタン74を開口部64に嵌め込み、係止ユニット7を、カバー部材6の内側であって、位置固定部材80の下面に当接して下側から位置固定部材80を支持し得る位置に配置する。
これにより、中留10の組み立てが完了する。なお、中留10の組み立て手順は上記に限定されない。
装飾部材9a,9bをカバー部材6から取り外す場合には、位置固定部材80における係止ユニット7によって覆われていない部分に指先や棒状の道具を引っ掛けて、広幅部81を脚部92と接触しないカバー部材6の幅方向(時計バンド1の幅方向)の端部までスライド移動させる。広幅部81がカバー部材6の幅方向の端部に移動して、脚部92の間に狭幅部82が配置された状態となると、装飾部材9(9a,9b)が自由に移動可能となり、開口部65から脚部92を抜き取ることで、装飾部材9(9a,9b)をカバー部材6から取り外すことができる。
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態の位置固定部材80は、脚部92の間に配置することで係止部921を係止位置に保持することのできる広幅部81と、位置固定部材80が脚部92の間に配置された状態において係止部921が解除位置を取り得る狭幅部82とを有し、広幅部81が一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に配置される固定位置(図6(b)に示す位置)から狭幅部82が一対の装飾部材9(9a,9b)の脚部92の間に配置される取り外し位置(図6(c)に示す位置)まで位置固定部材80をスライド移動させることが可能となっている。
このため、位置固定部材80を指先や棒状の道具等によってスライド移動させるだけでユーザ等が容易に装飾部材9(9a,9b)を着脱することができる。これにより、例えば材質や色、形状等の異なる各種の装飾部材9(9a,9b)を用意しておき、気分や用途に応じて適宜装飾部材9(9a,9b)を取り換えることで、さらにバリエーション豊富でデザイン性に富んだ中留10、及びこれを備える時計バンド1を実現することができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態では、装飾部材9を装着する開口部65を一対(2つ)設けて、2つの装飾部材9をカバー部材6に装着する場合を例示したが、カバー部材6に設けられる開口部65及びこれに装着される装飾部材9の数は2つに限定されない。
カバー部材6に設けられる開口部65及びこれに装着される装飾部材9は、少なくとも一対であればよく、例えば一対(2つ)の開口部65及び装飾部材9をカバー部材6の幅方向(すなわち時計バンド1の幅方向)に2列並べて、2対(4つ)の開口部65及び装飾部材9を設けてもよい。
この場合、一対(2つ)の装飾部材9についてそれぞれ位置固定部材8,80を設けてもよいし、2列に並んだ2対(4つ)の装飾部材9について1つの位置固定部材8,80で位置固定を行うようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、一対の開口部65が、カバー部材6の表板部60に時計バンド1の延在方向に沿ってほぼ一直線上に配置されている場合を例示したが、一対の開口部65の配置は、これに限定されず、時計バンド1の延在方向に沿う直線上から多少ずれた位置に配置されていてもよい。この場合でも、双方の開口部65に装着される一対の装飾部材9a,9bの脚部92の間に位置固定部材8,80(位置固定部材80においては、広幅部81)を嵌装可能な範囲内に開口部65が配置されていれば、位置固定部材8,80による装飾部材9a,9bの位置固定が可能である。
また、上記各実施形態では、装飾部材9a,9bの係止部921が互いに離間した状態のときに装飾部材9a,9bの位置が固定される係止位置となり、係止部921同士が近接した状態のときに係止が解除される解除位置となり、脚部92の間に位置固定部材8,80を嵌装して脚部92の間隔を広げることで装飾部材9a,9bが固定される場合を例示したが、装飾部材9a,9bの位置固定の仕方はこれに限定されない。
例えば、装飾部材9a,9bの係止部921同士が近接した状態のときに装飾部材9a,9bの位置が固定される係止位置となり、係止部921が互いに離間した状態のときに係止が解除される解除位置となる構成としてもよい。
この場合には、位置固定部材8,80は、例えば一対の脚部92を挟み込んで固定するコ字状の部材とする。
また、上記各実施形態では、保持部材がプッシュユニットを内蔵した係止ユニット7である場合を例示したが、保持部材は係止ユニット7に限定されない。
例えば、中留10がプッシュユニットを備えない構成の場合には、係止ユニット7に代えて位置固定部材8,80を下側から支持可能なスペーサ等を保持部材として配置してもよい。
また、上記各実施形態では、時計バンド1が複数の駒体11から構成されている場合を例として説明したが、本発明の中留を適用可能な時計バンドは複数の駒体11で構成されるものに限定されない。例えば、時計バンド1(第1のバンド1a及び第2のバンド1b)がウレタン樹脂や革等で形成され、第1のバンド1a及び第2のバンド1bを連結させるバックル部分に本発明の中留を適用してもよい。
また、上記各実施形態では、中留10が腕時計100の時計バンド1に設けられている場合を例示したが、本発明の中留を適用可能なバンドは、時計バンドに限定されない。
第1のバンドと第2のバンドとを備え、これらを中留によって連結する構造のバンドであれば、本発明の中留を広く適用することができる。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
