JP6404609B2 - 操舵支援制御装置 - Google Patents
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Description
このような支援制御のハンチングが生じると、運転者に煩わしさを与えてしまう虞がある。特に、支援制御の自動停止や復帰を運転者に表示や音で通知する機能が備わっている場合には、より煩わしさを与え易い。
ワインディング路が開始したか否かの判定は、所定の曲率半径未満のカーブ路を検出したか否かに関わらず、定期的に過去所定時間内又は過去所定距離走行内の検出カーブ数に基づいて行うこともできるが、この場合には所定の曲率半径未満のカーブ路が検出されていない間も、過去所定時間内又は過去所定距離走行内の検出カーブ数の取得処理、及び取得した検出カーブ数と所定閾値との比較・判定処理を行うことを要してしまう。
これに対し、上記のように所定の曲率半径未満のカーブ路を検出した時点を起点とした過去所定時間内又は過去所定距離走行内の検出カーブ数を基準とした処理とすれば、所定の曲率半径未満のカーブ路を検出したときのみに過去所定時間内又は過去所定距離走行内の検出カーブ数の取得処理、及び取得した検出カーブ数と所定閾値との比較・判定処理を行えば足るようにすることが可能となる。
以下、実施の形態を図面を参照して説明する。図1は実施の形態の操舵支援制御装置を含む車載システムの要部を示している。
実施の形態の操舵支援制御装置は、撮像ユニット10と操舵支援制御部20により構成される。また図1では、この操舵支援制御装置によって操舵支援制御が行われる対象としてのステアリング機構30、モータ駆動部21を示し、また、操舵支援制御に用いるセンサ類として、車速センサ15、ヨーレートセンサ16、横加速度センサ17を示している。さらに操舵支援制御の関連部位として表示部22、発音部23を示している。
撮像部11L,11Rは、いわゆるステレオ法による測距が可能となるように、例えば自車両のフロントガラスの上部付近において車幅方向に所定間隔を空けて配置されている。撮像部11L,11Rの光軸は平行とされ、焦点距離はそれぞれ同値とされる。また、フレーム周期は同期し、フレームレートも一致している。撮像素子の画素数は例えば水平方向1280画素程度×垂直方向960画素程度である。
画像処理部12は、撮像部11L、11Rが自車両の前方を撮像して得た撮像画像データとしての各フレーム画像データを内部メモリに格納していく。そして各フレームとしての2つの撮像画像データに基づき、外部環境として車両前方に存在する物体を認識するための各種処理を実行する。例えば、車線、先行車両や障害物などの立体物等の認識を行うが、これらの処理に関しては後に改めて説明する。
本実施の形態の操舵支援制御に関しては、検出された車線データ(自車進行路等を含む)、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データ、及び、立体物データ(種別、距離、速度、自車両との相対速度、先行車情報等)の各データが操舵支援制御部20に入力される。
さらに画像処理部12は、後述するように操舵支援制御の作動条件の判定も行い、その判定結果も操舵支援制御部20に供給する。
ステアリング機構30は、ステアリング軸32が、図示しない車体フレームにステアリングコラム33を介して回動自在に支持されている。ステアリング軸32の一端は運転席側に延出され、このステアリング軸32の一端部には、ステアリングホイール34が取り付けられている。ステアリング軸32の他端はエンジンルーム側に延出され、このステアリング軸32の他端部にはピニオン軸35が連結されている。
エンジンルームには、車幅方向へ延出するステアリングギヤボックス36が配設され、このステアリングギヤボックス36には、ラック軸37が往復移動自在に挿通支持されている。ラック軸37の途中にはラック(図示せず)が設けられ、このラックに対し、ピニオン軸35に設けられたピニオン(図示せず)が噛合することにより、ラックアンドピニオン式のステアリングギヤ機構が構成されている。
表示部22は、例えばマイクロコンピュータによる表示制御ユニットと表示デバイスを包括的に示している。表示デバイスとは、例えば運転者の前方に設置されたメータパネル内に設けられるスピードメータやタコメータ等の各種メータやMFD(Multi Function Display)、その他運転者に情報提示を行うためのデバイスである。表示部22では操舵支援制御に関しては、警告表示や操舵支援の作動/停止を運転者に提示する表示が行われる。
