[go: up one dir, main page]

JP6369220B2 - 中継装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム - Google Patents

中継装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6369220B2
JP6369220B2 JP2014169083A JP2014169083A JP6369220B2 JP 6369220 B2 JP6369220 B2 JP 6369220B2 JP 2014169083 A JP2014169083 A JP 2014169083A JP 2014169083 A JP2014169083 A JP 2014169083A JP 6369220 B2 JP6369220 B2 JP 6369220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
communication unit
image forming
forming apparatus
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014169083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016045680A (ja
Inventor
野川 英樹
英樹 野川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014169083A priority Critical patent/JP6369220B2/ja
Publication of JP2016045680A publication Critical patent/JP2016045680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6369220B2 publication Critical patent/JP6369220B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置から収集したデータを振り分ける中継装置に関する。
従来より、画像形成装置からデータを収集し、収集データに基づいて生成したお知らせを画像形成装置に送信するサーバ装置が知られている。例えば特許文献1には、画像形成装置であるプリンタからインク使用量の積算値をサーバ装置が取得し、当該積算値に応じたクーポン画像をサーバ装置がプリンタに印刷させるサービスを提供するシステムが開示されている。
特開2001−347734号公報
しかしながら、複数のサーバ装置が画像形成装置からデータを収集しようとする場合において、収集データの種類において画像形成装置が送信先を切り替えるのは困難である。そこで、画像形成装置から収集したデータを振り分ける中継装置を、画像形成装置と複数のサーバ装置との間に配置することが考えられる。但し、画像形成装置からデータを収集するためには、収集データの種類毎に当該画像形成装置のユーザからデータ収集の許諾を受けることが必要となる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像形成装置から収集したデータを振り分ける中継装置において、データ収集の許諾手続きに応じて収集すべきデータの種類を切り替える中継装置を提供することにある。
(1) 本発明に係る中継装置は、インターネットを通じて画像形成装置及びサービス提供装置と通信する通信部と、記憶部と、制御部とを備える。前記制御部は、前記画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該デバイス識別情報を前記記憶部に記憶させると共に、第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データの送信に必要な第1認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第1指示処理と、前記サービス提供装置に割り当てられ且つ前記画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を含む第2要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データの送信に必要な第2認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第2指示処理と、前記第1認証情報を用いて送信された前記第1収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第1収集データを前記デバイス識別情報と対応づけて前記記憶部に記憶させる記憶制御処理と、前記第2認証情報を用いて送信された前記第2収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第2収集データを前記通信部を通じて前記サービス提供装置に送信する中継処理とを実行する。
上記構成によれば、第1要求情報の送信元の画像形成装置から収集した第1収集データを記憶部に記憶させ、第2要求情報の送信元の画像形成装置から収集した第2収集データをサービス提供装置に中継する。その結果、データ収集の許諾手続きに応じて収集データの種類を切り替えることができる。
(2) 好ましくは、前記制御部は、前記第1指示処理において、前記第1認証情報の有効期限を示す期限情報をさらに含む第1指示情報と、前記第1認証情報とを前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信し、新たな前記第1認証情報の送信を要求する再送要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信し、且つ新たな前記第1指示情報を取得していたことに応じて、新たな前記第1認証情報及び新たな前記第1指示情報を前記画像形成装置に送信する第1更新処理をさらに実行する。
上記構成によれば、第1認証情報の有効期限が到来したタイミングで新たな第1指示情報を画像形成装置に送信することができる。
(3) 好ましくは、前記制御部は、前記通信部を通じて前記サービス提供装置から新たな前記第2指示情報を受信したことに応じて、前記画像形成装置によって継続して確立されているXMPPコネクションを通じて新たな前記第2指示情報を送信する第2更新処理を、さらに実行する。
上記構成によれば、サービス提供装置から受信した新たな第2指示情報を直ちに画像形成装置に送信することができる。
(4) 好ましくは、前記制御部は、前記第1指示処理において、前記第1収集データの送信周期を示す第1周期情報をさらに含む前記第1指示情報と、前記第1認証情報とを、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信し、前記第2指示処理において、前記第2収集データの送信周期を示す第2周期情報をさらに含む前記第2指示情報と、前記第2認証情報とを、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する。
上記構成によれば、各収集データを所望の周期で取得することができる。
(5) 本発明に係る画像形成装置は、インターネット上の中継装置と通信する通信部と、ユーザ操作を受け付ける操作部と、制御部とを備える。前記制御部は、該画像形成装置で収集した収集データを前記中継装置に送信することを許諾するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、該画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第1要求処理と、第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第1認証情報を、前記第1要求情報の応答として前記通信部を通じて前記中継装置から受信する第1受信処理とを実行する。前記制御部は、前記第1要求処理を実行し且つ該画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を取得したことに応じて、さらに、前記アカウント情報を含む前記第2要求情報を前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第2要求処理と、第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第2認証情報を、前記第2要求情報の応答として前記通信部を通じて前記中継装置から受信する第2受信処理とを実行する。そして、前記制御部は、前記第2受信処理を実行する前において、前記第1認証情報を用いて前記第1収集データを前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第1収集処理をさらに実行し、前記第2受信処理を実行した後において、前記第2認証情報を用いて前記第2収集データを前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第2収集処理をさらに実行する。
(6) 例えば、前記制御部は、前記第2受信処理において、前記第1識別情報を前記通信部を通じて前記中継装置からさらに受信し、前記第2収集処理において、前記第2認証情報を用いて前記第1収集データを前記通信部を通じて前記中継装置にさらに送信する。
上記構成によれば、データ収集の許諾をユーザから受け付けたことに応じて第1収集データを中継装置に送信し、アカウント情報を取得していたことに応じて第2収集データを中継装置に送信する。その結果、データ収集の許諾手続きに応じて、送信する収集データの種類を切り替えることができる。
(7) 好ましくは、前記制御部は、前記第1受信処理において、前記第1収集データの送信周期を示す周期情報をさらに含む前記第1指示情報を、前記通信部を通じて前記中継装置から受信し、前記送信周期が到来する度に前記第1収集処理を実行する。
上記構成によれば、周期情報で示される送信周期で収集データが送信される。
(8) 好ましくは、前記制御部は、前記第1受信処理において、前記第1認証情報の有効期限を示す期限情報を前記通信部を通じて前記中継装置からさらに受信し、前記送信周期が到来し且つ前記有効期限を徒過したことに応じて、新たな前記第1認証情報の送信を要求する再送要求情報を、前記通信部を通じて前記中継装置に送信する再送要求処理をさらに実行し、新たな前記第1指示情報及び新たな前記第1認証情報を前記再送要求情報の応答として前記通信部を通じて前記中継装置から受信したことに応じて、新たな前記第1指示情報及び新たな前記第1認証情報を用いて前記第1収集処理を実行する。
