JP6397857B2 - ラケット、および、グロメット - Google Patents
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Description
グリップと、
内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
前記フレームの前記外周面に取り付けられるグロメットであって、前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、当該複数の筒部を連結する基底部と、を備えるグロメットと、
を有するラケットであって、
前記筒部は、前記基底部側の基底部側開口と、前記貫通孔内に挿通される側の先端側開口と、を連通する連通孔を有し、
前記ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される前記複数の筒部のうち、少なくとも一部の筒部の前記先端側開口は前記基底部側開口よりも前記複数の筒部が並ぶ方向に広く、
前記少なくとも一部の筒部の先端側開口は、前記筒部が並ぶ方向が長径の長孔であることを特徴とするラケットである。
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
すなわち、グリップと、
内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
前記フレームの前記外周面に取り付けられるグロメットであって、前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、当該複数の筒部を連結する基底部と、を備えるグロメットと、
を有するラケットであって、
前記筒部は、前記基底部側の基底部側開口と、前記貫通孔内に挿通される側の先端側開口と、を連通する連通孔を有し、
前記ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される前記複数の筒部のうち、少なくとも一部の筒部の前記先端側開口は前記基底部側開口よりも前記複数の筒部が並ぶ方向に広いことを特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、グロメットの先端側開口が基底部側開口よりも複数の筒部が並ぶ方向に広いので、ボールをこすり上げるように打った場合に、ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリング(以下、縦ストリングという)を長手方向と交差する方向(以下、交差方向)へとより大きく移動させやすくなる。また、縦ストリングは、基底部側開口側を支点として移動するため、交差方向に移動した直後にボールと接触しながら元の位置へと戻る。これにより、ボールと接触している間の縦ストリングの移動量を一般的なラケットと比較して大きくすることができる。打球の回転数は、ボールに接触している間のストリングの移動量に対応して大きくなるため、上記ラケットによれば、打球の回転数を高めることができる。
このようにすることで、上記グロメットの少なくとも一部の筒部に縦ストリングを張ることができる。そして、縦ストリングの移動量を多くして、打球の回転数を高めることができる。
このようにすることで、複数の筒部が並ぶ方向に先端側開口を基底部側開口よりも広くすることができる。
このようにすることで、グロメットをラケットに取り付けたときに、ラケットの厚み方向については、基底部側開口の径と先端側開口の径とを等しくすることができるので、縦ストリングを複数の筒部が並ぶ方向に沿って移動させることができる。
このようにすることで、ボールと接触したときにおいて、交差方向に沿う方向に張られるストリング(以下、横ストリングという)をラケットの厚み方向に移動させやすくすることができる。これにより、ラケットに対するボールの反発力が高まるが、上記のような構成によりボールの前方方向の回転数を高めることができるので、ボールを適切に相手コート内に落下させることができる。
すなわち、グリップと、
内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
を有するラケットであって、
前記貫通孔は、前記外周面側の外周面側開口と、前記内周面側の内周面側開口と、を有し、
前記ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される前記複数の貫通孔のうち、少なくとも一部の貫通孔の前記内周側開口は前記外周側開口よりも前記複数の貫通孔が並ぶ方向に広いことを特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、内周側開口が外周側開口よりも複数の筒部が並ぶ方向に広いので、ボールをこすり上げるように打った場合に、縦ストリングを交差方向へとより大きく移動させやすくなる。また、縦ストリングは、外周側開口側を支点として移動するため、交差方向に移動した直後にボールと接触しながら元の位置へと戻る。これにより、ボールと接触している間の縦ストリングの移動量を一般的なラケットと比較して大きくすることができる。打球の回転数は、ボールに接触している間のストリングの移動量に対応して大きくなるため、上記ラケットによれば、打球の回転数を高めることができる。
すなわち、グリップと、内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、を有するラケットに取り付けられるグロメットであって、
前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、当該複数の筒部を連結する基底部と、を備え、
