JP6413791B2 - 画像形成装置および定着装置 - Google Patents
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Description
本発明は、加圧部での圧力を下げ且つ記録材の通過時間を長くしない場合と比較して、定着不良の発生を抑制しながらグロスが低い画像を得ることを目的とする。
請求項2に係る発明は、前記制御手段は、前記第1状態では前記定着部材を第1温度に加熱し、前記第2状態では当該定着部材を当該第1温度より高い第2温度に加熱することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、前記第2状態では、記録材上に形成されたトナー像が前記加圧部において溶融し、当該加圧部から記録材が排出される際に溶融したトナー像の一部が前記定着部材の表面に付着することにより、前記第1状態と比較して画像のグロスが低下することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、前記制御手段は、前記トナー像形成手段においてカラー画像を形成する場合に前記第1状態を設定し、当該トナー像形成手段において単色画像を形成する場合に前記第2状態を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、体積平均粒径が6μm以下のトナーにより記録材上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、定着部材に対して予め定めた圧力で押圧され当該定着部材との間にトナー像を保持した記録材が通過する加圧部を形成する加圧部材と、当該定着部材を加熱する加熱部材とを有する定着装置と、予め定めたグロス値よりもグロスが低い画像を形成する場合に、前記加圧部における前記定着部材と前記加圧部材との間の圧力を下げ、且つ、トナー像を保持した記録材が当該加圧部を通過する通過時間を長くする制御手段とを備える画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、前記制御手段は、前記グロス値よりもグロスが低い画像を形成する場合に、前記加熱部材による前記定着部材の加熱温度を高くすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、定着部材とともに体積平均粒径が6μm以下のトナーにより形成されたトナー像を保持した記録材が通過する加圧部を形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する加熱部材とを備え、トナー像を保持した記録材が第1圧力で加圧されながら第1通過時間で前記加圧部を通過する第1状態と、トナー像を保持した記録材が当該第1圧力より低い第2圧力で加圧されながら当該第1通過時間より長い第2通過時間で当該加圧部を通過し当該第1状態と比較してグロスが低い画像を得る第2状態とに切り替えられる定着装置である。
請求項2に係る発明によれば、定着部材の加熱温度を高くしない場合と比較して、よりグロスが低い画像を得ることができる。
請求項3に係る発明によれば、平均粒径の小さいトナーを用いた場合であっても、グロスが低い画像を得ることができる。
請求項4に係る発明によれば、単色画像の視認性を向上させることができる。
請求項5に係る発明によれば、加圧部での圧力を下げ且つ記録材の通過時間を長くしない場合と比較して、定着不良の発生を抑制しながらグロスが低い画像を得ることができる。
請求項6に係る発明によれば、定着部材の加熱温度を高くしない場合と比較して、よりグロスが低い画像を得ることができる。
請求項7に係る発明によれば、加圧部での圧力を下げ且つ記録材の通過時間を長くしない場合と比較して、定着不良の発生を抑制しながらグロスが低い画像を得ることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の全体構成を示す図である。
画像形成装置1は、一般にタンデム型と呼ばれる画像形成装置である。画像形成装置1は、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成部10、画像形成装置1全体の動作を制御する制御手段の一例としての制御部5、画像形成装置1に対して供給される用紙を保持する用紙保持部40を備える。また、画像形成装置1は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)2や画像読取装置3等から受信された画像データに対し予め定めた画像処理を施す画像処理部6を備えている。
画像形成ユニット11各々は、現像器15に収納されるトナーを除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
一方、一次転写後に感光体ドラム12に付着しているトナー(一次転写残トナー)、および二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(二次転写残トナー)は、それぞれドラムクリーナ16、およびベルトクリーナ25によって除去される。
このようにして、画像形成装置1での画像形成処理がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返し実行される。
