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JP6421012B2 - 回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法 - Google Patents

回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法 Download PDF

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JP6421012B2 JP2014216879A JP2014216879A JP6421012B2 JP 6421012 B2 JP6421012 B2 JP 6421012B2 JP 2014216879 A JP2014216879 A JP 2014216879A JP 2014216879 A JP2014216879 A JP 2014216879A JP 6421012 B2 JP6421012 B2 JP 6421012B2
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Description

本発明は、回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法に関し、さらに詳しく言えば、配線ケーブルとして同軸ケーブルが用いられる回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法に関するものである。
図2に示すように、LCRメータ等の回路素子測定装置は、基本的な構成として、測定信号発生部10と、電圧測定部20と、電流測定部30とを備え、測定信号発生部10より出力抵抗11および電流供給プローブHcを介して被測定試料DUTに交流測定信号を供給し、これによって被測定試料DUTに流れる電流を電流測定部30にて電流検出プローブLcを介して測定するとともに、被測定試料DUTの端子間電圧を一対の電圧検出プローブHp,Lpを介して電圧測定部20にて測定し、測定された電圧Vと電流Iとから被測定試料DUTのインピーダンスZ等を求める(例えば、特許文献1参照)。
多くの場合、電流供給プローブHc,電流検出プローブLc,電圧検出プローブHpおよび電圧検出プローブLpの各配線ケーブルには、それぞれ、同軸ケーブルCA1,CA2,CA3,CA4が用いられている。各同軸ケーブルCA1〜CA4は、ほぼ同じ長さである。
同軸ケーブルCAは、芯線とシールド線との間に静電容量が存在し、その容量値は特性インピーダンスにより決められている。特性インピーダンスが50Ωの場合、容量値は約104pF/mである。
このように、同軸ケーブルCAは、その長さによって異なる容量値を持つため、回路素子測定装置に接続される同軸ケーブル長ごとに、試料のインピーダンスについて出荷時調整が行われ、その調整値が内部メモリに保存される。
これにより、ユーザー側で接続した同軸ケーブルの長さを設定(入力)すると、その長さに応じてメモリから調整データが読み出され、ケーブル長により生ずる誤差を補正した測定を行うことができる。
特開2009−270942号公報
しかしながら、ユーザーにより設定されたケーブル長が正しくない場合や、設定し忘れた場合には、接続されているケーブル長と、回路素子測定装置での設定とが異なるため、測定誤差が増大してしまうことがある。
そこで、本発明の課題は、ケーブル長の判別モードを有し、接続した同軸ケーブル(延長ケーブル)の長さを回路素子測定装置側で判別可能とすることにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefを、上記出力抵抗の抵抗値と、上記同軸ケーブル固有の単位長さ当たりの容量値および上記交流測定信号の周波数とから求めることを特徴としている。
請求項2に記載された発明は、出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し、上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefとして、上記交流測定信号の出力電圧を用いることを特徴としている。
請求項3に記載された発明は、出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し、上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefとして、上記オープン補正時に上記同軸ケーブル長を0mとしたときに測定された上記電圧検出プローブHp−Lp間の測定電圧を用いることを特徴としている。
請求項4に記載された発明は、出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し、上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefとして、上記オープン補正時に上記同軸ケーブルにケーブル長が既知の同軸ケーブルを用いたときに測定された上記電圧検出プローブHp−Lp間の測定電圧を用いることを特徴としている。
プローブの配線ケーブルに同軸ケーブルを使用する場合、オープン補正時、測定信号発生部の出力抵抗と同軸ケーブルの静電容量とにより一種のローパスフィルタが形成されるため、オープン補正時の測定電圧Vvは同軸ケーブルの長さに応じて変化する。したがって、オープン補正時の測定電圧Vvと基準となる所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、プローブに接続されている同軸ケーブルの長さを判別することができる。
本発明の配線ケーブル長の判別方法を実施するうえでの回路素子測定装置を示す模式図。 従来の一般的な回路素子測定装置を示す模式図。