発音部23は、例えばマイクロコンピュータによる発音制御ユニットと、アンプ/スピーカ等の発音デバイスを包括的に示している。発音部23では、操舵支援制御に関しては、警告音出力や操舵支援の作動/停止を運転者に知らせる通知音の出力が行われる。
先ず、操舵支援制御部20はステップS101で、操作情報SDによってACCオンであるか否か、つまり運転者による運転支援モードが指示されているか否かを確認する。
次に、操舵支援制御部20はステップS102で、操作情報SDによって操舵支援オンであるか否か、つまり運転者による操舵支援実行が指示されているか否かを確認する。
続いて、操舵支援制御部20はステップS104で、横加速度条件がOKであるか否かを確認する。例えば操舵支援制御は、横加速度が一定以内の場合(例えば2.0G以内など)に作動させるとする条件が設定されている。操舵支援制御部20は横加速度センサ17の情報から、現在横加速度が一定以内であるか否かを判断する。これも、画像処理部12が横加速度センサ17の情報から横加速度条件を判定し、操舵支援制御部20はその判定結果を確認するような処理としても良い。
・車線認識条件:画像処理により車線が認識できている。
・曲率条件:自車両が走行するカーブ路の曲率が一定以内である。
・道幅条件:道幅が所定範囲内(例えば3m以上、4m未満など)である。
・非復帰抑制中条件:後に図8で説明する復帰抑制処理により復帰抑制フラグがONとされていないこと(後述するワインディング判定処理によりワインディング路を走行中であると判定されていない、又はワインディング路を走行中であると判定中であってもカーブ路の終了から所定時間が経過した(又は所定距離走行した)こと)。
図3は、画像処理部12が実行する処理の説明図であり、画像処理部12が実行する各種処理を機能ごとに分けてブロック化して示している。図のように画像処理部12は、機能ごとに大別すると、三次元位置情報生成処理部30、車線検出処理部31、車線モデル形成処理部32、先行車両検出処理部33、作動条件判定処理部34、ワインディング判定処理部35、及び復帰抑制処理部36を有している。
上記のような視差dpとしての座標のずれを算出するにあたっては、予め一対の撮像画像データのうちの一方が「基準画像」、他方が「比較画像」として定められている。比較画像は、基準画像上の水平方向端部に位置する物体についての視差dpの算出を可能とするため、基準画像よりも水平方向画素数が多い画像として生成されている。
三次元位置情報としてのX,Y,Zの各値は、基準画像における水平方向に平行な軸をi軸、垂直方向に平行な軸をj軸としたときの画素の座標を(i,j)で表し、一対のカメラの間隔をCD、1画素当たりの視野角をPW、一対のカメラの取り付け高さをCH、カメラ正面の無限遠点の基準画像上でのi座標、j座標をそれぞれIV、JVとしたときに、下記[式1]〜[式3]で表される座標変換により求まる。
X=CD/2+Z×PW×(i−IV) …[式1]
Y=CH+Z×PW×(j−JV) …[式2]
Z=CD/{PW×(dp−DP)} …[式3]
上記[式3]における「DP」は、消失点視差や無限遠対応点などとも称されるが、要するに基準画像と比較画像の間の対応点間の視差dpと、対応点までの実空間上での距離Zとが上記[式3]を満たすようにして決定される値である。以下、この「DP」については「視差オフセット値DP」と表記する。
ここで、上記の距離画像はフレームごとに順次得られるものである。先行車両検出処理では、複数フレームにわたって検出物体の距離Zの情報をモニタすることで、自車両の走行路上に存在する物体であって、自車両と略同じ方向に所定の速度で移動するものを先行車両として抽出する。このとき、車両以外の物体の誤検出を抑制するために、基準画像を用いたパターンマッチング(例えばブレーキランプ部分等の車両の特徴点に基づくパターンマッチング)も併せて行う。
先行車両を検出した場合は、先行車両検出情報として先行車距離(=自車両との車間距離)、先行車速度(=車間距離の変化割合+自車速)、先行車加速度(=先行車速の微分値)を算出・保持する。