上記構成によれば、第1認証情報の有効期限が到来したタイミングで新たな第1指示情報を取得することができる。
(9) 好ましくは、前記制御部は、該画像形成装置と前記中継装置との間でXMPPコネクションを確立するコネクション確立処理を実行し、新たな前記第2指示情報を前記XMPPコネクションを通じて前記中継装置から受信したことに応じて、新たな前記第2指示情報を用いて前記第2収集処理を実行する。
上記構成によれば、サービス提供装置から提供される新たな第2指示情報を直ちに取得することができる。
(10) 本発明に係るプログラムは、インターネットを通じて画像形成装置及びサービス提供装置と通信する通信部と、記憶部とを備えるコンピュータによって実行可能である。該プログラムは、前記画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該デバイス識別情報を前記記憶部に記憶させると共に、第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データの送信に必要な第1認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第1指示処理と、前記サービス提供装置に割り当てられ且つ前記画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を含む第2要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データの送信に必要な第2認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第2指示処理と、前記第1認証情報を用いて送信された前記第1収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第1収集データを前記デバイス識別情報と対応づけて前記記憶部に記憶させる記憶制御処理と、前記第2認証情報を用いて送信された前記第2収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第2収集データを前記通信部を通じて前記サービス提供装置に送信する中継処理とを前記コンピュータに実行させる。
(11) 本発明に係る通信システムは、ユーザ操作を受け付ける操作部、第1通信部、及び第1制御部を有する画像形成装置と、記憶部、第2通信部、及び第2制御部を有する中継装置とが、インターネットを通じて相互に通信可能である。前記第1制御部は、該画像形成装置で収集した収集データを前記中継装置に送信することを許諾するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、該画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第1要求処理と、第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第1認証情報を、前記第1要求情報の応答として前記第1通信部を通じて前記中継装置から受信する第1受信処理とを実行する。また、前記第1制御部は、前記第1要求処理を実行し且つ該画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を取得したことに応じて、さらに、前記アカウント情報を含む前記第2要求情報を前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第2要求処理と、第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第2認証情報を、前記第2要求情報の応答として前記第1通信部を通じて前記中継装置から受信する第2受信処理とを実行する。さらに、前記制御部は、前記第2受信処理を実行する前において、前記第1認証情報を用いて前記第1収集データを前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第1収集処理をさらに実行し、前記第2受信処理を実行した後において、前記第2認証情報を用いて前記第2収集データを前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第2収集処理をさらに実行する。また、前記第2制御部は、前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から前記第1要求情報を受信したことに応じて、当該デバイス識別情報を前記記憶部に記憶させると共に、前記第2通信部を通じて前記画像形成装置に前記第1指示情報及び前記第1認証情報を送信する第1指示処理と、前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から前記第2要求情報を受信したことに応じて、前記第2通信部を通じて前記画像形成装置に前記第2指示情報及び前記第2認証情報を送信する第2指示処理と、前記第1認証情報を用いて送信された前記第1収集データを前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第1収集データを前記デバイス識別情報と対応づけて前記記憶部に記憶させる記憶制御処理と、前記第2認証情報を用いて送信された前記第2収集データを前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第2収集データを前記第2通信部を通じて前記サービス提供装置に送信する中継処理とを実行する。
本発明によれば、第1要求情報の送信元の画像形成装置から収集した第1収集データを記憶部に記憶させ、第2要求情報の送信元の画像形成装置から収集した第2収集データをサービス提供装置に中継することができる。
図1は、実施形態における通信システム100の概略図である。 図2は、(A)が複合機10のブロック図であり、(B)が中継装置50のブロック図である。 図3は、複合機10の記憶部32に記憶される情報の一例であり、(A)はデバイスID及び許諾フラグの対応関係を、(B)はデバイスID、第1識別情報、第1収集データ、及び第1日時情報の対応関係を、(C)はデバイスID、第2識別情報、第2収集データ、及び第2日時情報の対応関係を示す。 図4は、通信システム100によって実行される許諾受付処理のフローチャートである。 図5は、通信システム100によって実行される第1収集データ送受信処理のフローチャートである。 図6は、通信システム100によって実行される第2収集データ送受信処理のフローチャートである。 図7は、中継装置50とサービス提供装置70或いは管理者との間におけるデータの入出力処理のフローチャートである。 図8は、表示部23の表示例であって、(A)はお知らせ通知確認画面を、(B)はメニュー画面を示す。 図9は、表示部23の表示例であって、(A)は許諾受付画面を、(B)はお知らせ画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態における通信システム100の概略図である。図1に示される通信システム100は、1以上の複合機10と、中継装置50とで構成されている。複合機10及び中継装置50は、通信ネットワークを介して相互に通信可能とされている。また、中継装置50は、通信ネットワークを介してサービス提供装置70と相互に通信可能とされている。通信ネットワークの具体例は特に限定されないが、本実施形態に係る通信ネットワークは、インターネット101と、インターネット101に接続されたLAN(Local Area Networkの略)102とで構成される。
図1の例において、LAN102は、ルータ102A等を通じてインターネット101に接続されている。また、複合機10はLAN102に属し、中継装置50及びサービス提供装置70はインターネット101に接続されている。なお、「LAN102に属する」とは、例えば、LAN102に属するための設定がされており、LAN102に属する他の装置と通信可能であること、より詳細には、LAN102に割り当てられたネットワークアドレスが付与されていることを指す。また、ルータ102Aは、ファイアウォールとして機能する。すなわち、当該ルータ102Aは、複合機10から中継装置50へ送信されるリクエスト、及び中継装置50から複合機10へ送信されるレスポンスを通過させる。一方、当該ルータ102Aは、中継装置50から複合機10へ送信されるリクエストを遮断する。
[複合機10]
複合機10は、図2(A)に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、表示部23と、操作部24と、通信部25と、CPU(Central Processing Unitの略)31と、記憶部32と、通信バス33とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス33を介して相互に接続されている。複合機10は、画像形成装置の一例である。但し、画像形成装置の具体例は複合機10に限定されず、例えば、プリンタ、ラベルプリンタ、スキャナ、FAX装置、ミシン、3Dプリンタ、3Dスキャナ等であってもよい。
すなわち、画像形成装置とは、画像データに基づいてインク、トナー、糸等の消耗品を平面媒体に配置することで平面画像を形成する装置、立体像データに基づいて立体像を形成する装置、平面画像に基づいて画像データを形成する装置、或いは立体像に基づいて立体像データを形成する装置を含む。より詳細には、画像形成装置は、画像データに基づいて印刷処理をすることによって、記録用紙に画像を形成してもよい。また、画像形成装置は、画像データに基づいて刺繍などの縫い上げ処理をすることによって、生地の表面に画像を形成してもよい。また、画像形成装置は、立体像データに基づいて樹脂の加工処理をすることによって、立体像を形成してもよい。また、画像形成装置は、平面画像の読取処理をすることによって、画像データを形成してもよい。さらに、画像形成装置は、立体像の読取処理をするによって、立体像データを形成してもよい。なお、印刷処理、縫い上げ処理、加工処理、読取処理の具体的な方式は限定されない。
[プリンタ部11、スキャナ部12]
プリンタ部11は、画像データで示される画像を記録用紙に記録する記録処理を実行する。プリンタ部11の記録方式は特に限定されないが、例えば、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ部12は、記録用紙に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン処理を実行する。複合機10は、さらに、FAXの送受信を行うFAX処理、記録用紙に記録された画像を読み取って他の記録用紙に記録する複写処理等を実行してもよい。