通常モードは、例えば写真等をはじめとするフルカラー画像や多色画像のように画像に高いグロスが要求される場合に設定されるモードである。一方、低グロスモードは、例えば原稿画像等の白黒画像をはじめとする単色画像等のように画像に低いグロスが要求される場合に設定されるモードである。なお、多色画像とは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のうち2色以上を用いて形成される画像をいい、フルカラー画像とは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の全てを用いて形成される画像をいう。フルカラー画像と多色画像とを合わせて単にカラー画像と称する場合がある。単色画像とは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のうちいずれか1色を用いて形成される画像をいう。
続いて、本実施の形態が適用される定着装置30の構成について説明する。図2は、本実施の形態が適用される定着装置30の構成を示した図である。
図2に示すように、本実施の形態の定着装置30は、円筒状の形状を有する定着部材の一例としての定着ロール31と、定着ロール31に対向して設けられる円筒状の形状を有する加圧部材の一例としての加圧ロール32とを備えている。
さらに、定着装置30は、後述する定着ニップ部Nにて定着処理が施された用紙Pを、定着ロール31および加圧ロール32のそれぞれから剥離するための剥離爪36a、36bを備えている。
さらにまた、定着装置30は、定着ロール31および加圧ロール32それぞれの表面に接触し、定着ロール31および加圧ロール32のそれぞれの温度を測定する温度センサ37a、37bを備えている。温度センサ37a、37bは、例えば温度の変化により抵抗値が変化するサーミスタにより構成される。
また、定着ロール31の芯金31aの内周部には、定着ロール31を加熱する加熱部材の一例としてのヒータ33が設けられている。
また、加圧ロール32の芯金32aの内周部には、加圧ロール32を加熱するヒータ34が設けられている。
また、加圧ロール32の芯金32aの長手方向両端部に設けられた軸受部材は、コイルスプリング(図示せず)により定着ロール31側に向けて付勢されている。これにより、図2に示すように、定着ロール31と加圧ロール32との間には、定着ロール31と加圧ロール32とが押圧された加圧部の一例としての定着ニップ部Nが形成される。
詳細については後述するが、本実施の形態では、画像形成装置1に設定される画像形成動作のモード(通常モード、低グロスモード)等に応じて、定着ニップ部Nにおける定着ロール31と加圧ロール32との押圧力(ニップ圧力)が変更される。
詳細については後述するが、本実施の形態の画像形成装置1では、設定される画像形成動作のモード(通常モード、低グロスモード)等に応じて、定着ロール31の回転速度または定着ニップ部Nの長さ(ニップ幅)を変更している。これにより、本実施の形態では、定着ニップ部Nを用紙Pが通過するのに要する通過時間、言い換えると定着ニップ部Nにおいて用紙Pが加熱される時間(以下、単に加熱時間と称する場合がある)を異ならせている。
ヒータ33およびヒータ34は、例えば、タングステン線が螺旋状に巻かれたフィラメントがハロゲンガスとともに封入管に封入された構造を有するハロゲンヒータにより構成される。
また、詳細については後述するが、本実施の形態の画像形成装置1では、設定される画像形成動作のモード(通常モード、低グロスモード)等に応じて定着温度を異ならせている。
続いて、本実施の形態の定着装置30において行われる定着動作について説明する。
画像形成装置1(図1参照)においてトナー像が形成される動作が開始されると、制御部5による制御に基づいて、定着装置30においてヒータ33、34および定着ロール31を駆動する駆動モータに電力が供給される。これにより、ヒータ33およびヒータ34が発熱し、定着ロール31および加圧ロール32が予め定められた温度に加熱される。また、定着ロール31が予め定められた速度で回転し、定着ロール31の回転に従動して加圧ロール32が回転する。
なお、定着ニップ部Nにおいて用紙P上に形成されたトナー像を構成するトナーの温度は、定着ニップ部Nにおける入口側から出口側に向かうに従い上昇を続け、定着ニップ部Nの出口で最高温度となる。定着ニップ部Nでのトナーの温度は、一般に100℃〜150℃の範囲である。
本実施の形態の画像形成装置1では、それぞれの画像形成ユニット11において、粒径(体積平均粒径)が6μm以下のトナーを用いている。粒径がこのような範囲のトナーを用いることで、例えば粒径が6μmよりも大きいトナーを用いる場合と比較して、定着装置30におけるトナー像の定着不良やオフセットの発生が抑制される。また、通常、トナーの粒径は3μm以上である。
なお、後述するように、画像形成装置1に使用されるトナーには、一般に、フルカラー画像または多色画像を形成するためのカラー画像用トナーと、単色画像を形成するための単色画像用トナーとが存在する。本実施の形態の画像形成装置1では、フルカラー画像または多色画像を形成する場合と、単色画像を形成する場合とでトナーの種類を共通化し、双方でカラー画像用トナーを用いている。