前記筒部は、前記基底部側の基底部側開口と、前記貫通孔内に挿通される側の先端側開口と、を連通する連通孔を有し、
前記ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される前記複数の筒部のうち、少なくとも一部の筒部の前記先端側開口は前記基底部側開口よりも前記複数の筒部が並ぶ方向に広いことを特徴とするグロメットである。
このようなグロメットによれば、グロメットの先端側開口が基底部側開口よりも複数の筒部が並ぶ方向に広いので、ボールをこすり上げるように打った場合に、縦ストリングを交差方向へとより大きく移動させやすくなる。また、縦ストリングは、基底部側開口側を支点として移動するため、交差方向に移動した直後にボールと接触しながら元の位置へと戻る。これにより、ボールと接触している間の縦ストリングの移動量を一般的なグロメットと比較して大きくすることができる。打球の回転数は、ボールに接触している間のストリングの移動量に対応して大きくなるため、上記グロメットによれば、打球の回転数を高めることができる。
以下、テニス用ラケットを例に挙げて実施形態を説明する。
図3は、フレーム11に取り付けられる各グロメットの説明図である。本実施形態のラケット1では、図3に示されるように、フレーム11の外周面11aに、バンパーグロメット41とヨークグロメット42とサイドグロメット43が取り付けられる。バンパーグロメット41、ヨークグロメット42、および、サイドグロメット43を介してフレーム11にストリング12を張設することで、後述する効果の他、ストリング12を保護したり、打球時の振動を減衰させたりすることもできる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
12 ストリング、13 ストリング孔(貫通孔)、
20 グリップ、30 シャフト、
31 基端部、32a 第1分岐部、32 第2分岐部、33 開口部、
41 バンパーグロメット、42 ヨークグロメット、43 サイドグロメット、
44 溝部、
121 縦ストリング、122 横ストリング
Claims (6)
- グリップと、
内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
前記フレームの前記外周面に取り付けられるグロメットであって、前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、当該複数の筒部を連結する基底部と、を備えるグロメットと、
を有するラケットであって、
前記筒部は、前記基底部側の基底部側開口と、前記貫通孔内に挿通される側の先端側開口と、を連通する連通孔を有し、
前記ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される前記複数の筒部のうち、少なくとも一部の筒部の前記先端側開口は前記基底部側開口よりも前記複数の筒部が並ぶ方向に広く、
前記少なくとも一部の筒部の先端側開口は、前記筒部が並ぶ方向が長径の長孔であることを特徴とするラケット。 - 請求項1に記載のラケットであって、
前記グロメットは、前記長手方向における前記フレームの先端側および後端側の少なくともいずれか一方に取り付けられることを特徴とするラケット。 - 請求項1または請求項2に記載のラケットであって、
前記筒部が並ぶ方向と交差する方向において、前記基底部側開口の大きさと前記先端側開口の大きさとが等しいことを特徴とするラケット。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のラケットであって、
さらに、前記長手方向に交差する方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される複数の筒部を有するサイドグロメットを有し、当該サイドグロメットの筒部のうち、少なくとも一部の筒部が前記ラケットの厚さ方向に拡がる長孔を有することを特徴とするラケット。 - グリップと、
内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
を有するラケットであって、
前記貫通孔は、前記外周面側の外周面側開口と、前記内周面側の内周面側開口と、を有し、
前記ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される前記複数の貫通孔のうち、少なくとも一部の貫通孔の前記内周面側開口は前記外周面側開口よりも前記複数の貫通孔が並ぶ方向に広く、
前記少なくとも一部の貫通孔の前記内周面側開口は、前記貫通孔が並ぶ方向が長径の長孔であることを特徴とするラケット。 - グリップと、内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、を有するラケットに取り付けられるグロメットであって、
前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、当該複数の筒部を連結する基底部と、を備え、
前記筒部は、前記基底部側の基底部側開口と、前記貫通孔内に挿通される側の先端側開口と、を連通する連通孔を有し、
前記ラケットの長手方向に沿う方向に張られるストリングが挿通される前記複数の筒部のうち、少なくとも一部の筒部の前記先端側開口は前記基底部側開口よりも前記複数の筒部が並ぶ方向に広く、
前記少なくとも一部の筒部の先端側開口は、前記筒部が並ぶ方向が長径の長孔であることを特徴とするグロメット。
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