なお、上記の先行車両検出処理の手法は特開2012−66759号公報に開示された手法と同様であり、詳しくは該文献を参照されたい。
先ず、画像処理部12はステップS201で、前述した車線認識条件の判定を行う。具体的には、車線モデル形成処理部32により左右の車線モデルが形成されているか否かを判定する。左右の車線モデルが形成されておらず、車線が認識できていない状態であったら、そもそも操舵支援を行わないため、ステップS206で走行路関連条件NGという走行路関連条件情報を操舵支援制御部20に出力する。
すなわち、ステップS202、S203で、それぞれ前述した曲率条件、道幅条件の判定を行う。ステップS202における曲率条件判定は、例えばヨーレートセンサ16と車速センサ15の検出情報を用いて、自車両の走行路の曲率半径を計算し、計算した曲率半径が操舵支援制御に許容される曲率半径であるか否かを判別することで行う。なお、該曲率条件判定で用いる曲率半径の情報は、撮像画像上で認識される進行路(車線)のカーブの曲率半径として計算したものとすることもできる。
また、ステップS203の道幅条件判定は、例えば撮像画像データから道幅、つまり左右の車線間の幅を算出し、それが操舵支援制御に許容される範囲であるか否かを判定する。
曲率条件、道幅条件のいずれかがNGである場合、画像処理部12はステップS206で走行路関連条件NGという走行路関連条件情報を操舵支援制御部20に出力する。つまりこの場合、操舵支援制御は作動しない。
画像処理部12は、車線認識条件、曲率条件、道幅条件の全てがOKで、かつ復帰抑制中でないとした場合のみ、ステップS204からS205に進み、走行路関連条件OKという走行路関連条件情報を操舵支援制御部20に出力することになる。これに応じ、操舵支援制御が作動状態となる(或いは作動状態が維持される)。
本例では、ワインディング判定処理は、ワインディング路が開始したか否かを判定するワインディング開始判定処理と、ワインディング路が開始した以降、ワインディング路が継続中か否かを判定するワインディング継続判定処理とで成る。図3では、画像処理部12が有するこれらワインディング開始判定処理、ワインディング継続判定処理に対応する機能ブロックを、それぞれワインディング開始判定処理部35a、ワインディング継続判定処理部35bとして示している。
先ず、ワインディング開始判定処理としては、ワインディング路が開始したか否かを、所定時間内又は所定距離走行内に所定の曲率半径未満のカーブ路を所定回数以上検出したか否かを判別した結果に基づき判定する。本例のワインディング開始判定処理では、所定の曲率半径未満のカーブ路を検出した時点を起点として、過去所定時間内に所定の曲率半径未満のカーブ路を例えば3回以上検出したか否かの判別結果を、ワインディング路が開始したか否かの判定結果とする。
図5では、上記のワインディング開始判定処理により、図中の時点t1にてワインディング路の開始が判定された例を示している。
図5では、ワインディング路の開始が判定された以降に、所定の曲率半径未満のカーブ路が比較的短い間隔で3つ連続し、その後、所定の曲率半径以上のカーブ路を経て、比較的長い直線路が存在している例を示している。このような場合、上記のワインディング継続判定処理によっては、ワインディング路の開始が判定された時点t1以降で所定の曲率半径未満のカーブ路が再度検出された時点t2、及び時点t2以降で所定の曲率半径未満のカーブ路が再度検出された時点t3、及び時点t3以降で所定の曲率半径未満のカーブ路が再度検出された時点t4において、ワインディング路が継続中であるとの判定結果が得られる。そして、この場合は、時点t4以降には所定時間内に所定の曲率半径未満のカーブ路が検出されないため、時点t4から所定時間が経過した時点t5において、ワインディング路が継続中ではないとの判定結果が得られる(つまりワインディング路が終了と判定される)。
図5の例では、時点t1と時点t2に対応するカーブ路の間、及び時点t2と時点t3に対応するカーブ路の間、及び時点t3と時点t4に対応するカーブ路の間において、操舵支援制御の復帰抑制が行われる。さらに、時点t4のカーブ路が終了してから15秒間は、操舵支援制御の復帰抑制が行われる。上述のように時点t4以降の所定時間内(15秒以内)には所定の曲率半径未満のカーブ路は検出されないため、時点t5でワインディング路が継続中でないと判定される。このため、時点t4に対応するカーブ路の終了から15秒間の復帰抑制が行われた後は、前述した車線認識条件、道幅条件等といった他の走行路関連条件や先の図2に示したそれ以外の各種作動条件が満たされていれば、操舵支援制御が作動することになる。