複合機10には、動作に伴って損耗する交換部品が着脱される。例えば、インクジェット方式のプリンタ部11に着脱されるインクカートリッジ、電子写真方式のプリンタ部11に着脱されるトナーカートリッジ及びドラム等は、交換部品の一例である。また、交換部品に装着されたICチップには、例えば、当該交換部品の型番、使用期限、残量等を示すデータが記憶されている。これらのデータは、後述する収集データとして中継装置50に送信され得る。
[表示部23]
表示部23は、各種情報を表示する表示画面を備える。表示部23の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。
[操作部24]
操作部24は、表示部23の表示画面に表示されたオブジェクトを選択するユーザの操作を受け付ける。具体的には、操作部24は、例えば押ボタンを有しており、押下された押ボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、操作部24は、表示部23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、表示部23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。タッチセンサには、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが操作部24を操作することによって選択可能な画像を指す。一例として、オブジェクトは表示部23に表示された文字列であって、操作部24の方向キーを押下することによってオブジェクトの1つがハイライト表示され、操作部24の決定ボタンを押下することによってハイライト表示されたオブジェクトが選択されてもよい。他の例として、操作部24がタッチパネルである場合のオブジェクトは表示部23に表示されたアイコン、ボタン、リンク等であって、タッチ位置に表示されたオブジェクトが選択されてもよい。
[通信部25]
通信部25は、通信ネットワークを通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。本実施形態に係る通信部25は、IP(Internet Protocolの略)プロトコルに準拠した方式で外部装置と通信する。すなわち、複合機10は、通信部25を通じて中継装置50に各種情報を出力し、通信部25を通じて中継装置50から各種データ又は各種情報を受信する。
[CPU31]
CPU31は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU31は、操作部24から出力される各種情報、及び通信部25を通じて外部装置から取得した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムを記憶部32から取得して実行する。すなわち、CPU31及び記憶部32は、制御部の一例を構成する。
[記憶部32]
記憶部32は、プログラム記憶領域32Aと、データ記憶領域32Bとを有する。プログラム記憶領域32Aには、OS(Operating Systemの略)34と、制御プログラム35とが格納される。なお、制御プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。データ記憶領域32Bには、制御プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32”というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10”というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
また、本明細書では、所定の演算が加えられる前後の「データ」及び「情報」を、同一のデータ及び情報として取り扱うことがある。例えば、暗号化されていないキー情報が記憶部に記憶されており、暗号化されたキー情報(以下、「暗号化キー情報」と表記する。)が通信部25を通じて受信されたとする。この場合において、記憶部に記憶されたキー情報と、暗号化キー情報を復号して得られる復号済キー情報とが一致するのであれば、キー情報、暗号化キー情報、及び復号済キー情報は、いずれも同一の「キー情報」として取り扱うことがある。なお、「所定の演算」は暗復号に限定されず、ハッシュ関数による演算等であってもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
なお、記憶部32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、CPU31によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU31を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU31がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する中継装置50及びサービス提供装置70についても同様である。
OS34は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ部11、スキャナ部12、表示部23、操作部24、及び通信部25等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS34が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS34を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS34のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述する中継装置50についても同様である。
[中継装置50]
中継装置50は、図2(B)に示されるように、表示部53と、操作部54と、通信部55と、CPU61と、記憶部62と、通信バス63とを主に備える。中継装置50に含まれる表示部53、操作部54、通信部55、CPU61、記憶部62、及び通信バス63は、複合機10に含まれる表示部23、操作部24、通信部25、CPU31、記憶部32、及び通信バス33と共通するので、再度の説明は省略する。CPU61及び記憶部62は制御部の一例を構成する。中継装置50は、サーバ装置の一例である。
データ記憶領域62Bは、図3(A)に示されるように、デバイスIDと、許諾フラグとを対応づけて記憶する。デバイスIDは、複合機10を識別するデバイス識別情報の一例である。許諾フラグは、対応するデバイスIDで識別される複合機10のユーザからデータ収集の許諾を受け付けたか否かを示すフラグである。許諾フラグには、許諾の手続きが未だ実行されていないことを示す”許諾待ち”、許諾の意思表示がなされたことを示す”許諾OK”、或いは許諾しない意思表示がなされたことを示す”許諾NG”のいずれかが設定される。以下、図3(A)に示される情報を記憶するデータ記憶領域62Bを「許諾リスト」と表記する。
また、データ記憶領域62Bは、図3(B)に示されるように、デバイスIDと、第1識別情報と、第1収集データと、第1日時情報とを互いに対応づけて記憶する。さらに、データ記憶領域62Bは、図3(C)に示されるように、デバイスIDと、第2識別情報と、第2収集データと、第2日時情報とを互いに対応づけて記憶する。以下、図3(B)に示される情報を記憶するデータ記憶領域62Bを「第1収集データリスト」と表記し、図3(C)に示される情報を記憶するデータ記憶領域62Bを「第2収集データリスト」と表記する。さらに、データ記憶領域62Bは、複合機10に送信すべき各種データを記憶する。
なお、第1識別情報は、第1収集データの種類を識別するものである。すなわち、第1収集データリストには、同一の第1識別情報に対応づけられた異なる第1収集データが記憶されることがある。例えば、第1識別情報がインクカートリッジの型番を示す場合の第1収集データは、複合機10に実際に装着されているインクカートリッジのICチップから読み出された型番である。また、第1日時情報は、対応する第1収集データの生成日時、送信日時、或いは受信日時等である。第2識別情報及び第2日時情報についても同様である。
[サービス提供装置70]
サービス提供装置70は、複合機10からデータを収集し、複合機10に利用させるサービスを提供する装置である。サービス提供装置70の具体例は特に限定されないが、例えば、「Dropbox(DropBox, Inc.の登録商標)」、「Google Drive(Googleは、Google, Inc.の登録商標)」、「Evernote(Evernote Corporationの登録商標)」等のサービスを提供する装置である。
[通信システム100の動作]
図4〜図9を参照して、通信システム100の動作を説明する。まず、本実施形態に係る通信システムは、図4に示されるように、複合機10で収集されたデータ(以下、「収集データ」と表記する。)を中継装置50に送信することの許諾を、複合機10のユーザから受けるための許諾受付処理を実行する。
まず、複合機10の制御プログラム35は、お知らせ通知確認画面を表示部23に表示させる(S11)。図8(A)は、お知らせ通知確認画面の一例である。図8(A)に示されるお知らせ通知確認画面は、「インターネットからお得な情報を取得しますか?」とのメッセージと、[はい]アイコンと、[いいえ]アイコンとを含む。なお、お知らせ通知確認画面を表示させるタイミングは特に限定されないが、例えば、複合機10に最初に電源が投入されたタイミングであってもよい。
次に、制御プログラム35は、お知らせ通知確認画面の[はい]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて(S12)、通信部25を通じて中継装置50に問合せ情報を送信する(S13)。以降、問合せ情報は、複合機10から中継装置50に定期的に送信される。問合せ情報は、お知らせデータの取得に関する情報である。例えば、問合せ情報は、お知らせデータの有無を中継装置50に問い合わせるための情報である。一方、制御プログラム35は、お知らせ通知確認画面の[いいえ]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて、図4に示される許諾受付処理を終了する。なお、複合機10が送信する情報には、複合機10を識別するデバイスIDを含む。また、問合せ情報は、複合機10のモデルを示すモデル情報を含んでもよい。
中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10から問合せ情報を受信したことに応じて(S13)、複合機10がお知らせデータの通知対象であるか否かを判断する(S14)。制御プログラム65は、例えばステップS14において、複合機10が対象モデルであり且つ複合機10が対象地域に設置されていることに応じて、当該複合機10がお知らせデータの通知対象であると判断すればよい。