ところで、上述したように、画像形成装置1にて形成される画像には、フルカラー画像または多色画像をはじめとしたカラー画像と、白黒画像をはじめとした単色画像とが存在する。ここで、カラー画像は、写真や図表等の画像が多く、画質の向上を図るために、画像に高いグロス(光沢)が要求されることが多い。一方、単色画像の場合には、例えばベタ画像の中での中抜き画像や、文字・文書をはじめとする原稿画像等が多い。このため、単色画像では、画像中の文字等の視認性の向上を図るため、カラー画像と比較して、画像に低いグロスが要求されることが多い。
しかしながら、例えばカラー画像を形成する際に用いていたカラー画像用トナーを使用して単色画像等の低グロスが要求される画像を形成しようとした場合、グロスを低くすることが難しいという問題が存在する。
具体的に説明すると、例えば定着ニップ部Nでの加熱時間の制御による画像のグロス調整は、以下のように行われる。すなわち、通常モードでは、低グロスモードと比較して定着速度を低速にしてトナー像の加熱時間を長くし、トナー像に与える熱量を多くすることで、低グロスモードと比較して高グロスの画像を得る。一方、通常モードと比較してグロスが低い画像を形成する低グロスモードでは、通常モードと比較して定着速度を高速にしてトナー像の加熱時間を短くし、トナー像に与える熱量を少量として、トナー像においてトナー粒子に起因する表面構造を残存させることで、通常モードと比較して低グロスの画像を得る。
また、画像のグロスを低くするために例えば上述した制御を組み合わせて行った場合、すなわち、通常モードと比較して定着速度を低速にし且つ定着ニップ部Nにおけるニップ圧力を低圧にした場合には、用紙に対してトナー像が正常に定着されずに定着不良が生じたりオフセットが生じたりする場合がある。オフセットとは、例えばトナーが過剰に溶融し、本来用紙に定着されるべきトナーが定着ロール31表面に残留し、次に定着ロール31が1周した後にトナーが用紙に転写して残像として出てくることをいう。
これに対し、本実施の形態の画像形成装置1では、通常モードまたは低グロスモードが設定された場合に、定着装置30において以下のような制御を行うことにより、用紙に形成される画像のグロスを調整している。
画像形成装置1において第1状態の一例としての通常モードが設定されている場合には、制御部5による制御に基づき、定着装置30において以下のように定着条件が設定される。
すなわち、通常モードが設定されている場合、制御部5により、定着ニップ部Nにおける定着ロール31と加圧ロール32との間の圧力(ニップ圧力)が予め定められた第1圧力に設定される。これにより、定着ロール31に対する加圧ロール32の押圧力が変更され、定着ニップ部Nにおけるニップ圧力が、後述する低グロスモードと比較して高圧の第1圧力になる。ここで、通常モードにおけるニップ圧力(第1圧力)は、例えば6kgf/cm2とすることができる。
そして定着ロール31が第1回転速度で回転駆動されることで、定着ロール31に従動する加圧ロール32が第1回転速度にて回転される。この結果、トナー像を保持した用紙Pが定着ニップ部Nを通過するのに要する時間、言い換えると、トナー像を保持した用紙Pが定着ニップ部Nにおいて加熱される加熱時間が、後述する低グロスモードと比較して短い第1加熱時間(第1通過時間)となる。通常モードにおける第1加熱時間は、例えば0.02秒とすることができる。
なお、加熱時間は、例えば、定着ニップ部Nの長さ(mm)/用紙Pの搬送速度(mm/s)から算出される。
ここで、通常モードにおいて設定される定着温度(第1温度)は、例えば140℃〜200℃の範囲から選択される。
一方、画像形成装置1において第2状態の一例としての低グロスモードが設定されている場合には、定着装置30は、通常モードが設定されている場合と比較して、定着ニップ部Nにおけるニップ圧が低く、且つ、定着ニップ部Nにおける加熱時間が長く設定される。
具体的には、低グロスモードが設定されている場合、制御部5により、定着ニップ部Nにおけるニップ圧力が、第1圧力よりも低圧の第2圧力に設定される。これにより、定着ロール31に対する加圧ロール32の押圧力が変更され、定着ニップ部Nにおけるニップ圧力が、通常モードと比較して低圧の第2圧力になる。ここで、低グロスモードにおけるニップ圧力(第2圧力)は、例えば1kgf/cm2とすることができる。
この例では、低グロスモードが設定されている場合、制御部5により、定着ロール31および加圧ロール32の表面温度の目標値が、第1温度よりも高い第2温度に設定される。これに基づき、ヒータ33およびヒータ34に予め定めた電力が供給され、ヒータ33およびヒータ34の発熱により、定着ニップ部Nにおける定着ロール31および加圧ロール32の表面温度(定着温度)が、通常モードよりも高温の第2温度に加熱される。
以下、その理由について説明する。
したがって、トナーの粒径が6μmよりも大きい場合に、用紙Pに対するトナー像の定着性を維持するためには、トナー層における用紙Pの表面付近まで熱が伝導するように、定着ニップ部Nにおける加熱温度や加熱時間を大きくする必要がある。
ここで、トナーの粒径が6μmよりも大きい場合に、トナー層における用紙Pの表面付近まで熱が伝導するように定着ニップ部Nにおける加熱温度や加熱時間を大きくした場合には、トナー層のうち定着ロール31に対向する表面においてトナーが過剰に溶融しやすくなる。
特に、用紙P上に形成されたトナー像のうち定着ロール31に対向する表面においてトナーが過剰に溶融している場合には、定着ロール31にトナーが付着しやすくなるため、定着ニップ部Nにおけるニップ圧力が低いとオフセットが生じやすい。
言い換えると、トナーの粒径が6μmよりも大きい場合、トナー像の定着性の維持およびオフセットの抑制を両立した状態で、低グロスの画像を得ることは難しい。