次に、図1を参照して、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図1を参照して、この実施形態においても、回路素子測定装置は、先の図2で説明した回路素子測定装置と同じく、基本的な構成として、測定信号発生部10と、電圧測定部20と、電流測定部30と、4本のプローブ(電流供給プローブHc,電流検出プローブLc,高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLp)とを備えている。なお、各プローブHc,Lc,Hp,Lpを特に区別する必要がない場合には、総称としてプローブPと言う。
測定信号発生部10は、周波数、信号レベルともに任意の交流測定信号を出力抵抗11を介して出力する。電圧測定部20には、差動型の演算増幅器が用いられ、電流測定部30には、電流iを電圧Viとして検出する反転型の演算増幅器が用いられている。
電流供給プローブHcは、同軸ケーブルCA1を介して測定信号発生部10の出力抵抗11に接続されるが、同軸ケーブルCA1と出力抵抗11との間には、第1スイッチSW1が設けられている。また、第1スイッチSW1と同軸ケーブルCA1との接続点と接地との間には、第2スイッチSW2が設けられている。
また、電流検出プローブLcは、同軸ケーブルCA2を介して電流測定部30に接続されるが、同軸ケーブルCA2と電流測定部30との間には、第3スイッチSW3が設けられている。同軸ケーブルCA2は、第3スイッチSW3を介して電流測定部30の反転入力端子に接続され、その非反転入力端子は接地されている。
高電位側の電圧検出プローブHpは、同軸ケーブルCA3を介して電圧測定部20の一方の入力端子(+側端子)に接続され、低電位側の電圧検出プローブLpは、同軸ケーブルCA4を介して電圧測定部20の他方の入力端子(−側端子)に接続されている。
同軸ケーブルCA1〜CA4は、ほぼ同じ長さで、その特性インピーダンスも同じであり、特に区別する必要がない場合には、総称として同軸ケーブルCAと言う。この実施形態において、各同軸ケーブルCAの特性インピーダンスは50Ωで、芯線とシールド線間の静電容量値は約104pF/mである。
各プローブPは、各同軸ケーブルCAの一端側に取り付けられ、各同軸ケーブルCAの他端側は、上記のように、出力抵抗11、電圧測定部20もしくは電流測定部30のいずれかに接続される。
この実施形態によると、電圧検出プローブHpの同軸ケーブルCA3の他端側には、コンタクトチェック用の第1直流電源21aと、第1電圧検出部21bとが接続され、同様に、電圧検出プローブLpの同軸ケーブルCA4の他端側にも、コンタクトチェック用の第2直流電源22aと、第2電圧検出部22bとが接続されている。
この場合、第1直流電源21aは、抵抗prおよび第4スイッチSW4を介して同軸ケーブルCA3の他端側に接続され、第2直流電源22aは、抵抗prおよび第5スイッチSW5を介して同軸ケーブルCA4の他端側に接続される。第1直流電源21aと第2直流電源22aには、装置内電源が用いられてよい。
各同軸ケーブルCAは、ユーザー側で所定の長さのものが選択される。例えば、1m,2m,4m等の長さの同軸ケーブルCAがオプションとして用意され、ユーザーは、その中から、測定部から被測定試料DUTに至る距離に見合った長さの同軸ケーブルCAを選択して使用する。通常、4本とも同じ長さのものが使用される。
被測定試料DUTのインピーダンス測定時には、図1に示すように、電流供給プローブHcと電圧検出プローブHpとを被測定試料DUTの一方の端子に接触させ、電流検出プローブLcと電圧検出プローブLpとを被測定試料DUTの他方の端子に接触させて、第1スイッチSW1,第3スイッチSW3をオン、第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフにする。
これにより、測定信号発生部10より出力抵抗11、同軸ケーブルCA1および電流供給プローブHcを介して被測定試料DUTに交流測定信号が供給され、被測定試料DUTに流れる電流が電流測定部30にて電流検出プローブLcおよび同軸ケーブルCA2を介して測定されるとともに、被測定試料DUTの端子間電圧が一対の電圧検出プローブHp,Lpおよび同軸ケーブルCA3,CA4を介して電圧測定部20にて測定され、測定された電圧Vと電流Iとから被測定試料DUTのインピーダンスZ等が求められる。
本発明では、ユーザー側で選択された同軸ケーブルCAの長さを自動で判別する機能を備えている。通常、被測定試料DUTを高精度で測定するため、LCRメーター等の回路素子測定装置では、オープン補正とショート補正を実施する。本発明では、オープン補正時に測定される測定データを利用して、同軸ケーブルCAの長さを自動で判別する。
オープン補正時には、電流供給プローブHcと電圧検出プローブHpとを接続するとともに、電圧検出プローブLpと電流検出プローブLcとを接続して被測定試料をオープンの状態としたうえで、第1スイッチSW1,第3スイッチSW3をオン、第2スイッチSW2をオフにして、測定信号発生部10より交流測定信号を供給し、電圧測定部20にて電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、電流測定部30にて電流供給プローブHc−電圧検出プローブLp間に流れる電流Viを測定して、被測定試料DUTのオープン時のインピーダンスZを測定する。
このオープン補正時において、測定信号発生部10の出力抵抗11の抵抗値Rsと、同軸ケーブルCA1,CA3の静電容量値Cとにより一種のローパスフィルタが形成されるため、電圧検出プローブHp−Lp間で測定される測定電圧Vvは、同軸ケーブルCA1,CA3での電圧降下分、減衰(低下)している。