カバー部材、中板、及び下板を有する三つ折れ方式のバンドの中留であって、
前記カバー部材の外装面には、一対の開口部が前記バンドの延在方向に沿って所定間隔をもって形成されており、
前記一対の開口部内にそれぞれ挿入し互いに接離するように前記バンドの延在方向にスライド移動させることで前記カバー部材の前記外装面の裏面側に係止される係止位置を取り得る係止部を有する一対の装飾部材と、
前記カバー部材の内側に配置され、前記係止部が前記カバー部材の前記外装面の裏面側に係止された状態において前記一対の装飾部材の間に嵌装されて前記一対の装飾部材の位置を固定する位置固定部材と、
前記一対の装飾部材の間に配置された前記位置固定部材を下側から保持する保持部材と、
を備えていることを特徴とする中留。
<請求項2>
前記一対の装飾部材は、前記カバー部材の前記開口部よりも前記バンドの幅方向の長さ及び前記バンドの延在方向の長さが大きく形成された外装部と、この外装部の下側に配置され前記開口部内に挿入可能に形成された脚部と、を有し、
前記係止部は、前記一対の脚部を前記一対の開口部内にそれぞれ挿入し互いに接離するように前記バンドの延在方向にスライド移動させることで前記カバー部材の前記外装面の裏面側における係止が解除される解除位置を取り得ることを特徴とする請求項1に記載の中留。
<請求項3>
前記下板は、外側面に係止用突起が形成されており、
前記保持部材は、前記カバー部材の内側に配置されるように係止されるとともに、三つ折れ状態において前記係止用突起に係止される係止ユニットであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中留。
<請求項4>
前記位置固定部材は、前記係止部が前記係止位置にあるときに前記一対の装飾部材の前記脚部の間に嵌り合う広幅部と、前記係止部が前記解除位置にあるときに前記一対の装飾部材の前記脚部の間に配置される狭幅部と、を有し、
前記広幅部が前記一対の装飾部材の前記脚部の間に配置される固定位置から前記狭幅部が前記一対の装飾部材の前記脚部の間に配置される取り外し位置までスライド移動可能となっていることを特徴とする請求項2に記載の中留。
<請求項5>
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の中留を備える時計バンドと、
前記時計バンドが取り付けられる時計ケースと、
前記時計ケースの視認側に配置される表示部と、
を備えていることを特徴とする腕時計。
1 時計バンド
4 下板
5 中板
6 カバー部材
7 係止ユニット
8 位置固定部材
9 装飾部材
10 中留
60 表板部
61 側壁部
65 開口部
81 広幅部
82 狭幅部
91 外装部
92 脚部
100 腕時計
921 係止部

Claims (5)

  1. カバー部材、中板、及び下板を有する三つ折れ方式のバンドの中留であって、
    前記カバー部材の外装面には、一対の開口部が前記バンドの延在方向に沿って所定間隔をもって形成されており、
    前記一対の開口部内にそれぞれ挿入し互いに接離するように前記バンドの延在方向にスライド移動させることで前記カバー部材の前記外装面の裏面側に係止される係止位置を取り得る係止部を有する一対の装飾部材と、
    前記カバー部材の内側に配置され、前記係止部が前記カバー部材の前記外装面の裏面側に係止された状態において前記一対の装飾部材の間に嵌装されて前記一対の装飾部材の位置を固定する位置固定部材と、
    前記一対の装飾部材の間に配置された前記位置固定部材を下側から保持する保持部材と、
    を備えていることを特徴とする中留。
  2. 前記一対の装飾部材は、前記カバー部材の前記開口部よりも前記バンドの幅方向の長さ及び前記バンドの延在方向の長さが大きく形成された外装部と、この外装部の下側に配置され前記開口部内に挿入可能に形成された脚部と、を有し、
    前記係止部は、前記一対の脚部を前記一対の開口部内にそれぞれ挿入し互いに接離するように前記バンドの延在方向にスライド移動させることで前記カバー部材の前記外装面の裏面側における係止が解除される解除位置を取り得ることを特徴とする請求項1に記載の中留。
  3. 前記下板は、外側面に係止用突起が形成されており、
    前記保持部材は、前記カバー部材の内側に配置されるように係止されるとともに、三つ折れ状態において前記係止用突起に係止される係止ユニットであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中留。
  4. 前記位置固定部材は、前記係止部が前記係止位置にあるときに前記一対の装飾部材の前記脚部の間に嵌り合う広幅部と、前記係止部が前記解除位置にあるときに前記一対の装飾部材の前記脚部の間に配置される狭幅部と、を有し、
    前記広幅部が前記一対の装飾部材の前記脚部の間に配置される固定位置から前記狭幅部が前記一対の装飾部材の前記脚部の間に配置される取り外し位置までスライド移動可能となっていることを特徴とする請求項2に記載の中留。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の中留を備える時計バンドと、
    前記時計バンドが取り付けられる時計ケースと、
    前記時計ケースの視認側に配置される表示部と、
    を備えていることを特徴とする腕時計。
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