複合機10が対象モデルである場合とは、例えば、中継装置50に設定された対象モデル情報と、問合せ情報に含まれる複合機10のモデル情報とが一致する場合である。また、複合機10が対象地域に設置されている場合とは、例えば、問合せ情報を含むIPパケットの送信元IPアドレスが、中継装置50に設定された対象IPアドレスの範囲に含まれる場合である。なお、対象モデル情報及び対象IPアドレスの範囲は、中継装置50の管理者によって設定され、データ記憶領域62Bに記憶される。また、問合せ情報を含むIPパケットの送信元IPアドレスには、当該IPパケットがルータ102Aを経由した時点において、ルータ102Aに割り当てられたグローバルIPアドレスが設定されている。
次に、制御プログラム65は、複合機10がお知らせデータの通知対象でないと判断したことに応じて(S14:No)、お知らせデータの通知対象外であることを示す第1返信情報を通信部55を通じて複合機10に送信する(S15)。一方、制御プログラム65は、複合機10がお知らせデータの通知対象であると判断したことに応じて(S14:Yes)、複合機10からデータ収集することが許諾されているか否かを判断する(S16)。ステップS16の処理は、判断処理の一例である。
制御プログラム65は、例えばステップS16において、問合せ情報に含まれるデバイスIDに対応づけて許諾リストに登録された許諾フラグに設定されている値を確認する。そして、制御プログラム65は、デバイスIDに対応する許諾フラグが”許諾待ち”であることに応じて、データ収集が未だ許諾されていないと判断する(S16:No)。他の例として、制御プログラム65は、問合せ情報に含まれるデバイスIDがデータ記憶領域62Bに記憶されていないことに応じて、データ収集が許諾されていないと判断する(S16:No)。
次に、制御プログラム65は、データ収集が未だ許諾されていないと判断したことに応じて(S16:No)、通信部55を通じて複合機10に第2返信情報を送信する(S17)。第2返信情報は、後述する許諾受付画面を表示できること示す通知画像をメニュー画面に表示させるための情報である。第2返信情報は、シナリオID=001を含む。シナリオIDは、複合機10のユーザによって通知画像が確認された後に実行される一連の処理を識別する識別情報である。
次に、複合機10の制御プログラム35は、通信部25を通じて中継装置50から第2返信情報を受信したことに応じて(S17)、通知画像を含むメニュー画面を表示部23に表示させる(S18)。図8(B)は、メニュー画面の一例である。図8(B)に示されるメニュー画面は、通知画像表示領域と、[詳細]アイコンと、[FAX]アイコンと、[コピー]アイコンと、[スキャン]アイコンとを含む。通知画像表示領域は、第2返信情報で示される通知画像が表示される領域である。ステップS18で表示される通知画像表示領域には、「データ収集の許諾」と表示される。
次に、制御プログラム35は、[FAX]アイコン、[コピー]アイコン、[スキャン]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて、各アイコンに対応づけられたFAX処理、複写処理、及びスキャン処理を実行する。また、制御プログラム35は、[詳細]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて(S19)、通信部25を通じて中継装置50にシナリオIDを送信する(S20)。ステップS20で送信されるシナリオIDは、第2返信情報に含まれるシナリオID=001である。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10からシナリオID=001を受信したことに応じて(S20)、通信部55を通じて複合機10に第1許諾情報を送信する(S21)。第1許諾情報は、複合機10のユーザがデータ収集を許諾するか否かを確認するための情報である。本実施形態に係る第1許諾情報は、複合機10のユーザにデータ収集を許諾するユーザ操作を促す許諾受付画像を定義する情報である。第1許諾情報は、例えば、HTML(HyperText Markup Languageの略)或いはXML(Extensible Markup Languageの略)等によって許諾受付画面を定義する。ステップS21の処理は、第1送信処理の一例である。
次に、複合機10の制御プログラム35は、通信部25を通じて中継装置50から第1許諾情報を受信したことに応じて(S21)、許諾受付画面を表示部23に表示させる(S22)。図9(A)は、許諾受付画面の一例である。図9(A)に示される許諾受付画面は、「複合機で収集したデータをブラザーに送信していいですか?」とのメッセージと、[はい]アイコンと、[いいえ]アイコンとを含む。ステップS22の処理は、表示制御処理の一例である。
次に、制御プログラム35は、許諾受付画面の[はい]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて(S23)、通信部25を通じて中継装置50に第2許諾情報を送信する(S24)。第2許諾情報は、データ収集が許諾されたことを示す情報である。ステップS24の処理は、許諾確認処理の一例である。一方、制御プログラム35は、許諾受付画面の[いいえ]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて、通信部25を通じて中継装置50に第3許諾情報を送信し、図4に示される許諾受付処理を終了する。第3許諾情報は、データ収集が許諾されなかったことを示す情報である。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10から第2許諾情報を受信したことに応じて(S24)、第2許諾情報に含まれるデバイスIDに対応する許諾フラグに”許諾OK”を示す値を設定する(S25)。なお、許諾フラグに設定される”許諾OK”は、第2許諾情報に含まれていてもよい。すなわち、許諾リストには、デバイスIDと第2許諾情報とが対応づけて登録されてもよい。一方、制御プログラム65は、ステップS24において、通信部55を通じて複合機10から第3許諾情報を受信したことに応じて、第3許諾情報に含まれるデバイスIDに対応する許諾フラグに”許諾NG”を示す値を設定する。この場合、制御プログラム65は、ステップS26以降の処理を実行することなく、図4に示される許諾受付処理を終了する。
また、制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10にアクティブ情報を送信する(S26)。アクティブ情報は、複合機10のデータ収集機能をアクティブにするための情報である。また、アクティブ情報は、後述する要求情報の送信先である第2装置50Bの所在を示すURL(Uniform Resource Locatorの略)を含んでもよい。URLは、所在情報の一例である。ステップS25、S26の処理は、第2送信処理の一例である。なお、第2装置50Bの所在を示すURLが予め複合機10に記憶されている場合には、当該URLがアクティブ情報に含まれていなくてもよい。
次に、複合機10の制御プログラム35は、通信部25を通じて中継装置50からアクティブ情報を受信したことに応じて(S26)、データ収集機能をアクティブにする。データ収集機能は、例えば、複合機10から収集した収集データを中継装置50に送信するために必要な全ての機能を指す。例えば、中継装置50に収集データを受信させるための事前準備を実行する機能、複合機10からデータを収集する機能、及び当該データを中継装置50に収集する機能等は、データ収集機能の一例である。
また、中継装置50の制御プログラム65は、ステップS16において、デバイスIDに対応する許諾フラグが”許諾OK”であることに応じて、データ収集が既に許諾されたと判断する(S16:Yes)。そして、制御プログラム65は、データ収集が既に許諾されたと判断したことに応じて(S16:Yes)、複合機10に送信すべきお知らせデータがデータ記憶領域62Bに記憶されているか否かを判断する(S28)。お知らせデータをデータ記憶領域62Bに記憶させる方法は、図7を参照して後述する。さらに、制御プログラム65は、ステップS16において、デバイスIDに対応する許諾フラグが”許諾NG”であることに応じて、ステップS17、S28以降の処理を実行することなく、図4に示される許諾受付処理を終了する。
そして、制御プログラム65は、お知らせデータがデータ記憶領域62Bに記憶されていることに応じて(S28:Yes)、データ記憶領域62Bから取得したお知らせデータを通信部55を通じて複合機10に送信する(S29)。本実施形態に係るお知らせデータは、新たな交換部品の購入を複合機10のユーザに促すためのデータである。より詳細には、お知らせデータは、交換部品の購入金額を割り引く割引クーポンを識別するクーポン番号と、当該割引クーポンを示すクーポン画像とを含む。
次に、複合機10の制御プログラム35は、通信部25を通じて中継装置50からお知らせデータを受信したことに応じて(S29)、お知らせ画面を表示部23に表示させる(S30)。図9(B)は、お知らせ画面の一例である。図9(B)に示されるお知らせ画面は、「お得なクーポンを発行します。クーポン番号:1234567」とのメッセージと、[OK]アイコンと、[印刷]アイコンとを含む。
そして、制御プログラム35は、お知らせ画面の[OK]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて、お知らせ画面の表示を終了する。一方、制御プログラム35は、お知らせ画面の[印刷]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24が受け付けたことに応じて、クーポン画像を記録用紙に対してプリンタ部11に記録させる。この処理は、記録処理の一例である。なお、制御プログラム35は、お知らせ画面の表示を省略して、通信部25を通じて中継装置50からお知らせデータを受信したことに応じて、記録処理を実行してもよい。
また、データ収集機能がアクティブにされた複合機10を含む通信システム100は、図5に示されるように、第1収集データ送受信処理を実行する。まず、制御プログラム35は、通信部25を通じて中継装置50に登録情報を送信する(S31)。登録情報は、複合機10がデータ収集の対象であることを中継装置50に通知するための情報である。登録情報は、複合機10のデバイスIDを含む。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10から登録情報を受信したことに応じて(S31)、登録情報に含まれるデバイスIDをデータ記憶領域62Bに記憶させる(S32)。また、制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10に受付情報を送信する(S33)。受付情報は、デバイスIDが登録されたことを複合機10に通知するための情報である。