この場合、中グロスモードにおいて、高グロスモードと比較して定着ニップ部Nにおけるニップ圧力を低く且つ加熱時間を長くするとともに、低グロスモードにおいて、高グロスモードおよび中グロスモードと比較してニップ圧力を低く且つ加熱時間を長くすればよい。
(実施例1〜実施例3、比較例1〜比較例4)
本発明者らは、粒径(体積平均粒径)が3μm、4μm、6μm、7μmのトナーを用い、定着ニップ部Nにおける定着ロール31と加圧ロール32との押圧力を、6kgf/cm2(通常モード)または1kgf/cm2(低グロスモード)とし、定着ニップ部Nにおける用紙の加熱時間を変化させ、定着性およびオフセットの評価、形成された画像のグロスの測定を行った。
用紙としては、富士ゼロックスインターフィールド社製のOSコート紙(坪量127gsm、平滑度4783秒)を用いた。
A:鉛筆硬度HB以上(定着性に問題がない)
B:鉛筆硬度HB未満(定着性が満たされていない)
A:用紙にトナーが付着しない(オフセットが生じていない)
B:用紙にトナーが付着する(オフセットが生じている)
図3の実施例1〜実施例3に示すように、粒径が6μm以下のトナーを用い、押圧力を1kgf/cm2とした低グロスモードにおいて、押圧力を6kgf/cm2とした通常モードと比較して加熱時間を長くした場合には、通常モードと比較してグロスが低い画像が得られるとともに、定着不良およびオフセットの発生が抑制されることが確認された。
すなわち、粒径が7μmのトナーを用いた場合には、オフセットの抑制と画像の低グロス化との両立を図ることが困難であることが確認された。
続いて、定着温度以外は実施例2と同様の要件で画像の形成を行い、得られた画像のグロスを測定した。具体的には、定着温度を、実施例2における定着温度に予め定めた温度を付加した状態に設定し、画像の形成を行った。
図4は、実施例2の定着温度に対して付加した付加温度と、得られた画像のグロスとの関係を示した図である。
Claims (7)
- 体積平均粒径が6μm以下のトナーにより記録材上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
定着部材とともにトナー像を保持した記録材が通過する加圧部を形成する加圧部材と、当該定着部材を加熱する加熱部材とを有する定着装置と、
予め定めたグロスの画像を得る第1状態では、トナー像を保持した記録材を前記加圧部にて第1圧力で加圧しながら当該加圧部を第1通過時間で通過させ、当該第1状態と比較してグロスが低い画像を得る第2状態では、トナー像を保持した記録材を当該加圧部にて当該第1圧力より低い第2圧力で加圧しながら当該加圧部を当該第1通過時間より長い第2通過時間で通過させる制御手段と
を備える画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第1状態では前記定着部材を第1温度に加熱し、前記第2状態では当該定着部材を当該第1温度より高い第2温度に加熱することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第2状態では、記録材上に形成されたトナー像が前記加圧部において溶融し、当該加圧部から記録材が排出される際に溶融したトナー像の一部が前記定着部材の表面に付着することにより、前記第1状態と比較して画像のグロスが低下することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記トナー像形成手段においてカラー画像を形成する場合に前記第1状態を設定し、当該トナー像形成手段において単色画像を形成する場合に前記第2状態を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 体積平均粒径が6μm以下のトナーにより記録材上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
定着部材に対して予め定めた圧力で押圧され当該定着部材との間にトナー像を保持した記録材が通過する加圧部を形成する加圧部材と、当該定着部材を加熱する加熱部材とを有する定着装置と、
予め定めたグロス値よりもグロスが低い画像を形成する場合に、前記加圧部における前記定着部材と前記加圧部材との間の圧力を下げ、且つ、トナー像を保持した記録材が当該加圧部を通過する通過時間を長くする制御手段と
を備える画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記グロス値よりもグロスが低い画像を形成する場合に、前記加熱部材による前記定着部材の加熱温度を高くすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 定着部材とともに体積平均粒径が6μm以下のトナーにより形成されたトナー像を保持した記録材が通過する加圧部を形成する加圧部材と、
前記定着部材を加熱する加熱部材とを備え、
トナー像を保持した記録材が第1圧力で加圧されながら第1通過時間で前記加圧部を通過する第1状態と、トナー像を保持した記録材が当該第1圧力より低い第2圧力で加圧されながら当該第1通過時間より長い第2通過時間で当該加圧部を通過し当該第1状態と比較してグロスが低い画像を得る第2状態とに切り替えられる定着装置。
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