したがって、測定電圧Vvを所定の参照電圧Vrefと比較して、減衰量を算出することにより、使用されている同軸ケーブルCAの長さが分かる。
なお、電流測定部30の反転演算増幅器の反転入力端子はバーチャルショートにより「0」電位(接地電位)であるため、この反転入力端子に同軸ケーブルCA4,CA2を介して接続されている電圧測定部20の差動演算増幅器の−側端子も「0」電位、したがって、電圧検出プローブHp−Lp間で測定される測定電圧Vvは、実質的に同軸ケーブルCA3の他端側(プローブHpの接続端とは反対側)の電圧である。
同軸ケーブルCAによる減衰特性は、出力抵抗値Rsと、同軸ケーブルの長さLと、交流測定信号の周波数fとにより決まる。一例として、出力抵抗が100Ω,周波数が8MHz時における同軸ケーブル長が1m,2m.4mのときの減衰特性は概ね次のとおり。
0m時…0%,
1m時…−10%,
2m時…−30%,
4m時…−55%
上記参照電圧Vrefには、種々の電圧値を用いることができる。例えば、出力抵抗11の抵抗値Rsと、同軸ケーブルCA固有の単位長さ当たりの容量値Cおよび交流測定信号の周波数fとから求められた電圧値が採用されてよい。
別の例として、上記参照電圧Vrefとして、測定信号発生部10より出力される交流測定信号の出力電圧(レベル)Vsを用いることもできる。
また、上記参照電圧Vrefとして、オープン補正時に同軸ケーブル長を0mとしたときに測定された電圧検出プローブHp−Lp間の測定電圧Vvが用いられてもよい。
また、上記参照電圧Vrefとして、オープン補正時に同軸ケーブルCAにケーブル長が既知の同軸ケーブルを用いたときに測定された電圧検出プローブHp−Lp間の測定電圧Vvを用いてもよい。この場合には、測定電圧Vvが参照電圧Vrefよりも大きくなり、その増大量から同軸ケーブル長を判別することもあり得る。
さらには、装置の浮遊容量等を加味して、同軸ケーブル長に応じた減衰率を予めデータとして保持し、「実際に接続されているケーブル長」と「設定されているケーブル長」とが一致しているかどうかを判定するようにしてもよい。
その一例として、交流測定信号レベル1V,周波数3MHz時のデータとして、
0m設定時…1V±50mV
1m設定時…0.9V±50mV
2m設定時…0.8V±50mV
4m設定時…0.6V±100mV
等のデータを保持しておき、測定電圧Vvがどの範囲に入るかによって実際に接続されているケーブル長を判定するようにしてもよい。これによれば、設定されているケーブル長が例えば1mである場合、測定電圧Vvが2m設定時の0.8V±50mVの範囲内であるときには、ケーブル長設定間違いと判定することになる。
いずれにして、測定電圧Vvと参照電圧Vrefとの比率に基づいて、実際に接続されている同軸ケーブルのケーブル長が分かるため、そのケーブル長に見合う調整データを読み出して補正を行うことにより、ケーブル延長時の誤差を低減した測定が可能となる。
また、測定電圧Vvは、オープン補正時に測定される電圧であるため、回路素子測定装置や同軸ケーブルに追加回路等を設けことなく、ソフトウェア処理だけでケーブル長判別を行うことができる。
なお、測定電圧Vvにより検出されるケーブル長は、同軸ケーブルCA1,CA3の長さであるが、各同軸ケーブルCAの長さはほぼ等しいため、1本当たりのケーブル長は検出されるケーブル長の約1/2となる。
ところで、図1に示すように、各プローブPに接触抵抗rがある場合、接触抵抗rが出力抵抗11と直列になるため、接触抵抗rの大きさによっては減衰特性に誤差が含まれることになる。
オープン補正を行う前に、コンタクトチェックを行い、プローブPの接触抵抗rが十分に小さいかどうかをチェックすることが好ましい。この実施形態において、コンタクトチェックは次のようにして行う。
すなわち、コンタクトチェック時には、第1スイッチSW1をオフ、第2スイッチSW2,第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンにする。
これにより、第1スイッチSW1により測定信号発生部10が切り離され、また、同軸ケーブルCA1が第2スイッチSW2により接地に接続され、同軸ケーブルCA2が第3スイッチSW3により電流測定部(反転演算増幅器)30の反転入力端子に接続された状態で、第1直流電源21aより同軸ケーブルCA3に所定の直流電圧が印加され、また、第2直流電源22aより同軸ケーブルCA4所定の直流電圧が印加される。
このとき、各プローブPの接触抵抗rが十分に小さければ、第1電圧検出部21b、第2電圧検出部22bは、ほぼ接地電位を検出する。
これに対して、各プローブPの接触抵抗rがある程度大きい場合には、直流電源21a,22aにより印加された電圧が抵抗prと接触抵抗rとで分圧され、第1電圧検出部21bおよび/または第2電圧検出部22bの電圧検出部分が高電位となるため、図示しないブザーや警告ランプ等により、接触抵抗が大きいことを報知する。
このようにして、事前にコンタクトチェックを行って、各プローブPの接触抵抗rが十分に小さいことを確認することにより、より正確なケーブル長判別を行うことができる。
10 測定信号発生部
11 出力抵抗
20 電圧測定部
21a 第1直流電源(コンタクトチェック用)
21b 第1電圧検出部(コンタクトチェック用)
22a 第2直流電源(コンタクトチェック用)
22b 第2電圧検出部(コンタクトチェック用)
30 電流測定部
CA(CA1〜CA4) 同軸ケーブル
Hp 電圧検出プローブ(高電位側)
Lp 電圧検出プローブ(低電位側)
Hc 電流供給プローブ
Lc 電流検出プローブ
SW(SW1〜SW5) スイッチ
pr 抵抗

Claims (4)

  1. 出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