次に、複合機10の制御プログラム35は、通信部25を通じて中継装置50から受付情報を受信したことに応じて(S33)、通信部25を通じて中継装置50に第1要求情報を送信する(S34)。第1要求情報は、第1収集データの収集及び送信に必要な情報を中継装置50に送信させるための情報である。なお、第1要求情報は、登録情報を含んでもよい。すなわち、ステップS31、S34は、独立して実行されてもよいし、同時に実行されてもよい。ステップS31、S34の処理は、第1要求処理の一例である。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10から第1要求情報を受信したことに応じて(S34)、データ記憶領域62Bに記憶された第1認証情報、第1期限情報、及び第1指示情報を通信部55を通じて複合機10に送信する(S35)。第1認証情報は、収集データを複合機10に受信させるために必要な情報である。第1認証情報は、例えば、Tokenである。第1期限情報は、第1認証情報の有効期限を示す情報である。第1指示情報は、収集すべきデータの送信を複合機10に指示するための情報である。第1指示情報は、第1収集データを識別する第1識別情報と、第1収集データの送信周期を示す第1周期情報とを含む。第1指示情報を中継装置50が取得する方法は、図7を参照して後述する。ステップS32、S35の処理は、第3送信処理或いは第1指示処理の一例である。
次に、複合機10の制御プログラム35は、第1認証情報、第1期限情報、及び第1指示情報を通信部25を通じて中継装置50から受信したことに応じて(S35)、受信した各種情報をデータ記憶領域32Bに記憶させる(S36)。ステップS35の処理は、第1受信処理の一例である。また、制御プログラム35は、アカウント情報を取得済みか否かを判断する(S37)。
アカウント情報は、例えば、中継装置50によって事前にサービス提供装置70に割り当てられており、且つ複合機10のユーザに配布された情報である。アカウント情報は、例えば、PIN(Personal identification numberの略)であってもよいし、ユーザ識別情報及びパスワードの組み合わせであってもよい。また、アカウント情報の取得方法は特に限定されないが、制御プログラム35は、例えば、操作部24を通じてユーザからアカウント情報を取得してもよいし、通信部25を通じて第1装置50A等からアカウント情報を取得してもよい。
次に、制御プログラム35は、アカウント情報を未だ受信していないことに応じて(S37:No)、第1識別情報で識別される第1収集データを収集し、第1認証情報を用いて第1収集データ及び第1識別情報を通信部25を通じて中継装置50に送信する(S39)。ステップS39の処理は、第1収集処理の一例である。なお、第1認証情報を用いて第1収集データ及び第1識別情報を送信するとは、例えば、第1認証情報で暗号化された第1収集データ及び第1識別情報を送信することを指してもよい。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、第1認証情報を用いて複合機10から送信された第1収集データ及び第1識別情報を前記通信部55を通じて受信したことに応じて(S39)、第1収集データ及び第1認証情報を複合機10のデバイスIDと対応づけて第1収集データリストに登録する(S40)。ステップS40の処理は、記憶制御処理の一例である。
複合機10の制御プログラム35は、第1周期情報で示される送信周期が到来するのを、第1収集処理の実行後に監視する(S41)。次に、制御プログラム35は、送信周期が到来したことに応じて(S41:Yes)、第1期限情報で示される有効期限が到来したか否かを判断する(S42)。そして、制御プログラム35は、第1認証情報の有効期限が未だ到来していないことに応じて(S42:Yes)、再び第1収集処理を実行する(S39)。すなわち、制御プログラム35は、第1認証情報の有効期限が到来するまでの間、送信周期が到来する度に第1収集処理を実行する。
一方、制御プログラム35は、送信周期が到来し且つ有効期限が既に到来していたことに応じて(S41:Yes&S42:No)、通信部25を通じて中継装置50に再送要求情報を送信する(S43)。再送要求情報は、新たな第1認証情報及び新たな第1期限情報を中継装置50に送信させるための情報である。ステップS43の処理は、再送要求処理の一例である。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10から再送要求情報を受信したことに応じて(S43)、新たな第1指示情報がデータ記憶領域62Bに記憶されているか否かを判断する(S44)。そして、制御プログラム65は、新たな第1指示情報がデータ記憶領域62Bに記憶されていないことに応じて(S44:No)、新たな第1認証情報及び新たな第1期限情報を、通信部55を通じて複合機10に送信する(S45)。
一方、制御プログラム65は、新たな第1指示情報がデータ記憶領域62Bに記憶されていることに応じて(S44:Yes)、新たな第1認証情報、新たな第1期限情報、及び新たな第1指示情報を、通信部55を通じて複合機10に送信する(S46)。新たな第1認証情報及び新たな第1期限情報は、例えば中継装置50によって生成される。新たな第1指示情報を中継装置50が取得する方法は、図7を参照して後述する。ステップS46の処理は、第1更新処理の一例である。
また、複合機10の制御プログラム35は、新たな第1認証情報及び新たな期限情報を通信部25を通じて中継装置50から取得したことに応じて(S45)、データ記憶領域32Bに既に記憶されている第1認証情報及び第1期限情報を、新たな第1認証情報及び新たな第1期限情報で上書きする。そして、制御プログラム35は、当該新たな第1認証情報を用いて第1収集処理を実行する(S39)。
一方、制御プログラム35は、新たな第1認証情報、新たな第1期限情報、及び新たな第1指示情報を通信部25を通じて中継装置50から受信したことに応じて(S46)、データ記憶領域32Bに既に記憶されている第1認証情報、第1期限情報、及び第1指示情報を、新たな第1認証情報、新たな第1期限情報、及び新たな第1指示情報で上書きする。そして、制御プログラム35は、当該新たな第1認証情報を用いて第1収集処理を実行する(S39)。なお、制御プログラム35は、ここで実行される第1収集処理において、古い第1識別情報で識別される第1収集データと、新たな第1識別情報で識別される第1収集データとを中継装置50に送信する。
複合機10がアカウント情報を取得する前の通信システム100は、ステップS37〜S46の処理を繰り返し実行する。一方、制御プログラム35は、第1要求処理(S31、S34)を実行し且つアカウント情報を取得したことに応じて(S37:Yes)、図6に示されるように、第2収集データ送受信処理を実行する(S38)。換言すれば、複合機10がアカウント情報を取得した後は、ステップS37〜S46の処理が実行されない。
まず、制御プログラム35は、通信部25を通じて中継装置50に第2要求情報を送信する(S51)。第2要求情報は、第2収集データの収集及び送信に必要な情報を中継装置50に送信させるための情報である。第2要求情報は、アカウント情報を含む。ステップS51の処理は、第2要求処理の一例である。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10から第2要求情報を受信したことに応じて(S51)、アカウント情報に対応する第2指示情報がデータ記憶領域62Bに記憶されているか否かを判断する(S52)。第2指示情報をデータ記憶領域62Bに記憶させる方法は、図7を参照して後述する。そして、制御プログラム65は、アカウント情報に対応する第2指示情報がデータ記憶領域62Bに記憶されていないことに応じて(S52:No)、通信部55を通じて複合機10にエラー情報を送信する(S53)。エラー情報は、送信すべき第2指示情報が存在しないことを複合機10に通知するための情報である。
一方、制御プログラム65は、アカウント情報に対応する第2指示情報がデータ記憶領域62Bに記憶されていることに応じて(S52:Yes)、データ記憶領域62Bに記憶された第2認証情報、第2期限情報、及び第2指示情報を、通信部55を通じて複合機10に送信する(S54)。第2認証情報、第2期限情報、及び第2指示情報は、前述の第1認証情報、第1期限情報、及び第1指示情報と共通する。但し、第2期限情報で示される有効期限は、第1認証情報で示される有効期限より長い。また、第2指示情報は、第1識別情報と、第1識別情報と異なる第2識別情報とを含む。ステップS54の処理は、第3送信処理或いは第2指示処理の一例である。
次に、複合機10の制御プログラム35は、第2認証情報、第2期限情報、及び第2指示情報を通信部25を通じて中継装置50から受信したことに応じて(S54)、受信した各種情報をデータ記憶領域32Bに記憶させる(S55)。ステップS54の処理は、第2受信処理の一例である。そして、制御プログラム35は、第1識別情報で識別される第1収集データ及び第2識別情報で識別される第2収集データを収集し、第2認証情報を用いて第1収集データ、第2収集データ、第1識別情報、及び第2識別情報を通信部25を通じて中継装置50に送信する(S56)。ステップS56の処理は、第2収集処理の一例である。
次に、中継装置50の制御プログラム65は、第2認証情報を用いて複合機10から送信された第1収集データ、第2収集データ、第2識別情報、及び第2識別情報を前記通信部55を通じて受信したことに応じて(S56)、第1識別情報及び第1収集データをデバイスIDと対応づけて第1収集データリストに登録し、第2識別情報及び第2収集データをデバイスIDと対応づけて第2収集データリストに登録する(S57)。以降、複合機10と中継装置50との間において、第2周期情報で示される送信周期が到来する度に第2収集データが送信される。
また、複合機10の制御プログラム35は、第2受信処理を実行したことに応じて、中継装置50との間にコネクション(以下、「XMPPコネクション」と表記する。)を確立する(S58)。ステップS58の処理は、コネクション確立処理の一例である。コネクション確立処理は、XMPP over BOSH(Extensible Messaging and Presence Protocol Over Bidirectional−Streams Over Synchronous HTTPの略)に準拠した手順で実行される。なお、複合機10と中継装置50との間にXMPPサーバが介在していてもよい。