なお勿論、「T2≦T1」「D2≦D1」と設定してもよいことは言うまでもない。ここでのハンチング防止とは、操舵支援制御の停止/作動が比較的短い周期で繰り返されてしまうことの防止を意味するものであり、必ずしも、ワインディング路が継続中であると判定中に復帰抑制が終了してしまうことを防止することは必須ではない。
以下、図6乃至図8のフローチャートを参照して、上記のワインディング判定処理、復帰抑制処理として説明した機能を実現するために実行されるべき具体的な処理の手順を説明する。
図6において、画像処理部12はステップS301で、所定の曲率半径未満のカーブ路を検出するまで待機する。具体的には、ヨーレートセンサ16と車速センサ15の検出情報を用いて自車両の走行路の曲率半径を逐次計算し、計算した曲率半径が所定値未満となるまで待機する。
ワインディング中フラグがOFFでない場合、画像処理部12はこの図に示す処理を終了する。すなわち、ワインディング路を走行中と判定されている下(つまりワインディング路の開始が判定された以降)ではこの図に示すワインディング開始判定処理ではなくワインディング継続判定処理が実行されるべきであるため、次に説明するステップS303〜S306の処理をパスして処理を終了する。
一方、検出カーブ数nがカーブ数閾値THc以上でない場合は、本例のワインディング開始条件を充足しないため、画像処理部12はステップS306をパスしてこの図に示す処理を終える。
先ず、画像処理部12はステップS401で、所定の曲率半径未満のカーブ路の終了点を待機する。すなわち、ヨーレートセンサ16と車速センサ15の検出情報を用いて逐次計算される自車両の走行路の曲率半径の情報に基づき、所定の曲率半径未満のカーブ路の終了点が検出されるまで待機する。
ステップS404で所定の曲率半径未満のカーブ路が検出されたということは、所定の曲率半径未満のカーブ路の終了から所定時間内に所定の曲率半径未満のカーブ路が検出される、との本例のワインディング継続条件を充足することになる。このため、ステップS404で所定の曲率半径未満のカーブ路が検出された場合、画像処理部12はステップS407でタイムカウントをリセットした上で、この図に示す処理を終える。つまり、この場合はワインディング中フラグがON状態で維持される。
図8において、画像処理部12はステップS501で、カーブ路の終了を待機する。具体的には、ヨーレートセンサ16と車速センサ15の検出情報を用いて逐次計算される自車両の走行路の曲率半径の情報に基づき、所定の曲率半径未満のカーブ路の終了点が検出されるまで待機する。
これにより、ワインディング判定処理によってワインディング路を走行中であると判定されている間は、カーブ路の終了から所定時間が経過するまで復帰抑制フラグがON状態とされ、操舵支援制御の復帰が抑制される。すなわち、他の作動条件が満たされていても、走行路関連条件NGとしての走行路関連条件情報が操舵支援制御部20に供給されるため、操舵支援制御が作動することがない。
上記のように本実施の形態の操舵支援制御装置は、操舵支援制御の作動条件として、カーブ路の曲率に基づく作動条件を少なくとも含む1又は複数の作動条件について判定を行う作動条件判定処理部(作動条件判定処理部34,及び操舵支援制御部20:図2の処理)を備える。
また、作動条件判定処理部による作動条件の判定結果に基づいて、操舵支援制御を行う操舵支援制御部(20)を備える。
さらに、カーブ路の曲率及び連続性に基づいてワインディング路を走行中であるか否かを判定するワインディング判定処理部(35)と、ワインディング判定処理部によってワインディング路を走行中であると判定されている間に、カーブ路の終了から所定時間が経過する又は所定距離を走行するまで操舵支援制御が停止状態から作動状態に復帰することを抑制する復帰抑制処理部(36)とを備えている。
従って、ワインディング路を走行中における操舵支援制御のハンチングの発生防止を図ることができ、運転者が感じる煩わしさを低減させることができる。
これにより、ワインディング路を走行中か否かの判定が、実際にカーブ路を検出した結果に基づいて行われる。