    上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
    オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
    上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
    上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefを、上記出力抵抗の抵抗値と、上記同軸ケーブル固有の単位長さ当たりの容量値および上記交流測定信号の周波数とから求めることを特徴とする回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法。
  2. 出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
    上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
    オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
    上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し、上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
    上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefとして、上記交流測定信号の出力電圧を用いることを特徴とする回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法。
  3. 出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
    上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
    オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
    上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し、上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
    上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefとして、上記オープン補正時に上記同軸ケーブル長を0mとしたときに測定された上記電圧検出プローブHp−Lp間の測定電圧を用いることを特徴とする回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法。
  4. 出力抵抗および電流供給プローブHcを介して被測定試料に交流測定信号を供給する測定信号発生部と、高電位側の電圧検出プローブHpおよび低電位側の電圧検出プローブLpを介して上記被測定試料の端子間電圧を測定する電圧測定部と、電流検出プローブLcを介して上記被測定試料に流れる電流を測定する電流測定部とを含み、上記各プローブHc,Lc,Hp,Lpの配線ケーブルに同軸ケーブルが用いられている回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法において、
    上記測定信号発生部の出力抵抗と上記電流供給プローブHcの第1同軸ケーブルとの間に接続された第1スイッチSW1と、上記第1スイッチSW1と上記第1同軸ケーブルとの接続点と接地との間に接続された第2スイッチSW2と、上記電流検出プローブLcの第2同軸ケーブルと上記電流測定部との間に接続された第3スイッチSW3と、上記電圧検出プローブHp側に第4スイッチSW4を介して接続されたコンタクトチェック用の第1直流電源および第1電圧検出手段と、上記電圧検出プローブLp側に第5スイッチSW5を介して接続されたコンタクトチェック用の第2直流電源および第2電圧検出手段とを有するコンタクトチェック手段を備え、
    オープン補正を行う前にコンタクトチェックとして、上記第1スイッチSW1をオフ、上記第2スイッチSW2,上記第3スイッチSW3,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオンとし、このとき、上記第1電圧検出手段、上記第2電圧検出手段で検出される電圧のレベルに基づいて上記各プローブの接触抵抗の良否を判定し、
    上記オープン補正時には、上記電流供給プローブHcと上記電圧検出プローブHpとを接続するとともに、上記電圧検出プローブLpと上記電流検出プローブLcとを接続して上記被測定試料をオープンの状態とし、上記第1スイッチSW1,上記第3スイッチSW3をオン、上記第2スイッチSW2,第4スイッチSW4,第5スイッチSW5をオフとして、上記測定信号発生部より上記被測定試料に交流測定信号を供給し、上記電圧測定部にて上記電圧検出プローブHp−Lp間の電圧Vvを測定し、上記電流測定部にて上記電流供給プローブHc−電流検出プローブLc間に流れる電流を測定して、上記被測定試料のオープン時のインピーダンスを測定し、
    上記オープン補正時の測定電圧Vvと、所定の参照電圧Vrefとの比率に基づいて、上記プローブに接続されている上記同軸ケーブルの長さを判別するにあたって、上記参照電圧Vrefとして、上記オープン補正時に上記同軸ケーブルにケーブル長が既知の同軸ケーブルを用いたときに測定された上記電圧検出プローブHp−Lp間の測定電圧を用いることを特徴とする回路素子測定装置における配線ケーブル長の判別方法。
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