XMPP over BOSHは、コネクションを確立した状態をほぼ常時維持するプロトコルである。但し、複合機10と中継装置50との間でコネクションを確立させるプロトコルは、XMPP over BOSHに限定されず、例えば、接続確立型のプロトコル、常時接続型のプロトコル、或いは接続維持型のプロトコルと呼ばれるプロトコルであればよい。
XMPPコネクションは、ルータ102Aを経由して中継装置50から複合機10へリクエストを送信する(所謂、「サーバプッシュ」を指す。)ためのコネクションである。なお、XMPPコネクションは、予め定められた接続維持期間が経過したことによって切断される。そこで、制御プログラム35は、例えば、接続維持期間より短い再接続期間が経過したことに応じて、中継装置50との間にXMPPコネクションを確立する。XMPPコネクションは、例えば第2収集データ送受信処理が実行されている間、複合機10によって維持される。
一方、中継装置50の制御プログラム65は、新たな第2指示情報の取得を監視する(S59)。そして、制御プログラム65は、サービス提供装置70から新たな第2指示情報を取得したことに応じて(S59:Yes)、XMPPコネクションを通じて複合機10に当該第2指示情報を送信する(S60)。新たな第2指示情報を中継装置50が取得する方法は、図7を参照して後述する。ステップS60の処理は、第2更新処理の一例である。
次に、複合機10の制御プログラム35は、新たな第2指示情報を通信部25を通じて中継装置50から受信したことに応じて(S60)、データ記憶領域32Bに既に記憶されている第2指示情報を、新たな第2指示情報で上書きする(S61)。そして、制御プログラム35は、新たな第2指示情報に従って第2収集処理を実行する(S56)。ステップS56〜S61の処理は、第2収集データ送受信処理が実行されている間、継続して実行される。
また、本実施形態に係る通信システム100は、前述した図4〜図6の各処理と並行して図7に示される処理を実行する。すなわち、図4〜図6に示される各処理と、図7に示される処理とは、非同期に実行される。
まず、中継装置50の制御プログラム65は、通信部55を通じてサービス提供装置70から第2指示情報及びアカウント情報を受信したことに応じて(S71)、当該第2指示情報及びアカウント情報を対応づけてデータ記憶領域62Bに記憶させる(S72)。ここで記憶された第2指示情報は、第2更新処理(S60)において複合機10に送信される。なお、サービス提供装置70から受信された第2指示情報には、第1識別情報が含まれてない。すなわち、制御プログラム65は、ステップS60において、サービス提供装置70から取得した第2指示情報に第1識別情報を含めて複合機10に送信する。また、図示は省略するが、制御プログラム65は、操作部54或いは通信部55を通じて中継装置50の管理者から第1指示情報を取得したことに応じて、当該第1指示情報をデータ記憶領域62Bに記憶させる。
また、制御プログラム65は、通信部55を通じてサービス提供装置70から第2収集データ要求情報を受信したことに応じて(S73)、当該サービス提供装置70に送信すべき第2収集データが第2収集データリストに登録されているか否かを判断する(S74)。そして、制御プログラム65は、第2収集データが第2収集データリストに登録されていることに応じて(S74:Yes)、第2収集データリストに登録された第2収集データを、対応するデバイスID、第2識別情報、及び第2日時情報と共に、通信部55を通じてサービス提供装置70に送信する(S75)。ステップS56、S57、S75の一連の処理は、中継処理の一例である。
また、制御プログラム65は、操作部54或いは通信部55を通じて中継装置50の管理者から第1収集データ出力指示を取得したことに応じて(S76)、出力すべき第1収集データが第1収集データリストに登録されているか否かを判断する(S77)。そして、制御プログラム65は、第1収集データが第1収集データリストに登録されていることに応じて(S77:Yes)、第1収集データリストに登録された第1収集データを、対応するデバイスID、第1識別情報、及び第1日時情報と共に出力する(S78)。第1収集データの出力方法は特に限定されないが、例えば、第1収集データを表示部53に表示させてもよいし、通信部55を通じて管理者の端末に送信してもよいし、中継装置50に接続されたプリンタに印刷させてもよい。ステップS78の処理は、出力処理の一例である。
中継装置50の管理者は、ステップS78で出力された情報に基づいて、どのようなお知らせデータを複合機10に送信すべきか等を検討することができる。当該管理者は、例えば、複数のタイミングで収集された第1収集データの値の変化を解析することによって、当該第1収集データに関連する交換部品のクーポンを複合機10のユーザに取得させると決定してもよい。また、この処理は、管理者が実行することに限定されず、中継装置50或いは他の装置によって実行されてもよい。
さらに、制御プログラム65は、操作部54或いは通信部55を通じて中継装置50の管理者からお知らせデータを取得したことに応じて(S79)、当該お知らせデータをデータ記憶領域62Bに記憶させる(S80)。ここで記憶されたお知らせデータは、ステップS29において複合機10に送信される。ステップS79で中継装置50に入力されるお知らせデータは、ステップS78で出力された第1収集データに基づいて生成される。ステップS79、S80の処理は、取得処理の一例である。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、データ収集の許諾をユーザから受け付けたことに応じて第1収集データを中継装置50に送信し、アカウント情報を取得していたことに応じて第2収集データを中継装置50に送信する。そして、中継装置50は、第1要求情報の送信元の複合機10から収集した第1収集データをデータ記憶領域62Bに記憶させ、第2要求情報の送信元の複合機10から収集した第2収集データをサービス提供装置70に中継する。その結果、データ収集の許諾手続きに応じて収集データの種類を切り替えることができる。これにより、中継装置50が必要とする第1収集データを管理者に出力し、サービス提供装置70が必要とする第2収集データをサービス提供装置70に中継することができる。
また、上記の実施形態によれば、データの収集元である複合機10と中継装置50との間でデータ収集の許諾手続きが実行される。その結果、PC等の他のデバイスを通じて認証手続きを実行する場合と比較して、認証手続きを簡素化することができる。また、上記の実施形態によれば、お知らせデータの送信が問い合わせられたタイミングで許諾手続きが開始される。すなわち、ユーザがお知らせデータの取得を希望したタイミングで許諾手続きが実行される。なお、上記の実施形態によれば、複合機10においてデータ収集が許諾されたことを中継装置50の許諾リストで管理することができる。但し、データ収集が許諾されたか否かの管理は、中継装置50に限定されず、複合機10でなされてもよい。
また、上記の実施形態によれば、第1収集データに基づいてお知らせデータが生成され、問合せ情報の送信タイミングでお知らせデータが複合機10に送信される。これにより、複合機10のユーザにクーポンを取得させることができる。なお、ユーザは、お知らせ画面に表示されたクーポン番号を交換部品を購入するWEBサイトに入力してもよいし、用紙に印刷されたクーポン画像に含まれるQRコード(登録商標)等を読み取ることによって交換部品を購入するWEBサイトにアクセスしてもよい。
なお、本実施形態における交換部品は、複合機10の動作に伴って損耗するものに限定されない。すなわち、交換部品は、複合機10の動作に必要であって且つ複合機10に対して着脱可能であればよい。一例として、記録用紙を支持するトレイ或いは定型フォーマットの画像データを記憶するメモリーカード等も交換部品の一例である。そして、この場合の中継装置50は、例えば、複合機10に装着されているトレイより大容量のトレイの購入を促すお知らせデータを複合機10に送信してもよいし、メモリーカードが未装着の複合機10に対してメモリーカードの購入を促すお知らせデータを複合機10に送信してもよい。
また、上記の実施形態によれば、第1収集データ送受信処理において、第1周期情報で示される送信周期毎に第1収集データが複合機10から中継装置50に送信される。また、第2収集データ送受信処理において、第2周期情報で示される送信周期毎に第1収集データ及び第2収集データが複合機10から中継装置50に送信される。但し、ステップS39〜S46の処理と、ステップS56〜S61の処理とが並行して実行されてもよい。これにより、第1周期情報に従って第1収集データが送信され、第2周期情報に従って第2収集データが送信される。
また、上記の実施形態によれば、第1更新処理によって第1指示情報が更新され、第2更新処理によって第2指示情報が更新される。その結果、所望の収集データを複合機10から取得することができる。その結果、第1収集データに基づいて適切なお知らせデータを生成することができる。また、サービス提供装置70が所望する第2収集データを中継することができる。なお、第1認証情報の有効期限が到来したタイミングで第1更新処理が実行されるので、既存の処理を大きく変更することなく第1更新処理を実現できる。また、XMPPコネクションを用いて第2更新処理が実行されるので、第2指示情報の変更を直ちに反映させることができる。
また、上記の実施形態において、複合機10から送信される各種情報は、HTTP(Hypertext Transfer Protocolの略)リクエストとして中継装置50に送信される。一方、中継装置50から送信される各種情報は、HTTPレスポンスとして複合機10に送信される。但し、ステップS60で送信される新たな第2指示情報は、XMPPコネクションを通じて複合機10に送信される。
なお、ステップS21における第1許諾情報は、ステップS13における問合せ情報の応答として送信される。すなわち、ステップS15、S17〜S20の処理は省略可能である。このように、要求及び応答の一対の情報が複合機10と中継装置50との間で送受信される間に他の処理が実行されてもよい。また、ステップS35における第1認証情報、第1期限情報、及び第1指示情報は、ステップS31、S34における第1要求情報の応答として送信される。このように、複合機10と中継装置50との間で送受信される一対の情報の一方は、複数に分割されていてもよい。
同様に、ステップS26におけるアクティブ情報は、ステップS24における第2許諾情報の応答として送信される。ステップS29におけるお知らせデータは、ステップS13における問合せ情報の応答として送信される。ステップS45、S46における各種情報は、ステップS43における再送要求情報の応答として送信される。ステップS53、S54における各種情報は、ステップS51における第2要求情報の応答として送信される。