従って、ワインディング路を走行中であるか否かの判定の信頼度を高めることができる。
例えば、ワインディング路を走行中であるか否かの判定は、カーナビゲーションシステムの地図情報を用いて、自車両がこれから通過すると予想される道路上のカーブ路の曲率及び連続性に基づき地図上に予めワインディング路区間を設定し、該ワインディング路区間に自車両が到達したか否かを判別すること等によっても行うこともできるが、このようにカーナビゲーションシステムを用いた手法では、例えば山岳路等において自車位置の検出が困難となることが考えられ、ワインディング路を走行中であるか否かの判定の信頼度確保が困難となることが考えられなくもない。これに対し、上記のように実際にカーブ路を検出した結果に基づいてワインディング路を走行中か否かの判定を行う手法によれば、判定の信頼度をより高めることができる。
ワインディング路が開始したか否かの判定は、所定の曲率半径未満のカーブ路を検出したか否かに関わらず、定期的に過去所定時間内(又は過去所定距離走行内)の検出カーブ数に基づいて行うこともできるが、この場合には所定の曲率半径未満のカーブ路が検出されていない間も、過去所定時間内(又は過去所定距離走行内)の検出カーブ数の取得処理、及び取得した検出カーブ数と所定閾値との比較・判定処理を行うことを要してしまう。
これに対し、上記のように所定の曲率半径未満のカーブ路を検出した時点を起点とした過去所定時間内(又は過去所定距離走行内)の検出カーブ数を基準とした処理とすれば、先の図6に示したように、所定の曲率半径未満のカーブ路を検出したときのみに過去所定時間内(又は過去所定距離走行内)の検出カーブ数の取得処理(S304)、及び取得した検出カーブ数と所定閾値との比較・判定処理(S305)を行えば足るようにすることが可能となる。
従って、処理負担の軽減を図ることができる。
なお、本発明は上記により説明した具体例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
例えば、上記では、本発明に係る作動条件判定処理の一部、ワインディング判定処理、及び復帰抑制処理を画像処理部12が行う場合を例示したが、これらの処理の実行主体は画像処理部12に限定されないことは言うまでもない。
さらに、曲率条件、操作条件、車速条件、横加速度条件は、画像処理部12で判定しても操舵支援制御部20で判定しても、或いは他の部位で判定してもよい。最終的に操舵支援制御部20が判定結果を反映した操舵支援制御を行えればよい。
Claims (2)
- 操舵支援制御の作動条件として、カーブ路の曲率に基づく作動条件を少なくとも含む1又は複数の作動条件について判定を行う作動条件判定処理部と、
前記作動条件判定処理部による前記作動条件の判定結果に基づいて、操舵支援制御を行う操舵支援制御部と、
カーブ路の曲率及び連続性に基づいてワインディング路を走行中であるか否かを判定するワインディング判定処理部と、
前記ワインディング判定処理部によってワインディング路を走行中であると判定されている間に、カーブ路の終了から所定時間が経過する又は所定距離を走行するまで前記操舵支援制御が停止状態から作動状態に復帰することを抑制する復帰抑制処理部と、を備え、
前記ワインディング判定処理部は、
所定時間内又は所定距離走行内に所定の曲率半径未満のカーブ路を所定回数以上検出したか否かを判別した結果に基づき、ワインディング路が開始したか否かを判定するワインディング開始判定処理と、
前記ワインディング開始判定処理によりワインディング路が開始したと判定した以降において、カーブ路の終了から所定時間内又は所定距離走行内に所定の曲率半径未満のカーブ路を検出したか否かを判別した結果に基づき、ワインディング路が継続中か否かを判定するワインディング継続判定処理と、を実行する
操舵支援制御装置。 - 前記ワインディング判定処理部は、前記ワインディング開始判定処理として、
前記所定の曲率半径未満のカーブを検出した時点を起点とした過去所定時間内又は過去所定距離走行内に前記所定の曲率半径未満のカーブ路を所定回数以上検出したか否かを判別した結果に基づき、ワインディング路が開始したか否かを判定する
請求項1に記載の操舵支援制御装置。
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