また、本実施形態における中継装置50は、図1に示されるように、第1装置50Aと、第2装置50Bと、記憶部62とで構成されていてもよい。第1装置50A及び第2装置50Bは、通信ネットワークを通じて記憶部62にアクセス可能であってもよい。この場合において、図4に示される認証受付処理は、第1装置50Aによって実行される。また、図5に示される第1収集データ送受信処理及び図6に示される第2収集データ送受信処理は、第2装置50Bによって実行される。さらに、図7に示される処理のうち、ステップS71〜S78の処理は第2装置50Bで実行され、ステップS79〜S80の処理は第1装置50Aで実行される。
また、本実施形態における中継装置50は、1つの第1装置50Aと、複数の第2装置50Bとで構成されていてもよい。また、複数の第2装置50Bそれぞれには、データ収集の担当地域が割り当てられていてもよい。すなわち、第2装置50Bは、担当地域に設置された複合機10から収集データを受信する。この場合の第1装置50Aは、ステップS26において、アクティブ情報の送信先の複合機10の設置場所を担当する第2装置50BのURLをアクティブ情報に含めればよい。
なお、各実施形態の複合機10或いは中継装置50において、記憶部32、62のプログラム記憶領域32A、62Aに記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10或いは中継装置50として実現できるだけでなく、複合機10或いは中継装置50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワークを介して複合機10或いは中継装置50に接続可能なサーバ装置に搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバ装置の記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワークを介して配信されてもよい。
10・・・複合機
23・・・表示部
24・・・操作部
25,55・・・通信部
31,61・・・CPU
32,62・・・記憶部
50・・・中継装置
70・・・サービス提供装置

Claims (11)

  1. インターネットを通じて画像形成装置及びサービス提供装置と通信する通信部と、
    記憶部と、
    制御部と、を備える中継装置であって、
    前記制御部は、
    前記画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該デバイス識別情報を前記記憶部に記憶させると共に、第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データの送信に必要な第1認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第1指示処理と、
    前記サービス提供装置に割り当てられ且つ前記画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を含む第2要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データの送信に必要な第2認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第2指示処理と、
    前記第1認証情報を用いて送信された前記第1収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第1収集データを前記デバイス識別情報と対応づけて前記記憶部に記憶させる記憶制御処理と、
    前記第2認証情報を用いて送信された前記第2収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第2収集データを前記通信部を通じて前記サービス提供装置に送信する中継処理と、を実行する中継装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1指示処理において、前記第1認証情報の有効期限を示す期限情報をさらに含む第1指示情報と、前記第1認証情報とを前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信し、
    新たな前記第1認証情報の送信を要求する再送要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信し、且つ新たな前記第1指示情報を取得していたことに応じて、新たな前記第1認証情報及び新たな前記第1指示情報を前記画像形成装置に送信する第1更新処理を、さらに実行する請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記制御部は、前記通信部を通じて前記サービス提供装置から新たな前記第2指示情報を受信したことに応じて、前記画像形成装置によって継続して確立されているXMPPコネクションを通じて新たな前記第2指示情報を送信する第2更新処理を、さらに実行する請求項1又は2に記載の中継装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1指示処理において、前記第1収集データの送信周期を示す第1周期情報をさらに含む前記第1指示情報と、前記第1認証情報とを、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信し、
    前記第2指示処理において、前記第2収集データの送信周期を示す第2周期情報をさらに含む前記第2指示情報と、前記第2認証情報とを、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する請求項1から3のいずれかに記載の中継装置。
  5. インターネット上の中継装置と通信する通信部と、
    ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    制御部と、を備える画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    該画像形成装置で収集した収集データを前記中継装置に送信することを許諾するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、該画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第1要求処理と、
    第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第1認証情報を、前記第1要求情報の応答として前記通信部を通じて前記中継装置から受信する第1受信処理と、を実行し、
    前記第1要求処理を実行し且つ該画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を取得したことに応じて、さらに、
    前記アカウント情報を含む第2要求情報を前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第2要求処理と、
    第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第2認証情報を、前記第2要求情報の応答として前記通信部を通じて前記中継装置から受信する第2受信処理と、を実行し、
    前記第2受信処理を実行する前において、前記第1認証情報を用いて前記第1収集データを前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第1収集処理をさらに実行し、
    前記第2受信処理を実行した後において、前記第2認証情報を用いて前記第2収集データを前記通信部を通じて前記中継装置に送信する第2収集処理をさらに実行する画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第2受信処理において、前記第1識別情報を前記通信部を通じて前記中継装置からさらに受信し、
    前記第2収集処理において、前記第2認証情報を用いて前記第1収集データを前記通信部を通じて前記中継装置にさらに送信する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第1受信処理において、前記第1収集データの送信周期を示す周期情報をさらに含む前記第1指示情報を、前記通信部を通じて前記中継装置から受信し、
    前記送信周期が到来する度に前記第1収集処理を実行する請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第1受信処理において、前記第1認証情報の有効期限を示す期限情報を前記通信部を通じて前記中継装置からさらに受信し、
    前記送信周期が到来し且つ前記有効期限を徒過したことに応じて、新たな前記第1認証情報の送信を要求する再送要求情報を、前記通信部を通じて前記中継装置に送信する再送要求処理をさらに実行し、
    新たな前記第1指示情報及び新たな前記第1認証情報を前記再送要求情報の応答として前記通信部を通じて前記中継装置から受信したことに応じて、新たな前記第1指示情報及び新たな前記第1認証情報を用いて前記第1収集処理を実行する請求項5から7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    該画像形成装置と前記中継装置との間でXMPPコネクションを確立するコネクション確立処理を実行し、
    新たな前記第2指示情報を前記XMPPコネクションを通じて前記中継装置から受信したことに応じて、新たな前記第2指示情報を用いて前記第2収集処理を実行する請求項5から8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. インターネットを通じて画像形成装置及びサービス提供装置と通信する通信部と、記憶部とを備えるコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
    前記画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該デバイス識別情報を前記記憶部に記憶させると共に、第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データの送信に必要な第1認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第1指示処理と、
    前記サービス提供装置に割り当てられ且つ前記画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を含む第2要求情報を前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データの送信に必要な第2認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する第2指示処理と、
    前記第1認証情報を用いて送信された前記第1収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第1収集データを前記デバイス識別情報と対応づけて前記記憶部に記憶させる記憶制御処理と、
    前記第2認証情報を用いて送信された前記第2収集データを前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第2収集データを前記通信部を通じて前記サービス提供装置に送信する中継処理と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  11. ユーザ操作を受け付ける操作部、第1通信部、及び第1制御部を有する画像形成装置と、記憶部、第2通信部、及び第2制御部を有する中継装置とが、インターネットを通じて相互に通信可能な通信システムであって、
    前記第1制御部は、
    該画像形成装置で収集した収集データを前記中継装置に送信することを許諾するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、該画像形成装置を識別するデバイス識別情報を含む第1要求情報を前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第1要求処理と、
    第1収集データを識別する第1識別情報を含む第1指示情報及び前記第1収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第1認証情報を、前記第1要求情報の応答として前記第1通信部を通じて前記中継装置から受信する第1受信処理と、を実行し、
    前記第1要求処理を実行し且つ該画像形成装置のユーザに配布されたアカウント情報を取得したことに応じて、さらに、
    前記アカウント情報を含む第2要求情報を前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第2要求処理と、
    第2収集データを識別する第2識別情報を含む第2指示情報及び前記第2収集データを前記中継装置に受信させるために必要な第2認証情報を、前記第2要求情報の応答として前記第1通信部を通じて前記中継装置から受信する第2受信処理と、を実行し、
    前記第2受信処理を実行する前において、前記第1認証情報を用いて前記第1収集データを前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第1収集処理をさらに実行し、
    前記第2受信処理を実行した後において、前記第2認証情報を用いて前記第2収集データを前記第1通信部を通じて前記中継装置に送信する第2収集処理をさらに実行し、
    前記第2制御部は、
    前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から前記第1要求情報を受信したことに応じて、当該デバイス識別情報を前記記憶部に記憶させると共に、前記第2通信部を通じて前記画像形成装置に前記第1指示情報及び前記第1認証情報を送信する第1指示処理と、
    前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から前記第2要求情報を受信したことに応じて、前記第2通信部を通じて前記画像形成装置に前記第2指示情報及び前記第2認証情報を送信する第2指示処理と、
    前記第1認証情報を用いて送信された前記第1収集データを前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第1収集データを前記デバイス識別情報と対応づけて前記記憶部に記憶させる記憶制御処理と、
    前記第2認証情報を用いて送信された前記第2収集データを前記第2通信部を通じて前記画像形成装置から受信したことに応じて、当該第2収集データを前記第2通信部を通じてサービス提供装置に送信する中継処理と、を実行する通信システム。
JP2014169083A 2014-08-22 2014-08-22 中継装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム Active JP6369220B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014169083A JP6369220B2 (ja) 2014-08-22 2014-08-22 中継装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014169083A JP6369220B2 (ja) 2014-08-22 2014-08-22 中継装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016045680A JP2016045680A (ja) 2016-04-04
JP6369220B2 true JP6369220B2 (ja) 2018-08-08

Family

ID=55636203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014169083A Active JP6369220B2 (ja) 2014-08-22 2014-08-22 中継装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6369220B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202109A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Toshiba Corp データ収集装置、およびデータ収集プログラム
JP2006164157A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Canon Inc プリントサービスシステム
JP2011198216A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP5482530B2 (ja) * 2010-07-16 2014-05-07 株式会社リコー 機器管理システム、機器管理装置、及び機器管理方法
JP5899749B2 (ja) * 2011-09-27 2016-04-06 株式会社リコー 制御システム、制御装置、及び制御プログラム
US8760679B2 (en) * 2012-02-27 2014-06-24 Ricoh Company, Ltd. Cloud print service

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016045680A (ja) 2016-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6387740B2 (ja) サーバ装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム
JP5885715B2 (ja) 印刷システム、情報処理装置
JP2018206147A (ja) 印刷システムおよびプログラム
JP6364999B2 (ja) 通信システム、サーバ装置、及びクライアント装置
US9807262B2 (en) Relaying apparatus communicating with information processing terminal, image processing apparatus, and service-providing apparatus
JP5817766B2 (ja) 情報処理装置、通信システム及びプログラム
JP2016091063A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6354336B2 (ja) クライアント装置、サービス実行システム、及びプログラム
JP2016136327A (ja) 画像形成システムおよび画像形成システムの制御プログラム
JP5261130B2 (ja) 画像形成装置及び画像出力システム
JP2016140044A (ja) 記入フォーム提供装置、画像形成装置及びプログラム
JP2012068957A (ja) 制御情報更新装置、画像処理装置、管理装置及びプログラム
JP6369220B2 (ja) 中継装置、画像形成装置、プログラム、及び通信システム
JP2016116112A (ja) 情報処理システム、中継装置、中継方法および中継プログラム
JP5175628B2 (ja) 画像形成装置、キー管理サーバ装置およびアクティベーションシステム
JP5091776B2 (ja) 画像形成装置、キー管理サーバ装置およびアクティベーションシステム
US10924626B2 (en) Image forming apparatus and log information acquisition system
JP6451086B2 (ja) 中継装置、サービス実行システム、及びプログラム
JP7000735B2 (ja) 画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム
JP2009303118A (ja) アクティベーションシステム
JP5285970B2 (ja) キー管理サーバ装置
JP6743622B2 (ja) 中継サーバ及びシステム
JP6432419B2 (ja) サーバ、画像形成装置、及びデータ収集システム
JP6597874B2 (ja) 画像出力装置及びサーバ
JP6465198B2 (ja) 登録サーバのプログラム、情報機器、情報機器のプログラム、及びネットワークシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180216

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20180216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6369220

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150